JPH0654179A - 画像処理装置 - Google Patents

画像処理装置

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JPH0654179A
JPH0654179A JP4206411A JP20641192A JPH0654179A JP H0654179 A JPH0654179 A JP H0654179A JP 4206411 A JP4206411 A JP 4206411A JP 20641192 A JP20641192 A JP 20641192A JP H0654179 A JPH0654179 A JP H0654179A
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JP
Japan
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coefficient
color
signal
masking
image signal
Prior art date
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Pending
Application number
JP4206411A
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English (en)
Inventor
Akiko Hasegawa
明子 長谷川
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Canon Inc
Original Assignee
Canon Inc
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Publication date
Application filed by Canon Inc filed Critical Canon Inc
Priority to JP4206411A priority Critical patent/JPH0654179A/ja
Publication of JPH0654179A publication Critical patent/JPH0654179A/ja
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  • Facsimile Image Signal Circuits (AREA)
  • Color Image Communication Systems (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 画素毎にその画像に最適な色処理を行なうこ
とにより、より原稿に忠実な、もしくはよりユーザの目
的に合つた画像を提供できる装置を提供するにある。 【構成】 UCR/マスキング回路において、係数RA
M201に入力画像信号の特性に対応した複数種類の演
算係数を記憶しておく。そして、入力画像信号の画素単
位で各画素の入力画像信号の特性に対応した演算係数を
読み出して積和演算部222に出力する。積和演算部2
22はこの演算係数に基づき入力画像信号に演算をし出
力画像信号を得る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は画像処理装置に関するも
のである。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の装置で一般的に行われて
いるUCR(下色除去・墨入れ)及びマスキング処理
は、以下の手順により行われている。 (1)UCR処理 入力信号C(シアン),M(マゼンタ),Y(イエロ
ー)の3色が、等量重なりあうと「黒」が生成される。
このとき「黒」の濃度は、 Bk=αmin(C,M,Y) (α=0〜1) で表わされる(αはUCR率)。
【0003】残り3色の記録すべき濃度C0 ,M0 ,Y
0 は、 C0 =C−Bk M0 =M−Bk Y0 =Y−Bk で表すことができる。
【0004】(2)マスキング処理 上述のUCR処理を施した後、色在の吸収特性補正のた
め、次式(1)に従い実際の記録用濃度信号を生成して
いる。 回路構成としては、上述した(1)及び(2)のように
明確に2ステップに分けず、墨入れ量のみを第1のステ
ツプで求め、その後の計算は上述した式(1)の行列演
算に含めてしまうのが一般的である。
【0005】UCR率「α」は、一定値の他、原稿の濃
度に応じて変化させ、薄い原稿の時は色再現を重視して
「α」を小さく色を多めにし、濃いときは逆にするなど
の方法がよく知られている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら上記従来
例においては、濃度が同じ場合、文字画像でも写真画像
でも、あるいは有彩でも無彩でも、いずれの場合におい
てもUCR率「α」は同じである。従つて、同じ原稿中
に、例えば同濃度の有彩部分と無彩部分が混在する場
合、有彩の鮮やかさと黒の鮮明さの2者択一になつてし
まう。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は上述の課題を解
決することを目的としてなされたもので、上述の課題を
解決する一手段として以下の構成を備える。即ち、複数
色の入力画像信号に所定演算係数に基づく演算を行い出
力画像信号を得る演算手段と、前記入力画像信号の特性
に対応した複数種類の演算係数を入力画像信号に応じて
画素単位で切り換えて前記演算手段に供給する切り換え
手段とを備える。
【0008】
【作用】以上の構成において、「黒」と「色」の双方を
生かした、より原稿に近い色再現性・黒再現性を得るこ
とができる。
【0009】
【実施例】以下、図面を参照して本発明に係る一実施例
を詳細に説明する。 [第1実施例]以下の説明においては本実施例をデイジ
タルカラー複写機に適用した場合を例にとつて行う。
【0010】図1は本発明に係る一実施例の画像処理に
係る構成を示すブロック図である。図中、101はCC
D、102は光量−濃度変換部(LOG)、103はU
CR/マスキング回路、104は有彩/無彩判定部、1
05は文字/写真判定部、106はフイルタリンク部、
107はプリンタ特性補正部(γ)、107はプリンタ
である。
【0011】CCD101で読み込まれた3色光量信号
R,G,Bは、光量/濃度変換部102において3色濃
度信号C,M,Yに変換される。同時に、3色光量信号
R,G,Bは、有彩/無彩判定部104及び文字/写真
判定部105にも入力され、有彩/無彩判定部104か
らは色信号109が、文字/写真判定部105からは文
字信号110が生成される。
【0012】3色濃度信号C,M,YはUCR/マスキ
ング回路103に入力され、3色濃度信号C,M,Yに
Bkを加えた4色の中から記録色1色分の信号が算出さ
れる。この際、本実施例においては、UCR率・マスキ
ング係数は後で述べるように、色信号109,文字信号
110に応じて適当な値に切り換えられる。その後、フ
イルタリング部106でスムージング・エッジ強調等の
処理を行い、プリンタ特性補正部107でγ補正をして
最終的なレーザ記録信号が生成され、プリンタ108へ
送られる。
【0013】図1におけるUCR/マスキング部103
の詳細構成を図2を参照して以下に説明する。図2はU
CR/マスキング部103の内部ブロック図である。図
2において、201はUCR/マスキング係数a1 〜a
8 が記憶された係数RAM、222は積和演算部であ
る。積和演算部222において、202は入力画像信号
C,M,YからBk=MIN(C,M,Y)を算出する
最小値検出回路、203〜214は乗算器、215〜2
21は加算器である。
【0014】以上の構成を備える本実施例のUCR/マ
スキング部103において、係数RAM201には出力
信号1色分のUCR/マスキング係数a1 〜a8 が書き
込まれている。このUCR/マスキング係数a1 〜a8
は、1組につき28 =256通りが書き込まれており、
例えば不図示の本実施例装置全体の制御を司るCPU等
によりあらかじめ係数RAM201に書き込まれる。
【0015】このUCR/マスキング係数a1 〜a8
読み出すための係数RAM201のアドレスの内訳は、
記録色がC,M,Y,Bkの4色についての2ビット、
有彩の度合いを示す色信号として2ビツト、写真画像か
文字画像かの度合いを示す文字信号としての2ビツト、
及び記録色の画素中濃度を示す濃度信号としての2ビッ
トの計8ビットである。なお、係数RAM201に格納
されているデータは、各々符号付きの10ビットであ
る。
【0016】画像信号C,M,YがUCR/マスキング
部103に入力されるのに同期して、係数RAM201
のアドレス信号として、同じ画素の記録色、有彩/無彩
判定部104から出力された色信号、文字/写真判定部
105から出力された文字信号、及び濃度信号の計8ビ
ツトが入力され、この入力アドレス信号に対応した係数
1 〜a8 がRAMから出力される。
【0017】一方、積和演算部222では、入力画像信
号C,M,Yから最小値検出回路202によりBk=M
IN(C,M,Y)を算出する。同時に乗算器203〜
206で2次項CM,CY,MY、及びBk2 を計算す
る。その後上述した(1)式に従つて積和演算を行い、
出力画像信号を得る。このように、複数のパラメータに
応じて多種のマスキング係数を持ち、切り換えることに
より、例えば薄い色地の原稿に文字が書かれたものを再
現する際、字のない部分では薄い色味を生かすようUC
R量を少なめにし、色地にあつた色味のマスキング係数
により処理する。そして、文字が検出された部分では、
黒を多めにのせて黒がよりよく再現できるマスキングを
選択する。このように、原稿中のかぶり、とばしすぎ等
を防ぎより正確に見やすい画像を生成することができ
る。このマスキング係数は、プリンタ108でのプリン
ト結果が最適となるような任意の係数とすれば良く、適
時修正等することも容易にできる。
【0018】なお、ここでは係数設定手段をRAMとす
る例について説明したが、RAMに限定されるものでは
無く、ROMであつても、また、CPUレジスタに持ち
ソフトウエア的に算出して与えられるものであつても良
い。 [第2実施例]以上の説明では、マスキング係数は予め
設定されていたが、マスキング係数を切り換えるパラメ
ータのスライスレベルをユーザが指定できるようにする
ことも可能である。例えば、写真原稿中に文字があつて
も、ユーザとしてはその文字を鮮明な色であらわしたく
ない場合などに操作部から「写真重視」等を設定できれ
ば便利である。
【0019】この様なユーザ指定範囲を拡大した本発明
に係る第2実施例を以下に説明する。図3は本発明に係
る第2実施例のUCR/マスキング回路の詳細構成を示
すブロック図である。図3に示す様に第2実施例におい
ては、上述した図2に示す第1実施例の構成に、301
〜305の構成を追加した構成である。
【0020】図3において、301は操作部、302は
CPU、303,304はユーザ等の指定したスライス
レベルと文字信号、色信号とを比較するコンパレータ、
305はセレクタである。そして第2実施例において
は、有彩/無彩判定回路104、文字/写真判別回路1
05では、第1実施例の様に初めから色信号・文字信号
を生成するのではなく、たとえばこの例においては、そ
れぞれ6ビットで表した色の度合い・文字らしさの度合
いを示すパラメータを比較器303,304に出力す
る。
【0021】一方、操作部301から原稿について
“色”、“文字”という指定が入力された場合におい
て、CPU302は指定入力に従つてスライスレベルを
決定して各信号に対し3つずつ出力し、有彩/無彩判別
回路104、文字/写真判別回路105の各出力がどの
値になつたときに係数RAM201からの出力値を切り
換えるかを決定する。そして、決定したスライスレベル
を比較器303及び比較器304に出力し、比較器30
3,304はこのCPU302よりのスライスレベル
と、有彩/無彩判別回路104、文字/写真判別回路1
05の各出力とを比較して、係数RAM201に対して
4段階(2ビット)の出力信号を出力する。
【0022】この第2実施例におけるスライスレベルの
設定例を図4に示す。図4に示す様に、「色」「文字」
を指定したことにより、上段の(a)に示すスライスレ
ベルが下段の(b)に示す様に、全体にスライスレベル
が低く設定され、より「色味重視」「文字重視」のマス
キング係数が得られることになる。また、スライスレベ
ル設定と合わせ、係数RAM201を指定内容に応じて
書き直す様に制御することにより、さらに細かい場合分
けが可能になる。このようにする場合も本発明の範囲に
含まれることは勿論である。
【0023】[第3実施例]同じ原稿でも色味を場所に
より換える必要がある場合、エデイタにより領域を指定
し、その領域信号によつてマスキング係数を切り換えれ
ば所望の画像を得ることができる。また、領域内に特殊
なマスキング処理を施したい場合にも、係数RAM20
1のアドレスに領域指定ビットを持つてくれば、対応す
るアドレスにCPUから所望の係数を入力しておくこと
で容易に処理を行うことができる。
【0024】この様な場合に対処可能な様に、領域指定
を可能とした本発明に係る第3実施例を以下に説明す
る。図5は、本発明に係る第3実施例のUCR/マスキ
ング回路の詳細構成を示すブロック図である。図5に示
す第3実施例においては、上述した第2実施例に係る図
3の構成に比し、主にエデイタ501及び該エデイタ5
01により指定された座標を用いてCPU302におい
て領域信号502が生成される点が相違している。他の
図3と同様構成には同一番号を付してある。
【0025】第3実施例では、指定可能領域は最大4つ
とし、アドレスに2ビット追加することで対応してい
る。ユーザは、初めエデイタ501で領域を指定し、指
定した領域信号502を係数RAM201に出力する。
そして、係数RAM201は、入力条件によりマスキン
グ係数を切り換えて出力すれば所望の画像を得ることが
できる。
【0026】なお、以上説明した様に、エデイタ501
により所望領域を指定し、次に操作部301から領域内
の処理をキー入力して指定し、指定終了後に例えばプリ
ントアウト指示、例えばスタートボタンが押されると、
係数RAM201の内容を指定内容の通りに書き直し、
処理を行うことも出来る。以上説明したように上述した
各実施例によれば、複数色の入力画像信号と係数の演算
により出力画像信号を得るカラー画像処理装置におい
て、入力信号の特性に対応した複数種類の演算係数を有
し、前記演算係数を入力信号に応じて画素単位で切り換
えることにより、画素毎にその画像に最適な色処理を行
い、より原稿に忠実な、もしくはよりユーザの目的に合
つた画像を提供することができる。
【0027】尚、本発明は、複数の機器から構成される
システムに適用しても、1つの機器から成る装置に適用
しても良い。また、本発明はシステム或は装置にプログ
ラムを供給することによつて達成される場合にも適用で
きることは言うまでもない。
【0028】
【発明の効果】以上説明した様に本発明によれば、画素
毎にその画像に最適な色処理を行なうことができ、より
原稿に忠実な、もしくはよりユーザの目的に合つた画像
を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る一実施例の構成を示すブロック図
である。
【図2】図1に示すUCR/マスキング回路の詳細構成
を示すロック図である。
【図3】本発明に係る第2実施例のUCR/マスキング
回路の詳細構成を示すブロック図である。
【図4】図3に示す第2実施例におけるCPUよりのス
ライスレベルの切り換え出力例を示す図である。
【図5】本発明に係る第3実施例のUCR/マスキング
回路の詳細構成を示すブロック図である。
【符号の説明】
101 CCD 102 光量−濃度変換部 103 UCR/マスキング部 104 有彩/無彩判定回路 105 文字/写真判定回路 106 フイルタリング部 107 プリンタ特性補正部 109 色信号 110 文字信号 201 係数RAM 202 最小値検出回路 203〜214 乗算器 215〜221 加算器 222 積和演算部 301 操作部 302 CPU 303,304 比較器 305 セレクタ 501 エデイタ 502 領域信号

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数色の入力画像信号に所定演算係数に
    基づく演算を行い出力画像信号を得る演算手段と、 前記入力画像信号の特性に対応した複数種類の演算係数
    を入力画像信号に応じて画素単位で切り換えて前記演算
    手段に供給する切り換え手段とを備えることを特徴とす
    る画像処理装置。
JP4206411A 1992-08-03 1992-08-03 画像処理装置 Pending JPH0654179A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4206411A JPH0654179A (ja) 1992-08-03 1992-08-03 画像処理装置

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JP4206411A JPH0654179A (ja) 1992-08-03 1992-08-03 画像処理装置

Publications (1)

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JPH0654179A true JPH0654179A (ja) 1994-02-25

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ID=16522925

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JP4206411A Pending JPH0654179A (ja) 1992-08-03 1992-08-03 画像処理装置

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JP (1) JPH0654179A (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH08181873A (ja) * 1994-12-21 1996-07-12 Ricoh Co Ltd 画像形成装置
JP2006186898A (ja) * 2004-12-28 2006-07-13 Konica Minolta Photo Imaging Inc 画像処理装置及び画像処理方法
JP2009225452A (ja) * 2008-03-18 2009-10-01 Toshiba Corp 画像処理装置、画像形成装置及び画像処理方法

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH08181873A (ja) * 1994-12-21 1996-07-12 Ricoh Co Ltd 画像形成装置
JP2006186898A (ja) * 2004-12-28 2006-07-13 Konica Minolta Photo Imaging Inc 画像処理装置及び画像処理方法
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Legal Events

Date Code Title Description
A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20020610