JPH0655180B2 - 保温式炊飯器 - Google Patents

保温式炊飯器

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JPH0655180B2
JPH0655180B2 JP60026683A JP2668385A JPH0655180B2 JP H0655180 B2 JPH0655180 B2 JP H0655180B2 JP 60026683 A JP60026683 A JP 60026683A JP 2668385 A JP2668385 A JP 2668385A JP H0655180 B2 JPH0655180 B2 JP H0655180B2
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JP
Japan
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rice cooker
energization control
output
timer
temperature sensor
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JP60026683A
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JPS61185223A (ja
Inventor
利明 鈴木
Original Assignee
株式会社日立ホームテック
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Publication date
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Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は保温機能を有する保温式炊飯器に関するもので
ある。
(従来の技術) 従来の保温式炊飯器は第1の例として,第4図及び第5
図に示す如く,本体胴部と蓋体内部に各々保温ヒーター
303,313及び101,111を設け,蓋体の保温ヒーター10
1,111には炊飯,保温切換リレー13によって連続通電
し,胴部の保温ヒーター303,313はあらかじめ設定され
た温度で動作するサーマルリードスイッチ14及び保温リ
レー12によってON-OFF制御しながら通電し,釜内部の米
飯の温度を一定に保とうとするものが多く見られる。
又,第2の従来例として第6図に示す如く,蓋体及び胴
部各々に炊飯,保温切換リレー13を介して連続通電され
る保温ヒーター15,16と,サーマルリードスイッチ14に
よってON-OFF制御される保温ヒーター121,323を設けた
ものもある。
(発明が解決しようとする問題点) 前記第1の従来例ではサーマルリードスイッチ14及び保
温リレー12の動作温度以上では保温ヒーター303,313に
まったく通電されず,釜内部の米飯温度変化に対するサ
ーマルリードスイッチ14,保温リレー12の追従性の問題
から釜内部の温度が一定に保てず,ある温度幅を持って
しまう欠点があり,保温による米飯の黄変等,風味を損
なう原因となる。又,第2の従来例では炊飯,保温切換
リレー13を介して常時通電される保温ヒーター15,16を
有するため,前記欠点は改善されるが,第1の従来例の
倍の保温ヒーターを必要とし,コストアップとなるた
め,一般消費者に安価に提供出来ない欠点があった。
(問題点を解決するための手段) 本発明は上記の欠点を解消するためになされたものであ
り,蓋体と胴部に夫々保温ヒーターを設けるとともに胴
部の温度を検知する温度センサーを設け,前記保温ヒー
ターへの通電を制御する通電制御素子を蓋体と胴部個々
もしくは両者共通に設けるとともに判断手段とタイマー
手段と通電制御素子作動用の通電制御手段を設けたマイ
クロコンピューターを設け,温度センサーの検知結果に
より判断手段の出力とタイマー手段の出力によって通電
制御手段を介して通電制御素子を制御するようにし保温
温度差を少なくし,保温ヒーターの数も多く必要としな
い保温式炊飯器を提供するにある。
(作用) このようにすることによって判断手段の出力が予め設定
した温度以下では通電制御手段を介した通電制御素子に
より蓋体,胴部両方の保温ヒーターへ通電され,判断手
段の出力が予め設定した温度以上ではタイマー手段の出
力によって一定のON-OFFサイクルで通電制御手段を介し
て通電制御素子が作動し,蓋体,胴部両方の保温ヒータ
ーが各別個のON-OFFサイクルもしくは同時に通電制御さ
れる。
(実施例) 以下,本発明の一実施例を図面に従って説明する。
第1図は本発明による保温式炊飯器の断面図で,第2図
及び第3図は同じく保温ヒーターへの通電制御に係わる
回路図である。
図において,1は蓋ヒーターよりなる保温ヒーター,2
は蓋体,3は胴ヒーターよりなる保温ヒーター,4は温
度センサー,5は本体,6は胴部,7は制御基板,8は
マイクロコンピューターである。保温ヒーター1は蓋体
2内部に取付られ,保温ヒーター3及び温度センサー4
は本体5の胴部6に取付られている。温度センサー4は
サーマルリードスイッチ等の一点温度検知型もしくはサ
ーミスタ等の多点温度検知型のセンサーで,いずれの場
合も保温温度(約70℃)を動作温度として,出力が変化
するように構成されている。又,本体5内部には制御基
板7が取付られており,制御基板7には温度センサー4
の出力が上記動作温度より上か,下か判断する判断手段
81とその判断結果によって保温ヒーター1,3への通電
を通電制御素子11及び12を介して通電させる基となる通
電制御手段83と,計時動作をするタイマー手段82を有し
ている。これらの手段81,82,83は夫々マイクロコンピ
ューター8に設けられるとともに判断手段81には温度セ
ンサー4の出力が入力される構成を有している。
次に本発明の動作について述べる。
使用者の操作により炊飯が行われ,炊飯が終了すると自
動的に保温状態に切換る。炊飯直後においては本体5内
部の米飯は温度センサー4の動作温度より高温であるた
め,温度センサー4の出力は制御基板7内のマイクロコ
ンピューター8の判断手段81により高温と判断される。
この結果タイマー手段82が動作し,あらかじめ設定した
タイマー手段82のカウント値により,通電制御手段81を
介して通電制御素子11,12を作動させ,保温ヒーター
1,3に夫々一定時間通電し,一定時間通電を休止する
ON-OFFサイクルを繰り返す。このON-OFFサイクルの切換
時間を十分短くとることによって保温ヒーター1,3の
発熱量を下げる効果が得られる。すなわち,例として交
流100Vの商用電源17で20Wの保温ヒーター3に10秒通
電し,10秒休止のON-OFFサイクルで通電すると,10Wの
保温ヒーターに連続通電した場合と同様になる。
以上のようにON-OFFサイクルを繰り返し,本体5内部の
米飯温度が温度センサー4の動作温度より下がると温度
センサー4の出力が反転し,判断手段81で低温と判断
し,タイマー手段82は停止し,通電制御手段83を介して
通電制御素子11,12を作動させ保温ヒーター1,3に連
続通電する。これにより,発熱量はON-OFFサイクル時よ
り増加して米飯温度が上昇し,再び温度センサー4の動
作温度以上になると再度上記の如きON-OFFサイクルによ
る通電を繰り返す。
(発明の効果) 以上の如く本発明では保温ヒーターへの通電をON-OFFサ
イクルと連続通電の2つのパターンを温度センサーの出
力によって切換え繰り返しながら行うので,前記第1の
従来例のように連続通電と完全に断電する2つのパター
ンによって制御するものに比べて保温温度の差(ディフ
ァレンシャル)を少なくすることが出来,又,第2の従
来例のように連続通電専用の低発熱量の保温ヒーター
と,断続通電専用の高発熱量の保温ヒーターの両方を必
要とせず,高発熱量の保温ヒーターのみで同様の効果が
得られるためコストダウンが出来,一般消費者に安価で
高性能の保温式炊飯器を提供出来るものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例による保温式炊飯器の断面
図,第2図及び第3図は同じくトライアック及びリレー
で保温ヒーターに通電制御を行う場合の回路図,第4図
及び第5図は第1の従来例を示す保温式炊飯器のサーマ
ルリードスイッチ及び温度センサーを用いて保温ヒータ
ーに通電制御を行う場合の回路図,第6図は第2の従来
例による回路図である。 1,3…保温ヒーター,4…温度センサー,5…本体,
8…マイクロコンピューター,81…判断手段,82…タイ
マー手段,83…通電制御手段,11,12…通電制御素子。

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】上部が開口している有底筒状の本体に炊飯
    ヒーターと保温ヒーターを設け、かつ、本体に着脱自在
    に収納した内釜と、本体上部開口とを覆い内部に保温ヒ
    ーターを設けた蓋体を有する保温式炊飯器において、本
    体(5)内部に温度センサー(4)を設け、この温度センサー
    (4)の出力があらかじめ設定した温度の上か下かを判断
    する判断手段(81)と、この判断手段(81)の判断結果によ
    って計時動作を開始及び停止するとともに計時結果を有
    効及び無効と判断するタイマー手段(82)と、前記判断手
    段(81)及びタイマー手段(82)の出力によって動作する保
    温ヒーター(1)、(3)への通電制御手段(83)を有する構成
    となし、更に炊飯が終了し保温状態に切換った後、判断
    手段(81)の出力があらかじめ設定した温度以下の時タイ
    マー手段(82)を停止もしくはタイマー出力を無効と判断
    して通電制御手段(83)により作動する通電制御素子(11)
    又は(12)を介して保温ヒーター(1)、(3)へ通電するとと
    もに、前記判断手段(81)の出力があらかじめ設定した温
    度以上の時タイマー手段(82)を開始もしくはタイマー出
    力を有効と判断して通電制御素子(11)又は(12)を介して
    保温ヒーター(1)、(3)へ通電、断電するON−OFFパ
    ターンを繰り返す構成を有することを特徴とする保温式
    炊飯器。
  2. 【請求項2】前記判断手段(81)、タイマー手段(82)、及
    び通電制御手段(83)をマイクロコンピューター(8)内に
    設け、温度センサー(4)及び通電制御素子(11)、(12)を
    マイクロコンピューター(8)に接続した第一項の保温式
    炊飯器。
  3. 【請求項3】前記温度センサー(4)はサーミスタ等の多
    点温度検知素子もしくはサーマルリードスイッチ等の一
    点温度検知素子によって構成したことを特徴とする第一
    項の保温式炊飯器。
  4. 【請求項4】前記通電制御素子(11)、(12)はリレー等機
    械的接点を用いるもの、あるいはトライアック等の半導
    体式無接点の電力制御素子により構成したことを特徴と
    する第一項の保温式炊飯器。
JP60026683A 1985-02-14 1985-02-14 保温式炊飯器 Expired - Lifetime JPH0655180B2 (ja)

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JP60026683A JPH0655180B2 (ja) 1985-02-14 1985-02-14 保温式炊飯器

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JPS61185223A JPS61185223A (ja) 1986-08-18
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH03212225A (ja) * 1990-01-18 1991-09-17 Matsushita Electric Ind Co Ltd 電気炊飯器
JPH0813289B2 (ja) * 1990-01-18 1996-02-14 松下電器産業株式会社 電気炊飯器
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JPS5889219A (ja) * 1981-11-24 1983-05-27 タイガー魔法瓶株式会社 炊飯器
JPS5940817A (ja) * 1982-09-01 1984-03-06 松下電器産業株式会社 ジヤ−炊飯器
JPS6012329U (ja) * 1983-07-05 1985-01-28 株式会社日立ホームテック 電気炊飯器

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