JPH0668441B2 - シ−ト状物質の厚さ測定装置 - Google Patents

シ−ト状物質の厚さ測定装置

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JPH0668441B2
JPH0668441B2 JP9514886A JP9514886A JPH0668441B2 JP H0668441 B2 JPH0668441 B2 JP H0668441B2 JP 9514886 A JP9514886 A JP 9514886A JP 9514886 A JP9514886 A JP 9514886A JP H0668441 B2 JPH0668441 B2 JP H0668441B2
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sheet
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tension
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健二 磯崎
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Yokogawa Electric Corp
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Description

【発明の詳細な説明】 <産業上の利用分野> 本発明は、空気吹出によりシート状物質から一定量浮上
している上部検出ヘッドと、前記シート状物質の下側に
配置されたセンサコイルを有する下部検出ヘッドとを備
えた、前記シート状物質の厚さをオンラインで測定する
装置に関する。
<従来の技術> 第7図は従来装置の断面図である。図中、Aは上側の検
出ヘッドで、タンク・キャップ1の開口2の周縁にはダ
イアフラム3が固定され、このダイアフラムの中心部に
導体ターゲット4が取り付けられている。このターゲッ
トの内部には、第8図で示すように、室4aが設けられて
おり、ターゲット4の表面には第9図に示すように、複
数の空気吹出孔4bが設けられている。5は空気をターゲ
ット4に導くチューブ、6は空気をタンクキャップ1内
に導くチューブである。
Bは下側の検出ヘッドで、内部にはセンサコイル7が設
けられている。8は検出回路である。
Cは下側の検出ヘッドBに接して移送されるシート状物
質である。
このような構成で、シート状物質Cが矢印D1方向に移送
される場合、上側の検出ヘッドA並びに下側の検出ヘッ
ドBはシート状物質Cの幅方向(紙面に対し垂直方向)
に往復走行する。
厚さの測定は、シート状物質Cを検出ヘッドAとB間に
挟み、タンク・キャップ1の内圧を高め、ターゲット4
をシート状物質Cの表面に対し垂直方向に押圧する。
ターゲット4にはチューブ5を介し空気が供給されてお
り、ターゲット4の自重、前記弾性支持手段の復元力、
チューブ6を通してタンクキャプ1内に導かれる空気圧
P2による押圧力、空気圧P1の空気吹出による浮上力とが
バランスし、ターゲット4をシート状物質Cより一定量
ε浮上させる。
下側の検出ヘッドB中のセンサコイル7には高周波電流
が流されており、磁束が生成される。センサコイル7に
対向して配置されたターゲット4は良導体であり、この
部分に渦電流が発生する。この渦電流によりセンサコイ
ル7の磁束が減少しコイル・インピーダンスが変化す
る。このインピーダンス変化はターゲット4とセンサコ
イル7間の距離に対応しており、この距離はまたシート
状物質Cの厚さaと一定浮上量εとの和で表わされる。
この為、前記インピーダンスの変化をブリッジ回路等を
用いた検出回路8により検出し、この信号より浮上量ε
を差引く演算を行えば、シート状物質Cの厚さaをオン
ラインで検知することが出来る。
しかしながら、シート状物質Cの張力は幅方向の位置に
よって変化する。一般的に、シート状物質Cの中央部で
は張力は大きく、両端部では縁が解放されている為、張
力は小さくなる。シート状物質Cが例えば紙のような繊
維質の場合、張力が変ると紙の表面部分の繊維の配合具
合が変って、空気P1の吹出空気の流れが変る。この空気
流の変化によって、浮上量εが変化する。
第10図は浮上量の変化を示し、横軸はシート状物質Cの
張力Tを、縦軸はターゲット4とセンサコイル7との間
の距離(a+ε)を表わす。尚、シート状物質Cの厚さ
aは一定とする。図から明らかなように、張力Tが大き
くなると距離a+εは小さくなる。シート状物質Cの厚
さは一定であるから、ターゲット4の浮上量εが張力T
の増大に伴って減少することを表している。
シート状物質の厚さ測定装置では、浮上量εが一定であ
ることが条件となっており、測定の途中で浮上量が変化
すると指示誤差が発生する。従って、このような装置で
は、シート状物質Cの両端部において高めに誤差指示さ
れ、正しいプロフィールの測定が行えなかった <発明が解決しようとする問題点> 本発明が解決しようとする技術的課題は、このような装
置において、シート状物質Cの張力の変化に起因する指
示誤差が出力に現れないようにすることにある。
<問題点を解決するための手段> 本発明の構成は、前記シート状物質の厚さを測定する装
置において、前記ターゲットの中央付近に空気吹出空気
圧を検出する手段を設け、この検出信号に基づき、前記
シート状物質の張力の変化に起因する指示誤差を補償す
るようにした。
<作用> 前記の技術手段は次のように作用する。即ち、前記ター
ゲットの空気吹出圧の変化は、前記浮上量の変化に対応
している。前記ターゲットに、圧力計を設けて、前記吹
出圧を検出し、この検出信号に基づき、例えば演算処理
部に予め読込ませた浮上量をこの信号で書換え、この信
号と、前記検出回路で検出された前記シート状物質の厚
さと前記浮上量との和の信号とより、前記シート状物質
の厚さを演算する。
<実施例> 以下図面に従い本発明の実施例を説明する。第1図は本
発明実施例装置を示す断面図、第2図は要部断面図、及
び第3図は要部平面図である。図中、第7図乃至第9図
における要素と同じ要素には同一符号を付し、これらに
ついての説明は省略する。4cはターゲット4の表面の中
央付近に設けられた導圧孔である。尚、この孔は中央付
近の複数個所に設けてもよい。9は導圧孔4cに接続され
たチューブ、10は、チューブ9より導かれたターゲット
4の吹出空気圧P3を検出する為の圧力計である。
このような構成において、張力Tによる影響を考えなけ
れば、チューブ6を通してタンクキャプ1内に導かれる
空気圧P2と、チューブ5を介しターゲット4に加えられ
る空気圧P1とが一定ならば、浮上量εは常に一定であ
る。しかしながら、ターゲット4の浮上量εは張力Tの
変化に伴い変動する。導圧孔4cを通して圧力計10で検出
される吹出空気圧P3は、浮上量εの変化に対応してい
る。即ち、第4図は、第10図と同じ条件下での実験結果
で、横軸は張力Tを、縦軸は吹出空気圧P3を表わす。第
10図の場合、張力Tの増大に伴い浮上量εは減少する。
一方、第4図の場合、吹出空気圧P3は、張力Tの増大に
伴い増加している。なお、吹出圧力P3は、ターゲット4
の中央付近を測定して得られた値である。
ここで、圧力P1を一定とすると、張力Tの増大に伴う距
離a+εの低下はターゲット4と物質C間の平均吹出圧
力が張力Tの増大と共にロス(吹出抵抗の減少)が大き
くなって生じるものであるが、このロスはターゲット4
の複数の吹出孔4bから流出した空気がターゲット周囲の
大気中へ逃げ出す際の流出抵抗分の減少と考えられる。
そして、細かい部分で考えると、このロスが一番大きく
変化するのは、ターゲットの周辺部で大気中に流出する
部分である。このことは、吹出孔4bからの空気は周辺に
流れるに従い紙との接触面積が増え、紙の表面の影響を
受けやすくなるからである。
つまり、周縁部では平均吹出圧力の低下によりεが低下
した以上の浮上圧力の低下を生じていると考えられる。
一方、ターゲット中央部を考えると吹出空気は淀んで流
れが少なく、紙の表面状態が変化しても流出抵抗への影
響はは少ない。つまり、張力の増大に起因するロスは周
縁部よりも少ないと考えられる。
そして、小孔4bからの吹出空気量はほぼ一定なので、紙
との距離εが小さくなった分だけ中央付近の圧力P3は増
大する(第4図参照)。
第5図は、第4図及び第10図の結果から導いた、吹出し
空気圧P3、張力T(直線C1)、距離a+εの関係を示す
もので、張力Tの増大により距離a+εが減少するとと
もに吹出空気圧P3が上昇している。
検出された吹出空気圧P3を用いて、図示されていない演
算処理部に予め読込ませた浮上量εを書換える。検出回
路8の出力はシート状物質Cの厚さaと現実の浮上量ε
の和に対応しており、前記演算処理部で検出信号より、
書換えられた浮上量ε信号を減算することにより、シー
ト状物質Cの厚さaに正確に対応した信号を得ることが
出来る。
第6図は本発明の他の実施例装置を示す断面図である。
図中、第1図における要素と同じ要素には同一符号を付
し、これらについての説明は省略する。11は吹出空気圧
P3を基準圧Psと比較し、これら圧力の差に対応した圧力
を出力する差圧変換器である。12は減算器で、タンクキ
ャプ1へ供給される空気圧P2から、差圧変換器11の出力
圧を減算する。
第1図の本発明の第1の実施例装置の場合、浮上量εの
変化による誤差の補償は演算処理部においてソフト的に
行っているが、吹出空気圧P3を検出し、タンクキャプ1
へ空気圧P2を供給する回路に帰還し、浮上量εが常に一
定となるように制御しても良い。即ち、シート状物質C
の張力が増大し、浮上量εが減少し、吹出空気圧P3が増
加した場合、差圧変換器11でk(P3−Ps)なる差圧を出
力する(但し、k:ゲイン)。
この圧力信号は減算器12に減算入力として加えられ、 P2′=P2−k(P3−Ps) …(1) なる空気圧がタンクキャプ1に供給される。この結果、
ターゲット4の内側から外側に向かう押圧力を減らさ
れ、浮上量εは一定に保持される。このような方法によ
っても、シート状物質Cの張力の変化に起因する指示誤
差を補償することが出来る。
<発明の効果> 本発明によれば、前記シート状物質の張力の変化に起因
する指示誤差が発生しない。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明実施例装置を示す断面図、第2図は第1
図の本発明実施例装置の要部断面図、第3図は第1図の
本発明実施例装置の要部平面図、第4図及び第5図は第
1図の本発明実施例装置の動作説明図、第6図は本発明
の他の実施例装置を示す断面図、第7図は従来装置の断
面図、第8図は第7図の従来装置の要部断面図、第9図
は第7図の従来装置の要部平面図、第10図は第7図の従
来装置の動作説明図である。 A……上側の検出ヘッド、B……下側の検出ヘッド、C
……シート状物質、1……タンクキャプ、4……ターゲ
ット、4b……空気吹出孔、4c……導圧孔、5……ターゲ
ット4へ空気圧P1を導くチューブ、6……タンクキャプ
1へ空気圧P2を導くチューブ、7……センサコイル、8
……検出回路、9……吹出空気圧P3を導くチューブ、10
……圧力計、11……差圧変換器、、12……減算器、ε…
…浮上量、a……シート状物質の厚さ

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】シート状の物質を挟んで一対の検出ヘッド
    を対向配置し、下側の検出ヘッドにセンサコイルを設
    け、上側の検出ヘッドに、表面に複数の空気吹き出孔を
    持つ導体ターゲットを弾性支持すると共に、前記シート
    状物質の表面に対し垂直方向に押圧し、前記ターゲット
    の空気吹き出しによる浮上力と、ターゲットの自重及び
    前記押圧力とをバランスさせ、前記ターゲットを前記シ
    ート状物質表面より一定量浮上させるようにし、前記セ
    ンサコイルのインピーダンスの変化から前記シート状物
    質の厚さを測定するようにした装置において、前記ター
    ゲットの空気吹出圧を検出する手段を設け、この検出信
    号に基づき、前記シート状物質の張力の変化に起因する
    浮上量の変化による指示誤差を補償するようにしたこと
    を特徴とするシート状物質の厚さ測定装置。
JP9514886A 1986-04-24 1986-04-24 シ−ト状物質の厚さ測定装置 Expired - Lifetime JPH0668441B2 (ja)

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