JPH0655320A - 複合ツール - Google Patents

複合ツール

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JPH0655320A
JPH0655320A JP21403492A JP21403492A JPH0655320A JP H0655320 A JPH0655320 A JP H0655320A JP 21403492 A JP21403492 A JP 21403492A JP 21403492 A JP21403492 A JP 21403492A JP H0655320 A JPH0655320 A JP H0655320A
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JP
Japan
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tool
shank
bracket
cutting edge
cutting
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JP21403492A
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English (en)
Inventor
Mitsuo Kobayashi
三雄 小林
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WAKO GIKEN KOGYO KK
Original Assignee
WAKO GIKEN KOGYO KK
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Abstract

(57)【要約】 【目的】ワークの各種内外径の加工に十分適用し汎用性
を高め、加工精度、作業効率の向上を図る複合ツールを
提供する。 【構成】第1切刃2を有するシャンク1と同軸的に設け
たブラケット8に第2切刃16を有する工具17をシャ
ンク1の軸芯に対し径方向に移動可能に保持されかつ調
整可能に構成し、ワークWに対しシャンク1の第1切刃
2により所定の口径、深さの穴加工を穿設でき、かつそ
の軸回りをブラケット8における工具17の第2切刃1
6により径方向寸法が可変とする加工を行なえる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、複数の切刃を備えワー
クを同軸的に複数の部分同時に加工し得るボール盤、旋
盤、フライス盤、ミーリング等の各種工作機械に取り付
けて使用される複合ツールに関する。
【0002】
【従来の技術】従来、ワークを同軸的複数の部分同時に
加工を施すには、当該加工対象毎に適応する専用ツール
を用意する必要があった。当然に、加工対象が異なると
別の専用ツールを必要とした。さらに、従来、複数の切
刃が加工対象に対応して位置決め固定された工具ホルダ
がある。この工具ホルダは複数の切刃のうち一つでも損
傷、磨耗等が生ずると別途用意した新たなものと交換す
る必要がある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記従来の技術にあっ
ては、複数のツールや工具ホルダを予め用意する必要が
あって経済的に高価となり、実用上解決すべき問題があ
る。本発明の目的は、上記従来の問題を解消するもの
で、複数の切刃が少なくとも一つをシャンクの軸芯に対
して径方向に移動調節するようにしたことにより、ワー
クにおける各種内外径の加工に十分適応し汎用性を増大
すると共に、加工精度、作業効率の向上を図る安価な専
複合ツールを提供することにある。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明の複合ツールは、
上記目的を達成するため、先端に第1切刃をもつシャン
クと、該シャンクに同軸的に固定されたブラケットと、
先端部分に第2切刃をもち少なくとも該先端部分が該シ
ャンクの軸芯に対して径方向に移動可能に該ブラケット
に保持される工具と、該工具の先端部分を該シャンクの
軸芯に対して径方向に調節する調節部材とを具備する構
成である。
【0005】
【発明の作用・効果】上記構成からなる本発明の複合ツ
ールは、第1切刃を有するシャンクと同軸的に設けたブ
ラケットに第2切刃を有する工具をシャンクの軸芯に対
し径方向に移動可能に保持する。しかもこの第2切刃は
調節部材により当該工具の先端部分をシャンクの軸芯に
対し径方向に調節可能となっている。そのため本発明の
複合ツールはシャンクの第1切刃によりワークを所定の
口径でかつ所定の深さの穴加工を穿設することができる
と共に、その軸回りをブラケットにおける工具の第2切
刃により任意の径方向寸法で加工することができる。こ
のように本発明の複合ツールは複数の加工部分を同軸的
に加工でき、汎用性が高い。また、本発明の複合ツール
は第2切刃を有する工具がシャンクの軸芯に対し径方向
に移動可能に保持されかつ調節することができ、異なっ
た径の加工を必要とする複数の加工部分を1個の複合ツ
ールで加工することができる。さらに本発明の複合ツー
ルは第1切刃を有するシャンクと工具の第2切刃を保持
するブラケットとが同軸的に配設されることによりコン
パクトであり取扱い簡便で安価な実用上優れた作用効果
を奏する。
【0006】
【実施例】以下、本発明における複合ツールの代表的一
実施例を図に基づき説明する。本実施例の複合ツールは
図1ないし図6に示すように、各種工作機械のうちボー
ル盤におけるドリルに適用したもので、シャンク1とブ
ラケット8と工具17と調節部材45とから成る。該シ
ャンク1は、図2、図4に示すようにボール盤に取り付
けられワークWに所定の穴あけ加工を行う直径16mm
の円柱状のドリルからなる。該シャンク1の先端には、
図1ないし図3に示すように、超硬合金から成り第1切
刃である所定の先端角の二つの切刃2が対角線上に相対
向して設けられている。このシャンク1は二つの切刃2
と逃げ面3の間でかつ軸方向に沿う長さ68mmの切り
くずを排出する溝4を有する。前記シャンク1の他端に
は、ボール盤の駆動主軸に対して設けられたホルダー本
体のテ−パ状の受口(共に図示せず)に一体的に嵌着す
るタング付テ−パシャンク5を有する。前記切刃2とテ
−パシャンク5との間にはそれぞれ首部6を介して軸方
向長さ30mmで所定ピッチのオネジ7が刻設されてい
る。
【0007】ブラケット8は直径45mm、軸方向長さ
42mmの円筒形状で工具鋼から成る。このブラケット
8は前記シャンク71のオネジ7に同軸的に着脱自在に
螺合されている。すなわち、ブラケット8の軸芯部には
図2、図4、図5に示すように段付穴9が穿設されその
大径部10には内径16mmのメネジ11が刻設され、
前記シャンク71のオネジ7に螺着されている。両者の
螺合度合いによりシャンク1に対しブラケット8は軸方
向に往復動可能に構成されている。該ブラケット8にお
ける段付穴9の小径部12はこれがシャンク1の首部6
に当接することによりストッパーとなり、螺合関係の限
度とし両者一体結合する構成である。
【0008】該ブラケット8の壁部には外周より軸芯に
向かいメネジ11の内腔に貫通して達するネジ孔13が
穿設されている。該ネジ孔13には直径6mmの止めネ
ジ14が螺合されている。該止めネジ14とシャンク1
のオネジ7の間には、鋼合金から成る軟質メタル15が
介接されている。該軟質メタル15はネジ孔13に対す
る止めネジ14の螺合により押圧されオネジ7に当接し
て噛み込まれて変形しシャンク1に対しブラケット8を
軸方向所定の位置に一体固定する構成である。該ブラケ
ット8の外周側には先端部分に第2切刃16をもち少な
くとも該先端部分が該シャンク1の軸芯に対し径方向に
移動可能に工具であるバイト17が保持されている。す
なわち、ブラケット8の外周側には図4、図5に示すよ
うに軸方向に沿って凹溝18が配設されている。この凹
溝18には断面矩形状で長手方向長さ80mmの側面及
び端面切削用のバイト17の一端19を突設して嵌合さ
れている。該ブラケット8の外周側壁部には外周より径
方向と平行関係で前記凹溝18内に貫通して達しかつブ
ラケット8の軸方向に沿い所定間隔の二つのネジ孔21
がそれぞれ穿設されている。各ネジ孔21には直径2m
mで長さ5mmの締付けボルト22がそれぞれ螺合され
該締付けボルト22の先端がバイト17の端面に当接し
てバイト17をブラケット8に対し固着可能に構成され
ている。
【0009】該二つのネジ孔21の中間にはブラケット
8の相対向する外周側壁部より凹溝18を貫通するピン
孔23が穿設されている。該ピン孔23には直径3mm
のストレートピン24がバイト17の嵌合孔25を貫通
して嵌着されている。バイト17はその長手方向をスト
レートピン24を支点として前記シャンク1の軸芯に対
し径方向内外方に±5mmを移動可能に保持されてい
る。該バイト17の一端にはブラケット8の軸芯に向か
ってネジ孔26が穿設されている。このネジ孔26には
図4に示すようにストッパー用ボルト27が螺合され該
ストッパー用ボルト27の先端を凹溝18の底面に当接
して成る。該ストッパー用ボルト27はネジ孔26に対
する螺合度を調節することにより凹溝18への当接関係
を可変としバイト17におけるシャンク71の軸芯に対
する径方向内外方への移動距離を微動調節可能に構成さ
れている。バイト17の長手方向ほぼ中央にはブラケッ
ト8の軸芯に向かってネジ孔28が穿設されている。こ
のネジ孔28には図4、図5に示すようにバネ力調節ボ
ルト29が圧縮コイルスプリング30を介して螺合され
ている。該コイルスプリング30の先端は凹溝18の底
面に当接してバイト17をシャンク1の軸芯に対して径
方向外方へ常時押圧し保持する構成である。前記バイト
17の先端部分31には、第2切刃としての超硬合金か
ら成りバイト17の長手方向とほぼ平行に配設した切刃
16を有するチップ20が取り付けボルト32により一
体的に固着されている。
【0010】前記凹溝18とは軸対称位置におけるブラ
ケット8の外周側には軸方向に沿う別の凹溝23が配設
されている。当該凹溝23内には、断面矩形状で長手方
向長さ52mmの工具である面取り切削用のバイト34
の一端を収納して嵌合されている。該ブラケット8の外
周側壁部には外周より径方向と平行関係で前記凹溝33
内に貫通して達し、かつブラケット8の軸方向に沿って
ほぼ等間隔に三つのネジ孔35が穿設されている。各ネ
ジ孔35には直径2mmで長さ5mmの締め付けボルト
36がそれぞれ螺合されている。該締め付けボルト36
の先端にはバイト34の端面に当接してバイト36をブ
ラケット8に対し一体固着可能に構成されている。該バ
イト34の先端部分37には超硬合金から成り該バイト
34の長手方向に対し鋭角に配設した切刃38を有する
チップ39が取り付けボルト40により一体的に固着さ
れている。
【0011】またブラケット8の頂部外周壁面には全周
を10°単位で36分割した角度目盛41が表示されて
いる。該ブラケット8の軸方向ほぼ中間部分には軸回り
鋼にローレット加工により把持部42が刻設されてい
る。前記シャンク71のオネジ7には図2、図6に入射
同軸的に載頭円錐形状で直径50mm、軸方向長さ12
mmの工具鋼からなる調節部材45が着脱自在に螺合さ
れている。すなわち、調節部材45の軸芯部にはネジ穴
46が穿設されその内腔には内径16mmのメネジ47
が刻設され前記シャンク71のオネジに螺着されてい
る。両者の螺合度合によりシャンク71に対し調節部材
45は軸方向に往復動可能に構成されている。調節部材
45の円板部48壁部には外周より軸芯に向かいネジ穴
46に貫通して達するネジ孔49が穿設されている。該
ネジ孔49には直径5mmの止めネジ50が螺合されて
いる。該止めネジ50とシャンク71のオネジ7の間に
は、銅合金からなる軟質メタル51が介接されている。
該軟質メタル51はネジ孔49に対する止めネジ50の
螺合により押圧されオネジ7に当接して噛み込まれて変
形しシャンク71に対し調節部材45を軸方向所定の位
置に一体固定する構成である。
【0012】また、調節部材45の外周壁部には軸方向
に沿って切欠いた凹溝52が配設されている。該凹溝5
2の底面には前記ブラケット8に表示した角度目盛41
と対応する基準線53を表示して目盛合せ用のプレ−ト
54が止めネジ55により取り付けられている。該調節
部材45の円板部48には、同軸的でかつ前記ブラケッ
ト8に対向配設される位置にテ−パ角度60°の載頭円
錐形状の調節カム56が突設されている。該調節カム5
6はシャンク1のオネジ7に螺合してブラケット8に対
向配置されることにより該調節カム56のテ−パ面に対
し該ブラケット8の端面より突設するバイト17の一端
19を当接可能に構成されている。すなわち、シャンク
1のオネジ7に共に螺合されている調節部材45とブラ
ケット8とは、互いに接近する方向へ螺合関係を調整し
て移行する。これにより調整カム56のテ−パ面の角度
は当該テ−パ面がきつくなりバイト17の一端19に当
接して押圧する。このため、当該バイト17はストレー
トピン24を支点としかつコイルスプリング30の押圧
力に抗して図4の実線矢印Aに示すようにシャンク1の
軸芯に対し径方向内方へ変位するように構成されてい
る。前記調節部材45とブラケット8との最接近位置で
調整カム56のテ−パ面の角度が最もきつくなり該バイ
ト17が径方向最も内方に変位するのである。前述と逆
に前記調節部材45とブラケット8とは互いを離脱する
方向へ螺合関係を調整して移行する。これにより調整カ
ム56のテ−パ面の角度はゆるくなりバイト17の一端
19に当接するが当該バイト17がストレートピン24
を支点としてコイルスプリング30の押圧力により図4
の破線Bにて示すようにシャンク1の軸芯に対し径方向
外方へ変位するように構成されている。前記調節部材4
5とブラケット8との最終的な接触位置で調整カム56
のテ−パ面の角度が最もゆるくなり該バイト17が径方
向最外方に変位するのである。前記バイト17はストレ
ートピン24を支点としてシャンク1の軸芯に対する径
方向外方に亘る変位置が±5m/mである。また、前記
調整カム56のテ−パ面とバイト17の一端19との軸
方向に亘る当接変位量は約10m/mである。なお、前
記調節部材45の外周壁面には軸回り全周に亘りローレ
ット加工により把持部57が刻設されている。
【0013】上記構成からなる本実施例の複合ツール
は、タング付テ−パシャンク5をボール盤の駆動主軸に
設けられたホルダー本体のテ−パ状受口に一体的に嵌着
しボール盤加工を行う。すなわち、前記駆動主軸により
該複合ツールTは回転駆動され図4に示すように加工テ
ーブル20上に設置された複数の加工対象に加工を施す
ワークWに対しシャンク1の先端の二つの切刃2により
所定の口径で深さの穴Pを穿設する。また、複合ツール
Tはブラケット8に取り付けた側面及び端面切削用のバ
イト17が前記シャンク1の切刃2と共に回転駆動され
ることによりワークWの側端面Sを所定寸法に加工す
る。さらに、複合ツールTはブラケット8に取り付けた
面取り切削用のバイト34が前記シャンク1の切刃2お
よびバイト17と共に回転駆動されることによりワーク
Wの側端面Sの面取りFを行うことができる。このよう
に、本実施例の複合ツールTはワークWにおける複数の
加工対象に対しほぼ同時に各種組み合せ加工を施すこと
ができ、一連の加工時間の短縮を図ることができる。
【0014】また、本実施例の複合ツールTは、前記ワ
ークWの側端面Sの寸法をさらに所望する小径に加工す
るには、シャンク1のオネジ7に共に螺合されている調
節部材45とブラケット8とを互いに接近する方向へ螺
合関係を角度目盛41と基準線53を用いて調整して移
行する。これによって調整カム56のテ−パ面の角度が
きつくなり当該テ−パ面がバイト17の一端19に当接
して押圧する。このため、当該バイト17はストレート
ピン24を支点とし、かつコイルスプリング30の押圧
力に抗して図4実線矢印Aにて示すようにシャンク1の
軸芯に対し径方向内方へ所定量変位される。かかる状態
に位置決めしたバイト17はこれによりワークWの側端
面Sを加工することにより所望する小径寸法の形状が得
られる。
【0015】また、本実施例の複合ツールTは、ワーク
Wの側端面Sの寸法を大径に加工するには、前記調節部
材45とブラケット8とを互いに離脱する方向へ螺合関
係を角度目盛41と基準線53を用いて調整して移行す
る。これによって、調整カム56のテ−パ面の角度がゆ
るくなり、当該テ−パ面がバイト17の一端19に当接
するが当該バイト17がストレートピン24を支点とし
てコイルスプリング30の押圧力により図4破線矢印B
にて示すように、シャンク1の軸芯に対し径方向外方へ
所定量変位される。かかる状態に位置決めしたバイト1
7はこれによりワークWの側端面Sを加工することによ
り所望する大径寸法の形状が得られる。このように、本
実施例の複合ツールTはワークWにおける側端面Sの径
方向各種寸法の要望に対応してバイト17を適材適所に
設置することができ所望する口径を精度良く的確に加工
でき多種少量生産に最適といった実用効果を奏する。
【0016】本実施例の複合ツールTはシャンク1のオ
ネジ7に対しブラケット8と調節部材45とは共に軟質
メタル15、51を介して位置決め固定される。このた
め、当該軟質メタル15、51の前記オネジ7への噛み
込み変形によって前記ワークWに対する複数の加工対象
への加工時に複雑な切削抵抗による振動が作用してもゆ
るみを阻止するといった実用上優れた作用効果を奏す
る。
【0017】また、本実施例の複合ツールTはバイト1
7がブラケット8に対しストレートピン24を支点とし
両端にストッパー用ボルト27とコイルスプリング30
を介接するバネ力調整ボルト29が配備される。このた
め、前記調整カム56のテ−パ面とバイト17の一端1
9との当接関係を前記振動が作用しても適正に確保する
と共にバイト17の径方向内外方の微動調整に十分に追
従することができる作用効果を奏する。
【0018】さらに、本実施例の複合ツールTは、バイ
ト17、34をシャンク1の軸方向往復動可能に構成し
各種加工条件に対応してドリル長さを可変として加工可
能としたことにより、従来のように常時ドリル長さを可
変として加工可能としたことにより、従来のように常時
ドリル長さ一定の荷重集中タイプに比して荷重の分散化
が図れ耐久性向上を図ることができる。
【0019】ところで、本実施例における複合ツールT
は、シャンクの適用が前記ボール盤におけるドリルに限
らず、この他、フライス盤におけるエンドミルやミーリ
ングにおけるリーマ等の各種工作機械における切削工具
に適用実施し得るもので前述とほぼ同様の作用効果を奏
する。また、上記実施例ではシャンクと切刃とは工具鋼
により一体的に形成されたものであるがこれに限らず、
この他シャンクや工具ホルダに対し切刃をチャックやテ
−パ状受口等を介して着脱自在に取り付けた別体のもの
に、またテ−パシャンクの他、ストレートシャンクにも
適用実施することができる。
【0020】さらに、上記実施例における各バイト1
7、34はこれの先端部分に装着したチップ20、39
がたとえ磨耗や損傷したとしても極めて簡便に取り替え
ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示す組み付け斜視図
【図2】本発明の一実施例を示す展開斜視図
【図3】図2中IIIーIII線に沿う一実施例におけ
るシャンクの切刃を示す平面図
【図4】本発明の一実施例を示す縦断面図
【図5】図4中VーV線に沿う一実施例におけるブラケ
ットを示す横断面図
【図6】図4中VIーVI線に沿う一実施例における調
節部材を示す横断面図
【符号の説明】
T…複合ツール、1…シャンク、2…第1切刃、7…オ
ネジ、8…ブラケット、9…段付穴、11…メネジ、1
3、21、28…ネジ孔、14…止めネジ、15、51
…軟質メタル、17、34…バイト、16…第2切刃、
24…ストレートピン、30…コイルスプリング、45
…調節部材、48…円板部、56…調整カム

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】先端に第1切刃をもつシャンクと、 該シャンクに同軸的に固定されたブラケットと、 先端部分に第2切刃をもち少なくとも該先端部分が該シ
    ャンクの軸芯に対して径方向に移動可能に該ブラケット
    に保持される工具と、 該工具の先端部分を該シャンクの軸芯に対して径方向に
    調節する調節部材とを具備する複合ツール。
JP21403492A 1992-08-11 1992-08-11 複合ツール Pending JPH0655320A (ja)

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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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