JPH0651485A - プリント写真の集合エレベータ - Google Patents

プリント写真の集合エレベータ

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Publication number
JPH0651485A
JPH0651485A JP20414592A JP20414592A JPH0651485A JP H0651485 A JPH0651485 A JP H0651485A JP 20414592 A JP20414592 A JP 20414592A JP 20414592 A JP20414592 A JP 20414592A JP H0651485 A JPH0651485 A JP H0651485A
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JP
Japan
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leaflet
elevator
print
tray
photographs
Prior art date
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Pending
Application number
JP20414592A
Other languages
English (en)
Inventor
Takashi Ogiso
孝 小木曽
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Fujifilm Holdings Corp
Original Assignee
Fuji Photo Film Co Ltd
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Publication date
Application filed by Fuji Photo Film Co Ltd filed Critical Fuji Photo Film Co Ltd
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Publication of JPH0651485A publication Critical patent/JPH0651485A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【構成】 最下段から排出される集積プリント写真18
aを受ける昇降皿30を設ける。この昇降皿30を昇降
機構32により最下段から最上段まで昇降させる。昇降
皿30の昇降軌跡内には、中段から排出された集積プリ
ント写真18bを受ける中間棚板31を設ける。中間棚
板31を開閉自在に構成する。開閉機構33により昇降
皿30の昇降に連動させて、中間棚板を開閉する。 【効果】 昇降皿30と中間棚板31とに集積プリント
写真18a,18bを排出する。その後、昇降皿30を
上昇させる。昇降皿30が中間棚板31に近づくと、中
間棚板31が開き、中間棚板31上の集積プリント写真
18bが昇降皿30上の集積プリント写真18a上に落
下して積み重ねられ、1まとまりにされる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、プリント写真の集合エ
レベータに関し、特に、合格プリント写真と再焼きプリ
ント写真とを仕分けた後に、これらの集積プリント写真
を1件毎に重ねて集合させるプリント写真の集合エレベ
ータに関するものである。
【0002】
【従来の技術】撮影済み写真フイルムの同時プリントが
依頼されると、例えば大規模現像所では、写真フイルム
をスプライステープで繋ぎ合わせて長尺フイルムにす
る。この長尺フイルムをフイルムプロセサで現像処理し
てから、熟練したオペレータによるフイルム検定が行わ
れる。このフイルム検定では、プリントすべきコマに対
してノッチを形成し、また適正なプリント写真を得るた
めの露光補正量を決定する。次に、長尺フイルムを写真
プリンタにセットする。ノッチが付されたコマは、フイ
ルム検定時に指定された露光補正量を考慮して、印画紙
に焼付露光される。露光済み印画紙は、ペーパープロセ
サで現像処理されてから、プリント検定が行われる。プ
リント検定では、合格プリントを除いた再焼きコマには
例えば斜線1本からなる再焼きマークが、また撮影失敗
等の不要コマには例えば斜線2本からなる不要マークが
オペレータにより記録される。
【0003】プリント検定済みのロールペーパーは次に
ペーパーカッターに装填され、ここで各コマ毎に切断さ
れるとともに、各件毎に1まとまりにされる。このペー
パーカッターでは、前記再焼きマークや不要マークを読
み取り、これに基づきこれらマークのものを合格プリン
トとは別に仕分けて、1件毎に各受け棚に排出する。こ
こで切り離されるプリント写真には、写真プリンタにセ
ットされた印画紙の幅によって、82.5×117mmの
Eサイズと、89×127mmのLサイズとがある他に、
これらサイズの2倍の長さを有するパノラマサイズがあ
る。他方、焼付処理が終了した長尺フイルムは、1件の
写真フイルム内で所定コマ数毎に切断され、得られたフ
イルムピースがフイルム収納シートに挿入される。オペ
レータは、各受け棚に排出された合格プリント写真と再
焼きプリント写真とを1オーダー毎にまとめ、これらプ
リント写真と、フイルム収納シートのネガフイルムとを
照合して、これらをDP袋に装填する。そして、再焼き
プリント写真があるものは、これを再焼きプリント工程
に回す。また、合格プリント写真のみのものは、出荷工
程に回す。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上記プリントシステム
では、ペーパーカッターにより、再焼きマークに基づき
合格プリントと再焼きプリントの写真を自動的に仕分け
ているが、仕分けられたプリント写真は単にトレイに排
出されるだけである。このため、オペレータにより排出
後にその端縁を揃えるように整列させて、これをフイル
ム収納シートとともにプリント袋に挿入後、これをDP
袋に入れるようにしていた。特に、再焼きプリント写真
を含む場合には、この再焼きプリント写真と合格プリン
ト写真とを、人手により重ね合わせて1件分にまとめ、
これをDP袋に挿入していた。したがって、人手を要
し、効率の良いプリント写真の装填及び出荷が行えない
という問題がある。
【0005】本発明は上記課題を解決するためのもので
あり、再焼きと合格とに仕分けた集積プリント写真を各
件毎に1まとまりに重ね合わせて、次の工程に送り出す
ようにしたプリント写真の集合エレベータを提供するこ
とを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、請求項1記載の発明は、最下段から排出される一方
の集積プリント写真を受ける昇降皿と、この昇降皿を最
下段から最上段まで昇降させる昇降機構と、昇降皿の昇
降軌跡内に挿入脱出自在に配置され、中段から排出され
た他方の集積プリント写真を受ける中間棚板と、この中
間棚板を昇降皿の昇降に連動させ、昇降皿が中間棚板の
近くに来た時に中間棚板を昇降皿の昇降軌跡から待避さ
せる連動機構とを備えたものである。
【0007】また、請求項2記載の発明は、中間棚板
を、集積プリント写真の挿入方向に直交する方向に2分
割して、これら分割棚板を昇降皿の昇降軌跡に対し側方
から挿入脱出自在となるように、取付軸により揺動自在
に取り付け、連動機構を、昇降皿側に取り付けた押動部
と、分割棚板に取りつけたカム板とから構成し、カム板
には、昇降皿が分割棚板の近くに来たときに、2個の分
割棚板を開き昇降軌跡から待避させるリフト部を形成し
たものである。
【0008】また、請求項3記載の発明は、集積プリン
ト写真の挿入方向に直交する方向で昇降皿の昇降軌跡に
交差するように接続されるチラシ搬送装置と、昇降皿を
支持する昇降枠と、この昇降枠内に設けられ、チラシ搬
送装置からのチラシを搬送するチラシ搬送部と、このチ
ラシ搬送部にチラシ搬送装置から駆動を与えるクラッチ
機構とを設けたものである。
【0009】また、請求項4記載の発明は、クラッチ機
構を、チラシ搬送装置に設けた駆動ギヤと、前記チラシ
搬送部の駆動軸に固定した太陽ギヤ、この太陽ギヤに噛
み合う遊星ギヤ、この遊星ギヤを太陽ギヤの回りで回動
自在に取りつけたアームと、このアームを遊星ギヤが駆
動ギヤに噛合する方向に付勢する手段と、アームの回動
を規制するために昇降皿の昇降方向に設けたガイドと、
チラシ搬送部の入口がチラシ搬送装置の出口に対面する
位置で、アームの回動を許容して遊星ギヤを従動ギヤに
噛み合わせるための開口とから構成したものである。
【0010】
【実施例】図2は、本発明を実施するプリント写真の集
合エレベータを用いたプリント写真の装填システムを示
す概略図である。ペーパーカッター11は、カットマー
クセンサによりロールペーパー13の側縁部に形成され
た小孔からなるカットマークを検出し、これに基づきロ
ールペーパー13を切断してプリント写真15として切
り離す。また、ペーパーカッター11にはソートマーク
センサが配置されており、各件の区切りを示すソートマ
ークを検出し、これに基づき各プリント写真15が件毎
に仕分けられる。ロールペーパー13は予めプリント検
定工程でペーパーの仕上がり状態が検定されている。プ
リント検定では、仕上がりが良好な合格プリントはその
ままとし、露光補正量を修正することで仕上がりが良好
になるものには、例えば1本の斜線からなる再焼きマー
ク16が、また、露光補正量の修正ではカバーしきれな
い例えば撮影失敗によるもの等には2本の斜線からなる
不要マーク17が、オペレータにより記録される。
【0011】整列送り出し装置14では、再焼きマーク
16及び不要マーク17を検出して、これに基づき分岐
ガイドを作動させ、再焼きプリント写真15a,合格プ
リント写真15b、不要プリント写真15cに仕分け
る。再焼きと合格の各プリント写真15a,15bは、
それぞれ1まとまりにされて整列して集積される。この
集積プリント写真18a,18bは1件分が集積される
と、本発明の集合エレベーター19に排出される。エレ
ベータ19は、1件分の再焼きの集積プリント写真18
aと合格の集積プリント写真18bとを重ね合わせて、
1件分の集合プリント写真18にまとめる。この集合プ
リント写真18は、クランプ装置31によりくわえられ
て、集合装置23に送られる。
【0012】チラシホッパー20は2台設けられてお
り、これらには広告やお知らせ等のチラシ21a,21
bがセットされている。各チラシホッパー20内のチラ
シ21a,21bはチラシ合流搬送装置22によりそれ
ぞれが1件分として重ね合わされており、エレベータ1
9のチラシ搬送部65を経てチラシ搬送装置69により
集合装置23に搬送される。集合装置23にはこの他に
フイルム収納シート24が排出装置25により、フイル
ムシートロール26から1件分毎に切り離されて送られ
てくる。そして、集合装置23により、集積プリント1
8,チラシ21a,21b,フイルム収納シート24が
1件分重ね合わせられる。この集合物はプリント袋挿入
装置27に送られ、ここでプリント袋28に挿入され
る。その後、このプリント袋28はDP袋29に挿入さ
れる。DP袋29は再焼きの集積プリント写真18aが
入っているものと、合格の集積プリント写真18bのみ
が入っているものとに仕分けられ、前者が再焼き工程8
に、後者が出荷工程9に回される。
【0013】図1に示すように、本発明の集合エレベー
タは、昇降皿30と、中間棚板31と、昇降皿30を上
下動させる昇降機構32と、昇降皿30の昇降に連動さ
せて中間棚板31を開く中間棚板開閉機構33とから構
成されている。昇降皿30には、最下段に位置している
ときに、前記整列送り出し装置14(図2参照)から再
焼きの集積プリント写真18aが送られて載せられる。
また、中間棚板31には、整列送り出し装置14から合
格の集積プリント写真18bが送られて載せられる。昇
降機構32は、各集積プリント写真18a,18bが昇
降皿30及び中間棚板31に載せられると、昇降皿30
を最上段まで上昇させる。また、中間棚板開閉機構33
は、昇降皿30が中間棚板31の近くに来たときに棚板
31を開き、棚板31上の合格集積プリント写真18b
を再焼きの集積プリント写真18a上に落とすととも
に、中間棚板31を側方に移動して昇降皿30の昇降軌
跡内から待避させる。図3に示すように、昇降皿30が
最上段まで持ち上げられると、合格と再焼きの集積プリ
ント写真が重ね合わされた集合プリント写真18は、ク
ランプ装置31(図2参照)のクランパ34により挟持
され集合装置23(図2参照)に送られる。
【0014】昇降皿30は、図3に示すように、底板3
5と、これの両側縁に斜めに突出するように折り曲げら
れた側板36とから構成されている。底板35には、ク
ランパ34が入り込むための溝37が形成されている。
また、溝37には、その中央部から集合プリント写真1
8の送り出し側の端縁に亘って切欠き38が形成してあ
り、これにはストッパ39が配置されている。ストッパ
39は、昇降皿30や中間棚板31に送られてくる集積
プリント写真18a,18bの端縁に係止してこれを位
置決めするものである。ストッパ39は無端ベルト40
に固定されており、モータ41の回転により、その停止
位置が変えられるようになっている。これにより、プリ
ント写真のサイズに対応させてその停止位置を変更する
ことができる。
【0015】昇降皿30は、昇降枠45に固定されてい
る。この昇降枠45は昇降機構32により上下動させら
れる。昇降機構32は次のように構成されている。昇降
枠45の前側及び後ろ側には鉛直方向で無端ベルト4
6,47が配置されており、この無端ベルト46,47
に昇降枠45が固定される。無端ベルト46,47は、
モータ48で回転され、これにより、昇降枠45,昇降
皿30が上下動する。なお、前側の無端ベルト46は、
集積プリント写真18a,18bの昇降皿30及び中間
棚板31への送り込みの障害となることのないように、
下側に配置されている。このため、ガイドブラケット4
9により無端ベルト46と昇降枠45とを連繋してい
る。
【0016】図4及び図5に示すように、中間棚板31
は、集積プリント写真18a,18bの挿入方向に直交
する方向に2分割されている。これら分割棚板31a,
31bはアーム50a,50bを介し取付軸51a,5
1bにより、機枠(図示せず)に揺動自在に取り付けら
れており、これにより昇降皿30の昇降軌跡内から中間
棚板31が挿入脱出自在とされている。
【0017】分割棚板31a,31bの各アーム50
a,50bには、棚板開閉機構33のカム板55a,5
5bが取り付けられている。また、昇降枠45にはカム
板55a,55bに係合する位置で押動ローラ56a,
56bが設けられている。カム板55a,55bには、
連続した2個の斜辺57,58からなるリフト部60が
設けられている。図4(B)に示すように、昇降枠45
の上昇により昇降皿30が中間棚板31の近くに位置し
たときに、押動ローラ56a,56bは斜辺57に当た
る位置にセットされている。したがって、押動ローラ5
6a,56bの上昇に伴い、カム板55a,55bが開
き始めると、分割棚板31a,31bも互いに離反する
方向で移動する。したがって、中間棚板31上の合格集
積プリント写真18bは真下に位置する昇降皿30の再
焼き集積プリント写真18a上に落下する。このとき、
昇降皿30は中間棚板31に充分に接近しているため、
落下距離は小さくなり、落下による衝撃で各集積プリン
ト18a,18bの整列が乱れることはない。
【0018】図5(C)に示すように、昇降皿30が更
に上昇を続けると、カム板55a,55bの斜辺58に
押動ローラ56a,56bが転がり接触するため、分割
棚板31a,31bが開いた状態となっている。図5
(D)に示すように、昇降皿30が最上段に持ち上げら
れると、前記クランパ34(図3参照)により集合プリ
ント写真18は次の工程に送られる。
【0019】図6及び図7に示すように、昇降枠45内
には、チラシ搬送部65が設けられている。チラシ搬送
部65は、ニップベルト対66,67を搬送方向に配置
して構成されており、図2に示すように、本発明の集合
エレベータに交差するようにチラシ合流搬送装置22及
びチラシ搬送装置69を接続するものである。ニップベ
ルト対66,67は、搬送方向に離間して設けた2本の
回動軸70,71に2個のベルトプーリー72を介し無
端ベルト73を掛け巡らし、この無端ベルト73に接触
するようにその上方に押さえロール74を配置したもの
である。各ニップベルト対66,67の回動軸70の軸
端部にはギヤ75が固定されている。これらギヤ75に
はアイドルギヤ76が噛み合っており、2つのニップベ
ルト対66,67を連動させている。
【0020】また、各ニップベルト対66,67の入口
側及び出口側の回動軸71の端部にはクラッチ機構75
が設けられている。クラッチ機構75は、回動軸71に
固定した太陽ギヤ80と、回動軸71に回動自在に取り
つけたアーム81と、このアーム81に回動自在に取り
付けられ太陽ギヤ80に噛み合う遊星ギヤ82と、アー
ム81を昇降枠45の外側に付勢するねじりバネ83と
から構成されている。また、図7に示すように、昇降枠
45に近接してガイド板85が設けられており、このガ
イド板85はアーム81の外側への揺動を規制する。こ
のガイド板85には、チラシ搬送部65の入口がチラシ
合流搬送装置22の出口に対面する位置となった時に、
アーム81を外側に突出させて遊星ギヤ82をチラシ合
流搬送装置22の駆動ギヤ86に噛み合わせるための切
欠き87が形成されている。したがって、昇降枠45が
最上段まで上昇すると、切欠き87からアーム82が外
側に突出し、チラシ合流搬送装置22の駆動ギヤ86に
遊星ギヤ82が噛み合い、チラシ合流搬送装置22から
駆動を得て、各ニップベルト対66,67を回転させ、
集合チラシ21を搬送することができる。
【0021】なお、チラシ搬送部65の出口側ニップベ
ルト対67の回動軸71にも同様のクラッチ機構75が
設けられており、このクラッチ機構75を介して出口側
のニップローラ対88を回転駆動する。
【0022】昇降枠45内のチラシ搬送部65を出た集
合チラシ21は、図2に示すように、第2のチラシ搬送
装置69により集合装置23に送られる。第2のチラシ
搬送装置69は、図8に示すように、チラシ送りベルト
90,91とチラシ送り出しベルト92とをシーソー式
に機枠93で揺動するように構成したものである。チラ
シ送りベルト90,91はベルト94を介してモータ9
5により回転させられる。また、チラシ送り出しベルト
92はチラシ送りベルト90,91と直角に交差するよ
うに配置されており、モータ96で回転させられる。各
ベルト90,91,92の下方には、これに接触して回
転するフリーロール97,98,99が設けられてい
る。揺動機枠93は、その中央部に取付軸100が設け
られており、これを中心としてシーソー式に揺動する。
機枠93には、機枠93を反時計方向に付勢するバネ1
05と、このバネ105の付勢に抗して機枠93を時計
方向に少し回動するシフト部106が設けられている。
【0023】入口側でチラシを待つ場合には、シフト部
106が作動して揺動機枠93を図中、右端を下にする
ように傾き、入口側フリーロール97とチラシ送りベル
ト90とが接触することの無いように隙間を空けた状態
になっている。そして、エレベータ側のチラシ搬送部6
5から集合チラシ21が送られてくると、チラシ21は
フリーロール97とチラシ送りベルト90との隙間に入
る。その後、シフト部106がオフになりチラシ21は
チラシ送りベルト90とフリーロール97とによりニッ
プされる。チラシ21を出口側に送る場合には、モータ
95によりチラシ送りベルト90,91を回転して出口
側に送る。この後、シフト部106を作動させ、チラシ
送り出しベルト92とフリーロール99とによりチラシ
21をニップして、次の工程の集合装置23に送り出
す。
【0024】次に、本実施例の作用を簡単に説明する。
整列送り出し装置14(図2参照)により焼増しの集積
プリント写真18aと合格の集積プリント写真18bと
が同時に送り出され、図1に示すように、焼増しの集積
プリント写真18aは最下段に位置する昇降皿30に載
せられる。また、合格の集積プリント写真18bは中間
棚板31に載せられる。載せられた各集積プリント写真
18a,18bはストッパ39で位置決めされる。
【0025】次に、図3に示すように、昇降機構32の
モータ48が回転し、これにより無端ベルト46,47
が回転する。したがって、昇降枠45及び昇降皿30が
上方に持ち上げられる。そして、図4,図5に示すよう
に、昇降皿30が中間棚板31の近くまで来ると、押動
ローラ56a,56bがカム板55a,55bのリフト
部60の斜辺57に接し、押動ローラ56a,56bの
上方移動に伴いカム板55a,55bが開く。これによ
り、分割棚板31a,31bが開き、棚板31に載って
いた合格の集積プリント写真18bが焼増しの集積プリ
ント写真18aの上に落下して載せられる。この後も、
昇降機構32により昇降皿30は上方に持ち上げられ、
最上段にセットされる。最上段にセットされた集合プリ
ント写真18は、図3に示すように、クランプ機構のク
ランパ34によりくわえられ、集合装置23まで送られ
る。
【0026】また、昇降皿30が最上段に位置すると、
図7に示すように、ガイド板85の切欠き87からクラ
ッチ機構75のアーム81が外に出て、チラシ合流搬送
装置22の駆動ギヤ86に噛み合う。その後、駆動ギヤ
86が回動すると、クラッチ機構75を介し、ニップベ
ルト対66,67も回転し、チラシ合流搬送装置22か
らのチラシ21を搬送する。出口側のニップローラ対6
7にもクラッチ機構75が設けられており、これを介し
駆動が伝達されるため、出口側に位置するニップローラ
対88も回転して、チラシ21をエレベータ外に送り出
す。エレベータから送り出されたチラシ21は、図8に
示すような、第2のチラシ搬送装置69により、集合装
置23に送られる。
【0027】図3に示すように、集合プリント写真18
が昇降皿30から取り出されると、モータ48が逆転
し、昇降皿30が下降する。これに伴い、棚板開閉機構
33も連動し、分割棚板31a,31bが昇降皿30の
移動軌跡内に挿入される。その後、昇降皿30が最下段
にセットされるとモータ48は停止し、次の集積プリン
ト写真18a,18bの待ち状態になる。以下、同様の
繰り返しにより、合格と焼増しとに仕分けられた集積プ
リント写真18a,18bがエレベータにより1件毎に
重ねられて集合され、次の工程に送られる。
【0028】なお、上記実施例では、中間棚板31を2
枚の分割棚板31a,31bから構成し、これを取付軸
51a,51bにより揺動自在に取り付けたが、これは
昇降皿30の昇降方向に直交する方向でスライド移動自
在に構成し、これをカム板で昇降皿の移動軌跡内に出没
自在に構成してもよい。
【0029】また、上記実施例では、合格の集積プリン
ト写真18bと再焼きの集積プリント写真18aとの2
つ集積物を重ねて集合させたが、他の複数のシート状の
集積物を重ね合わせる場合にも本発明を適用することが
できる。また、2つの集積物に限らず、3個以上の集積
物を重ね合わせて1つにまとめることができる。この場
合には、必要な数だけ中間棚板を設け、これを棚板開閉
機構により、昇降皿の上下動に連動させて開閉する。
【0030】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
昇降皿と中間棚板とに集積プリント写真を排出させた後
に、昇降皿を上昇させ、この上昇に連動させて中間棚板
を開閉して下方に待機する昇降皿の集積プリント写真上
に、中間棚板上の集積プリント写真を落下させるように
したので、複数の集積プリント写真の整列を乱すことな
くこれらを自動的に1まとまりに重ね合わせることがで
きる。
【0031】中間棚板を、集積プリント写真の挿入方向
に直交する方向に2分割して、これら分割棚板を昇降皿
の昇降軌跡に対し側方から挿入脱出自在となるように、
取付軸により揺動自在に取り付け、連動機構を、昇降皿
側に取り付けた押動部と、分割棚板に取りつけたカム板
とから構成し、カム板には昇降皿が分割棚板の近くに来
たときに、2個の分割棚板を開き昇降軌跡から待避させ
るリフト部を形成したから、昇降皿が中間棚板に充分に
接近した状態で棚板を開くことができる。これにより、
中間棚板上の集積プリント写真の落下距離を小さくする
ことができ、これら集積プリント写真の整列を乱すこと
がない。
【0032】また、集積プリント写真の挿入方向に直交
する方向で昇降皿の昇降軌跡に交差するように接続され
るチラシ搬送装置を設け、昇降枠内には、チラシ搬送装
置からのチラシを搬送するチラシ搬送部と、このチラシ
搬送部にチラシ搬送装置から駆動を与えるクラッチ機構
とを設けたから、チラシ搬送部がチラシ搬送装置に接続
される位置に来ると、クラッチ機構によりチラシ搬送部
が回動してチラシを搬送することができる。しかも、チ
ラシ搬送部はクラッチ機構により、エレベータ外のチラ
シ搬送装置側から駆動力を得るため、エレベータ側の搬
送のモータ等を設ける必要がなく、構成を簡単なものに
することができる。
【0033】また、クラッチ機構を、チラシ搬送装置側
に設けた駆動ギヤと、前記チラシ搬送部の駆動軸に固定
した太陽ギヤ、この太陽ギヤに噛み合う遊星ギヤ、この
遊星ギヤを太陽ギヤの回りで回動自在に取りつけたアー
ムと、このアームを遊星ギヤが駆動ギヤに噛合する方向
に付勢する手段と、アームの回動を規制するために昇降
皿の昇降方向に設けたガイドと、チラシ搬送部の入口が
チラシ搬送装置に対面する位置で、アームの回動を許容
して遊星ギヤを従動ギヤに噛み合わせるための開口とか
ら構成することにより、チラシ搬送部の入口がチラシ搬
送装置の出口に対面すると、切欠きからアームが出て、
駆動ギヤに遊星ギヤが噛み合うため、自動的にチラシ搬
送部が回転することができる。これにより、エレベータ
側のチラシ搬送部の構成が簡単なものになる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を実施したプリント写真の集合エレベー
タの要部を示す斜視図である。
【図2】プリント写真の集合エレベータを用いたプリン
ト写真の装填システムを示す概略図である。
【図3】昇降皿と昇降機構の要部を示す斜視図である。
【図4】中間棚板開閉機構を示すもので、(A)は昇降
皿が最下段にある状態を示し、(B)は昇降皿が中間棚
板の近くにあり、中間棚板を開く直前の状態を示してい
る。
【図5】中間棚板開閉機構を示すもので、(C)は中間
棚板が開いて、2個の集積プリント写真が重ね合わされ
た直後の状態を示し、(D)は昇降皿が最上段にある状
態を示している。
【図6】昇降枠内のチラシ搬送部を示す斜視図である。
【図7】チラシ搬送部を示すもので、(A)は昇降皿が
上昇中の状態を示し、(B)は昇降皿が最上段まで上昇
して、クラッチ機構が作動した状態を示している。
【図8】第2のチラシ搬送装置を示す正面図である。
【符号の説明】
11 ペーパーカッター 15 プリント写真 16 再焼きマーク 17 不要マーク 18a,18b 集積プリント写真 18 集合プリント写真 19 集合エレベータ 21a,21b チラシ 22 チラシ合流搬送装置 30 昇降皿 31 中間棚板 32 昇降機構 33 中間棚板開閉機構 45 昇降枠 55a,55b カム板 56a,56b 押動ローラ 60 リフト部 65 チラシ搬送部 66,67 ニップベルト対 75 クラッチ機構

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数の集積プリント写真を排出する整列
    送り出し装置に接続され、複数の集積プリント写真を重
    ねて1件毎の集合プリント写真として送り出すプリント
    写真の集合エレベータにおいて、 最下段から排出される一方の集積プリント写真を受ける
    昇降皿と、この昇降皿を最下段から最上段まで昇降させ
    る昇降機構と、昇降皿の昇降軌跡内に挿入脱出自在に配
    置され、中段から排出された他方の集積プリント写真を
    受ける中間棚板と、この中間棚板を昇降皿の昇降に連動
    させ、昇降皿が中間棚板の近くに来た時に中間棚板を昇
    降皿の昇降軌跡から待避させる連動機構とを備えたこと
    を特徴とするプリント写真の集合エレベータ。
  2. 【請求項2】 請求項1記載のプリント写真の集合エレ
    ベータにおいて、中間棚板を、集積プリント写真の挿入
    方向に直交する方向に2分割して、これら分割棚板を昇
    降皿の昇降軌跡に対し側方から挿入脱出自在となるよう
    に、取付軸により揺動自在に取り付け、連動機構を、昇
    降皿側に取り付けた押動部と、分割棚板に取りつけたカ
    ム板とから構成し、カム板には昇降皿が分割棚板の近く
    に来たときに、2個の分割棚板を開き昇降軌跡から待避
    させるリフト部を有することを特徴とするプリント写真
    の集合エレベータ。
  3. 【請求項3】 請求項1又は2記載のプリント写真の集
    合エレベータにおいて、集積プリント写真の挿入方向に
    直交する方向で昇降皿の昇降軌跡に交差するように接続
    されるチラシ搬送装置と、昇降皿を支持する昇降枠と、
    この昇降枠内に設けられ、チラシ搬送装置からのチラシ
    を搬送するチラシ搬送部と、このチラシ搬送部にチラシ
    搬送装置から駆動を与えるクラッチ機構とを備えたこと
    を特徴とするプリント写真の集合エレベータ。
  4. 【請求項4】 請求項3記載のプリント写真の集合エレ
    ベータにおいて、クラッチ機構を、チラシ搬送装置に設
    けた駆動ギヤと、前記チラシ搬送部の駆動軸に固定した
    太陽ギヤ、この太陽ギヤに噛み合う遊星ギヤ、この遊星
    ギヤを太陽ギヤの回りで回動自在に取りつけたアーム
    と、このアームを遊星ギヤが駆動ギヤに噛合する方向に
    付勢する手段と、アームの回動を規制するために昇降皿
    の昇降方向に設けたガイドと、チラシ搬送部の入口がチ
    ラシ搬送装置の出口に対面する位置で、アームの回動を
    許容して遊星ギヤを従動ギヤに噛み合わせるための開口
    とから構成したことを特徴とするプリント写真の集合エ
    レベータ。
JP20414592A 1992-07-30 1992-07-30 プリント写真の集合エレベータ Pending JPH0651485A (ja)

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