JPH0659557U - チューブ式テント - Google Patents

チューブ式テント

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JPH0659557U
JPH0659557U JP2213592U JP2213592U JPH0659557U JP H0659557 U JPH0659557 U JP H0659557U JP 2213592 U JP2213592 U JP 2213592U JP 2213592 U JP2213592 U JP 2213592U JP H0659557 U JPH0659557 U JP H0659557U
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curtain
tube
wall
tent
tubes
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JP2213592U
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Inventor
和夫 内山
満男 二木
政博 南雲
剛 揖斐
Original Assignee
社団法人日本建設機械化協会北陸支部 ◇◇
シーエムリース株式会社
株式会社興和
小川テント株式会社
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 組立て及び大きさの拡大、縮小を簡略に行な
えるチューブ式テントを提供する。 【構成】 複数のアーチ状のチューブ12をテント支柱と
して所定間隔で配列する。そしてテント屋根及び側面を
形成する外壁幕14を、固定バンド18を介して着脱自在に
チューブ12に係止する。また外壁幕14をチューブ12の配
列方向Pに沿って分割し、隣接する外壁幕14を藤編みに
よる幕継ぎ部16により着脱自在に連結する。チューブ12
及び外壁幕14を個々に分断しこれらの嵩を小さくするこ
とによって、これらの持ち運びの便宜を図る。またテン
ト組立てに用いるチューブ12及び外壁幕14の個数を増減
させることによって、チューブ式テントが形成する空間
の広さを種々に変化させる。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
この考案は、例えば仮設作業場を形成するのに用いて好適な、チューブ式テン トに関する。
【0002】
【従来の技術】
従来より、積雪寒冷地域では冬期の積雪や寒さにより建設作業が滞りその作業 効率が低下することが問題となっている。そこでこのような問題を解決する一手 段として、チューブ式テントにより防雪性及び防寒性を備えた仮設作業場を形成 することが考えられている。チューブ式テントとしては、例えば、複数のチュー ブを一体化した構造のものが提案されている。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
しかしながら上述した従来のチューブ式テントでは、一体化されているチュー ブの嵩が大きくなり従って嵩の大きなものを持ち運び或は取り扱ってテントの組 立て及び解体を行なわなければならならないので、その組立て及び運搬作業が大 変である。またチューブ式テントが形成する空間の広さを変化させるには、その 広さに応じて大きさの異なるテントを用意しなければならず不経済であった。
【0004】 この考案は上述した点に鑑み成されたものであり、組立てさらには大きさの拡 大及び縮小を簡略に行なえるチューブ式テントを提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】
この目的を達成するため、この考案のチューブ式テントは、テント支柱として 所定間隔で配列された複数のアーチ状のチューブと、チューブに取り付けられテ ント外壁を形成する外壁幕とを備えて成るチューブ式テントにおいて、チューブ の配列方向に分割された外壁幕と、隣接する外壁幕を着脱自在に連結する幕継ぎ 部と、外壁幕を着脱自在にチューブに係止する幕固定部とを備えて成ることを特 徴とする。
【0006】
【作用】
このような構成によれば、外壁幕及びチューブを個々に分断しこれらの嵩を小 さくできる。しかもテント組立てに用いる外壁幕及びチューブの個数を増減させ ることによって、チューブ式テントが形成する空間の広さを種々に変化させるこ とができる。
【0007】
【実施例】
以下、この考案の実施例につき説明する。尚、図面はこの考案が理解できる程 度に概略的に示してあるにすぎず、従ってこの考案を図示例に限定するものでは ない。
【0008】 図1、図2及び図3はこの考案の実施例の全体構成を概略的に示す側面図、平 面図及び正面図である。これら図においては、チューブ12の下端を下端固定部 22に固定しこれらチューブ12及び下端固定部22を外壁幕14、20、21 で覆っている状態を示した。またこれら図において、チューブ12を二点鎖線で 、幕固定部18と下端固定部22とを点線で、及び補強部24を一点鎖線で示し た。
【0009】 これら図にも示すように、この実施例のチューブ式テント10は、チューブ1 2、外壁幕14、幕継ぎ部16及び幕固定部18を備える。
【0010】 複数のアーチ状のチューブ12をテント支柱として所定間隔で配列する。そし てテント外壁を形成する外壁幕14を、幕固定部18を介して着脱自在にチュー ブ12に係止する。また外壁幕14をチューブ12の配列方向Pに沿って分割し 、隣接する外壁幕14を幕継ぎ部16を介して着脱自在に連結する。
【0011】 この実施例では、チューブ12は、シート、フィルム或はそのほかのフレキシ ブルな幕材を用いて形成した気密性のチューブであり、気体例えばエアーの吸排 口を備える。図示しないエアー注入装置から吸排口を介してチューブ12にエア ーを充満させる。チューブ形状はチューブ12にエアーを充満させた状態でアー チ状となる。エアーを充満させた複数のチューブ12の下端部を後述する下端固 定部22により固定し、チューブ12を所定間隔に位置決めする。チューブ12 は折り畳み自在であり、従ってチューブ12からエアーを抜いてチューブ12を 嵩張らないように折り畳める。
【0012】 また外壁幕14はフレキシブルな幕であって折り畳み自在であり、屋根及び左 右の側面のテント外壁を形成する。幕継ぎ部16は従来周知の任意好適なロープ 編み例えば藤編みによる幕継ぎである。この幕継ぎ部16を、チューブ12の軸 線に沿う方向Qに延在させて、隣接する外壁幕14の間に設ける。尚、テント屋 根及び左右の側面を一枚の外壁幕14で形成するのみならず、外壁幕14をテン ト屋根及び左右の側面毎にそれぞれ分断しこれら分断した外壁幕14を着脱自在 に連結するようにしてもよい。また幕継ぎ部16をロープ編みとするほか、スラ イドファスナ、面ファスナ、スナップボタン、フックそのほかの任意好適な構成 の係止手段とし或はこれらを組み合わせた構成としてもよい。
【0013】 また幕固定部18は、外壁幕14をチューブ12に係止する任意好適な構成の 係止手段であり、この実施例ではバンド18aとバックル18c、18dとを備 えて成る(図8参照)。
【0014】 さらに、この実施例のチューブ式テント10は外壁幕20及び21、チューブ 12の下端を固定する下端固定部22、補強部24を備える。
【0015】 この実施例では、外壁幕20はテント外壁の妻面を形成するフレキシブルな幕 であり、外壁幕20をテント外壁の前側妻面及び後ろ側妻面にそれぞれ設ける。 前側妻面の外壁幕20に開閉自在な出入口25(図3参照)を設ける。また外壁 幕21はテント外壁の側面を任意好適な長さだけ延長形成するフレキシブルな幕 であり、外壁幕21をテント外壁の左側側面及び右側側面にそれぞれ設ける。外 壁幕14と外壁幕20及び21とを幕継ぎ部23により着脱自在に連結する。幕 継ぎ部23は任意好適な構成のロープ編みによる幕継ぎである。尚、幕継ぎ部2 3の構成を幕継ぎ部16と同様に変形することができる。
【0016】 また下端固定部22はその高さを可変調整できる任意好適な構成の構造物、例 えば仮設足場であり、この仮設足場を積み重ねる段の数を変更してその高さを調 整する。尚、チューブ12の固定は任意好適な固定手段を用いてよく、例えば、 下端固定部22を用いずにチューブ12を地面に固定するようにしてもよい。
【0017】 さらに補強部24は、隣接するチューブ12間を連結する連結部材例えばワイ ヤ24aと、ワイヤ24aを隣接する一方及び他方のチューブ12に係止する係 止手段例えばカラビナ24b及びOリング状部材24cとを備えて成る(図5参 照)。
【0018】 隣接するチューブ12をそれぞれ補強部24を介し連結すると共に、テント外 壁の前側妻面に面するチューブ12及び後ろ側妻面に面するチューブ12を引張 部材26を介し地面28(図2及び図3参照)或は任意好適な構成の構造物に係 止し、その後、補強部24及び引張部材26に張力を導入する。これにより、チ ューブ12の配列方向Pにおけるチューブ式テント10の揺れ動きを生じにくく し或は減少させる。また外壁幕14のテント側面部分を引張部材30を介し地面 28或は任意好適な構成の構造物に係止し、その後、引張部材30に張力を導入 する。これにより、平面的に見てチューブ12の軸線に沿う方向Qにおける、チ ューブ式テント10の揺れ動きを生じにくくし或は減少させる。
【0019】 図4はこの実施例のチューブの構成を拡大して概略的に示す正面図であり、チ ューブにエアーを充満させた状態を示す。
【0020】 この実施例では、チューブ12の下端12a、12bを下端固定部22に固定 するための任意好適な構成の固定手段、例えばスカート部材36及びリング部材 38を、チューブ12に設ける。チューブ12の一端12a及び他端12bにそ れぞれスカート部材36を設け、例えばロープを用いてリング部材38をスカー ト部材36に固定する。チューブ12を下端固定部22に固定する際には、ロー プ、自在クランプそのほかを用いて、リング部材38を下端固定部22に固定す る。またエアーの吸排口35を、チューブ12の下端近傍に設ける。
【0021】 図5はこの実施例の補強部の構成を拡大して概略的に示す図であり、補強部の 一端をチューブに係止した状態を示す。
【0022】 この実施例では、補強部24のワイヤ24aは一端及び他端に閉ループ24a 1及び24a2を有し、これら閉ループ24a1及び24a2にそれぞれ補強部 24のカラビナ24bを取り付ける。また補強部24のOリング状部材24cを チューブ12に固定する(図4参照)。Oリング状部材24cは突起24c1と この突起24c1を貫通する貫通穴24c2とを備える。カラビナ24bを貫通 穴24c2に掛け止めることにより、ワイヤ24aをチューブ24に係止する。 ワイヤ24aの一端及び他端をそれぞれ隣接する一方及び他方のチューブ12に 係止し、このワイヤ24aによりこれら隣接するチューブ12を連結する。
【0023】 尚、補強部24の連結部材をワイヤ、チェーン、ロープそのほかのフレキシブ ルな綱状部材或はフレキシブルでない硬い棒状或は板状の部材とし、また補強部 24の係止手段をカラビナ、フック、Oリング、鉤、鉤止めそのほかとしてもよ い。連結部材をロープとし係止手段をロープ結び或はロープの端部に固定したフ ックとしロープの一端及び中央側部分の間をチューブ12に掛けた状態でロープ の端部を中央側部分に結びつけ或はロープの端部のフックを中央側部分に掛ける ようにしたり、或は連結部材を棒状部材とし係止手段を棒状部材の端部に設けた 鉤及びチューブ12に設けた鉤止めとし棒状部材の鉤をチューブ12の鉤止めに 掛け止めるようにしてもよい。
【0024】 図6及び図7はこの実施例においてチューブに係止される2種類の外壁幕の構 成を拡大して概略的に示す平面図である。また図8はこの実施例の幕固定部の構 成を概略的に示す平面図である。
【0025】 この実施例では、チューブ12に係止される外壁幕14として、図6に示す外 壁幕14A及び図7に示す外壁幕14Bを用いる。
【0026】 まず外壁幕14Aにつき説明する。エアーを充満させたチューブ12の一端1 2aから他端12bに至る外周長をα1(図4参照)と表せば、外壁幕14Aの 長さα2を少なくともα1よりも長くする。そして外壁幕14Aの長さ方向Lに おける一方の側縁部14A1をチューブ12の一端12aの側に及び他方の側縁 部14A2をチューブ12の他端12bの側に配置し、外壁幕14Aでチューブ 12外周を覆うようにしながら、外壁幕14Aを幕固定部18を介しチューブ1 2に係止する。
【0027】 幕固定部18はバンド18aとバンド18aの一端及び他端に設けたバックル 18b及び18cと、バンド18aの一端の側に設けた係止具18dとを備える 。バンド18aを外壁幕14Aの幅方向Hに延在させ外壁幕14Aの裏側に固定 する(図6参照)。バンド18の一端及び他端の間をチューブ12に掛けた状態 でバックル18b及び18cを着脱自在に係止することにより、外壁幕14Aを チューブ12に係止する。そして係止具18dは、バックル18bから18cま でに至るバンド18aの長さを調整するためのものであり、この長さを調整する ことによりバンド18aがチューブ12を締め付ける力を調整する。またバンド 18aを位置決めするための位置決め部32を、チューブ12に設ける(図4参 照)。位置決め部32は、バンド18aをほぼチューブ12の周回り方向Rに摺 動自在に案内すると共にバンド18aをチューブ12の軸線方向Sにおける所定 位置に保つ任意好適な構成の案内手段、例えば貫通穴32aを有する。
【0028】 さらに、外壁幕14Aと外壁幕21とを着脱自在に連結するための幕継ぎ部2 3として、鳩目穴及びロープを用いる。外壁幕14A及び21の相対応する位置 に鳩目穴を設け、これら鳩目穴にロープを挿通させて外壁幕14A及び21を連 結する。外壁幕14Aの長さ方向Lにおける側縁部14A1及び14A2に、幕 継ぎ部23を構成するための鳩目穴42を設ける。複数個の鳩目穴42を幅方向 Hに所定間隔で設ける。
【0029】 また、外壁幕14A同志を着脱自在に連結するための幕継ぎ部16、或は外壁 幕14Aを外壁幕20と着脱自在に連結するための幕継ぎ部23として、藤編み 用の閉ループ及び鳩目穴を用いる。外壁幕14Aの幅方向Hにおける一方の側縁 部14A3の表側に、幕継ぎ部16或は幕継ぎ部23を構成するためのフレキシ ブルな閉ループ部材44を設け、及び他方の側縁部14A4に幕継ぎ部16或は 幕継ぎ部23を構成するための鳩目穴46を設ける。複数個の閉ループ部材44 及び複数個の鳩目穴46をそれぞれ、長さ方向Lに沿って所定間隔で設ける。
【0030】 さらに雨漏り防止用のフラップ48を、閉ループ部材44を覆うように長さ方 向Lに延在させて、側縁部14A3の表側に設ける。フラップ48の一端を側縁 部14A3に固定し及び他端を自由端とし、この自由端を折り返し袋状部48a を形成する。袋状部48aに絞りロープ50を摺動自在に挿通させ、その一端及 び他端をそれぞれ袋状部48a外に延出させる。またフラップ48を幅方向Hへ 延出させ、袋状部48aを平面的に見て側縁部14A3よりも外壁幕14Aの外 側に位置させる。
【0031】 次に外壁幕14Bにつき説明する。外壁幕14Bの長さα3を少なくともチュ ーブ外周長α1よりも長くする。そして外壁幕14Bの長さ方向Lにおける一方 の側縁部14B1をチューブ12の一端12aの側に及び他方の側縁14B2を チューブ12の他端12bの側に配置し、外壁幕14Bでチューブ12外周を覆 うようにしながら、外壁幕14Bを幕固定部18を介しチューブ12に係止する 。外壁幕14Aの場合と同様にして、幕固定部18を外壁幕14Bの裏側に設け 、幕固定部18のバンド18aを位置決め部32により位置決めする。
【0032】 さらに、外壁幕14Bと外壁幕21とを連結するための幕継ぎ部23として、 鳩目穴及びロープを用いる。外壁幕14Bの長さ方向Lにおける側縁部14B1 及び14B2に、複数個の鳩目穴42を幅方向Hに所定間隔で設ける。
【0033】 また、外壁幕14Bを外壁幕14Aと連結するための幕継ぎ部16、或は外壁 幕14Bを外壁幕20と連結するための幕継ぎ部23として、藤編み用の閉ルー プ及び鳩目穴を用いる。幕継ぎ部16或は幕継ぎ部23を構成するための複数個 の閉ループ部材44を、外壁幕14Bの幅方向Hにおける一方の側縁部14B3 及び14B4の表側にそれぞれ、長さ方向Lに沿って所定間隔で設ける。
【0034】 さらにフラップ48を、閉ループ部材44を覆うように長さ方向Lに延在させ て、側縁部14A3及び14A4の表側に設け、フラップ48の袋状部48aに 絞りロープ50を摺動自在に挿通させる。また側縁部14B3のフラップ48を 幅方向Hへ延出させ、このフラップ48の袋状部48aを平面的に見て側縁部1 4B3よりも外壁幕14Bの外側に位置させる。同様に、側縁部14B4のフラ ップ48を幅方向Hへ延出させ、このフラップ48の袋状部48aを平面的に見 て側縁部14B4よりも外壁幕14Bの外側に位置させる。
【0035】 尚、外壁幕20及び21の幕継ぎ部も幕継ぎ部16或は23と同様に構成すれ ばよい。
【0036】 次に外壁幕14A及び14Bを連結する場合を一例として、藤編みにつき説明 する。図9(A)〜(B)及び図10は藤編みの説明に供する図である。
【0037】 図9(A)にも示すように、まず、外壁幕14Aの側縁部14A4に設けた鳩 目穴46と、外壁幕14Bの側縁部14B3に設けた閉ループ部材44とを、相 対応する位置に位置合わせする。そして第1番目の閉ループ部材44をこれに対 応する第1番目の鳩目穴46に挿通させ引出すと共に、第2番目の閉ループ部材 44を第2番目の鳩目穴46に挿通させ引出す。その後、第2番目の閉ループ部 材44の引出し部分を、図9(A)中に矢印K1で示すように、第1番目の閉ル ープ部材44の引出し部分が形成する閉ループに挿通させ引き出す。
【0038】 次に図9(B)にも示すように、第3番目の閉ループ部材44を第3番目の鳩 目穴46に挿通させ引出す。その後、第3番目の閉ループ部材44の引出し部分 を、図9(B)中に矢印K2で示すように、第2番目の閉ループ部材44の引出 し部分が形成する閉ループに挿通させ引き出す。以下同様にして、第N+1番目 (N=1、2、……、t)の閉ループ部材44の引出し部分を、第N番目の閉ル ープ部材44の引出し部分が形成する閉ループに挿通させ引き出す。
【0039】 そして図10にも示すように、最後の第t番目の閉ループ部材44の引出し部 分を、一つ前の第t−1番目の閉ループ部材44の引出し部分が形成する閉ルー プに挿通させ引出し終えたら、任意好適な手段を用いて、第t番目の閉ループ部 材44を第t−1番目の閉ループ部材44に挿通した状態を保持する。例えば、 第t番目の閉ループ部材44を、第t−1番目の閉ループ部材44に挿通させた まま、第t−1番目の閉ループ部材44に図10中矢印K3で示すように巻つけ た後結びつければよい。
【0040】 図11はこの実施例の幕継ぎ部とチューブとの位置関係を示す図である。図中 の符号52はチューブ12内に充満させたエアーを示す。
【0041】 同図にも示すように、エアー52を充満させたチューブ12を外壁幕14A及 び14Bで覆った状態では、幕継ぎ部16及び23をチューブ12上又はチュー ブ12近傍に配置するのが好ましい。このように配置することにより、幕継ぎ部 16及び23を、外壁幕14A或は14Bが形成する斜面部分に配置して水溜ま りの要因となる窪み部分に配置しないようにし、幕継ぎ部16及び23からチュ ーブ式テント10内への雨水の漏れ込みを生じにくくする。尚、チューブ式テン ト10によりコンクリート打ちの作業場を囲って作業を行なった場合、作業が終 了した後は解体した外壁幕をコンクリートの養生シートとして用いることができ る。
【0042】 この考案は上述した実施例にのみ限定されるものではなく、従って各構成成分 の形状、配設位置、配設個数、構成及びそのほかを任意好適に変更できる。
【0043】
【考案の効果】
上述した説明からも明らかなように、この考案のチューブ式テントによれば、 外壁幕及びチューブを個々に分断しこれらの嵩を小さくできる。しかもテント組 立てに用いる外壁幕及びチューブの個数を増減させることによって、チューブ式 テントが形成する空間の広さを種々に変化させることができる。
【0044】 従って、組立てさらには大きさの拡大及び縮小を簡略に行なえるチューブ式テ ントを提供できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この考案の実施例の全体構成を概略的に示す側
面図である。
【図2】この考案の実施例の全体構成を概略的に示す平
面図である。
【図3】この考案の実施例の全体構成を概略的に示す正
面図である。
【図4】実施例のチューブの構成を概略的に示す正面図
である。
【図5】実施例の補強部の構成を概略的に示す平面図で
ある。
【図6】チューブに係止される実施例の外壁幕の構成を
概略的に示す平面図である。
【図7】チューブに係止される実施例の外壁幕の他の構
成を概略的に示す平面図である。
【図8】実施例の幕固定部の構成を概略的に示す平面図
である。
【図9】(A)及び(B)は藤編みの説明に供する要部
平面図である。
【図10】藤編みの説明に供する要部平面図である。
【図11】実施例におけるチューブと幕継ぎ部との位置
関係を概略的に示す図である。
【符号の説明】
10:チューブ式テント 12:チューブ 14:外壁幕 16:幕継ぎ部 18:幕固定部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (71)出願人 000185020 小川テント株式会社 東京都江東区冬木10番13号 (72)考案者 内山 和夫 新潟市学校町通2番町5295番地 興和ビル 内 社団法人 日本建設機械化協会 北陸 支部内 (72)考案者 二木 満男 新潟市一番堀通町3番地10 シーエムリー ス株式会社内 (72)考案者 南雲 政博 新潟市学校町通2番町5295番地 株式会社 興和内 (72)考案者 揖斐 剛 東京都江東区冬木10番13号 小川テント株 式会社内

Claims (3)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 テント支柱として所定間隔で配列された
    複数のアーチ状のチューブと、前記チューブに取り付け
    られテント外壁を形成する外壁幕とを備えて成るチュー
    ブ式テントにおいて、 前記チューブの配列方向に分割された外壁幕と、隣接す
    る外壁幕を着脱自在に連結する幕継ぎ部と、前記外壁幕
    を着脱自在にチューブに係止する幕固定部とを備えて成
    ることを特徴とするチューブ式テント。
  2. 【請求項2】 前記幕継ぎ部をチューブ上又はチューブ
    近傍に配置して成ることを特徴とする請求項1記載のチ
    ューブ式テント。
  3. 【請求項3】 隣接するチューブを着脱自在に連結する
    補強部を備えて成ることを特徴とする請求項1記載のチ
    ューブ式テント。
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