JPH066352A - 電文制御方式変換装置 - Google Patents

電文制御方式変換装置

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JPH066352A
JPH066352A JP4162986A JP16298692A JPH066352A JP H066352 A JPH066352 A JP H066352A JP 4162986 A JP4162986 A JP 4162986A JP 16298692 A JP16298692 A JP 16298692A JP H066352 A JPH066352 A JP H066352A
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Application number
JP4162986A
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Inventor
Naoto Chiba
直登 千葉
Takao Uemura
隆夫 植村
Shinji Higashiyama
新治 東山
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Kanebo Ltd
Original Assignee
Kanebo Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【目的】 電文制御方式に柔軟に対応でき、汎用性の高
い電文制御方式変換装置を得る。 【構成】 一方の通信ネットワークからの電文の受信処
理を行なう電文受信処理部1と、転送先の他方の通信ネ
ットワークの電文制御方式に合わせて電文を変換し、送
信処理を処理方法別に行なう複数の処理モジュールから
なる電文送信処理部5と、受信した電文と、通信経路及
び最後に送信した電文の種別から、受信した電文に対す
る処理方法を定義、格納する電文制御マトリクス・テー
ブル3と、各通信経路毎に設置され、最後に送信した電
文を格納、保管するエリアを有する通信経路管理テーブ
ル4と、格納された電文を受信した通信経路と最後に送
信した電文から、電文制御マトリクス・テーブル3に定
義,格納された処理方法を検索し、対応した電文送信処
理部5の処理モジュールを呼び出し処理を行なうテーブ
ル・アナライズ処理部2とよりなる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、電文制御方式の異なる
対話型の通信ネットワーク間に設置され、該通信ネット
ワーク間のデータ通信を可能にするゲートウェイ・シス
テムにおける電文制御方式変換装置に関し、特に、電文
制御方式の差異をマトリクス・テーブルにて吸収する事
により、容易に電文制御方式を変更し得る電文制御方式
変換装置に関する。
【0002】
【従来の技術】異なる通信ネットワーク間でデータ通信
を行なうには、相互のネットワーク間の通信プロトコル
に合わせてプロトコル変換を行なっている。また、相互
のネットワーク間で、送受信する電文の種類や送受信す
る順序、タイム・アウト時間等の電文制御方式が異なる
場合は、それらの電文制御の方式変換が必要となる。
【0003】従来、通信プロトコル変換には、特開平2
−230449号等で示される技術を利用する事によ
り、効率化が図られてきた。しかし、電文制御は、電文
の内容を認識し、各電文制御方式に対応した電文を作成
し得る業務系コンピュータ内のアプリケ―ションソフト
により方式変換を行なっていた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上記電文制御方式であ
ると、業務系コンピュータにおける負荷が大きく、業務
系コンピュータが大型化し、維持コストも増大するとい
う問題点があった。
【0005】そこで、ゲートウェイ・システムにおい
て、電文制御方式の変換を行なう試みが行なわれてい
る。しかし、ほぼ同様の電文制御方式に対して、電文の
フォーマット変換やタイム・アウトに対する代行応答電
文の送信を行なう程度にとどまっている。
【0006】
【発明の目的】本発明の目的は、上記問題点を解決し、
ゲートウェイ・システムにて電文制御方式を独自に変更
可能な変換装置を提供し、しかも、電文制御マトリクス
・テーブルに電文制御方式の差異を吸収し得る様、定義
する事により、開発するプログラムは、電文制御をほと
んど意識する事なく開発でき、プログラムを見やすく
し、プログラム開発工数を低減させると共に、電文制御
方式に柔軟に対応でき、汎用性の高い電文制御方式変換
装置を得る事にある。
【0007】
【課題を解決するための手段】電文制御方式の異なる対
話型の通信ネットワーク間のデータ通信を可能とする電
文制御方式変換装置であって、接続された一方の通信ネ
ットワークから受信した電文に対する受信処理を行なう
電文受信処理部(1)と、転送先の他方の通信ネットワ
ークの電文制御方式に合わせて転送元から受信した電文
を変換し、他方の通信ネットワークへの送信処理を処理
方法別に行なう複数の処理モジュールからなる電文送信
処理部(5)と、電文受信処理部(1)によって今回受
信した電文と、該電文を受信した通信経路から最後に送
信した電文の種別から、今回受信した電文に対する処理
方法を定義、格納する電文制御マトリクル・テーブル
(3)と、各通信経路毎に設置され、少なくとも該通信
経路から最後に送信した電文を格納、保管するエリアを
有する通信経路管理テーブル(4)と、今回受信した電
文と、通信経路管理テーブル(4)内に格納された該電
文を受信した通信経路から最後に送信した電文から、電
文制御マトリクス・テーブル(3)に定義,格納された
処理方法を検索し、検索した処理方法に対応した電文送
信処理部(5)の処理モジュールを呼び出し処理を行な
うテーブル・アナライズ処理部(2)とよりなる。
【0008】
【作 用】第1図は、本発明の電文制御方式変換装置の
構成図である。
【0009】符号1は、接続された一方の通信ネットワ
ークから受信した電文に対する受信処理を行なう電文受
信処理部であり、符号1a,1b,1c…は、電文フロ
ーの異なる通信システム毎に設けられた電文受信処理モ
ジュールである。電文受信処理部1の各電文受信処理モ
ジュール1a,1b,1c…では、受信した電文のフォ
ーマット・チェックや自システム内からの電文折返し処
理、受信電文の件数のカウント、受信した電文のロギン
グ処理等の電文受信処理を行なう。
【0010】符号3は、今回受信した電文に対する処理
方法を設定するための電文制御マトリクス・テーブルで
ある。電文制御マトリクス・テーブル3は、今回受信し
た電文(以下,新受信文という)の種別と該新受信文を
受信した通信経路において、該新受信文の受信直前に他
方の通信ネットワークに送信した電文(以下,直前送信
文という)の種別との組合せ毎に、該事象が発生した場
合に行なう処理の情報を有している。
【0011】符号4は、各通信経路毎に設定され、各通
信経路の制御情報を格納する通信経路管理テーブルであ
る。また、通信経路管理テーブル4には、各通信経路毎
に該通信経路を用いて最後に他方の通信ネットワークへ
送信した電文を少なくとも1電文格納するエリアを有し
ている。
【0012】符号5は、接続された他方の通信ネットワ
ークへ転送する電文に対する送信処理を行なう電文送信
処理部である。電文送信処理部5は、前記電文制御マト
リクス・テーブル3内に設定された処理の情報に対応し
て、各々の処理を実施する複数の電文送信処理モジュー
ル5a,5b,5c…から構成されている。
【0013】符号2は、今回受信した電文に対する処理
方法を分析し決定するテーブル・アナライザ処理部であ
る。テーブル・アナライザ処理部2は、まず、電文受信
処理部1より一方の通信ネットワークからの新受信文が
渡される。その後、該新受信文の種別と、該新受信文を
受信した通信経路に関する通信経路管理テーブル4に格
納、保管されている直前送信文の種別とから、電文制御
マトリクス・テーブル3を検索し、現状態に対する処理
を決定し、該処理に対応する電文送信処理モジュール5
a,5b,5c…に該受信電文を渡し、処理を起動す
る。
【0014】本発明の電文制御方式変換装置は、さらに
下記のような特徴がある。
【0015】各通信システムから送信されてきた電文を
パススルーで相手方の通信システムに転送する従来の方
法で、電文制御方式の異なる通信システムを接続した場
合には、タイム・アウト値等の差異により種々の障害が
発生する。
【0016】例えば、下記のようになる。
【0017】(1) 接続される一方の通信システム
(通信システムAとする)の要求送信後、応答受信まで
のタイム・アウト時間をta、もう一方の通信システム
(通信システムBとする)の同処理に対するタイム・ア
ウト時間をtbとし、ta<tbとすると、通信システ
ムA側から送信した要求に対し、ta時間内に応答が戻
らなかった場合、要求の取消電文を送信する。一方、通
信システムBにおいては、まだタイム・アウト時間に達
しておらず、通信システムAから送信してきた取消電文
に対して異常電文を受信したという反応を示す(図2参
照)。
【0018】(2) (1)の続きで、(tb−ta)
時間内に通信システムBで要求に対し処理が終わり、応
答を通信システムAに送信した場合、通信システムAで
は既に要求を取消して、取消に対する応答待ち状態とな
っているため、通信システムBから送信してきた応答電
文に対して異常電文を受信したという反応を示す(図3
参照)。
【0019】それに対し、本発明においては、直前にゲ
ートウェイ・システムが送信した電文を格納、保管する
エリアを持つ事により、各通信システムの電文制御の状
態を認識できる様にし、又、電文制御マトリクス・テー
ブルにより、その状態でのゲートウェイ・システムの処
理方法を定義できるようにして、上記の様な電文制御方
式の異なる通信システムのデータ通信を可能としている
(図4参照)。
【0020】すなわち、下記のようになる。
【0021】 通信システムAから通信システムBへ
の要求を受信し、その電文から通信システムAから通信
システムBへ処理要求している事を認識する。
【0022】 通信システムAからの取消電文によ
り、通信システムAがタイム・アウトした事を認識す
る。しかし、直前に送信した電文は通信システムAから
通信システムBへの要求電文であるから、通信システム
B側は、まだ処理中である事がわかる。その状態におけ
るゲートウェイ・システムの処理は、テーブルより送信
電文エリアの内容を受信した取消電文に変更し、該電文
は破棄すると判断する。
【0023】 通信システムBからの応答電文によ
り、通信システムBが要求に対する処理が完了した事を
認識する。しかし、直前に送信した電文は、通信システ
ムAからの取消電文に更新されており、通信システムA
は、要求を取消した状態にある事がわかる。その状態に
おけるゲートウェイ・システムの処理は、テーブルより
通信システムBに対し取消電文を送信し、該送信電文を
送信電文エリアに保管する事を認識する。
【0024】 通信システムBより取消報告を受け取
り、通信システムBが要求に対する処理を取消した事を
認識する。一方、通信システムA側も、保管されている
取消電文から取消処理中である事がわかり、パス・スル
ーで取消報告を通信システムAに転送する。
【0025】以上説明した様に、ゲートウェイ・システ
ムにおいては、通信システムA,B間で送受信する電文
の内容は意識していない(電文の種類のみ意識する)に
もかかわらず、直前に送信した電文、あるいは、破棄し
た電文を一電文保管するだけで、通信システムA,及び
Bの電文制御の状態を認識した対応を行なっており、ゲ
ートウェイ・システムのプログラムが理解しやすく、開
発工数を低減させる事ができる。
【0026】しかも、本発明においては、受信した電文
に対する処理の判断をテーブルに依存しており、開発す
るプログラムは、それら判断部を必要とせず、個々の処
理に対する処理方法の記述のみでよいため、さらに効果
が上がる。
【0027】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明
する。
【0028】第5図は、本発明の実施例における適用シ
ステムの例である。
【0029】符号10は、自分の銀行(以下,自行とい
う)のネットワークに接続されたCD(キャッシュ・デ
ィスペーサー)である。
【0030】符号11は、自行ネットワークである。
【0031】符号12は、自行ホスト・コンピュータで
ある。自行ホスト・コンピュータ12は、自行ネットワ
ーク11に接続されたCD10からの要求に対し、自行
に関する要求に対して自ら処理し、他の銀行(以下,他
行という)に関する要求に対してはゲートウェイ・シス
テム等経由で他行センタに転送し、報告を得た後、自行
ネットワーク11に接続されたCD10に対し結果を報
告する。
【0032】符号21は、本発明に係る電文制御方式変
換装置、すなわちゲートウェイ・システムである。
【0033】符号13は、自行ホスト・コンピュータ1
2とゲートウェイ・システム21間に設置された通信回
線を用いて行なうデータ通信の伝送制御を行なう自行ネ
ットワーク回線制御処理部である。
【0034】符号14は、自行ネットワークにおける電
文の受信処理を行なう自行ネットワーク電文受信処理部
である。
【0035】符号15は、前述の送信処理を自行ネット
ワークに対して行なう、複数の処理モジュールからなる
自行ネットワーク電文送信処理部である。
【0036】符号17は、CAFiSネットワークであ
る。CAFiSネットワークとは、NTTデータ通信
(株)が提供するクレジットや預金払出しの与信等のデ
ータ通信を中継するシステムである。
【0037】符号16は、CAFiSネットワークに接
続された他行センター・コンピュータである。
【0038】9符号18は、CAFiSネットワーク1
7とゲートウェイ・システム21間に設置された通信回
線を用いて行なうデータ通信の伝送制御を行なうCAF
iSネットワーク回線制御処理部である。
【0039】符号19は、CAFiSネットワークにお
ける電文の受信処理を行なうCAFiSネットワーク電
文受信処理部である。
【0040】符号20は、前述の送信処理をCAFiS
ネットワークに対して行なう複数の処理モジュールから
なるCAFiSネットワーク電文送信処理部である。
【0041】本実施例では、自行CD10から入力され
た他行のクレジット・カードでのキャッシング要求が、
ゲートウェイ・システム21を経由して他行センター・
コンピュータ16に入力され、他行センター・コンピュ
ータ16での処理結果が逆方向でゲートウェイ・システ
ム21を経由し、自行CD10に報告されるデータ送受
信を用いて説明する。
【0042】なお、通信経路は、実際に自行ホスト・コ
ンピュータ、あるいは、CAFiSネットワークと接続
された物理的な通信回線ではなく、CAFiSネットワ
ークと自行ホスト・コンピュータ間で対話的にデータ送
受信が行なわれ、該対話が終了するまで専有される論理
的通信経路である。
【0043】自行CD10から入力された他行クレジッ
ト・カードでのキャッシング要求が他行センター・コン
ピュータ16に送信され、他行センター・コンピュータ
での処理結果が自行CD10に報告される通常の処理の
流れの例を電文送受信フローを中心に概略を説明する。
【0044】 自行CD10から自行ネットワーク1
1を経由して自行ホスト・コンピュータ12に、他行ク
レジット・カードでの支払要求電文が送信される。
【0045】 自行ホスト・コンピュータ12では受
信した上記支払要求電文を分析し、CAFiSネットワ
ーク17を経由して接続された他行センター・コンピュ
ータ16に対する要求である事を判断すると、自行ネッ
トワーク内で該要求を処理する場合に用いられる「支払
要求指令」電文を、CAFiSネットワークとの間の通
信経路のうち未使用の通信経路を用いて、ゲートウェイ
・システム21に送信する。
【0046】 ゲートウェイ・システム21において
は、自行ネットワーク回線制御処理部13にて、上記
「支払要求指令」電文を受信し、該電文を自行ネットワ
ーク電文受信処理部14に渡す。
【0047】 自行ネットワーク電文受信処理部14
では、該「支払要求指令」電文に対するフォーマット・
チェック、等の受信処理を行なった後、該電文をテーブ
ル・アナライザ処理部2に渡す。
【0048】 テーブル・アナライザ処理部2では、
該電文中に含まれる「支払要求指令」電文である事を示
す電文種別と、通信経路管理テーブル4内に格納、保管
されている、該通信経路を用いて、該ゲートウェイ・シ
ステム21から最後に送信した電文に含まれる電文種別
から、電文制御マトリクス・テーブル3を検索し、CA
FiSネットワーク電文送信処理部20内のどの処理モ
ジュールを起動させるか、を判定する。
【0049】 で判定されたCAFiSネットワー
ク電文送信処理部20内の処理モジュールが、テーブル
・アナライザ処理部2より起動され、「支払要求指令」
電文を渡されると、該処理モジュールでは、「支払要求
指令」電文を、使用している通信経路に対応する通信経
路管理テーブル内に格納後、CAFiSネットワーク内
においては使用すべき「CDキャッシング要求」電文に
変換し、CAFiSネットワーク回線制御処理部18
に、変換後の「CDキャッシング要求」電文の送信を指
示し、CAFiSネットワーク17を経由して他行セン
ター・コンピュータ16に送信される。
【0050】 他行センター・コンピュータ16に
て、該電文が処理され、キャッシングOKという結果が
出ると、他行センター・コンピュータ16で「CDキャ
ッシング許可報告」電文が作成され、「CDキャッシン
グ要求」電文が送信されてきた通信経路と同一の通信経
路を用いて、CAFiSネットワーク17経由で、ゲー
トウェイ・システム21に返送される。
【0051】 ゲートウェイ・システム21では、C
AFiSネットワーク回線制御処理部18で該電文を受
信し、CAFiSネットワーク電文受信処理部19に渡
される。
【0052】 以降、自行ホスト・コンピュータ12
から指令電文を受信し、他行センター・コンピュータ1
6に送信した場合とほぼ同様に、CAFiSネットワー
ク電文受信処理部19、テーブル・アナライザ処理部
2、自行ネットワーク電文送信処理部15、自行ネット
ワーク回線制御処理部13を経由して、自行ホスト・コ
ンピュータ12に送信される。
【0053】ただし、電文フォーマットの変換は、自行
ネットワーク電文送信処理部15内の処理モジュールで
実施されるのではなく、CAFiSネットワーク電文受
信処理部19内で実施され、「CDキャッシング許可報
告」電文が「支払許可報告」電文に変換される。
【0054】上述の電文送受信フロー並びに他の電文制
御フローを図6〜図10に示す。
【0055】図6〜図10の中の符号12は、ゲートウ
ェイ・システム21に直接接続された自行ホスト・コン
ピュータを含めて、それ以降の構成要素を全て含む広い
意味での自行ネットワークである。また、符号17は、
ゲートウェイ・システム21に直接接続されたCAFi
Sネットワークを含めて、それ以降の構成要素を全て含
む広い意味でのCAFiSネットワークである。
【0056】図7は、上述の自行のCDからの他行クレ
ジット・カードでの支払要求に対して支払許可を返送し
た電文送受信フローの例である。
【0057】図6は、支払要求に対して支払拒否を返送
した例である。
【0058】図8は、支払要求に対して支払許可を返送
した後に、支払の取消をした例である。
【0059】図9は、支払要求に対して支払拒否が返送
された後、支払取消の確認電文を送信した場合の例であ
る。
【0060】図10は、図8で「支払取消指令」電文が
送信できず、「支払取消再指令」電文を送信し直した場
合の例である。
【0061】図6〜図10で示した電文送受信フローに
対して定義、設定した電文制御マトリクス・テーブルの
例を図11に示す。
【0062】図11において、縦方向は、通信経路管理
テーブル4内に格納、保管された最後にゲートウェイ・
システム21が送信した直前送信文の種別する。また、
横方向は、今回ゲートウェイ・システム21が受信し、
処理しようとしている新受信文の種別である。
【0063】そして、該当する2つの種別から横方向、
及び、縦方向に伸ばした交点の処理が、今回の受信電文
を処理する電文送信処理部の処理モジュールを表わす。
【0064】処理1は、今回受信した電文を破棄する処
理である。
【0065】処理2は、受信した電文を自行ホスト・コ
ンピュータに送信する自行ネットワーク電文送信処理部
15内の処理である。
【0066】処理3は、「取消指令」電文に変換し、C
AFiSネットワークに送信するCAFiSネットワー
ク電文送信処理部20内の処理である。
【0067】処理4は、「支払取消完了報告」電文を自
行ホスト・コンピュータに送信する自行ネットワーク電
文送信処理部15内の処理である。
【0068】処理5は「支払取消確認報告」電文を自行
ホスト・コンピュータに送信する自行ネットワーク電文
送信処理部15内の処理である。
【0069】処理6は今回受信した電文を、該電文を受
信した通信経路に関する通信経路管理テーブル4内に格
納した後、該電文を破棄する処理である。
【0070】処理7は、受信した電文をCAFiSネッ
トワーク内での対応する電文に変換した後、CAFiS
ネットワークに送信するCAFiSネットワーク電文送
信処理部20内の処理である。
【0071】処理8は、「取消指令」電文に変換後、C
AFiSネットワークに送信するCAFiSネットワー
ク電文送信処理部20内の処理である。
【0072】処理9は、「拒否報告」電文を自行ホスト
・コンピュータに送信する自行ネットワーク電文送信処
理部15内の処理である。
【0073】処理10は、「取消指令」電文を作成し、
CAFiSネットワークに送信するCAFiSネットワ
ーク送信処理部20内の処理である。
【0074】なお、本実施例の処理の分類は、電文の変
換方法、送信方向にのみ着目し、簡略化したが、実際の
処理は、さらに細分化され複雑になる。
【0075】図11の電文制御マトリクス・テーブルを
用いて、図6の電文送受信フローを実現するために行な
われるテーブル・アナライザ処理部2の処理を説明す
る。
【0076】図6に示す電文送受信フローの場合、テー
ブル・アナライザ処理部2は、まず、「支払要求指令
(1110)」電文を受け取る。今、送られてきた電文
が正しく送信されてきたものとすると、該通信経路に関
する通信管理テーブル4内に格納、保管された最後にゲ
ートウェイ・システム21から送信した直前送信文は、
「支払許可報告(1220)」、「支払拒否報告(2x
x0)、「支払取消完了報告(8420)」、支払取消
確認報告(8520)」のいずれかの電文である。ここ
では、直前送信文は「支払許可報告(1220)」電文
であったとすると、テーブル・アナライザ処理部2は、
上記2つの電文の種別より、図11の電文制御マトリク
ス・テーブルのAを付した部分を検索する。そのため、
テーブル・アナライザ処理部2は、CAFiSネットワ
ーク電文送信処理部20内の処理7に該当する処理モジ
ュールを起動し、「CDキャッシング要求」電文をCA
FiSネットワークに送信するように指示する。
【0077】次に、「CDキャッシング許可報告」がC
AFiSネットワークより送信されてくると、まずCD
ネットワーク受信処理部19にて、「支払許可報告(1
220)」電文に変換された後、テーブル・アナライザ
処理部2に渡される。テーブル・アナライザ処理部2
で、今回受信した「支払許可報告(1220)」電文
と、「CDキャッシング要求」電文送信時に、処理7に
該当する処理モジュールにより通信経路管理テーブル内
に格納された直前送信文「支払要求指令(1110)」
電文より図11の電文制御マトリクス・テーブルのBを
付した部分を検索し、自行ネットワーク電文送信処理部
15内の処理2に該当処理モジュールを起動する。これ
により、図6の電文送受信フローが実現される。
【0078】
【発明の効果】本発明では、各通信システム間の電文フ
ローの違いを電文制御マトリクス・テーブル3に設定
し、テーブル・アナライザ処理部2にて該テーブルを参
照して判断する構成とした事により、処理モジュール内
で電文フロー制御に関するチェック等の処理が不要にな
る。これにより、プログラムの簡易化が可能になると共
に、電文フローの変更や電文の種類の追加に対する処理
モジュールの柔軟性が向上する。
【0079】又、電文制御マトリクス・テーブル3は、
新受信文と直前送信文とから、新受信文に対する処理方
法が決定できる電文フローであれば、あらゆる電文フロ
ーに対して設定できるため、テーブル・アナライザ処理
部2は汎用的に使用する事ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の電文制御方式変換装置のブロック図で
ある。
【図2】従来の通信システムの説明図である。
【図3】同じく従来の通信システムの説明図である。
【図4】本発明の通信システムの説明図である。
【図5】本実施例における通信システムの説明図であ
る。
【図6】支払い要求指令2の電文フローである。
【図7】支払い要求指令1の電文フローである。
【図8】支払い取消指令1の電文フローである。
【図9】電文競合1の電文フローである。
【図10】電文競合3の電文フローである。
【図11】電文制御マトリクス・テーブルの説明図であ
る。
【符号の説明】
1……電文受信処理部 2……テーブル・アナライズ処理部 3……電文制御マトリックス・テーブル 4……通信経路管理テーブル 5……電文通信処理部

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】電文制御方式の異なる対話型の通信ネット
    ワーク間のデータ通信を可能とする電文制御方式変換装
    置において、 接続された一方の通信ネットワークから受信した電文に
    対する受信処理を行なう電文受信処理部(1)と、 転送先の他方の通信ネットワークの電文制御方式に合わ
    せて転送元から受信した電文を変換し、他方の通信ネッ
    トワークへの送信処理を処理方法別に行なう複数の処理
    モジュールからなる電文送信処理部(5)と、 電文受信処理部(1)によって今回受信した電文と、該
    電文を受信した通信経路から最後に送信した電文の種別
    から、今回受信した電文に対する処理方法を定義、格納
    する電文制御マトリクス・テーブル(3)と、 各通信経路毎に設置され、少なくとも該通信経路から最
    後に送信した電文を格納、保管するエリアを有する通信
    経路管理テーブル(4)と、 今回受信した電文と、通信経路管理テーブル(4)内に
    格納された該電文を受信した通信経路から最後に送信し
    た電文から、電文制御マトリクス・テーブル(3)に定
    義,格納された処理方法を検索し、検索した処理方法に
    対応した電文送信処理部(5)の処理モジュールを呼び
    出し処理を行なうテーブル・アナライズ処理部(2)と
    を備えたことを特徴とする電文制御方式変換装置。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009026323A (ja) * 1995-11-07 2009-02-05 Nokia Corp テレコミュニケーションネットワークにおいて電子支払トランザクションを行うシステム、方法および装置
WO2012111229A1 (ja) * 2011-02-14 2012-08-23 株式会社 日立産機システム 通信システム

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