JPH0654883U - 耐火壁体構造 - Google Patents

耐火壁体構造

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JPH0654883U
JPH0654883U JP8338292U JP8338292U JPH0654883U JP H0654883 U JPH0654883 U JP H0654883U JP 8338292 U JP8338292 U JP 8338292U JP 8338292 U JP8338292 U JP 8338292U JP H0654883 U JPH0654883 U JP H0654883U
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water
wall
fire extinguishing
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fire
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JP8338292U
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English (en)
Inventor
進 笹津
富雄 森下
一成 根本
Original Assignee
進 笹津
富雄 森下
一成 根本
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 本考案は火災時に生じる加熱で、壁体内の水
または液体を浸出・混合させ、消火剤を生成して、壁体
内を消火・断熱する耐火庫の壁体構造を提供することに
ある。 【構成】 本考案の耐火庫の壁体構造は、壁体1内に収
納部2を設け、該収納部2内に袋部3を内蔵している。
該袋部3は、水不透過性の合成樹脂シートからなって、
仕切シート4を介して内部が2分されており、一方には
水5が密封され、他方には消火成分6が収納されてい
る。上記仕切シート4は、水を密封する外側のシートよ
り低い温度で融け、または開口する構成からなってい
る。これにより、耐火庫が加熱した時には仕切シート4
が融けて水5と消火成分6とが接触し消火剤が生成され
壁材1内に充満し、耐火乃至断熱することができる。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
この考案は、耐火乃至断熱性能に優れると共に、軽量薄型化が可能な耐火庫の 壁体構造の改良に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、金庫の壁体や耐火構造物の壁体には熱伝導率の低い発泡コンクリ−ト等 の発泡材や石綿等が充填されているが、耐火乃至断熱性能を高めるためには厚み を厚く設定する必要があり大型化が避けられなかった。 そこで、コンクリート等の壁材の間に密封した水を内蔵しておき、加熱時にコ ンクリート内に浸出して熱伝導を遅くする構成が知られている。 しかし、水だけでは耐火、断熱性能にも限りがある。
【0003】
【考案が解決しようとする問題点】
本考案は、上記事情に鑑みて鋭意研究の結果創案されたものであって、その主 たる課題は、火災時に生じる加熱で、壁体内の水または液体を浸出・混合させ、 消火剤を生成して、壁体内を消火・断熱する耐火庫の壁体構造を提供することに ある。
【0004】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するために、この考案では、 耐火庫の壁体内に収納部を設け、該収納部に水不透過性フィルムで密封した水 を内蔵してなる壁体構造において、 上記収納部に、上記水と仕切シートを介して水に接触または混合して消火剤を 生成する消火成分を内蔵してなる、 という技術的手段を講じている。
【0005】
【作用】 耐火庫が加熱されると、水を封入している袋が融けて水と消火成分とが接触ま たは混合して消火剤が生成される。 これにより、耐火庫の壁体を厚くすることなく耐火庫内への熱の伝動を大幅に 遅らせて耐火性能の向上が図れる。
【0006】
【実施例】
以下に、この考案に係る耐火庫の壁体構造の好適実施例を図面を参照しつつ説 明する。 図1に示す耐火庫の壁体構造は、壁体1内に収納部2を設け、該収納部2内に 袋部3を内蔵している。
【0007】 本実施例では、壁体1は、外側を覆う鋼製の外板1Aより内側を覆う鋼製の内 板1Cを厚くしており、外板1Aと内板1Cとの間には、発泡コンクリート材や 、公知の耐火ボードその他の壁材10を介設した公知構成からなっており、中間 部に空所が形成されて収納部2となっている。
【0008】 次に、袋部3は、水不透過性の合成樹脂シートからなって、仕切シート4を介 して内部が2分されており、一方には水5が密封され、他方には消火成分6が収 納されている。 上記仕切シート4は、水を密封する外側のシートより低い温度で融け、または 開口する構成からなっている。 これにより、水は仕切シート4側から先に浸出して消火成分6と接触すること ができて好ましい。
【0009】 次に、ここで前記水5は、水そのもの、あるいは耐火性能を高める他の成分を 混合したものや、水の保持を容易とする成分を用いたもの等であってもよい。 また、消火成分6としては、水5と接触して消火性能を有する気相・気泡を発 生させる成分、水と接触して消火性能を有するガスを発生させる成分、または水 と接触して消火性能を有するゲル状となる成分等、化学反応を生じる成分、ある いは単に水5と混合されて消火または耐火性能を向上させる公知の成分等が適宜 用いられる。
【0010】 この考案では、使用する水と消火成分の組み合わせは特に限定されるものでは く、要するに、耐火庫が加熱された際に、平常時には分離されていた2種類の成 分が仕切シートが融けて混合されて消火乃至耐火性を有する消火剤を生成して、 収納部2内や壁材10内に浸出し、壁体1の耐火性能を向上させるものであれば よい。
【0011】 図2には、この考案の袋部3の異なる実施例を示す。 この袋部3は、水5を収納する部分が上部に容積を大きく設定したタンク部1 3を有している。 従って、袋部3内に密封された水5が長年に亘り揮散されて減少した場合であ っても、自重により補給される。
【0012】 本実施例では、袋部3には水5のみを充填しており、消火成分6は収納部2に そのまま収納されている。 そして、耐火ボードからなる壁材10を2分して、一方の分割材11に凹部1 1Aを設け、他方の分割材12で上記凹部11Aを塞いで収納部2を形成してい る。
【0013】 従って、一方の分割材11の凹部11Aに水5の密封された袋部3を嵌込み、 それと接して消火成分6を収納してから他方の分割材12をかぶせて一体に固着 しいる。 消火成分6は、別体の袋部で密封し、あるいは袋部を用いずにそのまま収納し てもよい。
【0014】 この場合、消火成分6を袋部に封入しない場合には水5の袋部3のシートが仕 切シートとなるし、消火成分6を別体の袋部30に収納した場合には、水の袋部 3と共に両者が仕切シートとなる。 これらの場合に、水5の袋部3と消火成分6の袋部30とは、それぞれの溶解 の差が短時間の範囲内であればよく、水が壁材に吸収される前に消火成分と接触 することができる構成となっている。
【0015】 図3では、一方の分割材11に凹部11Aを形成し、他方の分割材12に上記 凹部11Aにわずかに嵌合する突部12Aを形成した異なる実施例を示す。 これにより分割材11、12の位置決めが容易となり、またタンク部13を大 きく形成することができる。
【0016】 このタンク部13は、例えば耐火庫の天井壁に一連に内蔵する構成であっても よく、縦に延びる側周壁にそれぞれ垂下するように形成するものでもよい(図4 参照)。 上記実施例では、1または2の袋部3または30が一連に設けられる場合を例 示したが、これらが複数に分割されたものが内蔵されるものであってもよい。 壁材を耐火ボード等で形成する場合には、収納部を小さく形成することができ るので好ましい。
【0017】 図5は水5と消火成分6を縦に並べて内蔵した場合の実施例を示すものであり 、 図6は水5と消火成分6を上下に並べて内蔵した場合の異なる実施例を示す 。 このように、本件考案では、水と消火成分とは一体または分割されて適宜個所 に配置されるものである。 その他、要するにこの考案の要旨を変更しない範囲で種々設計変更しうること 勿論である。
【0018】
【考案の効果】
この考案は上記構成からなっているので、耐火庫が加熱された場合に、壁体内 の水と消火成分とが混合して消火剤を生成し、水以上の消火乃至耐火性能を発揮 することができる。 これにより、壁体の厚みを厚くすることなく、耐火性能を向上することができ 耐火庫のスペースセービングを図ることができる。 また、簡単な構造でありながら耐火乃至断熱性能が極めて高く且つ汎用性に優 れるので工業生産上極めて有益なものである。
【提出日】平成5年1月28日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】全文
【補正方法】変更
【補正内容】 【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
この考案は、耐火乃至断熱性能に優れると共に、軽量薄型化が可能な耐火壁体 構造の改良に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、金庫の壁体や耐火構造物の壁体には熱伝導率の低い発泡コンクリート等 の発泡材や石綿等が充填されているが、耐火乃至断熱性能を高めるためには厚み を厚く設定する必要があり大型化が避けられなかった。 そこで、コンクリート等の壁材の間に密封した水を内蔵しておき、加熱時にコ ンクリート内に浸出して熱伝導を遅くする構成が知られている。 しかし、水だけでは耐火、断熱性能にも限りがある。
【0003】
【考案が解決しようとする問題点】
本考案は、上記事情に鑑みて鋭意研究の結果創案されたものであって、その主 たる課題は、火災時に生じる加熱で、壁体内の水または液体を浸出・混合させ、 消火剤を生成して、壁体内を消火・断熱する耐火庫の壁体構造を提供することに ある。
【0004】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するために、請求項1の考案では、 耐火庫の壁体内に収納部を設け、該収納部に水不透過性フィルムで密封した水 を内蔵してなる壁体構造において、 上記収納部に、上記水と仕切シートを介して水に接触または混合して消火剤を 生成する消火成分を内蔵してなる、 という技術的手段を講じている。 また請求項4の考案では、壁体内に収納部を設け、該収納部に水不透過性シー トで形成された袋部に密封された水を内蔵してなる耐火壁体構造において、 袋部に水と耐火性を有する粉体とが混合して内蔵されており、該袋部と仕切シ ートを介して水と混合して消火剤を生成する消火成分が収納されてなる、 という技術的手段を講じている。
【0005】
【作用】
耐火庫が加熱されると、水を封入している袋が融けて水と消火成分とが接触ま たは混合して消火剤が生成される。 これにより、耐火庫の壁体を厚くすることなく耐火庫内への熱の伝動を大幅に 遅らせて耐火性能の向上が図れる。
【0006】
【実施例】
以下に、この考案に係る耐火庫の壁体構造の好適実施例を図面を参照しつつ説 明する。 図1に示す耐火庫の壁体構造は、壁体1内に収納部2を設け、該収納部2内に 袋部3を内蔵している。
【0007】 本実施例では、壁体1は、外側を覆う鋼製の外板1Aより内側を覆う鋼製の内 板1Cを厚くしており、外板1Aと内板1Cとの間には、発泡コンクリート材1 Bや、公知の耐火ボードその他の壁材10を介設した公知構成からなっており、 中間部に空所が形成されて収納部2となっている。
【0008】 次に、袋部3は、水不透過性の合成樹脂シートからなって、仕切シート4を介 して内部が2分されており、一方には水5が密封され、他方には消火成分6が収 納されている。 上記仕切シート4は、水を密封する外側のシートより低い温度で融け、または 開口する構成からなっている。 これにより、水は仕切シート4側から先に浸出して消火成分6と接触すること ができて好ましい。
【0009】 次に、ここで前記水5は、水そのもの、あるいは耐火性能を高める他の成分を 混合したものや、水の保持を容易とする成分を用いたもの等であってもよい。 また、消火成分6としては、水5と接触して消火性能を有する気相・気泡を発 生させる成分、水と接触して消火性能を有するガスを発生させる成分、または水 と接触して消火性能を有するゲル状となる成分等、化学反応を生じる成分、ある いは単に水5と混合されて消火または耐火性能を向上させる公知の成分等が適宜 用いられる。
【0010】 この考案では、使用する水と消火成分の組み合わせは特に限定されるものでは く、要するに、耐火庫が加熱された際に、平常時には分離されていた2種類の成 分が仕切シートが融けて混合されて消火乃至耐火性を有する消火剤を生成して、 収納部2内や壁材10内に浸出し、壁体1の耐火性能を向上させるものであれば よい。
【0011】 図2には、この考案の袋部3の異なる実施例を示す。 この袋部3は、水5を収納する部分が上部に容積を大きく設定したタンク部1 3を有している。 従って、袋部3内に密封された水5が長年に亘り揮散されて減少した場合であ っても、自重により補給される。
【0012】 本実施例では、袋部3には水5のみを充填しており、消火成分6は収納部2に そのまま収納されている。 そして、耐火ボードからなる壁材10を2分して、一方の分割材11に凹部1 1Aを設け、他方の分割材12で上記凹部11Aを塞いで収納部2を形成してい る。
【0013】 従って、一方の分割材11の凹部11Aに水5の密封された袋部3を嵌込み、 それと接して消火成分6を収納してから他方の分割材12をかぶせて一体に固着 しいる。 消火成分6は、別体の袋部で密封し、あるいは袋部を用いずにそのまま収納し てもよい。
【0014】 この場合、消火成分6を袋部に封入しない場合には水5の袋部3のシートが仕 切シートとなるし、消火成分6を別体の袋部30に収納した場合には、水の袋部 3と共に両者が仕切シートとなる。 これらの場合に、水5の袋部3と消火成分6の袋部30とは、それぞれの溶解 の差が短時間の範囲内であればよく、水が壁材に吸収される前に消火成分と接触 することができる構成となっている。
【0015】 図3では、一方の分割材11に凹部11Aを形成し、他方の分割材12に上記 凹部11Aにわずかに嵌合する突部12Aを形成した異なる実施例を示す。 これにより分割材11、12の位置決めが容易となり、またタンク部13を大 きく形成することができる。
【0016】 このタンク部13は、例えば耐火庫の天井壁に一連に内蔵する構成であっても よく、縦に延びる側周壁にそれぞれ垂下するように形成するものでもよい(図4 参照)。 上記実施例では、1または2の袋部3または30が一連に設けられる場合を例 示したが、これらが複数に分割されたものが内蔵されるものであってもよい。 壁材を耐火ボード等で形成する場合には、収納部を小さく形成することができ るので好ましい。
【0017】 図5は水5と消火成分6を縦に並べて内蔵した場合の実施例を示すものであり 、図6は水5と消火成分6を上下に並べて内蔵した場合の異なる実施例を示す。 このように、本件考案では、水と消火成分とは一体または分割されて適宜個所 に配置されるものである。
【0018】 また、壁体1は、外側を覆う鋼製の外板1Aと内側を覆う鋼製の内板1Cとか らなり、外板1Aと内板1Cとの間には、壁材1Bまたは10を設けず直接に前 記袋3を設け、該袋の中に火山灰等の耐火性を有する粉体と水を混合したものを 収納してもよい。またこの袋の外側と壁体1内との間の下側には前記消化成分6 が袋に収納され、あるいは収納されず直接に設けられる。 ここで、火山灰は前述のように粉体のそれぞれに気泡を有して空気を内包して おり、軽量であると共に耐火性に優れるので、水と混合して用いることにより壁 体内の壁材(例えばコンクリートの代わりとして)用いることができる。
【0019】 この火山灰と水とは単に混合しただけであり、水の量は火山灰と水とが分離し ない程度に設定されることが好ましい。 この場合、高温となると上記袋3が熱で溶断し、前記水が消化成分と接触して 消火剤を発生させ、壁体内を消火して加熱を遅らせることができる。 また、火山灰は耐火性能が高いので熱の伝動を遅らせることができる。 なお、この考案は、耐火庫に限らず耐火壁体に用いることができ、その他、要 するにこの考案の要旨を変更しない範囲で種々設計変更しうること勿論である。
【0020】
【考案の効果】 この考案は上記構成からなっているので、耐火壁体が加熱された場合に、壁体 内の水と消火成分とが混合して消火剤を生成し、水以上の消火乃至耐火性能を発 揮することができる。 これにより、壁体の厚みを厚くすることなく、耐火性能を向上することができ 耐火庫のスペースセービングを図ることができる。 また、簡単な構造でありながら耐火乃至断熱性能が極めて高く且つ汎用性に優 れるので工業生産上極めて有益なものである。 更に、火山灰のような耐火性能の高い粉体と水とを混合して壁体の充填剤に代 えて用いれば、壁体を軽量にすると共に薄型に設定することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この考案の耐火庫の壁体構造の実施例を示す断
面図である。
【図2】袋部にタンク部を備えた異なる実施例を示す断
面図である。
【図3】更に別の実施例を示す断面図である。
【図4】天井壁にタンク部を設けた実施例を示す断面図
である。
【図5】水と消火成分とを縦に組み合わせ分割して設け
た実施例を示す断面図である。
【図6】水と消火成分とを上下に組み合わせ分割して設
けた実施例を示す断面図である。
【符号の説明】
1・・・壁体 2・・・収納部 3・・・袋部 4・・・仕切シート 5・・・水 6・・・消火成分 10・・・壁材 30・・・袋部
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成5年1月28日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】全文
【補正方法】変更
【補正内容】
【書類名】 明細書
【考案の名称】 耐火壁体構造
【実用新案登録請求の範囲】
【図面の簡単な説明】
【図1】この考案の耐火壁体構造の実施例を示す断面図
である。
【図2】袋部にタンク部を備えた異なる実施例を示す断
面図である。
【図3】更に別の実施例を示す断面図である。
【図4】天井壁にタンク部を設けた実施例を示す断面図
である。
【図5】水と消火成分とを縦に組み合わせ分割して設け
た実施例を示す断面図である。
【図6】水と消火成分とを上下に組み合わせ分割して設
けた実施例を示す断面図である。
【符号の説明】 1・・・壁体 2・・・収納部 3・・・袋部 4・・・仕切シート 5・・・水 6・・・消火成分 10・・・壁材 30・・・袋部
フロントページの続き (72)考案者 森下 富雄 東京都江戸川区船堀2−4−3 (72)考案者 根本 一成 東京都江戸川区興宮町31―7

Claims (3)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 耐火庫の壁体内に収納部を設け、該収納
    部に水不透過性シートで形成された袋部に密封された水
    を内蔵してなる壁体構造において、 袋部に水と、該水に接触または混合して消火剤を生成す
    る消火成分とが仕切シートを介して収納されてなること
    を特徴とする耐火庫の壁体構造。
  2. 【請求項2】 水を密封する袋部が、上部を容積が大き
    いタンク部に形成してなることを特徴とする請求項1に
    記載の耐火庫の壁体構造。
  3. 【請求項3】 水と消火成分との間の仕切シートが水を
    密封する外側のシートより低い温度で融け、または開口
    することを特徴とする請求項1に記載の耐火庫の壁体構
    造。
JP8338292U 1992-11-09 1992-11-09 耐火壁体構造 Pending JPH0654883U (ja)

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JP8338292U JPH0654883U (ja) 1992-11-09 1992-11-09 耐火壁体構造

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JP8338292U Pending JPH0654883U (ja) 1992-11-09 1992-11-09 耐火壁体構造

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
SE545496C2 (en) * 2019-01-04 2023-10-03 Cesium Ab Construction element for a container, door for a container and a container

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