JPH0657628B2 - コンポスト化方法 - Google Patents

コンポスト化方法

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JPH0657628B2
JPH0657628B2 JP59280083A JP28008384A JPH0657628B2 JP H0657628 B2 JPH0657628 B2 JP H0657628B2 JP 59280083 A JP59280083 A JP 59280083A JP 28008384 A JP28008384 A JP 28008384A JP H0657628 B2 JPH0657628 B2 JP H0657628B2
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mixture
bod
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fermentation
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一 伊藤
輝久 吉田
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Hitachi Kiden Kogyo Ltd
Takenaka Komuten Co Ltd
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Hitachi Kiden Kogyo Ltd
Takenaka Komuten Co Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は稲わら、ホテイアオイなどの植物体のコンポス
ト化方法に関するものである。
従来の技術とその問題点 従来稲わら等の植物体をコンポスト化する際には単独で
はうまく発酵しないため、牛糞を添加したり、C/N比
の調整を目的として石灰チツ素を添加していた。そして
経験的にその添加量を定めていたために、十分発酵しな
かつたり、発酵が終了するまでの時間が極めて長くなる
欠点があつた。
問題点の解決手段 ホテイアオイなどの水生植物を裁断し、乾燥した後、易
分解性有機物を添加してコンポスト化を行なう場合、混
合物の含水率が40〜63%かさ比重が0.2〜0.6が必
要であると共に適当な栄養源を与えることが重要であ
る。
この栄養源を示す指標としてBODを考え、混合物の
BODが発酵に及ぼす影響を調べたところ、混合物B
ODと発酵温度には密接な関係があり、短期間で好気
性発酵させるためには、混合物BODが少なくとも4
5mg−O/g−DS以上必要である。
本発明はこれに着目して、圃場残渣や農産廃棄物あるい
は水生植物を短期間で好気性発酵させるに当り、原料の
植物体と添加物を混合する際には、各々の含水率とBO
の値をもとに、混合物の含水率が40〜63%(好
ましくは、45〜60%)、混合物のBODが45m
g/g以上となるように混合割合を設定し、混合時には
混合物のカサ比重が0.2〜0.6(好ましくは0.2
5〜0.5)となるように混合した後、強制通気を行わ
しめて発酵させることを要旨とする。以下、本発明を実
施例により説明する。
実施例1 裁断後乾燥したホテイアオイを原料とし、添加物として
汚泥や汚泥コンポスト、鶏ふん、牛ふん、米ぬかを種々
の割合で混合し、500容量の発酵槽に投入した。発
酵槽下部より上向流で通気を行い、約3週間の発酵を行
つた。各条件に対する発酵経過をもとに、混合物の含水
率と発酵期間における最高温度の関係をまとめ第1図に
示す。また第2図には、混合物BODと50℃以上の
高温を保持した時間との関係を示す。
コンポスト化を行う場合には、 (1) 病源菌や寄生虫を殺菌し、衛生化すること、 (2) 有機物の分解を促進して安定化させ、取扱い性を
向上させること、 を達成しなければならない。この2つの目的に対し、最
も明確な指標となるのは、発酵温度であり、一般に(1)
に対しては、60〜65℃以上の高温発酵すること、
(2)に対しては微生物活性の高い50〜65℃を長時間
(120hr以上)保持することにより目的が達成され
ると考えられている。
第1図からは、混合物含水率を40〜63%とすること
により、60℃以上の高温発酵を達成することができ
る。特に添加物として汚泥、畜ふん等の病源菌や寄生虫
の多い有機物を添加する場合には、さらに高温を保持さ
せるという観点から混合物含水率を45〜60%とする
ことが好ましい。
次に第2図からは、混合物BODが、45mg−O
/g−DS以上ある時はすべて50℃以上を120hr
以上保持し、十分な発酵性が得られることがわかる。逆
に混合物BODが、45mg−O/g−DS以下に
なると、急激に発酵性が悪くなり、発酵温度が50℃以
上に達することさえ難しくなる。またこれらの傾向は、
第1図,第2図とも原料や添加物の種類には関係ない。
以上により植物体原料と添加物を混合する際には混合物
含水率が40〜63%好ましくは、45〜60%、混合
物BODが45mg−O/g−DS以上となるよう
に混合割合を設定することにより短期間で活発な好気性
発酵を行うことができる。
実施例2 裁断後乾燥したホテイアオイに、添加物として汚泥脱水
ケーキを容量で10%混合した場合について、圧密の程
度を数段階に変化させて、500容量の発酵槽に投入
し2週間発酵を行つた時の結果を第1表に示す。
投入混合物はすべて、含水率が59.8%、BOD
70.5mg−O/g−DSであり、実施例1に述べ
た至適条件を満足している。第1表より、同じ混合条件
でも圧密の程度が小さく、したがつてカサ比重の小さい
混合物の場合には、混合物の含水率とBODが至適条
件を満足しても十分な発酵性が得られないことがわか
る。すなわちカサ比重の値は少なくとも0.2以上、好
ましくは0.25以上とすることが必要である。
これはカサ比重を大きくする程、単位容積当りに発生す
る熱量が多くなること、及び蓄熱性が良くなることが原
因と考えられるが、あまりカサ比重が大きすぎると通気
性が悪くなつて混合物の隅々まで酸素が供給されなくな
る。カサ比重の限界としては、汚泥のコンポスト化など
の例から、0.6程度が限界で好ましくは0.5以下と
するよう圧密状態を調整しなければならない。
以上により乾燥したホテイアオイのように、カサ比重が
0.1以下のカサ高な植物体をコンポスト化する場合に
は、添加物混合時においてカサ比重が0.2〜0.6、
好ましくは0.25〜0.5となるよう圧密状態を調整
することにより十分な発酵性を得ることが可能となつ
た。
実施例3 やや乾燥した稲わらを約20mmに裁断し、汚泥、汚泥コ
ンポスト、あるいは乾燥した鶏ふんのいずれかを添加物
として種々の割合で混合し、500容量の発酵槽に投
入し8週間発酵を行つた時の結果を第3図及び第4図に
示す。
第3図は混合物含水率と発酵期間における最高温度の関
係を示したもので、混合物含水率が40〜65%(好ま
しくは45〜60%)のときに高温発酵することがわか
る。実施例1のホテイアオイの場合に比べると、幾分含
水率が高くても高温発酵しやすいという結果を示してい
る。この原因はホテイアオイの場合、混合物含水率が6
0%をこえると、急激に圧密減容して通気性が悪くなる
のに対し、稲わらの場合は比較的繊維質が堅く、しつか
りしているために、急激な圧密減容は生じず、含水率6
5%程度までは、通気性が十分保たれるためと考える。
第4図は混合物BODと50℃以上を保持した時間と
の関係を示したもので、混合物BODが40mg−O
/g−DS以上のときに、50℃以上を120hr以
上保持できることがわかる。
実施例1のホテイアオイの場合に比べると、やや低い限
界値を示しているが、安全性を考えると稲わらの場合
も、混合物BODが45mg−O/g−DS以上と
することが好ましい。
原料として用いた稲わらは、実施例1,2に用いたホテ
イアオイに比べて、ややカサ比重が大きく、添加物と混
合した時点でカサ比重が、0.2以上あり、さらに圧密
させて投入する必要はなかつた。しかし添加物として乾
燥鶏ふんを用いた場合は、両者を混合しても混合物含水
率は40%以下であつたため、含水率調整を目的として
水分の付加を行つた。
実施例4 十分乾燥したホテイアオイを原料、やや乾燥した牛ふん
を添加物とし、500容量の発酵槽に投入するに際し
ケース1は、本発明をもとに混合割合を設定して混合
し、さらに圧密を行つたのに対し、ケース2は本発明内
容を考慮せずに2週間発酵を行つたところ、第5図に示
す発酵温度が得られた。ただし原料及び添加物の性状は
第2表、ケース1,2それぞれの混合条件は第3表の通
りである。
第5図より、本発明により混合を行つたケース1は、極
めて発酵性が良く、本発明内容を考慮せず、単にホテイ
アオイに牛ふんを20%(容量比)混合したケース2に
比べて、高い発酵温度が得られている。また、生成物の
性状についてもケース2は、ホテイアオイの繊維が硬く
粗たんぱくも発酵前の量のうちわずか14%しか分解し
ていないのに対し、ケース1はホテイアオイの繊維がも
ろく切れやすく、また粗たんぱくも発酵に伴つて32%
が分解し消失していた。
実施例1〜4はホテイアオイ及び稲わらを原料とした場
合の発酵状態を示したが、他の植物体原料を用いる場合
も同様に、本発明によれば短時間で十分な発酵を行うこ
とが可能である。特に十分乾燥したホテイアオイや麦わ
らを原料として用いる場合には、本発明の至適条件とす
るために、含水率調整として水分を添加したり、カサ比
重調整のために圧縮混合や、圧密積付などの措置を講ず
ることも考慮しなければならない。
発明の効果 而して本発明によれば、圃場残渣や農業廃棄物あるいは
水生植物をコンポスト化する場合、単独では発酵しない
ため、原料と有機性添加物の含水率BODの値をもと
に、混合物含水率が40〜63%(好ましくは45〜6
0%)、混合物BODが45mg/g以上となるよう
に混合割合を設定し、混合時には混合物のカサ比重が
0.2〜0.6(好ましくは0.25〜0.5)となる
ように圧密状態を調整し、強制通気を行うことにより短
期間で十分な好気性発酵を行うことができる効果を有す
る。
【図面の簡単な説明】
第1図は混合物含水率と最高温度の関係を表わすグラ
フ、第2図は混合物BODと50℃以上保持時間の関
係を表わすグラフ、第3図は混合物含水率と最高温度の
関係を表わすグラフ、第4図は混合物BODと50℃
以上保持時間の関係を表わすグラフ、第5図は経過日数
と発酵温度の関係を表わすグラフである。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】稲わら、麦わらなどの圃場残渣、桑廃条た
    ばこ残幹などの農業廃棄物、あるいはホテイアオイ、ク
    レソンなどの水生植物を原料として用いる好気性発酵処
    理に於て、上記原料と添加物として用いる易分解性有機
    物の含水率とBODの値をもとに、混合物の含水率が
    40〜63%、混合物のBODが45mg-O2/g-DS以上となる
    ように混合割合を設定し、カサ比重が0.2〜0.6と
    なるように圧密状態を調整した後、好気性発酵を行なわ
    しめることを特徴とするコンポスト化方法。
  2. 【請求項2】添加する易分解性有機物として、下水汚
    泥、畜糞等の有機性廃棄物、あるいはそれらを原料とし
    て好気性発酵させたコンポストあるいは米・トーモロコ
    シなどのぬか類を使用する特許請求の範囲第1項記載の
    コンポスト化方法。
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