JPH0667923B2 - 新規なベンゾチアゾール誘導体 - Google Patents

新規なベンゾチアゾール誘導体

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JPH0667923B2
JPH0667923B2 JP1118146A JP11814689A JPH0667923B2 JP H0667923 B2 JPH0667923 B2 JP H0667923B2 JP 1118146 A JP1118146 A JP 1118146A JP 11814689 A JP11814689 A JP 11814689A JP H0667923 B2 JPH0667923 B2 JP H0667923B2
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lower alkyl
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裕朗 田口
健夫 勝島
正和 伴
満 高橋
清孝 篠田
昭彦 渡辺
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Toyobo Co Ltd
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Toyobo Co Ltd
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    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C07ORGANIC CHEMISTRY
    • C07DHETEROCYCLIC COMPOUNDS
    • C07D277/00Heterocyclic compounds containing 1,3-thiazole or hydrogenated 1,3-thiazole rings
    • C07D277/60Heterocyclic compounds containing 1,3-thiazole or hydrogenated 1,3-thiazole rings condensed with carbocyclic rings or ring systems
    • C07D277/62Benzothiazoles
    • C07D277/68Benzothiazoles with hetero atoms or with carbon atoms having three bonds to hetero atoms with at the most one bond to halogen, e.g. ester or nitrile radicals, directly attached in position 2
    • C07D277/82Nitrogen atoms
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61PSPECIFIC THERAPEUTIC ACTIVITY OF CHEMICAL COMPOUNDS OR MEDICINAL PREPARATIONS
    • A61P37/00Drugs for immunological or allergic disorders
    • A61P37/08Antiallergic agents

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  • Pharmaceuticals Containing Other Organic And Inorganic Compounds (AREA)
  • Thiazole And Isothizaole Compounds (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は優れた抗アレルギー作用を有し、抗アレルギー
剤として有用な新規なベンゾチアゾール誘導体に関す
る。
(従来の技術) 従来より各種アレルギー症状の予防、治療剤の研究や開
発が行われており、多くの化合物が報告されている。抗
アレルギー作用を有するアミド化合物としては、例えば
ザ・ジャーナル・オブ・アレルギー・アンド・クリニカ
ル・イムノロジー(TheJournal of Allergy and Clinica
l Immunology)、57巻(NO.5),396頁(1976年)にト
ラニラスト[N−(3,4−ジメトキシシンナモイル)ア
ントラニル酸]が、またエージェンツ・アンド・アクシ
ョンズ(Agents and Actions)、1巻,235頁(1975年)
にロドキサマイドエチル[N,N′−(2−クロロ−5−
シアノ−m−フェニレン)ジオキサミン酸ジエチルエス
テル]が記載されている。
(発明が解決しようとする問題点) 従来の抗アレルギー剤は各種アレルギー症状、特に気管
支喘息の治療に十分な効果を示しているとは言い難い。
(問題点を解決するための手段) 本発明者らはアレルギー症状に対して優れた抗アレルギ
ー作用を示す薬物を得るべく種々の化合物を合成し、そ
の薬理作用を検討した結果、特定のアミド化合物が抗ア
レルギー活性に優れていることを知り、本発明を完成す
るに至った。
すなわち、本発明の化合物は式(I): [式中、R1は水素原子,炭素数1−6個の低級アルキ
ル基または炭素数2−10個のアシル基である;XとYとは
同一でも異なってもよく、水素原子,ハロゲン原子,炭
素数1−6個の低級アルキル基、炭素数1−6個の低級
アルコキシ基,ニトロ基,アミノ基,シアノ基,トリフ
ルオロメチル基,−COOR2(R2は水素原子,炭素数1−
6個の低級アルキル基,アルカリ金属原子,アルカリ土
類金属原子またはアミンのカチオンである)で示される
基または−CONR34(R3とR4は同一でも異なってもよ
く、水素原子または炭素数1−6個の低級アルキル基で
ある)で示される基]で表わされる新規なベンゾチアゾ
ール化合物および薬学的に許容される酸付加塩である。
本発明の式(I)の化合物において、R1における炭素数1
−6個の低級アルキル基としてはメチル基,エチル基,n
−プロピル基,n−ブチル基,n−ペンチル基,n−ヘキシル
基およびそれらの異性体があり、好ましくはメチル基お
よびエチル基が挙げられる。また、R1における炭素数
2−10個のアシル基としてはアセチル基,プロピオニル
基,ブチリル基,イソブチリル基,バレリル基,イソバ
レリル基,ピバロイル基,ヘキサノイル基,ヘプタノイ
ル基,オクタノイル基,ノナノイル基,デカノイル基,
シクロペンチルカルボニル基,シクロヘキシルカルボニ
ル基,オキサロイル基,マロニル基,スクシニル基,ベ
ンゾイル基および置換ベンゾイル基などがあり、好まし
くはアセチル基,プロピオニル基,ブチリル基,イソブ
チリル基およびベンゾイル基などが挙げられる。
XおよびYにおけるハロゲン原子としてはフッ素原子,
塩素原子,臭素原子,ヨウ素原子があり、好ましくはフ
ッ素原子および塩素原子である。
XおよびYにおける炭素数1−6個の低級アルキル基と
してはメチル基,エチル基,n−プロピル基,n−ブチル
基,n−ペンチル基,n−ヘキシル基およびそれらの異性体
があり、好ましくはメチル基およびエチル基である。
XおよびYにおける炭素数1−6個の低級アルコキシ基
としてはメトキシ基,エトキシ基,n−プロポキシ基,n−
ブトキシ基,n−ペンチルオキシ基,n−ヘキシルオキシ基
およびそれらの異性体があり、好ましくはメトキシ基お
よびエトキシ基が挙げられる。
2における炭素数1−6個の低級アルキル基としては
メチル基,エチル基,n−プロピル基,n−ブチル基,n−ペ
ンチル基,n−ヘキシル基およびそれらの異性体があり、
好ましくはメチル基およびエチル基である。
2におけるアルカリ金属原子としてはナトリウムおよ
びカリウムが、アルカリ土類金属原子としてはマグネシ
ウムおよびカルシウムが挙げられる。
2におけるアミンのカチオンとしては一級アミン,二
級アミン,三級アミンのカチオンおよび四級アンモニウ
ムが挙げられる。
3およびR4における炭素数1−6個の低級アルキル基
としてはメチル基,エチル基,n−プロピル基,n−ブチル
基,n−ペンチル基,n−ヘキシル基およびそれらの異性体
があり、好ましくはメチル基およびエチル基である。
式(I)で表わされる化合物の内で、XとYの一方または
両方がアミノ基で示される化合物は薬学的に許容される
酸と塩を形成することもあり、本発明はそれらの塩も包
含する。
酸付加塩としては、塩酸塩,臭化水素酸塩,ヨウ化水素
酸塩,硫酸塩,リン酸塩,硝酸塩,その他のイオン酸塩
などの無機酸塩および酢酸塩,乳酸塩,クエン酸塩,メ
タンスルホン酸塩,エタンスルホン酸塩,ベンゼンスル
ホン酸塩,トルエンスルホン酸塩,イセチオン酸塩およ
びその他のイオン酸塩などの有機酸塩が挙げられる。
本発明の化合物(I)は(II): [式中、X′とY′とは同一でも異なってもよく、水素
原子,ハロゲン原子,炭素数1−6個の低級アルキル
基、炭素数1−6個の低級アルコキシ基,ニトロ基,シ
アノ基,トリフルオロメチル基,−COOR2(R2は水素原
子,炭素数1−6個の低級アルキル基である)で示され
る基または−CONR34(R3とR4は同一でも異なっても
よく、水素原子または炭素数1−6個の低級アルキル基
である)で示される基]で表わされるアミノ化合物(II)
を式(III): [式中、R1′は炭素数1−6個の低級アルキル基およ
び炭素数2−10個のアシル基である]で表わされる酸塩
化物と反応させることにより製造される。
反応はピリジン,クロロホルム,ジエチルエーテル,N,N
−ジメチルホルムアミドなどの溶媒中、ピリジン、トリ
エチルアミンなどの塩基の存在下で実施される。反応は
外部からの熱の適用なしに起きるが、反応の完結を確実
なものにするための加熱してもよい。
反応はSchotten Baumann法の様にアルカリ水溶液存在下
でも実施される。
本発明の化合物中、R1′が炭素数2−10個のアシル基
である化合物(I)は加水分解により、R1が水素原子であ
る本発明の化合物(I)に変換することができる。
本発明の化合物中、R1が炭素数2−10個のアシル基で
ある化合物(I)は式(IV): R1″C1 (IV) [式中、R1″は炭素数2−10個のアシル基を示す]で
表わされる酸塩化物または式(V): R1O (V) [式中、R1″は炭素数2−10個のアシル基を示す]で
表わされる酸無水物とR1が水素原子である本発明の化
合物(I)を反応させることによっても製造することがで
きる。
1が水素原子である本発明の化合物(I)と酸塩化物(IV)
との反応はピリジン,クロロホルム,ジエチルエーテ
ル,ジクロロメタン,N,N−ジメチルホルムアミドなどの
溶媒中、ピリジン,トリエチルアミンなどの塩基の存在
下で実施される。反応は外部からの熱の適用なしに起き
るが、反応の完結を確実なものにするために加熱しても
よい。
反応はSchotten Baumann法の様にアルカリ水溶液存在下
でも実施される。
1が水素原子である本発明の化合物(I)と酸無水物(V)
との反応はピリジン,クロロホルムなどの溶媒中または
無溶媒でピリジン,トリエチルアミンなどの塩基,硫酸
などの酸または塩化亜鉛などの触媒の存在下で行われ
る。反応は外部からの熱の適用なしに起きるが、反応の
完結を確実なものにするために加熱してもよい。
本発明の化合物中、XとYの一方または両方がニトロ基
である化合物(I)は還元によりXとYの一方または両方
がアミノ基である本発明の化合物(I)に変換することが
できる。
XとYの一方または両方がアミノ基である本発明の化合
物(I)は標準的方法により、酸付加塩へと変換すること
ができる。
本発明の化合物中、R2が炭素数1−6個の低級アルキ
ル基である化合物(I)はエステル交換反応により、該低
級アルキル基を該低級アルキル基とは異なる低級アルキ
ル基に変換することができる。
本発明の化合物中、R2が炭素数1−6個の低級アルキ
ル基である化合物(I)は加水分解により、R2が水素原子
である本発明の化合物(I)に変換することができる。
本発明の化合物中、R2が水素原子である化合物(I)は標
準的方法により、R2がアルカリ金属原子、アルカリ土
類金属原子およびアミンのカチオンである本発明の化合
物(I)に変換することができる。
化合物例: 2−(メトキシアセチルアミノ)ベンゾチアゾール 2−(アセトキシアセチルアミノ)−6−メトキシベン
ゾチアゾール 2−(ヒドロキシアセチルアミノ)−6−メトキシベン
ゾチアゾール 2−(アセトキシアセチルアミノ)−4−メトキシベン
ゾチアゾール 2−(ヒドロキシアセチルアミノ)−4−メトキシベン
ゾチアゾール 2−(アセトキシアセチルアミノ)−5,6−ジメチルベ
ンゾチアゾール 5,6−ジメチル−2−(ヒドロキシアセチルアミノ)ベ
ンゾチアゾール 2−(アセトキシアセチルアミノ)−4−クロロベンゾ
チアゾール 4−クロロ−2−(ヒドロキシアセチルアミノ)ベンゾ
チアゾール 6−メトキシ−2−(プロピオニルオキシアセチルアミ
ノ)ベンゾチアゾール 2−(ブチリルオキシアセチルアミノ)−6−メトキシ
ベンゾチアゾール 2−(イソブチリルオキシアセチルアミノ)−6−メト
キシベンゾチアゾール 2−(ベンゾイルオキシアセチルアミノ)−6−メトキ
シベンゾチアゾール 2−(メトキシアセチルアミノ)−4−メチルベンゾチ
アゾール 2−(メトキシアセチルアミノ)−6−メチルベンゾチ
アゾール 6−エトキシ−2−(メトキシアセチルアミノ)ベンゾ
チアゾール 2−(メトキシアセチルアミノ)−6−ニトロベンゾチ
アゾール 2−(エトキシアセチルアミノ)ベンゾチアゾール 6−フルオロ−2−(メトキシアセチルアミノ)ベンゾ
チアゾール (発明の効果) 本発明の化合物は即時型アレルギー反応を強力に抑制す
る作用を有するので、即時型アレルギーに分類される気
管支喘息、じん麻疹、アレルギー性鼻炎などの予防およ
び治療に対して有用である。
本発明化合物の抗アレルギー作用は以下に述べる試験例
により確認された。
試験例 抗卵白アルブミンラット血清をWistar系ラット(雄、体
重約200g)の背部正中線の両側に各々0.1ml宛、2点
ずつ計4点に皮内注射して受動的に感作した。48時間
後、卵白アルブミンおよびエバンスブルー混液1mlを尾
静脈より投与してPCA(受動皮膚アナフィラキシー)反
応を惹起した。30分後、青染部を切取り、漏出色素量を
Katayamaらの方法[Microbiol.Immunol.,22巻,89頁(19
78)]に従い測定した。PCA反応惹起30分前に被検化合物
を3匹のラットに30mg/kgずつ経口投与した。第1表に
本発明のPCA反応抑制率を示す。
本発明の化合物は、経口、非経口または吸引により投与
されるが、経口投与が好ましい。また、使用に際しては
通常の医薬担体を用いて常法により各種製剤形に調製さ
れる。例えば、経口投与用には錠剤,カプセル剤,顆粒
剤,シロップ剤,粉剤などが挙げられる。非経口投与用
には静脈内注射のための水溶液、筋肉内注射のための油
状懸濁液などが挙げられる。
また、エアゾルスプレー,あるいは乾燥粉末の形で本発
明の化合物と肺および気管支などが直接接触できるよう
にする吸引器によって投与することもできる。本発明の
化合物の1日あたりの全投与量は2-2000mgである。
(実施例) 次に実施例をあげて本発明を更に具体的に説明するが、
本発明はこれらに限定されるものでない。
実施例1 2−(メトキシアセチルアミノ)ベンゾチアゾールの製
造: 2−アミノベンゾチアゾール4.5gをピリジン100mlに溶
かし、室温で塩化メトキシアセチル3.0mlを滴下した。
室温で2時間攪拌した後、溶媒を留去した。得られた油
状物をクロロホルムに溶かし、有機層を水、次いで飽和
食塩水で洗浄した。有機層を無水硫酸ナトリウムで乾燥
し、溶媒を留去した。得られた固体をエタノール/水の
混合溶媒で再結晶して、次の物理的性質を有する表記化
合物5.2gを得た。
融点:99−100℃ IR(KBr):ν=3460,3180,3000,2940,2900,282
0,1685,1600,1555,1535,1470,1455,1445,142
0,1350,1270,1195,1120,925,780,760,750cm-1 NMR(DMSO−d6):δ=11.20(1H,br.s),8.10-7.12(4
H),4.18(2H,s),3.36(H,s) 元素分析値 計算値:C,54.04;H,4.53;N,12.60;S,14.42(%) 実測値:C,54.29;H,4.48;N,12.59;C,14.27(%) 実施例2 2−(アセトキシアセチルアミノ)−6−メトキシベン
ゾチアゾールの製造: 2−アミノ−6−メトキシベンゾチアゾール12.0gをピ
リジン250mlに溶かし、室温で塩化アセトキシアセチル
7.9mlを滴下した。室温で2時間攪拌した後、溶媒を留
去した。得られた固体を水、次いでジエチルエーテルで
洗浄した。乾燥の後、エタノールで再結晶して、次の物
理的性質を有する表記化合物15.3gを得た。
融点:196-197℃ IR(KBr):ν=3450,3230,1725,1700,1605,157
0,1560,1470,1435,1300,1280,1265,1255,123
0,1055,1025,980,840cm-1 NMR(DMSO−d6):δ=12.35(1H,br.s),7.58(1H,d),
7.51(1H,d),6.99(1H,dof d),4.74(2H,s),3.74(3H,
s),2.08(3H,s) 元素分析値 計算値:C,51.42;H,4.31;N,9.99;S,11.44(%) 実測値:C,51.48;H,4.37;N,10.01;S,11.45(%) 実施例3 2−(ヒドロキシアセチルアミノ)−6−メトキシベン
ゾチアゾールの製造: 実施例2で製造した2−(アセトキシアセチルアミノ)
−6−メトキシベンゾチアゾール13.0gをメタノール10
00mlに溶かし、28%アンモニア水100mlを加え、室温で
1時間攪拌した。溶媒を留去し、得られた固体を水で洗
浄し、乾燥の後、エタノールで再結晶して、次の物理的
性質を有する表記化合物10.3gを得た。
融点:208-209℃ IR(KBr):ν=3470,3240,1690,1615,1570,147
5,1300,1280,1230,1110,1070,1040,975,870,8
15,805cm-1 NMR(DMSO−d6):δ=11.25(1H,br.s),7.60(1H,d),
7.54(1H,d),6.99(1H,d of d),5.51(1H,br.s),4.18(2
H,s),3.80(3H,s) 元素分析値 計算値:C,50.41;H,4.23;N,11.76(%) 実測値:C,50.52;H,4.33;N,11.70(%) 実施例4 2−(アセトキシアセチルアミノ)−4−メトキシベン
ゾチアゾールの製造: 2−アミノ−4−メトキシベンゾチアゾール4.5gをピ
リジン80mlに溶かし、室温で塩化アセトキシアセチル3.
0mlを滴下した。室温で2時間攪拌した後、溶媒を留去
した。得られた固体を水、次いでジエチルエーテルで洗
浄した。乾燥の後、エタノールで再結晶して、次の物理
的性質を有する表記化合物4.3gを得た。
融点:161-162℃ IR(KBr):ν=3460,2940,1745,1715,1600,155
5,1480,1425,1315,1275,1205,1080,1045,975,
775,745cm-1 NMR(DMSO−d6):δ=12.63(1H,br.s),7.61-6.83(3
H),4.80(2H,s),3.90(3H,s),2.15(3H,s) 元素分析値 計算値:C,51.42;H,4.31;N,9.99(%) 実測値:C,51.22;H,4.37;N,9.97(%) 実施例5 2−(ヒドロキシアセチルアミノ)−4−メトキシベン
ゾチアゾールの製造: 実施例4で製造した2−(アセトキシアセチルアミノ)
−4−メトキシベンゾチアゾール1.0gをメタノール40m
lに溶かし、28%アンモニア水4mlを加え、室温で1時間
攪拌した後。溶媒を留去した。得られた固体を水で洗浄
し、乾燥の後、エタノールで再結晶して、次の物理的性
質を有する表記化合物0.7gを得た。
融点:193-195℃ IR(KBr):ν=3390,2930,1710,1605,1580,155
0,1485,1430,1350,1290,1280,1270,1210,108
5,1045,985,775,740cm-1 NMR(DMSO−d6):δ=12.02(1H,br.s),7.56-6.80(3
H),5.50(1H,t),4.15(2H,d),3.90(3H,s) 元素分析値 計算値:C,50.41;H,4.23;N,11.76;S,13.46(%) 実測値:C,50.35;H,4.27;N,11.73;S,13.51(%) 実施例6 2−(アセトキシアセチルアミノ)−5,6−ジメチルベ
ンゾチアゾールの製造: 2−アミノ−5,6−ジメチルベンゾチアゾール4.5gをピ
リジン80mlに溶かし、室温で塩化アセトキシアセチル3.
0mlを滴下した。室温で2時間攪拌した後、溶媒を留去
した。得られた油状物に水を加え、固化させた。固体を
濾別し、水、次いでジエチルエーテルで洗浄した。乾燥
の後、エタノールで再結晶して、次の物理的性質を有す
る表記化合物5.4gを得た。
融点:214-215℃ IR(KBr):ν=3470,3160,2930,1760,1740,157
0,1555,1460,1290,1240,1180,1095,1045,970,
860cm-1 NMR(DMSO−d6):δ=12.39(1H,br.s),7.67(1H,s),
7.51(1H,s),4.78(2H,s),2.30(6H,s),2.13(3H,s) 元素分析値 計算値:C,56.10;H,5.07;N,10.06;S,11.52(%) 実測値:C,56.06;H,5.07;N,10.06;S,11.43(%) 実施例7 5,6−ジメチル−2−(ヒドロキシアセチルアミノ)ベ
ンゾチアゾールの製造: 実施例6で製造した2−(アセトキシアセチルアミノ)
−5,6−ジメチルベンゾチアゾール4.2gをメタノール20
0mlに溶かし、28%アンモニア水20mlを加え、室温で1
時間攪拌した後、溶媒を留去した。得られた固体を水で
洗浄し、乾燥の後、エタノールで再結晶して、次の物理
的性質を有する表記化合物3.2gを得た。
融点:206-208℃ IR(KBr):ν=3380,1720,1620,1570,1540,148
0,1470,1445,1410,1400,1290,1080,970,885,8
55cm-1 NMR(DMSO−d6):δ=11.28(1H,br.s),7.66(1H,s),
7.49(1H,s),5.49(1H,t),4.13(2H,d),2.31(6H,s) 元素分析値 計算値:C,55.92;H,5.12;N,11.86;S,13.57(%) 実測値:C,55.82;H,5.19;N,11.79;S,13.50(%) 実施例8 2−(アセトキシアセチルアミノ)−4−クロロベンゾ
チアゾールの製造: 2−アミノ−4−クロロベンゾチアゾール4.6gをピリ
ジン80mlに溶かし、塩化アセトキシアセチル3.0mlを滴
下した。室温で2時間攪拌した後、溶媒を留去した。得
られた固体を水、次いでジエチルエーテルで洗浄した。
乾燥の後、エタノールで再結晶して、次の物理性質を有
する表記化合物4.6gを得た。
融点:205-207℃ IR(KBr):ν=3470,3230,1730,1705,1600,151
5,1440,1420,1400,1380,1320,1310,1285,125
5,1195,1115,1015,1070,985,875,830,775,745
cm-1 NMR(DMSO−d6):δ=12.90(1H,br.s),8.00-7.17(3
H),4.82(2H,s),2.15(3H,s) 元素分析値 計算値:C,46.40;H,3.19;N,9.84;S,11.26;Cl,12.45(%) 実測値:C,46.29;H,3.22;N,9.82;S,11.30;Cl,12.44(%) 実施例9 4−クロロ−2−(ヒドロキシアセチルアミノ)ベンゾ
チアゾールの製造: 実施例8で製造した2−(アセトキシアセチルアミノ)
−4−クロロベンゾチアゾール2.8gをメタノール100ml
に溶かし、28%アンモニア水10mlを加えた。室温で1時
間攪拌した後、溶媒を留去し、得られた固体を水で洗浄
した。乾燥の後、エタノールで再結晶して、次の物理的
性質を有する表記化合物1.9gを得た。
融点:242-245℃ IR(KBr):ν=3360,1720,1600,1555,1425,132
5,1295,1290,1180,1115,1080,995,880,830,77
0,740cm-1 NMR(DMSO−d6):δ=12.40(1H,br.s),8.05-7.16(3
H),5.47(1H,t),4.20(2H,d) 元素分析値 計算値:C,44.54;H,2.91;N,11.54;Cl,14.61(%) 実測値:C,44.54;H,3.01;N,11.46;Cl,14.65(%) 実施例10 6−メトキシ−2−(プロピオニルオキシアセチルアミ
ノ)ベンゾチアゾールの製造: 実施例3で製造した2−(ヒドロキシアセチルアミノ)
−6−メトキシベンゾチアゾール1.2gをピリジン50ml
に溶かし、室温で塩化プロピオニル0.5mlを滴下した。
室温で、2時間攪拌した後、溶媒を留去した。得られた
油状物に水を加え、固化させた。固体を濾取し、水、次
いでジエチルエーテルで洗浄した。乾燥の後、エタノー
ルで再結晶して、次の物理的性質を有する表記化合物1.
1gを得た。
融点:145-147℃ IR(KBr):ν=3350,2960,1720,1705,1615,157
5,1565,1475,1445,1305,1265,1235,1180,110
0,1065,1035,980,840,820cm-1 NMR(DMSO−d6):δ=12.35(1H,br.s),7.73-6.86(3
H),4.79(2H,s),3.77(3H,s),2.44(2H,q),1.08(3H,t) 元素分析値 計算値:C,53.05;H,4.79;N,9.52;S,10.89(%) 実測値:C,53.15;H,4.80;N,9.49;S,10.86(%) 実施例11 2−(ブチリルオキシアセチルアミノ)−6−メトキシ
ベンゾチアゾールの製造; 実施例3で製造した2−(ヒドロキシアセチルアミノ)
−6−メトキシベンゾチアゾール1.2gをピリジン50ml
に溶かし、室温で塩化ブチリル0.6mlを滴下した。室温
で、2時間攪拌した後、溶媒を留去した。
得られた油状物に水を加え、固化させた。固体を濾取
し、水、次いでジエチルエーテルで洗浄した。乾燥の
後、エタノールで再結晶して、次の物理的性質を有する
表記化合物1.2gを得た。
融点:152-153℃ IR(KBr):ν=3450,3270,2970,1725,1710,161
0,1575,1565,1475,1440,1325,1290,1265,123
5,1175,1060,1030,980,840,830cm-1 NMR(DMSO−d6):δ=12.36(1H,br.s),7.70-6.84(3
H),4.79(2H,s),3.78(3H,s),2.40(2H,t),1.60(2H,d
of t),0.93(3H,t) 元素分析値 計算値:C,54.53;H,5.23;N,9.08;S,10.40(%) 実測値:C,54.55;H,5.27;N,9.17;S,10.50(%) 実施例12 2−(イソブチリルオキシアセチルアミノ)−6−メト
キシベンゾチアゾールの製造: 実施例3で製造した2−(ヒドロキシアセチルアミノ)
−6−メトキシベンゾチアゾール1.2gをピリジン50ml
に溶かし、室温で塩化イソブチリル0.6mlを滴下した。
室温で、2時間攪拌した後、溶媒を留去した。得られた
油状物に水を加え、固化させた。固体を濾取し、水、次
いでジエチルエーテルで洗浄した。乾燥の後、エタノー
ルで再結晶して、次の物理的性質を有する表記化合物1.
2gを得た。
融点:141-142℃ IR(KBr):ν=3460,3270,2990,1745,1705,161
0,1565,1475,1440,1270,1260,1150,1060,103
0,980,825cm-1 NMR(DMSO−d6):δ=12.36(1H,br.s),7.72-6.90(3
H),4.80(2H,s),3.78(3H,s),2.62(1H,q),1.15(6H,d) 元素分析値 計算値:C,54.53;H,5.23;N,9.08;S,10.40(%) 実測値:C,54.41;H,5.27;N,9.14;S,10.50(%) 実施例13 2−(ベンゾイルオキシアセチルアミノ)−6−メトキ
シベンゾチアゾールの製造: 実施例3で製造した2−(ヒドロキシアセチルアミノ)
−6−メトキシベンゾチアゾール1.2gをピリジン50ml
に溶かし、室温で塩化ベンゾイル0.6mlを滴下した。室
温で、2時間攪拌した後、溶媒を留去した。得られた油
状物に水を加え、固化させた。固体を濾取し、水、次い
でジエチルエーテルで洗浄した。乾燥の後、エタノール
で再結晶して、次の物理的性質を有する表記化合物1.3
gを得た。
融点:203-204℃ IR(KBr):ν=3460,3270,1705,1610,1580,156
0,1480,1440,1300,1270,1185,1135,1065,103
5,980,835,720cm-1 NMR(DMSO−d6):δ=12.51(1H,br.s),8.16-6.85(8
H),5.07(2H,s),3.78(3H,s) 元素分析値 計算値:C,59.64;H,4.12;N,8.18;S,9.36(%) 実測値:C,59.45;H,4.04;N,8.15;S,9.41(%) 実施例14 2−(メトキシアセチルアミノ)−4−メチルベンゾチ
アゾールの製造: 2−アミノ−4−メチルベンゾチアゾール4.9gをピリ
ジン100mlに溶かし、室温で塩化メトキシアセチル3.0ml
を滴下した。室温で2時間攪拌した後、溶媒を留去し
た。得られた油状物に水を加え、固化させた。固体を濾
取し、水、次いでジエチルエーテルで洗浄した。乾燥の
後、エタノールで再結晶して、次の物理的性質を有する
表記化合物5.2gを得た。
融点:110-111℃ IR(KBr):ν=3470,3270,1705,1590,1540,146
0,1410,1290,1270,1200,1120,995,980,865,76
5,755cm-1 NMR(DMSO−d6):δ=12.23(1H,br.s),7.86-7.53(1
H),7.30-7.10(2H),4.20(2H,s),3.35(3H,s),3.12(3
H,s) 元素分析値 計算値:C,55.92;H,5.12;N,11.86;S,13.57(%) 実測値:C,55.74;H,5.22;N,11.92;S,13.58(%) 実施例15 2−(メトキシアセチルアミノ)−6−メチルベンゾチ
アゾールの製造: 2−アミノ−6−メチルベンゾチアゾール4.9gをピリ
ジン100mlに溶かし、室温で塩化メトキシアセチル3.0ml
を滴下した。室温で2時間攪拌した後、溶媒を留去し
た。得られた油状物に水を加え、固化させた。固体を濾
取し、水、次いでジエチルエーテルで洗浄した。乾燥の
後、エタノールで再結晶して、次の物理的性質を有する
表記化合物4.1gを得た。
融点:134-135℃ IR(KBr):ν=3470,3180,3070,2980,2920,173
0,1610,1545,1465,1275,1205,1185,1130,107
0,980,935,810cm-1 NMR(DMSO−d6):δ=12.10(1H,br.s),7.77-7.44(2
H),7.32-7.06(1H),4.17(2H,s),3.36(3H,s),2.38(3
H,s) 元素分析値 計算値:C,55.92;H,5.12;N,11.86;S,13.57(%) 実測値:C,55.78;H,5.18;N,11.80;S,13.60(%) 実施例16 6−エトキシ−2−(メトキシアセチルアミノ)ベンゾ
チアゾールの製造: 2−アミノ−6−エトキシベンゾチアゾール5.8gをピ
リジン100mlに溶かし、室温で塩化メトキシアセチル3.0
mlを滴下した。室温で2時間攪拌した後、溶媒を留去し
た。得られた固体を水、次いでジエチルエーテルで洗浄
した。乾燥の後、エタノールで再結晶して、次の物理的
性質を有する表記化合物5.1gを得た。
融点:144-145℃ IR(KBr):ν=3480,3200,3080,3000,2940,170
5,1610,1570,1545,1470,1400,1300,1275,123
5,1125,1065,1045,945,900,825cm-1 NMR(DMSO−d6):δ=12.01(1H,br.s),7.12(1H,d),
7.01(1H,d)),6.92(1H,d of.d),4.19(2H,s),4.01(2H,
q),3.38(3H,s),1.36(3H,t) 元素分析値 計算値:C,54.12;H,5.30;N,10.52;S,12.04(%) 実測値:C,54.29;H,5.35;N,10.55;S,12.09(%) 実施例17 2−(メトキシアセチルアミノ)−6−ニトロベンゾチ
アゾールの製造: 2−アミノ−6−ニトロベンゾチアゾール5.9gをピリ
ジン100mlに溶かし、室温で塩化メトキシアセチル3.0ml
を滴下した。室温で2時間攪拌した後、溶媒を留去し
た。得られた固体を水、次いでジエチルエーテルで洗浄
した。乾燥の後、エタノールで再結晶して、次の物理的
性質を有する表記化合物5.1gを得た。
融点:230-233℃ IR(KBr):ν=3475,3310,1705,1580,1540,145
5,1355,1285,1200,1120,1050,940,910,900,84
0,760cm-1 NMR(DMSO−d6):δ=12.64(1H,br.s),9.01(1H,d),
8.25(1H,d of d),7.85(1H,d),4.24(2H,s),3.39(3H,
s) 元素分析値 計算値:C,44.94;H,3.39;N,15.72;S,12.00(%) 実測値:C,44.80;H,3.46;N,15.78;S,12.04(%) 実施例18 2−(エトキシアセチルアミノ)ベンゾチアゾールの製
造: 2−アミノベンゾチアゾール4.5gをピリジン100mlに溶
かし、室温で塩化メトキシアセチル3.0mlを滴下した。
室温で2時間攪拌した後、溶媒を留去した。得られた固
体を水で洗浄し、乾燥の後、ジエチルエーテル/n−ヘ
キサンの混合溶媒で再結晶して、次の物理的性質を有す
る表記化合物4.5gを得た。
融点:113-114℃ IR(KBr):ν=3475,2990,2900,1705,1685,160
5,1550,1540,1450,1285,1135,1125,1045,102
0,900,765cm-1 NMR(DMSO−d6):δ=12.20(1H,br.s),8.17-7.22(4
H),4.28(2H,s),3.62(2H,q),1.25(3H,t) 元素分析値 計算値:C,55.92;H,5.12;N,11.86;S,13.57(%) 実測値:C,55.88;H,5.20;N,11.81;S,13.60(%) 実施例19 6−フルオロ−2−(メトキシアセチルアミノ)−ベン
ゾチアゾールの製造: 2−アミノ−6−フルオロベンゾチアゾール3.3gをピ
リジン80mlに溶かし、室温で塩化メトキシアセチル2.0m
lを滴下した。室温で2時間攪拌した後、溶媒を留去し
た。得られた固体を水、次いでジエチルエーテルで洗浄
した。乾燥の後、エタノールで再結晶して、次の物理的
性質を有する表記化合物3.5gを得た。
融点:139-140℃ IR(KBr):ν=3140,2980,2900,1720,1605,156
0,1540,1460,1415,1275,1255,1205,1175,112
0,1050,970,925,870,805cm-1 NMR(DMSO−d6):δ=12.21(1H,br.s),8.02-7.54(2
H),7.46-7.07(1H),4.18(2H,s),3.36(3H,s) 元素分析値 計算値:C,49.99;H,3.78;N,11.66;S,13.34;F,7.91(%) 実測値:C,49.90;H,3.83;N,11.70;S,13.28;F,7.80(%)
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 篠田 清孝 滋賀県大津市堅田2丁目1番1号 東洋紡 績株式会社医薬研究所内 (72)発明者 渡辺 昭彦 滋賀県大津市堅田2丁目1番1号 東洋紡 績株式会社医薬研究所内 審査官 田村 聖子 (56)参考文献 特開 昭53−79864(JP,A) 特開 昭53−77058(JP,A)

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】式(I): [式中、R1は水素原子,炭素数1−6個の低級アルキ
    ル基または炭素数2−10個のアシル基である;XとYとは
    同一でも異なってもよく、水素原子,ハロゲン原子,炭
    素数1−6個の低級アルキル基、炭素数1−6個の低級
    アルコキシ基,ニトロ基,アミノ基,シアノ基,トリフ
    ルオロメチル基,−COOR2(R2は水素原子,炭素数1−
    6個の低級アルキル基,アルカリ金属原子,アルカリ土
    類金属原子またはアミンのカチオンである)で示される
    基または−CONR34(R3とR4は同一でも異なってもよ
    く、水素原子または炭素数1−6個の低級アルキル基で
    ある)で示される基]で表わされる新規なベンゾチアゾ
    ール誘導体および薬学的に許容される酸付加塩。
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