JPH0654410U - コイルカ−のコイル拘束装置 - Google Patents

コイルカ−のコイル拘束装置

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JPH0654410U
JPH0654410U JP9282792U JP9282792U JPH0654410U JP H0654410 U JPH0654410 U JP H0654410U JP 9282792 U JP9282792 U JP 9282792U JP 9282792 U JP9282792 U JP 9282792U JP H0654410 U JPH0654410 U JP H0654410U
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
coil
car
saddle
restraint device
restraining
Prior art date
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Pending
Application number
JP9282792U
Other languages
English (en)
Inventor
文仁 鈴木
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
JFE Steel Corp
Original Assignee
JFE Steel Corp
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Publication date
Application filed by JFE Steel Corp filed Critical JFE Steel Corp
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Publication of JPH0654410U publication Critical patent/JPH0654410U/ja
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) [目的] テンションリ−ルを巻取られたコイルをコイ
ルカ−でオフラインに抜き取るときに、コイルを拘束し
てコイル変形を防止する装置を提案する。 [構成] コイルカ−のサドルの側面に平行リンク機構
11〜17を取付け、この平行リンク機構に、サドル上
で支承するコイル1を拘束する拘束部材30を結合す
る。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案はコイルカ−のコイル拘束装置に係り、詳しくは、テンションリ−ルに 巻取られたコイルをコイルカ−によってオフラインに抜き出す際、このコイルカ −で抜き出すときにコイルを拘束して変形を防止するコイルカ−のコイル拘束装 置に係る。
【0002】
【従来の技術】
一般に、巻取られたコイルをテンションリ−ルからオフラインに抜き出す際に 使用されるコイルカ−は、図3に示すように構成されている。
【0003】 すなわち、図3において、符号1は巻取られたコイル、2はマンドレルシャフ ト、3はテンションリ−ル本体、4はコイルカ−を示す。コイルカ−4はコイル カ−本体43と、コイルカ−サドル41と、昇降用シリンダ42とから構成され 、コイル1はサドル41にうけられて、マンドレルシャフト2から抜き出され、 オフラインまで搬送される。
【0004】 更に詳しく説明すると、巻取られたコイル1をマンドレルシャフト2からオフ ラインに抜き出す場合、予め、コイルカ−4をコイル1の下にセットし、巻取り が終了した時点で昇降用シリンダ42を上昇させコイルカ−サドル41をコイル 1の下端に接触させてコイル1を支持する。
【0005】 次に、マンドレルシャフト2の径を縮少し、コイル1の内径部とマンドレルシ ャフト2との間にすき間をつくり、コイルカ−本体43をオフライン側に走行さ せ、コイル1をテンションリ−ル本体3、なかでも、そのマンドレルシャフト2 から抜き出す。この場合、コイル1の巻取径が大きい場合、マンドレルシャフト 2が縮径したときでも、図4に示すように、コイル1は変形しない。
【0006】 しかし、コイル1の巻取径が小さい場合や、鋼板などの板厚が薄いときには、 図5に示すように、マンドレルシャフト2の径の縮少により、コイル1は自重で だ円状に変形する。このため、マンドレルシャフト径の縮少によっても、コイル 1の内径部とマンドレルシャフト2との間に全周にわたりすき間を確保できなく なり、コイル1の抜き取り作業がスム−ズに実現できない。
【0007】 このためには、コイル1を必要以上に巻いて巻取り時のコイル剛性を高めるか 、マンドレルシャフト2を逆転させて、コイル内径を大きくし、コイルの自重に よる変形の影響度合をなるべく少なくすることが行なわれている。
【0008】
【考案が解決しようとする課題】
しかしながら、前述したような従来技術には、次のような解決すべき課題があ る。
【0009】 すなわち、必要以上にコイルを巻取ると歩止が低下する。マンドレルシャフト 2を逆転することは作業時間が長くなり、効率悪化の問題がある。
【0010】 本考案はこのような従来例のコイルカ−にもとずく問題を解決することを目的 とし、具体的には、コイルをテンションリ−ルのマンドレルシャフトから抜き出 す際に、コイルを拘束して変形を防止できるコイルカ−の拘束装置を提供する。
【0011】
【課題を解決するための手段】
すなわち、本考案は巻取られたコイルをテンションリ−ルから抜き出し搬送す るコイルカ−において、このコイルカ−のサドルの一つの側面にリンク機構を取 付け、このリンク機構にコイルを拘束する拘束部材を結合して成ることを特徴と する。
【0012】 そこで、これら手段たる構成ならびにその作用について図1ならびに図2によ って更に具体的に説明すると、次の通りである。
【0013】 なお、図1は本考案の一つの実施例に係る拘束装置がコイル拘束状態にあると きの側面図であり、図2は図1に示す拘束装置が開放状態にあるときの側面図で ある。
【0014】 まず、図1ならびに図2において、符号40は本考案の一つの実施例に係る拘 束装置を示し、拘束装置40はリンク機構10と一対の拘束部材12とから成っ て、拘束装置40はコイルカ−4(図1参照)の一つの側面、なかでも、リンク 機構10の駆動源はコイルカ−の昇降シリンダ20とは別個に構成し、別個な昇 降シリンダ20もコイルカ−サドル41の一つの側面に取付ける。
【0015】 すなわち、リンク機構10はリンク11、12、13、14、15、16なら びに17から成る2組の平行リンク機構から構成する。中心のリンク15の下端 をコイルカ−サドル側面の昇降シリンダ20に取付ける。リンク11、12、1 3ならびに14は枢支点111、121、131ならびに141において回転自 在にコイルカ−サドル41の一つの側面に取付ける。
【0016】 このように構成すると、コイルカ−サドル41の一つの側面において、昇降シ リンダ20を伸縮するとき、つまり、昇降シリンダ20のピストン21を縮めた ときには、一対のリンク16ならびに17は図1に示すように閉じた状態になり 、ピストン21を伸ばしたときには、図2に示すように、開放状態になる。
【0017】 次に、リンク機構10に例えば棒状、板状などの拘束部材30を取付ける。拘 束部材30はコイル1の両側から拘束するもので、コイル1の全巾にわたって拘 束するのが好ましいが、この目的が達成できれば、その長さは必ずしもコイル1 の全巾にわたる必要がない。更に、このようにコイル1の巾方向にわたって延在 する拘束部材30に対し、コイルカ−サドル41の側面に取付けたリンク機構1 0はそのリンク16ならびに17を伸ばし、リンク16ならびに17の上端部を 枢支点として両拘束部材30の略々中央に取付ける。
【0018】 すなわち、リンク機構10はコイルカ−サドル41の側面に取付けられ、リン ク機構10によってコイル1の抜き出し作業の障害にならないよう配慮されてい る。これに対し、両側の拘束部材30はコイル1の巾方向、換言すると、コイル カ−サドル41でリンク機構10が取付けられている側面に直交する面に配置さ れ、このために、リンク機構10のリンクのうちで、一対のリンク16ならびに 17を斜め上向きに延長し、各上端を枢支点として両側の拘束部材30の略々中 央部で結合する。
【0019】 このように拘束部材30を結合すると、コイルカ−サドル41の側面で昇降シ リンダ20を伸縮すると、これによって拘束部材30は開閉し、閉じたときは、 図1に示すように、コイル1の両側から拘束部材30で拘束された状態、つまり 、拘束状態になり、図2に示すように、コイル1が拘束部材30によって拘束さ れない開放状態になる。
【0020】 また、上記構成に係る拘束装置の作動態様を示すと、次の通りである。
【0021】 まず、コイル1を抜き取る場合、はじめに、コイルカ−サドル41をコイル1 の下端まで上昇し、コイル1の自重を保持した状態とする。次に、昇降シリンダ 20を介して拘束部材30を上昇させ、コイル1を両側からはさみ込み、コイル 1の形状を保持する。なお、コイル1の巻取り外径の大小により保持する高さが 異なることになる。
【0022】 拘束部材30はコイルカ−サドル41の側面にたたまれており、コイル1の出 し入れに支障のないようになっている。コイル1がマンドレルシャフト2に巻か れた時点で、マンドレルシャフト2の径をちぢめて、コイル1の内径部との間で 間隙を確保し、この状態でコイルカ−4をライン外に走行させコイル1を抜き出 す。
【0023】
【考案の効果】
以上詳しく説明した通り、本考案に係る拘束装置はコイルカ−のサドル側面に 取付けたリンク機構を介してコイルを拘束する拘束部材を設けて成るものである 。
【0024】 従って、自重によって変形しやすいコイルであっても変形を防止でき、容易に コイルをテンションリ−ルから抜き出すことができる。それにもとずいて、コイ ル抜き出しのときに、コイルを必要以上に巻取る必要がなく、歩止が向上する。 これにともなって、テンションリ−ルを逆転させてコイル全体をふくらませると いう手間のかかる作業の必要もなく、作業性も向上する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の一つの実施例に係る拘束装置がコイル
拘束状態にあるときの側面図である。
【図2】図1に示す拘束装置が開放状態にあるときの側
面図である。
【図3】従来例のコイルカ−の作動態様の説明図であ
る。
【図4】図3のA−A方向からみたコイル正常抜き出し
時の説明図である。
【図5】図3のA−A方向からみたコイル異常抜き出し
時の説明図である。
【符号の説明】
1 コイル 2 マンドレルシャフト 3 テンションリ−ル本体 4 コイルカ− 10 りンク機構 20 昇降シリンダ 30 拘束部材 40 拘束装置 41 コイルカ−サドル

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 巻取られたコイルをテンションリ−ルか
    ら抜き出し搬送するコイルカ−において、このコイルカ
    −のサドルの一つの側面にリンク機構を取付け、このリ
    ンク機構に前記コイルを拘束する拘束部材を結合して成
    ることを特徴とするコイルカ−のコイル拘束装置。
JP9282792U 1992-12-25 1992-12-25 コイルカ−のコイル拘束装置 Pending JPH0654410U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP9282792U JPH0654410U (ja) 1992-12-25 1992-12-25 コイルカ−のコイル拘束装置

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JP9282792U JPH0654410U (ja) 1992-12-25 1992-12-25 コイルカ−のコイル拘束装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH0654410U true JPH0654410U (ja) 1994-07-26

Family

ID=14065274

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JP9282792U Pending JPH0654410U (ja) 1992-12-25 1992-12-25 コイルカ−のコイル拘束装置

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2013522043A (ja) * 2010-03-12 2013-06-13 エス・エム・エス・ジーマーク・アクチエンゲゼルシャフト 金属コイルを降ろすための方法および装置

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