JPH0658713A - 光学的測定装置 - Google Patents

光学的測定装置

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JPH0658713A
JPH0658713A JP16994692A JP16994692A JPH0658713A JP H0658713 A JPH0658713 A JP H0658713A JP 16994692 A JP16994692 A JP 16994692A JP 16994692 A JP16994692 A JP 16994692A JP H0658713 A JPH0658713 A JP H0658713A
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Hirokazu Tanaka
宏和 田中
Kiyomitsu Ishikawa
清光 石川
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 第1光源と第2光源とを光量制御して予め定
めた一定の光量比で投光される光学的測定装置におい
て、被測定物を測定する光を直接に検出して第1光源ま
たは第2光源を光量制御し、測定情報の精度を高めるこ
とを目的とする。 【構成】 2つの光源50、51からの光をハ−フミラ
−52、53で各々透過光と反射光とに分け、透過光を
光量制御用の受光素子54、55で受光し、これら受光
素子54、55の出力信号によって光源50または光源
51の光量を制御し、反射光は被測定物56に投光さ
せ、この被測定物56の反射光を信号処理用の受光素子
58で受光し、この受光素子58の出力信号から被測定
物を測定する構成となっている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、被測定物の反射光を
利用した測定装置で、例えば、自動車の車高測定、スプ
リングの撓み量測定、カメラの距離測定などに利用する
ところの光学的測定装置に関する。
【0002】
【従来の技術】被測定物の反射光を利用した測定装置と
して様々な構成のものがあるが、その一例を図5に示
す。光路長に距離dの差をもって配置したLEDなどの
第1光源10と第2光源11とで被測定物12を照射す
る。これら第1光源10と第2光源11の近くには各光
源10、11に向けるように配置した受光素子13、1
4が設けられている。
【0003】被測定物12は拡散反射面を備えており、
第1光源10から距離D+dだけ離れ、また、第2光源
11から距離Dだけ離れている。また、受光レンズ15
と受光素子16からなる受光手段を設け、この受光手段
で被測定物12からの反射光を受光するようになってい
る。上記した受光素子13、14及び16にはフォトダ
イオ−ドが用いられている。
【0004】2つの光源10、11より光が投光される
と、第1光源10の光の一部を受光素子13が受光し、
第2光源11の光の一部を受光素子14が受光する。そ
して、受光素子13、14は各々受光した光を電気信号
に変換して出力信号を発生する。
【0005】この出力信号は測定装置に備えた光量制御
回路に取り込まれる。光量制御回路は、第1光源10と
第2光源11との光量の比を算出し、この光量の比が予
め定めた一定の比とならない場合、第1光源10または
第2光源11の光量を変化させて一定の比を保つように
制御する。
【0006】図6は上記した光量制御回路を示し、この
光量制御回路17は第1光源10と第2光源11との光
量の比を2:1と定めてある。受光素子13、14から
出力された光電変換信号Ip、Isは増幅器18、19
に送られて増幅された後、整流平滑回路20、21で整
流されて平滑される。
【0007】第1光源10の光電変換信号Ipはポテン
ショメ−タ22で1/2の信号となり差動増幅器23に
入力され、第2光源11の光電変換信号Isはそのまま
の信号として差動増幅器23に入力される。そして、差
動増幅器23は、この2つの光電変換信号からその差を
算出し、差信号を電流制御回路24に送る。
【0008】このとき、差動増幅器23は上記した演算
結果が+のときは、すなわち、第1光源10の光量が第
2光源11の光量の2倍以上のとき、+の信号を電流制
御回路24に送る。また、上記した演算結果が−のと
き、すなわち、第1光源10の光量が第2光源11の光
量の2倍以下のとき、−の信号を電流制御回路24に送
る。
【0009】電流制御回路24は+の信号を受けた場
合、第1光源10の電力増幅器25を駆動させて第1光
源10の光量を減少させる。また、電流制御回路24が
−の信号を受けた場合、第2光源11の電力増幅器26
を駆動させて第2光源11の光量を減少させる。
【0010】電流制御回路24の制御は光源各々に供給
する電力の差がゼロとなるまで続けられる。これより、
2つの光源10、11から投光された光は常に2:1の
光量比となって被測定物12を照射する。図中、27は
後述する信号処理回路を含む主コントロ−ラである。
【0011】被測定物12の反射光は受光レンズ15に
より集光され受光素子16で受光される。受光素子16
は受光した光を電気信号に変換して出力信号を発生し、
この出力信号は主コントロ−ラ27に含まれた信号処理
回路に取り込まれ、被測定物12の輝度比から測定距離
Dが算出される。
【0012】すなわち、第1光源10による被測定物1
2の照度E1は、第1光源10の放射強度をIとする
と、 E1=I/(d+D)2 ・・・・・・(1) となる。被測定物12の反射率をρとすると、被測定物
12の輝度B1はρE1に比例し、比例定数をKとする
と、 B1=KρE1 ・・・・・・(2) となる。
【0013】同様に、第2光源11による発光では、 E2=I/D2 ・・・・・・(3) B2=KρE2 ・・・・・・(4) となる。
【0014】次に、反射した光は受光レンズ15、受光
素子16により受光され、この測定された輝度B1、B2
の比より測定距離Dを求める。すなわち、
【数1】 となる。これより、測定距離Dは反射率ρや比例定数K
に関係なく定数dと輝度比(B 2/B1)とにより求める
ことができる。
【0015】図7はコントロ−ラ27に含まれた信号処
理回路28を示し、発振器29の出力パルスは発光切換
回路30によって第1光源10の電力増幅器25と第2
光源11の電力増幅器26とに交互に送られ、2つの光
源10、11を交互に発光させる。また、発光切換回路
30は、上記した発振器29の出力パルスにしたがって
受光のタイミングをとるための同期信号を受光切換回路
31に送る。
【0016】第1光源10と第2光源11との発光によ
り被測定物12を照射し、被測定物12の反射光が受光
素子16で受光されると、この反射光が光電変換されて
その受光信号が増幅器32で増幅され、受光切換回路3
1に送られる。この受光切換回路31では、上記した発
光切換回路30からの同期信号により第1光源10また
は第2光源11のどちらかが発光されたかを判別し、こ
れにしたがい、第1光源10の光電変換信号を第1演算
回路33に、第2光源11の光電変換信号を第2演算回
路34に各々送る。
【0017】この光電変換信号にもとづき、これら第1
演算回路33、第2演算回路34で各々第1光源10に
おける被測定物12の輝度B1と第2光源11における
被測定物12の輝度B2を求める演算を行ない、この結
果を処理回路35に伝えて輝度比(B2/B1)の演算処
理が行なわれ、測定距離Dに関する出力信号が出力端子
36より出力される。
【0018】上記した測定装置は、2つの光源10、1
1の光量比を常に一定に保つので、測定された距離Dが
正確なものとなると共に、2つの光源10、11は、一
方の光源が暗くなった場合、この暗くなった光源に合わ
せて他方の光源の光量が制御されるので、光源の寿命を
延ばすことができ、装置の耐久性が向上する。
【0019】一方、上記した測定装置の受光素子13、
14は図8、図9に示す如く1つの受光素子37で構成
することもできる。第1光源10と第2光源11とは上
述した信号処理回路28によって交互に発光される。そ
して、発光した各々の光の一部を図8に示す如く配置し
た受光素子37が受光して電気信号に変換し、この変換
信号にもとづいて図9に示す光量制御回路38が第1光
源10と第2光源11の光量の差を算出し、この差に応
じて第1光源10または第2光源11の光量を制御し
て、第1光源10と第2光源11の光量を予め定めた一
定の比とする。なお、この光量制御回路38について
も、第1光源10と第2光源11との光量の比を2:1
と定めてある。
【0020】受光素子37から出力された光電変換信号
は増幅器39で増幅された後、分離器40によって第1
光源10の発光による光電変換信号Ipと、第2光源1
1の発光による光電変換信号Isとに分離され、各々整
流平滑回路41、42で整流平滑された後、第1光源1
0の光電変換信号Ipはポテンショメ−タ43で1/2
の信号となり差動増幅器44に入力され、第2光源11
の光電変換信号Isはそのままの信号として差動増幅器
44に入力される。
【0021】そして、差動増幅器44はその差を算出
し、この差信号に基づいて電流制御回路45が第1光源
10の電力増幅器46または第2光源11の電力増幅器
47を駆動し、光量の大きい光源を光量の小さい光源に
合わせるように制御する。
【0022】このように光量制御された第1光源10、
第2光源11の光は被測定物12に照射され、その反射
光が受光レンズ15により集光されて受光素子16で受
光される。そして、受光素子16の出力信号にもとづい
て信号処理回路28が測定距離Dを算出する。
【0023】この測定装置は、上述した通り、1つの受
光素子37で構成されているので、部品点数が減り装置
構成が簡素化される。
【0024】上記した測定装置は、本発明者らによって
既に提案され特許出願されているが、第1光源10と第
2光源11とは照度特性が異なるように投光するもので
あればよいから、受光素子各々の出力信号を増幅する増
幅器のゲインを調整するようにすれば、これら光源1
0、11の光量比を2:1或いは1:1のように定めな
くともよい。
【0025】
【発明が解決しようとする課題】上記した従来の測定装
置は、2つの光源10、11のうちどちらか一方の光源
が劣化等の原因によって投光の強さが変化した場合で
も、光量制御回路17、38が2つの光源10、11の
光量比を一定に保つので被測定物12までの距離Dを正
確に算出することができる。
【0026】しかしながら、この測定装置は、距離測定
に用いる光と光量測定に用いる光とが同一光でないため
に精度の面で問題があった。つまり、2つの光源10、
11から投光された光のうち、各々の光軸上にある光が
距離測定に用いられるのに対し、光量測定においては各
々の光軸から離れた光が用いられており、このため距離
測定に用いられる光の変化を正確に検出することができ
ない。
【0027】そこで、本発明は、距離などの測定と光量
測定とに同一光を用いることのできるこの種の光学的測
定装置を開発することを目的とする。
【0028】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明では、第1の発明として、投光距離によって
変化する光特性が各々異なる2つの光源と、これら2つ
の光源の光軸上に配置して各光源の光を2分するミラ−
とを含み、2分された光のうちの一方の光を被測定物に
投光する投光手段と、2分された光のうちの他の一方の
光を光源別の光として受光して光電変換する第1の受光
手段と、被測定物の反射光を受光して光電変換する第2
の受光手段と、上記第1の受光手段が出力する光電変換
信号を処理してこれら2つの光源の光量が予め定めた一
定の比となるように少なくとも一方の光源の光量を制御
する光量制御手段と、第2の受光手段が出力する光電変
換信号を光源別の信号に分けて処理し測定情報を出力す
る信号処理手段とより構成したことを特徴とする光学的
測定装置を提案する。
【0029】また、第2の発明として、上記2つの光源
を光軸が交わるように配置し、これら光軸の交点に第1
の受光手段を備えて構成したことを特徴とする光学的測
定装置を提案する。
【0030】
【作用】2つの光源から光を投光すると、これら2つの
光源の光軸上に配置したミラ−によって各々の光が2分
される。2分された一方の光は第1の受光手段によって
光源別に受光されて光電変換される。そして、第1の受
光手段が出力する光電変換信号にもとづいて光量制御手
段が、これら2つの光源の光量比が予め定めた一定の比
となるように上記2つの光源のうち、少なくとも一方の
光源の光量を制御する。
【0031】また、2分された他方の光は被測定物を投
光し被測定物の反射光として第2の受光手段によって受
光されて光電変換される。そして、第2の受光手段が出
力する光電変換信号にもとづいて信号処理手段が被測定
物の輝度比を算出して測定情報を出力する。
【0032】この測定装置においては、被測定物測定用
の光と光量測定用の光が同一の光となっているので、2
つの光源は被測定物測定用の光量が一定となり、測定精
度が大きく向上する。
【0033】また、上記した2つの光源を光軸が交わる
ように配置し、これらの光軸の交点に第1の受光手段を
設けることによって、受光手段として備える受光素子を
1つにすることができ、装置を簡素化することができ
る。
【0034】
【実施例】次に、本発明の実施例について図面に沿って
説明する。図1は、本発明の第1実施例を示し、この実
施例における投光手段と第1、第2の受光手段の簡略図
である。LEDで構成された2つの光源50、51の光
軸上に投光された光を2分するハ−フミラ−52、53
が光軸に対して所定の角度をもって配置されている。
【0035】各々の光源50、51とハ−フミラ−5
2、53とを結ぶ光軸線の延長位置には第1の受光手段
としての受光素子54、55が各々の受光面を各光源5
0、51に対向させて設けられている。また、上記した
ハ−フミラ−52、53の反射光路上には拡散反射面を
備えた被測定物56が設けられている。
【0036】各光源50、51から被測定物56までの
距離は、第1光源50がd+D1+D2、第2光源51が
1+D2となっており、D1+D2=Dとすると、Dが測
定距離となる。
【0037】また、受光レンズ57と受光素子58から
なる第2の受光手段を設け、この第2の受光手段で被測
定物56からの反射光を受光するようになっている。上
記した受光素子54、55及び58はフォトダイオ−ド
が用いられている。
【0038】2つの光源から投光された光がハ−フミラ
−52、53に入射すると、各々の光はこのハ−フミラ
−52、53によって透過光と反射光とに分けられる。
分けられた光のうち透過光を各々の光軸上に備えた受光
素子54、55が受光し光電変換する。
【0039】そして、この測定装置は、受光素子54、
55の出力する光源別の光電変換信号を図6に示した従
来例と同様の光量制御回路に取り込み、この光量制御回
路が第1光源50と第2光源51との光量が予め定めた
一定の割合となるように上記第1光源50、第2光源5
1のうち、少なくとも一方の光源の光量を制御する。
【0040】また、ハ−フミラ−52、53で分離され
た光のうち、反射光は被測定物56を照射する。被測定
物56には、上記光量制御回路によって光量の比が一定
となった2つの光が光路長の差に応じて異なる照度特性
で照射される。
【0041】被測定物56に照射された2つの光はその
反射光が受光レンズ57で集光されて受光素子58で受
光され、光源別の光電変換信号が出力される。そして、
この光電変換信号に基づいて図7に示した従来例と同様
の信号処理回路が被測定物56の輝度比を算出して測定
距離Dの出力信号を出力する。
【0042】このように構成した測定装置は、2つの光
源50、51における各々の光軸上の光が距離測定光と
光量測定光とになるので、光量制御回路によって一定の
光量比となった2つの光で測定する距離Dは極めて精度
の高いものとなる。
【0043】図2は本発明の第2実施例を示し、図1と
同様に投光手段と第1、第2の受光手段の簡略図であ
る。この実施例は、第1の受光手段を1つの受光素子5
9で構成して部品点数を削減し、装置構成を簡素化した
ものである。
【0044】LEDで構成した2つの光源60、61は
光軸が交わるようにして配置されている。また、各々の
光軸上には投光された各々の光を2分するハ−フミラ−
62が備えられている。ハ−フミラ−62は、図に示す
如く、角錐形をなし、その側面をなす三角形状の面部6
2a、62bがハ−フミラ−となっている。
【0045】そして、2つの光源60、61の光軸の交
点Pには第1の受光手段としての受光素子59が設けら
れている。また、上記したハ−フミラ−62の反射光路
上には拡散反射面を備えた被測定物63が設けられてい
る。
【0046】第1光源60と第2光源61とは、ハ−フ
ミラ−62に対して距離dの差を設けて設置され、これ
より、被測定物63までの距離は、第1光源60がd+
1+D2、第2光源61がD1+D2となり、D1+D2
Dとして測定距離Dを算出する。
【0047】また、被測定物63からの反射光を受光す
る第2の受光手段として受光レンズ64と受光素子65
とが設けられている。
【0048】第1光源60と第2光源61とは図7に示
す従来例と同様の信号処理回路によって交互に発光す
る。第1光源60の発光光はハ−フミラ−62の面部6
2aで反射光と透過光とに分けられ、第2光源61の発
光光はハ−フミラ−62の面部26bで反射光と透過光
とに分けられる。
【0049】そして、各々の透過光は受光素子59によ
って受光されて光電変換される。この光電変換信号は図
9に示した従来例と同様の光量制御回路に取り込まれて
光別に処理され、第1光源60と第2光源61とが予め
定めた一定の光量比となるように制御される。
【0050】また、各々の反射光は被測定物63を照射
する。被測定物63には、光量制御回路によって光量の
比が一定となった2つの光が光路長の差に応じて異なる
照度特性で照射される。
【0051】被測定物63に照射された2つの光は、そ
の反射光が、受光レンズ64で集光されて受光素子65
で受光され、光源別の光の光電変換信号となる。この光
電変換信号に基づいて信号処理回路が被測定物63の輝
度比を算出して測定距離Dの出力信号を出力する。
【0052】図3は本発明の第3実施例を示し、投光手
段と第1、第2の受光手段の簡略図である。この実施例
では、第1光源70と第2光源71から投光された光の
うち、ハ−フミラ−72、73で反射された光を光量制
御の受光素子74に入射させ、ハ−フミラ−72、73
の透過光を被測定物75に照射させる構成となってい
る。
【0053】受光素子74の光電変換信号によって第1
光源70と第2光源71との光量比を一定に制御するこ
と、また、被測定物75の反射光を受光レンズ76によ
り集光して受光素子74に受光し、この光電変換信号か
ら被測定物までの距離Dを求めることについては上記し
た実施例と同様である。
【0054】図4は本発明の第4実施例を示し、投光手
段と第1の受光手段を示した簡略図である。この実施例
は、光量制御用の一つの受光素子83と、第1光源80
及び第2光源81が投光する光を一つのハ−フミラ−8
4によって2分することが特徴となっている。
【0055】すなわち、第1光源80から投光された光
のうち、ハ−フミラ−84を透過した光が受光素子83
に入射し、そのミラ−84によって反射された光が被測
定物を照射する。また、第2光81から投光された光の
うち、ハ−フミラ−84で反射された光が受光素子83
に入射し、このミラ−84を透過した光が被測定物を照
射する。その他は上記した各実施例と変わりがない。
【0056】上記第1、第2実施例で説明したハ−フミ
ラ−52、53及び62は偏光分離ミラ−でも良く、ま
た、白熱電球等であれば波長分離ミラ−であってもよ
い。また、このハ−フミラ−52、53、62は平面ミ
ラ−だけでなく、曲線を回転して得られる放物面ミラ
−、楕円面ミラ−、双曲面ミラ−等であってもよい。
【0057】
【発明の効果】上記した通り、本発明に係る光学的測定
装置は、2つの光源の光量を制御する光量制御回路と、
被測定物の輝度比から測定結果を算出する信号処理回路
とが、上記2つの光源から投光される同じ光の受光信号
に応動する構成となっているので、算出された測定値が
極めて精度の高いものとなる。したがって、測定装置の
信頼性が大きく向上する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施例を示し、この実施例の測定
装置に備えた投光手段と第1、第2の受光手段の簡略図
である。
【図2】本発明の第2実施例を示し、この実施例の測定
装置に備えた投光手段と第1、第2の受光手段の簡略図
である。
【図3】本発明の第3実施例を示し、この実施例の測定
装置に備えた投光手段と第1、第2の受光手段の簡略図
である。
【図4】本発明の第4実施例を示し、この実施例の測定
装置に備えた投光手段と第1の受光手段の簡略図であ
る。
【図5】従来例として示した光学的測定装置の投光手段
と第1、第2の受光手段の簡略図である。
【図6】従来例における光量制御回路を示すブロック図
である。
【図7】従来例における信号処理回路を示すブロツク図
である。
【図8】他の従来例として示した光学的測定装置の投光
手段と第1、第2受光手段の簡略図である。
【図9】他の従来例における光量制御回路を示すブロッ
ク図である。
【符号の説明】
50、60、70、80 第1光源 51、61、71、81 第2光源 52、53、62、72、73、84 ハ−フミラ− 54、55、58、59、65、74、77、83 受
光素子 56、63、75 被測定物 57、64、76 受光レンズ

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 投光距離によって変化する光特性が各々
    異なる2つの光源と、これら2つの光源の光軸上に配置
    して各光源の光を2分するミラ−とを含み、2分された
    光のうちの一方の光を被測定物に投光する投光手段と、
    2分された光のうちの他の一方の光を光源別の光として
    受光して光電変換する第1の受光手段と、被測定物の反
    射光を受光して光電変換する第2の受光手段と、上記第
    1の受光手段が出力する光電変換信号を処理してこれら
    2つの光源の光量が予め定めた一定の比となるように少
    なくとも一方の光源の光量を制御する光量制御手段と、
    第2の受光手段が出力する光電変換信号を光源別の信号
    に分けて処理し測定情報を出力する信号処理手段とより
    構成したことを特徴とする光学的測定装置。
  2. 【請求項2】 投光距離によって変化する光特性が各々
    異なる2つの光源と、光軸が交わるように配置した上記
    2つの光源の光軸上に配置して各光源の光を2分するミ
    ラ−を含み、2分された光のうちの一方の光を被測定物
    に投光する投光手段と、2分された光のうちの他方の光
    を上記2つの光源の光軸交点で受光して光電変換する第
    1の受光手段と、被測定物の反射光を受光して光電変換
    する第2の受光手段と、上記第1の受光手段が出力する
    光電変換信号を処理してこれら2つの光源の光量が予め
    定めた一定の比となるように少なくとも一方の光源の光
    量を制御する光量制御手段と、第2の受光手段が出力す
    る光電変換信号を光源別の信号に分けて処理し測定情報
    を出力する信号処理手段とより構成したことを特徴とす
    る光学的測定装置。
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