JPH065214B2 - Ptp包装体の熱接着シ−ル不良検出方法及びその装置 - Google Patents

Ptp包装体の熱接着シ−ル不良検出方法及びその装置

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JPH065214B2
JPH065214B2 JP61004330A JP433086A JPH065214B2 JP H065214 B2 JPH065214 B2 JP H065214B2 JP 61004330 A JP61004330 A JP 61004330A JP 433086 A JP433086 A JP 433086A JP H065214 B2 JPH065214 B2 JP H065214B2
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ptp package
heat
aluminum
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宣弘 長滝
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Eisai Co Ltd
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    • G01MEASURING; TESTING
    • G01NINVESTIGATING OR ANALYSING MATERIALS BY DETERMINING THEIR CHEMICAL OR PHYSICAL PROPERTIES
    • G01N21/00Investigating or analysing materials by the use of optical means, i.e. using sub-millimetre waves, infrared, visible or ultraviolet light
    • G01N21/84Systems specially adapted for particular applications
    • G01N21/86Investigating moving sheets

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Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は,合成樹脂シートの成形凹部内に錠剤やカプセ
ル等の内容物を収容させ,その上部よりアルミニウム包
材フィルムで熱接着シールしてなる,いわゆるPTP包
装体におけるアルミニウム包材フィルムの熱接着シール
不良を検出する方法及び装置に関する。
(従来の技術及びその課題) 従来より錠剤やカプセル剤などの薬剤の包装体として,
PTP包装体が広く使用されており,蓋体であるアルミ
ニウム包材フィルムが収容凹部を形成した合成樹脂シー
トに完全に熱接着シールしているか否かは薬剤の安全性
からみて重要な検査項目であるが,これらの検査および
除去は目視等人手によって行われており,検査ミスや検
査基準の不均一等の問題があり,従来から検査の自動化
が望まれていた。
(課題を解決するための手段) したがって,本発明の技術的課題は,PTP包装体の熱
接着不良シールを自動検知する方法とその装置を得るこ
とを目的とするもので,この技術的課題を解決する本発
明の技術的手段は次のようである。
すなわち,合成樹脂シートの成形凹部内に内容物を収納
し,その上部より平坦状にアルミニウム包材フィルムを
熱接着シールしたPTP包装体における前記アルミニウ
ム包材フィルムの熱接着シール不良を検出する方法であ
って,前記PTP包装体のアルミニウム包材フィルム面
に投光し,該アルミニウム包材フィルム面から反射した
光を検知して,その光量が一定基準を超えたときに良と
判定し,一定基準を超えないときに不良と判定するよう
にしたことを特徴とするPTP包装体の熱接着シール不
良検出方法である。
この方法の発明の実施に直接検出する装置として次のよ
うなものを用いる。
すなわち,合成樹脂シートの成形凹部内に内容物を収納
し,その上部より平坦状にアルミニウム包材フィルムを
熱接着シールしたPTP包装体のアルミニウム包材フィ
ルム面に,光を照射する投光器と,該アルミニウム包材
フィルム面から反射する反射光を受光し,この受光した
光量を電気的信号に変換する受光部と,該電気的信号が
あらかじめ設定した一定基準値を超えたときに良と判定
し,一定基準を超えないときに不良と判定する判定回路
と,その判定結果を出力する出力手段とを設けたことを
特徴とするPTP包装体の熱接着シール不良検出装置で
ある。
(作用) 本発明は,アルミニウム包材フィルム表面の光の反射量
の増減を受光部で感知し,その受光量を基準値と比較す
ることによって熱接着シールの良・不良を判定するもの
である。
熱接着シールが良の場合は,アルミニウム包材フィルム
表面に皺などが発生していないから,投光器からフィル
ム表面に投射された光は均一の反射角で反射して受光部
にほぼその全部が受光されて感知され,これを電気信号
に変えて測定すると,一定基準信号(l)を超えた信号
となり,良と判定される。
これに対し,熱接着シールが不良の場合は,アルミニウ
ム包材フィルムのシールが不完全であり,アルミニウム
包材フィルム表面に皺が生じたり,フィルムがよれたり
して表面に凹凸が出来てしまい,従って投光器から投射
された光は,アルミニウム包材フィルム表面で乱反射を
生じ,光が散乱して受光部に入光される光量が減少す
る。故にその電気信号は一定基準信号(l)より低くな
り,不良と判定される。
(実施例) 以下,図面に示す実施例に基づいて説明する。
まず,PTP包装体(a)は合成樹脂(1)の成形凹部
(2)に錠剤やカプセル剤などの内容物(3)を収納さ
せ,蓋フィルムとして裏面から平坦状にアルミニウム包
材フィルム(4)を熱重合接着して,各単一包装体
(5)…がそれぞれミシン目線あるいはスリットなどの
分割手段(6)によって分離可能に区分されてなり,こ
のPTP包装体(a)が製造される時は,第4図に示す
ようにロール状に巻かれ連続した合成樹脂シート(1)
に凹部(2)を形成し,錠剤等の内容物(A)が凹部
(2)に充填され,その上から同じくロール状に巻かれ
て連続したアルミニウム包材フィルム(4)が平坦状に
熱接着シールされるが,この場合,PTP包装体(a)
は,縦列に複数シート,例えば4シートが連設され(こ
れを1ショット(b)という),かつ横列には無端状態
に連設されて包装される。この連続接続された包装体を
まずは4シートずつに,次には1シートずつカットする
のである。このカットする前の連続接続されたシート状
態の時に,アルミニウム包材フィルム(4)と合成樹脂
シート(1)の熱接着部を横列帯状にセンサー視野帯
(c)とし,該センサー視野帯(c)は1ショット
(b)のうちどのPTP包装体(a)にも横列方向帯状
に1カ所該当するように設けられるもので,ここに投光
器(7)から光を照射する。該投光がセンサー視野尾
(c)から反射した反射光を受光部(8)で補促し,電
気信号に変換して,該電気信号をアンプ(9)を経て良
否判定回路(10)に引加する。良否判定回路(10)
ではあらかじめ定めた一定基準信号(l)とアルミニウ
ム包材フィルム表面からの反射光による信号と比較し,
良・否を判定する。判定メカニズムを第2図〜第3図に
よって説明すると,その原理はアルミニウム包材フィル
ム表面の光の反射量の増減を受光部で感知して,良・不
良を判定するものであって,第2図のイは正常品である
PTP包装体,ロは不良PTP包装体,それぞれの投射
光の反射の状態を示し,第3図ハはイの場合の電気信号
の波形,ニはロの電気信号の波形を示す。
イの正常品の場合は,シールしたアルミニウム包材フィ
ルム表面は平坦であるから,投射された光は反射して受
光部にほぼその全部が受光されて感知され,これを電気
信号に変えて測定すると,一定基準信号(l)を超えた
信号となる。これに対し,不良シールの場合はアルミニ
ウム包材フィルムのシールが不完全であるため,アルミ
ニウム包材フィルム面に皺が生じたり,よれたりして凹
凸が出来てしまい,従ってロに示すごとく,アルミニウ
ム包材フィルム面では乱反射が生じ,受光部に入光され
る光量が減少する。故にその電気信号は一定基準信号
(l)より低くなり,不良と判定される。
一担,不完全シールが出来ると,その前後のシートは影
響をうけ皺などが生じてしまうが,本発明の方法で行え
ば,皺などの影響がなくなり完全にシールされたショッ
ト(b)にくるまで,良を判定しないので,不良品を完
全に除外することができる。
なお良・否判定回路(10)からの出力は,遅延回路
(11)を経てタイミングコントロールされ,カットさ
れて個別のPTP包装体(a)に切り離された後に出力
回路(13)によって不良品跳出機構(14)を駆動
し,不良PTP包装体のみを除去する。
(12)は表示回路であって,不良品が生じた時にラン
プ等によって表示する手段を設ける場合に遅延回路(1
1)あるいは良否判定回路(10)に結ぶものである。
受光部(8)は,アルミニウム包材フィルム面からの反
射光を受光し,その光量を電気信号に変換する手段を有
し,例えばラインセンサーやTVカメラなどが使用され
る。
アルミニウム包材フィルム(4)は,アルミニウムを成
分とする蓋材フィルムであって,アルミ箔に合成樹脂フ
ィルム等をラミネートしたフィルム,あるいは合成樹脂
フィルム,グラシン紙,その他紙材にアルミニウムを蒸
着したフィルムなどが用いられ,該アルミニウム包材フ
ィルムの表面に設けられたセンサー視野帯(c)は,ア
ルミニウムの艶が有り,光の反射率の高い性質を有する
ことが好ましい。
シール不良は,PTP包装体のどこか1カ所で生じれ
ば,アルミニウム包材フィルム面が浮いて皺が生じ,そ
の凹凸が他部位にも及んで影響するので,アルミニウム
包材フィルム面全体を検知する必要はなく,PTP包装
体の成形凹部以外の1端部から多端部にわたる帯状の1
部位を検査すればよく,従ってセンサー視野帯(c)の
設定部位はワンシートのPTP包装体(a)において,
包装体の工程ラインの流れる方向に添って1端部から他
端部にわたる1カ所以上設ければよいため,第8図のご
とく,種々の端部から他端部にわたる部分に設計するこ
とができる。1ショット(b)単位でみれば第5図のご
とく4シートのいずれの包装体の端部にかかるセンサー
視野帯(c’)(c’)を設ければ,十分検知可能とな
る。
(発明の効果) この技術的手段によれば,PTP包装体の不良熱接着シ
ールを自動的に検知することができ,しかも不良品は不
良を生じたシートの前後に続くシートにもフィルムのシ
ワなどが生じておよぶことが多いが,それら全ての不良
品を完全に検知できて取りのぞくことができると共に,
錠剤やカプセルをPTP包装体を充填包装する工程中に
本発明手段を設けることができ,一環したラインの流れ
を変えずに自動的に検知することができる効果を有す
る。
【図面の簡単な説明】
第1図は,本発明装置の一実施例を示す斜視図。 第2図は,シール不良を検知する状態を示した投光器と
受光部の拡大側面図。 第3図は,受光器で感知した電気信号の波形を示す説明
図。 第4図は,PTP包装体に内容物を充填する工程に本発
明装置を設置した工程の流れを示した概略図。 第5図は,PTP包装体の1ショットを示した平面図。 第6図は,PTP包装体(a)の斜視図。 第7図は,X−X’断面図。 第8図は,センサー視野部(c)の設定例を示したPT
P包装体の平面図である。 1 合成樹脂シート 2 成形凹部 3 内容物 4 アルミニウム包材フィルム 5 単一包装体 6 分割手段 7 投光部 8 受光部 9 アンプ 10 良否判定回路 11 遅延回路 12 表示回路 13 出力回路 14 不良品跳出機構 a PTP包装体 b 1ショット c センサー視野帯

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】合成樹脂シートの成形凹部内に内容物を収
    納し,その上部より平坦状にアルミニウム包材フィルム
    を熱接着シールしたPTP包装体における前記アルミニ
    ウム包材フィルムの熱接着シール不良を検出する方法で
    あって,前記PTP包装体のアルミニウム包材フィルム
    面に投光し,該アルミニウム包材フィルム面から反射し
    た光を検知して,その光量が一定基準を超えたときに良
    と判定し,一定基準を超えないときに不良と判定するよ
    うにしたことを特徴とするPTP包装体の熱接着シール
    不良検出方法。
  2. 【請求項2】合成樹脂シートの成形凹部内に内容物を収
    納し,その上部より平坦状にアルミニウム包材フィルム
    を熱接着シールしたPTP包装体のアルミニウム包材フ
    ィルム面に,光を照射する投光器と,該アルミニウム包
    材フィルム面から反射する反射光を受光し,この受光し
    た光量を電気的信号に変換する受光部と,該電気的信号
    があらかじめ設定した一定基準値を超えたときに良と判
    定し,一定基準を超えないときに不良と判定する判定回
    路と,その判定結果を出力する出力手段とを設けたこと
    を特徴とするPTP包装体の熱接着シール不良検出装
    置。
JP61004330A 1986-01-14 1986-01-14 Ptp包装体の熱接着シ−ル不良検出方法及びその装置 Expired - Lifetime JPH065214B2 (ja)

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