JPH0666430A - 暖房装置 - Google Patents

暖房装置

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Publication number
JPH0666430A
JPH0666430A JP4178348A JP17834892A JPH0666430A JP H0666430 A JPH0666430 A JP H0666430A JP 4178348 A JP4178348 A JP 4178348A JP 17834892 A JP17834892 A JP 17834892A JP H0666430 A JPH0666430 A JP H0666430A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
floor
heating
heating device
support
room
Prior art date
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Pending
Application number
JP4178348A
Other languages
English (en)
Inventor
Shohachi Shimizu
昭八 清水
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mirai Industry Co Ltd
Original Assignee
Mirai Industry Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Mirai Industry Co Ltd filed Critical Mirai Industry Co Ltd
Priority to JP4178348A priority Critical patent/JPH0666430A/ja
Publication of JPH0666430A publication Critical patent/JPH0666430A/ja
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  • Steam Or Hot-Water Central Heating Systems (AREA)
  • Central Heating Systems (AREA)
  • Domestic Hot-Water Supply Systems And Details Of Heating Systems (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 床暖房システムにおいて暖房効率を高めた暖
房装置を提供する。 【構成】 この暖房装置は、床材10と、床材10を所
定の高さに設置するための支持体20と、発熱体である
温水管40を収納する収納路30とを備えており、床材
10は支持体20によって床壁60との間に空間50が
設けられた状態で設置されるようになっている。床材1
0には所定間隔毎に通気穴11が設けられており、この
通気穴11によって床下空間50から床上の室内空間に
連通して、床下空間50の空気を室内に送り込み、床下
の温められた空気が通気穴11を通して室内に流れ、室
内の暖房のために消費されるようになっている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、建物のオフィス等の床
暖房システムに使用される暖房装置に関し、とくに暖房
効率を高めた暖房装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、オフィス内を暖房する暖房装置と
しては、例えば、図6に示すように、温水管40が収納
される収納溝81を備えた床材80が使用されており、
前記床材80の収納溝81内に温水管40を収納し、床
材80上に仕上床パネル82を載置し、温水管40から
の熱を仕上床パネル82を介して室内に伝え、室内を温
めるようにしたものが知られている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来の暖房装置を使用した暖房は、温水管の熱が仕上床パ
ネル側だけでなく、床材側にもかなりの熱が奪われるた
め、熱損失が大きいという問題あがあった。
【0004】また、従来の暖房装置は、温水管の通って
いる部分は暖かいが、温水管の通っていない部分の仕上
床パネルは暖かくないか、温まるまでに時間がかかり、
暖房が局所的に行われるという問題があった。
【0005】本発明は、このような事情に鑑みなされた
ものであり、その目的とするところは、発熱体の熱を有
効に床上に伝え、かつ全体的に室内を温めることができ
る暖房効率を高めた暖房装置を提供しようとするもので
ある。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
の手段として、本発明は、「通気穴を有する床材と、こ
の床材を床壁から隔てて床下に空間を形成すべく床材を
所定の高さに設置するための支持体と、床材の床仕上面
に臨んで配設され、温水管、電熱線等の発熱体を収納す
る収納路と、からなることを特徴とする暖房装置」を、
その内容としている。
【0007】
【作用】上記本発明に係る暖房装置にあっては、通気穴
を有する床材が支持体によって床壁との間に空間が設け
られた状態で設置されるようになっている。したがって
収納路内に発熱体が収納された状態で、発熱体から床上
に伝わった熱はそのまま室内の暖房に消費されるととも
に、発熱体から床下に伝わった熱は、床下に形成された
空間内の空気を温め、この温められた空気が床材に設け
られた通気穴を通して室内に流れ、室内の暖房のために
消費されるようになっている。これにより、発熱体の熱
が室内の暖房に有効に使用されるようになっている。
【0008】
【実施例】以下、図面に示す実施例にしたがって、本発
明を具体的に説明する。図1は本発明に係る暖房装置の
一実施例を適用した床暖房システムの概略を示す断面図
である。この暖房装置は、床材10と、床材10を所定
の高さに設置するための支持体20と、発熱体である温
水管40を収納する収納路30とを備えており、床材1
0は支持体20によって床壁60との間に空間50が設
けられた状態で設置されるようになっている。
【0009】図2に示すように、床材10は、合成樹脂
により長方形状の盤状に作製され、その両側縁が曲げ形
成されて支持体20に設けられた受け部22に係合し
て、支持体20によって支持されるようになっている。
なお、床材10は合成樹脂製に限らず、金属製あるいは
木質材を用いて作製されたものであってもよい。又、床
材10の形状は、長方形状、正方形状を問わず、支持体
20によって支持される形態を備えたものであればよ
い。
【0010】床材10には所定間隔毎に通気穴11が設
けられており、この通気穴11によって床下空間50か
ら床上の室内空間に連通して、床下空間50の空気を室
内に送り込む流通路が形成されるようになっている。通
気穴11の設けられる箇所は、床材10のどの箇所であ
っても良いが、温水管40が収納される収納路30との
位置関係を考慮し、収納路30どうしの中間に設けられ
ることが好ましい。通気穴11は単なる開口であっても
よいが、床下空間50の空気を室内に積極的に送り込む
ため、ファン等の送風手段を設けてもよい。
【0011】図2、図3に示すように、支持体20は床
材10を支持する受け部22を有する四角筒状の支持受
け体21と、この支持受け体21を支えるボルト27を
有する支持脚26とで構成されている。この場合の支持
体20は、支持受け体21の上部が温水管40が収納さ
れる収納路30として形成されている。図3に示すよう
に、支持受け体21の下部には上下に仕切壁23が形成
され、間にナット25が嵌装されており、このナット2
5に支持脚26のボルト27を螺合させて支持受け体2
1を支える構造となっている。したがって、ナット25
に対するボルト27の螺入状態を調節することにより、
支持受け体21の高さを調整し得るようになっている。
又、ナット25を仕切壁23間の通路内をスライドさせ
ることにより、支持脚26の位置を移動できるようにな
っている。なお、支持受け体21は、合成樹脂あるいは
金属の成形、加工により容易に作製することができる。
【0012】図1〜図3に示す例にあっては、収納路3
0は支持体20と一体に設けられている。すなわち、支
持受け体21の上部に隔壁24が設けられ、温水管40
が収納される収納路30として形成されている。支持受
け体21の上面は開口し、温水管40を上から容易に挿
入することができるようになっており、温水管40の挿
入後は上面には蓋体31がかぶせられるようになってい
る。
【0013】図4は本発明に係る暖房装置の別の実施例
を示す断面図である。この暖房装置は、床材10の中央
に床材10と一体に収納路30が設けられ、収納路30
の両側の床材10に通気穴11が設けられ、床下に空間
50を形成すべく床材10を支持する支持体20を備え
た構成となっている。ここで使用される床材10の材
質、通気穴11の形態等は図1〜3に示す暖房装置と同
様のものを適用することができる。又、支持体20は所
定の長さをもった棒状又は板状の部材を使用しても良い
が、図5に示すように、雌ネジを有する筒体28と、雄
ネジを有するボルト29とを螺合させ、高さ調整し得る
ように形成したものであっても良い。なお、床材10と
支持体20とは一体に形成されたものであっても良い。
【0014】さて、上記のような暖房装置を使用して、
図1に示すような床暖房システムを施工するには、ま
ず、支持体20を床壁60上に設置する。次いで、床材
10を支持体20に支持させて、床材10を所定の高さ
に設置して室内床を形成する。床材10上には仕上材1
3を敷設する。又、通気穴11には金属製あるいは合成
樹脂製のキャップ12を取り付け、人の歩行や機器の設
置等に支障にならないように施工する。次に、温水管4
0を配管するには、仕上材13及び蓋体31を取り外
し、収納路30内に温水管40を収め、蓋体31、仕上
材13で覆って、配管を完了する。
【0015】而して、上記のような暖房装置を使用し
て、図1に示すような床暖房システムを施工することに
より、発熱体である温水管40の熱を有効に床上に伝
え、かつ全体的に室内を温めることができる。なお、床
下空間50の空気を室内に積極的に送り込む手段とし
て、前述した通気穴11にファン等の送風手段を設ける
場合の他、室内に換気扇を設け、通気穴11から床下空
間50の温められた空気を室内に取り込むようにしても
よい。なお、本発明では発熱体は温水管40に限られ
ず、電熱線の場合も、図1に示す場合と同様に、床暖房
システムを施工することができる。
【0016】
【発明の効果】以上説明したように、本発明は、『通気
穴を有する床材と、この床材を床壁から隔てて床下に空
間を形成すべく床材を所定の高さに設置するための支持
体と、床材の床仕上面に臨んで配設され、温水管、電熱
線等の発熱体を収納する収納路と、からなることを特徴
とする暖房装置』の構成により、発熱体の熱を有効に床
上に伝え、かつ全体的に室内を温めることができ、従来
に比べ、暖房効率をより高めることができるという優れ
た効果を有する。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明に係る暖房装置の一実施例を適用した
床暖房システムの概略を示す断面図である。
【図2】 本発明に係る暖房装置の一実施例を示す斜視
図である。
【図3】 図2に示す暖房装置の支持体を示す断面図で
ある。
【図4】 本発明に係る暖房装置の別の実施例を示す断
面図である。
【図5】 図4に示す暖房装置に適用する支持体の別例
を示す断面図である。
【図6】 従来の暖房装置を示す断面図である。
【符号の説明】
10 床材 11 通気穴 20 支持体 21 支持受け体 22 受け部 25 ナット 26 支持脚 27 ボルト 30 収納路 40 温水管 50 空間 60 床壁
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.5 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 F24D 13/02 F 6909−3L

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 通気穴を有する床材と、この床材を床壁
    から隔てて床下に空間を形成すべく床材を所定の高さに
    設置するための支持体と、床材の床仕上面に臨んで配設
    され、温水管、電熱線等の発熱体を収納する収納路と、
    からなることを特徴とする暖房装置。
JP4178348A 1992-07-06 1992-07-06 暖房装置 Pending JPH0666430A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4178348A JPH0666430A (ja) 1992-07-06 1992-07-06 暖房装置

Applications Claiming Priority (1)

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JP4178348A JPH0666430A (ja) 1992-07-06 1992-07-06 暖房装置

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JPH0666430A true JPH0666430A (ja) 1994-03-08

Family

ID=16046927

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JP4178348A Pending JPH0666430A (ja) 1992-07-06 1992-07-06 暖房装置

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JP (1) JPH0666430A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2003106544A (ja) * 2001-09-28 2003-04-09 Tokyu Constr Co Ltd 床暖房装置および方法
KR100676840B1 (ko) * 2004-04-16 2007-01-31 티앤씨 엔지니어링 주식회사 높이 조절가능한 온돌바닥구조

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