JPH0660692B2 - 回転機械のシ−ル装置 - Google Patents
回転機械のシ−ル装置Info
- Publication number
- JPH0660692B2 JPH0660692B2 JP61040378A JP4037886A JPH0660692B2 JP H0660692 B2 JPH0660692 B2 JP H0660692B2 JP 61040378 A JP61040378 A JP 61040378A JP 4037886 A JP4037886 A JP 4037886A JP H0660692 B2 JPH0660692 B2 JP H0660692B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- rotating body
- seal
- bearing
- peripheral surface
- movable ring
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
Links
Classifications
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16J—PISTONS; CYLINDERS; SEALINGS
- F16J15/00—Sealings
- F16J15/54—Other sealings for rotating shafts
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F01—MACHINES OR ENGINES IN GENERAL; ENGINE PLANTS IN GENERAL; STEAM ENGINES
- F01D—NON-POSITIVE DISPLACEMENT MACHINES OR ENGINES, e.g. STEAM TURBINES
- F01D25/00—Component parts, details, or accessories, not provided for in, or of interest apart from, other groups
- F01D25/18—Lubricating arrangements
- F01D25/183—Sealing means
- F01D25/186—Sealing means for sliding contact bearing
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16J—PISTONS; CYLINDERS; SEALINGS
- F16J15/00—Sealings
- F16J15/44—Free-space packings
- F16J15/441—Free-space packings with floating ring
-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y10—TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC
- Y10S—TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y10S277/00—Seal for a joint or juncture
- Y10S277/916—Seal including vibration dampening feature
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- General Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Sealing Using Fluids, Sealing Without Contact, And Removal Of Oil (AREA)
- Sealing Of Bearings (AREA)
- Structures Of Non-Positive Displacement Pumps (AREA)
- Support Of The Bearing (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】 （産業上の利用分野） 本発明は圧縮機，ガス膨脹機等の回転機械のシール装置
に関するものである。
に関するものである。
（従来の技術） 高圧流体を取り扱う高速回転機械では，高圧流体の励振
力に基づいて回転体に不安定な振動が発生して，シール
装置のシール性能が損なわれるという問題があった。従
来，この種の不安定な振動を防止する対策として，シ
ール装置の近くに設けた軸受部に振動減衰作用を賦与し
たもの，シール装置の近くに設けた軸受部の回転体支
持剛性を高めるようにしたものが提案されている。
力に基づいて回転体に不安定な振動が発生して，シール
装置のシール性能が損なわれるという問題があった。従
来，この種の不安定な振動を防止する対策として，シ
ール装置の近くに設けた軸受部に振動減衰作用を賦与し
たもの，シール装置の近くに設けた軸受部の回転体支
持剛性を高めるようにしたものが提案されている。
まず上記のシール装置を第６図により説明すると，(1
01)が回転体，(102)が回転機械の外部側，(103)が回転
機械の内部側，(130)がシール装置，(130)が同シール装
置(130)の近くの回転機械外部側(102)に設けた軸受装置
で，同軸受装置(102)のうち，(111)が軸受メタル，(11
2)が軸受ハウジング，(113)が軸受ハウジング蓋，(115)
が回転体(101)と軸受メタル(111)との間に形成された油
膜，(122)が断面四角形のシールリング，(123)が支持ば
ね体，(125)が軸受台，(126)が同軸受台(125)に設けた
軸受油供給孔，(127)が上記軸受ハウジング(112)に設け
た軸受供給孔である。また上記シール装置(130)のう
ち，(135)がケーシング（静止部材），(133)がシールハ
ウジング（静止部材），(134)がシールフランジ（静止
部材），(131)が機内側シールリング，(132)が機外側シ
ールリング，(136)が上記ケーシング(135)に設けたシー
ル用流体供給孔，(137)が上記シールハウジング(133)に
設けたシール用流体供給孔で，軸受ハウジング(112)と
軸受ハウジング蓋(113)とが支持ばね体(123)により軸受
台(125)に弾性的に支持され，軸受メタル(111)が同軸受
ハウジング(112)と同軸受ハウジング蓋(113)とにより変
位可能に支持され，同軸受メタル(111)と回転体(101)と
の間に油膜(115)が形成され，軸受ハウジング(112)と軸
受台(125)との間にスクイズ作用により回転体(101)の振
動を減衰する油膜(121)，即ち，軸受ハウジング(112)が
半径方向に移動し，偏心して，軸受ハウジング(112)と
軸受台(125)との間にある油が間隙の狭まった部分から
間隙の広がった部分へ絞られるスクイズ作用により回転
体(101)の振動を減衰する油膜(121)が形成されており，
回転体(101)の振動が油膜(115)→軸受メタル(111)→軸
受ハウジング(112)を介し油膜(121)に伝えられて，回転
体(101)の振動が減衰されるようになっている。またこ
のとき，シール用流体がシール用流体供給孔(136)→シ
ール用流体供給孔(137)を介し機内側シールリング(131)
と機外側シールリング(132)との間の環状溝（シールハ
ウジング(133)とシールフランジ(134)との間に形成され
た環状溝）内へ供給されて，静止部材(133)〜(135)と回
転体(101)との間が流体密にシールされるようになって
いる。
01)が回転体，(102)が回転機械の外部側，(103)が回転
機械の内部側，(130)がシール装置，(130)が同シール装
置(130)の近くの回転機械外部側(102)に設けた軸受装置
で，同軸受装置(102)のうち，(111)が軸受メタル，(11
2)が軸受ハウジング，(113)が軸受ハウジング蓋，(115)
が回転体(101)と軸受メタル(111)との間に形成された油
膜，(122)が断面四角形のシールリング，(123)が支持ば
ね体，(125)が軸受台，(126)が同軸受台(125)に設けた
軸受油供給孔，(127)が上記軸受ハウジング(112)に設け
た軸受供給孔である。また上記シール装置(130)のう
ち，(135)がケーシング（静止部材），(133)がシールハ
ウジング（静止部材），(134)がシールフランジ（静止
部材），(131)が機内側シールリング，(132)が機外側シ
ールリング，(136)が上記ケーシング(135)に設けたシー
ル用流体供給孔，(137)が上記シールハウジング(133)に
設けたシール用流体供給孔で，軸受ハウジング(112)と
軸受ハウジング蓋(113)とが支持ばね体(123)により軸受
台(125)に弾性的に支持され，軸受メタル(111)が同軸受
ハウジング(112)と同軸受ハウジング蓋(113)とにより変
位可能に支持され，同軸受メタル(111)と回転体(101)と
の間に油膜(115)が形成され，軸受ハウジング(112)と軸
受台(125)との間にスクイズ作用により回転体(101)の振
動を減衰する油膜(121)，即ち，軸受ハウジング(112)が
半径方向に移動し，偏心して，軸受ハウジング(112)と
軸受台(125)との間にある油が間隙の狭まった部分から
間隙の広がった部分へ絞られるスクイズ作用により回転
体(101)の振動を減衰する油膜(121)が形成されており，
回転体(101)の振動が油膜(115)→軸受メタル(111)→軸
受ハウジング(112)を介し油膜(121)に伝えられて，回転
体(101)の振動が減衰されるようになっている。またこ
のとき，シール用流体がシール用流体供給孔(136)→シ
ール用流体供給孔(137)を介し機内側シールリング(131)
と機外側シールリング(132)との間の環状溝（シールハ
ウジング(133)とシールフランジ(134)との間に形成され
た環状溝）内へ供給されて，静止部材(133)〜(135)と回
転体(101)との間が流体密にシールされるようになって
いる。
また第７図は，第６図に示した断面四角形のシールリン
グ(122)を０リング(222)に変えた以外，第６図と同様に
構成した他の従来例である。
グ(122)を０リング(222)に変えた以外，第６図と同様に
構成した他の従来例である。
また上記のシール装置を第８図により説明すると，(3
01)が回転体で，同回転体(301)を回転可能に支持してい
る軸受装置を同第８図では省略している。また(330)が
シール装置，(331)が機内側シールリング，(332)が機外
側シールリング，(333)がシールハウジング（静止部
材），(334)がシールフランジ（静止部材），(335)がケ
ーシング（静止部材），(351)が軸受パッド，(352)が止
めビスで，軸受パッド(351)が機内側シールリング(331)
と機外側シールリング(332)との間に介装され，同軸受
パッド(351)が止めビス(352)により機外側シールリング
(332)に固定されており，軸受パッド(351)と回転体(30
1)との間に形成される油膜により回転体(301)の支持剛
性を高めて，回転体(301)の危険許容速度を上昇させる
ようにしている。なお機外側シールリング(332)は，軸
受パッド(351)と回転機械(301)との間の支持反力に対し
て剛性を高める必要があり，機外側シールリング(332)
の前後部の圧力差を利用して，シールフランジ(334)に
ロックするようにしている。
01)が回転体で，同回転体(301)を回転可能に支持してい
る軸受装置を同第８図では省略している。また(330)が
シール装置，(331)が機内側シールリング，(332)が機外
側シールリング，(333)がシールハウジング（静止部
材），(334)がシールフランジ（静止部材），(335)がケ
ーシング（静止部材），(351)が軸受パッド，(352)が止
めビスで，軸受パッド(351)が機内側シールリング(331)
と機外側シールリング(332)との間に介装され，同軸受
パッド(351)が止めビス(352)により機外側シールリング
(332)に固定されており，軸受パッド(351)と回転体(30
1)との間に形成される油膜により回転体(301)の支持剛
性を高めて，回転体(301)の危険許容速度を上昇させる
ようにしている。なお機外側シールリング(332)は，軸
受パッド(351)と回転機械(301)との間の支持反力に対し
て剛性を高める必要があり，機外側シールリング(332)
の前後部の圧力差を利用して，シールフランジ(334)に
ロックするようにしている。
（発明が解決しようとする問題点） 前記第６図に示す従来の回転体のシール装置では，(I)
軸受ハウジング(112)と軸受ハウジング蓋(113)とが支持
ばね体(123)を介して軸受台(125)に弾性的に支持されて
おり，油膜(121)部分での振動減衰力は増大するが，回
転体(101)の支持剛性は低下して，危険速度を高めに設
定できない。(II)上記のように軸受ハウジング(112)と
軸受ハウジング蓋(113)とが支持ばね体(123)を介して軸
受台(125)に弾性的に支持されており，回転体組み込み
時の芯出しが困難な上に，時間の経過とともに芯ずれが
発生する。この問題は，第７図に示した従来のシール装
置でも同様に発生している。
軸受ハウジング(112)と軸受ハウジング蓋(113)とが支持
ばね体(123)を介して軸受台(125)に弾性的に支持されて
おり，油膜(121)部分での振動減衰力は増大するが，回
転体(101)の支持剛性は低下して，危険速度を高めに設
定できない。(II)上記のように軸受ハウジング(112)と
軸受ハウジング蓋(113)とが支持ばね体(123)を介して軸
受台(125)に弾性的に支持されており，回転体組み込み
時の芯出しが困難な上に，時間の経過とともに芯ずれが
発生する。この問題は，第７図に示した従来のシール装
置でも同様に発生している。
また前記第８図に示す従来の回転体のシール装置では，
(I)シール装置に軸受パッド(351)が設けられており，回
転体(301)の支持剛性が向上して，危険速度を高めに設
定できるが，振動減衰作用をそれ程期待できない。(II)
昇速時の回転体(301)の浮き上がり，機外側シールリン
グ(332)のロック開始時期の不確実さ等により，実際の
荷重分担の推定が困難で，軸受装置を含むシール装置全
体の振動特性を正確に予測できないという問題があっ
た。
(I)シール装置に軸受パッド(351)が設けられており，回
転体(301)の支持剛性が向上して，危険速度を高めに設
定できるが，振動減衰作用をそれ程期待できない。(II)
昇速時の回転体(301)の浮き上がり，機外側シールリン
グ(332)のロック開始時期の不確実さ等により，実際の
荷重分担の推定が困難で，軸受装置を含むシール装置全
体の振動特性を正確に予測できないという問題があっ
た。
（問題点を解決するための手段） 本発明は前記の問題点に対処するもので，軸受により回
転可能に支持された回転体が貫通する静止部材の貫通孔
内周面に環状溝を設け，同環状溝両側の静止部材両側部
と同回転体との間をシールリングによりシールし，シー
ル用流体を同環状溝内に供給するシール流体供給孔を同
静止部材に設けた回転機械のシール装置において，前記
環状溝内に制振用可動リングを収容し，同可動リングを
前記静止部材に半径方向の移動のみを可能に取り付け
て，同可動リングの外周面と前記環状溝の内周面との間
に外側の環状間隙を形成するとともに，同可動リングの
内孔内周面と同内孔を貫通する前記回転体の外周面との
間に内側の環状間隙を形成し，上記内側の環状間隙を複
数の円弧状間隙部に区画するとともに，同各円弧状間隙
部を回転体の回転方向下流側に向かって次第に狭くなる
楔状にしたことを特徴とする回転機械のシール装置に係
わり，その目的とする処は，回転体の不安定振動を効果
的に抑制できる。回転体組み込み時の芯出しを容易に行
うことができる。時間の経過とともに発生していた芯ず
れを防止できる。さらに軸受装置を含むシール装置全体
の振動特性を正確に予測できる改良された回転機械のシ
ール装置を供する点にある。
転可能に支持された回転体が貫通する静止部材の貫通孔
内周面に環状溝を設け，同環状溝両側の静止部材両側部
と同回転体との間をシールリングによりシールし，シー
ル用流体を同環状溝内に供給するシール流体供給孔を同
静止部材に設けた回転機械のシール装置において，前記
環状溝内に制振用可動リングを収容し，同可動リングを
前記静止部材に半径方向の移動のみを可能に取り付け
て，同可動リングの外周面と前記環状溝の内周面との間
に外側の環状間隙を形成するとともに，同可動リングの
内孔内周面と同内孔を貫通する前記回転体の外周面との
間に内側の環状間隙を形成し，上記内側の環状間隙を複
数の円弧状間隙部に区画するとともに，同各円弧状間隙
部を回転体の回転方向下流側に向かって次第に狭くなる
楔状にしたことを特徴とする回転機械のシール装置に係
わり，その目的とする処は，回転体の不安定振動を効果
的に抑制できる。回転体組み込み時の芯出しを容易に行
うことができる。時間の経過とともに発生していた芯ず
れを防止できる。さらに軸受装置を含むシール装置全体
の振動特性を正確に予測できる改良された回転機械のシ
ール装置を供する点にある。
（作用） 本発明の回転体のシール装置は前記のように可動リング
の内孔内周面と同内孔を貫通する回転体の外周面との間
に形成される内側の環状間隙が複数の円弧状間隙部に区
画されるとともに，同各円弧状間隙部が回転体の回転方
向下流側に向かって次第に狭くなる楔状になっており，
回転体の回転とともにこの部分のシール用流体が間隙狭
小部に向かい流動し，同シール用流体に楔作用が発生し
て，同シール用流体が剛性の非常に高い流体膜になる。
一方，可動リングの外周面と環状溝の内周面との間に形
成される外側の環状間隙には，スクイズ作用により回転
体の振動を減衰するシール流体膜が形成されており，回
転体の振動が上記内側の環状間隙に形成される剛性の高
い流体膜と半径方向に移動可能な制振用可動リングとを
介し上記外側の環状間隙間に形成されるシール流体膜に
伝えられて，回転体の不安定振動が効果的に抑制され
る。
の内孔内周面と同内孔を貫通する回転体の外周面との間
に形成される内側の環状間隙が複数の円弧状間隙部に区
画されるとともに，同各円弧状間隙部が回転体の回転方
向下流側に向かって次第に狭くなる楔状になっており，
回転体の回転とともにこの部分のシール用流体が間隙狭
小部に向かい流動し，同シール用流体に楔作用が発生し
て，同シール用流体が剛性の非常に高い流体膜になる。
一方，可動リングの外周面と環状溝の内周面との間に形
成される外側の環状間隙には，スクイズ作用により回転
体の振動を減衰するシール流体膜が形成されており，回
転体の振動が上記内側の環状間隙に形成される剛性の高
い流体膜と半径方向に移動可能な制振用可動リングとを
介し上記外側の環状間隙間に形成されるシール流体膜に
伝えられて，回転体の不安定振動が効果的に抑制され
る。
また本発明のシール装置では，上記のように回転体の不
安定振動が効果的に抑制されるので，前記第６，７図に
示した従来装置のように軸受部（軸受ハウジング及び軸
受ハウジング蓋）を弾性的に支持する必要がなくて，回
転体組み込み時の芯出し，及び時間の経過とともに発生
していた芯ずれが防止される。
安定振動が効果的に抑制されるので，前記第６，７図に
示した従来装置のように軸受部（軸受ハウジング及び軸
受ハウジング蓋）を弾性的に支持する必要がなくて，回
転体組み込み時の芯出し，及び時間の経過とともに発生
していた芯ずれが防止される。
また本発明のシール装置では，軸受部が回転体の静荷重
を支持し，可動リングが振動抑制作用を行うので，軸受
装置と可動リングとの役割分担，それぞれの特性が明確
に把握されて，軸受装置を含むシール装置全体の振動特
性が正確に予測される。
を支持し，可動リングが振動抑制作用を行うので，軸受
装置と可動リングとの役割分担，それぞれの特性が明確
に把握されて，軸受装置を含むシール装置全体の振動特
性が正確に予測される。
（実施例） 次に本発明の回転体のシール装置を第１図乃至第４図に
示す一実施例により説明すると，(1)が回転体，(10)が
軸受装置，(40)がシール装置で，上記軸受装置(10)のう
ち，(11)が環状の軸受メタル，(12)が同軸受メタル(11)
を支持する環状の軸受ハウジング，(25)が同軸受ハウジ
ング(12)を支持する軸受台，(15)が上記軸受メタル(11)
の内周面と上記回転体(1)の外周面との間に形成される
油膜で，同軸受装置(10)により回転体(1)が回転可能に
支持されている。また上記シール装置(40)のうち，(33)
がシールハウジング（静止部材），(34)がシールフラン
ジ（静止部材），(35)がケーシング（静止部材）で，こ
れらのシールハウジング(33)とシールフランジ(34)とで
環状溝が形成されている。また(31)が機内側シールリン
グ，(32)が機外側シールリングで，これら環状溝両側の
シールリング(31)(32)により上記環状溝内が機内側及び
機外側に対してシールされている。また(50)が上記ケー
シング(35)及び上記シールハウジング(33)に設けたシー
ル用流体供給孔で，シール用流体が同シール流体供給孔
(50)を経て上記環状溝内へ供給されるようになってい
る。また(41)が上記環状溝内に収容した制振用可動リン
グ，第１，３，４図の(43)が上記制振用可動リング(31)
に取付けた廻り止めピン(43)で，上記制振用可動リング
(41)が同廻り止めピン(43)により半径方向の移動のみを
可能にシールフランジ(34)に支持されている。また(46)
が同可動リング(41)の外周面と上記環状溝の内周面との
間に形成した外側の環状間隙，(45)が同可動リング(41)
の内孔内周面と同内孔を貫通する上記回転体(1)の外周
面との間に形成した内側の環状間隙，(47)が同内側の環
状間隙(45)の軸線を挟む対称位置に設けた２つの軸方向
溝で，同内側の環状間隙(45)が同各軸方向溝(47)で２つ
の円弧状間隙部に区画され，同各円弧状間隙部が回転体
(1)の回転方向（第２図の矢印参照）下流側に向かって
次第に狭くなる楔状になっている。また(42)(42)が上記
可動リング(41)の両側部と上記シールハウジング(33)と
の間に介装した０リング，(48)が上記シールハウジング
(33)を貫通したシール用流体供給孔で，同シール用流体
供給孔(48)が上記シール用流体供給孔(50)と上記外側の
環状間隙(46)とを連絡している。また(49)がシール用流
体供給孔で，同シール用流体供給孔(49)が上記外側の環
状間隙(46)と上記機外側シールリング(32)内側のシール
装置内とを連絡している。なお上記外側の環状間隙(46)
は，軸受装置(10)の回転体センタリング作用により形成
されるので，制振用可動リング(41)を廻り止めピン(43)
以外で支持する必要はなく，また０リング(42)及びシー
ル用流体供給孔(48)(49)は，省略しても差し支えない。
示す一実施例により説明すると，(1)が回転体，(10)が
軸受装置，(40)がシール装置で，上記軸受装置(10)のう
ち，(11)が環状の軸受メタル，(12)が同軸受メタル(11)
を支持する環状の軸受ハウジング，(25)が同軸受ハウジ
ング(12)を支持する軸受台，(15)が上記軸受メタル(11)
の内周面と上記回転体(1)の外周面との間に形成される
油膜で，同軸受装置(10)により回転体(1)が回転可能に
支持されている。また上記シール装置(40)のうち，(33)
がシールハウジング（静止部材），(34)がシールフラン
ジ（静止部材），(35)がケーシング（静止部材）で，こ
れらのシールハウジング(33)とシールフランジ(34)とで
環状溝が形成されている。また(31)が機内側シールリン
グ，(32)が機外側シールリングで，これら環状溝両側の
シールリング(31)(32)により上記環状溝内が機内側及び
機外側に対してシールされている。また(50)が上記ケー
シング(35)及び上記シールハウジング(33)に設けたシー
ル用流体供給孔で，シール用流体が同シール流体供給孔
(50)を経て上記環状溝内へ供給されるようになってい
る。また(41)が上記環状溝内に収容した制振用可動リン
グ，第１，３，４図の(43)が上記制振用可動リング(31)
に取付けた廻り止めピン(43)で，上記制振用可動リング
(41)が同廻り止めピン(43)により半径方向の移動のみを
可能にシールフランジ(34)に支持されている。また(46)
が同可動リング(41)の外周面と上記環状溝の内周面との
間に形成した外側の環状間隙，(45)が同可動リング(41)
の内孔内周面と同内孔を貫通する上記回転体(1)の外周
面との間に形成した内側の環状間隙，(47)が同内側の環
状間隙(45)の軸線を挟む対称位置に設けた２つの軸方向
溝で，同内側の環状間隙(45)が同各軸方向溝(47)で２つ
の円弧状間隙部に区画され，同各円弧状間隙部が回転体
(1)の回転方向（第２図の矢印参照）下流側に向かって
次第に狭くなる楔状になっている。また(42)(42)が上記
可動リング(41)の両側部と上記シールハウジング(33)と
の間に介装した０リング，(48)が上記シールハウジング
(33)を貫通したシール用流体供給孔で，同シール用流体
供給孔(48)が上記シール用流体供給孔(50)と上記外側の
環状間隙(46)とを連絡している。また(49)がシール用流
体供給孔で，同シール用流体供給孔(49)が上記外側の環
状間隙(46)と上記機外側シールリング(32)内側のシール
装置内とを連絡している。なお上記外側の環状間隙(46)
は，軸受装置(10)の回転体センタリング作用により形成
されるので，制振用可動リング(41)を廻り止めピン(43)
以外で支持する必要はなく，また０リング(42)及びシー
ル用流体供給孔(48)(49)は，省略しても差し支えない。
次に前記第１図乃至第４図に示す回転体のシール装置の
作用を具体的に説明する。制振用可動リング(41)の内孔
内周面と同内孔を貫通する回転体(1)の外周面との間に
形成される内側の環状間隙(45)が複数の円弧状間隙部に
区画されるとともに，同各円弧状間隙部が回転体(1)の
回転方向下流側に向かって次第に狭くなる楔状になる楔
状になっており，回転体(1)の回転とともにこの部分の
シール用流体が間隙狭小部に向かい流動し，同シール用
流体に楔作用が発生して，同シール用流体が剛性の非常
に高い流体膜になる。一方，制振用可動リング(41)の外
周面と環状溝の内周面との間に形成される外側の環状間
隙(46)には，スクイズ作用により回転体(1)の振動を減
衰するシール流体膜が形成されており，回転体(1)の振
動が上記内側の環状間隙(45)に形成される剛性の高い流
体膜と半径方向に移動可能な制振用可動リング(41)とを
介し上記外側の環状間隙間(46)に形成されるシール流体
膜に伝えられて，回転体(1)の不安定振動が効果的に抑
制される。
作用を具体的に説明する。制振用可動リング(41)の内孔
内周面と同内孔を貫通する回転体(1)の外周面との間に
形成される内側の環状間隙(45)が複数の円弧状間隙部に
区画されるとともに，同各円弧状間隙部が回転体(1)の
回転方向下流側に向かって次第に狭くなる楔状になる楔
状になっており，回転体(1)の回転とともにこの部分の
シール用流体が間隙狭小部に向かい流動し，同シール用
流体に楔作用が発生して，同シール用流体が剛性の非常
に高い流体膜になる。一方，制振用可動リング(41)の外
周面と環状溝の内周面との間に形成される外側の環状間
隙(46)には，スクイズ作用により回転体(1)の振動を減
衰するシール流体膜が形成されており，回転体(1)の振
動が上記内側の環状間隙(45)に形成される剛性の高い流
体膜と半径方向に移動可能な制振用可動リング(41)とを
介し上記外側の環状間隙間(46)に形成されるシール流体
膜に伝えられて，回転体(1)の不安定振動が効果的に抑
制される。
第５図は，上記内側の環状間隙(45)を４つの軸方向溝(4
7)で４つの円弧状間隙部に区画した以外，第１図乃至第
４図の実施例と同様に構成した他の実施例で，この実施
でも同様の作用が達成される。
7)で４つの円弧状間隙部に区画した以外，第１図乃至第
４図の実施例と同様に構成した他の実施例で，この実施
でも同様の作用が達成される。
（発明の効果） 本発明の回転体のシール装置は前記のように可動リング
の内孔内周面と同内孔を貫通する回転体の外周面との間
に形成される内側の環状間隙を複数の円弧状間隙部に区
画するとともに，同各円弧状間隙部を回転体の回転方向
下流側に向かって次第に狭くなる楔状にしており，回転
体の回転とともにこの部分のシール用流体が間隙狭小部
に向かい流動し，同シール用流体に楔作用が発生して，
同シール用流体が剛性の非常に高い流体膜になる。一
方，可動リングの外周面と環状溝の内周面との間に形成
される外側の環状間隙には，スクイズ作用により回転体
の振動を減衰するシール流体膜が形成されており，回転
体の振動を上記内側の環状間隙に形成される剛性の高い
流体膜と半径方向に移動可能な制振用可動リングとを介
し上記外側の環状間隙間に形成されるシール流体膜に伝
えることができて，回転体の不安定振動を効果的に抑制
できる。
の内孔内周面と同内孔を貫通する回転体の外周面との間
に形成される内側の環状間隙を複数の円弧状間隙部に区
画するとともに，同各円弧状間隙部を回転体の回転方向
下流側に向かって次第に狭くなる楔状にしており，回転
体の回転とともにこの部分のシール用流体が間隙狭小部
に向かい流動し，同シール用流体に楔作用が発生して，
同シール用流体が剛性の非常に高い流体膜になる。一
方，可動リングの外周面と環状溝の内周面との間に形成
される外側の環状間隙には，スクイズ作用により回転体
の振動を減衰するシール流体膜が形成されており，回転
体の振動を上記内側の環状間隙に形成される剛性の高い
流体膜と半径方向に移動可能な制振用可動リングとを介
し上記外側の環状間隙間に形成されるシール流体膜に伝
えることができて，回転体の不安定振動を効果的に抑制
できる。
また本発明のシール装置では，上記のように回転体の不
安定振動を効果的に抑制できるので，前記第６，７図に
示した従来装置のように軸受装置（軸受ハウジング及び
軸受ハウジング蓋）を弾性的に支持する必要がなくて，
回転体組み込み時の芯出し，及び時間の経過とともに発
生していた芯ずれを防止できる。
安定振動を効果的に抑制できるので，前記第６，７図に
示した従来装置のように軸受装置（軸受ハウジング及び
軸受ハウジング蓋）を弾性的に支持する必要がなくて，
回転体組み込み時の芯出し，及び時間の経過とともに発
生していた芯ずれを防止できる。
また本発明のシール装置では，軸受部が回転体の静荷重
を支持し，可動リングが振動動抑制作用を行うので，軸
受装置と可動リングとの役割分担，それぞれの特性を明
確に把握できて，軸受装置を含むシール装置全体の振動
特性を正確に予測できる効果がある。
を支持し，可動リングが振動動抑制作用を行うので，軸
受装置と可動リングとの役割分担，それぞれの特性を明
確に把握できて，軸受装置を含むシール装置全体の振動
特性を正確に予測できる効果がある。
以上本発明を実施例により説明したが，勿論本発明はこ
のような実施例だけに局限されるものでなく，本発明の
精神を逸脱しない範囲で種々の設計の改変を施しうるも
のである。
のような実施例だけに局限されるものでなく，本発明の
精神を逸脱しない範囲で種々の設計の改変を施しうるも
のである。
第１図は本発明に係わる回転機械のシール装置の一実施
例を示す縦断側面図，第２図は第１図矢視II−II線に沿
う縦断正面図，第３図は廻り止めピン部分の拡大縦断側
面図，第４図は第３図矢視IV−IV線に沿う縦断背面図，
第５図は他の実施例を示す縦断側面図，第６図は従来の
回転機械のシール装置を示す縦断側面図，第７図は他の
従来例を示す縦断側面図，第８図はさらに他の従来例を
示す縦断側面図である。 (1)……回転体，(10)……軸受装置，(40)……シール装
置，(33)(34)(35)……静止部材，(31)(32)……シールリ
ング，(41)……制振用可動リング，(45)……内側の環状
間隙，(46)……外側の環状間隙，(47)……内側の環状間
隙(45)を複数の円弧状間隙部に区画する軸方向溝。(50)
……シール用流体供給孔。
例を示す縦断側面図，第２図は第１図矢視II−II線に沿
う縦断正面図，第３図は廻り止めピン部分の拡大縦断側
面図，第４図は第３図矢視IV−IV線に沿う縦断背面図，
第５図は他の実施例を示す縦断側面図，第６図は従来の
回転機械のシール装置を示す縦断側面図，第７図は他の
従来例を示す縦断側面図，第８図はさらに他の従来例を
示す縦断側面図である。 (1)……回転体，(10)……軸受装置，(40)……シール装
置，(33)(34)(35)……静止部材，(31)(32)……シールリ
ング，(41)……制振用可動リング，(45)……内側の環状
間隙，(46)……外側の環状間隙，(47)……内側の環状間
隙(45)を複数の円弧状間隙部に区画する軸方向溝。(50)
……シール用流体供給孔。
フロントページの続き (72)発明者 森井 茂樹 広島県広島市西区観音新町４丁目６番22号 三菱重工業株式会社広島研究所内 (72)発明者 竹下 興二 兵庫県高砂市荒井町新浜２丁目１番１号 三菱重工業株式会社高砂研究所内 (72)発明者 小澤 豊 兵庫県高砂市荒井町新浜２丁目１番１号 三菱重工業株式会社高砂研究所内 (72)発明者 吉田 善一 兵庫県高砂市荒井町新浜２丁目１番１号 三菱重工業株式会社高砂研究所内
Claims (1)
- 【請求項１】軸受装置により回転可能に支持された回転
体が貫通する静止部材の貫通孔内周面に環状溝を設け，
同環状溝両側の静止部材両側部と同回転体との間をシー
ルリングによりシールし，シール用流体を同環状溝内に
供給するシール流体供給孔を同静止部材に設けた回転機
械のシール装置において，前記環状溝内に制振用可動リ
ングを収容し，同可動リングを前記静止部材に半径方向
の移動のみを可能に取り付けて，同可動リングの外周面
と前記環状溝の内周面との間に外側の環状間隙を形成す
るとともに，同可動リングの内孔内周面と同内孔を貫通
する前記回転体の外周面との間に内側の環状間隙を形成
し，上記内側の環状溝間隙を複数の円弧状間隙部に区画
するとともに，同各円弧状間隙部を回転体の回転機方向
下流側に向かって次第に狭くなる楔状にしたことを特徴
とする回転機械のシール装置。
Priority Applications (6)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP61040378A JPH0660692B2 (ja) | 1986-02-27 | 1986-02-27 | 回転機械のシ−ル装置 |
| IT19683/86A IT1204472B (it) | 1986-02-27 | 1986-03-10 | Dispositivo di tenuta per una macchina ruotante |
| FR868603333A FR2594930B1 (fr) | 1986-02-27 | 1986-03-10 | Dispositif d'etancheite pour machine tournante |
| CN86102491A CN1008549B (zh) | 1986-02-27 | 1986-03-12 | 旋转机械的密封装置 |
| DE19863608405 DE3608405A1 (de) | 1986-02-27 | 1986-03-13 | Dichtungsvorrichtung fuer eine drehende maschine |
| US06/839,177 US4660838A (en) | 1986-02-27 | 1986-03-13 | Vibration suppressing sealing device for a rotary machine |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP61040378A JPH0660692B2 (ja) | 1986-02-27 | 1986-02-27 | 回転機械のシ−ル装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS62200077A JPS62200077A (ja) | 1987-09-03 |
| JPH0660692B2 true JPH0660692B2 (ja) | 1994-08-10 |
Family
ID=12578986
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP61040378A Expired - Fee Related JPH0660692B2 (ja) | 1986-02-27 | 1986-02-27 | 回転機械のシ−ル装置 |
Country Status (6)
| Country | Link |
|---|---|
| US (1) | US4660838A (ja) |
| JP (1) | JPH0660692B2 (ja) |
| CN (1) | CN1008549B (ja) |
| DE (1) | DE3608405A1 (ja) |
| FR (1) | FR2594930B1 (ja) |
| IT (1) | IT1204472B (ja) |
Families Citing this family (20)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH0589164U (ja) * | 1992-05-08 | 1993-12-03 | マツダ株式会社 | 自動車の後部車体構造 |
| US5368313A (en) * | 1993-03-03 | 1994-11-29 | A-C Compressor Corporation | Bushing for trapped bushing seal |
| GB9414099D0 (en) * | 1994-07-13 | 1994-08-31 | Dowty Aerospace Gloucester | Ring seal |
| US5593232A (en) * | 1995-11-22 | 1997-01-14 | Dresser-Rand Company | Integral pivot pad bushing seal bearing |
| US5613781A (en) * | 1996-04-30 | 1997-03-25 | Dresser-Rand Company | Hanging spring supported squeeze film damping system for shaft bearing |
| GB2376726A (en) * | 2001-06-22 | 2002-12-24 | Federal Mogul Rpb Ltd | A seal arrangement for a rotating shaft |
| CN100396885C (zh) * | 2003-05-21 | 2008-06-25 | 三菱重工业株式会社 | 轴密封机构、轴密封机构的组装结构和大型流体机械 |
| CN100580286C (zh) * | 2008-01-04 | 2010-01-13 | 洛阳轴研科技股份有限公司 | 一种用在脂润滑轴承上的直通式非接触气密封装置 |
| FR2976316B1 (fr) * | 2011-06-08 | 2013-06-14 | Snecma | Turbomachine comportant un palier flottant de guidage d'un arbre de turbomachine |
| FR2986300B1 (fr) * | 2012-02-01 | 2014-03-07 | Jeumont Systemes De Pompes Et De Mecanismes | Dispositif d'etancheite a l'arret passif pour systeme de joints d'arbre d'un groupe motopompe primaire |
| CN104813082B (zh) * | 2012-12-06 | 2016-12-07 | 三菱重工压缩机有限公司 | 密封装置以及旋转机械 |
| ITCO20130044A1 (it) | 2013-10-08 | 2015-04-09 | Nuovo Pignone Srl | Cassa per macchina rotativa e macchina rotativa includente tale cassa |
| CN105556184B (zh) * | 2013-11-20 | 2017-10-03 | 日本精工株式会社 | 旋转机构、机床以及半导体制造装置 |
| EP3096049A4 (en) * | 2014-01-14 | 2017-07-05 | NSK Ltd. | Rotating mechanism, machine tool, and semiconductor production device |
| CN104913068B (zh) * | 2015-05-28 | 2017-04-12 | 哈尔滨工业大学 | 一种高低温箱穿箱轴气体密封装置及应用 |
| JP6764381B2 (ja) * | 2017-08-24 | 2020-09-30 | 三菱重工業株式会社 | 軸シール構造および一次冷却材循環ポンプ |
| CN107701454A (zh) * | 2017-09-15 | 2018-02-16 | 江苏双达泵业股份有限公司 | 一种泵透平结构 |
| JP6831869B2 (ja) | 2019-04-05 | 2021-02-17 | 本田技研工業株式会社 | 車両のダンパーハウジング |
| GB2591524B (en) * | 2020-01-17 | 2022-02-02 | Crane John Uk Ltd | Rotor following non-contact separation seal |
| US11994218B2 (en) | 2022-04-08 | 2024-05-28 | Rtx Corporation | Non-contact seal with seal device axial locator(s) |
Family Cites Families (11)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CA557688A (en) * | 1958-05-20 | O. Monroe Rollo | Rotary self-supporting pressure joint | |
| US1072016A (en) * | 1912-05-31 | 1913-09-02 | Metallic Packing And Mfg Company | Stuffing-box. |
| US3070377A (en) * | 1957-10-19 | 1962-12-25 | Eickmann Karl | Sealing arrangement between relatively rotating parts in hydraulic and pneumatic motors, internal combustion engines and the like |
| FR1355976A (fr) * | 1962-04-25 | 1964-03-20 | Nat Res Dev | Dispositifs perfectionnés de joint étanche aux fluides, notamment pour un axe ou arbre animé d'un mouvement |
| CH540446A (de) * | 1971-07-09 | 1973-08-15 | Bbc Sulzer Turbomaschinen | Stopbüchse für drehende Wellen |
| US3915459A (en) * | 1974-05-13 | 1975-10-28 | Dresser Ind | Turbo-machinery seal |
| US3989258A (en) * | 1975-01-06 | 1976-11-02 | Dresser Industries, Inc. | Shaft stiffness control apparatus |
| SU665166A2 (ru) * | 1977-07-14 | 1979-05-30 | Предприятие П/Я М-5906 | Уплотнение |
| US4305592A (en) * | 1979-10-23 | 1981-12-15 | Transamerica Delaval, Inc. | Gas seal bushing |
| JPS5743017A (en) * | 1980-08-27 | 1982-03-10 | Hitachi Ltd | Damping bearing |
| US4486024A (en) * | 1983-05-17 | 1984-12-04 | Westinghouse Electric Corp. | Dual-ring gland seal for dynamoelectric machine rotor |
-
1986
- 1986-02-27 JP JP61040378A patent/JPH0660692B2/ja not_active Expired - Fee Related
- 1986-03-10 FR FR868603333A patent/FR2594930B1/fr not_active Expired - Lifetime
- 1986-03-10 IT IT19683/86A patent/IT1204472B/it active
- 1986-03-12 CN CN86102491A patent/CN1008549B/zh not_active Expired
- 1986-03-13 DE DE19863608405 patent/DE3608405A1/de active Granted
- 1986-03-13 US US06/839,177 patent/US4660838A/en not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| DE3608405C2 (ja) | 1989-10-05 |
| DE3608405A1 (de) | 1987-09-03 |
| CN86102491A (zh) | 1987-09-09 |
| CN1008549B (zh) | 1990-06-27 |
| US4660838A (en) | 1987-04-28 |
| IT8619683A0 (it) | 1986-03-10 |
| IT1204472B (it) | 1989-03-01 |
| FR2594930A1 (fr) | 1987-08-28 |
| JPS62200077A (ja) | 1987-09-03 |
| FR2594930B1 (fr) | 1990-02-09 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| JPH0660692B2 (ja) | 回転機械のシ−ル装置 | |
| RU2361101C2 (ru) | Устройство для поддержания и направления вращающегося вала, роторный вал турбомашины и турбомашина | |
| US5056935A (en) | Oil film damper seal ring | |
| US4440456A (en) | Squeeze film bearing mount | |
| US3215480A (en) | Hydrodynamic foil bearings with bearing foil retaining means | |
| JPH10153265A (ja) | 回転機械 | |
| US5067825A (en) | Aircraft engine rotor squeeze film damper | |
| JP5276414B2 (ja) | 一体式ワイヤメッシュダンパーを使用する追従性ハイブリッドガスジャーナル軸受 | |
| US5533739A (en) | Non-contacting seal with centering spring mounted in dovetailed grooved | |
| JPH0814256A (ja) | ロータ用の静圧型軸受けサポート | |
| WO2020054133A1 (ja) | ダンパ軸受及びダンパ | |
| JPS5821147B2 (ja) | シ−ルソウチ | |
| USRE31394E (en) | Flexible damped bearing assembly | |
| US4025130A (en) | Flexible damped bearing assembly | |
| JP3116594B2 (ja) | 軸受装置 | |
| JP2008275159A (ja) | 流体動圧軸受装置 | |
| JPH045846B2 (ja) | ||
| JPH06280875A (ja) | 流体軸受装置 | |
| JPS62215124A (ja) | 回転機械の軸受兼シ−ル装置 | |
| JPH09317820A (ja) | 回転機械のダンパ装置 | |
| US6860483B2 (en) | Gas film hydraulic shaft seal | |
| JP2006509164A (ja) | スライドリングシールアセンブリ | |
| JP2659829B2 (ja) | 制振用軸受 | |
| JPS6244145B2 (ja) | ||
| JPS5830523A (ja) | 傾斜パッド型制振軸受 |
Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |