JPH0664571A - 凹凸路面のほふく移動型歩行装置 - Google Patents

凹凸路面のほふく移動型歩行装置

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Publication number
JPH0664571A
JPH0664571A JP4241208A JP24120892A JPH0664571A JP H0664571 A JPH0664571 A JP H0664571A JP 4241208 A JP4241208 A JP 4241208A JP 24120892 A JP24120892 A JP 24120892A JP H0664571 A JPH0664571 A JP H0664571A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
walking
legs
road surface
auxiliary
uneven road
Prior art date
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Withdrawn
Application number
JP4241208A
Other languages
English (en)
Inventor
Takeo Omichi
武生 大道
Masaru Higuchi
優 樋口
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Heavy Industries Ltd
Original Assignee
Mitsubishi Heavy Industries Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Mitsubishi Heavy Industries Ltd filed Critical Mitsubishi Heavy Industries Ltd
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Publication of JPH0664571A publication Critical patent/JPH0664571A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 左右の段差及び前後の凹凸部がある路面でも
転倒することなく歩行することが可能な凹凸路面のほふ
く移動型歩行装置を提供する。 【構成】 直立方体状本体の左右両側にそれぞれ回動屈
伸可能の前後1対の前部歩行脚,後部歩行脚を有し、上
記各歩行脚の先端にそれぞれ補助駆動輪33を有すると
ともに、上記本体の両側下部中央にそれぞれ主駆動輪3
0を具えてなり、上記前部後部歩行脚の回動及び屈伸,
補助駆動輪及び主駆動輪の駆動により凹凸路を歩行する
ほふく型歩行装置において、上記本体1を互いに鉛直方
向に相対的に昇降可能な左半部1L,右半部1Rにより
形成するとともに、上記左半部1L,右半部1Rに上記
前後1対の先端補助駆動輪付き屈伸可能の歩行脚及び主
駆動輪を具えたこと。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、凹凸路面のほふく移動
型歩行装置に関する。
【0002】
【従来の技術】ほふく移動型歩行装置としては、従来、
図6側面図及び正面図に示すように、本体1の左右にそ
れぞれ主駆動輪30と、上下の脚部材34,支持関節3
1,膝関節32,補助駆動輪33で構成される前後1対
の屈伸可能の歩行脚を有し、本体駆動輪30と両脚先端
の補助駆動輪33を使って凹凸を有する障害物を乗り越
え移動するものが知られている。その移動要領を図7に
おいて説明すると、まず、状態−−−に示すよ
うに本体を主駆動輪及び後部歩行脚にて支持し、前部歩
行脚を伸ばし、前部歩行脚及び後部歩行脚にて本体を支
持したのち、本体を凸部上に移動し、ここで本体を前部
歩行脚及び主駆動輪にて支持して後部歩行脚を引き寄せ
ることで、装置全体を凸部上に移動したのち、両歩行脚
の補助駆動輪で状態へ移動する。次に、状態−−
−に示すように、状態−−−の移動要領を
逆順に行うことにより、状態に示すように、装置は凸
部を越えて歩行するのである。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、この種
の構造のものでは、図8(A),同図(B)にそれぞれ
示すように、左右方向に段差を有するとともに前後方向
に凹所,凸部がある場合は、補助駆動輪での移動はでき
ず、歩行脚を屈伸して凹凸部を越えようとしても、本体
が転倒するために、これを越えることができない。
【0004】本発明はこのような事情に鑑みて提案され
たもので、左右方向の段差及び前後方向の凹凸部がある
路面でも転倒することなく歩行することが可能な凹凸路
面のほふく移動型歩行装置を提供することを目的とす
る。
【0005】
【課題を解決するための手段】そのために本発明は、直
立方体状本体の左右両側にそれぞれ屈伸可能の前後1対
の前部歩行脚,後部歩行脚を有し、上記各歩行脚の先端
にそれぞれ補助駆動輪を有するとともに、上記本体の両
側下部中央にそれぞれ主駆動輪を具えてなり、上記前部
後部歩行脚の回動及び屈伸,補助駆動輪及び主駆動輪の
駆動により凹凸路を歩行するほふく型歩行装置におい
て、上記本体を互いに鉛直方向に相対的に昇降可能な左
半部,右半部により形成するとともに、上記左半部,右
半部に上記前後1対の先端補助駆動輪付き屈伸可能の歩
行脚及び主駆動輪を具えたことを特徴とする。
【0006】
【作用】このような構成によれば、左右の段差のある部
分に沿って移動するときは、ねじ棒とナットとの作用に
て本体の左半部を右半部に対し鉛直方向に段差の分だけ
上動又は下動することで、本体の姿勢を左傾右傾するこ
となく、鉛直に保つことが可能となる。この姿勢を保ち
ながら、従前の要領で前部歩行脚,後部歩行脚,補助駆
動輪及び主駆動輪を使って凹所,凸部を越えて歩行する
ことができる。
【0007】
【実施例】本発明の一実施例を図面について説明する
と、図1はその水平断面図であり、図2のI−I矢視断
面を示す。図2は図1のII−II矢視横断面図、図3は図
1のIII −III 矢視横断面図、図4は図1の装置が左右
に段差があるとともに下段に凹所を有する路面を、歩行
する要領を示す側面図及び正面図、図5は図1の装置が
左右に段差があるとともに下段に凸部を有する路面を図
1の装置が歩行する要領を示す同じく側面図及び正面図
である。
【0008】まず図1〜図3において、直立立方体状本
体1は左半部を形成する静止部1Lと右半部を形成する
可動部1Rからなり、可動部1Rは静止部1Lに対し下
記する構造により昇降可能に支持されている。すなわ
ち、静止部1Lの中央部には、図2に示すように、鉛直
方向のねじ棒4の上下端がそれぞれスラスト軸受5,6
により支持され、ねじ棒4の上端の直下の部分に嵌着さ
れた従動プーリ10は駆動ベルト11を介して静止部1
Lにブラケット9で固定れたモーター8により駆動され
る駆動プーリ7にかけ回されている。可動部1Rの静止
部1Lに対向する鉛直面には、ねじ棒4に螺合するナッ
ト12が嵌着されたナットボックス17が突設され、ナ
ットボックス17は可動部1Rに対向する静止部1Lに
開口された鉛直方向の長孔を緩く貫通して静止部1L内
に延びている。静止部1Lの前後部には、図3III −II
I 横断面図に示すように、その可動部1Rに対向する鉛
直面に沿って鉛直方向のガイド軸3の上下端が固着さ
れ、可動部1Rの対向面に突設されたそれぞれスライド
軸受13を内蔵する上下1対のスライド軸受ボックス1
8,19のスライド軸受13,13がこのガイド軸3に
摺動自在に嵌合している。静止部1L,可動部1Rの外
側にはそれぞれ上端にひざ関節32,下端に補助駆動軸
33を有する前後1対の脚部材34からなる前部歩行
脚,後部歩行脚が左右対称的かつ前後対称的に付設され
ているとともに、外側下部中央にそれぞれ主駆動輪30
を有することは図6について示した従来のほふく型と同
様である。
【0008】このような構造において、左右1対かつ前
後1対の歩行脚は図6に示した従来の歩行装置と同一要
領で、主駆動輪,補助駆動輪の協働作用で装置全体を前
後1対のねじ棒をモーターで回動することにより、可動
部1Rを全体的に静止部1Lに大して昇降することが可
能となっている。
【0009】そこで、本発明装置によれば、図4に示す
ように、左右の段差を有するとともに、前後方向に凹所
が存在する路面であってもねじ棒及びこれに螺合するナ
ットの作用により、可動部1Rを静止部1Lに対し必要
な高さだけ上昇することで本体は左傾,右傾することな
く鉛直姿勢を保って転倒することなく前後進することが
可能となる。また、図5に示すように左右の段差を有す
るとともに、前後に凸部を有する路面上でも、本体の左
半部,右半部を相対的に昇降することで歩行脚の屈伸作
用と協働して、転倒することなく移動することができ
る。
【0010】
【発明の効果】要するに本発明によれば、直立方体状本
体の左右両側にそれぞれ屈伸可能の前後1対の前部歩行
脚,後部歩行脚を有し、上記各歩行脚の先端にそれぞれ
補助駆動輪を有するとともに、上記本体の両側下部中央
にそれぞれ主駆動輪を具えてなり、上記前部後部歩行脚
の回動及び屈伸,補助駆動輪及び主駆動輪の駆動により
凹凸路を歩行するほふく型歩行装置において、上記本体
を互いに鉛直方向に相対的に昇降可能な左半部,右半部
により形成するとともに、上記左半部,右半部に上記前
後1対の先端補助駆動輪付き屈伸可能の歩行脚及び主駆
動輪を具えたことにより、左右方向の段差及び前後方向
の凹凸部がある路面でも転倒することなく歩行すること
が可能な凹凸路面のほふく移動型歩行装置を得るから、
本発明は産業上極めて有益なものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示す水平断面図であり、図
2のI−I矢視断面を示す。
【図2】図1のII−II矢視横断面図である。
【図3】図1のIII −III 矢視横断面図である。
【図4】図1の装置が左右に段差があるとともに下段に
凹所を有する路面を歩行する要領を示す側面図及び正面
図である。
【図5】図1の装置が左右に段差があるとともに下段に
凸部を有する路面を歩行する要領を示す同じく側面図及
び正面図である。
【図6】従来の移動機構を示す側面図及び正面図であ
る。
【図7】図6の移動機構による歩行要領を示す側面図で
ある。
【図8】図6の移動機構により左右に段差を有するとと
もに下段に凹部凸部を有する路面を移動しようとする場
合を示す側面図及び正面図である。
【符号の説明】
1 本体 1L 静止部 1R 可動部 2,3 ガイド軸 4 ねじ棒 5,6 軸受 7 駆動プーリ 8 モーター 9 ブラケット 10 従動プーリ 11 駆動ベルト 12 ナット 13,14,15,16 スライド軸受 17 ナット箱 18,19,20,21 スライド軸受箱 22 本体 30 主駆動輪 31 支持関節 32 ひざ関節 33 補助駆動輪 34 脚部材

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 直立方体状本体の左右両側にそれぞれ屈
    伸可能の前後1対の前部歩行脚,後部歩行脚を有し、上
    記各歩行脚の先端にそれぞれ補助駆動輪を有するととも
    に、上記本体の両側下部中央にそれぞれ主駆動輪を具え
    てなり、上記前部後部歩行脚の回動及び屈伸,補助駆動
    輪及び主駆動輪の駆動により凹凸路を歩行するほふく型
    歩行装置において、上記本体を互いに鉛直方向に相対的
    に昇降可能な左半部,右半部により形成するとともに、
    上記左半部,右半部に上記前後1対の先端補助駆動輪付
    き屈伸可能の歩行脚及び主駆動輪を具えたことを特徴と
    する凹凸路面のほふく移動型歩行装置。
JP4241208A 1992-08-18 1992-08-18 凹凸路面のほふく移動型歩行装置 Withdrawn JPH0664571A (ja)

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JP4241208A JPH0664571A (ja) 1992-08-18 1992-08-18 凹凸路面のほふく移動型歩行装置

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JP4241208A JPH0664571A (ja) 1992-08-18 1992-08-18 凹凸路面のほふく移動型歩行装置

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JPH0664571A true JPH0664571A (ja) 1994-03-08

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ID=17070812

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JP4241208A Withdrawn JPH0664571A (ja) 1992-08-18 1992-08-18 凹凸路面のほふく移動型歩行装置

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JP (1) JPH0664571A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN103661667A (zh) * 2013-12-11 2014-03-26 北京航空航天大学 一种具有柔性腰部的灵巧型四足机器人

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
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Effective date: 19991102