JPH0653305U - 車両用収納装置 - Google Patents

車両用収納装置

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JPH0653305U
JPH0653305U JP8929892U JP8929892U JPH0653305U JP H0653305 U JPH0653305 U JP H0653305U JP 8929892 U JP8929892 U JP 8929892U JP 8929892 U JP8929892 U JP 8929892U JP H0653305 U JPH0653305 U JP H0653305U
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JP
Japan
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storage
coin
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vehicle
coins
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Application number
JP8929892U
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English (en)
Inventor
光康 野口
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Kojima Industries Corp
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Kojima Industries Corp
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 収納物を入れたときの衝突音の低減および収
納物の取り出しの容易化。 【構成】 硬い材料からなり上方に開口した箱状の収納
体1に、柔らかい材料からなり上方に開口した袋状の収
納部材2を、外周部を収納体1に固定して、取り付け
た。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、車両に装備される、コインケース等の小物収納装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
図10〜図12に、従来の代表的な車両用コインケース11を示す。ケース巾 方向に、図11に示すように微妙な凹凸12が設けられるとともに、ケース前後 方向(出し入れ方向)に、図12に示すように前部にくぼみ13が設けられてい る。コインを取り出すときに、指が凹凸やくぼみに入り、コインを容易にすくい 上げることができる。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
しかし、従来装置では、コインケースが樹脂製品のため、コインを入れる時の コインとケースとの衝突音が大きく、また車両走行中に車両の振動によりコイン とケースが当たる音もかなり大きい。
【0004】 衝突音を緩和するために、コインケース内面に緩衝材を貼ることが考えられる 。しかし、厚手の緩衝材を貼ると、微妙な凹凸やくぼみが埋まってコイン等を取 り出しやすいという効果が少なくなる。 取り出しやすさを維持しようとすると、緩衝材の厚さが薄いことが必要となる が、その場合は、コインの当たりの衝撃を吸収することができなくなり、騒音の 問題を解決できなくなる。
【0005】 本考案の目的は、収納物(たとえば、コイン)の取り出しが容易で、かつ騒音 も低減できる車両用収納装置(たとえば、コインケース)を提供することにある 。
【0006】
【課題を解決するための手段】 上記目的を達成するための本考案の車両用収納装置は、次のものから成る。す なわち、 硬い材料からなり上方に開口した箱状の収納体に、柔らかい材料からなり上方 に開口した袋状の収納部材を、該収納部材の外周部を前記収納体に固定して、取 り付けた車両用収納装置。
【0007】
【作用】
上記本考案装置では、収納物(たとえば、コイン)を収納部材(たとえば、布 )上に入れても、収納部材が柔らかい材料からなるため衝撃音は生じない。また 、収納物を取り出すときに、指を収納物と収納部材との間に入れようとすると、 収納部材が柔らかい材料からなっているため容易に局部的に変形して指をさし込 むことができ、収納部を指で容易にすくい上げて取り出すことができる。
【0008】
【実施例】
以下に、本考案の車両用収納装置の望ましい実施例を図1〜図9を参照して説 明する。図1〜図5は本考案の第1実施例を、図6〜図9は本考案の第2実施例 を、それぞれ、示す。両実施例にわたって互いに準じる構造をもつ部分には同一 の符番を付してある。
【0009】 はじめに、両実施例に共通な構成、作用を、たとえば図1〜図5を参照して、 収納物がコインの場合を例にとって、説明する。 車両用収納装置は、収納体1と収納部材2とから成る。収納体1は、硬い材料 、たとえば樹脂からなり、上方に開口した箱状体からなる。また、収納部材2は 、柔らかい材料、たとえば布からなり、上方に開口した袋状物からなる。収納部 材2は、収納体1に入れられ、収納部材2の外周部を収納体1に、たとえば接着 により、固定することにより、収納体1に取り付けられている。
【0010】 収納体1は複数箇所に区画されていてもよい。こうすることによって、コイン の種類ごとに収納できる。収納体1は、リテーナ4に対して出し入れ自在とされ 、コイン3等の収納物を収納部材2に出し入れするときには、収納体1をリテー ナ4から引き出して行う。
【0011】 収納部材2はコイン3等の収納物を入れたときに、コイン3等の収納物と収納 体1との衝突音を低減するために必要な厚さを有している。また、収納部材2は 小さな凹凸をもたされており、コイン3等の収納物を取り出すときに、コイン3 等の収納物と収納部材2との間に指先をさし込むことを容易にしている。
【0012】 上記の収納装置において、コイン3等の収納物を入れると、コイン3等の収納 物と収納体1との間には柔らかい収納部材2が存在するので、それが緩衝材とな って衝突音を低減する。また、車両走行中の振動がコイン3等の収納物に作用し ても、収納部材2によってコイン3等の収納物が収納体1の側壁への衝突が避け られ、騒音の発生を防止する。コイン3等の収納物を取り出すときは、指をコイ ン3等の収納物と収納部材2との間に入れてコイン等の収納物をすくい上げるこ とにより行うが、この場合、柔らかい収納部材2が指先で押されるとその部分が 局部的に変形して指先をさし込み易くするので、コイン3等の収納物の取り出し は容易に行うことができる。さらに、収納部材2には、小さな凹凸がつけられて いるので、コイン3等の収納物との間に小さな隙間ができ、そこに指先をさし込 むことができるので、指先のさし込みも容易である。
【0013】 つぎに、各実施例で互いに異なる構成、作用について説明する。 第1実施例は図1〜図5に示されている。そこでは、収納部材2は、コイン3 等の収納体を入れる前には、外周部の収納体1への固定部を除いて、収納体1と 非接触の状態にある。収納部材2の底部は収納体1の底壁6より上方にあり、収 納部材2の側部は収納体1の側壁5からも離れている。
【0014】 第1実施例の装置で、コイン3等の収納物を入れても、図4に示すようにコイ ン3等の収納物は収納部材2とともに常に収納体1から離れており、収納物と収 納体との衝突による音の発生はない。また、コイン3等の収納物の取り出しにお いても、図5に示すように、収納部材2が収納体1より離れているので、収納部 材2の、指で押した部位の局部的変形が容易に生じ、収納物の寄せ集め、すくい 上げによる取り出しは極めて容易である。
【0015】 第2実施例は、図6〜図9に示してある。そこでは、収納体1の底壁6に穴7 が形成されており、穴7にはリブ8がさし渡されている。柔らかい収納部材2は 、コイン3等の収納物を入れてない状態では、収納部材2の外周部の、収納体1 への固定部と、収納部材2の、穴7の内周縁部との接触部およびリブ8との接触 部とを除いて、収納体1と非接触の状態にある。収納部材2はその底部の一部は 、たるんで、穴7からさらに下方に若干出ている。
【0016】 第2実施例の装置で、コイン3等の収納物を入れても、収納体1の底壁6には 穴7があるため、コイン3等の収納物と収納体1との当たる部位は、収納体1の 底壁に穴がない場合に比べて少なく、それだけ音の発生防止上有利である。また 、コイン3等の収納物の取り出しでは、収納部材2の局部的変形を利用して取り 出すことができるために容易になる他に、穴7の下方から他の指でコイン3等の 収納物を押し上げることもでき、さらに取り出しが容易になっている。なお、穴 7にはリブ8があるため、コイン3等の収納物が穴7から下方にとび出ることは なく、収納装置のリテーナ4への出し入れに支障は生じない。
【0017】 上記の説明では、収納装置としてコインケースを例にとったが、コインケース の他に、小物入れ(メガネケース)、ラゲージバッグ、ラゲージトレイ、ルーフ トランク、ラゲージシェルフにも応用できる。
【0018】
【考案の効果】
本考案によれば、収納体に柔らかい材料からなる収納部材を、外周部で取付け たので、収納物を入れたときの、収納物と収納体との衝突音を低減でき、かつ収 納部材の変形を利用して収納物を取り出すことができるので、取り出しを容易化 できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の第1実施例の車両用収納装置の斜視図
である。
【図2】図1の装置の2−2線に沿う断面図である。
【図3】図1の装置の平面図である。
【図4】図1の装置の、コインを入れる時を、段階的に
示した部分断面図である。
【図5】図1の装置のコインを取り出す時を、段階的に
示した部分断面図である。
【図6】本考案の第2実施例の車両用収納装置の、収納
部材をとり外した状態の部分斜視図である。
【図7】図6の装置の7−7線に沿う断面図である。
【図8】図6の装置の8−8線に沿う断面図である。
【図9】図6の装置の平面図である。
【図10】従来の車両用小物収納装置の斜視図である。
【図11】図10の装置の11−11線に沿う断面図で
ある。
【図12】図10の装置の12−12線に沿う断面図で
ある。
【符号の説明】
1 収納体 2 収納部材 3 収納物(たとえば、コイン)

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 硬い材料からなり上方に開口した箱状の
    収納体に、柔らかい材料からなり上方に開口した袋状の
    収納部材を、該収納部材の外周部を前記収納体に固定し
    て、取り付けたことを特徴とする車両用収納装置。
JP8929892U 1992-12-28 1992-12-28 車両用収納装置 Pending JPH0653305U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP8929892U JPH0653305U (ja) 1992-12-28 1992-12-28 車両用収納装置

Applications Claiming Priority (1)

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JP8929892U JPH0653305U (ja) 1992-12-28 1992-12-28 車両用収納装置

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Publication Number Publication Date
JPH0653305U true JPH0653305U (ja) 1994-07-19

Family

ID=13966771

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JP8929892U Pending JPH0653305U (ja) 1992-12-28 1992-12-28 車両用収納装置

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002137689A (ja) * 2000-11-01 2002-05-14 Inoac Corp 車両内装部材の物品ホルダ

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002137689A (ja) * 2000-11-01 2002-05-14 Inoac Corp 車両内装部材の物品ホルダ
JP4526685B2 (ja) * 2000-11-01 2010-08-18 株式会社イノアックコーポレーション 車両内装部材の物品ホルダ

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