JPH0656157B2 - 電動送風機 - Google Patents
電動送風機Info
- Publication number
- JPH0656157B2 JPH0656157B2 JP9720485A JP9720485A JPH0656157B2 JP H0656157 B2 JPH0656157 B2 JP H0656157B2 JP 9720485 A JP9720485 A JP 9720485A JP 9720485 A JP9720485 A JP 9720485A JP H0656157 B2 JPH0656157 B2 JP H0656157B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- impeller
- diffuser
- air guide
- electric blower
- space
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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- Structures Of Non-Positive Displacement Pumps (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、真空掃除機に使用する電動送風機に関するも
のである。
のである。
従来の技術 従来のこの種の電動送風機は、例えば、第４図のような
構造になっていた。
構造になっていた。
すなわち、駆動用モータ１のモータ軸２に遠心形のイン
ペラ３を固着し、上記インペラ３の周囲に、ディフュー
ザー４とそれに続く戻り通路５とが一体に形成されたエ
アガイド６と、これらインペラ３とエアガイド６とを覆
うケーシング７とから成り立ち、インペラ３を高速回転
させて風量・真空圧を得るようになっていた。
ペラ３を固着し、上記インペラ３の周囲に、ディフュー
ザー４とそれに続く戻り通路５とが一体に形成されたエ
アガイド６と、これらインペラ３とエアガイド６とを覆
うケーシング７とから成り立ち、インペラ３を高速回転
させて風量・真空圧を得るようになっていた。
発明が解決しようとする問題点 このような従来の構成では、電動送風機を運転する時の
騒音が大きいという問題があった。これは、下記の理由
によるものである。
騒音が大きいという問題があった。これは、下記の理由
によるものである。
つまり、インペラ３の内部を気流が通過する時に発生す
る音および、インペラ３における各ブレード間から吐出
する気流が乱れたままディフューザー４へと流入する時
に発生する音とが混在して外部へと聞こえることによる
ものである。
る音および、インペラ３における各ブレード間から吐出
する気流が乱れたままディフューザー４へと流入する時
に発生する音とが混在して外部へと聞こえることによる
ものである。
本発明は、このような問題点を解決するもので、インペ
ラからの吐出流をスムーズにすると共にエアガイドを消
音構造にして、騒音を低下させるものである。
ラからの吐出流をスムーズにすると共にエアガイドを消
音構造にして、騒音を低下させるものである。
問題点を解決するための手段 そして、上記問題点を解決するための本発明の技術的な
手段は次のとおりである。すなわち、インペラとディフ
ューザーとの間に空間部を設けると共にこの空間部のエ
アガイド表面に小孔を多数設けた構成になっている。
手段は次のとおりである。すなわち、インペラとディフ
ューザーとの間に空間部を設けると共にこの空間部のエ
アガイド表面に小孔を多数設けた構成になっている。
作 用 この技術的手段による作用は次のようになる。
すなわち、インペラとディフューザーとの間に空間部を
設けることにより、インペラの各ブレード間から吐出さ
れてきた乱れた気流が整流されてディフューザー内へス
ムーズに導かれるとともに、同空間部のエアガイドに設
けた多数の小孔が吸音の作用をする。
設けることにより、インペラの各ブレード間から吐出さ
れてきた乱れた気流が整流されてディフューザー内へス
ムーズに導かれるとともに、同空間部のエアガイドに設
けた多数の小孔が吸音の作用をする。
この結果、騒音レベルの低い電動送風機を得ることがで
きる。
きる。
実施例 以下、本発明の一実施例を添付図面にもとづいて説明す
る。
る。
第１図〜第３図において、８はケーシングでその中央に
は吸気口９が開設してあり、又、この吸気口９の反対側
はモーターフレーム１０に空気漏れのないように取りつ
けられている。複数枚のブレード１１を有する遠心形の
インペラ１２は、モーター軸１３にナット１４・スペー
サ１５・ワッシャ１６を介して取りつけられている。イ
ンペラ１２の外周には、複数個の拡大通路からなるディ
フューザー１７と、同ディフューザー１７の各々の拡大
通路に連通した戻り通路１８とを一体形成したエアガイ
ド１９が設置されている。２０はモーターである。
は吸気口９が開設してあり、又、この吸気口９の反対側
はモーターフレーム１０に空気漏れのないように取りつ
けられている。複数枚のブレード１１を有する遠心形の
インペラ１２は、モーター軸１３にナット１４・スペー
サ１５・ワッシャ１６を介して取りつけられている。イ
ンペラ１２の外周には、複数個の拡大通路からなるディ
フューザー１７と、同ディフューザー１７の各々の拡大
通路に連通した戻り通路１８とを一体形成したエアガイ
ド１９が設置されている。２０はモーターである。
本実施例では上記インペラ１２の外径Ｄ２は９６mmで、
ディフューザー１７の入口径Ｄ３は１０３mmでありその
Ｄ２とＤ３の間全周には空間部２１が形成されている。
同時に、空間部２１におけるエアガイド１９の表面には
多数の小孔２２が設けられている。
ディフューザー１７の入口径Ｄ３は１０３mmでありその
Ｄ２とＤ３の間全周には空間部２１が形成されている。
同時に、空間部２１におけるエアガイド１９の表面には
多数の小孔２２が設けられている。
次にこの一実施例における作用を説明する。インペラ１
２からの吐出流は、インペラ内を通過する時に各ブレー
ド１１間で偏った流れとなっているとともに摩擦等によ
る音の成分を含む流れとなっている。このような吐出流
が空間部２１に流入すると空間部２１で乱れのない流れ
に整流されるとともに小孔２２に音のエネルギーが吸収
される。これによりディフューザー１７には音の成分の
少ない、整流された気流が流入することになる。この結
果、インペラ１２の内部を通過する時に発生する音もデ
ィフューザー１７に乱れた気流が流入する時に発生する
音も低減された騒音レベルの低い電動送風機が得られる
ことになるのである。
２からの吐出流は、インペラ内を通過する時に各ブレー
ド１１間で偏った流れとなっているとともに摩擦等によ
る音の成分を含む流れとなっている。このような吐出流
が空間部２１に流入すると空間部２１で乱れのない流れ
に整流されるとともに小孔２２に音のエネルギーが吸収
される。これによりディフューザー１７には音の成分の
少ない、整流された気流が流入することになる。この結
果、インペラ１２の内部を通過する時に発生する音もデ
ィフューザー１７に乱れた気流が流入する時に発生する
音も低減された騒音レベルの低い電動送風機が得られる
ことになるのである。
発明の効果 以上のように本発明によれば、インペラとディフューザ
ー入口との間に距離をもたせて空間部を設け、その空間
部のエアガイド表面に多数の小孔を設けたことにより、
空間部においてインペラ内部を通過する時に発生した音
を消音しつつインペラからの吐出流の乱れをなくしてデ
ィフューザー入口での音の発生を防ぎ、騒音レベルの低
い電動送風機が得られる。
ー入口との間に距離をもたせて空間部を設け、その空間
部のエアガイド表面に多数の小孔を設けたことにより、
空間部においてインペラ内部を通過する時に発生した音
を消音しつつインペラからの吐出流の乱れをなくしてデ
ィフューザー入口での音の発生を防ぎ、騒音レベルの低
い電動送風機が得られる。
第１図は本発明の一実施例におけるインペラとエアガイ
ドの構成を示す平面図、第２図は同一実施例における全
体構成図の一部欠截側面図、第３図は同一実施例におけ
るエアガイドの側断面図、第４図は従来例の一部欠截側
面図である。 ８……ケーシング、１２……インペラ、１７……ディフ
ューザー、１８……戻り通路、１９……エアガイド、２
０……モーター、２１……空間部、２２……小孔。
ドの構成を示す平面図、第２図は同一実施例における全
体構成図の一部欠截側面図、第３図は同一実施例におけ
るエアガイドの側断面図、第４図は従来例の一部欠截側
面図である。 ８……ケーシング、１２……インペラ、１７……ディフ
ューザー、１８……戻り通路、１９……エアガイド、２
０……モーター、２１……空間部、２２……小孔。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 加藤 公軌 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電器 産業株式会社内 (56)参考文献 実開 昭55−163499（ＪＰ，Ｕ)
Claims (1)
- 【請求項１】遠心形のインペラと、ディフューザー及び
戻り通路が一体となったエアガイドと、それらインペラ
・エアガイドを覆うケーシングと、モータとを具備し、
上記インペラとディフューザーとの間に空間部を設け、
この空間部のエアガイド表面に多数の小孔を設けた電動
送風機。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9720485A JPH0656157B2 (ja) | 1985-05-08 | 1985-05-08 | 電動送風機 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9720485A JPH0656157B2 (ja) | 1985-05-08 | 1985-05-08 | 電動送風機 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS61255297A JPS61255297A (ja) | 1986-11-12 |
| JPH0656157B2 true JPH0656157B2 (ja) | 1994-07-27 |
Family
ID=14186082
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP9720485A Expired - Lifetime JPH0656157B2 (ja) | 1985-05-08 | 1985-05-08 | 電動送風機 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0656157B2 (ja) |
-
1985
- 1985-05-08 JP JP9720485A patent/JPH0656157B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS61255297A (ja) | 1986-11-12 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| EXPY | Cancellation because of completion of term |