JPH0654483U - プレス機械 - Google Patents

プレス機械

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Publication number
JPH0654483U
JPH0654483U JP23491U JP23491U JPH0654483U JP H0654483 U JPH0654483 U JP H0654483U JP 23491 U JP23491 U JP 23491U JP 23491 U JP23491 U JP 23491U JP H0654483 U JPH0654483 U JP H0654483U
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JP
Japan
Prior art keywords
nut member
rod member
pulley
upper die
press machine
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Withdrawn
Application number
JP23491U
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English (en)
Inventor
正芳 柳沢
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Amada Co Ltd
Original Assignee
Amada Co Ltd
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Publication date
Application filed by Amada Co Ltd filed Critical Amada Co Ltd
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Publication of JPH0654483U publication Critical patent/JPH0654483U/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 従来、1個の大容量型駆動モータで上型また
は下型のいずれかの一方を上下方向へ往復動せしめてい
たものを、複数の小容量型駆動モータで上型または下型
のいずれか一方を上下方向へ往復動せしめて加圧装置の
回転トルクを大きくすると共に価格を安くすることであ
る。 【構成】 上型15または下型5のいずれか一方例えば
上型15にナット部材13を設け、このナット部材13
にロッド部材11を回転自在に螺合せしめる。このロッ
ド部材11の上部に伝達機構の一部であるプーリ17を
設け、このプーリ17にタイミングベルト27,29、
プーリ23,25を介して小容量型の第1,第2サーボ
モータ19,21を連動連結せしめたことを特徴とす
る。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
この考案は、例えばシャーリングマシン,プレス,プレスブレーキのごとき加 圧装置によりワークにプレス加工を行なうプレス機械に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、例えばシャーリングマシン,プレス,プレスブレーキなどにおいて、ラ ムを上下動せしめる構成としてクランク機構や油圧機構が一般的である。しかし 、螺子機構によってラムを上下動せしめる構成のプレスブレーキなども開発され ている。(例えば特公昭61−43160号公報,以下先行例と称す。)
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
ところで、上述した従来の先行例においては、ラムの高速上下動にはモータの 回転数を上げ、加圧加工時には大きく減速して例えば10トン以上の加圧力を増 大する必要があるために、容量の大きなサーボモータが必要であり、高価なもの となる。
【0004】 上記サーボモータは、例えば図5に示すように、特に3〜5KWを境として3〜 4倍以上に価格がはね上ってしまうのが現状である。
【0005】 この考案の目的は、上記問題点を改善するために、例えば3〜5KW以下の価格 の安い小容量の駆動モータを複数用いて上型又は下型のいずれか一方を上下方向 へ往復動せしめて大きな加圧力を与えるようにしたプレス機械を提供することに ある。
【0006】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために、上型と下型との協働によってワークにプレス加工 を行なうプレス機械であって、前記上型または下型のいずれか一方にナット部材 を設け、このナット部材に螺合したロッド部材を上下方向へ延伸して設け、この ロッド部材に伝達機構を介して複数の小容量型駆動モータを連動連結してプレス 機械を構成した。
【0007】
【作用】
この考案のプレス機械を採用することにより、上型または下型のいずれか一方 にナット部材を設け、このナット部材に螺合したロッド部材には伝達機構を介し て複数の小容量型駆動モータが連動連結せしめてある。したがって、複数の小容 量型駆動モータを駆動せしめると、伝達機構を介してロッド部材が回転されるこ とによってナット部材を介して上型又は下型のいずれか一方が他方に対して上下 方向へ往復動され、上型と下型との協働によりワークにプレス加工が行なわれる 。
【0008】 このように、複数の小容量型駆動モータを用いて、高価な大容量型駆動モータ を用いることなく、加圧力が与えられる。
【0009】
【実施例】
以下、この考案の実施例を図面に基づいて詳細に説明する。
【0010】 図1を参照するに、プレス機械1は、例えばC型形状をしたサイドフレーム3 の前側下部に、下型5を支持する下部テーブル7を備えている。前記サイドフレ ーム3の前側上部には複数のボルトなどによって軸受9が取付けられている。
【0011】 この軸受9には上下方向へ延伸した回転自在なボールスクリュなどのロッド部 材11がアキシャル方向に支承されていると共に、このロッド部材11にはナッ ト部材13が螺合されている。このナット部材13には前記下型5と対応した位 置に上型15が設けられている。
【0012】 前記ロッド部材11の上部には、伝達機構の一部であるプーリ17が装着され ている。一方、前記サイドフレーム3には、小容量型からなる第1サーボモータ 19、第2サーボモータ21が取付けられている。第1,第2サーボモータ19 ,21の出力軸には、プーリ23,25が装着されている。このプーリ23と前 記プーリ17;プーリ25と前記プーリ17とにはそれぞれタイミングベルト2 7,29が巻回されている。
【0013】 上記構成により、第1,第2サーボモータ19,21を駆動せしめると、プー リ23,25、タイミングベルト27,29を介してプーリ17が回転される。 すなわち、プーリ17には第1,第2サーボモータ19,21の回転力が伝えら れることになる。
【0014】 前記プーリ17が回転されると、ロッド部材11が回転してナット部材13を 介して上型15が上下方向へ往復動されて、下型5上に載置されているワークW に下型5と上型15との協働により一定の加圧力が与えられてプレス加工が行な われることとなる。
【0015】 前記第1,第2サーボモータ19,21の容量は3〜5KWより小さなものであ るが、3〜5KWより大きな1個の大容量のサーボモータを用いたものと比べ、ト ルク倍の力でロッド部材11に回転を与えることができる。例えば図5に示した ような3.5KW程度のものを例にとれば、3.5KW×2の価格<7KW×1の価格 となり、安価にすることができる。しかも、第1,第2サーボモータ19,21 の同期運転を容易に行なうことができる。
【0016】 前記第1,第2サーボモータ19,21のモータトルクをロッド部材11に伝 える伝達機構として、図2に示されているような小ギヤ31,33、大ギヤ35 を用いてもよく、また、図3に示されているような、ウォーム37,39、ウォ ームギヤ41を用いてもよく、さらに、図4に示されているように、プーリ17 ,23,25に1本のタイミングベルト43を巻回して伝達しても可能である。 また、3個以上のサーボモータを使用しても構わない。
【0017】 なお、この考案は、前述した実施例に限定されることなく、適宜の変更を行な うことにより、その他の態様で実施し得るものである。本実施例では上型15を 上下方向へ往復動せしめる例で説明したが、下型5を上下方向へ往復動せしめて も対応可能である。
【0018】
【考案の効果】
以上のごとき実施例の説明より理解されるように、上型または下型のいずれか 一方にナット部材を設け、このナット部材に螺合したロッド部材に伝達機構を介 して複数の小容量型駆動モータを連動連結せしめたことにより、複数の小容量型 駆動モータでロッド部材を回転せしめる回転トルクは1個の大容量型駆動モータ による回転トルクより2倍以上のトルクで駆動出力できると共に、価格が安い加 圧装置を得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この考案を実施する一実施例のプレス機械を示
す説明図である。
【図2】図1における第1,第2サーボモータでロッド
部材を回転せしめる伝達機構の別の実施例の説明図であ
る。
【図3】図2に代る伝達機構の他の実施例の説明図であ
る。
【図4】図2に代る伝達機構の他の実施例の説明図であ
る。
【図5】サーボモータによるモータ容量と価格との関係
を示した図である。
【符号の説明】
1 プレス機械 3 サイドフレーム 5 下型 7 下部テーブル 9 軸受 11 ロッド部材 13 ナット部材 15 上型 17 プーリ 19,21 第1,第2サーボモータ 23,25 プーリ 27,29 タイミングベルト

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 上型と下型との協働によってワークにプ
    レス加工を行なうプレス機械であって、前記上型または
    下型のいずれか一方にナット部材を設け、このナット部
    材に螺合したロッド部材を上下方向へ延伸して設け、こ
    のロッド部材に伝達機構を介して複数の小容量型駆動モ
    ータを連動連結してなることを特徴とするプレス機械。
JP23491U 1991-01-09 1991-01-09 プレス機械 Withdrawn JPH0654483U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP23491U JPH0654483U (ja) 1991-01-09 1991-01-09 プレス機械

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP23491U JPH0654483U (ja) 1991-01-09 1991-01-09 プレス機械

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH0654483U true JPH0654483U (ja) 1994-07-26

Family

ID=11468279

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP23491U Withdrawn JPH0654483U (ja) 1991-01-09 1991-01-09 プレス機械

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JP (1) JPH0654483U (ja)

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0871650A (ja) * 1994-09-02 1996-03-19 ▲吉▼川鐵工株式会社 歪取り機
WO2004052634A1 (ja) * 2002-12-11 2004-06-24 Toyokoki Co.,Ltd 往復駆動機構およびその機構を用いたプレス機械
JP2020010588A (ja) * 2018-06-28 2020-01-16 日本オートマチックマシン株式会社 電線被覆剥離装置、端子圧着装置、電線引き出し測長装置、電線端処理装置、電線両端端子圧着装置、サーボプレス、端子圧着機、端子圧着電線製造装置、及び、端子圧着電線製造方法
IT202100027461A1 (it) * 2021-10-26 2023-04-26 Euromac Spa Pressa-piegatrice e relativo gruppo di azionamento

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Legal Events

Date Code Title Description
A300 Withdrawal of application because of no request for examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300

Effective date: 19950518