JPH0653399U - パラグライダー - Google Patents

パラグライダー

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JPH0653399U
JPH0653399U JP8573692U JP8573692U JPH0653399U JP H0653399 U JPH0653399 U JP H0653399U JP 8573692 U JP8573692 U JP 8573692U JP 8573692 U JP8573692 U JP 8573692U JP H0653399 U JPH0653399 U JP H0653399U
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air chamber
air
wing
paraglider
wing body
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憲司 村上
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憲司 村上
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【目的】 翼自体が作り出す乱気流を整流し、翼体の張
りを補助し、翼形状を変更することなく揚力面ですぐ
れ、かつ操縦性も向したパラグライダーを提供する。 【構成】 従来のラム圧を保ちパラグライダーの翼形を
形成する第1気室とは別に独立した別気室14をつくり
その圧力を噴出穴より噴出する事で、翼体が発生する乱
気流や翼上面を流れる空気の流れの剥離を少なくした
り、吊索9を膨張圧の袋24で補強したり気室を翼形状
にして翼体側面に取り付け横方向の揚力を発生させ翼の
張りを増加させると共に、補助気室で別個に操舵を行う
用途を持った複数の気室を有するパラグライダー。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
この発明は外気を取り入れてラム圧により翼型に膨張し、揚力を発生して滑空 飛行が可能なパラグライダーの改良に関する。
【0002】
【従来技術】
翼体が不通気性布地からなり、前面に開口を有する多数の気室を並列状に画成 し、各気室に外気を取り入れてラム圧により翼形に膨張させ、その上下面におけ る気流によって揚力を発生して滑空飛行が可能なパラグライダーが実用されてい る。 このパラグライダーは、自然の動力源である上昇気流を利用して対気速度 を維持する限りは操縦可能とするものであり、その主体とする不通気性布地から なる翼体は、柔軟で折り畳んだ状態ではかさが小さく、携行に便利で最も簡単な 飛行構造物とされる。 従来よりパラグライダーによる滑空飛行において飛行に よって翼体自身が生じる抵抗、又、抵抗による乱気流が飛行性能を阻害しており この抵抗や抵抗により生じる乱気流を少なくする為に、翼形の改良が行われて来 た。又、パラグライダーは翼後縁を引き込む事で操縦するので翼の相対風に対す る迎角が変化する為に、翼の上面を流れる空気が剥離して失速状態に陥り易い性 質があった。また操縦者が翼体の下に吊索でぶら下がる為に、翼体は横方向に広 がらなければならないが、 広がりは翼自体が前進することで生まれる揚力と下 に引く重力の釣合で飛行するものである為に、下に引く力が翼の巾と同じではな く,点でぶら下がる為に翼の広がる力を逆に狭める力になる欠点が有った。 さらに吊索は柔軟であるので引っ張り作用には耐えるが、圧縮には耐えられない 物性があるために、翼体を下から保持する力は皆無であった。 又、翼後縁に取り付けた操縦索によって引き込むことにより翼後縁を下に折り曲 げることにより抵抗とし操縦をおこなっている為に、引き込みにより翼後縁部が 翼の形状の理想カーブより大きくなり上面を流れる空気の流れが剥離して非常に 危険な失速に陥る危険性があった。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
上記するように、翼体は柔軟な布地と柔軟な吊索で出来ているため、理想的な 翼の形を形成保持する事が困難で、柔軟翼の為に翼体の膨張携帯が崩れるとより 沢山の抵抗を生み、乱気流が発生する原因になり翼形の改良だと、翼の厚みを薄 くしたりアスペクト比を上げて抵抗を減少させたりするには柔軟な翼である為に 限界があり、過ぎればつぶれ易く危険な翼となる。 迎角が上がり翼上面の空気 の流れが剥離するとパラグライダーは失速に陥り危険な状態になる。 この翼体 が前進する空気抵抗を軽減する為には 翼体ができるだけ張りをもって広がって いることが大切であるが、 翼体の下の点で操縦者がぶら下がる為に、翼体を広 げる力に反して、翼体を縮める力となって働く力があり 吊索は柔軟である為に 翼体の動きと操縦者の動きの誤差が生じる恐れがある。
【0004】
【課題を解決するための手段】
上記の目的を達成させるためのこの発明の要旨とするところは、翼体が不通気 性布地からなり、前面に開口を有する多数の気室を並列状に画成し、外気を各気 室に取入れラム圧によって翼形に膨張し滑空飛行するパラグライダーにおいて、 同じように別の前面開口部より取り入れた空気を気室を後ろに行く程細くして圧 力を高めさせた上で、抵抗、乱気流の発生する場所へ向かった極細の噴射部を翼 体適所に設ける事と、翼の側面に横方向に翼の原理を利用する為に横方向に翼形 の第2気室を設けたパラグライダー及び翼先端部で別れた上面を流れる空気の流 れを剥離しにくい様に翼先端部や適所から噴き出す空気の流れで迎角の上がった 低速の時に流れを攪乱し剥離を防ぐ噴出部を持った調節弁を付けた事を特徴とす るパラグライダーであり 吊索に空気圧で腰をもたせることにより安定を図るパ ラグライダーである。
【作用】
上記のごとく構成したこの発明によれば、開口を通じて翼体の各気室に取り 入れられ膨張する第1気室とは別に独立した開口を持つ第2気室の翼形で横方向 へ揚力を発生させ翼体を横に引っ張り広げ、別の第2気室の噴射部から吹き出す 加速された空気の流れが翼体の作り出す乱気流を整流したり攪乱したりすること にある。
【0005】
【実施例】
以下、この発明の実施例を図面に基づいて説明する。図1において、図はパラ グライダー全体(1)を示し、その主要構成は、翼体(3)とこの翼体(3)に 取着した複数本の吊索(9)からなり、 翼体(3)は柔軟な不通気性布地で作 られており、翼体上面(5)と翼体下面(6)との間をリブ(7)で仕切り、前 面に開口部(11)を有する多数の第1気室(13)を並列状に画成し、外気を 開口部(11)から取り入れてラム圧によって航空機の翼形に膨張するものであ る。 吊索(9)には搭乗者(2)がハーネス(4)を装着してぶら下がり、 操縦索(10)を操作することによりパラグライダー(1)を操縦するものであ る。 尚、上記するパラグライダー(1)の基本構成としては周知のものである 。
【0006】 図2は 従来のパラグライダーの翼体(3)の断面図であり 翼体(3)の 前進により起こる空気の流れ乱れを示した図であり、前から来た相対風はよどみ 点(22)で最も圧力を高められ、その点から別れて翼体(3)を巡る方向に変 わる、翼体(3)上面と下面の流れの速度の差で揚力が発生するが同時に障害物 である翼体(3)の後ろには必ず乱気流が発生し揚力と正比例して抵抗力が発生 して後ろに引っ張る力が発生する。この乱気流による抵抗を少なくする為にこの 考案はなされている。
【0007】 図3は 翼体の斜視図で翼体(3)の翼上面での気流の剥離発生を減少させ る為に、 第1気室開口部(11)より取り入れられる空気とは別に、リブ(7 )に第1気室開口部(11)とは別に取り付けられたパイプ型第2気室(18) の開口部(16)から取り入れられた空気を翼上面(5)に露出した噴出部(1 5)まで導き噴射する事で乱気流を整流したり流れの剥離を阻止するものである 事を示している。 スタビライザー(8)と翼下面(6)との間に三角形で後ろ に行くほど細くなった所での噴出部(15)を持つ第2気室(14)を設けこの 第2気室開口部(16)から取り入れた空気を翼後縁の乱気流発生箇所に噴射す る事で翼体(3)後ろに発生する乱気流を整流させる。 図4は、このパイプ型第2気室(18)をリブ(7)に取り付けた前面図で ある。 リブ(7)に取り付ける事により従来のパラグライダーの特性柔軟性を 保ち一体性が得られ、翼体(1)の形成を保持する第1気室(13)の膨張圧力 には影響を与えないで行え、尚、思い通りの場所へ誘導する事が可能になる。 図5は、このパイプ型第2気室(18)をリブ(7)に取り付けた断面図で ある。 リブ(7)に取り付ける事によりどの様な方向へも空気を導く事が可能 になり噴出部(15)を思う所へ又分散し設ける事が出来る。 図6は、翼体(3)を後方より見た斜視図であり、翼体前縁部に噴出部を持 つ第2気室(14)が形成され噴出部(15)が上部に見え、パイプ型第2気室 (18)を取り付けた図である。 図7は、 図6の断面図であり通常飛行姿勢の時には、噴出部を持つ第2気 室は形成されない状態を示している。 通常飛行姿勢では相対風に押されて第2 気室布(21)は翼体(3)の形状通りに翼体(3)に張り付いている、 その 時にはパイプ型第2気室の開口部(16)は塞がれており空気はパイプ型第2気 室の噴出部(15)からは噴出されない。 この場合、第1気室の開口部(11 )の空気流入を妨げないように 開口部(11)に被る箇所には 通気性材料( 17)を用いる。 図8は、 同じく断面図であり、迎角が上がった状態を示している。 迎角 が上がる事によりよどみ点(22)が下に下がる為に、翼体前縁部に張り付いて いた噴出部を持つ第2気室(14)の第2気室形成用布(21)は風によりはね 上げられるがその側面に取り付けられた第2気室形成用布(21)で、ある程度 以上のはね上げを阻止され、自動的に噴出部を持つ第2気室(14)を形成する 。 第9図はこの部分の拡大断面図で空気の流れを矢印で示したものであるが、 噴出部を持つ第2気室(14)を形成すると 翼体前縁部の付け根に形成してあ る噴出部(15)より空気が吹き出され翼上面(5)の空気の流れを攪乱すると 同時に、 吹き出し部を持つ第2気室(14)が形成されると、 その中に開口 しているパイプ型第2気室(18)の開口部(16)より空気が押し込まれパイ プ型第2気室(18)の噴出部(15)より空気が吹き出され翼上面(5)の後 縁の空気の流れを整流することが出来る。
【0008】 図10は翼体(3)に、横方向に揚力の発生するように翼形第2気室(23 )を取り付け、スタビライザー(8)と翼下面(6)との間に後ろに噴出部(1 5)を持つ噴出部を持つ第2気室(14)の前面図である。 図11は 図10と同じであるが、横方向の翼形第2気室(23)に空気を 取り込む通気穴(20)の前面図であり。 この通気穴(20)は逆止弁が付け てあり翼形第2気室(23)は独立した圧力を保てるようになっている。 図12は、パラグライダーで揚力と重力を矢印で現している 下方向へ引く 力の重力で翼体上方向に発生する揚力が発生するのであるが、同時に従来のパラ グライダーでは、このメカニックでは必然的に下に引く力で翼体の側面から内側 へ翼を縮める力も発生する為に 横に広げなくてはならない翼体が阻害されつぶ れ易いパラグライダーであった。 図13は、翼体側面に横方向に揚力が発生 する様に翼形第2気室(23)を取り付けたことにより、 図2で示した揚力が 横方向に発生する為に、図12の内側に翼を縮める力が、逆に外方向に翼体(3 )を広げる力となり翼体(3)の上下面の張りを増大させそこを流れる流れをス ムースにさせ、揚力を安定的に発生させ尚かつ翼体(3)の張強度を上げて安定 性を増大する事が出来る。 図14は、翼形第2気室(23)を翼体側面に取り付けた斜視図であり、矢 印は空気の流れを示している。 この翼形第2気室(23)を1mにして相対 風が35Km/hの時には、12Kgf程度の外向きの引っ張り力が発生する。 但し、翼体側面方向に対して直角になる角度で翼形は形成されなくてはならな い。 図15は、 図14を下から見た図であり、矢印は空気の流れを示しており 翼形第2気室(23)が空気の流れに対して翼断面を形成している為に、太い矢 印の様に横方向に様力が発生することを示している。 この翼形第2気室(23 )の形成方法は、前面の第2気室開口部(16)から空気を取り入れる方法で 図10の前面図の方法と、図11で示した様に、点線矢印の空気の流れが示す第 1気室(13)より通気穴(20)を通じて空気を取入れ逆止弁で独立した気室 を形成する方法がある。 図16は、 図14の側面図であり、矢印は空気の流れを示している。通常 の翼の揚力はこの空気の流れで得る事が出来る。 太い矢印が揚力の発生を示し ている。 この翼形を翼体側面に横方向に発生するように取り付ければ横方向に 揚力の発生するのが理解出来る。 翼形第2気室が翼体側面(12)に取り付け てある。
【0009】 図17は、吊索(9)を取り巻くようににチューブ状の第3気室(24)を 設け、翼下面に取り付けた第2気室(14)より圧縮空気を送りこみ膨らませ状 態を示した全体の斜視図である。従来の吊索(9)では柔軟な材料の為、、引き 延ばす力には耐えるものの、圧縮する力には耐えられないものであったが、この チューブ状の第3気室(24)によって翼体(3)がつぶれた時等の吊索(9) に掛かる圧縮力に対し反発保持する為に、翼体(3)の張りを作るのに役立つ。 図18はこの部分を拡大した図である。 翼体(3)の前進で相対風が第1 気室開口部(11)より入り翼形を形成すると同時に、翼下面(6)の吊索(9 )の取り付け位置に形成する第2気室(14)の開口部(16)より同じように 空気を取入れ第2気室(14)が膨張する。 この膨張した空気を第2気室(1 4)の噴出部(15)より吊索(9)を巻いて取り付けたチューブ状第3気室( 24)にチューブ型第3気室空気取入れ口(25)を通じて送り込み吊索(9) の廻りに巻くようにして取り付けてあるチューブ型第3気室(24)を膨張させ て自動的に吊索の腰を作り圧縮力に耐えるようにするものである。 図19は、翼下面(6)に吊索ハンガー(19)で取り付けた吊索(9)に チューブ状の第3気室(24)を取り付けた断面図である、第3気室(24)は 中空になっており、図20のように吊索(9)を取り巻いてあるので第3気室の 空気取入れ口(25)は、チューブ状の第3気室(24)に空気が入って第3気 室が膨張することにより、図21の示すように吊索(5)との間に挟まれて第3 気室の空気が逆流するのを防ぐ為に第3気室(24)の圧力が保たれテンション を保持する為に吊策に腰が出来、吊索(9)に掛かる圧縮力に対抗する力をを増 大させることにより翼体の安定を増す事が出来る。
【0010】 図22は従来のパラグライダーの翼後縁部の折れ曲がらせて操舵する状態を 示している。これは従来からパラグライダーは翼体の形状を後縁に取り付けた操 縦索(10)を引き込むことで後縁を下に折り曲げ折り曲げた部分に相対風があ たり抵抗を増加させることで操縦するものでその為に翼形を変形させるので翼体 上面を流れる空気の流れが矢印で示す様に剥離し失速が起こる可能性がある。 図23は翼体後縁を折れ曲がらせる代わりに外気を導入して舵面を形成する補 助気室(26)を操縦索(10)を引き込む事により翼体の形状を変化させるこ となく折れ曲がり抵抗として操舵出来るの様子をしめしている。 図24は操舵索(10)を引き込まない時の状態を示してる。 補助気室(2 6)が外気を前進する事で開口部(16)より取り入れる為に補助気室の内圧で 翼下面にはりつくので操舵しない時は抵抗にならない。 図25はこの補助気室(26)の取り付けた斜視図で、図26に示すように補 助気室(26)は開口部(16)より空気を取り入れることで補助気室(26) として設け操舵すると同時に補助気室(26)に取り付けた噴出部(15)より 補助気室(26)に取り入れた空気を噴射する事により操舵板で発生する乱気流 を少しでも拡散整流させる事が出来る。
【0011】
【考案の効果】
以下、この発明の効果は、翼体形成の根本である、第1気室に影響を与える 事なく、独立した第2気室を形成させ、第1気室だけでは不十分な横方向の力を 発生させ、吊索に腰を持たせて翼体の張りを作り、翼の変形を出す事なく操縦出 来る事により翼を安定形成させると同時に翼の前進によって必然的に発生する空 気抵抗を軽減したり、又、翼の迎角の変化によって生じる失速を自動的に防ぐ効 果を出す為の考案である。
【0012】
【図面の簡単な説明】
【図1】は パラグライダーの使用状態の斜視図、
【図2】は 翼体の断面図であり、翼体を流れる空気の
流れを矢印で示してある。
【図3】は スタビライザーと翼下面にまたがって取り
付けられた噴出部を持つ第2気室と、第1気室内のリブ
に取り付けられた噴出部を持つパイプ型第2気室を取り
付けた斜視図である。
【図4】は パイプ型第2気室をリブに取り付けた前面
図。
【図5】は パイプ型第2気室をリブに取り付けた断面
図。
【図6】は 翼体前縁部に噴出部を持つ第2気室を取り
付けて、第2気室が形成された斜視図。
【図7】は 翼体前縁部に噴出部を持つ第2気室を取り
付けて、第2気室が形成されていない時の図。
【図8】は 翼体前縁部に噴出部を持つ第2気室を取り
付けて、第2気室が形成された断面図。
【図9】は 翼体前縁部に噴出部を持つ第2気室を取り
付けて、第2気室が形成された部分の拡大断面図。
【図10】は 翼下面とスタビライザーの間に第2気室
を取り付けた翼体側面に翼形第2気室を取り付けた前面
図で 翼形第2気室の空気を前面より取り入れる方式。
【図11】は 翼下面とスタビライザーの間に第2気室
を取り付けた翼体側面に翼形第2気室を取り付けた前面
図で 翼形第2気室の空気を第1気室や隣の第2気室よ
り取り入れる方式。
【図12】従来のバラグライダーでの揚力と重力の力の
方向を示した前面図
【図13】翼体側面に横方向の翼形
第2気室を設けた時のパラグライダーでの揚力と重力の
力の方向を示した前面図。
【図14】翼体側面に横方向の翼形第2気室を設けた時
のパラグライダーの斜視図で空気の流れを矢印で示し
た。
【図15】翼体側面に横方向の翼形第2気室を設けた時
のパラグライダーを下から見た図で空気の流れを矢印で
示した。 これで図2で示した翼形が横方向に形成され
ている事がわかる。 図10の方式では先端部の第2気
室開口部より空気を取り入れるが、 図11の隣の気室
から空気を取り入れる方式は点線の矢印で空気の流れを
示している。 太めの矢印は揚力の発生方向を示してい
る。
【図16】翼体側面に横方向の翼形第2気室を設けた時
のパラグライダーの側面図で空気の流れを矢印で示し
た。
【図17】吊策にチューブ型第3気室を取り付けた状態
の全体斜視図
【図18】翼下面に第2気室を作り、吊策にチューブ型
第3気室を作る部分的斜視図
【図19】翼下面に第2気室を作り、吊策にチューブ型
第3気室を作る断面図
【図20】吊策に巻き付けたチューブ型第3気室と空気
取入れ口
【図21】第3気室の膨張によって第3気室と吊策との
間の空気取入れ口が塞がれた状態をしめしている。
【図22】従来の操舵での翼断面図
【図23】補助気室の操舵板を取り付けた翼の操舵中の
翼断面図
【図24】補助気室の操舵板を取り付けた翼の操舵して
いない時の翼断面図
【図25】補助気室の操舵板を取り付けた斜視図
【図26】補助気室の操舵板を取り付けた部分の拡大図
【0013】
【符号の説明】
1 パラグライダー全体 2 搭乗者 3 翼体 4 ハーネス 5 翼体上面 6 翼体下面 7 リブ 8 スタビライザー 9 吊索 10 操縦索 11 第1気室開口部 12 翼体側面 13 第1気室 14 第2気室 15 噴出部 16 開口部 17 通気性材料 18 パイプ型第2気室 19 吊索用ハンガー 20 通気穴 21 第2気室形成用布 22 よどみ点 23 翼形第2気室 24 チューブ型第3気室 25 チューブ型第3気室空気取入れ口 26 補助気室

Claims (6)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 翼体が不通気性布地からなり、前面に開
    口を有する多数の気室を並列状に画成し、外気を第1気
    室に取入れラム圧によって翼形に膨張し滑空飛行するパ
    ラグライダーにおいて、第1気室とは別に独立した噴出
    部を持つ第2気室を翼面適所に設け外気を取入れ前記第
    2気室より取り込まれた空気を噴出する噴射部を適所に
    設けたことを特徴とするパラグライダー。
  2. 【請求項2】 翼体が不通気性布地からなり、前面に開
    口を有する多数の気室を並列状に画成し、外気を第1気
    室に取入れラム圧によって翼形に膨張し滑空飛行するパ
    ラグライダーにおいて、噴出部を持つ第2気室を別個に
    スタビライザーと翼体との間に設け前記第2気室より取
    り込まれ空気を噴出する噴射部を適所に設けると共に翼
    体側部に横方向に翼形に形成された第3気室を取り付け
    たことを特徴とするパラグライダー。
  3. 【請求項3】 翼体が不通気性布地からなり、前面に開
    口を有する多数の気室を並列状に画成し、外気を第1気
    室に取入れラム圧によって翼形に膨張し滑空飛行するパ
    ラグライダーにおいて、第2気室を翼本体の前縁部に迎
    角の変化で自動形成させ前記第2気室より取り込まれた
    空気を翼上面に噴出する噴射部を適所に設けたことを特
    徴とするパラグライダー。
  4. 【請求項4】 翼体が不通気性布地からなり、前面に開
    口を有する多数の気室を並列状に画成し、外気を第1気
    室に取入れラム圧によって翼形に膨張し滑空飛行するパ
    ラグライダーにおいて、パイプ型第2気室を第1気室の
    内部のリブに取り付け外気を取入れ膨張した空気を後縁
    に向かって膨張した空気を噴射部を適所に設けたことを
    特徴とするパラグライダー。
  5. 【請求項5】 翼体が不通気性布地からなり、前面に開
    口を有する多数の気室を並列状に画成し、外気を第1気
    室に取入れラム圧によって翼形に膨張し滑空飛行するパ
    ラグライダーにおいて、翼体後部下面に外気を導入し舵
    面を形成する補助気室を設け、前記補助気室はその前部
    が翼体に取り付けられ、後部は可動可能に形成されてお
    り、前記補助気室の上面後部に補助翼内の空気を噴出さ
    せる噴出部を適所に設けたことを特徴とするパラグライ
    ダー。
  6. 【請求項6】 請求項1の第2気室の噴射部に吊索の外
    周をチューブ型で中空の第3気室を取り付けた事を特徴
    とするパラグライダー。
JP8573692U 1991-12-19 1992-10-30 パラグライダー Pending JPH0653399U (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN108657428A (zh) * 2018-05-18 2018-10-16 深圳市百川融创科技有限公司 筝翼伞
WO2020026847A1 (ja) * 2018-08-03 2020-02-06 浩幸 横山 パラグライダー

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