JPH0666824A - 加速度センサを用いた制御システム、エアバッグシステム - Google Patents

加速度センサを用いた制御システム、エアバッグシステム

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JPH0666824A
JPH0666824A JP4223872A JP22387292A JPH0666824A JP H0666824 A JPH0666824 A JP H0666824A JP 4223872 A JP4223872 A JP 4223872A JP 22387292 A JP22387292 A JP 22387292A JP H0666824 A JPH0666824 A JP H0666824A
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 加速度センサを用いた制御システムにおいて
センサに起因するシステムの誤動作防止或いはこれに加
えてシステムの故障診断機能を満足させる。 【構成】 加速度センサを用いた制御システムにおい
て、同一のパッケージ1内に加速度センサ2,3が実装
してある。一方の加速度センサ2は制御部4からの故障
診断信号により故意的に作動可能なサーボ制御形の加速
度センサである。他方の加速度センサ3は非サーボ形の
加速度センサで構成し、これらのセンサ2,3の双方か
ら制御に必要な出力がなされていることを条件にシステ
ムを作動させる。これらの加速度センサは外部から加わ
る障害に対して異なる特性を有するセンサで構成しても
よい。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は加速度センサを用いた制
御システムに関する。
【0002】
【従来の技術】自動車等においては、エアバッグシステ
ム,サスペンション制御,四輪トルク制御等において、
対象となる物理的変位量を加速度センサにより検出して
いる。加速度センサとしては、例えば、圧力形、抵抗歪
形、静電容量形等各種の方式が提案、開発されている。
【0003】この種の加速度センサに関する従来技術と
しては、例えば、センサ−ズ アンド アクチェエータ
ズ、エイ21-23(1990)316-319頁(Sensors and Actuators
、A21-23(1990)316-319)に記載されている。
【0004】ところで、この種の加速度センサの中に
は、例えばエアバッグシステムのように不作動,誤動作
が人命にかかわるものもあり、極めて高い信頼性を要求
されるものがある。
【0005】そのため、加速度センサとして故障診断
信号を印加して応動できるサーボ制御形のものを用い、
その加速度センサの検出部の可動部(加速度に応答して
変位する質量部)を故障診断信号に基づき故意的に作動
させる力を与えて検出部及びシステムの各部の故障を診
断する方式が提案されている。
【0006】また、誤動作防止に対しては、同一目的
の加速度を検出するための加速度センサを二個実装し
て、双方の加速度センサが所定レベル以上の加速度検出
信号を出力したときにシステムを作動させるようにした
ものが提案されている(例えば特開平3−20674号
公報)。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】ところで、のような
サーボ制御形の加速度センサは、サーボ制御を行う必要
から高感度の検出部を用いるため、実際の加速度検出に
おいて衝突加速度よりも小さな加速度を受けた場合でも
誤って反応してしまうおそれがあり、その予防を図る必
要がある。
【0008】一方、の場合には、同タイプの加速度セ
ンサを用いているため、外部からの障害(例えば電磁
波,温度,湿度等)に対しても同一の障害受容特性があ
り、双方の加速度がそろって外部障害の影響を受けて誤
動作する事態も考えられる。
【0009】本発明は以上の点に鑑みてなされ、その目
的は、第1には、加速度センサの故障診断機能とセンサ
誤動作防止の双方の条件を満足させる制御システムを提
供することにある。第2には、特に外部の障害に対する
誤動作防止を確実に図り得る制御システムを提供するこ
とにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明は上記目的を達成
するために、システム制御に用いる加速度センサとして
基本的には次のようなものを提案する。
【0011】一つは、加速度センサを用いた制御システ
ムにおいて、同一のパッケージ内に加速度センサが複数
個実装され、これらの加速度センサの一方がシステムの
故障診断系からの故障診断信号により故意的に作動可能
なサーボ制御形の加速度センサで、他方が非サーボ形の
加速度センサで構成し、且つ、これらの加速度センサの
双方から制御に必要な出力がなされていることを条件に
システムを作動させるよう設定した(これを第1の発明
とする)。
【0012】もう一つは、上記同様に同一のパッケージ
内に複数個の加速度センサを実装するが、これらの加速
度センサは外部から加わる障害に対して異なる特性を有
するセンサで構成され、且つ、これらの加速度センサの
双方から制御に必要な出力がなされていることを条件に
システムを作動させるよう設定した(これを第2の発明
とする)。
【0013】
【作用】第1の発明の作用…このような構成よりなれ
ば、同一パッケージ内に複数個の加速度センサを実装す
るため、同一位置で同一目的の加速度を検出できる。し
かも、これらの加速度センサは、一方がサーボ制御形の
加速度センサでシステムの故障診断系と接続可能として
あるので、故障診断信号を加速度センサの検出部に印加
して故意的な作動力を付加することで、センサ及びシス
テム各部の働きをチェックでき故障診断を可能にする。
【0014】このようなサーボ制御形の加速度センサ
は、既述した通り、サーボ制御を可能にするため高感度
である反面、過敏反応により実際の目的とする加速度レ
ベル(例えば、エアバッグシステムの場合には衝突加速
度)より小さな加速度を受けた場合でも、システムが誤
って作動するおそれがある。
【0015】しかし、本発明によれば、同一パッケージ
内に実装されるサーボ制御形と非サーボ形の双方の加速
度センサから制御に必要な出力がなされていることを条
件にシステムを作動させるよう設定してあるので、上記
のような不具合を解消できる。すなわち、一方の非サー
ボ形の加速度センサは、サーボ制御ほどの感度を要求さ
れず、構造的に検出部の可動部(加速度に応答して変位
する質量部)を過敏にしないで目的の加速度に範囲を絞
って応答できるようにその可動部の支持構造を容易に設
定できるので、たとえ、サーボ制御形の加速度センサが
誤った出力を行ったとしても、非サーボ形の加速度セン
サが出力せず或いはシステム作動に必要なまでの出力を
発生させないで誤動作を防止できる。
【0016】第2の発明の作用…パッケージ内に実装さ
れる各々の加速度センサは、障害に対して異なる特性を
有するので、パッケージ内に実装された一方の加速度セ
ンサがある障害に対し反応した場合であっても、他方の
加速度センサが上記障害に対し反応しない確率を極めて
高くすることができ、したがって、双方の加速度センサ
から信号が出力された場合にシステムを作動させるよう
に設定しておけば、システム制御の誤動作を確実に防止
し信頼性を高めることができる。
【0017】
【実施例】本発明の実施例を図面に基づき説明する。
【0018】図1は本発明の一実施例に係る制御システ
ムのブロック構成図、図2は上記制御システムの加速度
センサのパッケージ実装態様を示す図、図3,図4は上
記制御システムに用いる加速度センサである。
【0019】図1において、1は加速度センサのパッケ
ージで、その内部に2個の加速度センサ2,3が実装さ
れる。加速度センサ2は、加速度をその変位量に対応し
た電気信号として出力する電子式の加速度センサで、例
えば加速度センサ2は静電サーボ制御形の静電容量式加
速度センサが使用され、加速度センサ3は非サーボ形の
静電容量式加速度センサが使用される。
【0020】ここで、サーボ制御形の加速度センサ2の
具体例を図3により、非サーボ形の加速度センサ3の具
体例を図4により説明する。
【0021】図3において、加速度センサ2は検出部2
a及び変換回路2bよりなり、検出部2aは、固定電極
23及び24を有する上下のガラス基板20と、固定電
極23,24間に微小空隙を介して対向配置される可動
電極(質量部)22とで構成され、可動電極22はビー
ム21によって弾性支持されている。
【0022】固定電極23,24と可動電極22間には
静電容量C1、C2が存在し、この静電容量差C1,C
2の差ΔCが変換回路2bに与えられる。変換回路2b
は少なくともΔC検出器25、パルス幅変調器26、ノ
ット回路27およびフィルタ28より構成され、これら
の要素25、26、27、検出部2aの構成をもって静
電サーボ系を形成する。
【0023】すなわち、加速度Gが検出部2aに加わる
と可動電極22が加速度に基づく慣性力のため移動す
る。このため、可動電極・各固定電極間の距離が変化
し、静電容量C1、C2が変わる。ΔC検出器25はC
1−C2の差ΔCを検出し、ΔCに比例した電圧ΔVc
の値に比例したパルス幅をもつパルス電圧VEは固定電
極23に与えられると同時にノット回路27で反転され
E′となって固定電極24に与えられる。
【0024】上記の回路構成とすることで加速度Gによ
る慣性力とパルス電圧VE、VE′による静電気力(VE
のパルス幅に依存する)が平衡する位置(基準位置)に
可動電極22がサーボ制御され、パルスVEのパルス幅
をフィルタ28の出力端子29で取り出すことで加速度
Gに比例した電圧VOを得る。
【0025】次に加速度センサ3について説明する。
【0026】図4に示すように加速度センサ3は、検出
部3aについては上記加速度センサ2の検出部2aと同
様の構成をなし、変換回路3bは、ΔC検出器25とフ
ィルタ30とで構成される。
【0027】検出部3aは図3の検出部2aと同様加速
度Gを検出し、この信号をΔC検出器25に与え、さら
にフィルタ30及び端子31を通して出力信号とする。
この場合は、信号処理系をサ−ボ系としておらず、開放
系としているため、ビーム21の剛性を高めて、目的の
加速度レベルで可動電極22が応動でき、感度的には、
サーボ制御の加速度センサより感度を抑えて、過敏な反
応をしないようにしてある。
【0028】次に、上記加速度センサ2,3のパッケー
ジ実装態様を図2により説明する。
【0029】同図の(a)がキャップを被着した状態、
(b)がキャップを外した状態を示す。パッケージ1
は、センサを収容するためのハウジング1Aとこれを覆
うキャップ1Bとで構成され、ハウジング1Aに取付け
用のボルト挿通穴6,7と出力用のピン端子8が設けて
ある。
【0030】パッケージ1内には、加速度センサ2の検
出部2aと変換回路2b、加速度センサ3の検出部3a
と変換回路3bとが実装される。このパッケージ1は耐
電波障害のためのシールドを施すことが望ましい。例え
ば、パッケージ全体をシールド部材で構成し、これをア
ースする。また、センサ2,3から次に述べる制御部4
までの信号線もシールド被覆するのが望ましい。
【0031】加速度センサ2及び3の出力は図1に示す
ように制御部4に入力される。制御部4は、例えばマイ
クロコンピュータにより構成され、加速度センサ2及び
3の双方から所定レベル以上の信号が入力されることを
条件にシステム動作に必要な制御信号を端子5から出力
し、図示していないシステムのアクチュエータ等を駆動
制御する。加速度センサ2及び3のいずれか一方からし
か所定レベル以上の出力がなされていない時には、誤信
号としてシステム制御信号を出力しないように設定して
ある。
【0032】また、制御部4は、サーボ制御形加速度セ
ンサ2の検出部2aに定期的或いは運転始動時等に故障
診断信号を出力して、これを検出部2aの固定電極2
3,24に印加して可動電極22を故意的に作動させ、
検出部2aから正常な出力がなされているか、及びシス
テム各部が正常に作動できる状態にあるか否かを模擬的
にチェックする故障診断機能を有する。この場合の故障
診断機能は、支障がなければ実際にシステム各部を作動
させてもよいが、システム各部を作動させると運転に支
障が生じる場合には、システム各部を作動させないよう
にして、その駆動回路に実際に制御信号が送られている
かチェックすることにより行われる。なお、非サーボ形
の加速度センサについては、サーボ形のセンサよりも頑
丈な検出部構造とでき故障率を極めて低いものを用いる
ことができるので、診断を不要とした。
【0033】以上の構成をなす、本実施例によれば、故
障診断機能を与えてシステムの断線,破損等に起因する
不作動等の異常があるか否かを事前にチェックできるほ
かに、2つの加速度センサの双方の出力を条件にシステ
ムを作動させるので、誤動作防止を図ることができる。
なお、上記実施例では、加速度センサ2,3は静電容
量式加速度センサを使用するが、そのほか、抵抗歪形,
圧力形等の種々の電子式加速度センサを用いることも可
能であり、また、この場合に加速度センサに故障診断の
ためのサーボをかける場合には、上記のような静電電極
を故障診断専門のものとして設けることや、その他、電
磁力により加速度検出部の質量部を故意的に作動させる
ようにしてもよい。
【0034】図5に本発明の第2実施例を示す。
【0035】本実施例は、同一のパッケージ1内に外部
から加わる障害に対して異なる特性を有する加速度セン
サ51,52が実装してある。加速度センサ51は、例
えば、静電容量形,抵抗歪形,圧力形等の電子式加速度
センサを用い、加速度センサ52は、加速度が所定レベ
ル以上になると応動してスイッチ動作を行う機械式の加
速度センサを用いている。これらのセンサ51,52の
検出部51a,52a及び変換回路51b,52bがパ
ッケージ1内に実装してある。
【0036】加速度センサ51,52はそのタイプを異
にしているが、同一の加速度を検出することを目的とす
る。
【0037】本実施例における制御部53は、機械式加
速度センサ52からスイッチオン信号(所定加速度以上
のときに機械スイッチがオンして発生する信号)を入力
することを条件に、さらに電子式加速度センサ51から
所定レベル以上の信号が出力されると、システム制御に
必要な駆動信号を端子54を介して図示されないシステ
ム各部に出力する。
【0038】本実施例によれば、次のような効果を奏す
る。
【0039】一方の機械式の加速度センサ52は、電
波,熱等に対して耐障害性を有しているので、もう一方
がこれらの障害に対し比較的弱い電子式の加速度センサ
51を用いたとしても、双方の加速度センサから信号が
出力された場合にシステムを作動させるように設定して
おけば、システム制御の誤動作を確実に防止し信頼性を
高めることができる。逆に、機械式加速度センサの接点
等に水分等が付着してスイッチが短絡してスイッチ信号
を発生した場合でも、電子式加速度センサがそれに対し
て耐障害特性のあるようにしておけば、上記同様にシス
テム制御の誤動作を防止できる。
【0040】また、一方の電子式加速度センサ51は、
その加速度の変位量を検出可能であるので、機械式加速
度センサ52のスイッチオンを条件にセンサ51の出力
を取り込むようにしておけば、誤動作防止と加速度の度
合を検出して、加速度に応じたシステム制御が可能とな
る。
【0041】電子式加速度センサ51は、第1実施例で
述べたような故障診断機能を有するサーボ制御形の加速
度センサを用いもよい。
【0042】図6は上記第1実施例を応用したエアバッ
グシステムの例である。
【0043】パッケージ1内の加速度センサ2,3の構
成及び制御部4については、第1実施例と同様の構成で
ある。ここでは、非サーボ形加速度センサ3の検出部3
aは、車両衝突を検出する場合に必要な加速度(例えば
±50G)付近及びそれ以上で応動可能とし、サーボ形
加速度センサ2の検出部2aはそれ以下の加速度であっ
ても応動可能にして故障診断信号が印加された場合でも
応動可能にしてある。車両の衝突信号40は、検出部2
a,3aに与えられる。制御部4は、加速度センサ2及
び3の双方から衝突加速度に相当する信号が出力される
と、インフレータ41を駆動させ、これにより火薬の熱
エネルギによりエアバッグバッグ42を展開させる。こ
の実施例では、さらに検出部3aの出力信号を端子43
に導いて、他の保安信号例えばシ−トベルト締結信号と
して利用している。
【0044】このような保安装置は、不作動及び誤動作
が人命にかかわるため、第1実施例同様の効果を有する
制御システムを適用させることは、信頼性を高める上で
大きく貢献できる。なお、エアバッグシステムとして第
2実施例の制御システムを応用した場合にも誤動作防止
を図り得る。
【0045】また、本発明の制御システムは、保安シス
テムに有用であり、エアバッグシステム以外のものでも
適用可能である。
【0046】
【発明の効果】以上のような構成,作用をなすことによ
り、第1の発明によれば、加速度センサの故障診断機能
とセンサ誤動作防止の双方を条件を満足させる制御シス
テムを提供でき、第2の発明によれば、特に外部の障害
に対する誤動作防止を確実に図り得る制御システムを提
供できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施例に係るブロック構成図
【図2】第1実施例に用いる加速度センサのパッケージ
実装態様を示す図
【図3】上記実施例に用いる一方の加速度センサの構成
【図4】上記実施例に用いる他方の加速度センサの構成
【図5】本発明の第2実施例を示すブロック構成図
【図6】本発明の第3実施例に係るエアバッグシステム
のブロック構成図
【符号の説明】
1…パッケージ、2…サーボ制御形加速度センサ、3…
非サーボ形加速度センサ、2a,3a…検出部、2b,
3b…変換回路、4…制御部、51,52…加速度セン
サ(電子式加速度センサ、機械式加速度センサ)、53
…制御部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 松倉 哲夫 茨城県勝田市大字高場2520番地 株式会社 日立製作所自動車機器事業部内 (72)発明者 久保田 正則 茨城県勝田市大字高場2520番地 株式会社 日立製作所自動車機器事業部内 (72)発明者 半沢 恵二 茨城県勝田市大字高場字鹿島谷津2477番地 3 日立オートモティブエンジニアリング 株式会社内

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 加速度センサを用いた制御システムにお
    いて、同一のパッケージ内に加速度センサが複数個実装
    され、これらの加速度センサの一方がシステムの故障診
    断系からの故障診断信号により故意的に作動可能なサー
    ボ制御形の加速度センサで、他方が非サーボ形の加速度
    センサで構成し、且つ、これらの加速度センサの双方か
    ら制御に必要な出力がなされていることを条件にシステ
    ムを作動させるよう設定してあることを特徴とする加速
    度センサを用いた制御システム。
  2. 【請求項2】 請求項1において、前記加速度センサは
    双方が静電容量式であることを特徴とする加速度センサ
    を用いた制御システム。
  3. 【請求項3】 加速度センサを用いた制御システムにお
    いて、同一のパッケージ内に加速度センサが複数個実装
    され、且つ、これらの加速度センサは外部から加わる障
    害に対して異なる特性を有するセンサで構成され、且
    つ、これらの加速度センサの双方から制御に必要な出力
    がなされていることを条件にシステムを作動させるよう
    設定してあることを特徴とする加速度センサを用いた制
    御システム。
  4. 【請求項4】 請求項1ないし請求項3のいずれか1項
    において、前記加速度センサの一方が、加速度をその変
    位量に対応した電気信号として出力する電子式の加速度
    センサで、他方が加速度の変位に応じて機械的なスイッ
    チ動作を行う機械式の加速度センサより成ることを特徴
    とする加速度センサを用いた制御システム。
  5. 【請求項5】 請求項1ないし請求項4のいずれか1項
    において、前記パッケージ内には、各々の加速度センサ
    の加速度検出部及び加速度を電気信号に変換する変換回
    路とが収容してあることを特徴とする加速度センサを用
    いた制御システム。
  6. 【請求項6】 車両の衝突加速度を検出してエアバッグ
    を起動させるエアバッグシステムにおいて、前記衝突加
    速度を検出する加速度センサとして2個のセンサを用
    い、これらの加速度センサは、一方がエアバッグシステ
    ムの故障診断系と接続可能なサーボ制御形加速度センサ
    で、他方が非サーボ形の加速度センサで構成して同一の
    パッケージ内に実装され、これらの双方の加速度センサ
    から衝突加速度に相当する信号が出力されるとエアバッ
    グを起動させる制御部を備えたことを特徴とするエアバ
    ッグシステム。
  7. 【請求項7】 車両の衝突加速度を検出してエアバッグ
    を起動させるエアバッグシステムにおいて、前記衝突加
    速度を検出する加速度センサとして2個のセンサを用
    い、これらの加速度センサは、外部から加わる障害に対
    して異なる特性を有するセンサで構成されて同一のパッ
    ケージ内に実装され、これらの双方の加速度センサから
    衝突加速度に相当する信号が出力されるとエアバッグを
    起動させる制御部を備えたことを特徴とするエアバッグ
    システム。
JP4223872A 1992-08-24 1992-08-24 加速度センサを用いたエアバッグシステム Expired - Lifetime JP2774024B2 (ja)

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