JPH0666240B2 - 半導体装置の製造方法 - Google Patents

半導体装置の製造方法

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JPH0666240B2
JPH0666240B2 JP61266046A JP26604686A JPH0666240B2 JP H0666240 B2 JPH0666240 B2 JP H0666240B2 JP 61266046 A JP61266046 A JP 61266046A JP 26604686 A JP26604686 A JP 26604686A JP H0666240 B2 JPH0666240 B2 JP H0666240B2
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JP
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laser
aluminum layer
alignment mark
layer
silicon oxide
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Inventor
克彦 津浦
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松下電子工業株式会社
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  • Design And Manufacture Of Integrated Circuits (AREA)
  • Container, Conveyance, Adherence, Positioning, Of Wafer (AREA)
  • Exposure Of Semiconductors, Excluding Electron Or Ion Beam Exposure (AREA)
  • Exposure And Positioning Against Photoresist Photosensitive Materials (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、レーザ光により高精度に位置ぎめを行なう工
程を有する半導体装置の製造方法、詳しくは、レーザ用
アライメントマークの形成方法に関するものである。
従来の技術 近年、半導体集積回路、その中でも半導体記憶装置は、
高集積化,微細化がなされてきたため、歩留の低下が問
題点のひとつである。これを解決するための方法とし
て、冗長回路が入れられており、冗長回路の中のヒュー
ズをレーザ光により切断することで、この冗長回路を不
良回路部分と置き替えることで不良チップを救済して、
歩留の低下を抑えている。そこで、この種の半導体集積
回路では、そのヒューズ位置を高精度で位置確定させて
からレーザで切断することが必要である。従来の方法
は、第4図に示すように、蒸着アルミニウム層で形成さ
れたレーザ用アライメントマーク2を、半導体集積回路
チップのシリコン基板1の中に搭載していた。アライメ
ントマーク2は、チップの周辺部に幅約10μm,長さ
約100μmの長方形で、長辺方向がチップの横方向
と、縦方向とになるように、互いに直交して一対で配置
されていた。第5図aは、レーザ走査方向のアライメン
トマークの断面図である。シリコン基板1に酸化シリコ
ン膜4が形成された後アルミニウム層からなるアライメ
ントマーク2を形成し、保護膜5を形成したものであ
る。レーザ光を、このアライメントマーク2の短辺方向
に、同マークを横断して走査し、このときに反射される
レーザ光を、測定する。これによると、第5図bのよう
に、アルミニウム層のある部分からの反射光量Iがそれ
のない部分からの反射光量IIよりも多く、その分布特性
は山形となる。この結果、アルミニウム層2の中央が、
レーザ光の反射光のピークにほぼ一致し、これによっ
て、半導体集積回路チップの位置の確定がなされる。
発明が解決しようとする問題点 このような従来の構成では、製造工程の変動により保護
膜5の膜厚や、酸化シリコン膜4の膜厚が変動し、第5
図bに示すアルミニウムのない部分からのレーザの反射
光量IIが、アルミニウムのある部分からのレーザの反射
光量Iのピークと同じ程度になる場合がある。今、保護
膜5の膜厚をd、酸化シリコン膜4の膜厚をd
し、レーザの波長をλとすると、次式が成立するときが
ある。
2・(d+d)=n・λ (ここで、nは通常の半導体プロセスでは2〜4程度の
正整数である。) このとき、式からもわかるように、アルミニウム層のな
い部分からのレーザの反射光は、基板1の表面で反射し
た光と保護膜5の表面で反射したレーザ光とが干渉し、
アルミニウム層部分からの反射光よりも強くなる。保護
膜5の膜厚dと酸化シリコン膜4の膜厚dの和を、
製造工程で管理することは、非常に困難であることか
ら、上式の関係が成立した半導体集積回路チップでは、
アルミニウム層のない部分からのレーザの反射光のピー
ク(b)を、アルミニウム層のある部分からのレーザの反
射光のピーク(a)と誤認識する場合があり、その結果と
して位置ぎめを誤まり、ヒューズの切断を、正確にでき
ないという問題があった。
本発明は、このような問題点を解決するもので、安定し
たアルミニウム層からのレーザの反射光のピークを得る
ことで、確実な位置ぎめを行ない、高歩留で、ヒューズ
切断処理を行うことを目的とするものである。
問題点を解決するための手段 この問題点を解決するために本発明は、シリコン基板上
に酸化シリコン膜、ついで、この酸化シリコン膜上にポ
リシリコン層を形成し、同ポリシリコン層上の所定位置
にアルミニウム層からなる、レーザ用アライメントマー
クを形成する工程をそなえたものである。
作用 この構成によると、ポリシリコンの高いレーザ光吸収特
性によって、アルミニウム層部分からのレーザの反射光
量は、ポリシリコン部分からのレーザの反射光量よりも
多くなり、レーザの反射光のピークが、必ずアルミニウ
ム層部分の中央となり、確実に位置を確定することがで
きる。また、製造工程の変動により、半導体基板上に形
成される酸化シリコン膜層の膜厚が変動しても、この酸
化シリコン膜の上に形成するポリシリコンによってレー
ザ光が反射され、酸化シリコン膜層の膜厚に依存しない
ため、安定したレーザ光の反射の形状が得られることに
なる。
実施例 第1図は、本発明の一実施例によるレーザ用アライメン
トマークの平面図であり、半導体集積回路チップの表面
に酸化シリコン膜が形成されたシリコン基板1の周辺部
に形成されたポリシリコン層3上にアルミニウム層でな
るアライメントマーク2が形成してある。アライメント
マーク2は、幅約10μm,長さ約100μmの長方形
で、長辺方向がチップの横方向と縦方向とになるように
互いに直交する方向の一対で形成する。
第2図aは、第1図のレーザ走査方向の構造断面図であ
る。シリコン基板1上に形成された酸化シリコン膜4上
に、ポリシリコン層3を、減圧気相化学成長により約4
00nmの膜厚となるよう形成した後、選択的エッチング
により約200μm角の領域を残す。このポリシリコン
層3の上に、アルミニウム層2を約1000nm、スパッ
タ蒸着により形成した後、選択的エッチングにより、幅
約10μm,長さ約100μmの長方形の領域を形成
し、さらに、この上に、保護膜5を全面に形成したもの
である。
この構造によれば、レーザ光のレーザ走査方向に対する
反射光量は、第2図bのようになり、ポリシリコン層3
はレーザ光をよく吸収するため、アルミニウム層2のな
い部分からのレーザ反射光量を少なくすることが可能と
なり、アルミニウム層2のある部分からのレーザ反射光
量が相対的に多くなる。
第3図は、本発明の別の実施例によるレーザ用アライメ
ントマークのレーザ走査方向の構造断面図である。第2
図aと同様に、約200μm角のポリシリコン層3を形
成後、約400nmのリン・ケイ酸ガラス(PSG)膜6
を全面に形成する。次に、アルミニウム層2を約100
0nm、スパッタ蒸着により形成した後、選択的エッチン
グにより幅約10μm、長さ約100μmの長方形の領
域を形成する。最後に保護膜5を全面に形成したもので
ある。ポリシリコン層3とアルミニウム層2との間にP
SG膜6が存在しても、ポリシリコン層3の吸収が大き
いため、アルミニウム層2のない部分からのレーザの反
射光量は、アルミニウム層2のある部分からのレーザの
反射光量よりも小さくなり、安定したアライメントマー
クのレーザの反射光を得ることができる。
発明の効果 以上のように本発明によれば、安定したレーザの反射パ
ターンを得ることが可能となり、位置合せの誤認識によ
る歩留低下を防ぐという効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例におけるレーザ用アライメン
トマーク部分の平面図、第2図aおよびbはその断面図
およびレーザ走査方向の反射光量特性図、第3図は本発
明の他の実施例におけるレーザ用アライメントマーク部
分の断面図、第4図は従来例におけるレーザ用アライメ
ントマーク部分の平面図、第5図a,bはその断面図,
レーザ走査方向の反射光量特性図である。 1……シリコン基板、2……アルミニウム層アライメン
トマーク、3……ポリシリコン層、4……酸化シリコン
膜、5……保護膜、6……PSG膜。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.5 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 H01L 21/82 9169−4M H01L 21/82 F

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】半導体基板上に酸化シリコン膜を形成し、
    同酸化シリコン膜上にポリシリコン層を選択的に形成
    し、同ポリシリコン層の表面にアルミニウム層よりなる
    レーザ用アライメントマークを形成することを特徴とす
    る半導体装置の製造方法。
  2. 【請求項2】ポリシリコン層上にケイ酸ガラス膜を形成
    し、同ケイ酸ガラス膜の上表面にアルミニウム層よりな
    るレーザ用アライメントマークを形成することを特徴と
    する特許請求の範囲第1項記載の半導体装置の製造方
    法。
JP61266046A 1986-11-07 1986-11-07 半導体装置の製造方法 Expired - Lifetime JPH0666240B2 (ja)

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JP6076123B2 (ja) 2013-02-14 2017-02-08 オリンパス株式会社 半導体基板、撮像素子、および撮像装置
CN109727920B (zh) * 2018-12-18 2020-10-30 武汉华星光电半导体显示技术有限公司 Tft基板的制作方法及tft基板

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