JPH0664525A - 負圧ブースタの負圧導入装置 - Google Patents

負圧ブースタの負圧導入装置

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Publication number
JPH0664525A
JPH0664525A JP4224091A JP22409192A JPH0664525A JP H0664525 A JPH0664525 A JP H0664525A JP 4224091 A JP4224091 A JP 4224091A JP 22409192 A JP22409192 A JP 22409192A JP H0664525 A JPH0664525 A JP H0664525A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
negative pressure
chamber
check valve
damper chamber
valve
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP4224091A
Other languages
English (en)
Inventor
Yasuo Kobayashi
安雄 小林
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nissin Kogyo Co Ltd
Original Assignee
Nissin Kogyo Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Nissin Kogyo Co Ltd filed Critical Nissin Kogyo Co Ltd
Priority to JP4224091A priority Critical patent/JPH0664525A/ja
Publication of JPH0664525A publication Critical patent/JPH0664525A/ja
Pending legal-status Critical Current

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  • Check Valves (AREA)
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 エンジンの吸気マニホールドに発生する吸気
負圧を負圧ブースタに導入して蓄圧するに際し、負圧通
路に伝達した吸気負圧の脈動を逆止弁の手前で減衰して
逆止弁の乱調を防止する。 【構成】 逆止弁Vと吸気マニホールド間の負圧通路5
の一側に、該負圧通路5と連通するダンパ室14を設け
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、負圧ブースタの負圧導
入装置に関し、特に、負圧ブースタの負圧室に負圧源た
るエンジンの吸気マニホールドを負圧通路を介して接続
し、この負圧通路に、吸気マニホールドから負圧室への
一方向にのみ負圧の伝達を許容する逆止弁を介装してな
るものゝ改良に関する。
【0002】
【従来の技術】かゝる負圧導入装置は、例えば実公平4
−18935号公報に開示されているように、既に知ら
れている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】エンジンの作動中、そ
の吸気マニホールドでは吸気弁の開閉による吸気負圧の
脈動が発生しており、この負圧の脈動が負圧通路に波及
すると、逆止弁が振動的に開閉を繰返すが、その開閉動
作が負圧の脈動に追従し得ず、乱調を起こすことがあ
り、その乱調によれば、それまで負圧ブースタの負圧室
に折角蓄圧していた負圧を吸気マニホールド側へ逃出さ
せて蓄圧機能を低下させることが究明された。
【0004】そこで、負圧通路の入口に絞りを形成し
て、吸気マニホールドから負圧通路に伝達する負圧の脈
動を平滑化することが考えられるが、このようにする
と、負圧通路の流路抵抗の増加により負圧ブースタへの
負圧の導入に遅れが生じ、負圧ブースタに作動遅れが発
生する惧れが考えられる。
【0005】本発明は、かゝる点に鑑みてなされたもの
で、吸気マニホールドから負圧通路に波及した吸気負圧
の脈動を、負圧通路の流路抵抗を増すことなく減衰させ
て、逆止弁の乱調を防止し、吸気負圧を負圧室に効率良
く導入して蓄圧することができる、負圧ブースタの負圧
導入装置を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明は、吸気マニホールド及び逆止弁間の負圧通
路の一側に、該負圧通路の圧力脈動を減衰するダンパ室
を設けたことを特徴とする。
【0007】
【実施例】以下、図面により本発明の実施例について説
明する。
【0008】先ず、図1及び図2に示す本発明の第1実
施例より始める。図1においてBは自動車のブレーキマ
スタシリンダ作動用の負圧ブースタ、Mはその負圧源と
なるエンジンの吸気マニホールドをそれぞれ示す。負圧
ブースタBのシェル1外面には、その内部の負圧室1a
に連なる負圧導入管2が、また吸気マニホールドMの外
面には負圧導出管3がそれぞれ突設されており、これら
の間を可撓性の負圧導管4が接続する。これら負圧導
入、導出管2,3及び負圧導管4により負圧通路5が構
成される。
【0009】負圧導管4は、吸気マニホールドM側の上
流管4aと負圧ブースタB側の下流管4bとに二分さ
れ、これらの間に逆止弁Vが介装される。
【0010】図2に示すように、この逆止弁Vの弁函6
は、合成樹脂製の函体7の開放端に同じく合成樹脂の蓋
体8を嵌合、溶着して構成される。蓋体8の内端面は弁
座9に形成され、この弁座9と協働する弁体10と、こ
の弁体10を閉じ方向、即ち弁座9との着座方向へ付勢
する弁ばね11とが函体7内に収容される。こうして逆
止弁Vが構成される。
【0011】函体7及び蓋体8には、函体7内部と連通
して互いに反対方向へ突出する接続管12,13がそれ
ぞれ一体に連設され、これら接続管12,13は前記
上,下流管4a,4bの分割端部にそれぞれ接続され
る。
【0012】また函体8側の接続管12の一側には内部
をダンパ室14とした円筒部15が一体に形成され、ダ
ンパ室15は通孔16を介して接続管12の内部、即ち
逆止弁Vと吸気マニホールドM間の負圧通路5に連通す
る。
【0013】円筒部15の先端には内側面をダンパ室1
4に臨ませたダイヤフラム17がキャップ18により固
着される。このキャップ18内には、ダイヤフラム17
の外側面が臨む大気室19が画成される。20は大気室
19の通気孔である。
【0014】次にこの実施例の作用について説明する。
【0015】エンジンの作動中、その吸気弁の開閉に伴
い吸気マニホールドM内に吸気負圧の脈動が生じ、これ
が負圧通路5に伝達すると、その脈動の成分である正圧
波及び負圧波がダンパ室14に交互に到来する。而し
て、正圧波の到来時はダイヤフラム17が大気室19側
へ押圧されてダンパ室14の容積を拡大させ、負圧波の
到来時はダイヤフラム17がダンパ室14側へ吸引され
て該室14の容積を縮小させる。このようなダイヤフラ
ム17の撓み振動とダンパ室14の容積変化により前記
脈動は減衰される。
【0016】かくして、逆止弁Vの弁函6内には比較的
安定した負圧が作用するので、弁体10はその前後の圧
力差に応じて的確に開閉作動することができる。即ち、
弁函6内の負圧が負圧ブースタBの負圧室1aの負圧よ
りも高いときは、弁体10が開いてその負圧を負圧室1
aに導入し、低いときは弁体10が閉じて負圧室1aか
ら吸気マニホールドM側への負圧の逃出を阻止すること
ができる。しかも、負圧通路5には、流路抵抗を増加さ
せるような絞り等を存在させないので、負圧の導入を迅
速に行い得て、負圧ブースタの応答性を確保することが
できる。
【0017】図3は本発明の第2実施例を示すもので、
ダンパ室14を共鳴型に構成して、負圧通路5に伝達す
る吸気負圧の脈動のうち弁体10が乱調を惹起し易い特
定周波数域の脈動を共鳴減衰させるようにしたものであ
る。その他の構成は前実施例と同様であるから、図中、
前実施例との対応部分には同一符号を付す。
【0018】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、吸気マニ
ホールド及び逆止弁間の負圧通路の一側に、該負圧通路
の圧力脈動を減衰するダンパ室を設けたので、吸気マニ
ホールドから負圧通路に伝達する吸気負圧の脈動をダン
パ室で減衰させることにより、逆止弁の手前で吸気負圧
を安定化させて逆止弁の乱調を防止し、吸気負圧を負圧
ブースタの負圧室に確実に導入して蓄圧することができ
る。しかも、負圧通路には流路抵抗となるような絞り等
を存在させないから吸気マニホールドに発生した吸気負
圧を負圧室に素早く導入して負圧ブースタの応答性を確
保することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施例の全体側面図
【図2】図1の2−2線拡大断面図
【図3】本発明の第2実施例を示す図2と同様の断面図
【符号の説明】
B 負圧ブースタ M 吸気マニホールド V 逆止弁 1a 負圧室 5 負圧通路 11 ダンパ室

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 負圧ブースタ(B)の負圧室(1a)に
    負圧源たるエンジンの吸気マニホールド(M)を負圧通
    路(5)を介して接続し、この負圧通路(5)に、吸気
    マニホールド(M)から負圧室(1a)への一方向にの
    み負圧の伝達を許容する逆止弁(V)を介装してなる、
    負圧ブースタの負圧導入装置において、 吸気マニホールド(M)及び逆止弁(V)間の負圧通路
    (5)の一側に、該負圧通路(5)の圧力脈動を減衰す
    るダンパ室(14)を設けたことを特徴とする、負圧ブ
    ースタの負圧導入装置。
JP4224091A 1992-08-24 1992-08-24 負圧ブースタの負圧導入装置 Pending JPH0664525A (ja)

Priority Applications (1)

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JP4224091A JPH0664525A (ja) 1992-08-24 1992-08-24 負圧ブースタの負圧導入装置

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Publications (1)

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JPH0664525A true JPH0664525A (ja) 1994-03-08

Family

ID=16808411

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP4224091A Pending JPH0664525A (ja) 1992-08-24 1992-08-24 負圧ブースタの負圧導入装置

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JP (1) JPH0664525A (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007533919A (ja) * 2003-05-28 2007-11-22 アー ライモント エ カンパニュイ 統合された逆止弁を備えたファストカップリングユニット
CN103108788A (zh) * 2010-09-15 2013-05-15 大陆-特韦斯贸易合伙股份公司及两合公司 用于机动车制动***的制动器操作单元和用于为机动车制动***的制动器操作单元提供真空的马达-泵组件
WO2019082948A1 (ja) * 2017-10-25 2019-05-02 株式会社アドヴィックス 負圧式倍力装置

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