JPH0664066U - 規正線シート - Google Patents

規正線シート

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JPH0664066U
JPH0664066U JP009652U JP965293U JPH0664066U JP H0664066 U JPH0664066 U JP H0664066U JP 009652 U JP009652 U JP 009652U JP 965293 U JP965293 U JP 965293U JP H0664066 U JPH0664066 U JP H0664066U
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JP
Japan
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line sheet
sheet according
liquid
retaining layer
heat
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Application number
JP009652U
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English (en)
Inventor
敬 高橋
勉 高橋
Original Assignee
敬 高橋
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Publication date
Application filed by 敬 高橋 filed Critical 敬 高橋
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Publication of JPH0664066U publication Critical patent/JPH0664066U/ja
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    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02EREDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
    • Y02E10/00Energy generation through renewable energy sources
    • Y02E10/40Solar thermal energy, e.g. solar towers
    • Y02E10/44Heat exchange systems

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  • Hydroponics (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 集熱/放熱/冷却/蒸発/濃縮/液体供給/
搬送液循環の各種機能を備えた複数目的に使用できる取
扱いの容易な安価なシートを提供すること。 【構成】 移動流体のための保液層を疎液性材料で覆う
シート構造にして、前記疎液性材料は保液層を圧密状態
に固定するすじ状の形態に間隔を設けて配置された接着
被覆層を形成し、当該接着被覆層が中央部で窪み両側が
持ち上がった円弧状断面の樋を形成し、この樋の両側の
壁に間隔を置いてスリット状の堰または通路開口を形成
してなる規正線シート。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、可撓性シート素材を利用して製作される規正線シートの改良技術に 係る。
【0002】
【従来の技術】
不織布等の保液性材料を利用して流下規正線を形成する方式については、本件 出願人により様々なものが試みられてきている。従来の熱交換シートは、シート の一方の側から他方の側にかけて液体を流下させて使用する構造のシートである 。従って、親液性経路と疎液性経路を交互に配置して流下媒体を整然と分離させ ることに主眼が置かれている。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
こうした従来の熱交換シートによれば、シートの一方の側から他方の側にかけ てシート表面には大きな温度勾配が表われ、あるいは液体の濃度も一定しない。 シート表面を比較的なだらかな温度勾配に保ち熱交換/媒体供給を行なう必要の ある用途には使用できない。
【0004】 本考案の目的は、こうした従来の熱交換シートでは対応できない用途/条件の 求められる環境下で使用されるシートを提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】
前述した課題を解決するために、保液層を圧密状態に固定するすじ状の接着被 覆層を断面円弧状に形成し、この断面円弧状の樋を保液層の間に配置してシート を構成している。
【0006】
【作用および考案の効果】
このような構成を取り入れれば、保液層の間に移動流体の流通経路が形成され 、流通経路を流れる移動流体は多数の連絡通路を通じて保液層に出入りするよう になる。
【0007】 流通経路の特徴、例えば、流量、流体温度、流速を制御して保液層が保有する 流体の状態を適切に管理することができる。具体的には、本考案の規正線シート を水耕栽培の栽培床として使用する場合、広域面積の栽培床を比較的均一な条件 下に集中管理することができる。融雪シートとして利用する場合、降雪量に見合 う量の搬送水を、保液性の上端部だけでなく、あるいは上端部に代えて、経路途 中の多数の地点から供給することができる。表面温度の管理も流通経路を介して 比較的容易に行なうことができる。尚、前述した水耕栽培のような平面的使用の 場合、流通経路を流れる移動流体の方向を隣接する流通経路に対して逆向きにす ればシート全面にわたり移動流体の攪拌が生じる。
【0008】
【実施例】
以下、添付図面に沿って本考案の実施例につき詳細に説明する。 図1は、本考案に係る規正線シートの基本構造を示す説明図である。図示の例 では、移動流体のための保液層を疎液性材料で覆いすじ状保液層1と接着被覆層 2が形成されている。この接着被覆層2はすじ状の保液層1の間に位置し、前記 保液層を圧密状態に固定している。この接着被覆層は中央部が窪み両側が持ち上 がった円弧状断面の樋3を形成し、この樋3の両側の壁には間隔を置いてスリッ ト状の堰4または通路開口5が形成されている。接着被覆層の円弧状断面形状は 、保液層表面に供給される流動状接着剤の温度と供給量、および転圧ローラの圧 下量/搬送速度を制御することで調節できる。通例では、比較的粘度の高い接着 剤を使用した場合、比較的粘度の低い接着剤を使用した場合に比べて円弧状断面 の曲率を大きく設定することができる。
【0009】 前記保液層1の少なくとも一方の表面には基材10を設置することができる。 この基材10はステンレスや焼付け塗装鉄板等の金属板、樹脂被覆金属板、また は樹脂シートもしくは積層樹脂シートからなり、蒸着またはホイルの形態の金属 層が樹脂シートの少なくとも1つの表面に張り付けておくことができる。
【0010】 基材は、外側表面を集熱/放熱/冷却/蒸発用の熱交換面に利用でき、また保 液層を設けた側の表面を集熱/放熱/冷却/蒸発/濃縮用の熱交換面として使用 できる。前記移動流体には各種の熱媒体を使用できる。前記熱媒体に水耕栽培液 を使用する場合、すじ状保液層1は水耕栽培用の栽培床として利用される。また 、融雪装置として利用する場合、すじ状保液層1および樋3は降雪粒子のキャリ ヤ移動流体の搬走路として使われる。
【0011】 すじ状の接着被覆層2およびすじ状保液層1の幅、およびスリット状の堰4ま たは通路開口5は製造工程において自由に変えることができる。スリット状の堰 4の形成、または通路開口5の穿孔は前述したローラによる転圧時に同時に行な うことができる。尚、図中にて、接着剤の含浸密度は点の密度により表わされて いる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案に係る規正線シートの基本構造を示す断
面説明図。
【符号の説明】
1 すじ状保液層 2 接着被覆層 3 樋 4 スリット状の堰 5 通路開口 10 基材

Claims (12)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 移動流体のための保液層を疎液性材料で
    覆うシート構造にして、前記疎液性材料は保液層を圧密
    状態に固定するすじ状の形態に間隔を設けて配置された
    接着被覆層を形成し、当該接着被覆層が中央部で窪み両
    側が持ち上がった円弧状断面の樋を形成し、この樋の両
    側の壁に間隔を置いてスリット状の堰または通路開口を
    形成してなる規正線シート。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載された規正線シートにお
    いて、前記保液層は基材の表面に設置されている規正線
    シート。
  3. 【請求項3】 請求項2に記載された規正線シートにお
    いて、前記基材がステンレスや焼付け塗装鉄板等の金属
    板、または樹脂被覆金属板からなる規正線シート。
  4. 【請求項4】 請求項2に記載された規正線シートにお
    いて、前記基材が1枚の樹脂シートまたは積層樹脂シー
    トからなり、蒸着またはホイルの形態の金属層が樹脂シ
    ートの少なくとも1つの表面に張り付けられている規正
    線シート。
  5. 【請求項5】 請求項2に記載された規正線シートにお
    いて、前記基材の外側表面が集熱/放熱/冷却用の熱交
    換面、または保液層から液体を蒸発させるための集熱面
    を形成している規正線シート。
  6. 【請求項6】 請求項1に記載された規正線シートにお
    いて、前記保液層の表面が集熱/放熱/冷却/蒸発用の
    熱交換面を形成している規正線シート。
  7. 【請求項7】 請求項1に記載された規正線シートにお
    いて、前記移動流体が熱媒体である規正線シート。
  8. 【請求項8】 請求項7に記載された規正線シートにお
    いて、前記熱媒体が蒸発により濃縮される淡水、海水、
    地下水あるいは排液からなり、すじ状保液層が蒸発床と
    して利用される規正線シート。
  9. 【請求項9】 請求項7に記載された規正線シートにお
    いて、前記熱媒体が水耕栽培液である規正線シート。
  10. 【請求項10】 請求項9に記載された規正線シートに
    おいて、前記すじ状保液層が水耕栽培用の栽培床として
    利用される規正線シート。
  11. 【請求項11】 請求項1に記載された規正線シートに
    おいて、前記すじ状保液層が降雪粒子の搬走用流体の流
    下経路として利用される規正線シート。
  12. 【請求項12】 請求項1に記載された規正線シートに
    おいて、前記熱媒体が表面活性剤を含有する液体である
    規正線シート。
JP009652U 1993-02-12 1993-02-12 規正線シート Pending JPH0664066U (ja)

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JPH0664066U true JPH0664066U (ja) 1994-09-09

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