JPH065162B2 - 面圧力センサによる対象物表面への位置決め方法 - Google Patents

面圧力センサによる対象物表面への位置決め方法

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JPH065162B2
JPH065162B2 JP59221847A JP22184784A JPH065162B2 JP H065162 B2 JPH065162 B2 JP H065162B2 JP 59221847 A JP59221847 A JP 59221847A JP 22184784 A JP22184784 A JP 22184784A JP H065162 B2 JPH065162 B2 JP H065162B2
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滋 佐藤
正俊 石川
誠 下条
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Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は、対象物表面上に任意機器の作業端を適正な接
触力を保ちつつ位置決めする位置決め方法に関するもの
である。
[従来の技術] 工作機械や産業用ロボットなどによって被加工対象物の
表面へのマーキング、塗装、描画、ならい等の作業を行
う場合、あるいは対象物上で定められた位置での把持や
保持作業を行う場合には、該対象物の表面上で機器の作
業端の位置決めと接触力の調節を行う必要がある。
従来、このような作業における対象物と機器の作業端と
の接触位置の検出方法としては、駆動装置の姿勢から位
置決め装置の設置された空間内における作業端の位置を
算出して、対象物表面上での位置に換算する方法や、テ
レビカメラ等の視覚センサを用いて対象物と作業端との
接触位置を測定する方法があった。
しかしながら、前者の方法では、対象物表面上での作業
端の位置を直接に検出することができず、換算を要する
ことに起因して、位置決め装置の設定された空間内にお
ける位置決め装置と対象物との相対的な位置や方向を常
に一定にする必要があり、対象物の設置方法の不完全な
どの原因により、対象物が予め定めた位置決め装置との
相対的な位置や方向から外れたところにあった場合に適
応できなくなるという欠点があった。
また、後者の方法では、視覚センサによる位置検出器を
構成する必要があり、装置が複雑かつ高価になる。しか
も、視覚センサは、対象物を常に正面から見るように対
象物との相対的関係を付与すると、一般に接触点が死角
にはいるため、対象物を斜め方向から見る必要があり、
そのため対象物の形状がゆがんだ像として検出され、対
象物上での接触点の位置を求めるためにはこのゆがみを
取り除く換算を必要とする。すなわち、視覚センサによ
っても一般に対象物表面上での作業端の位置を直接に検
出することはできない。加えて、この方法には接触点が
視覚センサの死角に入った場合に処理が困難になるとい
う欠点があった。
[発明が解決しようとする課題] 本発明が解決しようとする課題は、簡易な手段によって
対象物表面上における機器の作業端の位置を直接に検出
することができ、位置決め装置と対象物との相対的な位
置や方向の誤差に対しても適応性があり、死角の処理の
必要もない位置決め手段を得ることにある。
[課題を解決するための手段・作用] 上記の課題を解決するための本発明の位置決め方法は、
機器の作業端を対象物表面上へ位置決めするに際し、接
触位置と接触力とを同時に検出する可撓性の面圧力セン
サを対象物に貼付し、制御器の制御指令によって駆動制
御される駆動装置で上記作業端の対象物表面への接触点
を移動させ、上記作業端の接触に伴って面圧力センサか
ら出力される接触位置と、目標となる位置を設定した目
標接触位置設定器から出力される目標位置とを、位置比
較器において比較すると共に、上記作業端の接触に伴っ
て面圧力センサから出力される接触面と、目標となる接
触力を設定した目標接触力設定器から出力される目標接
触力とを、接触力比較器において比較し、上記位置比較
器及び上記接触力比較器の比較出力を上記制御器の入力
として、接触点の位置及び接触力を目標値に近付けるた
めの駆動装置の制御を行い、対象物表面上の目標位置に
目標接触力で接触点の位置決めを行うことを特徴とする
ものである。
上記位置決め方法においては、制御器によって駆動制御
される駆動装置で機器の作業端を対象物表面の目標位置
に向かって移動させ、対象物表面に接触させると、面圧
力センサに出力が発生し、その出力のうち、接触位置に
ついての出力は目標位置設定器において設定された目標
位置と位置比較器において比較され、接触力の出力は目
標接触力設定器において設定された目標接触力と接触力
比較器において比較される。さらに、上記位置比較器及
び上記接触力比較器からそれぞれ出力される位置誤差及
び接触力誤差は制御器に入力され、制御器は上記位置誤
差及び接触力誤差を駆動装置への制御指令に変換する。
その制御指令に基づいて駆動装置は作業端を駆動し、作
業端は制御器からの制御指令にしたがって動く。
この場合に、対象物に面圧力センサを貼付して使用する
ため、位置検出器及び接触力検出器をそれぞれ独立に設
ける必要がない。
従って、簡易な手段によって対象物表面上における機器
の作業端の位置を直接に検出することができ、従来技術
に比して、位置決め装置と対象物との相対的な位置や方
向の誤差に対しても適応性があり、死角の処理の必要も
ない位置決め手段を得ることができる。
[実施例] 第1図は、本発明の方法を実施するための位置決め装置
の構成例を示すものである。駆動装置4の先端に接触子
3があり、この接触子3を位置決め装置の作業端とし
て、対象物1の表面に貼付された面圧力センサ2に接触
せしめることにより、接触子3の面圧力センサ2の上で
の位置決めを行うものである。
第2図は、面圧力センサ2の検出部の構造を示す斜視図
である。面圧力センサ2は、導電性の高い可撓性を有す
る材質からなる第1層の面状抵抗体5と、外部からの圧
力の作用によりコンダクタンスが略線形に変化する感圧
導電性ゴム等からなる第2層の感圧板6と、上記第1層
の面状抵抗体5と同様な材質からなる第3層の面状抵抗
体7とによって三層構造に構成したものであって第1層
の面状抵抗体5にはそのx方向の一対の対辺に電極8,
9を設け、第3層の面状抵抗体7にはそのy方向の一対
の対辺に電極10,11を設けてある。
上記の如き構成を有する面圧力センサ2は、第1層の面
状抵抗体5のx方向の一対の対辺に設けられた電極8,
9にそれぞれ抵抗Rを介して電圧+aを印加し、同時に
第3層の面状抵抗体7のy方向の一対の対辺に設けられ
た電極10,11にそれぞれ抵抗Rを介して電圧−aを
印加するように接続すると、面圧力センサ2上に接触力
が作用したとき、電極8,9,10,11からそれぞれ
電位V、V、V、Vが取り出される。
第3図は、上記各電極の電位に基づいて接触力W及び接
触位置のx座標を求めるための回路の構成を示す構成図
である。除算回路18の出力が求める接触位置のx座標
である。また、接触位置のy座標を求めるための回路
も、略同一の回路によって構成することができる。
なお、上記面圧力センサは、本発明者らが先に面圧力デ
ータの検出方法(特願昭56-115472号)及び接触センサ
による接触部データの検出方法(特願昭56-115473号)
等として提案したものであり、それぞれ特開昭58-17330
号公報及び特開昭59-603号公報に開示されている。
第1図において、上記面圧力センサ2の出力のうち、接
触位置は目標位置設定器において設定された目標位置と
位置比較器において、また接触力は目標接触力設定器に
おいて設定された目標接触力と接触力比較器においてそ
れぞれ比較される。さらに、上記位置比較器及び上記接
触力比較器からそれぞれ出力される位置誤差及び接触力
誤差は制御器に入力され、制御器は上記位置誤差及び接
触力誤差を駆動装置4の制御指令に変換する作用を有す
る。駆動装置4は、先端に設けられた接触子3を駆動す
る作用をなし、制御器からの制御指令にしたがって動く
ものである。面圧力センサ2を使用するため、位置検出
器及び接触力検出器をそれぞれ独立に設ける必要がな
い。
第1図においては、駆動装置4として多関節型の駆動装
置を示しているが、この場合xy座標系での制御指令が
可能なものとしている。また、駆動装置4として直交座
標型の駆動装置を用いる場合には、一般にxy座標が直
交座標である限り、xy座標系での制御指令が可能であ
る。
なお、上記目標位置設定器、目標接触力設定器、位置比
較器、接触力比較器及び制御器の機能は、コンピュータ
のソフトウェアとして実現することが可能である。ま
た、上記の説明においては、上記目標位置設定器及び目
標接触力設定器からそれぞれ出力される目標位置及び目
標接触力は、それぞれ一定のものとして説明したが、全
体のフィードバック系の応答に比して十分遅い範囲であ
れば、その値を変化させることが可能であり、予め定め
られた軌道及び接触力に従って目標位置及び目標接触力
を変化させることにより、予め定められた軌道及び接触
力のトレースが可能となる。
第4図は、本発明の方法を実施するための位置決め装置
の他の構成例を示すものである。この装置は、紙や布等
の可撓性を有するシート状の対象物19に対し、駆動装
置22からみて裏面に、支持体23に固定した面圧力セ
ンサ20を貼付し、駆動装置22の先端に設けられた接
触子21を対象物19の表面に接触させるように構成し
たもので、対象物19の可撓性により接触子21の対象
物19への接触力が面圧力センサ20に伝達され、第1
図に示した装置の場合と略同一の作用により、接触子2
1の対象物19上での位置決めを行うものである。
すなわち、この装置例の位置決め装置における面圧力セ
ンサ20、目標位置設定器、目標接触力設定器、位置比
較器、接触力比較器、制御器、駆動装置22は、上記第
1図に構成を示した実施例におけるそれぞれ面圧力セン
サ2、目標位置設定器、目標接触力設定器、位置比較
器、接触力比較器、制御器、駆動装置4と実質的に変わ
るところはなく、対象物19の可撓性を考慮して支持体
23、面圧力センサ20及び対象物19を配設すること
により、上記第1図の場合と略同一の機能を略同一の装
置で実現している。
[発明の効果] 以上の詳述したところから明らかなように、本発明の位
置決め方法によれば、構造が簡単、安価で信頼性の高い
位置決め装置を用い、対象物表面上での作業端の位置を
直接に検出することができるため、前記従来技術におけ
る問題点を解決した位置決め手段を提供することができ
る。
さらに、本発明においては、前記従来の技術において独
立に別個のものとして必要とされていた位置検出器と接
触力検出器との両者の機能を持った面圧力センサを使用
するため、位置決め装置の構成を単純化ものとすること
ができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の方法を実施するための位置決め装置の
構成例をを示すブロツク構成図、第2図は上記方法にお
いて用いる面圧力センサの斜視図、第3図は上記面圧力
センサに接続する演算回路の構成図、第4図は本発明の
方法を実施するための他の位置決め装置の構成例を示す
要部構成図である。 1,19……対象物 2,20……面圧力センサ 3,21……接触子 4,22……駆動装置 5,7……面状抵抗体 6……感圧板 8,9,10,11……電極 R……抵抗 23……支持体。
フロントページの続き (72)発明者 下条 誠 茨城県筑波郡谷田部町東1丁目1番4号 工業技術院製品科学研究所内 (56)参考文献 特開 昭56−147003(JP,A) 特開 昭58−17330(JP,A) 特開 昭59−603(JP,A)

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】機器の作業端を対象物表面上へ位置決めす
    るに際し、 接触位置と接触力とを同時に検出する可撓性の面圧力セ
    ンサを対象物に貼付し、 制御器の制御指令によって駆動制御される駆動装置で上
    記作業端の対象物表面への接触点を移動させ、 上記作業端の接触に伴って面圧力センサから出力される
    接触位置と、目標となる位置を設定した目標接触位置設
    定器から出力される目標位置とを、位置比較器において
    比較すると共に、 上記作業端の接触に伴って面圧力センサから出力される
    接触力と、目標となる接触力を設定した目標接触力設定
    器から出力される目標接触力とを、接触力比較器におい
    て比較し、 上記位置比較器及び上記接触力比較器の比較出力を上記
    制御器の入力として、接触点の位置及び接触力を目標値
    に近付けるための駆動装置の制御を行い、 対象物表面上の目標位置に目標接触力で接触点の位置決
    めを行う、 ことを特徴とする面圧力センサによる対象物表面への位
    置決め方法。
JP59221847A 1984-10-22 1984-10-22 面圧力センサによる対象物表面への位置決め方法 Expired - Lifetime JPH065162B2 (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7784362B2 (en) 2005-12-14 2010-08-31 The University Of Electro-Communications Two dimensional load distribution center position detection sensor and two dimensional load distribution center position detection device
DE112008003884T5 (de) 2008-05-29 2011-06-22 Harmonic Drive Systems Inc. Komplexer Sensor und Roboterhand

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6035605B2 (ja) * 1981-07-22 1985-08-15 工業技術院長 接触センサ−による接触部デ−タの検出方法
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DE112008003884T5 (de) 2008-05-29 2011-06-22 Harmonic Drive Systems Inc. Komplexer Sensor und Roboterhand

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