JPH0666672A - 振動試験機 - Google Patents

振動試験機

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Publication number
JPH0666672A
JPH0666672A JP4241206A JP24120692A JPH0666672A JP H0666672 A JPH0666672 A JP H0666672A JP 4241206 A JP4241206 A JP 4241206A JP 24120692 A JP24120692 A JP 24120692A JP H0666672 A JPH0666672 A JP H0666672A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
hydraulic cylinder
cylinder
acceleration
piston
gain
Prior art date
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Withdrawn
Application number
JP4241206A
Other languages
English (en)
Inventor
Tadashi Kususe
正 楠瀬
Toshio Yamashita
敏夫 山下
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Heavy Industries Ltd
Original Assignee
Mitsubishi Heavy Industries Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Mitsubishi Heavy Industries Ltd filed Critical Mitsubishi Heavy Industries Ltd
Priority to JP4241206A priority Critical patent/JPH0666672A/ja
Publication of JPH0666672A publication Critical patent/JPH0666672A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 供試体に正しい正弦波的加速度を与えること
のできる高性能の振動試験機を提供すること。 【構成】 駆動用液圧シリンダー1に圧油を給排するこ
とにより、そのピストン3を動かし、継手6を介してテ
ーブル7を動かす振動試験機において、上記継手6と上
記テーブル7との間に挿入され両ポートをオリフィス1
8を介して短絡してなる衝撃吸収用液圧シリンダー14
と、上記衝撃吸収液圧シリンダー14のピストン15を
制御するための制御弁17と、上記制御弁17に指令を
出すコントローラーと、上記駆動用液圧シリンダー1の
ピストン3のストロークを計測する変位計24とを具え
たこと。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、振動試験機に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の振動試験機においては、テーブル
とそれを駆動する液圧シリンダーの間に継手等の機械構
造物があるのみであり、駆動シリンダーの力及び継手の
ガタの影響が直接テーブルに作用している。すなわち、
図5縦断面図に示すように、液圧シリンダー1のピスト
ンロッド3は軸方向に摺動し、その一端は、継手6を介
してテーブル7と連結されている。ここで継手6はピス
トンロッド3とテーブル7の軸心ズレによる悪影響を補
正するものである。そして、切換弁11の位置を変える
ことにより、液圧シリンダー1への給排油量を変え、ピ
ストンロッド3によりテーブル7の動きをコントロール
するのである。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、この種
の振動試験機では、ピストンロッド3とテーブル7とを
連結している継手6には連結ピン9a,9bがあり、こ
のためピンとピン孔との間に必ずガタが存在する。この
ため、テーブル7を前後方向に動かすとき、このガタが
テーブルの動きに悪影響を及ぼすのである。また、液圧
シリンダーの駆動系には、本来、非線形特性があり、こ
れは液圧シリンダーの摩擦力,切換弁のオーバラップ,
継手のガタ等によるものである。これらの部材の相乗的
影響で液圧シリンダーを正弦波状に駆動する入力(図6
(A))を印加しても、テーブルの加速度は正弦波になら
ずに、同図(B)に示すように、歪んでしまう。したが
って、テーブルに供試体をのせて振動特性をとる場合に
正確な試験ができないのである。
【0004】本発明はこのような事情に鑑みて提案され
たもので、供試体に正しい正弦波的加速度を与えること
のできる高性能の振動試験機を提供することを目的とす
る。
【0005】
【課題を解決するための手段】そのために本発明は、駆
動用液圧シリンダーに圧油を給排することにより、その
ピストンを動かし、継手を介してテーブルを動かす振動
試験機において、上記継手と上記テーブルとの間に挿入
され両ポートをオリフィスを介して短絡してなる衝撃吸
収用液圧シリンダーと、上記衝撃吸収液圧シリンダーの
ピストンを制御するための制御弁と、上記制御弁に指令
を出すコントローラーと、上記駆動用液圧シリンダーの
ピストンのストロークを計測する変位計とを具えたこと
を特徴とする。
【0006】
【作用】このような構成によれば、駆動用シリンダーに
よりテーブルを動かす場合、制御弁のオーバラップ,シ
リンダーの摩擦力,継手のガタ等に起因するテーブル加
速度の歪は加振周波数の3倍以上である。この基本周波
数の3倍周波数はフィードバック位置制御系の作用によ
り比較的小さいゲインで油圧フィルター用液圧シリンダ
ーの制御弁へフィードバックされることとなり、その結
果、テーブルには伝わらず、したがってテーブルの加速
度に歪を与えることがなくなるのである。
【0007】
【実施例】本発明の一実施例を図面について説明する
と、図1はその縦断面図、図2は図1のフィルター用シ
リンダーの外力と中立位置からのズレ量との関係を示す
特性図、図3は図1のサーボ系のゲインとフィルター用
液圧シリンダーのバネ定数との関係を示す特性図であ
る。
【0008】まず図1において、駆動用シリンダー1は
制御弁11を介してポンプ12からの圧油を給排により
ピストン3を駆動する。ピストン3の一端は継手6及び
油圧フィルター用液圧シリンダー14を介してテーブル
7に連結されており、ピストン3の動きによりテーブル
7を駆動する。油圧フィルター用液圧シリンダー14の
ピストン15は継手6に、シリンダー本体16はテーブ
ル7に連結されており、同液圧シリンダー14の両ポー
トは制御弁17に接続されており、その途中でオリフィ
ス18により短絡している。一方、同液圧シリンダー1
4のピストン15のストロークは変位計24で計測さ
れ、信号yを加算器23に出力する。ここで液圧シリン
ダー14のストローク指令rは、ストロークが中立位置
になるように設定される。つまり、油圧フィルター用液
圧シリンダー14は、ストロークが中立位置になるよう
にフィードバック位置制御系を構成している。
【0009】このような装置において、いまテーブル7
を動かすために駆動用シリンダー1のピストン3を動か
すと、その駆動力Fcはフィルター用液圧シリンダー1
4に作動する外力となる。そこで、液圧シリンダー14
の両ポートはオリフィス18で短絡しているため、外力
Fcが作用すると液圧シリンダー14は中立位置からず
れようとするが、位置サーボ制御系を構成しているため
その中立からのズレ量Xは図2に示すような特性を有す
る。つまり、外力Fcが大きいほどずれ量Xは大きくな
り、また、サーボ系のゲイン21の値Kaが大きいほど
ズレ量Xは小さい。このためフィルター用液圧シリンダ
ー14のバネ定数をKfとすると、ゲインKaとKfの
関係は図3のようになる。つまりゲインKaが小さいと
弱いバネに、Kaが大きいと強いバネにというようにゲ
インKaを変えることによりバネ定数Kfをコントロー
ルすることが可能となる。ところで、駆動用シリンダー
1によりテーブル7を動かす場合、制御弁のオーバラッ
プ,シリンダーの摩擦力,継手のガタ等に起因するテー
ブル加速度の歪は基本周波数(加振周波数)の3倍以上
である。したがって、基本周波数の3倍周波数が図4の
ゲイン低下領域であれば、その3倍成分はテーブルに伝
わらずにテーブルの加速度に歪を与えない。その結果、
本発明装置ではテーブルの加速度は図6(A)に示すよ
うに、正弦波となる。ちなみに、従来は前記したとおり
同図(B)のように歪んだ波形となっている。
【0010】
【発明の効果】要するに本発明によれば、駆動用液圧シ
リンダーに圧油を給排することにより、そのピストンを
動かし、継手を介してテーブルを動かす振動試験機にお
いて、上記継手と上記テーブルとの間に挿入され両ポー
トをオリフィスを介して短絡してなる衝撃吸収用液圧シ
リンダーと、上記衝撃吸収液圧シリンダーのピストンを
制御するための制御弁と、上記制御弁に指令を出すコン
トローラーと、上記駆動用液圧シリンダーのピストンの
ストロークを計測する変位計とを具えたことにより、供
試体に正しい正弦波的加速度を与えることのできる高性
能の振動試験機を得るから、本発明は産業上極めて有益
なものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示す縦断面図である。
【図2】フィルター用液圧シリンダーの外力と中立位置
からのズレ量との関係を示す特性図である。
【図3】サーボ系のゲインとフィルター用液圧シリンダ
ーのバネ定数との関係を示す特性図である。
【図4】油圧式フィルターの特性図である。
【図5】従来の振動試験機を示す全体縦断面図である。
【図6】図5の振動試験機における制御入力波形とテー
ブルの加速度波形との関係を示す比較波形図である。
【符号の説明】
1 駆動用シリンダー 2 シリンダー本体 3 ピストン 4 軸受 5 シール 6 継手 7 テーブル 8 軸受 9 連結ピン 11 制御弁 12,12′ 油圧ポンプ 13 タンク 14 フィルター用液圧シリンダー 15 ピストン 16 シリンダー本体 17 制御弁 18 オリフィス 19 ピン 20 シール 21 ゲイン(倍率器) 22 増幅器 23 加算器 24 変位計

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 駆動用液圧シリンダーに圧油を給排する
    ことにより、そのピストンを動かし、継手を介してテー
    ブルを動かす振動試験機において、上記継手と上記テー
    ブルとの間に挿入され両ポートをオリフィスを介して短
    絡してなる衝撃吸収用液圧シリンダーと、上記衝撃吸収
    液圧シリンダーのピストンを制御するための制御弁と、
    上記制御弁に指令を出すコントローラーと、上記駆動用
    液圧シリンダーのピストンのストロークを計測する変位
    計とを具えたことを特徴とする振動試験機。
JP4241206A 1992-08-18 1992-08-18 振動試験機 Withdrawn JPH0666672A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4241206A JPH0666672A (ja) 1992-08-18 1992-08-18 振動試験機

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4241206A JPH0666672A (ja) 1992-08-18 1992-08-18 振動試験機

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH0666672A true JPH0666672A (ja) 1994-03-11

Family

ID=17070784

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP4241206A Withdrawn JPH0666672A (ja) 1992-08-18 1992-08-18 振動試験機

Country Status (1)

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JP (1) JPH0666672A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR101305982B1 (ko) * 2008-11-21 2013-09-12 고쿠사이 게이소쿠키 가부시키가이샤 유압 액추에이터 및 유압 진동 시험 장치
KR20170035224A (ko) * 2015-09-22 2017-03-30 국방과학연구소 작동기의 백래시 및 강성 측정 장치

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Legal Events

Date Code Title Description
A300 Withdrawal of application because of no request for examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300

Effective date: 19991102