JPH0667784A - 導電性タブレット材料 - Google Patents
導電性タブレット材料Info
- Publication number
- JPH0667784A JPH0667784A JP24408992A JP24408992A JPH0667784A JP H0667784 A JPH0667784 A JP H0667784A JP 24408992 A JP24408992 A JP 24408992A JP 24408992 A JP24408992 A JP 24408992A JP H0667784 A JPH0667784 A JP H0667784A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- conductive
- conductive patterns
- plastic film
- insulating
- insulating layer
- Prior art date
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- Pending
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 縦横軸の任意の位置を検出する入力デバイス
に用いる導電性タブレット材料であって、絶縁性に優れ
しかも安価であり軽量で取扱いやすい導電性タブレット
を提供する。 【構成】 基材を構成するプラスチックフィルム１の両
面に導電パターン２，３を形成する。さらに、導電パタ
ーン２，３を覆うようにして絶縁層４，５を設ける。プ
ラスチックフィルム１自体が絶縁層の役目を果たすので
絶縁信頼性が高い。また従来のように絶縁性を高めるの
に導電パターンの間の絶縁層を厚くする必要がないの
で、軽量でかつ可撓性に優れしかも材料コストの低減が
図れる。
に用いる導電性タブレット材料であって、絶縁性に優れ
しかも安価であり軽量で取扱いやすい導電性タブレット
を提供する。 【構成】 基材を構成するプラスチックフィルム１の両
面に導電パターン２，３を形成する。さらに、導電パタ
ーン２，３を覆うようにして絶縁層４，５を設ける。プ
ラスチックフィルム１自体が絶縁層の役目を果たすので
絶縁信頼性が高い。また従来のように絶縁性を高めるの
に導電パターンの間の絶縁層を厚くする必要がないの
で、軽量でかつ可撓性に優れしかも材料コストの低減が
図れる。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、タッチパネルとして使
用される導電性タブレット材料に関するものである。
用される導電性タブレット材料に関するものである。
【０００２】
【従来の技術】タッチパネルは、ディスプレイ画面に取
り付けられたパネル上の絵や文字を見ながら指示ペン等
で画面に触れ、縦横軸の位置を検出してその座標位置を
入力できる入力デバイスである。そして、このタッチパ
ネルには光センサー方式、抵抗膜方式、静電容量方式、
電磁誘導方式等の各種の方式のものがあるが、電磁誘導
方式が現在最も一般に使用されている。
り付けられたパネル上の絵や文字を見ながら指示ペン等
で画面に触れ、縦横軸の位置を検出してその座標位置を
入力できる入力デバイスである。そして、このタッチパ
ネルには光センサー方式、抵抗膜方式、静電容量方式、
電磁誘導方式等の各種の方式のものがあるが、電磁誘導
方式が現在最も一般に使用されている。
【０００３】この電磁誘導方式に使用する導電性タブレ
ット材料として、従来は、図３に示すように、プラスチ
ックフィルム１１の片面にまず横軸方向に平行に導電パ
ターン１２を形成し、この上に絶縁層１４を形成し、さ
らにその上に直交するように縦軸方向に平行に導電パタ
ーン１３を形成し、最後に絶縁層１５を形成したものが
知られている。
ット材料として、従来は、図３に示すように、プラスチ
ックフィルム１１の片面にまず横軸方向に平行に導電パ
ターン１２を形成し、この上に絶縁層１４を形成し、さ
らにその上に直交するように縦軸方向に平行に導電パタ
ーン１３を形成し、最後に絶縁層１５を形成したものが
知られている。
【０００４】
【発明が解決しようとする課題】上記した従来の導電性
タブレット材料では、最近のファインパターンの要求を
満足するために、導電パターン１２，１３の間の絶縁層
１４を厚くして両者の断線、短絡等を防ぐ必要がある。
しかし、絶縁層１４を厚くすると全体の重量が増し、材
料コストが高くなる上に、可撓性がなくなることにより
折曲げ性が低下し、かえって導電パターン１２，１３に
断線を生じやすいという取扱い上の問題もあり、精度の
高い導電性タブレット材料の製造が困難であった。
タブレット材料では、最近のファインパターンの要求を
満足するために、導電パターン１２，１３の間の絶縁層
１４を厚くして両者の断線、短絡等を防ぐ必要がある。
しかし、絶縁層１４を厚くすると全体の重量が増し、材
料コストが高くなる上に、可撓性がなくなることにより
折曲げ性が低下し、かえって導電パターン１２，１３に
断線を生じやすいという取扱い上の問題もあり、精度の
高い導電性タブレット材料の製造が困難であった。
【０００５】本発明は、上記のような問題点に鑑みてな
されたものであり、その目的とするところは、絶縁性に
優れしかも安価であり軽量で取扱いやすい導電性タブレ
ット材料を提供することにある。
されたものであり、その目的とするところは、絶縁性に
優れしかも安価であり軽量で取扱いやすい導電性タブレ
ット材料を提供することにある。
【０００６】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明の導電性タブレット材料は、プラスチックフ
ィルムの両面に導電パターンを形成したことを特徴とし
ている。
に、本発明の導電性タブレット材料は、プラスチックフ
ィルムの両面に導電パターンを形成したことを特徴とし
ている。
【０００７】
【作用】上述の本発明の導電性タブレット材料によれ
ば、プラスチックフィルムが絶縁層を形成しているた
め、絶縁信頼性が高く、可撓性が大きく取扱いやすいと
いう特性を有している。
ば、プラスチックフィルムが絶縁層を形成しているた
め、絶縁信頼性が高く、可撓性が大きく取扱いやすいと
いう特性を有している。
【０００８】
【実施例】以下、実施例について図面を参照して説明す
る。
る。
【０００９】図１は本発明に係る導電性タブレット材料
の一実施例を示す斜視図、図２は図１のＸ−Ｘ断面図で
ある。
の一実施例を示す斜視図、図２は図１のＸ−Ｘ断面図で
ある。
【００１０】図において、１はプラスチックフィルムで
あり、ポリエステル、ポリイミド等の材料を用いて厚さ
２５〜３００μｍに形成されている。２，３は導電パタ
ーンであり、導電材料によりプラスチックフィルム１の
両面に互いに直交するように形成されている。また、
４，５は絶縁層であり、導電パターン２，３を覆うよう
にして設けられている。
あり、ポリエステル、ポリイミド等の材料を用いて厚さ
２５〜３００μｍに形成されている。２，３は導電パタ
ーンであり、導電材料によりプラスチックフィルム１の
両面に互いに直交するように形成されている。また、
４，５は絶縁層であり、導電パターン２，３を覆うよう
にして設けられている。
【００１１】上記の導電パターン２，３を形成する導電
材料としては、銀、銅、カーボンの中から１種若しくは
２種以上を組み合わせ、合成樹脂バインダーと混合した
ものが使用されている。なお、導電材料として銀系塗料
を使用した場合は、導電パターン２，３の表面に合成樹
脂の絶縁層を設けたり、カーボン系塗料をコーティング
することにより銀のマイグレーションを防止することが
できる。
材料としては、銀、銅、カーボンの中から１種若しくは
２種以上を組み合わせ、合成樹脂バインダーと混合した
ものが使用されている。なお、導電材料として銀系塗料
を使用した場合は、導電パターン２，３の表面に合成樹
脂の絶縁層を設けたり、カーボン系塗料をコーティング
することにより銀のマイグレーションを防止することが
できる。
【００１２】（具体例）まず、厚さ１２５μｍのポリエ
ステルフィルムの片面に銀インキ（藤倉化成、ドータイ
トＦＡ−３１２）を０．６ｍｍ巾で横軸方向に印刷加工
し、その上に合成樹脂の絶縁層を１０μｍの厚さで加工
した。次に、ポリエステルフィルムの反対側の面に銀イ
ンキを０．６ｍｍ巾で縦軸方向に印刷加工し、その上に
絶縁層を１０μｍの厚さで加工した。
ステルフィルムの片面に銀インキ（藤倉化成、ドータイ
トＦＡ−３１２）を０．６ｍｍ巾で横軸方向に印刷加工
し、その上に合成樹脂の絶縁層を１０μｍの厚さで加工
した。次に、ポリエステルフィルムの反対側の面に銀イ
ンキを０．６ｍｍ巾で縦軸方向に印刷加工し、その上に
絶縁層を１０μｍの厚さで加工した。
【００１３】（比較例）厚さ１２５μｍのポリエステル
フィルムの片面に銀インキを０．６ｍｍの巾で横軸方向
に印刷加工し、その上に合成樹脂の絶縁層を５０μｍの
厚さで加工した。さらに、その上に銀インキを縦軸方向
に印刷加工し、その上に絶縁層を１０μｍの厚さで加工
した。
フィルムの片面に銀インキを０．６ｍｍの巾で横軸方向
に印刷加工し、その上に合成樹脂の絶縁層を５０μｍの
厚さで加工した。さらに、その上に銀インキを縦軸方向
に印刷加工し、その上に絶縁層を１０μｍの厚さで加工
した。
【００１４】上記具体例の導電性タブレット材料は、導
電パターンがプラスチックフィルムの両面にあるので絶
縁性に優れており、さらに比較例で作製した導電性タブ
レット材料を比較すると、軽量でしかも可撓性に優れて
いた。
電パターンがプラスチックフィルムの両面にあるので絶
縁性に優れており、さらに比較例で作製した導電性タブ
レット材料を比較すると、軽量でしかも可撓性に優れて
いた。
【００１５】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の導電性タ
ブレット材料は、プラスチックフィルムの両面に導電パ
ターンを形成した構成としているので、プラスチックフ
ィルム自体が絶縁層の役目を果たして絶縁信頼性が高
く、また従来のように絶縁性を高めるのに導電パターン
の間の絶縁層を厚くする必要がないことから、軽量かつ
可撓性に優れており、材料コストの低減を図れ、取扱い
が容易である等、実用上の効果は大きい。
ブレット材料は、プラスチックフィルムの両面に導電パ
ターンを形成した構成としているので、プラスチックフ
ィルム自体が絶縁層の役目を果たして絶縁信頼性が高
く、また従来のように絶縁性を高めるのに導電パターン
の間の絶縁層を厚くする必要がないことから、軽量かつ
可撓性に優れており、材料コストの低減を図れ、取扱い
が容易である等、実用上の効果は大きい。
【図１】本発明に係る導電性タブレット材料の一実施例
を示す斜視図である。
を示す斜視図である。
【図２】図１のＸ−Ｘ断面図である。
【図３】従来例の断面図である。
１ プラスチックフィルム ２，３ 導電パターン ４，５ 絶縁層
Claims (1)
- 【請求項１】 縦横軸の任意の位置を検出する入力デバ
イスに用いる導電性タブレット材料であって、プラスチ
ックフィルムの両面に導電パターンを形成したことを特
徴とする導電性タブレット材料。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP24408992A JPH0667784A (ja) | 1992-08-21 | 1992-08-21 | 導電性タブレット材料 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP24408992A JPH0667784A (ja) | 1992-08-21 | 1992-08-21 | 導電性タブレット材料 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0667784A true JPH0667784A (ja) | 1994-03-11 |
Family
ID=17113580
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP24408992A Pending JPH0667784A (ja) | 1992-08-21 | 1992-08-21 | 導電性タブレット材料 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0667784A (ja) |
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2005513575A (ja) * | 2001-12-29 | 2005-05-12 | タイグエン エンタープライズ カンパニーリミテッド | 誘導層に薄膜アンテナ列を格子状に内蔵したタッチ制御型ディスプレイ |
| JP2005521122A (ja) * | 2001-09-25 | 2005-07-14 | ▲ビン▼祥實業有限公司 | 接触制御機能を有するフラットパネル型ディスプレイ。 |
| WO2013133214A1 (ja) * | 2012-03-08 | 2013-09-12 | 日本写真印刷株式会社 | フレキシブルタッチパネル |
| JP2013211188A (ja) * | 2012-03-30 | 2013-10-10 | Nissha Printing Co Ltd | 導電性ナノファイバーシート及びこれを用いたタッチパネル |
-
1992
- 1992-08-21 JP JP24408992A patent/JPH0667784A/ja active Pending
Cited By (7)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2005521122A (ja) * | 2001-09-25 | 2005-07-14 | ▲ビン▼祥實業有限公司 | 接触制御機能を有するフラットパネル型ディスプレイ。 |
| JP2005513575A (ja) * | 2001-12-29 | 2005-05-12 | タイグエン エンタープライズ カンパニーリミテッド | 誘導層に薄膜アンテナ列を格子状に内蔵したタッチ制御型ディスプレイ |
| WO2013133214A1 (ja) * | 2012-03-08 | 2013-09-12 | 日本写真印刷株式会社 | フレキシブルタッチパネル |
| JP2013186706A (ja) * | 2012-03-08 | 2013-09-19 | Nissha Printing Co Ltd | フレキシブルタッチパネル |
| KR20140138685A (ko) * | 2012-03-08 | 2014-12-04 | 니폰샤신인사츠가부시키가이샤 | 플렉시블 터치 패널 |
| US9379703B2 (en) | 2012-03-08 | 2016-06-28 | Nissha Printing Co., Ltd. | Flexible touch panel |
| JP2013211188A (ja) * | 2012-03-30 | 2013-10-10 | Nissha Printing Co Ltd | 導電性ナノファイバーシート及びこれを用いたタッチパネル |
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