JPH0669370B2 - モノクローナル抗ウシラクトフェリン抗体産生ハイブリドーマの製造法 - Google Patents

モノクローナル抗ウシラクトフェリン抗体産生ハイブリドーマの製造法

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JPH0669370B2 JP59145667A JP14566784A JPH0669370B2 JP H0669370 B2 JPH0669370 B2 JP H0669370B2 JP 59145667 A JP59145667 A JP 59145667A JP 14566784 A JP14566784 A JP 14566784A JP H0669370 B2 JPH0669370 B2 JP H0669370B2
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Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、モノクローナル抗ウシラクトフエリン抗体を
産生するハイブリドーマの製造法に関する。
ラクトフエリンは乳汁などの外分泌液中に存在する鉄結
合生蛋白質であつて、乳児の授乳において栄養的に著し
く有益であるばかりでなく、その鉄結合能の特性のため
腸管における鉄要求性の高い病原性細菌に対して強い静
菌作用を呈するという生理的効果を有するものである。
すなわち、ラクトフエリンは、乳汁に存在する免疫グロ
ブリンやリゾチームなどと共に感染防禦物質として栄養
学的のみならず、薬理学的にも重要な乳蛋白質といえ
る。
従来技術 上述したようなラクトフエリンの特性に鑑み、従来より
乳からラクトフエリンを分離、精製するための方法が種
々提案されている。しかしながら、ラクトフエリンは非
常に反応性に富んだ分子構造を有する蛋白質であり、か
つ他の乳蛋白質とも相互作用を示すため、従来の方法で
は純度の高いラクトフエリンを簡易にかつ有効に分離精
製して採取することは困難であつた。
例えば、従来、乳から脂肪を分離した脱脂乳よりpH4.6
でカゼインを等電沈澱させることにより除去し、ついで
得られる乳清画分を硫酸アンモニウムで塩析した画分を
純水に対して透析した後、イオン交換樹脂に数回通して
分離、精製する方法(Gordon et al.:「Biochim.Biophy
s.Acta,60,410〜411,1962」及びMerton L.Glove et a
l.:「Biochim.Biophys.Acta,100,154〜162,1965」また
はJohansson,B.G.et al.:「Acta Chem.Scand.23,683,19
69」)や上記方法においてイオン交換樹脂の代りにシリ
カ粒子を用いる方法(特開昭58-28233号)及び上述のよ
うにイオン交換樹脂を通した後に、更に銅アフイニテイ
−クロマトグラフイ−処理を行なう方法(河方則裕、吉
野芳夫等「生化学会講演予稿集、第1053頁、1983」)が
行なわれているが、これらの方法は、いずれも操作が煩
雑で、処理に要する時間も長いため実用性に乏しいとい
える。
更に、ラクトフエリンは乳中に存在する他の蛋白質と相
互作用を有するという特性のため、イオン交換樹脂を用
いる上掲の方法では乳中の免疫グロブリン等の他の蛋白
質の混入が避けられず、したがつて、純度の高いラクト
フエリンを採取することが実際上困難であり、加うる
に、塩析及びイオン交換による処理を繰返して行なうた
めに、ラクトフエリンの回収率の著しい低下が避けられ
ないのみならず、ラクトフエリンを分離精製する過程で
得られる残留分に含まれる、ラクトフエリン以外の乳蛋
白質及びその他の乳成分を回収して再利用することが実
際上不可能であるという欠点がみられる。
発明の目的 本発明は、ラクトフエリンに関する従来技術の現状に鑑
みてなされたものであつて、牛乳からウシラクトフエリ
ンを高純度でかつ高収率で有利に分離、精製するのに用
い得るモノクローナル抗ウシラクトフエリン抗体を産生
するハイブリドーマの製造法を提供することを目的とす
る。以下本発明を詳しく説明する。
発明の構成 本発明の特徴は、マウスの腹腔にウシラクトフェリンと
フロインドアジュバンドとのエマルジョンを投与して免
疫し、最終免疫終了後6〜7日目に脾臓を摘出し、その
リンパ球を採取し、IgGk鎖を分泌しない融合促進剤とし
て分子量4000のポリエチレングリコールを用いて融合さ
せ、ハイブリドーマを選択し、ソリッドフェイズ法に従
ってスクリーニングを行い、マウス胸腺細胞をフィーダ
ー細胞として用いて、限界希釈法を行ってモノクローナ
ル化されたハイブリドーマを得ることを特徴とするモノ
クローナル抗ウシラクトフェリン抗体産生ハイブリドー
マの製造法にある。
従来、免疫されたマウスの脾臓リンパ球とマウスの骨髄
腫細胞を融合させることによりモノクローナルな抗体産
生のハイブリドーマを得る手法は、G.Khler、C.Milst
ein等により発表(Nature,256,495〜497,1975)されて
以来、細胞融合によるハイブリドーマの形成および得ら
れたハイブリドーマ産生の抗体についての科学的研究及
びその利用に関する報告が多くなされている。
しかしながら、このようなハイブリドーマを形成するた
めの一般的手法を特定なモノクローナル抗体産生の新規
なハイブリドーマの形成に適用する場合、操作上種々の
困難な問題がみられる。すなわち、ハイブリドーマの形
成に当つて抗原として用いる蛋白質の相違により、その
後の免疫、融合の操作上特別な工夫を要し、かつ、所望
のハイブリドーマを単離するためのスクリーニング技術
に影響を与えるからである。
因に、本発明者らはさきにヒトラクトフエリンに対する
モノクローナル抗体産生ハイブリドーマを形成させる発
明をしたが(特願昭59-22412)、同一の名前を持つラク
トフエリンであつても種によつてその一次構造は異な
る。従つて、ヒトラクトフエリンに対するモノクローナ
ル抗体はウシラクトフエリンとは反対し得ない。このよ
うに類似の抗原蛋白質であつてもそれに対するモノクロ
ーナル抗体産生ハイブリドーマを取得するためにはそれ
なりの工夫をこらす必要がある。
本発明に係るモノクローナル抗ウシラクトフエリン抗体
産生ハイブリドーマは、ウシラクトフエリンで免疫した
マウスから摘出した脾臓より採取した脾臓リンパ球とマ
ウスの骨髄種細胞を公知の手法で融合させることにより
形成し得る。次に上記ハイブリドーマの形成法について
説明する。
モノクローナル抗ウシラクトフエリン抗体産生ハイブリ
ドーマの形成 ヒトラクトフエリンはシグマ社から純度98%のものが市
販されているが、ウシラクトフエリンは市販されていな
い。そこで、まずウシ初乳より等電点沈澱によりカゼイ
ンを除き、残つたホエー画分から公知の方法(例えばJo
hansson,B.G.et al.:Acta Chem.Scand.23,683,1969)に
従つて純度約60%のウシラクトフエリンを得た。
ついで、ウシラクトフエリンの溶液を調製し(一般に食
塩を含むリン酸緩衝液(PBS)pH7.2を用いる)、この溶
液とフロインド・アジユバント(Freund′s adjuvant)
を等量混合して得られるエマルジヨンを、マウス(一般
に6〜8週令)の腹腔内に2週間おきに3回免疫を行な
う。この際用いるウシラクトフエリンは純度の高いもの
を用いなければならない。
そのためには、ウシラクトフエリン画分に含まれる主た
る不純物であるウシ免疫グロブリンに対する抗血清を用
いて免疫グロブリンを吸収してウシラクトフエリンの純
度を高めることが望ましい。
ウシラクトフエリンの純度が低いと目的とするハイブリ
ドーマを得にくい。すなわち、ウシラクトフエリンとウ
シ免疫グロブリンではウシ免疫グロブリンの方がずつと
免疫され易く、ウシラクトフエリンの抗体価が上らない
ためである。
本発明に使用するマウスの種類は特に限定されないが、
一般にはBALB/c系のマウスを用いるとよい。
従来、モノクローナル抗体産生ハイブリドーマの形成に
用いられる脾臓リンパ球は、特定の抗原による最終免疫
後3〜4日目に摘出した脾臓から採取するのが一般的で
あるが、本発明において対象とするウシラクトフエリン
の場合には、上記最終免疫後3〜4日目ではマウスにお
ける抗体価の上昇が最高値に達せず、また脾臓リンパ球
中の抗体産生細胞の活性化が不充分であり、したがつ
て、目的とするモノクローナル抗ウシラクトフエリン抗
体産生ハイブリドーマの形成率が低くなる。
本発明者は、ウシラクトフエリンで最終免疫後6〜7日
目のマウスから摘出した脾臓から採取した脾臓リンパ球
を用いると上記ハイブリドーマの形成率が非常に高くな
ることを見出した。
上述のようにしてマウスの脾臓から採取した脾臓リンパ
球(以下脾細胞と称する)はマウス骨髄腫細胞(以下エ
ミローマ細胞と称する)と融合させる。
ここで用いるミエローマ細胞は特に限定されないが、BA
LB/c系マウスの脾細胞と融合させる場合には、IgGの
k鎖を分泌しないSP2/0-Ag14を用いるのが好ましい。
融合方法は公知の手法に準じて行ない得るが、ミエロー
マ細胞として上記SP2/0-Ag14を用いる場合には、融合
促進剤(融合誘導剤)の添加、混合及び希釈の各操作か
ら成る融合時間を5〜15分、好ましくは9〜11分の範囲
内にすることが肝要である。
この場合、融合時間が5分より短いと融合が不完全とな
り、一方15分を越えると融合促進剤として用いたポリエ
チレングリコールの被毒により細胞が死滅する。因に、
上記融合時間を9〜11分の範囲にするとほぼ100%に近
いコロニー形成率が得られる。また、ウシラクトフエリ
ンで免疫したBALB/c系マウスの脾細胞とSP2/0-Ag14
を融合する場合には、融合促進剤としてメルク社製ガス
クロマトグラフイー用の分子量4000のポリエチレングリ
コールを濃度50%で用いると特に高いコロニー形成率
(融合率)が得られる。
融合終了後、融合細胞を従来法にしたがつて、HT培地
(ヒポキサンチン・チミジン・10%ウシ胎児血清を含む
ダルベツコ変法MEM培地)に分散させ、ついで96穴マイ
クロタイタープレート上に撤布し、37℃の温度で5%炭
酸ガス雰囲気下で培養し、その翌日よりHAT培地(ヒポ
キサンチン・アミノプテリン・チミジン・10%ウシ胎児
血清を含むダルベツコ変法MEM培地)中でハイブリドー
マの選択を行なう。
ついでハイブリドーマのコロニーが充分に大きくなつた
ところでソリツドフエイズ法(solid phase method)に
従つてスクリーニングを行ない、陽性反応を示したハイ
ブリドーマについて限界希釈法を用いてクローニングを
行なう。
なお、ソリツドフエイズ法は、可溶性の抗原を96穴ソフ
トマイクロウエルに吸着させた後、ウシ血清アルブミン
(BSA)で上記ウエル中の非吸着部分をブロツクし、上
記の培養液上清を各ウエルに入れて抗原と反応させ、反
応後各ウエルを充分洗い、ついで二次抗体としてビオチ
ニル化させたマウス抗体に対する抗体を添加し、その後
アビジン及び螢光色素で標識したビオチンを反応させ
て、目的とする抗体を螢光で検出して行なつた。
ここで用いる可溶性の抗原は、なるべく高い純度のウシ
ラクトフエリンでなければならない。すなわち、ウシラ
クトフエリンの純度が低いと不純物抗原に対するハイブ
リドーマにも陽性を示し目的としているウシラクトフエ
リンに対するモノクローナル抗体産生ハイブリドーマを
見つけ出すことが困難となるためである。
また、限界希釈法は、マウスの胸腺細胞108個とハイブ
リドーマ50個を10mlのHT培地に分散したものを、96穴マ
イクロタイタープレート上にハイブリドーマが各ウエル
当り1個以下になるように散布してハイブリドーマの単
一コロニーを得るように行なつた。なお、ハイブリドー
マは細胞密度が低いと増殖できないので、マウスの胸腺
細胞をフイーダー細胞(feeder cel1)として添加し
た。
上述のようなクローニングを3回以上繰返し行なつてモ
ノクローン化されたハイブリドーマを得る。
次に、このようにして得られたモノクローナル抗ウシラ
クトフエリン抗体産生ハイブリドーマは、公知の手法に
従つて、マウス腹腔内に投与し、その腹水を回収する
か、或は培地中で培養してその上清液を回収し、硫安沈
澱、陰イオン交換樹脂を用いて精製することにより、モ
ノクローナル抗ウシラクトフエリン抗体を産生し得る。
因に、本発明に係るハイブリドーマ産生の上記モノクロ
ーナル抗ウシラクトフエリン抗体を用いて牛乳からウシ
ラクトフエリンを分離、精製するには、該抗体を不溶性
の担体に固定化したアフイニテイカラムを用いて行な
う。
以下に実施例を示して本発明を更に具体的に説明する。
実施例 ウシラクトフエリンは従来方法(Johansson,B.G.et a
l.:Acta Chem.Scand.23,683,1969)に従い、ウシ初乳よ
りイオン交換樹脂を用いて分離精製した。尚、ウシラク
トフエリンの純度は60%であつた。
このウシラクトフエリン画分にウシ免疫グロブリン抗血
清を添加し、主たる不純物であるウシ免疫グロブリンを
吸収してウシラクトフエリンの純度を約90%に上げた。
このウシラクトフエリンを、食塩0.15Mを含むリン酸緩
衝液(PBS)pH7.2に0.3%濃度になるように溶解し、こ
の溶液にフロインド・アジユバント(デイフコ社製)を
等量混合してエマルジヨンを作り、得られたエマルジヨ
ンを6〜8週令のBALB/c系マウス腹腔内に投与し、免
疫した。この免疫を2週間おきに3回行ない、最終免疫
後7日目にマウスより脾臓を摘出し、これから脾細胞を
採取した。この脾細胞をDMEM培地(ダルベツコ変法MEM
培地)に分散し、マウス骨髄腫細胞SP2/0-Ag14と2:1の
割合で混合した。この混合液に50%ポリエチレングリコ
ール(メルク社製、ガスクロマトグラフイー用、分子量
4000)溶液を融合促進剤として添加し、10分間で融合を
終了した。このようにして得られた融合細胞を、遠心分
離してポリエチレングリコールを除いた後、HT培地中に
1×107個/ml以下の細胞密度となるように分散し、つ
いで96穴マイクロタイタープレートにまき、37℃の温度
で5%炭酸ガス雰囲気下に培養を開始した。培養開始の
翌日(第1日目)よりHAT培地で半量交換を行ないつ
つ、17日目にソリツドフエイズ法でスクリーニングを行
なつた。ハイブリドーマのコロニー形成率は100%、ウ
シラクトフエリン陽性率は8.3%であつた。
次に、陽性反応を示したハイブリドーマを24穴マイクロ
タイタープレートに移し、細胞密度が1×105個/mlに
増殖した時点でクローニングを行つた。その後2週間HT
培地中で培養し、単一コロニーを形成しているウエルを
選んで二次スクリーニングを行なつた。
このようなクローニングとスクリーニング操作を計3回
行ない、抗ウシラクトフエリン抗体を産生するハイブリ
ドーマのモノクローンを得た。これに対し、フロイント
アジュバンドを使用せず、4日目に脾臓を摘出したもの
を用い、実施例と同様の処理を行なう(比較例)と次表
に示すようにバイブリドーマのコロニー形成率68%、ウ
シラクトフェリン陽性率4.8%であって、本願発明がハ
イブリドーマのコロニー形成率及びウシラクトフェリン
陽性率のいずれの点においても著しく高い値を示した。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 Nature,256,495−497(1975) Biochimica et Biop hysica Acta,446,214−225 (1976)

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】マウスの腹腔にウシラクトフェリンとフロ
    イントアジュバントとのエマルジョンを投与して免疫
    し、最終免疫終了後6〜7日目に脾臓を摘出し、そのリ
    ンパ球を採取し、IgGκ鎖を分泌しないマウス骨髄腫細
    胞と、融合促進剤として分子量4000のポリエチレングリ
    コールを用いて融合させ、ハイブリドーマを選択し、ソ
    リットフェイズ法に従ってスクリーニングを行い、マウ
    ス胸腺細胞をフィーダー細胞として用いて、限界希釈法
    を行ってモノクローナル化されたハイブリドーマを得る
    ことを特徴とするモノクローナル抗ウシラクトフェリン
    抗体産生ハイブリドーマの製造法。
JP59145667A 1984-07-13 1984-07-13 モノクローナル抗ウシラクトフェリン抗体産生ハイブリドーマの製造法 Expired - Fee Related JPH0669370B2 (ja)

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