JPH0658931A - 健康管理装置 - Google Patents

健康管理装置

Info

Publication number
JPH0658931A
JPH0658931A JP4234213A JP23421392A JPH0658931A JP H0658931 A JPH0658931 A JP H0658931A JP 4234213 A JP4234213 A JP 4234213A JP 23421392 A JP23421392 A JP 23421392A JP H0658931 A JPH0658931 A JP H0658931A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
sensor
health care
saliva
detecting terminal
value
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP4234213A
Other languages
English (en)
Inventor
Kenji Ogura
健二 小椋
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toto Ltd
Original Assignee
Toto Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Toto Ltd filed Critical Toto Ltd
Priority to JP4234213A priority Critical patent/JPH0658931A/ja
Publication of JPH0658931A publication Critical patent/JPH0658931A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Investigating Or Analysing Biological Materials (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】唾液中に含まれる成分の濃度を測定することに
よって健康管理を行うことの出来る健康管理装置を提供
する。 【構成】 検出端子1はセンサ2をその先端に搭載して
いる。センサ2は口腔内に入れられるため、検出端子1
はある程度の長さが必要となる。そのために配線部が延
長されているが、この配線部は耐水性のガイド3によっ
て保護されている。またガイド3の端部には耐水性のケ
ーブル保護ケース4が設けられており、ケーブル5を保
護している。検出端子1から発生した電気信号はケーブ
ル5によって演算装置6に送られる。演算装置6には測
定対象物質の正常値と異常値の境目の値(境界値)が前
もってインプットされており、検出端子1からの信号と
比較する。演算装置6で判定された結果は表示装置7に
示される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は唾液中に含まれる成分の
濃度を測定することによって健康管理を行うことの出来
る健康管理装置に関する。
【0002】
【従来の技術】バイオセンサを用いて唾液中の成分濃度
を分析する装置は今までになかった。但し、尿中の成分
濃度を分析する技術に関しては例えば下記公報がある。
特公昭63-28188、特公平1-53746、同1-54666、同2-2124
6、実開昭60-134164、同60-134165の各号公報。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】従来、唾液線、顎下
線、口腔の病的異常の検出手段としては、細胞膜の摘
出、X線検査或いは唾液の分析を行っていたが、前2者
は外的検査であるためこれだけでは判断が出来ず、結局
唾液を採取して定量分析を行わなければならなかった。
しかし、唾液の定量分析は全血等の分析のように自動化
されておらず、一つ一つの項目について手で分析しなけ
ればならなかった。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決すべく本
発明は、口腔中に含んで唾液と接触させるセンサを先端
に搭載して、これから得られる検査対象物質の濃度変化
を電圧の変位に変換する検出端子と、既知の各検査対象
物質の電位と前記検出端子から発生した電圧とを比較し
て正常値か否かを判断する演算装置と、この判断の結果
を表示するための表示装置とからなる、唾液中の成分を
定量分析して健康状態を調べる健康管理装置を提供する
ものである。
【0005】また、上記のセンサに口腔内温度検知手段
を併設し、使用時の口腔温度或いは不使用時の外気温度
を検知し、これらの信号を使用してセンサのオン・オフ
を行うことのできる、前記健康管理装置をも提供するも
のである。
【0006】
【作用】唾液中の検査対象物質の濃度増減による電位変
化を検出し、これらの数値が正常値であるか否かを判定
する。
【0007】
【実施例】以下に本発明の実施例を添付図面に基づいて
説明する。ここで図1は本発明の健康管理装置の一例を
示す概略図である。検出端子1はバイオセンサ等のセン
サ2をその先端に搭載している。このセンサ2は測定対
象物質が変るときには交換することができる。またセン
サ2をISFET(感応性電界効果型トランジスタ)の
原理による微小のセンサを複数形成したものとし、複数
の物質を同時に測定することも可能である。センサ2は
口腔内に入れられるため、検出端子1はある程度の長さ
が必要となる。そのために配線部が延長されているが、
この配線部は耐水性のガイド3によって保護されてい
る。またガイド3の端部には耐水性のケーブル保護ケー
ス4が設けられており、ケーブル5を保護している。
【0008】検出端子1から発生した電気信号はケーブ
ル5によって演算装置6に送られる。演算装置6には測
定対象物質の正常値と異常値の境目の値(境界値)が前
もってインプットされており、検出端子1からの信号と
比較する。(表1)に、グルコース、尿酸、ビリルビ
ン、尿素窒素及びアルブミンの各境界値、唾液測定例を
示す。また参考として尿中及び全血中の正常値も示す。
【0009】
【表1】
【0010】上記のようにして演算装置6で判定された
結果は表示装置7に示される。また測定対象物質として
は、上記の他に例えばエストロン、エストラジオール、
エストリオール、プレグナンジオール等のホルモン類、
糖尿病患者から検出されるパラセタモール、或いはエタ
ノール、β−オキシ酪酸等が挙げられる。
【0011】図2は本発明に係る平板型センサ2の一例
を示す概略図である。尿酸センサを形成する例を用いて
本図を説明する。先ず1.5mm厚のPET(ポリエチレン
テレフタレート)製基板8上にPtペーストを印刷して
作用極9及び参照極10を形成し、これを50℃の恒温
槽で2時間乾燥してセンサ2とした。Ptペーストは、
白金微粉末(平均粒径3μm)90重量%に対して、ビ
ヒクルとして、酢酸ブチルカルビトール、α−テレピネ
オール、ポリビニルブチラールの合計を10重量%加え
て混練したものである。上記センサ2を放冷後、口腔内
に入れた際に電極端子部9a及び10aに唾液が触れな
いように絶縁膜11を形成した。次にBSA(Bovine S
erum Albumin)90重量%及びウリカーゼ10重量%の
混合物を酵素固定化膜12として作用極9の先端部に1
0μm厚に塗布し、これを架橋して耐水性を持たせるた
めに、グルタルアルデヒドの蒸気が飽和されているデシ
ケータ中に常温で2時間放置した。
【0012】図3及び図4は本発明に係る、温度検出手
段としてサーミスタを用いた健康管理装置及びセンサの
例を示したものである。人体の口腔内は、最も安定した
体温を示す場所である。よって、この部分にサーミスタ
を用いた温度検知手段を設け、センサに関するスイッチ
を別体としないことが可能である。例えば図1に示した
健康管理装置においては、図3に部分拡大してに示すよ
うに検出端子1に棒型サーミスタ20を設置することが
できる。また図2に示した平板型センサ2においては、
図4に示すように参照極10の一部を覆う平板型サーミ
スタ21を設置することが出来る。ここで用いるサーミ
スタ20、21は、人体の体温と、常温(室温)との差
を定性的に判断できるものであれば何でもよい。これに
よって、自動的にセンシングができるようになり、使い
勝手が向上する。
【0013】上記各例では尿酸のみを検出するセンサ2
を示したが、作用極9及び参照極10の数を増すことに
よって、複数の物質を同時に測定するセンサ2を形成す
ることもできる。またISFET等による微小のセンサ
2を使用し、演算装置6及び表示装置7も小型化するこ
とによって携帯可能な健康管理装置を作ることもでき
る。この場合のバッテリとしては、汎用のMn電池、ア
ルカリ電池、充電可能なNi−Cd電池、鉛電池等でもよ
いが、放電密度が高く且つ小型で長時間使用の可能なL
i電池の使用が好ましい。
【0014】図5は本発明に係る電極型センサ2の一例
を示す概略図である。アノード13及びカソード14が
納められ、電界液が満たされた円筒形のセンサ2の先端
に、透過膜16を介して酵素固定化膜12が取り付けら
れている。本例のセンサ2も上記平版印刷版型と同じく
小型化が可能である。
【0015】
【発明の効果】以上に説明した如く本発明の健康管理装
置によれば、唾液中に含まれる成分の定量分析によって
健康管理を行うことができるため、人体を痛めることが
なく、また家庭で使用することも可能である。更に、検
出した電圧の変位と既知の検査対象物質の電位とを比較
して正常値か否かを演算装置によって判断するため、検
査結果をすぐに知ることができる。
【0016】また、口腔内温度検知手段を併設すること
によって、使用時の口腔温度或いは不使用時の外気温度
を検知し、これらの信号を使用してセンサのオン・オフ
を行うことが可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の健康管理装置の一例を示す概略図
【図2】本発明に係る平板型センサの一例を示す概略図
【図3】本発明の健康管理装置(温度検出手段としてサ
ーミスタ使用)の一例を示す概略図
【図4】本発明に係る平板型センサ(温度検出手段とし
てサーミスタ使用)の一例を示す概略図
【図5】本発明に係る電極型センサの一例を示す概略図
【符号の説明】
1…検出端子、2…センサ、6…演算装置、7…表示装
置、9…作用極、10…参照極、12…酵素固定化膜、
20、21…サーミスタ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.5 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 G01N 33/483 E 7055−2J

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 唾液中の成分を定量分析して健康状態を
    調べる健康管理装置であって、口腔中に含んで唾液と接
    触させるセンサを先端に搭載し且つ検査対象物質の濃度
    変化を電圧の変位に変換する検出端子と、既知の各検査
    対象物質の電位と前記検出端子から発生した電圧とを比
    較して正常値か否かを判断する演算装置と、この判断の
    結果を表示するための表示装置とからなることを特徴と
    する健康管理装置。
  2. 【請求項2】 前記センサに口腔内温度検知手段を併設
    し、この温度検知手段からの信号によってセンサのオン
    ・オフを行うことを特徴とする請求項1に記載の健康管
    理装置。
JP4234213A 1992-08-10 1992-08-10 健康管理装置 Pending JPH0658931A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4234213A JPH0658931A (ja) 1992-08-10 1992-08-10 健康管理装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4234213A JPH0658931A (ja) 1992-08-10 1992-08-10 健康管理装置

Related Child Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2000155185A Division JP2001004622A (ja) 2000-01-01 2000-05-25 健康管理装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH0658931A true JPH0658931A (ja) 1994-03-04

Family

ID=16967472

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP4234213A Pending JPH0658931A (ja) 1992-08-10 1992-08-10 健康管理装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0658931A (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5807361A (en) * 1995-03-09 1998-09-15 Nippon Shokubai Co., Ltd. Blood-absorbent resin composition and absorbent articles
CN1318012C (zh) * 2002-04-05 2007-05-30 株式会社日本吸收体技术研究所 具有旁路通道部件的吸收体和使用了该吸收体的吸收体制品
WO2015040684A1 (ja) * 2013-09-18 2015-03-26 株式会社日立製作所 温度計機能付き参照極、温度計機能付き参照極入りリチウムイオン二次電池、温度計機能付き参照極入りリチウムイオン二次電池システム、および、リチウムイオン二次電池の制御方法

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5807361A (en) * 1995-03-09 1998-09-15 Nippon Shokubai Co., Ltd. Blood-absorbent resin composition and absorbent articles
CN1318012C (zh) * 2002-04-05 2007-05-30 株式会社日本吸收体技术研究所 具有旁路通道部件的吸收体和使用了该吸收体的吸收体制品
US7521109B2 (en) 2002-04-05 2009-04-21 Japan Absorbent Technology Institute Absorber including by-pass channel member and absorber product therefrom
WO2015040684A1 (ja) * 2013-09-18 2015-03-26 株式会社日立製作所 温度計機能付き参照極、温度計機能付き参照極入りリチウムイオン二次電池、温度計機能付き参照極入りリチウムイオン二次電池システム、および、リチウムイオン二次電池の制御方法

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US9846140B2 (en) Method for determination of analyte concentrations and related apparatus
KR101256133B1 (ko) 전기화학적 분석대상물 검출 동안에 비정상적인 경로의검출을 위한 방법 및 장치
KR101001902B1 (ko) 바이오센서 측정결과 오류의 보정방법 및 이를 이용한 장치
JP2800981B2 (ja) 誤表示防止フェールセーフ機能付バイオセンシングメータ
EP0177994B1 (en) Method for predicting and detecting the onset of ovulation
US9528959B2 (en) Method and apparatus for measuring oxidation-reduction potential
WO2005022143B1 (en) Method and apparatus for assay of electrochemical properties
IL97115A (en) Fertility probe
US4770186A (en) Method and apparatus for predicting and detecting the onset of ovulation
JPH0755757A (ja) 酵素センサ
JP2000506401A (ja) 女性の受胎可能状態確認方法および装置
JPH0658931A (ja) 健康管理装置
JP2001004622A (ja) 健康管理装置
KR20150102881A (ko) 소변 내의 나트륨과 칼륨을 원스톱으로 스마트하게 측정이 가능한 휴대형 디지털 측정 장치 및 방법
US6650933B1 (en) Method for the express diagnosis of the physiological condition of a biological object and device for realizing the same
JP7032768B2 (ja) 尿試験片及び尿試験システム
TWM574235U (zh) 電化學試片
US6061586A (en) Device and method for assessing drug levels within physiological fluids
Choi et al. Development of a portable heavy metal ion analyzer using disposable screen-printed electrodes
WO2011093039A1 (ja) 生乳検査方法及び生乳検査装置
WO2007006180A1 (fr) Système pour analyser la quantité de traces de substances organiques dans l’urine et son application
EP3117006B1 (en) Test strip and apparatus for measuring the content of alcohol in blood, and a method for measuring the content of alcohol in blood
RU2241375C1 (ru) Способ для определения периода овуляции и устройство для его реализации
Zine et al. Multisensor silicon needle for cardiac applications
JP2024058237A (ja) 電気化学センサ

Legal Events

Date Code Title Description
A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20000627