JPH0658420A - 古紙を用いたパッキン材、その製造方法及びその装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 【目的】 古紙と合成樹脂袋とを組み合わせて、梱包用
のパッキン材とし、緩衝性に優れ、かつ、多少の湿気が
あっても、これを失わず、古紙の有効利用を可能とす
る。 【構成】 古紙Ａテープ状に截断したものに、折り癖を
つけ、これらテープ１１を多数、空気と共に合成樹脂製
の袋１０に密封して、パッキン材Ｐとし、緩衝効果と耐
湿性のあるパッキン材Ｐとし、古紙Ａの有効利用を可能
とする。

Description

【発明の詳細な説明】

【０００１】

【産業上の利用分野】この発明は古雑誌、古新聞、使用
済みの事務用用紙（コピー、コンピータ、又はワードプ
ロセッサその他会計帳簿など）、使用済み段ボールなど
の古紙を利用した割れ物、機械部品、電気製品、精密機
器などの梱包時に使用するパッキン材に関する。

【０００２】

【従来の技術】従来この種の梱包時に使用するパッキン
材としては、発砲スチロールの成形品が主流をなしてい
た。しかし近年この種のパッキン材は、そのまま廃棄し
ても風化せず、焼却しても高温を発し焼却炉を損傷し、
地球環境を悪化させるとの理由により、ヨーロッパ諸国
においては既に前記発砲スチロールの使用を禁止してい
る国もある。

【０００３】従来紙を使用したパッキン材としては大き
い面積の紙を適当に丸めて使用しているに過ぎず、その
都度丸める作業を伴い取扱難い。また湿気があるとたち
まち緩衝効果を失う。

【０００４】

【発明が解決しようとする課題】この発明は発砲スチロ
ールを成形品を全く使用しないで、現代社会生活に於い
て多量に発生する古紙に着目し、これに若干の加工を施
し、新規なパッキン材とし、取扱易く、多少の湿気があ
ってもパッキン効果を失わないパッキン材とすること。
及びその製造方法並びに製造装置を市場に提供すること
を目的とする。

【０００５】

【課題を解決するための手段】前述の課題を達成するた
めにこの発明は、一本の古紙テープの幅５ｍｍ乃至１５
ｍｍ、長さ３ｃｍ乃至１５ｃｍであり、その横断方向乃
至斜め方向に、一本に付き少なくとも２箇所の折癖が形
成してある前記古紙テープ群が合成樹脂フイルム製の袋
に空気と共に充填して、密封してあることを特徴とする
古紙を用いたパッキン材とする。

【０００６】また前記の課題を達成するためにこの発明
の前記古紙を用いたパッキン材の前記袋は空気非透過性
合成樹脂フイルム製であることを特徴とすることが好ま
しい。

【０００７】また前記の課題を達成するために方法発明
は、広幅古紙を順次幅幅５ｍｍ乃至１５ｍｍに流れ方向
に裁断し、これらを順次一対の歯車状の折癖成形具の歯
型間に供給して、横断方向乃至斜め方向に折癖を１ｃｍ
乃至２ｃｍ間隔で形成し、次いでこれらを長さ３ｃｍ乃
至１５ｃｍに順次切断し、切断された古紙テープ群を合
成樹脂フイルム製の袋に空気と共に充填し、この袋を密
封することを特徴とする古紙を用いたパッキン材の製造
方法とする。

【０００８】また前記の課題を達成するために装置発明
としては、古紙供給部より順次下流方向に、古紙をテー
プ状に切断するシュレッダー、一対の歯車状型よりなる
折癖成形手段、テープ群を切断する切断手段、袋詰め密
封手段が順次装備してあることを特徴とする古紙を用い
たパッキン材の製造装置とする。

【０００９】また前記の課題を達成するために前記古紙
を用いたパッキン材の製造装置発明としては、前記歯車
状型よりなる折癖成形手段とは一対の角歯車、角歯車と
これと噛合うタイミングベルト、相互に噛合する角タイ
ミングベルトの内の一種よりなることを特徴とすること
が好ましい。

【００１０】また前記の課題を達成するために前記古紙
を用いたパッキン材の製造装置発明としては、前記折癖
成形手段の歯形のリード角は３０°乃至６０°としてあ
ることを特徴とすることが好ましい。

【００１１】

【作用】請求項１の記載の物の発明に於いて、これを使
用するにはこれを梱包用の箱と被包装物の間に詰める。
この様にすると袋の内部の古紙テープ群と空気はある程
度梱包用の箱と被包装物の形状に倣って変形しする。こ
の場合、古紙テープを充填したパッキン材は変形する
が、内部に前記古紙テープ群があるため、極端に薄くな
ることなく、被梱包物を保護し、パッキン材は袋内部の
古紙テープ群と空気は緩衝作用をなす。

【００１２】請求項２項記載の発明に於いては、袋が空
気非透過性の合成樹脂フイルム性の袋であり、且つ密封
されているから、長時間使用中にも袋が潰れない。

【００１３】請求項４乃至６記載の装置発明に於いて
は、大きな面積のある古紙を供給部に供給すると、先ず
シュレッダーによって幅５ｍｍ乃至１５ｍｍに裁断され
多数のテープとなってシュレッダーより垂れ下がり、順
次角歯車状型よりなる折癖成形手段に噛み込まれて、前
記多数のテープは一斉に横断方向に折癖が付けられ、こ
れより更に送り出されたところで、切断手段により横断
方向に切断され、長さが３ｃｍ乃至１５ｃｍで折癖が少
なくとも２箇所形成された古紙テープ群が順次成形さ
れ、次いでこの古紙テープ群は空気非透過性フイルムよ
りなる袋に順次充填され、各古紙テープは前記折癖によ
り嵩張り、各テープ間の空気と共に袋に封入され、袋の
口縁が密封され、請求項１及び請求項２記載の発明の物
のが製造される。前述の装置による請求項３記載の方法
発明の実施は通常梱包作業の近傍で行う。

【００１４】請求項５記載の発明に於いては、前記の折
癖は前記歯車状型よりなる折癖成形手段とは一対の角歯
車、角歯車とこれと噛合うタイミングベルト、相互に噛
合する角タイミングベルトの内の一種よりなるから、こ
れらの間に各テープが噛み込まれ、これによって噛みテ
ープによって折癖が付けられる。

【００１５】請求項６記載の発明に於いては、前述の折
癖が付けられるとき、歯型のリード角が３０°乃至６０
°であるから、各テープに付けられる折癖は３０°乃至
６０°傾斜した折癖が付けられ、成形後の古紙テープは
捻じれた状態となり、袋に密封後においても、各テープ
は独立した状態となる。

【００１６】

【実施例】

実施例１ 請求項１及び請求項２の実施例 図１乃至図２に示すものであって、１０は合成樹脂フイ
ルム製の袋であって、材質としては例えばポリフロピレ
ン、ポリエチレンフイルム、厚さ１５乃至２５ミクロン
程度のものを用いる。大きさは幅３０ｃｍ、深さ４０ｃ
ｍ乃至はこの倍程度のものが好ましい。

【００１７】１１は古紙テープであり、幅１０ｍｍ、長
さ１０ｃｍ程度で長さ方向に対し４５°傾斜した折癖１
２が数箇所設けたものである。この古紙テープ１１群が
古新聞より形成したものに於いて、一袋当り凡そ１００
ｇ乃至２００ｇ封入してある。 また袋は熱溶着部１３
により完全密封してあり、封緘後のパッキン材Ｐの厚み
は無負荷状態で凡そ５ｃｍとしてある。これら実施例に
示した袋１０、古紙テープ１１及び密封ごのパッキン材
Ｐの数値に特に限定的な意味はない。

【００１８】この明細書において空気非透過性とはそれ
ほど厳密に意味ではなく、パッキン材Ｐに多少の圧力が
作用しても、空気が袋１０から抜けないことを意味す
る。

【００１９】実施例１の作用 この様に構成している実施例１のパッキン材Ｐを使用す
るには、被梱包材と包装外箱との間に詰め込む、パッキ
ン材Ｐは被梱包材と包装外箱の形状に倣い変形し、被包
装物はパッキン材Ｐの中の古紙テープ１１群及び封入さ
れている空気とによって、包装外箱より離反状態で支持
される。

【００２０】実施例２ 請求項４乃至６記載のの装置発明の実施例であり、請求
項３記載の方法発明を実施する装置である。２０は装置
の機枠であり、上端より多数の回転刃２１を並列に設け
たものを一対噛み合わせて形成してあるシュレッダー２
２、折癖成形手段の一種である一対の角歯車状折癖型車
２３よりなる折癖成形手段２４、及びロータリー型の切
断手段２５が装備してある。前記角歯車状折癖型車２３
の角歯のリード角は実施例のものに於いては４５°の一
対のヘリカルギヤとしてある。

【００２１】前述の一対の角歯車状折癖型車２３として
は、一方が硬質の金属ないしはエンジニアリングプラス
チックが好ましく、他方は多少変形可能な弾性体が好ま
しい。従って図５乃至、図６に示すように少なくとも一
方がタイニングベルト２３ａのものは前記条件を充分に
満足していて、この実施例に適する。更に前記一対の角
歯車状折癖型車２３の噛み合い間隙は折癖を付ける古紙
テープが通過するに充分な寸法としてある。

【００２２】前記切断手段２５の下側には、袋詰め手段
３０の一種として、縦型ピュロー型の包装装置が設けて
ある。前述のシュレッダー２２、折癖成形手段２４及び
前記切断手段２５の部分は一つの外函２６によってカバ
ーされ、気固分離型の集塵機２７に接続してある。

【００２３】この縦型ピュロー型の包装装置３０の構造
は公知のものと同一の構造をしており、ホッパー３１の
下端に連なる案内筒３２部分に於いて、袋となる袋素材
帯Ｆを筒状に折り曲げる案内部３３が設けてあり、前記
案内筒３２に於いて袋素材帯Ｆの両縁は重ねられ、この
部分に設けてある縦ヒートシーラ３４が設けてあり、前
記案内筒３２の下側にはこれによって筒状に成形された
袋素材Ｆ１を横断方向に挟持しする一対の挟持顎３５
と、この挟持顎の一部乃至これに沿った横ヒートシーラ
が設けてあり、前記挟持顎３５は筒状の袋素材Ｆ１を挟
持しては一袋長さ搬送する構造になっている。またロー
ル状に巻いた袋素材帯Ｆを支持する原反支持装置３６が
前記機枠２０の一部に設けてある。

【００２４】更に、実施例に於いては前記シュレッダー
２２の搬入側に原料たる古紙Ａを運び上げる一対挟持型
のベルトコンベヤー３７が設けてあり、その古紙供給部
３８は通常の作業者が立って供給する高さにしてある。

【００２５】実施例２の作用 この実施例の作用と共に請求項３記載の方法発明の実施
例を説明する。先ずこの装置にポリエチレンフイルムよ
りなる袋素材帯Ｆをロール状に巻いた原反を原反支持装
置３６に供給し、これより連なる袋素材帯Ｆを案内部３
３を通して、チューブ状にし、縦ヒートシール３４に導
き、更に挟持顎３５の間まで垂らしておく。

【００２６】而して、この装置を運転する。先ず挟持顎
３５が閉じ、閉じたまま一袋長さ、挟持顎３５は下方に
移動し、この移動期間中に乃至移動直後に縦ヒートシー
ラ３４によって袋素材Ｆ１は筒状に熱溶着される。また
この挟持顎３５の移動期間中にこの挟持顎３５中に組み
込まれている横ヒートシーラにより筒状の袋素材Ｆ１は
横断方向に熱溶着される。この操作を１乃至２回繰り返
すと。案内筒３２の下端には袋素材帯Ｆ１で形成された
袋部Ｆ２が垂れ下がった状態となる。次に予め一つの袋
に包装される古紙テープに匹敵する古紙の一例として古
新聞を、なるべく一枚づ古紙供給部３８に供給すると、
古紙Ａはベルトコンベヤー３７でシュレッダー２２の搬
入部に運び込まれ、順次細い帯状に並列的に切断され、
これら多数のシュレッダー２２から垂れ下がるテープ群
は折癖成形手段２４の一対の角歯車状の折癖車２３の間
に供給され、それ沿いテープの長さ方向に対し、４５°
傾斜した折癖が付けられる。

【００２７】次にこれらテープは切断手段２５に垂れ下
がり、回転刃によって、長さ３ｃｍ乃至１５ｃｍに切断
され、切断された各テープ１１はホッパー３１及び案内
筒３２を通り、前記袋部Ｆ２に投入される。

【００２８】次に所定量の古紙がすべて加工されて、袋
部Ｆ２に投入し終ったならば、包装装置を１サイクル作
動させ、袋部Ｆ２の口縁を封緘すると同時に、次の袋部
の底を形成する。この時各古紙テープ１１群を封入した
この発明のパッキン材Ｐが形成され、必要に応じて群、
前記熱溶着時に最先端のパッキン材Ｐを次の袋部Ｆ２と
切断して分離される。

【００２９】前述の折癖成形手段は一対の角歯車状の折
癖形成車２３を例にして説明したが、一方は折癖形成車
２３とし、他方はこれと噛み合うタイミングベルト２３
ａとしたもの、或は双方とも角歯タイミングベルト２３
ａとしたものでもこの発明の実施例に請求項５記載の発
明の実施例に含まれる。

【００３０】古紙Ａがシュレッダー２２によって切断さ
れるとき、折癖成形時、切断時には相当の塵埃を発生
し、この近傍に浮遊するが、気固分離型の集塵機２７に
吸引され、外函２６外に飛散しない。前述の実施例に於
いて、一回に包装される古紙の量を古紙供給部に計量装
置を設け、一袋に包装される量をその都度計量し一定に
なるようにすることが好ましい。また一定量の古紙が全
部切断完了した信号を入力信号として、前記包装装置が
１サイクル作動するようにしてある。

【００３１】

【発明の効果】請求項１記載の発明に於いては、前述の
様に構成し作用をなすから、パッキン材はその内部の折
癖付きの古紙テープ群により、空気の介在率が高く、且
つ嵩張るため、ある程度の形態の保持と、これらと内部
に封入されている空気と相俟って、適度の緩衝効果を奏
する。また古紙テープ群は袋に封入されているから開梱
包時にこれらが散逸せず取扱やすい。また、外側が合成
樹脂フイルム製で密封されているから湿気や水分のある
被包装物のパッキン材として使用できる。

【００３２】殊に材料の主要部は古紙と空気であるか
ら、軽量で材料費が軽減されるのみでなく、古紙の再利
用が出来、且つ使用済みのパッキン材は僅かなポリプロ
ピレンポリエチレンの袋と古紙であるから、焼却が容易
で高温ガスや有毒ガスを発生せず、更にパッキン材を構
成している前記古紙テープ群を袋より取り出せば、古紙
テープ群及び袋は別々に再生原料として更に再活用出来
る。

【００３３】請求項２記載の発明に於いては、前項の効
果の外パッキン材の袋は空気非透過性であるから、内部
の空気は漏れず長時間の使用においてもクッション性を
維持する。

【００３４】請求項３記載の方法発明に於いては、原料
は古紙であるから入手しやすく。その方法が簡単である
から簡単な装置で実施でき、前記の効果を奏するパッキ
ン材が製造できる。請求項４乃至６記載の装置に於いて
は前記請求項３記載の方法が実施出来、請求項１及び２
記載の物が製造できる。

【００３５】請求項５記載の発明に於いては、前記の折
癖は前記歯車状型よりなる折癖成形手段とは一対の角歯
車、角歯車とこれと噛合うタイミングベルト、相互に噛
合する角タイミングベルトの内の一種よりなるから、こ
れらの間に各テープが噛み込まれ、これによって噛みテ
ープによって折癖が確実につけられ、折癖の付けられた
古紙テープ群は嵩張り、袋に包装時に充分な空気を袋内
に連行し、密封後の袋内に空気も充分に封入され、前記
請求項１及び２記載の発明のパッキン材が製造出来る。

【００３６】請求項６記載の発明に於いては前記折癖成
形手段の角歯車形状型がリード角３０°乃至６０°を有
するものであるから、成形される折癖も３０°乃至６０
°傾斜したものとなり、前記嵩張り効果、クッション効
果より顕著となる。

【００３７】実施例固有の効果 実施例１のものにおいてはパッキン材Ｐの大きさが前述
の通りであるから、取り扱いやすく、中に充填されてい
る古紙テープ１１群は幅は前述のとおりであり、殊にそ
の折癖１２は４５°に傾斜しているから、それぞれの古
紙テープ１１は捻じれた形状をし、各古紙テープ１１間
に充分な空間が形成され、これら多数の古紙テープ１１
群は相互に絡み合い、容易にはその折癖１２は元の扁平
な状態に復帰せず、クッション効果を維持する。

【００３８】実施例２の装置に於いては、請求項３の方
法発明が実施できる外、装置自体が簡単で、小型である
から梱包作業の近傍に設置が可能であり、容易に実施例
１のパッキン材Ｐが製造できる、特にシュレッダー２２
で古紙を多数の帯状に切断後、折癖を折癖成形手段２４
で成形するから、折癖１２が古紙テープ１１に付けられ
た直後に袋Ｐに包装され、折癖１２が戻るおそれが少な
い。

【００３９】またシュレッダー２２、折癖成形手段２
４、及び切断手段２５部分は外函２６に覆われ、吸引型
集塵機２７が設けてあるから、外部に塵埃が飛散せず、
また袋の口を熱溶着にも、塵埃が多数熱溶着面に付着し
て熱溶着を困難乃至不可能にするおそれがない。

【図面の簡単な説明】

【図１】この発明の代表的なパッキン材の一部破断斜視
図である。

【図２】古紙テープの実施例の斜視図である。

【図３】装置発明の実施例の機構図的正面図である。

【図４】折癖成形手段の一例を示す正面図である。

【図５】折癖成形手段の他の一例を示す正面図である。

【図６】折癖成形手段の更に他の一例を示す正面図であ
る。

【符号の説明】

１０ 袋 １１ 古紙テープ １２ 折癖 ２２ シュレッダー ２４ 折癖形成手段 ２５ 切断手段 ３０ 包装装置

Claims (6)

【特許請求の範囲】
1. 【請求項１】一本の古紙テープの幅５ｍｍ乃至１５ｍ
   ｍ、長さ３ｃｍ乃至１５ｃｍであり、その横断方向乃至
   斜め方向に、一本に付き少なくとも２箇所の折癖が形成
   してある前記古紙テープ群が合成樹脂フイルム製の袋に
   空気と共に充填して、密封してあることを特徴とする古
   紙を用いたパッキン材。
2. 【請求項２】前記袋は空気非透過性合成樹脂フイルム製
   であることを特徴とする請求項１記載の古紙を用いたパ
   ッキン材。
3. 【請求項３】広幅古紙を順次幅５ｍｍ乃至１５ｍｍに流
   れ方向に裁断し、これらを順次一対の歯車状の折癖成形
   具の歯型間に供給して、横断方向乃至斜め方向に折癖を
   １ｃｍ乃至２ｃｍ間隔で形成し、次いでこれらを長さ３
   ｃｍ乃至１５ｃｍに順次切断し、切断された古紙テープ
   群を合成樹脂フイルム製の袋に空気と共に充填し、この
   袋を密封することを特徴とする古紙を用いたパッキン材
   の製造方法。
4. 【請求項４】古紙供給部より順次下流方向に、古紙をテ
   ープ状に切断するシュレッダー、一対の歯車状型よりな
   る折癖成形手段、テープ群を切断する切断手段、袋詰め
   密封手段が順次装備してあることを特徴とする古紙を用
   いたパッキン材の製造装置。
5. 【請求項５】前記歯車状型よりなる折癖成形手段とは一
   対の角歯車、角歯車とこれと噛合うタイミングベルト、
   相互に噛合する角タイミングベルトの内の一種よりなる
   ことを特徴とする請求項３記載の古紙を用いたパッキン
   材の製造装置。
6. 【請求項６】前記折癖成形手段の歯形のリード角は３０
   °乃至６０°としてあることを特徴とする請求項３又は
   請求項４記載の古紙を用いたパッキン材の製造装置。