JPH0654207A - 画像処理装置 - Google Patents

画像処理装置

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JPH0654207A
JPH0654207A JP20237692A JP20237692A JPH0654207A JP H0654207 A JPH0654207 A JP H0654207A JP 20237692 A JP20237692 A JP 20237692A JP 20237692 A JP20237692 A JP 20237692A JP H0654207 A JPH0654207 A JP H0654207A
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Kaneo Watanabe
金雄 渡辺
Riichi Furukawa
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 本発明は、データ伸長後に余分なダミーデー
タあるいは画像情報を記憶しない構成にする画像処理装
置を提供することを目的とする。 【構成】 本発明の画像処理装置は、記録媒体(1)よ
り読み出された圧縮データを伸長手段(3)により空間
ブロック単位でデータ伸長し生成される圧縮伸長エリア
の画像データを記憶する際、エリア判定手段(7)が、
所定の順に出力される画像データの各々に対応する画素
が指定エリアあるいは指定外エリアに属するかを判定し
て、指定外エリアに属する画素に対応する画像データの
書き込みを禁止することにより、指定エリアの画像デー
タのみを記憶手段(4)に記憶する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、画像データをデータ伸
長する画像処理装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】データ圧縮の一方法としてブロック符号
化がある。例えばJPEG規格によれば、輝度信号(以
下例えばY)、色差信号(以下例えばPb、Pr)で構
成された画像データは、各信号毎に水平垂直8×8画素
のデータブロックに分割され、このデータブロックを単
位として、DCT変換、量子化及びハフマン符号化され
てデータ圧縮される。
【0003】Yは画素全てのサンプルデータを圧縮し、
Pb及びPrはYのサンプリング周波数の2分の1の周
波数で水平方向にサブサンプリングしたサブサンプルデ
ータを圧縮している。Yをデータ圧縮するためには、モ
ニタ上のデータ圧縮のために必要となる空間ブロックを
8×8画素とすればよいが、Pb及びPrをデータ圧縮
するためには空間ブロックを16×8画素(この16×
8画素の空間ブロックはサブサンプリングにより8×8
画素のデータブロックとなり、この8×8画素のデータ
ブロックがデータ圧縮される)としなければならず、モ
ニタ上の空間ブロックは水平垂直16×8画素としなけ
ればならない。ゆえに、画像データを16m×8n(但
し、m、nは自然数)画素の画像サイズとしなければ、
データ圧縮を行えない。
【0004】従って、データ圧縮を行う場合には、画像
データに余分な指定外エリアの画像データを付加して1
6m×8n画素の画像サイズに変換する必要があった。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上述するようにデータ
圧縮された圧縮データをデータ伸長し記憶手段に記憶す
る際、画像データだけではなく余分な指定外エリアの画
像データもデータ伸長されて記憶手段に記憶されるとい
う不都合がある。そこで、データ伸長後に余分な指定外
エリアの画像データを記憶しない構成にする必要があ
る。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明の画像処理装置
は、M×N(但し、M、Nは自然数)画素の空間ブロッ
ク単位でデータ伸長する画像処理装置において、任意サ
イズの指定エリアの画像データに必要に応じて指定外エ
リアの画像データを付加した該空間ブロック整数個分で
構成される圧縮伸長エリアの画像データを予め該空間ブ
ロック単位でデータ圧縮し、生成された圧縮データを記
録する記録媒体と、前記記録媒体より読み出された該圧
縮データを空間ブロック単位でデータ伸長する伸長手段
と、前記伸長手段で所定の順に出力される画像データの
各々に対応する画素が指定エリアあるいは指定外エリア
に属するかを判定し、指定外エリアに属する画素に対応
する画像データの書き込みを禁止するエリア判定手段
と、前記エリア判定手段の判定に基づいて、指定エリア
の画像データのみを記憶する記憶手段とを、それぞれ配
して成る画像処理装置。
【0007】
【作用】本発明の画像処理装置は、記録媒体より読み出
された圧縮データを空間ブロック単位でデータ伸長し生
成される圧縮伸長エリアの画像データを記憶する際、所
定の順に出力される画像データの各々に対応する画素が
指定エリアあるいは指定外エリアに属するかを判定し、
指定外エリアに属する画素に対応する画像データの書き
込みを禁止し、指定エリアの画像データのみを記憶手段
に記憶する。
【0008】
【実施例】以下、圧縮処理装置に本発明を採用した第1
の実施例及び第2の実施例を説明する。 [1]第1の実施例 輝度信号(以下例えばY)、色差信号(以下例えばP
b、Pr)を用いて画像データが構成されている場合に
ついて述べる。
【0009】上述したようにデータ圧縮のための処理単
位となるモニタ上の空間ブロックは、水平垂直16×8
画素としなければならないため、空間ブロック単位でデ
ータ圧縮するには、水平垂直16m×8n画素(m、n
は自然数)のサイズの画像データが必要となる。図2に
示すように、操作者が目的の画像であると認識する指定
エリアの画像データ(例えば水平垂直1590×795
画素の画像サイズ)を上述する空間ブロック整数個分
(16m×8n画素)に分割した場合、水平方向に6画
素、垂直方向に3画素分の端数となる画素が生じる(m
=99、n=99)。
【0010】従って、指定エリアの画像データをデータ
圧縮するには、この端数に相当する画素に、それぞれ水
平方向に10画素、垂直方向に5画素のダミーとなる指
定外エリアの画像データ(斜線部分)を付加して、丁
度、空間ブロック整数個分で構成される圧縮伸長エリア
(1600×800画素の画像サイズ)を形成する必要
がある(m=100、n=100)。この圧縮伸長エリ
アの画像データを空間ブロック単位でデータ圧縮する。
【0011】但し、指定外エリアの画像データとは、指
定エリアの画像データを補って空間ブロック整数個分の
圧縮伸長エリアの画像データに拡張するために設けられ
た仮のデータであり、指定エリアの画像データのうち指
定外エリアの画像データに隣接する最外周ラインの画像
データと同一の画像情報で構成されている。第1の実施
例では、予め上述するようにデータ圧縮されて記録媒体
に記録されている圧縮データをデータ伸長するものであ
る。
【0012】以下、第1の実施例の各機能ブロックの機
能を図1を用いて説明する。図1は第1の実施例の機能
ブロック図であり、図2は第1の実施例の画像データを
示す図である。記録媒体1は、例えば光ディスクであ
り、上述するように指定エリアの画像データにダミーデ
ータである指定外エリアの画像データを付加して、丁度
空間ブロック整数個分にした圧縮伸長エリアの画像デー
タをデータ圧縮した圧縮データを第1の領域に予め記録
している。
【0013】また記録媒体1は、前記指定エリア及び圧
縮伸長エリアの画像データのサイズ情報(指定エリア1
590×795画素、圧縮伸長エリア1600×800
画素)を第2の領域に記録している。再生手段2は、例
えば光ディスクドライブであり、記録媒体1の第1の領
域に記録されている圧縮データと、第2の領域に記録さ
れているサイズ情報とを再生して、圧縮データを伸長手
段3に供給し、サイズ情報をエリア判定手段7に供給す
る。
【0014】伸長手段3は、再生手段2より供給された
圧縮データを空間ブロック単位でデータ伸長する。伸長
される圧縮伸長エリアの画像データを順次記憶手段4に
供給し、更に、順次伸長される圧縮伸長エリアの画像デ
ータの各々に対応する画素を示す画素対応信号をエリア
判定手段7、書き込み信号発生手段8及び書き込みアド
レス発生手段9に供給する。
【0015】例えば、伸長手段3は、データ伸長を空間
ブロック単位で行うため、データ伸長される圧縮伸長エ
リアの画像データの順は、最初の空間ブロックに対し
て、16×8画素に対応するYの画像データをデータ伸
長(8×8画素のデータブロックのデータ伸長を2回繰
り返す)し、8×8画素に対応するPbの画像データを
データ伸長(8×8画素のデータブロックのデータ伸長
を1回行う)し、8×8画素に対応するPrの画像デー
タをデータ伸長(8×8画素のデータブロックのデータ
伸長を1回行う)する。これを空間ブロック毎に繰り返
し行うことにより、データ伸長が行われる。
【0016】尚、伸長手段3による画像データの出力の
順番は、前述するYを16×8画素、Pbを8×8画素
及びPrを8×8画素と繰り返す順番とは限らず、伸長
手段3によっては、これらのデータを一旦内蔵するデー
タバッファに貯えた後、例えば、Yを一画像分出力し、
次にPbを一画像分出力し、更にPrを一画像分出力す
ることもでき、従って様々な順番による画像データの出
力が実施可能であり、それらが本発明に含まれるのは言
うまでもない。
【0017】エリア判定手段7は、伸長手段3より圧縮
伸長エリアの画像データが所定の順(例えばYを16×
8画素、Pbを8×8画素及びPrを8×8画素と繰り
返す順)に出力されるため、伸長手段3でデータ伸長さ
れ順次出力される圧縮伸長エリアの画像データの各々に
対応する画素を表す画素対応信号と、再生手段3より供
給される指定エリア及び圧縮伸長エリアのサイズ情報に
基づいて、画素対応信号の示す各々の画素が圧縮伸長エ
リアのどの位置に対応する画素かを検出し、検出された
画素が指定エリアに属する画素か、あるいは指定外エリ
アに属する画素かを判定する。
【0018】例えば、画素対応信号は連続した方形波で
あり、方形波の一周期が各画素に対応している。即ち、
データ伸長された圧縮伸長エリアの画像データは例えば
Yを16×8画素、Pbを8×8画素、Prを8×8画
素と繰り返す順番で記憶手段4に供給されるため、画素
対応信号の各画素を示す方形波の最初の16×8周期分
は最初の空間ブロックのYの画素を示し、次の8×8周
期分は最初の空間ブロックのPbの画素を示し、次の8
×8周期分は最初の空間ブロックのPrの画素を示し、
次の16×8周期分は次の空間ブロックのYを示すとい
った具合である。この方形波(画素対応信号)の一周期
毎に、圧縮伸長エリアのどの位置に対応する画素かを検
出し、検出した画素が指定エリアに属する画素か、ある
いは指定外エリアに属する画素かを判定する。
【0019】更に、エリア判定手段7は、指定エリアに
属すると判定された画素に対応する画像データ(指定エ
リアの画像データ)を記憶手段4に書き込ませる旨の書
き込み許可信号を、書き込み信号発生手段8に供給し、
指定外エリアに属すると判定された画素に対応する画像
データ(指定外エリアの画像データ)を記憶手段4に書
き込ませない旨の書き込み禁止信号を、書き込み信号発
生手段8に供給する。
【0020】また、エリア判定手段7は、書き込みアド
レス発生手段9に対して、画素対応信号の示す各々の画
素が、圧縮伸長エリアのどの位置に対応する画素かを示
す旨の画素検出信号を供給する。書き込み信号発生手段
8は、伸長手段3より得られる画素対応信号の示す各画
素(Yの画素、Pbの画素、Prの画素)に対して、エ
リア判定手段7より書き込み許可信号、あるいは書き込
み禁止信号が供給されるため、書き込み許可信号が供給
されたときは、その画素に対応する画像データ(指定エ
リアの画像データ)を記憶手段4に書き込むべく記憶手
段4に書き込み信号を供給する。また、書き込み禁止信
号が供給されたときは、その画素に対応する画像データ
(指定外エリアの画像データ)を記憶手段4に書き込む
ことを禁止すべく記憶手段4に書き込み信号を供給しな
い。
【0021】書き込みアドレス発生手段9は、伸長手段
3より得られる画素対応信号の示す各画素(Yの画素、
Pbの画素、Prの画素)に対して、エリア判定手段7
より圧縮伸長エリアのどの位置に対応する画素かを示す
画素検出信号が供給されるため、画素検出信号に基づい
て、画素対応信号の示す各画素に対応する圧縮伸長エリ
アの画像データの書き込みアドレスを特定し、記憶手段
4に書き込みアドレスを供給する。
【0022】記憶手段4は、書き込みアドレス発生手段
9より発生されるアドレスの指し示す記憶位置に、書き
込み信号発生手段8により書き込み信号が発生されるタ
イミングで、伸長手段3より供給される圧縮伸長エリア
の画像データのうち、指定エリアの画像データのみを記
憶する。また記憶手段4は、後述する読みだしアドレス
発生手段10により発生される読みだしアドレスにした
がって、記憶された指定エリアの画像データを映像処理
手段5に供給する。
【0023】読みだしアドレス発生手段10は、記憶手
段4に記憶された指定エリアの画像データを読み出すべ
く、読み出しアドレスを記憶手段4に供給する。映像処
理手段5は、記憶手段4より読み出された指定エリアの
画像データをハイビジョン信号に変換する。表示手段6
は、例えばハイビジョンモニタであり、映像処理手段5
より供給されるハイビジョン信号に基づいて、対応する
指定エリアの画像を表示する。
【0024】従って、エリア判定手段7が、伸長手段3
でデータ伸長された圧縮伸長エリアの画像データのう
ち、指定外エリアの画像データを記憶手段4に書き込み
ことを禁止するため、データ伸長後、指定外エリアの画
像データ(ダミーデータ)が記憶手段4に記憶されず、
従って、表示手段の画面上に指定外エリアの画像(ダミ
ー)を表示しないで済む。
【0025】尚、指定外エリアの画像データは、指定エ
リアの画像データの四隅ならどこに付加されていてもよ
い。また、指定エリアの画像データが丁度空間ブロック
の整数個分の画像サイズの場合は、指定外エリアの画像
データを付加する必要がなく、指定エリアの画像データ
が圧縮伸長エリアの画像データとなるのは言うまでもな
い。更にこの場合、エリア判定手段7における画像デー
タの書き込み禁止機能が作動しないのは言うまでもな
い。
【0026】また更に、圧縮伸長エリアは、指定エリア
を含む最小の空間ブロック整数個分のエリアとは限ら
ず、指定エリアを含み、かつ空間ブロックの整数個分の
エリアであれば、どんなエリアでもよいことは言うまで
もない。尚、第1の実施例では、Yと、Yのサンプリン
グ周波数の2分の1の周波数で水平方向にサブサンプリ
ングしたPb及びPrに関して説明したが、Pb及びP
rは任意のサンプリング周波数でサンプリングしたもの
でよく(例えばYのサンプリング周波数と同じサンプリ
ング周波数でサンプリングしたもの、例えばYのサンプ
リング周波数の4分の1のサンプリング周波数でサブサ
ンプリングしたもの等)、そのような構成にしても本実
施例が実施可能であることは言うまでもない。
【0027】また、輝度信号、色差信号は、それぞれ
Y、Pb、Prとは限らず、適宜選択すればよい。 [2]第2の実施例 上述する第1の実施例では、データ圧縮するときに、指
定エリアの画像データにダミーとなる指定外エリアの画
像データを付加し、丁度空間ブロック整数個分の圧縮伸
長エリアの画像データにしてデータ圧縮した圧縮データ
を予め記録媒体に記録していたが、指定エリアの画像デ
ータは必ずしも最初から存在するとは限らず、任意サイ
ズの画像データのうち、操作者が所望するエリアを指定
する場合もある。
【0028】そこで第2の実施例では、操作者が指定し
た指定エリアの画像データが16m×8n(m、nは自
然数)画素の画像サイズになっていない場合、データ圧
縮のためには16m×8n画素の画像サイズが必要とな
るため、指定エリアに隣接した画像データ(指定外エリ
アの画像データ、図4の斜線部)を含めて16m×8n
画素の画像サイズにし、この16m×8n画素サイズの
圧縮伸長エリアの画像データをデータ圧縮した圧縮デー
タを記録媒体に記録している。
【0029】従って、第1の実施例では、指定外エリア
の画像データはデータ圧縮するときに付加したダミーデ
ータであるが、第2の実施例では、指定外エリアの画像
データは、指定エリアの画像データを指定したときに含
まれる画像情報をもつデータであり、ダミーのデータと
は異なる(図4参照)。以下に、操作者が所望するエリ
アを指定する場合を図3を用いて説明する。但し、図3
と図1には共通の機能ブロックが存在するので、同一ブ
ロックについては、符号を共通にして重複説明を割愛す
る。
【0030】第1の実施例と同様に輝度信号(例えば
Y)、色差信号(例えばPb、Pr)を用いて画像デー
タが構成される場合について述べる。従って、空間ブロ
ックは水平方向16画素、垂直方向8画素である。スキ
ャナ11は、任意の画像サイズ(例えば2200×12
00画素)の原画像データを読み取り、読み取った原画
像データを記憶手段4に出力する。
【0031】指定手段12は、ハイビジョンモニタに表
示された原画像より抽出したい部分を指定エリアとして
指定するための操作手段(図示せず)を持ち、操作手段
を操作することにより形成される指定エリアに対応する
枠情報を映像処理手段5に供給する。従って、操作者
は、ハイビジョンモニタに多重表示された枠を見ながら
操作手段を操作して枠のエリアサイズを変化させ、枠の
表すエリア(指定エリア)を指定する。
【0032】また指定手段12は、指定エリアが空間ブ
ロック整数個分の画像サイズが否かを判定し、指定エリ
アが空間ブロックの整数個分の画像サイズでない場合、
指定エリアを含む空間ブロック整数個分のエリア(圧縮
伸長エリア)を特定して、記憶手段4に対し圧縮伸長エ
リアに対応する読みだしアドレスを供給する。更に指定
手段12は、記録手段14に対し指定エリアと圧縮伸長
エリアのサイズ情報を供給する。
【0033】圧縮手段13は、指定手段12で指定され
たアドレスから圧縮伸長エリアの画像データを読みだ
し、これを空間ブロック単位でデータ圧縮し、圧縮デー
タを生成する。記録手段14は、例えば、光ディスクド
ライブであり、圧縮手段13で圧縮された圧縮データを
記録媒体1に記録させる。さらに、指定エリアの画像デ
ータのサイズ情報(1590×795画素)及び圧縮伸
長エリアの画像データのサイズ情報(1600×800
画素)を記録媒体1に記録させる。
【0034】以上のようにして、記録媒体1に記録され
た圧縮データ及びサイズ情報を第1の実施例と同様に再
生し、圧縮データを伸長手段3でデータ伸長し、出力さ
れる圧縮伸長エリアの画像データのうち、エリア判定手
段7が、サイズ情報に基づいて、指定外エリアの画像デ
ータを記憶手段4に書き込みことを禁止するため、指定
外エリアの画像データ(画像情報)を記憶手段4に記憶
せず、指定エリアの画像データのみを記憶手段4に記憶
する。従って、表示手段6の画面上に指定外エリアの画
像(画像情報)を表示しないで済む。
【0035】尚、指定外エリアの画像データは、指定エ
リアの画像データの四隅ならどこに存在していてもよ
い。また、指定エリアの画像データが丁度空間ブロック
の整数個分の画像サイズの場合は、圧縮伸長エリアの画
像データに指定外エリアの画像データを含む必要がな
く、指定エリアの画像データが圧縮伸長エリアの画像デ
ータとなるのは言うまでもない。更にこの場合、エリア
判定手段7における画像データの書き込み禁止機能が作
動しないのは言うまでもない。
【0036】また更に、圧縮伸長エリアは、指定エリア
を含む最小の空間ブロック整数個分のエリアとは限ら
ず、指定エリアを含み、かつ空間ブロックの整数個分の
エリアであれば、どんなエリアでもよいことは言うまで
もない。尚、第2の実施例では、Yと、Yのサンプリン
グ周波数の2分の1の周波数で水平方向にサブサンプリ
ングしたPb及びPrに関して説明したが、Pb及びP
rは任意のサンプリング周波数でサンプリングしたもの
でよく(例えばYのサンプリング周波数と同じサンプリ
ング周波数でサンプリングしたもの、例えばYのサンプ
リング周波数の4分の1のサンプリング周波数でサブサ
ンプリングしたもの等)、そのような構成にしても本実
施例が実施可能であることは言うまでもない。
【0037】また、輝度信号、色差信号は、それぞれ
Y、Pb、Prとは限らず、適宜選択すればよい。尚、
前述する第1の実施例及び第2の実施例では、記憶手段
4には圧縮伸長エリアの画像データが供給されるが、エ
リア判定手段7により指定外エリアに属する画素に対応
する画像データ(指定外エリアの画像データ)に対して
書き込み信号を発生させないため、指定外エリアの画像
データを記憶手段4に記憶させず、指定エリアの画像デ
ータのみを記憶手段4に記憶させているが、記憶手段4
に指定エリアの画像データのみを供給させる構成はこの
限りではなく、以下の構成でもよく、このような構成が
本発明に含まれることは言うまでもない。
【0038】図5は以下に述べる構成の要部の機能ブロ
ック図である。例えば、伸長手段3の出力先に第1のゲ
ート手段15を設け、伸長手段3より供給される画素対
応信号の分岐線上に第2のゲート手段16を設ける。伸
長手段3より画素対応信号が供給されると、エリア判定
手段7は、第1のゲート手段15に供給されるデータ伸
長された圧縮伸長エリアの画像データの各々に対応する
画素が指定エリアに属する画素か指定外エリアに属する
画素かを判定する。
【0039】指定外エリアに属する画素と判定した場
合、エリア判定手段7は、その画素に対応する画像デー
タの発生を禁止させる旨の禁止信号を第1のゲート手段
15及び第2のゲート手段16に供給する。指定エリア
に属する画素と判定した場合、エリア判定手段7は、そ
の画素に対応する画像データを発生させる旨の発生信号
を第1のゲート手段15及び第2のゲート手段16に供
給する。
【0040】第1のゲート手段15は、禁止信号が供給
される場合にゲートを閉にし、画像データを通過させ
ず、発生信号が供給される場合のみゲートを開にし、画
像データを通過させる。第1のゲート手段15からは指
定エリアの画像データのみが出力される。第2のゲート
手段16は、禁止信号が供給される場合にゲートを閉に
し、画素対応信号を通過させず、発生信号が供給される
場合のみゲートを開にし、画素対応信号を通過させる。
第2のゲート手段16からは指定エリアに属する画素を
示す画素対応信号のみが出力される。
【0041】また、エリア判定手段7は、書き込み信号
発生手段8に書き込み許可信号のみを供給し、書き込み
アドレス発生手段9に画素検出信号を供給する。書き込
み信号発生手段8は、第2のゲート手段16より得られ
る画素対応信号の示す各画素(指定エリアの画素)に対
して、書き込み信号を記憶手段4に供給し、書き込みア
ドレス発生手段9は、第2のゲート手段16より得られ
る画素対応信号の示す各画素(指定エリアの画素)に対
して、書き込みアドレスを供給する。
【0042】従って、記憶手段4には指定エリアの画像
データのみが供給され、指定エリアの画像データのみが
記憶される。尚、前述する両実施例の機能(回路)ブロ
ックは、必要に応じてそれぞれソフトウエアで構成して
もハードウエアで構成してもよく、本発明が何かの態様
をも含むことは言うまでもない。
【0043】更に、前述する両実施例は本発明の例示に
過ぎず、必要に応じて種々の変更が可能であり、特許請
求の範囲に記載された本発明は、それらの変更を全て包
含するものである。
【0044】
【発明の効果】従って本発明は、データ伸長された画像
データを記憶手段に記憶する際、余分な指定外エリアの
画像データを記憶せず、指定エリアの画像データのみを
記憶することが可能であり、その効果は大である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施例の機能ブロック図であ
る。
【図2】本発明の第1の実施例の画像を示す図である。
【図3】本発明の第2の実施例の機能ブロック図であ
る。
【図4】本発明の第2の実施例の画像を示す図である。
【図5】本発明の一実施例の機能ブロック図である。
【符号の説明】
1 記録媒体 3 伸長手段 4 記憶手段 7 エリア判定手段

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 M×N(但し、M、Nは自然数)画素の
    空間ブロック単位でデータ伸長する画像処理装置におい
    て、 任意サイズの指定エリアの画像データに必要に応じて指
    定外エリアの画像データを付加した該空間ブロック整数
    個分で構成される圧縮伸長エリアの画像データを予め該
    空間ブロック単位でデータ圧縮し、生成された圧縮デー
    タを記録する記録媒体と、 前記記録媒体より読み出された該圧縮データを空間ブロ
    ック単位でデータ伸長する伸長手段と、 前記伸長手段で所定の順に出力される画像データの各々
    に対応する画素が指定エリアあるいは指定外エリアに属
    するかを判定し、指定外エリアに属する画素に対応する
    画像データの書き込みを禁止するエリア判定手段と、 前記エリア判定手段の判定に基づいて、指定エリアの画
    像データのみを記憶する記憶手段とを、 それぞれ配して成る画像処理装置。
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