JPH0666025B2 - 製版用カメラにおけるフイルム取り扱い装置 - Google Patents

製版用カメラにおけるフイルム取り扱い装置

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JPH0666025B2
JPH0666025B2 JP62151754A JP15175487A JPH0666025B2 JP H0666025 B2 JPH0666025 B2 JP H0666025B2 JP 62151754 A JP62151754 A JP 62151754A JP 15175487 A JP15175487 A JP 15175487A JP H0666025 B2 JPH0666025 B2 JP H0666025B2
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幸 山下
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Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、製版用カメラにおけるフイルム取り扱い装置
に関する。
(従来の技術) 書籍等の印刷に用いられる刷版の製作工程においては製
版用カメラが用いられる。製版用カメラには、1枚のフ
イルムに対して1ページ分の原稿を撮影するものと、1
枚の大きなフイルムに対して多数ページ分の原稿を順に
撮影できるものとがある。
何れにせよ、製版用カメラのプラテンに対して未露光フ
イルムをセットし、露光済みのフイルムをプラテンから
取り外して現像工程に送る操作が必要である。
(発明が解決しようとする問題点) 従来の製版用カメラでは、未露光のフイルムをプラテン
にセットし、また、露光済みのフイルムをプラテンから
取り外して現像工程に送るという一連の作業を人手によ
って行っていた。そのため上記一連の作業の能率が悪
く、また、多くの人手を要していた。
本発明は、かかる従来技術に鑑みてなされたもので、未
露光のフイルムを所定長さに切断してプラテンにセット
し、また、露光済みのフイルムをプラテンから取り外し
て現像工程に送るまでの一連の作業を、人手に煩わせる
ことなく自動的に行わしめることを可能にし、もって、
上記一連の作業の能率を高めることができる製版用カメ
ラにおけるフイルム取り扱い装置を提供することを目的
とする。
(問題点を解決するための手段) 本発明は、フイルム装填室に装填されたロールフイルム
の端部を引き出す引き出しローラ対と、このローラ対に
よって引き出されたロールフイルムを所定長さに切断し
てフイルム片とするカッタと、上記フイルム片を吸着保
持するプラテンと、上記フイルム片を吸着可能かつプラ
テンの面に沿って移動可能に設けられ、フイルム片をプ
ラテン面に引き渡し、また、プラテン面からフイルム片
を受け取る吸着板と、上記フイルム片をくわえ込みかつ
搬送することができると共に、フイルム片をプラテン側
に受け渡す位置と現像機側に受け渡す位置とをとること
ができ、上記カッタで切断された未露光フィルム片を吸
着板に受け渡し、露光済みのフイルム片を吸着板から受
け取って現像機側に送り込むグリップローラ対とを有す
ることを特徴とする。
(作用) 未露光のロールフイルムの端部は引き出しローラ対で引
き出され、カッタにより所定長さに切断されてフイルム
片とされる。フイルム片は、プラテン側に受け渡す位置
にあるグリップローラ対によるくわえ込まれかつ搬送さ
れ、吸着板によって吸着される。吸着板はフイルム片を
吸着したままプラテンの面に沿って移動したあとフイル
ム片をプラテン面に引き渡す。プラテン面にセットされ
たフイルム片には露光によって原稿像が写し込まれる。
露光済みのフイルム片は再び吸着板に吸着され、吸着板
はグリップローラ対の方に移動してフイルム片をグリッ
プイローラ対にくわえ込ませる。グリップローラ対はフ
イルム片をくわえ込んだ状態でこれを現像機側に受け渡
す位置をとり、フイルム片を現像機に送り込む。
(実施例) 以下、図面を参照しながら本発明に係る製版用カメラに
おけるフイルム取り扱い装置の実施例を説明する。
第1図乃至第4図において、符号11は原稿台であり、こ
の原稿台11は水平面上において原稿を乗せることがで
き、かつ、原稿が妄りに動かないように、空気による原
稿吸引装置で原稿を吸引するようになっている。原稿台
11の上方の四隅には原稿台11上の原稿を照明する照明光
源12が配置されている。
原稿台11の上方には、原稿台11上の原稿からの反射光を
水平方向に曲げるためのミラー14が45゜の角度で斜設さ
れている。ミラー14は保持体34によって保持され、保持
体34は水平方行の送りねじ36に螺入されている。保持体
34は適宜のガイド手段により水平方向に移動可能に、し
かし、送りねじ36の周りには回動不能にガイドされてい
る。送りねじ36はステッピングモータ等により回転が制
御される。
原稿台11側からの光のミラー14による反射光路上には結
像レンズ16とプラテン20がこの順に配置されている。結
像レンズ16は保持体38によって保持されている。保持体
38は水平方向の送りねじ40に螺入されている。保持体38
には結像レンズ16よりもプラテン20側においてシャッタ
42が取りつけられている。保持体38は適宜のガイド手段
により水平方向に移動可能に、しかし、送りねじ40の周
りには回動不能にガイドされている。送りねじ40はステ
ッピングモータ等により回転が制御される。
前記プラテン20はカメラハウジング本体52内に設けら
れ、例えば、刷版となる比較的大きなフイルム片Fを、
図示されない空気吸引装置により垂直面内において所定
位置に保持することができる。プラテン20はX,Y移動装
置46により一つの垂直面内においてX,Y方向に移動する
たとができる。このようなX,Y方向の移動は、図示され
ない送りねじをステッピングモータ等で回転駆動するこ
とにより行うことができる。プラテン20のフイルム保持
面の直前にはマスク板48が配置されている。マスク板48
はX,Y方向の開口幅を任意に設定することができる。プ
ラテン20とマスク板48との間の比較的小さな間隙内に
は、この間隙内を上下方向に移動可能な吸着板50が配置
されている。吸着板50は、後で詳細に説明するように、
カートリッジ56から引き出されたフイルム片Fを吸着し
てプラテン20の前方まで移送し、上記フイルム片Fをプ
ラテン20に吸着させてセットし、また、撮影を完了した
フイルム片Fを吸着して下降し、後に詳細に述べる現像
機82側にフイルム片Fを送り込むためのものである。
前記結像レンズ16とプラテン20との間には、軸44を中心
に垂直面内において回動して結像レンズ16の光路に進退
する可動ミラー18が配置されている。可動ミラー18は、
第1図に示されているように結像レンズ16の光軸に対し
45゜の角度で立ち上がって結像レンズ16の光路を下方に
直角に曲げる態位と、下方に回動して結像レンズ16の光
路から退避する態位とをとることができる。
第1図,第4図に示されているように、可動ミラー18の
下方にはミラー22が45゜の角度で斜設され、ミラー18か
らの光路を側方に直角に曲げるようになっている。ミラ
ー22の反射光路上にはピントグラス24が垂直方向に配置
されている。ピントグラス24は、可動ミーラ18が結像レ
ンズ16の光路上に進出している状態で上記可動ミラー18
に関しプラテン20の面と共役の位置に配置されている。
ピントグラス24には第1図に示されているようにX,Y方
向に沿う直交方向に中心線32が記されている。ピントグ
ラス24に対しては照明箱体30を被せることができる。照
明箱体30は適宜の軸を中心に回動させることによりピン
トグラス24の部分を開閉することができる。照明箱体30
内には照明光源28が設けられると共に、この照明光源28
からの照明光をピントグラス24に照射するためのミラー
26が斜設されている。ピントグラス24の面には、照明光
源28からの照明光を集めるコンデンサレンズの役目をす
るフレネルレンズが形成されている。
前記カメラハウジング本体52内には、プラテン20の下方
においてフイルム装填室57が形成されており、このフイ
ルム装填室57には、ロールフイルム58を収容したカート
リッジ56が装填される。カートリッジ56の装填は上記ハ
ウジング本体52に設けられた蓋54を開いて行い、蓋54を
閉じることによりハウジング本体52内を光密にすること
ができる。装填されたカートリッジ56の上方には引き出
しローラ対60が配置されており、このローラ対60により
カートリッジ56から突出しているロールフイルム58の端
部を引き出す。引き出されたロールフイルムはローラ対
60の上方に設けられたカッタ62により予め設定された所
定の長さに切断され、フイルム片Fとされる。上記カッ
タ62と前記吸着板50との間には、水平軸を中心に揺動可
能なレバー63に保持されたグリップローラ対64がある。
グリップローラ対64は、レバー63が揺動することによ
り、第1図において吸着板50の側方に離れた実線で示す
装置と、吸着板50の通路上に進出した鎖線64Aで示す位
置をとり得るようになっている。吸着板50は第1図に示
すようにカッタ62の近くまで下降した状態において、ロ
ーラ対60から送られてくるフイルムを空気吸引装置によ
り吸着可能かつプラテン20の前面に沿って上下動可能に
設けられている。一方、プラテン20は第1図に破線20B
で示すようにカッタ62の近くまで下降することができ、
この状態において上記吸着板50がフイルムをプラテン20
の面に引き渡す。プラテン20上のフイルムには後に述べ
る手順によって原稿像が撮影される。
プラテン20は第1図に鎖線20Aで示すように降下位置で
停止することができ、この位置において吸着板50が撮影
済みのフイルム片をプラテン20から受け取って吸着す
る。吸着板50はフイルム片を吸着したまま下降し、フイ
ルム片の下端部を、第1図に鎖線64Aで示す位置に進出
しかつ逆向きに回転駆動されているグリップローラ対64
に受け渡す。レバー63はローラ対64がフイルム片をくわ
えたまま回動してローラ対64を第1図に実線で示す位置
まで移動させ、フイルム片を現像機82側に受け渡す位置
をとる。このグリップローラ対64の位置でグリップロー
ラ対が回転駆動されることにより、フイルム片は略水平
方向の搬送路68に送り込まれる。搬送路68には適宜数の
ガイドローラ66が配置されている。搬送路68の出口には
搬送ローラ対70が設けられ、搬送路68内を搬送されてき
たフイルム片Fを一時的な貯留部72に送り込む。この貯
留部72の出口にはフイルム片Fを現像機82に送り込むた
めの搬出ローラ対78が配置されている。
貯留部72の底部には、貯留部72内でフイルム片Fが弛ん
だときこれを検知するセンサ74が設けられている。搬出
ローラ対78は、現像機82内に未処理のフイルム片Fがあ
るときは回転が停止させられる。搬送ローラ対70はセン
サ74の検出信号で回転が停止させられる。
貯留部72の上部には切り換え板76が揺動可能に設けられ
ている。切り換え板76は、使用されるフイルムが現像機
82で現像されるのに適しないものである場合、例えば、
現像機82が刷版を直接的に製作するためのポジフイルム
用の現像機であるのに対し、使用されているフイルムが
通常の刷版製作工程に用いられるネガフイルムである場
合に、ローラ対70によって搬送されて来る撮影済みのフ
イルムを現像機82に送り込むことなく逃がし部80に貯留
するためのものである。
次に、上記実施例の動作を本発明の要旨に関連のある部
分を重点的に説明する。
まず、蓋54を第1図のように開き、ロールフイルム58を
収納したフイルムカートリッジ56をフイルム装填室57に
装填し、次に蓋54を閉じてカメラハウジング52を光密に
する。起動スイッチの操作等によって引き出しローラ対
60が回転駆動され、カートリッジ56から突出しているロ
ールフイルム58の端部が上方に引き出される。この引き
出されたフィルム58は、鎖線64Aで示す位置を占めてい
るグリップローラ対64により、降下位置20Aにあるプラ
テン20と吸着板50との間に送り込まれる。フィルムの上
端が吸着板5の上端近くまで繰り出されたとき、フイル
ムの送りを一旦停止し、フイルムをカッタ62により所定
長さに切断しフイルム片Fとする。その後吸着板50に切
断したフイルム片Fを吸着させ、プラテン20に対して所
定の位置まで上昇したとき停止させる。次にプラテン20
側の空気吸引装置を起動してフイルム片Fをプラテン20
側に吸着し保持する。プラテン20側の吸引装置は吸着板
50側の吸引装置よりも強力であり、かつフイルム片Fの
巻癖の影響でプラテン20側に効率良く吸引されるため、
フイルム片Fはプラテン20側に受け渡され保持される。
プラテン20はフイルム片Fを保持した状態で撮影しよう
とする駒位置に応じて上下左右方向に移動し、一方、吸
着板50は第1図に示されている位置に戻る。
プラテン20上のフイルム片Fには次に述べる手順によっ
て原稿像を撮影する。可動ミラー18を第1図のように結
像レンズ16の光路上に進出させた状態で原稿台11上に1
枚の原稿を乗せる。第5図に示されているように原稿84
には文字等の画像部分86とこれら画像部分86のX,Y方向
の中心を示すマーク88が画像部分86の外側に示されてい
る。なお、第5図では画像部分86はその輪郭のみを仮想
線で示している。
上記の状態で原稿側の照明光源12を点灯すると原稿84の
像がミラー14,結像レンズ16,可動ミーラ18,ミラー22で
なる光路を経てピントグラス24に結像され、この結像状
態を、照明箱体30を開放することにより外部から観察す
ることができる。ピントグラス24に記されている直交方
向の中心線32の上に原稿84上のX,Y方向の中心マーク88
が位置するように原稿84を原稿台11上において移動させ
ながら位置合わせする。第5図は原稿84の位置合わせを
完了した状態でピントグラス24上に写しで出される画像
の例を示している。位置合わせが済んだら、ピントグラ
ス24に写し出された原稿84の文字等の画像部分86の外周
に沿ってピントグラス24上にテープ等を貼り付けて目印
90を付ける。第5図の例では画像部分86の互いに対角位
置にある二つの角隅部に画像部分86の角に沿って直角状
の目印90が取付けられている。
以上のようにして位置合わせされた最初の原稿の画像
を、プラテン20上に保持されたフイルム片Fに撮影す
る。撮影に当たっては、まずシャッタ42を閉じ、可動ミ
ーラ18を結像レンズ16の光路から退避させておき、次に
シャッタ42を所定の秒時だけ開いたあと閉じる。
次の原稿を撮影するときは、原稿側の照明光源12を消澄
し、可動ミラー18を結像レンズ16の光路上に進出させ、
照明箱体30を閉じて照明光源28を点灯させ、ピントグラ
ス24の像を、ミラー22,可動ミーラ18,結像レンズ16,ミ
ラー14を経て原稿台11上に投影する。従って、原稿台11
上には直交方向の中心線32と目印90が投影される。そこ
で次に、原稿台11上に次の原稿を置き、この原稿の画像
部分86の外周が目印90に沿うように原稿を位置合わせす
る。
こうして原稿の位置合わせが完了したら、前述の手順に
よってプラテン20上のフイルム片F上に原稿の画像を撮
影する。以下、原稿台11に対しピントグラス24の画像を
投影して前述の手順で原稿の位置合わせを行い、次にこ
れをフイルムFに撮影するというような操作を繰り返す
ことにより、多数枚分の原稿の画像をフイルムFに撮影
することができる。なお、1枚分の原稿の撮影が完了す
るごとにプラテン20をX,Y移動装置46により所定量ずつ
移動させることにより、第6図に示されているように1
枚のフイルムF上に多数枚の原稿の画像86が所定の順序
で撮影される。
1枚のフイルムF上に多数枚分の原稿を順に撮影してい
く段階において、プラテン20のX,Y方向の送り量を精度
よく制御しあるいはマスク板48の開口をX,Y方向に精度
よく制御することにより、撮影画像間に製本時の折り曲
げ位置又は切断位置となるマーク92をX,Y方向に写し込
む。また、折り曲げ位置を示すマーク92の延長線上には
背丁94を、例えば原稿上の画像を撮影する等の手段によ
り写し込む。
1枚のフイルム片Fに撮影が済んだらプラテン20を第1
図に鎖線20Aで示す位置まで下降させる一方、吸着板50
をその下端がプラテン20上のフイルム片Fの下端よりも
多少(例えば5cm程度)上側となるまで上昇させる。こ
の位置で吸着板50側の吸引装置を起動し、プラテン20側
の吸引装置を停止させ、フイルム片Fを吸着板50側に吸
着させる。次に吸着板50を下降させ、吸着板50の下端か
らはみ出しているフイルム片Fの下端を、第1図に鎖線
64Aで示す位置に進出しているグリップローラ対64にく
わえ込ませる。この状態でレバー63を回動させてローラ
対64を第1図に実線で示す位置まで移動させ、フイルム
片Fを現像機82側に受け渡す位置をとらせる。この位置
でグリップローラ対64を回転駆動し、フイルム片Fを略
水平方向の搬送路68に送り込む。
フイルム片Fは搬送路68を通り、その出口の搬送ローラ
70によって貯留部72に送り込まれ、さらに貯留部72の出
口に設けられた搬出ローラ対78によって現像機82に送り
込まれる。現像機82は、1枚のフイルム片Fに対して多
数枚の原稿像を撮影するに要する時間内で1枚のフイル
ム片Fを現像処理すれば足りるため、高速処理する必要
はなく、比較的低速で処理することかできる。そして、
現像機82内に未処理のフイルム片Fがあるときは搬出ロ
ーラ対78を停止させるようにしておく。同ローラ対78が
停止している状態で貯留部72にフイルム片Fが送り込ま
れて来るとフイルム片Fが弛んで貯留部72の底部のセン
サ74に接し、これをセンサ74が検出する。この検出信号
で搬送ローラ対70が停止させられ、貯留部72へのフイル
ム片Fの送り込みが停止する。現像機82内に未処理のフ
イルムがなくなれば搬出ローラ対78が回転駆動されて貯
留部72からフイルム片Fが現像機72に送り込まれると共
に、フイルム片Fの弛みがなくなってセンサ74の検出出
力が停止し、搬送ローラ対70が再び回転駆動される。
以上述べたように、上記実施例によれば、未露光のロー
ルフイルムがカッタ62により所定長さのフイルム片Fに
切断され、このフイルム片Fがグリップローラ対64,吸
着板50を通じてプラテン20にセットされ、露光済みのフ
イルム片Fは吸着板50,グリップローラ対64を通じて現
像機82側に送り込まれるため、フイルムの取り扱いを、
人手を煩わせることなく自動的に行うことが可能であ
り、もって、フイルムをプラテンにセットし、また、露
光済みのフイルムをプラテンから取り外して現像工程に
送るまでの一連の作業の能率を高めることができる。ま
た、暗室内に人間が入ってフイルム取り扱い作業を行う
必要はないから、この面からも作業の能率化を図ること
ができると共に、安全かつ確実にフイルムを取り扱うこ
とができる。
前記ミラー14は送りねじ36の回転駆動により水平方向に
移動可能であり、水平方向に移動させることにより原稿
台11と結像レンズ16との距離を変換して倍率を変換する
ことができる。また、結像レンズ16も同様に水平方向に
移動可能であり、変倍に伴うピントずれの調整、その他
一般的なピント調整を行うことができる。
なお、本発明は、刷版となるフイルムに直接露光するカ
メラに限らず、通常の刷版製作工程で用いられるネガフ
イルムを1枚ずつ露光するようにしたカメラにも適用す
ることができる。
原稿位置合わせ用の目印は、第5図に示されているよう
な直角状のものに限られるものではなく、例えば、画像
のX方向の一辺に沿う目印と、画像のY方向の一辺に沿
う目印とで構成してもよい。
各部の動作は、マイクロコンピュータ等を用いたシーケ
ンス制御装置によって制御することができる。
(発明の効果) 本発明によれば、未露光ロールフイルムがカッタにより
所定長さのフイルム片に切断され、このフイルム片がグ
リップローラ対と吸着板を通じてプラテンにセットさ
れ、露光済みのフイルム片は吸着板とグリップローラ対
を通じて現像機側に送り込まれるため、フイルムの取り
扱いを、人手を煩わせることなく自動的に行うことが可
能であり、もって、フィルムをプラテンにセットし、ま
た、露光済みのフイルムをプラテンから取り外して現像
工程に送るまでの一連の作業の能率を高めることができ
る。また、暗室内に人間が入ってフイルム取り扱い作業
を行う必要はないから、この面からも作業の能率化を図
ることができると共に、安全かつ確実にフイルムを取り
扱うことができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明に係る製版用カメラにおけるフイルム取
り扱い装置の実施例の内部構成を示す側面図、第2図は
同上実施例の外観平面図、第3図は同上実施例の外観側
面図、第4図は同上実施例中の原稿位置合わせ装置部分
の正面図、第5図は上記実施例中のピントグラスに原稿
が写し出された例を示す視野図、第6図は上記実施例に
かかるカメラによって得られるフイルムの例を示す正面
図である。 20……プラテン、50……吸着板、57……フイルム装填
室、58……ロールフイルム、60……引き出しローラ対、
62……カッタ、64……グリップローラ対、82……現像
機、F……フイルム片。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】フィルム装填空に装填されたロールフィル
    ムの端部を引き出す引き出しローラ対と、 このローラ対によって引き出されたロールフィルムを所
    定長さに切断してフィルム片とするカッタと、 上記フィルム片を吸着保持するプラテンと、 上記フィルム片を吸着可能かつプラテンの面に沿って移
    動可能に設けられ、フィルム片をプラテン面に引き渡
    し、また、プラテン面からフィルム片を受け取る吸着板
    と、 上記フィルム片をくわえ込みかつ搬送することができる
    と共に、フィルム片をプラテン側に受け渡す位置と現像
    機側に受け渡す位置とをとることができ、上記カッタで
    切断された末露光フィルム片を吸着板に受け渡し、露光
    済みのフィルム片を吸着板から受け取って現像機側に送
    り込むグリップローラ対とを有してなる製版用カメラに
    おけるフィルム取り扱い装置。
JP62151754A 1987-06-18 1987-06-18 製版用カメラにおけるフイルム取り扱い装置 Expired - Lifetime JPH0666025B2 (ja)

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DE19883888731 DE3888731T2 (de) 1987-06-18 1988-06-16 Reprokamera zur Wiedergabe von mehreren Bildern auf einem Film.
EP19880109652 EP0295681B1 (en) 1987-06-18 1988-06-16 Process camera for reproducing multiple images on single film
EP93111660A EP0567166A2 (en) 1987-06-18 1988-06-16 Process camera for reproducing multiple images on single film
DK334288A DK174290B1 (da) 1987-06-18 1988-06-17 Kamera til reproduktion af flere billeder på enkeltfilm

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