JPH0654989A - 洗濯機 - Google Patents

洗濯機

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Publication number
JPH0654989A
JPH0654989A JP4214059A JP21405992A JPH0654989A JP H0654989 A JPH0654989 A JP H0654989A JP 4214059 A JP4214059 A JP 4214059A JP 21405992 A JP21405992 A JP 21405992A JP H0654989 A JPH0654989 A JP H0654989A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
washing
pulsator
motor
primary
drive shaft
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP4214059A
Other languages
English (en)
Inventor
Katsumi Shigaki
勝実 志垣
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sharp Corp
Original Assignee
Sharp Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by Sharp Corp filed Critical Sharp Corp
Priority to JP4214059A priority Critical patent/JPH0654989A/ja
Publication of JPH0654989A publication Critical patent/JPH0654989A/ja
Pending legal-status Critical Current

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  • Main Body Construction Of Washing Machines And Laundry Dryers (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 駆動機構を簡略化する。 【構成】 洗濯兼脱水槽42の駆動軸44に、一次パル
セータ45と二次パルセータ46とを回転自在に対向配
置する。二次パルセータ46を回転駆動してその撹拌水
流により一次パルセータ45を回転させる洗いモータ4
9を配する。駆動軸44を回転駆動して洗濯兼脱水槽4
2を回転させる脱水モータ50を配する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、全自動洗濯機における
洗い,すすぎ時および脱水時の駆動機構に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の全自動洗濯機では、一つのモータ
の駆動力により、洗い工程時にパルセータを回転させ、
脱水工程時に洗濯兼脱水槽を回転させている。
【0003】図2に示すように、洗い工程時において
は、水槽1の下部に配された洗濯兼脱水モータ2の駆動
力がプーリ3、Vベルト4、プーリ5、ギアシャフト
6、減速ギア7、パルセータシャフト8、パルセータ9
の順に伝達され、パルセータ9の回転により、洗濯物を
洗濯水と共に撹拌して洗浄する。
【0004】脱水工程時においては、洗い脱水切替クラ
ッチ10によってギアシャフト6とクラッチシャフト1
0aとが係合され、洗濯兼脱水モータ2から駆動力がプ
ーリ3、Vベルト4、プーリ5、クラッチシャフト10
a、ブレーキホイル11、ホイル蓋12、脱水シャフト
13、脱水フランジ14、洗濯兼脱水槽15の順に伝達
され、洗濯兼脱水槽15の回転により生じる遠心力によ
り脱水を行う。
【0005】なお、洗い工程時には、洗濯兼脱水槽15
の駆動系のうちのブレーキホイル11がブレーキバンド
16により制動固定され、洗濯兼脱水槽15が洗濯物に
連動して動き出すことを防止している。また、脱水工程
時には、ブレーキバンド16が解除されている。
【0006】そして、すすぎ工程時においては、パルセ
ータ9の駆動方法は洗い工程時と同様であるが、これに
給水動作が加わる。この給水動作は、外部からの水が給
水弁17、給水ホース18から洗濯兼脱水槽15内へ給
水され、オーバーフロー口19、すすぎホース20、排
水ホース21を経て外部へ排出されて、すすぎ機能を果
たす。
【0007】また、洗い,すすぎ工程においては、減速
ギア7によりパルセータ5がゆっくり回転し、脱水工程
においては、パルセータ5が速く回転する。
【0008】なお、図2中、22は洗濯機本体の四隅に
配された防振機構であり、支持スプリング23、スプリ
ング受け24、スライダー25、支持ロッド26、支持
ロッド受け27とで構成され、洗濯兼脱水槽15をはじ
めとする内部部品を搭載した水槽組品を洗濯機本体28
内に吊り下げている。また、29はポンプ、30はホー
ス、31は気泡を噴き出すノズル、32は上蓋である。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】従来の全自動洗濯機の
洗い,すすぎ工程時におけるパルセータ9および脱水工
程時における洗濯兼脱水槽15の駆動源が一個のモータ
2であるため、中央のシャフトが二重構造となり、洗
い,すすぎ工程時の駆動伝達系と脱水工程時の駆動伝達
系とを切り替える切替クラッチ等を必要とする。
【0010】このため、これら駆動機構は、複雑で部品
点数も多くなり、高価であった。しかも、寸法精度が要
求されるため、部品の信頼性に乏しかった。
【0011】本発明は、上記に鑑み、駆動機構を簡略化
して部品点数を減らすことができる洗濯機の提供を目的
とする。
【0012】
【課題を解決するための手段】本発明による課題解決手
段は、図1の如く、洗濯兼脱水槽42の一次パルセータ
45に対向して二次パルセータ46を設け、二次パルセ
ータ46を回転駆動してその撹拌水流により一次パルセ
ータ45を回転させる洗いモータ49と、駆動軸44を
回転駆動して洗濯兼脱水槽42を回転させる脱水モータ
50とを設けて、駆動を二系統にする。
【0013】
【作用】上記課題解決手段において、洗い,すすぎ工程
時には、洗いモータ49の駆動力により二次パルセータ
46が回転し、このとき生ずる撹拌水流の誘導力により
一次パルセータ45が回転して、洗濯兼脱水槽42内の
洗濯物を洗浄する。
【0014】脱水工程時には、脱水モータ50の駆動力
により駆動軸44および洗濯兼脱水槽42が回転し、こ
のとき生じる遠心力により脱水を行う。
【0015】このように、従来一つのモータを駆動源と
した場合に不可欠であった複雑なクラッチ機構等が不要
となり、駆動機構が簡略化する。
【0016】
【実施例】以下、本発明の一実施例を図面に基づいて説
明する。図1は本発明の一実施例の全自動洗濯機の構成
図である。なお、従来と同様の機能を有する構成部材に
は同一符号を付す。
【0017】本実施例の全自動洗濯機は、図1の如く、
上面が開放された洗濯機本体40内に、水槽41が防振
機構22により支持され、水槽41には、洗濯兼脱水槽
42が回転自在に内装されている。
【0018】前記洗濯兼脱水槽42の底部には、フラン
ジ43が取り付けられ、該フランジ43の中央部に洗濯
兼脱水槽42を回転させるための駆動軸44が上下方向
に貫通して固定されている。
【0019】前記駆動軸44には、フランジ43より上
側に一次パルセータ45が回転自在に支持され、フラン
ジ43より下側に二次パルセータ46が回転自在に支持
されている。
【0020】前記一次パルセータ45の下面および二次
パルセータ46の上面には、フランジ43の開口43a
を挟んで対向配置された撹拌翼47a,47bが取り付
けられている。
【0021】前記水槽41の底部に固設された基盤48
には、二次パルセータ46を回転駆動してその撹拌水流
により一次パルセータ45を回転させる洗いモータ49
と、駆動軸44を回転駆動して洗濯兼脱水槽42を回転
させる脱水モータ50とが取り付けられている。
【0022】前記洗いモータ49の前記基盤48および
水槽41の底部を貫通したモータ軸49aの上部には、
二次パルセータ46の下面に形成されたギア51と噛み
合うギア52が取り付けられ、このギア52とギア51
との減速比は、任意設定が可能とされている。
【0023】前記脱水モータ50のモータ軸50aに
は、モータプーリ53が取り付けられ、このモータプー
リ53は、前記基盤48を貫通した駆動軸44の下端部
に取り付けられた脱水プーリ54とVベルト55を介し
て連結されている。
【0024】前記脱水プーリ54には、ブレーキライニ
ング56が形成され、このブレーキライニング56を押
圧するブレーキシュ57が基盤48に取り付けられてい
る。このブレーキシュ57は、ソレノイド等により上下
動される。なお、その他の構成部材については、従来と
同様であるため説明は省略する。
【0025】上記構成において、洗い工程時には、洗い
モータ49の駆動力がモータ軸49aのギア52より二
次パルセータ46のギア51に歯車伝達され、二次パル
セータ46の撹拌翼47bの回転により撹拌水流が生じ
る。この撹拌水流の誘導力が一次パルセータ45の撹拌
翼47aに伝わり、一次パルセータ45が回転して、洗
濯兼脱水槽42内の洗濯物を洗濯水と共に撹拌して洗浄
する。
【0026】なお、洗い工程時においては、洗濯兼脱水
槽42が撹拌される洗濯物に連動して動き出すことを防
止するため、ブレーキシュ57をブレーキライニング5
6に押圧させて、このときの摩擦力により洗濯兼脱水槽
42を固定している。
【0027】一方、脱水工程時には、脱水モータ50の
駆動力がモータプーリ53、Vベルト55、脱水プーリ
54を介して駆動軸44に伝達される。そして、フラン
ジ43および洗濯兼脱水槽42が回転し、洗濯兼脱水槽
42の回転により生じる遠心力により脱水を行う。この
とき、ブレーキシュ57のブレーキライニング56への
押圧は解除されている。
【0028】また、すすぎ工程時には、一次パルセータ
45の駆動方法は、洗い工程時と同様であり、これに従
来と同様の給水動作が加わる。
【0029】このように、洗いモータ49と脱水モータ
50とを設け、洗い,すすぎ工程および脱水工程の駆動
を二系統に分け、夫々モータを専用化することで、駆動
軸44を一軸構造にすることができる。これにより、従
来不可欠であった洗濯兼脱水槽42の駆動力を断続させ
るための複雑なクラッチ等の部材が不要となる。このた
め、部品の信頼性が向上し、駆動機構の簡略化による部
品点数の削減および低コスト化が可能となる。
【0030】また、二次パルセータ46の撹拌水流によ
り一次パルセータ45を回転させるため、一次パルセー
タ45に洗濯物等による負荷がかかってもモータロック
を起こさず、しかも、洗濯兼脱水槽42内になめらかで
やさしい水流を得ることができ、洗濯物を傷めにくい。
【0031】なお、本発明は、上記実施例に限定される
ものではなく、本発明の範囲内で上記実施例に多くの修
正および変更を加え得ることは勿論である。
【0032】
【発明の効果】本発明によると、洗いモータと脱水モー
タとを設け、洗い,すすぎ工程および脱水工程の駆動を
二系統に分け、夫々モータを専用化することで、駆動軸
を一軸構造にすることができる。したがって、従来不可
欠であった洗濯兼脱水槽の駆動力を断続させるための複
雑なクラッチ等の部材が不要となる。このため、部品の
信頼性が向上し、駆動機構の簡略化による部品点数の削
減および低コスト化が可能となる。
【0033】また、二次パルセータの撹拌水流により一
次パルセータを回転させるため、一次パルセータに洗濯
物等による負荷がかかってもモータロックを起こさず、
しかも、洗濯兼脱水槽内になめらかでやさしい水流を得
ることができ、洗濯物を傷めにくい。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示す全自動洗濯機の構成図
【図2】従来の全自動洗濯機の構成図
【符号の説明】
40 洗濯機本体 41 水槽 42 洗濯兼脱水槽 44 駆動軸 45 一次パルセータ 46 二次パルセータ 49 洗いモータ 50 脱水モータ

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 洗濯機本体に内装された水槽と、該水槽
    に回転自在に内装された洗濯兼脱水槽と、洗濯兼脱水槽
    に取り付けられた駆動軸に回転自在に支持された一次パ
    ルセータと、該一次パルセータと対向して前記駆動軸に
    回転自在に支持された二次パルセータとを備え、二次パ
    ルセータを回転駆動してその撹拌水流により一次パルセ
    ータを回転させる洗いモータと、駆動軸を回転駆動して
    洗濯兼脱水槽を回転させる脱水モータとが設けられたこ
    とを特徴とする洗濯機。
JP4214059A 1992-08-11 1992-08-11 洗濯機 Pending JPH0654989A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4214059A JPH0654989A (ja) 1992-08-11 1992-08-11 洗濯機

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4214059A JPH0654989A (ja) 1992-08-11 1992-08-11 洗濯機

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH0654989A true JPH0654989A (ja) 1994-03-01

Family

ID=16649584

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP4214059A Pending JPH0654989A (ja) 1992-08-11 1992-08-11 洗濯機

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0654989A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100262898B1 (ko) * 1996-02-09 2000-08-01 모리시타 요이찌 탈수겸용 세탁기
WO2015117529A1 (zh) * 2014-02-06 2015-08-13 海尔亚洲国际株式会社 洗衣机

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KR100262898B1 (ko) * 1996-02-09 2000-08-01 모리시타 요이찌 탈수겸용 세탁기
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