JPH0661034B2 - カラーディスプレイ装置 - Google Patents

カラーディスプレイ装置

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JPH0661034B2
JPH0661034B2 JP63001685A JP168588A JPH0661034B2 JP H0661034 B2 JPH0661034 B2 JP H0661034B2 JP 63001685 A JP63001685 A JP 63001685A JP 168588 A JP168588 A JP 168588A JP H0661034 B2 JPH0661034 B2 JP H0661034B2
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孝寿 石井
哲司 小口
和也 岸岡
格 金子
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株式会社アスキー
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Description

【発明の詳細な説明】 「産業上の利用分野」 この発明は、VRAM(ビデオRAM)の記憶容量の減
少を図ったカラーディスプレイ装置に関する。
「従来の技術」 CRT表示装置によってカラードット表示を行う場合、
VRAM内に各ドット対応で赤カラーデータR、緑カラ
ーデータG、青カラーデータBを記憶させ、このカラー
データR,G,Bを読み出し、アナログカラー信号に変
換して表示を行う方法が知られている。また、他の方法
として、カラーデータR,G,Bを一旦輝度データおよ
び色差データに変換してVRAM内に記憶させ、この輝
度データおよび色差データをVRAMから読み出し、カ
ラーデータR,G,Bに変換し、さらにアナログカラー
信号に変換して表示を行う方法も知られている。この方
法の場合、カラーデータR,G,Bと輝度データ,色差
データの相互変換は、通常、アナログ回路によって行な
われる。
「発明が解決しようとする問題点」 ところで、カラーディスプレイ装置において高階調のカ
ラードット表示を行う場合、カラーデータR,G,Bあ
るいは輝度データおよび色差データ等の表示データのビ
ット数を多くしなければならない。しかしながら、表示
データのビット数が多くなると、VRAMの容量が大き
くなる問題がある。
また、カラーデータR,G,Bを輝度データおよび色差
データに変換してVRAMに記憶させるカラーディスプ
レイ装置の場合、カラーデータR,G,B輝度デー
タ,色差データの相互変換時に変換誤差が生じる問題が
ある。
この発明は上述した事情に鑑みてなされたもので、その
目的は、表示データのデータ量を圧縮することがするこ
とができると共に、上記の変換誤差による影響を最小限
に押さえることができるディジタル技術による輝度デー
タ,色差データ記憶方式のカラーディスプレイ装置を提
供することにある。
「問題点を解決するための手段」 第1発明は、カラードット表示を行うカラーディスプレ
イ装置において、各ドットの色を指示するカラー情報を
輝度データYと“赤−輝度”色差データUと、“緑−輝
度”色差データWとに変換する変換手段と、前記色差デ
ータU,Wの各々の平均値を複数ドット毎に算出する演
算手段と、前記色差データU,Wの平均値および前記輝
度データYをメモリに書き込む書込手段とを具備してな
るものである。
また、第2発明は、カラードット表示を行うカラーディ
スプレイ装置において、各ドットの色を指示するカラー
情報が、輝度データYと、“赤−輝度”色差データUの
平均値と、“緑−輝度”色差データWの平均値とによっ
て記憶されたメモリと、前記メモリからデータを読み出
し、読み出したデータを赤緑青カラーデータR,G,B
に変換する変換手段と、前記カラーデータR,G,Bに
基づいてカラードット表示を行う表示手段とを具備して
なるものである。
「作用」 この発明によれば、色差データU,Wの各平均値をとっ
てメモリに記憶させるので、例えば4ドット毎に平均値
をとった場合、4ドットにつき1データを記憶させれば
よく、メモリ容量を減縮することができる。また、この
発明によれば、“赤−輝度”色差データUと、“緑−輝
度データ色差データWとを用いているので、変換誤差が
青色に集中する。人間の目は青色の変化に比較的鈍感で
あり、この結果、変換誤差の影響を最小限に押さえるこ
とができる。
「実施例」 以下、図面を参照してこの発明の一実施例について説明
する。第1図は同実施例の構成を示すブロック図であ
り、この図に示すカラーディスプレイ装置はカラーデー
タR,G,Bを輝度データおよび色差データに変換して
VRAMに記憶させ、この記憶させたデータを読み出
し、カラーデータR,G,Bを再生し、この再生したカ
ラーデータR,G,Bに基づいて表示を行うようになっ
ている。
以下詳述すると、図において1はCPU、2はCPU1
において用いられるプログラムが記憶されたROMおよ
びデータ記憶用のRAMからなるメモリである。DCは
表示コントローラであり、CPU1の制御の下に装置各
部へコントロール信号を出力すると共に、VRAM21
へ書込/読出アドレスADを出力する。3はコンポジッ
トビデオ信号CVが入力される端子、4はコンポジョト
ビデオ信号CVを、カラーデータR,G,Bに変換し、
ドットクロックDCLKのタイミングで逐次出力する周
知のデコーダである。なお、この実施例においては、カ
ラーデータR,G,Bを各々5ビットとしている。ま
た、ドットクロックDCLKとは、CRT表示装置7に
おける各ドットの表示と同一タイミング(周期)のクロ
ックパルスである。
5はカラーデータR,G,Bを輝度データY,色差デー
タU,Wに変換するデータ変換回路であり、次式に基づ
いてデータ変換を行う。
Y=(1/4)R+(1/8)G+(1/2)B =(1/8)(2R+G+4B)……(1) U=R−Y……(2) W=G−Y……(3) 第2図は、このデータ変換回路5の具体的構成を示す図
であり、この図において、6,7は各々8ビットの全加
算回路、8,9は各々6ビットの全減算回路、10〜1
8はパラレルイン/パラレルアウトのレジスタである。
また、端子T1は表示コントローラDCからドットクロ
ックDCLKを供給する端子、T2〜T4は各々デコー
ダ4からカラーデータR,G,Bを供給する端子、T
5,T7は各々色差データU,Wを出力する端子、T6
は輝度データYを出力する端子である。ここで、カラー
データR,G,Bおよび輝度データYは5ビットの正の
整数、色差データU,Wは6ビットの正または負の整数
であり、負数は“2の補数”で表現している。
次に、このデータ変換回路5の動作を第3図のタイミン
グ図を参照して説明する。いま、第3図に示す時刻t0以
降、ドットクロックDCLK(同図(イ))の1周期毎に
カラーデータ(r1,g1,b1),(r2,g2,b2)……を順
次端子T2,T4,T3へ並列に供給したとする(同図
(ロ))。まず、時刻t0において同図(ハ)に示すように、加
算回路6はデータ(4b1+g1)を出力する。ここで、デ
ータ4b1は、データb1を上位方向へ2ビットシフトして
加算回路6へ入力することにより得られる。時刻t1にお
いて、レジスタ10〜12は各々データr1,(4b1
g1),g1を出力する(同図(ニ),(ホ),(ヘ))。さらに、
レジスタ10,11の出力データを加算する加算回路7
はデータ(4b1+g1+2r1)を出力する。ここで、デー
タr21はデータr1を1ビット上位方向へシフトして加
算回路7へ入力することにより得られる。
時刻t2において、レジスタ13〜15は各々データr1
(1/8)(4b1+g1+2r1),g1を出力する。加算回路7
の出力データの下位3ビットだけをレジスタ14へ入力
することにより、 (1/8)(4b1+g1+2g1) を得ている。この段階で前記の輝度データが得られた。
この輝度データをy1とする。
(1/8)(4b1+g1+2r1)=y1……(4) そして、減算回路8,9は各々データ(r1−y1),(g1
−y1)を出力する(同図(ル),(オ))。ここで、前記第
(2)式,第(3)式から明らかなように、減算回路8,9の
各出力データは色差データであり、この色差データを各
々u1,w1とする。
r1−y1=u1……(5) g1−y1=w1……(6) 次に、時刻t3において、レジスタ16〜18は各々色差
データu1,輝度データy1,色差データw1を出力し、端子
T5〜T7から第1図の書込みデータ形成回路20へ供
給する(同図(ワ),(カ),(ヨ)。以下、同様にして、ドッ
トクロックDCLKが立ち上がる毎に、端子T5〜T7
から色差データおよび輝度データ(u2,y2,w2),
(u3,y3,w3)……を逐次出力する。
書込みデータ形成回路20は、VRAM21に書き込む
データを形成する。データ変換回路5が出力した色差デ
ータU,Wおよび輝度データYをそのままVRAMに記
憶するのではなく、書込みデータ形成回路20によりデ
ータ圧縮した後記憶する。
ここで、データ圧縮の方法を説明する。人間の目は、小
さい面積では色の識別ができなくなるという性質をもっ
ている。したがって、例えば連続する4ドットについて
平均化した同一の色差データを割り当てたとしても、各
ドット毎に独立した色差データを割り当てた場合と比較
しても視覚的に顕著な差はでてこない。書込みデータ形
成回路20は、データ変換回路5から色差データU,V
を4データ受け取る毎に該4データの平均をとり、この
平均値と4つの輝度データとによってVRAMへ書き込
むデータを形成する。第4図は書込データの構成を示す
図であり、この図において、y1〜y4は輝度データ(各5
ビット)、u′h,u′lは各々、輝度データy1〜y4と共に
入力された4つの色差データu1〜u4の平均値u′の上位
2ビットおよび下位4ビット、また、w′h,w′l各々、
輝度データy1〜y4と共に入力された4つの色差データw1
〜w4の平均値の上位2ビットおよび下位4ビットであ
る。そして、このように形成された書込みデータが1バ
イトの記憶位置を示すアドレスB0から順次VRAM2
1へ出力される。
なお、輝度データYおよび色差データU,Wをそのまま
VRAMに書込むと、4ドットにつき (5+6+6)×4=68ビット 必要であるが、上記のデータ圧縮によれば 8×4=32ビット で済むことになる。
第5図は、上述した書込みデータ形成回路20の具体的
構成を示す回路図である。この図において、符号T10
〜T12は各々データ変換回路5から色差データU,輝
度データY,色差データWが供給される端子、T13〜
T17は各々表示コントローラDCからクロックパルス
UWCLK、ドットクロックDCLK、クロックパルス
UWCLKa、セレクト信号TC1,TC0が供給され
る端子、T18はVRAM21へ供給される8ビットの
書込データが出力される端子である。上記ドットクロッ
クDCLK、クロックパルスUWCLK,UWCLK
a、セレクト信号TC0,TC1を各々第6図(イ)〜(ホ)
に示す。ここで、クロックパルスUWCLKはドットク
ロックDCLKを1/4に分周したクロックパルス、ク
ロックパルスUWCLKaはクロックパルスUWCLK
をわずかに遅延させたクロックパルスである。また、セ
レクト信号TC0,TC1は、クロックパルスUWCL
Kの立ち上がりにおいて、“0,0”となり、以後、ド
ットクロックDCLKの立ち上がりにおいて“1,
0”、“0,1”、“1,1”、“0,0”……と順次
変化する信号である。
23,24は各々平均化回路であり、順次供給される色
差データU,Wを4データ累算し、その累算結果の1/
4を出力する。第7図は平均化回路23の構成を示す回
路図であり、この図において25は8ビットのパラレル
イン/パラレルアウトレジスタ、26は8ビットの加算
回路である。まず、レジスタ25がクロックパルスUW
CLKaによって「0」にリセットされる。次に、この
レジスタ25内のデータ(この場合「0」)と色差デー
タUとを加算回路26によって加算し、この加算結果を
ドットクロックDCLKに立ち上がり時にレジスタ25
に書込む。また、加算回路26の加算結果が下位方向へ
2ビットシフトされて(すなわち、1/4とされて)出
力される。なお、上記のシフト処理は、加算回路26の
上位6ビットが出力されることを意味する。次に、この
書込んだデータと次の色差データUとを加算回路26に
おいて加算する。この動作を4回繰り返えして4つの色
差データUの累算結果を得る。下位2ビットを切り捨て
ることにより1/4する。信号TC0を加算回路26の
最下位ビットの桁上げ入力C0に供給しているので、1
/4平均時に、結果を四捨五入していることになる。な
お、平均化回路24も上記の平均化回路23と同一構成
である。
次に、第5図の30〜35はパラレルイン/パラレルア
ウトレジスタであり、レジスタ30〜33はドットクロ
ックDCLKの立ち上がりでデータが書き込まれ、レジ
スタ34,35はクロックパルスUWCLKの立ち上が
りでデータが書き込まれる。36,37はセレクタであ
り、セレクト信号TC0,TC1に基づいて入力端<0>
〜<3>のデータの内の1つを選択し、出力端から出力す
る。
次に、上述した書込みデータ形成回路20の動作を第6
図のタイミング図を参照して説明する。色差データwの
平均化は色差データuと同一動作するので省略する。
まず、時刻t11においてドットクロックDCLKが立
ち上がり、この立ち上がりにおいて端子T10〜T12
へ各々色差データu1,輝度データy1,色差データw1が供
給されたとする(第6図(ヘ))。この時同時に、クロッ
クパルスUWCLKが立ち上がり、この僅か後にクロッ
クパルスUWCLKaが立ち上がる。クロックパルスU
WCLKaが立ち上がると、第7図のレジスタ25がク
リアされ、その出力データが「0」となる。この結果、
加算回路26は、「u1+0」を演算する。
次に、時刻t12では、端子T10〜T12に各々色差
データu2,輝度データy2,色差データw2が現れる(第6
図(ヘ))。レジスタ25の出力u1と上記色差データu2
を加算する。また、時刻t12のドットクロックDCL
Kの立ち上がりで、輝度データy1をレジスタ30に書き
込む。以下、時刻t13,t14で同様に処理するととも
に、輝度データy1はレジスタ31からレジスタ32へ順
次シフトされる。
次に、時刻t15は、端子T10〜T12へ各々色差デ
ータu5,輝度データy5,色差データw5が供給される。こ
の時同時に、クロックパルスUWCLKが立ち上がり、
また、この僅か後にクロックパルスUWCLKaが立ち
上がる。ドットクロックDCLKが立ち上がると、レジ
スタ32の出力データy1をレジスタ33に書き込む。ま
た、クロックパルスUWCLKの立ち上がりで、平均化
回路23,24の出力データ「(u1+u2+u3+u4)/
4」、「(w1+w2+w3+w4)/4」(第6図(ト)、(チ)参
照)を各々レジスタ34,35に書き込む。以下、同様
な動作を繰り返す。
このように、第5図に書込みデータ形成回路20におい
ては、色差データUおよびWが各々4データ供給される
毎に(すなわち、4ドットクロック毎に)、その平均値
をレジスタ34,35に書き込み、一方、輝度データY
はドットクロックDCLKによってレジスタ30〜33
を順次シフトしていく。そして、レジスタ33の出力デ
ータが端子T18からVRAM21へ出力され、また、
レジスタ34,35の出力データの各ビットがセレクタ
36,37によって選択され、この選択されたデータが
端子18からVRAM21へ出力される(第4図参
照)。
すなわち、まず、第6図の時刻t15においては、レジ
スタ33からデータy1が出力され、端子18の第0〜第
4ビットへ供給される。またこの時、第6図(ニ),(ホ)に
示されるように、セレクト信号TC0,TC1は各々
“0,0”となる。この結果、セレクタ36からは、レ
ジスタ34の出力データ「(u1+u2+u3+u4)/4=
u′1」の第4ビットのデータが出力され、端子T18の
第5ビットへ供給され、また、セレクタ37からは、レ
ジスタ34の出力データu′1の第0ビットのデータおよ
びレジスタ35の出力データ「(w1+w2+w3+w4)/4
=w′1の第0ビットのデータが各々出力され端子T18
の第6,第7ビットへ供給される。一方この時、表示コ
ントローラDC(第1図)は、VRAM21のアドレス
ADを出力する。これにより、上述した端子T18のデ
ータをVRAM21に書き込む。次に、第6図の時刻t
16になると、輝度データy2が端子T18の第0〜第4
ビットへ供給される。また、セレクト信号TC0,TC
1が各々“1,0”となり、したがって、セレクタ36
からは、レジスタ34の出力データu′1の第5ビットの
データが出力され、端子T18の第5ビットへ供給さ
れ、また、セレクタ37からは、レジスタ34の出力デ
ータu′1の第1ビットのデータおよびレジスタ35出力
のデータw′1の第1ビットのデータが各々出力され、端
子T18の第6,第7ビットへ供給される。そして、こ
の端子T18のデータが表示コントローラDCから出力
されるアドレスADに基づいてVRAM21に書き込ま
れる。以下、同様の過程が繰り返され、VRAM21に
第4図の通りでデータが書き込まれる。
以上が書込みデータ形成回路20の詳細である。次に、
第1図のRGBデータ再生回路40は、VRAM21か
らドットクロックDCLKのタイミングで読み出される
輝度データYおよび色差データU′,W′をカラーデー
タR,G,Bに再生する回路であり、次式を演算してい
る。
R=Y+U′……(7) G=Y+W′……(8) B=(5/4)Y−(1/2)U′−(1/4)W′ =(1/4){5Y−(2U′+W′)}……(9) なお、これらの式は前述した(1)〜(3)式のU,Wを各々
U′,W′とおき、R,G,Bで解くことによって求め
られる。また、これらの(7)〜(9)式において、(9)式だ
けは割り算を含むので、変換誤差は青(B)にのみ現れ
る。しかし、人間の目は青色の混じったわずかな色相変
化に対し最も鈍感であるので、この変換式によれば変換
誤差の影響を最小限とすることができる。
第8図はこのRGBデータ再生回路40の詳細を示す回
路である。この図において、T21,T23は各々表示
コントローラDCが出力するドットクロックDCLKお
よびクロックパルス4XCLKの端子である。ここで、
クロックパルス4XCLKは第9図(ロ)に示すようにド
ットクロックDCLKを1/4に分周したクロックパル
スである。T22はVRAM21から読み出したデータ
を供給する端子、T24〜T26は各々、カラーデータ
B,R,Gを出力する端子である。41〜45はドット
クロックDCLKに基づいて入力データを読み込むパラ
レルイン/パラレルアウトレジスタ、46〜48は上述
したクロックパルス4XCLKに基づいて入力データを
読み込むパラレルイン/パラレルアウトレジスタであ
る。また、49〜53は加算回路、54は入力されるデ
ータの各ビットを反転して出力する反転回路、55〜5
9はイクスクルージブオアゲートである。
次に、このRGBデータ再生回路40の動作を第9図を
参照して説明する。いま、第9図(イ)に示すドットクロ
ックDCLKの立ち上がり時刻t21〜t24において、
第4図に示すバイトB0〜B3を順次VRAM21から
読み出し、端子T22へ供給したとする(第9図(ハ)参
照)。この場合、各データはドットクロックDCLKに
よってレジスタ41〜43を逐次シフトしていく(第9
図(ニ),(ホ),(ヘ))。そして、時刻t24において、レジ
スタ43が輝度データy1を出力すると、この輝度データ
y1が加算回路49の第1入力端へ供給されると共に、4
倍されて同加算回路49の第2入力端へ供給され、この
結果、加算回路49からデータ5y1が出力され、レジス
タ44の入力端へ供給される(第9図(ト))。また、同
時刻t24において、レジスタ43,42,41および
端子T22から第4図のバイトB0〜B3の各データが
出力されると、レジスタ46の入力端および加算回路5
0の第1入力端へ、第4図のデータu′hおよびu′lから
構成される色差データu′が供給され、同様に、レジス
タ47の入力端および加算回路50の第2入力端へ、第
4図のデータw′hおよびw′lから構成される色差データ
w′が供給される。この場合、データu′は1ビットシフ
トされて(2倍されて)加算回路50へ供給される。こ
の結果、加算回路50からデータ(2u′+w′)が出力
され(第9図(チ))。レジスタ48へ供給される。
次に、時刻t25になると、ドットクロックDCLKが
立ち上がると共に、クロックパルス4XCLKが立ち上
がる。ドットクロックDCLKが立ち上がると、加算回
路49の出力データ5y1がレジスタ44に読み込まれ、
また、レジスタ43から出力されていた輝度データy1
レジスタ45に読み込まれる(第9図(リ)、(ヌ))。ま
た、クロックパルス4XCLKが立ち上がると、レジス
タ46〜48に各々色差データu′,w′およびデータ
(2u′+w′)が読み込まれる(第9図(ル)、(オ)、
(ワ))。そして、レジスタ44の出力データが減算回路
51の第1入力端へ、またレジスタ48の出力データが
反転回路54によって反転されて減算回路51の第2入
力端へ供給されると、減算回路51からデータ (1/4){5y1−(2u′+w′)}……(10) が出力される(第9図(カ))。この(10)式と前記(9)式と
を比較すれば明らかなように、減算回路51の出力はカ
ラーデータBとなっている。また、レジスタ45の出力
データが加算回路52の第1入力端へ、レジスタ46の
出力データが加算回路52の第2入力端へ各々供給され
ると、加算回路52から、 y1+u′……(11) なるデータが出力される(第9図(ヨ))。このデータは
前記(7)式から明らかなようにカラーデータRである。
同様に、レジスタ45の出力データが加算回路53の第
1入力端へ、レジスタ47の出力データが加算回路53
の第2入力端へ各々供給されると、加算回路53から、 y1+w′……(12) なるデータが出力される(第9図(タ))。このデータは
前記(8)式から明らかなようにカラーデータGである。
このように、時刻t25になると、輝度データy1および
色差データu′,w′がカラーデータB,R,Gに変換さ
れ、加減算回路51〜53から出力される。同様に、時
刻t26,t27,t28においては、輝度データy2
y3,y4および色差データu′,w′がカラーデータB,
R,Gに変換され、加減算回路51〜53から出力され
る。一方、上記時刻t25〜t28においては、端子T2
2へ次の4データが逐次供給され、これらのデータがレ
ジスタ41〜43に逐次読み込まれる。そして、時刻t
29〜t32において、これらのデータに基づくカラー
データB,R,Gが加減算回路51〜53から順次出力
され、以下、この過程が繰り返される。
次に、減算回路51の出力は、イクスクルーシブオアゲ
ート55〜59を介して端子T24へ供給され、また、
加算回路52,53の出力は各々端子T25,T26へ
供給される。ここで、イクスクルーシブオアゲート55
〜59は減算回路51の減算結果がオーバーフローまた
はアンダーフローした場合のために設けられている。す
なわち、まず、減算回路51の減算結果がオーバーフロ
ーもアンダーフローもしていない場合は、減算回路51
の出力端S8の信号が“0”であり、したがって、イク
スクルーシブオアゲート55〜59はスルー状態とな
る。一方、減算結果がオーバーフローし、出力端S8の
信号が“1”、他の出力端S3〜S7の信号が“0”と
なった場合は、イクスクルーシブオアゲート55〜59
がインバータとして動作し、端子T24へデータ“11
111”が供給される。また、減算結果がアンダーフロ
ーし、出力端S8の信号、他の出力端S3〜S7の信号
がいずれも“1”となった場合も、イクスクルーシブオ
アゲート55〜59がインバータとして動作し、端子T
24へデータ“00000”が供給される。誤差が±1
しかでないことを利用している。
次に、上述した端子T25,T26,T24から各々出
力されたカラーデータR,G,Bは第1図のDAC(デ
ィジタル/アナログコンバータ)56,57,58へ供
給される。DAC56〜58はカラーデータR,G,B
をアナログカラー信号に変換し、CRT表示装置7へ出
力する。CRT表示装置7は、表示コントローラDCか
ら出力される同期信号SYNCおよびDAC56〜58
から出力されるカラー信号に基づいてカラードット表示
を行う。
以上がこの発明の一実施例の詳細である。なお、上記実
施例においては、VRAM21に書き込むデータのフォ
ーマットを第4図に示すものとしたが、例えば第10図
に示すフォーマットとしてもよい。
また、第2図の回路においては、(4B+G+2R)/
8なる演算における少数点以下を切り捨てるようになっ
ているが、四捨五入としてもよい。この四捨五入とする
場合、(4B+G+2R+4)なる演算を行い、この演
算結果を8で割ればよい。同様に、第8図の回路におい
ても、{5Y−(2U′+W′)}/4なる演算におけ
る小数点以下を切り捨てるようになっているが、四捨五
入としてもよい。この場合、{5Y−(2U′+W′)
+2}/4なる演算を行えばよい。
ところで、上記実施例によるディスプレイ装置は、重ね
書きを行う際に問題がある。すなわち、コンピュータグ
ラフィック等においては、第1の画像を背景にしてその
上に第2の画像を重ねて表示する場合がある。この場
合、VRAM内に各ドット対応でカラーデータR,G,
Bが記憶されている場合はVRAM内の第2の画像に対
応する記憶エリアのカラーデータを書き換えればよい
が、上記実施例のように、4ドットにつき1つの色差デ
ータが記憶されている場合はドット毎の書き換えができ
なくなる。この場合、勿論、4ビット単位でデータ書き
換えを行うことはできるが、このような書き換えでは、
第2の画像の解像度が低くなってしまう。次に、この重
ね書きにおける問題を解決した他の実施例について説明
する。
第11図は同実施例における書込データのフォーマット
を示す図である。このフォーマットが第4図に示すもの
と異なる点は、各バイトB0〜B3の第0ビットがアト
リビュートビットATRとなっている点および輝度デー
タYが4ビットとなっている点である。そして、上記実
施例と同様に、輝度データYおよび色差データU,Wに
よって画像表示を行う場合は、アトリビュートビットA
TRを“0”としておく。また、一部のドットの色を変
える場合(重ね書きの場合)は、そのドットの輝度デー
タYに変えて、カラーコードCCを書き込み、また、ア
トリビュートビットATRを“1”とする。
第12図は、この実施例の場合のRGBデータ再生回路
40の構成を示す図であり、この図において、RGBデ
ータ形成回路60は第8図の構成要素49〜59によっ
て構成される回路と同じ回路である。すなわち、この回
路は、第8図の回路にレジスタ62、カラールックアッ
プテーブル63、セレクタ64が追加された構成となっ
ている。ここで、レジスタ62はドットクロックDCL
Kの立ち上がりでデータ読み込みを行うレジスタ、カラ
ールックアップテーブル63は、レジスタ62から出力
されるカラーコードCCをカラーデータR,G,Bに変
換するテーブルである。また、セレクタ64は、そのセ
レクト端子SEへ“0”が供給された時はRGBデータ
形成回路60から出力されるカラーデータR,G,Bを
端子T25,T26,T24へ出力し、また、セレクト
端子SEへ“1”が供給された時は、カラールックアッ
プテーブル63から出力されるカラーデータR,G,B
を端子T25,T26,T24へ出力する。このセレク
タ64のセレクト端子SEへ上述したアトリビュートビ
ットATRが供給されるようになっている。
しかして、アトリビュートビットATRが“0”の時
は、セレクタ64のセレクト端子SEへ“0”が供給さ
れることから、RGBデータ形成回路60から出力され
るカラーデータR,G,Bがセレクタ64を介して端子
T25,T26,T24へ供給される。すなわち、この
場合、第8図の回路と同じ動作となる。一方、アトリビ
ュートビットATRが“1”の場合は、輝度データYに
代えて書き込まれたカラーコードCCがレジスタ62を
介してカラールックアップテーブル63へ供給され、こ
こで、カラーデータR,G,Bに変換され、このカラー
データR,G,Bがセレクタ64を介して端子T25,
T26,T24へ供給される。これにより、カラーコー
ドCCに対応する色でドット表示が行なわれる。
「発明の効果」 以上説明したように、この発明によれば、色差データ
U,Wの各平均値をとってメモリに記憶させるようにし
たので、メモリ容量を減縮することができる。また、こ
の発明によれば、“赤−輝度”色差データUと、“緑−
輝度”色差データWとを用いているので、変換誤差が青
色に集中し、したがって、変換誤差の影響を最小限に押
さえることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明の一実施例の構成を示すブロック図、
第2図は同実施例におけるデータ変換回路5の詳細を示
す回路図、第3図はデータ変換回路5の動作を説明する
ためのタイミング図、第4図はVRAM21に書き込ま
れるデータのフォーマットを示す図、第5図は同実施例
における書込みデータ形成回路20の詳細を示す回路
図、第6図は同書込みデータ形成回路20の動作を説明
するためのタイミング図、第7図は同書込みデータ形成
回路20における平均化回路23の構成を示す回路図、
第8図は同実施例におけるRGBデータ再生回路40の
詳細を示す回路図、第9図は同RGBデータ再生回路4
0の動作を説明するためのタイミング図、第10図はV
RAM21の書込みデータの他のフォーマットを示す
図、第11図はこの発明の他の実施例における書込みデ
ータのフォーマットを示す図、第12図は同実施例にお
けるRGBデータ再生回路40の構成を示すブロック図
である。 5……データ変換回路、7……CRT表示装置、20…
…書込みデータ形成回路、21……VRAM、23,2
4……平均化回路、40……RGBデータ再生回路。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】(a)カラードット表示を行うカラーディス
    プレイ装置において、 (b)各ドットの色を指示するカラー情報を輝度データY
    と、“赤−輝度”色差データUと、“緑−輝度”色差デ
    ータWとに変換する変換手段と、 (c)前記色差データU,Wの各々の平均値を複数ドット
    毎に算出する演算手段と、 (d)前記色差データU,Wの平均値および前記輝度デー
    タYをメモリに書き込む書込手段と、 を具備してなるカラーディスプレイ装置。
  2. 【請求項2】(a)カラードット表示を行うカラーディス
    プレイ装置において、 (b)各ドットの色を指示するカラー情報が、輝度データ
    Yと、“赤−輝度”色差データUの平均値と、“緑−輝
    度”色差データWの平均値とによって記憶されたメモリ
    と、 (c)前記メモリからデータを読み出し、読み出したデー
    タを赤緑青カラーデータR,G,Bに変換する変換手段
    と、 (d)前記カラーデータR,G,Bに基づいてカラードッ
    ト表示を行う表示手段と、 を具備してなるカラーディスプレイ装置。
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