JPH0655296A - 空き缶圧縮機 - Google Patents

空き缶圧縮機

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JPH0655296A
JPH0655296A JP23287392A JP23287392A JPH0655296A JP H0655296 A JPH0655296 A JP H0655296A JP 23287392 A JP23287392 A JP 23287392A JP 23287392 A JP23287392 A JP 23287392A JP H0655296 A JPH0655296 A JP H0655296A
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JP
Japan
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pressing plate
driving mechanism
drive mechanism
empty
pivot
Prior art date
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Pending
Application number
JP23287392A
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English (en)
Inventor
Masahiko Nakazawa
正彦 中澤
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Publication of JPH0655296A publication Critical patent/JPH0655296A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【構成】押圧板2を揺動駆動する駆動機構を、押圧板2
の下部に一体的に連設され、かつ枢着部3を挟んで略水
平方向に延びる駆動機構支持体7により支持するととも
に、前記駆動機構の出力軸12に取着された回転アーム
13の端部を連結ロッド14を介して箱体1側に固着さ
れた固定枢着部15に連結したことを特徴とする。 【効果】押圧板の駆動機構を略水平に延びた前記駆動機
構支持体7により支持したので、押圧板の圧縮行程時に
は、前記枢着部3を支点として、駆動機構等の重力に基
づく回転モーメントが付加されるため、その分駆動機構
自体の出力は小さくて済む。したがって、駆動機構の小
形化を図ることができる。しかも、押圧板の復帰行程時
における駆動機構の余力を利用するので、作動サイクル
全体としての負荷の平均化が図れる。太陽電池を電源と
して利用する場合に有効である。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、空き缶を圧縮処理する
空き缶圧縮機に関し、特にその押圧板の駆動の仕方に関
するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の空き缶圧縮機において
は、揺動駆動される押圧板と受圧板との間で空き缶を圧
縮処理するタイプのものが広く知られている(実開平3
−31095号公報、実開平3−111495号公
報)。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、この種
の従来の空き缶圧縮機における押圧板の駆動機構は、単
に箱体側に固定されているだけで、その駆動機構の設置
の仕方に関して、空き缶の圧縮作業における負荷の規則
的変動、すなわち圧縮負荷は圧縮行程時のみにかかり、
復帰行程時にはかからないという負荷条件に適合させる
特段の工夫はなされていなかった。本発明は、このよう
な事情に鑑みてなされたもので、前記駆動機構を前述の
負荷条件に適合するように設置することにより、駆動機
構に要求される出力容量を低減し得る空き缶圧縮機を提
供することを目的とするものである。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明は、前記課題を解
決するため、下部に配設された枢着部を中心に揺動駆動
される押圧板と、該押圧板に対向して配設された受圧板
との間で空き缶を圧縮する空き缶圧縮機において、前記
押圧板を揺動駆動する駆動機構を、前記押圧板の下部に
一体的に連設され、かつ前記枢着部を挟んで略水平方向
に延びる駆動機構支持体により支持するとともに、前記
駆動機構側の出力軸に取着された回転アームの端部を連
結ロッドを介して箱体側に固着された固定枢着部に連結
したことを特徴とする。前記駆動機構のエネルギ源の具
体例として太陽電池と蓄電池とを組合せた電源回路を用
いる。
【0005】
【作用】以上のように、本発明においては、押圧板の下
部に枢着部を挟んで略水平方向に延びる駆動機構支持体
を連設し、この支持体によって押圧板の駆動機構を支持
したので、押圧板の圧縮行程時には、前記枢着部を支点
として、駆動機構等の重力に基づく回転モーメントが付
加されるため、その分駆動機構自体の出力は小さくて済
む。なお、押圧板の復帰行程時に必要な作用力はもとも
と小さいので、前記駆動機構等の重力分を持ち上げるに
充分な出力さえあれば足りる。
【0006】
【実施例】以下、図面を用いて本発明の実施例に関して
説明する。図1は本発明の作動原理を説明するための要
部概略図である。図中、1は本空き缶圧縮機の外壁を形
成する箱体で、点検等のメンテナンス作業の便のため、
各部が分解可能に組み立てられている。2は押圧板で、
枢着部3を介して、下部を箱体1に対して回動自在に支
持されている。この押圧板2は、後述の駆動機構により
前記枢着部3を中心にして揺動し、該押圧板2に対向し
て箱体1側に固着された受圧板4との間で、投入口5か
ら投入される空き缶を圧縮処理する。こうして圧縮処理
された空き缶は、押圧板2と受圧板4との間隙の下方に
位置する図示しない分別機構を介してスチール缶とアル
ミニウム缶とに分離されて処理缶収容部内へ落下され
る。なお、本実施例においては、前記押圧板2の途中に
段差部6が形成され、この段差部6の上下において2段
の圧縮処理が行われるように構成されている。
【0007】次に、本発明の特徴である押圧板2の駆動
機構に関して説明する。図中、7は押圧板2の下部に枢
着部3を挟んで略水平方向に連設された駆動機構支持体
である。この駆動機構支持体7の上面には減速機8、下
面には電動モータ9が固定され、これらによって本実施
例における駆動機構が構成されている。10は電動モー
タ9の出力軸で、伝動用の摩擦ベルト11を介して前記
減速機8に連結されている。12はこの減速機8の出力
軸で、該出力軸12には回転アーム13が固着されてお
り、連結ロッド14を介して箱体1側に固着された固定
枢着部15に連結されている。
【0008】しかして、電源が入れられると、電動モー
タ9が回転を開始し、摩擦ベルト11を介して減速機8
が回転する。減速機8においては、内部のギヤ手段等に
より回転速度を所定の速度に減速して出力軸12から出
力する。これにより回転アーム13が回転するので、連
結ロッド14は固定枢着部15を中心に揺動し、これに
伴って駆動機構支持体7も枢着部3を中心に揺動する。
この場合、駆動機構支持体7が上方に揺動する場合、す
なわち前記押圧板2の復帰行程時においては、電動モー
タ9には、主として、重量の主要素である減速機8と電
動モータ9の重力分が作用することになる。他方、駆動
機構支持体7が下方に揺動する場合、すなわち前記押圧
板2の圧縮行程時においては、前記減速機8と電動モー
タ9の重力分は逆に駆動機構支持体7の下方への揺動を
付勢する側に作用するため、駆動機構支持体7には、減
速機8を介して連結ロッド14に作用する電動モータ9
の駆動力に基づく反力に加えて、前記減速機8と電動モ
ータ9の重力分が作用することになる。したがって、こ
の押圧板2の圧縮行程時においては、前記電動モータ9
には、一方で空き缶を圧縮処理するための負荷がかかる
と同時に、他方で減速機8とモータ9の重力により助勢
されるので、その分、電動モータ9にかかる負荷を軽減
できる。この場合、減速機8と電動モータ9の重量及び
それらの設置部位と枢着部3との長さを調整して、駆動
機構支持体7に作用する枢着部3まわりの回転モーメン
トを空き缶の圧縮処理に必要な回転モーメントに調整す
れば、圧縮行程時の電動モータ9に作用する負荷を有効
かつ大幅に低減できる。なお、この調整においては、別
途、おもりを利用して調整したり、適宜の部位に押圧板
2を圧縮行程側に付勢するスプリングを配設してその弾
性力を利用して調整したりし得ることはいうまでもな
い。
【0009】以上のように、本発明においては、空き缶
圧縮時に駆動機構に作用する負荷を大幅に低減できるの
で、駆動機構の小形化が図れ、その消費電力を低減でき
るため、太陽電池と蓄電池との組合せからなる電源回路
を用いた空き缶圧縮機を提供する場合に極めて有効であ
る。なお、本発明は、大容量、小容量の区別なく採用で
き、また空き缶の投入の態様等に限定されることなく、
各種のタイプの空き缶圧縮機に適用し得ることはいうま
でもない。
【0010】
【発明の効果】本発明は、以上の構成に基づいて次の効
果を得ることができる。 (1)押圧板の圧縮行程時に駆動機構に作用する負荷を
大幅に低減できる。したがって、駆動機構の小形化を図
ることができる。 (2)しかも、その負荷の低減は、押圧板の復帰行程時
における駆動機構の余力を利用して行うため、作動サイ
クル全体としての負荷の変動を低減でき、その平均化を
図ることができる。 (3)消費電力の低減が図れるので、駆動機構用の電源
として太陽電池と蓄電池とを組合せた電源回路を用いる
場合に有効であり、電源設備のない場所への空き缶圧縮
機の設置がし易くなる。 (4)構成が簡素なので、トラブルが少ない。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の一実施例の要部を示した部分概略図
である。
【符号の説明】
1‥‥箱体 2‥‥押圧板 3‥‥枢着部 4‥‥受圧板 5‥‥投入口 6‥‥段差 7‥‥駆動機構支持体 8‥‥減速機 9‥‥電動モータ 10‥‥出力軸 11‥‥摩擦ベルト 12‥‥出力軸 13‥‥回転アーム 14‥‥連結ロッド 15‥‥固定枢着部

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 下部に配設された枢着部を中心に揺動駆
    動される押圧板と、該押圧板に対向して配設された受圧
    板との間で空き缶を圧縮する空き缶圧縮機において、前
    記押圧板を揺動駆動する駆動機構を、前記押圧板の下部
    に一体的に連設され、かつ前記枢着部を挟んで略水平方
    向に延びる駆動機構支持体により支持するとともに、前
    記駆動機構側の出力軸に取着された回転アームの端部を
    連結ロッドを介して箱体側に固着された固定枢着部に連
    結したことを特徴とする空き缶圧縮機。
  2. 【請求項2】 前記駆動機構の電源として太陽電池と蓄
    電池とを組合わせた電源回路を用いた請求項1記載の空
    き缶圧縮機。
JP23287392A 1992-08-08 1992-08-08 空き缶圧縮機 Pending JPH0655296A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP23287392A JPH0655296A (ja) 1992-08-08 1992-08-08 空き缶圧縮機

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP23287392A JPH0655296A (ja) 1992-08-08 1992-08-08 空き缶圧縮機

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH0655296A true JPH0655296A (ja) 1994-03-01

Family

ID=16946172

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP23287392A Pending JPH0655296A (ja) 1992-08-08 1992-08-08 空き缶圧縮機

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JP (1) JPH0655296A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5784078A (en) * 1995-06-21 1998-07-21 Fuji Xerox Co., Ltd. Recorder and print control method using various print patterns to print prescribed areas by a plurality of scans

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5784078A (en) * 1995-06-21 1998-07-21 Fuji Xerox Co., Ltd. Recorder and print control method using various print patterns to print prescribed areas by a plurality of scans

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