JPH06510982A - 抗テストステロン化合物およびその使用方法 - Google Patents

抗テストステロン化合物およびその使用方法

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JPH06510982A JP4507359A JP50735992A JPH06510982A JP H06510982 A JPH06510982 A JP H06510982A JP 4507359 A JP4507359 A JP 4507359A JP 50735992 A JP50735992 A JP 50735992A JP H06510982 A JPH06510982 A JP H06510982A
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ミアオ,エミリィ
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるため要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 抗テストステロン化合物およびその使用方法発明の分野 本発明は、P−45Oct7またはIT、2(1−り了−ゼ酵素を阻害し、した がってテストステロンおよびニストロジオールの形成を阻害する化合物、これら の化合物を含有する組成物、およびそれらの使用方法に関する。
発明の背景 アンドロゲンおよびエストロゲンは、成長の刺激および性徴の発現、ならびに窒 素、リン、カル/ラムおよびカリウムの貯留のような同化作用の促進に重要な役 割を果している。さらに、これらのステロイドホルモンは、4i々な性オルモン 依存性の病懸にも重要な役割を果している。
アンドロゲンはコレステロールから合成され、−次的には3つの腺、すなわち精 巣、副腎皮質および卵巣に由来する。精巣からの一部アンドロゲンはテストステ ロンであるが1弱いホルモン性アンドロゲン、デヒドロエピアンドロステロン( DHEA)、その硫酸エステルおよびアンドロステンジオンは、副腎および卵巣 によって分泌される一部cteステロイドである。各線はある種変は下垂体から の刺激蛋白質の分泌に相当する日内変動をもって、その産物を分泌するように思 ワレル、これらの蛋白質、精巣−卵巣については黄体形成中ルモン(LH)およ び副腎については副腎皮質ホルモン(ACTH)の放出は、一方では、主として 視床下部因子、たとえばそれぞれ黄体形成ホルモン放出ホルモンおよび副腎皮質 刺激ホルモン放出因子によって制御されている。テストステロンおよびその代謝 物、エストラジオールおよび5α−ジヒドロテストステロンはフィードバック機 構により、神経および下垂体レベルでLH放出に影響できる。すなわち9個体に おけるアンドロゲンレベルは、数種の相互に関連する刺激および抑制過程のバラ ンスに依存するものである。アンドロゲンに対する終末wa器応答は、フィード バック制御に対する応答を含めて、細胞内の核レベルで作動してRNA合成を修 飾するアンドロゲン受容体によって仲介される。核アンドロゲン受容体は2つの 天然アンドロゲン、テストステロンおよび5α−ジヒドロテストステロン(DH T)のみに関連することが明らかにされている。DHTはテストステロンよりも 高い結合活性でアンドロゲン受容体に結合し、ラット前立腺のような一部の組織 では。
横車離体に存在する唯一のアンドロゲンである。
アンドロゲン生成酵素またはアンドロゲン受容体の遺伝的欠損は、雌性の特徴を もった雄性胎児の発生を生じる。同様に、雌性胎児はアンドロゲンに暴露される と男性化する。過剰のアンドロゲン活性は、早期の思春期9色情症、脂漏症。
にきび、男性型禿頭および多毛症に関連する。前立腺サイズおよびその維持はア ンドロゲン依存性である。男性側の妊娠調節はテストステロン刺激***形成の遮 断によって達成可能であった。
多数のアンドロゲン依存性病響が、生体内のテストステロンの産生阻害により直 接処置できる。これらの病態には、前立腺癌、良性前立腺過形成、早期男性化お 上び寒気うイディッヒ細胞腫瘍がある。同様に、多数のエストラジオール依存性 病態が生体内のエストラジオール産生の阻害によって直接処置できる。これらの 病帖には、エストラノオール依存性乳癌、卵巣癌および子宮癌が包含される。
前立腺癌の頻度は現在、肺癌についで第二位で、男性のすべての癌の18%に達 しく年間の新書は約100.000例)、一般に509以上の男性が1徹する。
良性の前立腺過形成は9通常致命的ではないが、アメリカ合衆国での外科手術の 原因の第二位で1年間400.000件の前立腺摘除が行われている。しかしな がら、これは症状を発症している男性の20〜25%を表しているにすぎない。
前立腺癌と良性前立腺過形成はしばしば独立に生じ、前立腺の解剖学的に翼なる 領域に発症する(lodgesら、”Benign Prostatle Ry pertrophy−、F、旧n5sn、Jr、m。
Springer−verlag、 Nsv York、 N、 Y、 、 + 983. p、 167)から1両者には関係はないように甲われる。それらの 病因はまだ不明であるが2両疾虫とも、精巣が機能している男性にもっばら発症 し、去勢後に退行することから、内分泌的基盤が支持されている(Coffey ら、−Current Concepts and Approaches t o the 5tudy of Pro唐狽≠狽■ Cancer−、D、S、CaffeyらII、Alan R,Li5s、In c、、New York、N、Y、、p、l; Huggl獅唐轣B Cancer Res、、1.293.1941HRugginsら、J、Ur ol、、43. 705. 1940+ P、C,Wals■A−New ^pproach to the Treatment of Benign  Prostatic Rypsrplasla−、F、AK撃高b≠撃■ ら編、Alan R,Li5s、 Nu York、 N、 y、 、 198 4. p、 l) 。
前立腺癌の最も共通した盟は、前立腺の末梢領域における上皮細胞の悪性な形質 転換である(!lll癌) (R,O,Petersen、”Patholog y−、E、Rubln & J、L、Farber編、JB P、Lippinctt Co、、Ph11adslphla、P^lH8,p 、927) 、ホルモン処置は現在のところ。
転移疾患には限界があり一次的なものと考えられている。前立腺癌はアンドロゲ ン依存検相からアンドロゲン非依存検相に進行することが明らかにされているか らである( Bruehovskyら、−Current Concepts  and Approaches to the 5tudy@of Prostate Cancer−、D、S、Caffeyら編、 Alan  R,Li5t、 Ine、、Nev York、N、Y、、P9g?、p 347) 、去勢、エストロゲン(ジエチルスチルペストロール、エチニルエス トラノオール、エストラムスチン)、プロゲスチン(メゲストロール酢酸、メド キンブロゲステロノ酢酸、プロゲステロン)、アンドロゲン受容体のアンタゴニ スト(ンブロテロン酢酸、フルタミド)、ステロイド合成阻害剤(アミノグルテ チミド、スピロノラクトン)、およびLHRHアゴニストが転移前立腺癌の処置 に使用されていて、以前に総説が発表されている(Griyhaekら、Can cer 60:9g、19g7;Melasad、Drug Intellig enee and C+1n、Phirw、21:24)、+987. J、^ 、Sm1thAJr、、1lro1 137・1.1987) 。
良性の前立腺過形成または小結節過形成は、前立腺の尿道周囲または中心領域に おける間質および上皮成分の両者の非悪性過形成および肥大である。これは。
50歳以上の男性にきわめて一般的な疾患である0組織病理学的状態は「純粋」 な間質の過形成/肥大から「純粋」な上皮過形成/肥大まで変動する。小結節過 形成の原因はまだ不明であるが、現在までの所見では、アンドロゲンおよびエス トロゲンのいずれもがその発生に関与することが示唆されている。経尿道切除手 術が現在、良性前立腺過形成の主流の処置となっていて、高い効果と安全性を示 している。良性前立腺過形成は手術にも化学的去勢にも応答するが、これらは患 者集団の大部分に受入れられる梨の治療ではない、すなわち、生命に別状のない 良性前立[過形成の症例のための長期間の薬理学的処置には、副作用が最小限で あることが重要になる。
精巣腫瘍は、アメリカ合衆国では1年間1o万人あたり約2〜25人の発生率で 。
男性の癌による死亡の1%弱を占める。生殖細胞の腫瘍には4つの種類があって 。
精上皮騰、胎児性癌、絨毛膿瘍および奇形腫である。生殖細胞腫瘍の40%は2 種またはそれ以上の細胞型を包含する。
最も通常の間質細胞の悪性腫瘍は、ライディッヒ細胞腫瘍およびセルトリ細胞腫 瘍である。小児には稀なこれらの腫瘍は通常良性である。ライディフヒ(間質) 細胞腫瘍は、男性化もしくは女性化または両者を生じることがあり、また全くホ ルモン作用を示さないこともある。セルトリ細胞腫瘍(男性化細胞腫)は細管状 様式に配列する細胞を含有し、同じく女性化またはく稀に)男性化を生じること がある。精巣ライディノヒ細胞腫瘍はテストステロンの形成を阻害することによ って処置できる ライディノヒ細胞はとくに17.20−リアーゼに富み、これ らの細胞から発した新生物はこの酵素の作用を妨害する化合物にとくに感受性で ある。
精巣腫瘍患者におけるテストステロン産生の上昇は2つの機構によって起こりう る。栄養l1lI腫瘍ならびにライディッヒおよびセルトリ細胞の腫瘍において は。
両十ルモンの膿瘍組織自体での自律的産生が起こり、これらの場合には、血漿ゴ ナドトロピンレベルおよび精巣の無関与部分でのホルモン産生が低下し、無*** 症が共通して認められる。しかしながら、ゴナドトロピンが腫瘍によって分泌さ れると、ゴナドトロピンは精巣の非罹患領域におけるエストラジオールおよびテ ストステロンの産生を増大させるように動き、無***症は珍しくなる。
精巣腫瘍の約40%には2以上のパターンの細胞関与がある。最も通常のこれら の複合は、奇形癌および胎児性感で、全精巣新生物の25%を占める。それほど 多くはないが、奇形腫は胎児性感、精上皮腫または絨毛膿瘍の様々な成分ならび に肉1の要素を有し、これらの特徴のいくつかを合わせもつことがある。奇形癌 の名称は、これらの形管の癌と複合した奇形腫に適用されてきた。
士ルモン依存性癌および他のアンドロゲン依存性疾もの臨床的処置には、アンド ロゲン生合成の阻害が用いられてきた(Van Wauveら、(1989)  J、Med、Chet 32(IG) 2231: Gover、D、B、 ( 1974) J、5terold Bloehst 5.501: Worgu lら、({983) J。
Urology 129.51+ 5antenら、(1983) J、ClI n、Endocrinol、Metab、57,732+ eeldman。
D、 (1986) Endocrine Rev、7.4Q9: Traeh tenber++ら、 (1984) The Lance煤A 433] 。
増殖性前立腺疾患の処置の総説は、^nnual Reports In Me dicinal Chemistry24.21章、New Horizons  In the Treatment or Prollferatlve P rostatlc@Disease。
Acacles+Ic Press、Inc、p、+97 (+989+がある 。すなわち、アンドロゲンの形成を阻害する化合物の提供がとくに有用である。
多数のアンドロゲン受容体アンタゴニストが検討され、シブロチロン酢酸はい( つかの国で前立腺癌への使用が承認されている。しかしながら、良性前立腺過形 成におけるシブロチロン酢酸またはアンドロゲン剥奪の応用は疑問視されてきた 。非ステロイド性の純粋なアンドロゲン受容体アンタゴニストのフルタミドが合 衆国で検討されている。良性前立腺過形成へのフルタミドの使用は自覚的パラメ ーターにある程度の改善と前立腺サイズの減少を示している。アンドロゲはホル モン応答性前立腺癌への使用を箪−の標的とした非ステロイド性アンドロゲン受 容体アンタゴニストである。しかしながら、この化合物は、末梢組織のみならず 、中枢でもアンドロゲン受容体アンタゴニストとして作用し、この化合物の眼前 性が憂慮されている。オキセンドロンは他のアンドロゲン受容体アンタゴニスト との併用が検討されている。
前立腺癌または良性前立腺過形成の処置に現在使用されているかまたは使用が検 討されている他の種類の化合物に、ステロイド合成を修飾する化合物がある。
たとえば、ケトコナゾールは高投与量で血清テストステロンレベルを去勢レベル 近くまで低下させるが、著しい副作用があって、前立腺癌の第一選択療法として の使用は制限されている。自然発症良性前立腺過形成におけるエストロゲンの役 割が示唆されたことから、アロマターゼ阻害剤についての限られた研究が行われ ている。レダクターゼ阻害剤は、血漿テストステロンレベルを変化させないで。
細胞レベルでのDHTの形成を遮断する。
黄体形成ホルモン放出ホルモン(LHRH)アゴニスト/アンタゴニストは。
男性に投与すると、精巣でのステロイド合成の抑制または「化学的去勢」を招来 する 前立腺癌または良性前立腺過形成の処置に使用されている池のアプローチには。
α遮断剤、指貫を低下させるかまたは脂質代謝に干渉する天然物質、および新生 物性の前立腺増殖を調節する成長因子がある。
ステロイドホルモンは、遺伝子発現の生理学的調節に重要な役割を果たしている (WatermanらどCytochrome P−450: 5tructu re、vechintsms and Biochemi唐狽窒凵B P、R,0rtiz da Montellano編、 p、34s) 、数種 のP−450酵素が関与する複雑な生合成経路により、い(つかの範喝のステロ イドホルモンが哺乳類動物の副腎、生殖腺および胎盤で産生される(Jefco ate、1bld、p、3g?) 、コレステロールがまずミトコンドリアの側 鎖切断酵素、P−450secによってプレグネノロンに変換される(Burs teinら、 J、BIol、Chet 250.9028.1975HBur steinら、BIochemlstry 11D2883゜ 1972: fluteら、Bioehes+、 Soc、Trans、 6. 89!、 197g) 、プレグネノ豐ンはついで3つの経路で代謝され、プロ ゲスチン、フルチコイド(鉱質フルチコイドおよび糖質フルチコイド)、および 性ホルモン(アンドロゲンおよびエストロゲン)を生成する(Miller、1 1.L、 Endoerine Review 9(3)298.1988)  、3 ツの最終産物を導く鍵酵素は、m−の活性部位により触媒される2つの翼 なる活性、17α−ヒドロキシル化とCl7−C2゜結合の切断活性を有する重 要なヘム蛋白質、/トクロームP−45017,20−リアーゼであるCNak ajinら、 J、 Blol、 Chet 2513g71.1981 :  Nakaj i獅轣B ]、B1o1.Chet256.6134.1981HNakxjlnら、Bl ochemlstry 20.4037.1981; Mi汲撃氏A+l。
t、J、1!、Blochemlstry and 5teroid Horm ones、B11ekvell 5elent141c P浮b撃撃■=| t[ons、London、197SHIoslnamiら、Bloehet  Blophys、Res、Com5un、109.916.P90)。
コルチゾールまたは性ホルモンを導く2つの経路中で、 17.20−リアーゼ としても知られるP−450017は、基質、プレグネノロンおよびプロゲステ ロンのClv位をヒドロキシル化して、中間体、17α−ヒドロキシプレグネノ ロンおよび17α−ヒドロキシプロゲステロンを生成する。これらの中間体はつ いで分子酸素と還元型ニコチノアミドアデニノジヌクレオチドリン酸(NADP H)を用いて切断され。
それぞれデヒドロエピアンドロステロン(DHEA)およびアンドロステンジオ ンを産生ずる。DHEAおよびアンドロステンジオンの両者は、テストステロン およびエストラジオールの生合成における鍵中間体である。フラボプロティンで あるミクロゾームの7トクロームP−450レダクターゼは電子伝達のために必 要である(OprlaHら、J、Blol、Cham、 257.8US、19 H: Frenchら、 J、 Biol、 Chew、255D4112゜ 1980) 。
ステロイドホルモンの生合成は、ステロイドの核を供給するコレステロールに始 まる。このステロイドホルモンの全合成における第一の律速段階は、特異的a素 、/トクロームP−450secがコレステロール側鎖の側鎖切断を触媒してプ レグネノロンを形成するミドフンドリアで起こる。この生成物は、イソメラーゼ の17−ヒドロキシラーゼ(+7−0H)および21−ヒドロキシラーゼ(21 −OH)酵素が糖貰フルチフイドおよび性ホルモンのための各種ホルモン中間体 の合成を完結する小胞体に拡散する。11−ヒドロキシラーゼ(+1−0H)酵 素が局在するミトコンドリアに戻って、ヒトにおける主要な糖賀コルチコイドで あるコルチゾールの合成が完結する。副腎ステロイド合成の単純化した図を以下 に示す。
プレグネノロン 17a−01プレグネノクン デヒドロエピアノドロステクン 11−デオキシフルチフステセン n−デt+シフルチl−ル テストステクン 自殺酵素不活性化剤または機構ベースの不活性化剤と呼ばれる一群の酵素不活性 化剤は、バーバード大学のKonrad Bloehおよび共同研究者によって 、 1970年に最初に記載された。これらの自殺酵素不活性化削は、特翼的酵 素の天然の基質と近似し、その酵素の活性部位が天然の基質と構造的に識別不能 な比較的に不活性な分子である。酵素とその作用部位において相互作用して、不 活性化剤は化学的に修飾され、不活性化剤は標的酵素と反応する反応性化合物に 変換され、酵素の不活性化を導く、不活性化剤と酵素の間の初期の化学的相互作 用は、正常な酵素触媒過程において天体の基質と酵素の間で起こる相互作用と正 確に同一である唯一の差は、自殺基質への作用により、標的酵素はそれ自身の破 壊を触媒する点である 生物学的過程の制御に有用となる自殺基質の重要かつ独特な性質は、それらが化 学的に非活性なことである1反応性の不活性化剤は酵素の活性部位でのみ発生し 、したがって樟的酵素以外との非特異的反応は通常起こらない、すなわち、自殺 酵素基質は高度に選択性で、標的酵素の不可逆的な不活性化をもたらす、これら は、基質の薬理学的可能性を提示する本発明の化合物に有利な性質である。
自殺基質についての総説には、^nnual ReporLs in Medi cinal Chemistry、第v1部、Topies in Chemi stry and Drug Design、第26章、^cademic P ress、 +982Fおよ びTeLra−hedron Report Nu++ber 124.871 −909.1982がある。
WNsonらの米国特許簗4.560557号には、ントクロームP−450コ レステロールg!l鎖切断酵素(p−4SOsee)の高度に選択的な阻害剤が 多数開示されている これらの化合物は天然のステロイドを模倣するが、酵素的 酸化を受ける炭素から2炭素咥れた(またはそのβに)トリノチル/リル基、ま たは立体選択的酵素酸化を受ける炭素にモノ置換硫黄基が導入されている。トリ ノチルンリル基の理論は。
5teroids 45.357(1985)に報告されているように、 J、 P、Burkhartらによって1強力なアロマターゼ阻害剤の開発にも応用さ れた。同じグループは、アロマターゼ阻害剤の開発に硫黄法の適用も試みたが、 限られた成功しか得られていない。
以下に示すように、P−450゜17としても知られる酵素1フ、20−リアー ゼは、プロゲステロンAのアンドロステンジオノB、テストステロンCの中間前 駆体への変換に関与している。
17、20−リアーゼ、とくにP−45017,20−リアーゼの機構ベース阻 害剤の開発およびその前立腺癌の臨床的処置への使用が検討されてきた。 P− 45017,20−リアーゼを阻害することが見出された一つの化合物、ジヒド ロイソアンドロステロンノ17β−シクaプロピル7ミン誘導体が、修士論文( Benjasin J、Taylor、’jassa−chusetts In 5titute of Teehnology、198S)および^ngeli stro、M、Rら、 Bioeh=■ B+ophys、 Res、 Cowsun、 162.1571 (1989 )に開示されている。この化合物は次の式を前立腺におけるテストステロン合成 の鍵酵素であるP−450,17(17,20−リアーゼとしても知られる)は 5teroids 48:Hl(1946)に報告されているように、 +ti llらによって広範に研究され、均一に精製されている。同じ酵素が同一の活性 部位で、プレグネノロンまたはプロゲステロンの11−ヒドロキシル化およびC l7−C20切断の両者を触媒することが見出されている。
1豆91道 本発明の目的は、先行技術における欠落を克服することにある。
本発明の他の目的は、P−45Get7もしくは17.20−リアーゼの活性を 阻害する化合物を提供することにある。
本発明のさらに他の目的は、テストステロンの産生を阻害できる化合物を提供す ることにある。
本発明のさらに他の目的は、アンドロゲン依存性の病Oの処置方法を提供するこ とにある。
本発明のさらに池の目的は、エストラジオール依存性の病態の処置方法を提供す る、二と1こある 本発明のさらに他の目的は。前立腺癌および精巣癌の臨床部iにおいてテストス テロ/の産生の阻害に使用できる化合物を提供することにある。
本発明のさらに他の目的は、乳癌、卵巣癌および子宮癌の臨床処置においてエス トラジオールの産生の阻害に使用できる化合物を提供することにある。
本発明のさらに他の目的は、前立腺癌および良性前立腺過形成の処置のための方 法およびl]底物を提供することにある本発明によれば、以下の式 [式中7Mは硫黄またはセレンであり(好ましくは硫黄)、Rは環状もしくは非 理状のC+−8(好ま1.<はC1−4)アルキル+CIづ(好ま1.<はCト 、)アルケニル、ヒドロキシメチル、または水素であり、Xは0またはNH(好 ましくは0)であり、nはOまたはlである。ただし、nが1である場合にはR は水素ではない]で示される化合物またはその医薬的に許容される塩は+7,2 0リアーゼの阻害作用を有する。とくに好ましい化合物ではRが水素以外である 。
上述の化合物は、その有効量を投与すると、P−45017,20−リアーゼの 活性を阻害する。これらの化合物は、一時的にテストステロンの生合成、したが って最終的にはエストラジオールの合成を、テストステロンまたはエストラジオ ール関連病態を有する患者に有利な形で、阻害するのに有用である。すなわち1 本発明はまた。活性成分として上に定義した化合物を、医薬的に許容される担体 または賦形剤とともに含有してなる医薬組成物を提供する。
本発明はまた。テストステロンおよび最終的にはエストラジオールの形成を阻害 するのに十分な上述の化合物の有効阻害量を、哺乳動物宿主に投与することから なる。ヒトを含めた哺乳動物においてナルモン生合成の阻害効果を発生させる方 法を提供する。
図面の!011mな説明 図1は、化合物lおよび2の濃度に対する%対照活性を示す。
図2は、化合物3の濃度に対する%対照活性を示す。
図3は、化合物10の濃度に対する%対照活性を示す。
図4は、化合物11および12の濃度に対する%対照活性を示す。
図5は、化合物4〜6および13〜16についてのプレインキュペーノッン結l を示す、阻害剤(lootlM)をアッセイ系中、NADPHの存在下に5およ び30分間ブレインキュベートした。ついで、プロゲステロン(最終濃度5μM )を添加し1発明の詳細な説明の項に記載したようにインキュベーンランを継続 した。
図6は、化合物lに対する経時的な17α−OHプロゲステロンの産生を示す。
図7は、化合物10に対する経時的な17α−OHプロゲステロンの産生を示す 。
図6は、化合物11および12に対する経時的な1フα−OHプロゲステロンの 産生機構ベースの酵素阻害は、薬剤設計へのアプローチを約束する。/トクロー ムP−450酵素によって仲介される生物学的ヒドロキシル化の阻害は、薬剤の 代謝および多くの重要なホルモンの生合成にこれらの酵素が関与しているので、 とくに広く応用できる。疾患治療における抗−ホルモンの使用に際してはは、理 想的には7問題のオルモンのみを標的にすることが望まれる。
既知の安定化β−カチオンまたはβ−ラジカルの有機ンリフン化学に基づ(自殺 阻害は、 Nag@1iらにより J、A@、 Chet Soe、 106. 1166、1984に最初に報告された。
(2OS) −20−(2−) ’J J f ル/リル)−プレグナ−5−工 7−3B、20−ジオール(20S−TMS)は、!1腎、卵巣および精巣線に 見出されるP−450sec酵素の強力な機構ベース阻害剤であることが示され た。この酵素はコレステロール側鎖の酸化的切断を触媒し、プレグネノロンを形 成させる。触媒サイクル中に、20s−TMSは遊離ラジカルのβ−TMS−7 MS安定化カルボケーンランせるものと考えられている。このような種はついで 、近位の核部を7リル化して酵素と共有結合アダクトを形成できるものと思われ る。
上述のように、 1llilionらは米国特許第4.560.557号にP− 450secの生合成の不可逆的阻害剤としてシリコン置換および硫黄置換ステ ロイドの両者を開示している。
酵素的酸化を受ける炭素へのβ−トリメチルシリルの導入または硫黄原子での置 換に基づく阻害剤の設計理論が、 P−45017,20−リアーゼに対する機 構ベースの阻害剤の可能性のある化合物の設計および合成に適用された。β−ハ イドライドまたはβ−水素の酵素的引抜きが戦略的に配置したトリメチルシリル または置換硫黄基によって誘起的に安定化されるカルヂケーノッンまたはラジカ ル橿を発生させるであろうことが期待された。このような種はついで近位の核部 をシリル化して酵素との共有結合アダクトを形成できると考えられる。硫黄1l li縁体は強固に結合するスルホキシドへの酵素的酸化によって酵素を不活性化 する。
しかしながら、P−4SOseeとP−450e+7の結合エネルギーおよび立 体化学は予測不能で全く興なっている。2つの酵素の反応特性は翼なり、たとえ ばP −4SOgcc装置+11硫黄ステロイドに作用して1本質的に、酵素に 強固に結合する1つのスルホキシドのみを与える。一方、P−450゜、7は硫 黄置換ステロイドと反応してスルホキシドは形成できるが、これは酵素から容易 に解離した。この予測不能性の証明としては、P−450secの有効な自殺基 質として見出されたW!1sonらの米国特許第4.560.557号における トリメチルシリル誘導体に類似のトリメチルシリル誘導体の試験によって明らか にされた。試験されたトリメチルシリル誘導体には、11゜20−リアーゼの1 7α−ヒドロキシラーゼ活性を阻害するものはなかった。これは。
強力なP−4SOsee阻害剤である(2OR)−20−フェニル−5−プレグ ネン−3B、 20−ジオール(20−PPD)が、 17.20−リアーゼ活 性を阻害しないことを示したVicksryらのProc、Natl、Acad 、Sci、USA、79:5773(19882)の開示とよく一致する。効果 の欠如はC−20位の大きなフェニル置換基によるものであった。 17.20 −リアーゼの活性部位のデケノトは、P−450secの場合と異なり、その基 質と、大きな置換基たとえばTMSやフェニル基を収容するような余地をほとん ど残さずに結合するものと思われる。/クロブチルおよび/クロプロピルアミン は酸化酵素たとえばシトクロームP−450およびモノアミンオキシダーゼ(M AO)の機構ベース阻害剤であることが明らか(こされている、 Guengr ichら(j^tchetsoc、 +06:6646.1984)は、/クロ プロピルアミノ基はβ−イミニウムラジカル中間体を介して酵素ヲ不活性化する と提唱している。ジヒドロイソアンドロステロールのシクロプロピルアミン誘導 体は17.20−リアーゼを阻害することが見出されたが、以下に示すように/ クロブチル化合物は不活性であることが明らかにされた。
側鎖ならびにステロイド核の戦略的な位置に硫黄を導入すると、ステロイド生合 成に関与する酵素、たとえばP−450sec、 アロマターゼ、P−450, ,11およびラノステロールステロールメチルトランスフェラーゼに対する強力 な機構ヘースの阻害剤が誘導だれることが見出されたCWatermanら、前 出参照)、シかしながら。
P−4SOsceはステロイドホルモン生合成の第一段階に関与するので、P− 45Osecを妨害する化合物はすべてのステロイドホルモンの産生を閉め出し てしまう、テストステロンおよび最終的にエストラジオールの形成を阻害するた めには、 17.20−リアーゼが9選択的阻害のための重要な標的である。
Ra1lら(Bloche*、Biophys、Res、Commun、 +1 1:512.1984)は、中間体+7α−ヒドロキシプロゲステロン(および 17α−ヒドロキシプレグナノロン)が、コレステロール側鎖開裂反応において 強固に結合するヒドロキシル化された中間体と翼なり、活性部位の内部に強固に 保持されないことを観察した この重要なemが。
同じ触媒機構を使用するという事実にもかかわらず、2つの側鎖切断酵素を区別 するのである。したがって、 P−45Osecの阻害が必ずしもP−450゜ 17の阻害を生じるものではないと考えざるを得ない。
17、20−リアーゼの阻害剤として、多(の化合物の生物学的作用が、ブタ精 巣ミクロゾーム系を用いて検討された。 Nakajinら、J、Biol、C het2S6.3g71(+981)に報告されているように、 Hillによ って開発された方法に基づいて1フα−ヒドロキシラーゼ活性を検定した。これ らの化合物中の数種の生物学的評価結果は、アンドロゲンおよびエストロゲンの 産生阻害を証明するものであった。これらの化合物は、前立腺癌を含めたい(つ かの痰中の処置に有効である。
以下に掲げる実施例では、一般的な17α−ヒドロキシラーゼのアッセイを次の ように実施した。
アッセイ混合物11には、リン酸カリウムv1衝液(SQmM、 pl+ 7. 25)およびP−450(0,076n1)中、最終濃度の14C−プロゲステ ロン(14ms) 、 MgC+2(5xiO−’M) 、グルコース−6−リ ン酸(5X 10−’) 、グルコース−6−リン酸デヒドロゲナーゼ(O15 単位/ ml) 、 N A D P H(200nmola)を含有させた。
このアッセイの成分は、 Sigma Chemicals (St、Loul s、Mo)を含めて多くのソースから市販品を容易に入手できる9反応は、振盪 水浴中37”Cで3分間プレインキュベーン曹ンを行ったのちNADPHを添加 して開始させた。15分間インキュベートしたのち。
混合物を2分して、lN塩酸で反応を停止させた。対照はNADPHまたは蛋白 質を欠くほかは同一条件で行った。アッセイ混合物をついでミニ逆相C−16シ リカカラムを通して濾過した。カラムを水で2回洗浄し、HPLC用メタノール で溶出した。プロゲステロン、11α−プロゲステロン、およびアンドロステン ジオンキャリヤーステロイドくいずれもSI@lChemicalsから入手) 各40ag量を加え。
溶出液を乾燥し、250!クロンンリカゲルポリエステルプレートに適用し、ヘ キサン/酢酸エチル中(31)で2回展開した。キャリヤーステロイドの−をU Vで確認し、切り取り、液体レンチレーン1ンカウンターで14(を測定した。
17α−ヒドロキシラーゼ活性は、 Hallの記載のように、1)α−ヒドロ キシプロゲステロンおよびアンドロステンジオツキ中リヤー領域のIJC含量を 加えてめた。
阻害剤の力価アッセイは、わずかに改変したほかは、はぼ上述のように実施した 。T;0において、5μlの阻害剤保存エタノール溶液を加え、振盪37℃水浴 中に置いた。阻害剤濃度は最終fA度01〜100μMの範囲とし、対照には等 容量のエタノールを加えた。T−3分で、 2QQ+voleのNADPHを加 え、15分後にサンプルの反応を停止させ、上述のようにしてステロイドを抽出 した。
1フα−ヒドロキノプロゲステロンの経時的産生アッセイは、阻害剤濃度を1お よび5μMに固定し、NADPHの添加から反応停止までの時間間隔を0,5゜ +5.30.45および60分に変動させて実施した。
阻害型の速度論的決定には、阻害剤濃度を最終濃度で0.0.0.5.1.0お よび2μMとした。使用した基質濃度は最終濃度で1.0.1.66、2.5お よび5μMとした。
NADPHの添加から反応停止までの時間間隔は15分のままとした。
評価した化合物は次の通りである。
16 nl+1 上記化合物1〜19は、最初にブタ精巣ミクロゾームで、P−4SQ +7.2 0−リアーゼの17a−ヒドロキシラーゼ活性の阻害能を評価した。17α−ヒ ドロキシラーゼおよび17.20−リアーゼ活性は単一のヘム蛋白質によって仲 介されるので、阻害剤により両活性が影響されるものと期待された。濃度検討の 範囲は0〜100μ\1とした。これらの結果は、対照活性の百分率として1図 1〜8に示す。
図1〜8から明らかなように、化合物1.2.および10〜12は、ヒトCキシ ラーゼ活性の有効な阻害剤であることがわかった。化合物3〜6および13〜1 6は。
図5に示すように阻害能は示さず、化合物4はわずかな作用を示すのみであった 。
これらの予備的な濃度力価の測定結果に基づき、最も期待できる阻害剤について さらに阻害の時間依存性を評価した。+7α−ヒドロキノプロゲステロンの1I llt的産生結果は図6〜8に示す、基質および阻害剤化合物10〜12の存在 下に、17α−ヒドロキノプロゲステロンの産生はほぼis的で、ステロイド阻 害剤の宵!な費換も認められなかった1図6に示すように、化合物1は約15分 間、直線性の生成物産生を示し、ついで活性のラグを生じた。20aMの化合物 lのウソ副腎/トクロームP−450secとの別個のインキュベー/Wンでは 阻害は認められなかった。
化合物10〜12はプロゲステロンの競合的阻害剤と決定された。見掛けのKl を以下の表1に示す。
表よ 化合物 見掛けのKl(μM) l5n(μM) 阻害型1 3、62 4.6  競合1機構ベース10 0、70 5.4 競合 II Oj8 1.9 競合 12 0、38 1.9 競合 医薬として有用であるほかに、酵素阻害剤は、活性部位結合の構造的要求の決定 が可能なことから!要で、また機構ベースの活性化剤の場合には1反応機構の推 測に有用である。 P−45017,20−リアーゼの最も有効な阻害剤は、ヘ ム鉄に配位するが、同時に活性部位において疎水性結合ポケットと相互作用でき る孤立電子対をもつ残基を包含するものてあった。これらの例にはビリノン、イ ミダゾールおよびアミンがある。しかしながら、これらの阻害剤はすべてントク ロームP−450に対する特異性を欠くという欠点があり、この特異性の欠如は テストステロンの産生の持具的阻害という点での有用性を低いものとする。
酵素的酸化を受ける炭素のβへのトリメチルンリル(TMS)基の導入に基づく 阻害剤の設計理論を、P−45017,20−リアーゼに対する機構ベースの阻 害剤の可能性のある化合物としての化合物13〜16の設計および合成に適用し た。β−1%イドライドまたはβ−水素の酵素的引抜きが戦略的に配置された7 MS基によって銹起的に安定化されるカルボケーン嘗ンまたはラジカル橿を発生 させるであろうことが期待された。このような種はついで近位の核部をンリル化 して酵素との共有結合アダクトを形成できると考えられる。化合物4〜6は、ウ シMAOに対するアミノアルキルTMS機構ペース不可逆的阻害剤の設計に基づ く、新しい群の機構ベース阻害剤として製造された。
図5から明らかなように、7つのTMS誘導体はいずれも17.20−リアーゼ の17α−ヒドロキシラーゼ活性の阻害剤ではなかった。この系列の化合物で最 良の化合物4は、高S度で(100μM)で限界の阻害を表し、基質の20倍の 濃度でも対照活性の77%が維持された。化合物4〜6および13〜16におけ る阻害活性の明らかな欠如は、この群の化合物の酵素活性部位への結合を妨害し た7MS基の立体的な嵩によるものと考えられる。 VlekeUら(Proe 、Natl、Acad、Set、USA、)9:5173゜19H)は、P−4 50seeの強力な阻害剤である(20R) −20−フェニル−5−プレグネ ン−3β、20−ジオール(20−P P D)が17.20−リアーゼ活性を 阻害しないことを明らかにしている。この効果の欠如はC−20位における大き なフェニル置換基によるものであった。 17.20−リアーゼの活性部位ポケ 1トは、P−45Qsecの場合とは興なり、その基質と、大きな1fti基た とえばTMSやフェニル基を収容するような余地をほとんど残さずに結合するも のと思われる。
p−4soc、7の機構ベース阻害剤の可能性を評価した他のクラスのステロイ ドは。
ジヒドロイソアンドロステロンの7クロブチルアミンおよびンクロブロピルアミ ン誘導体、化合物1〜3である。これらのステロイドの設計は、/トクロームP −450およびモノアミンオキシダーゼ(MAO)のような酸化酵素の機構ベー ス阻害剤としてのンクロブチルーおよびンクロプロビルアミンについて明らかに された効果をヒントにしたものである。 Gusngr!eh (前出)はンク ロブロピルアミノ基はβ−イミニウムラジカル中間体を介して酵素を不活性化す ると提唱している。
化合物!および2の両者は17.20−リアーゼの濃度依存性阻害剤であると決 定された1図1かられかるように、化合物1は化合物2よりわずかに阻害作用が 強いが、2つの化合物の差はアミン上のメチル置換のみである。阻害作用のわず かな差は実験誤差(±10%)による可能性もある。一方、ンクロブチルアミン 誘導体3はヒドロキシラーゼ活性の阻害ではない、化合物1はP−4SQc+t の阻害剤ではないことにも留意すべきである。
シクロプロピルアミンステロイドによる阻害が、ツルー2o−位における窒素原 子の単なる存在ではなくシクロプロピル環によることを確認するため、344の アミノアルキルステロイド誘導体、化合物7〜9について17α−ヒドロキシラ ーゼ活性の阻害の可能性を評価した。これらの化合物は17.20−リアーゼの 阻害剤ではない これらの所見に基づき、ツルー2〇−位における窒素原子は、 窒素の孤立電子対とヘム鉄中心との間の粗層が軌道の相互作用を可能にするには 大きすぎるので。
結合やヘム配位には関わらないものと考えられる。
化合物lおよび2の阻害性は、シクロプロピルアミンについて提唱された環開裂 による可能性がある。化合物3による効果の欠如は、窒素原子への接近の遮断。
またはより可能性の考えられるステロイドの活性部位への結合の妨害のいずれか を生じる7立体的に大きいンクロブチル基によるものであろう。
メチルスルフィド置換された化合物10は1図3に示すように、111度依存性 阻害剤であることがわかり、経時的産生および二重逆数プロブトの両者で競合的 阻害が支持され、見掛けのに1は0.70μMである。ツルー2〇−位における ヘテロ原子0喚を窒素から硫黄にした化合物lOは、そのメチルアミン類縁体、 化合物8に比し強力な阻害が可能になった。可能性のある理由の一つに、窒素に 比較し硫黄の電子密度が硫黄の孤立電子対と鉄の空のd軌道への配位を可能にし 、これが結合相互作用に寄与したことが考えられる。また、メチルスルフィドが 優先的な相互作用を可能にする望ましい側鎖コンフォーメーシ曹ンを与えた可能 性もある。
化合P1110は、 20 (S)−22−ツルー22−チアコレステロールお よび各酵素P−4SOsccでみられるような、 +7α−ヒドロキシブロゲス テロン生成物の経時的産生の二相性曲線は示さなかった9反応速度は阻害剤の存 在下には直線性で、これは阻害剤10の有意な変換は起こらなかったことを指示 するのかもしれない、また、スルホキシドの代謝物が生成し、これが化合物10 に比べて酵素の有意に強力な阻害剤でなければこれも反応速度の直線性の説明に なる。最後に、スルホキシド代謝物が生成するとして、これが活性部位から容易 に解離できる可能性もある。
P−450e、、が2つの考えられるスルホ牛ンドコンフィギュレーン璽ンを識 別できるかどうかを闘べるため、スルホキシド11および12を合成して評価し た5図4かられかるように、化合物11および12は両者とも濃度依存性の阻害 を示す、しかも、2μM濃度の化合物11および12の存在下における17α− プロゲステロンの経時的産生の結果(図11)は9両化合物が、 P−45Os ecとの場合とは翼なり2等強度の競合的阻害剤として挙動することを示した。
これらの化合物は、同一の見掛けのKl値、038μを有する。化合物12は、 化合物11に関して5%だけ反応速度をわずかに低下した。これらの結果に基づ き3両スルホキシドジアステレオマーは、 tt、zo−リアーゼに同等によく 結合することをか明らかである。
以下の反応式に示すように。
乾燥した。溶媒を除去すると、粗製の澄明な油状物が得られ、これは、スルホキ シド11および12のそれぞれ13:1の比での混合物を含有した。この物質は ついで、カラムクロマトグラフィー(ヘキサン中50〜75%酢酸エチル)で精 製すると。
早く移動するスルホキノド(+2) 34mg (収率−213%)および遅く 移動するスルホキノド(+1) 19mg (収率−119%)が得られた1両 スルポキンドともエタノールから再結晶した。しかしながら、早く移動するスル ホキシドの結晶はX線解析によく適合し、スルホキシドの立体化学のアサインメ ントが可能であった、以上のデータから1本発明の化合物は、テストステロンま たはエストラノオール関連病態を有する患者に有利な方式で、テステステロンの 生合成を一時的に阻害する医薬製剤として有用であると結論できる。すなわち1 本発明はまた。活性成分として上に定義した本発明の化合物を医薬的に許容され る担体または賦形剤とともに含有してなる医薬組成物を提供する。
本発明の組成物は、慣用の注射用液体担体、たとえば滅菌パイロジエンフリーの 水、滅菌過酸化物フリーオレイノ酸エチル、脱水アルコール、またはプロピレン グリフールと配合して、非経口的に投与できる。注射溶液用の慣用の医薬用補助 剤、たとえば安定化剤、可溶化剤およびII衝剤、たとえばエタノール、錯体形 成剤たとえばエチレンノアミン四酢酸、酒石酸およびクエン酸緩衝剤、ならびに 高分子量プリマーたとえば粘度調節用のポリエチレンオキシドを添加することも できる。このような組成物は、筋肉内、腹腔内、または静脈内に注射することも できる 担体および希釈剤の非限定的なその他の例としては、アルブミンおよび/または 他の血漿蛋白成分たとえば低密度リポ蛋白、高密度リポ蛋白およびこれらの血清 蛋白が会合した脂質を挙げることができる。これらの脂質には、ホスファチジル フリン、十スファチノルセリン、ホスファチジルエタノールアミンおよび中性脂 質たとえばトリグリセライドが包含される。指貫担体にはまた。これらに限定さ れるものではないが、トコフェロールおよびレチノイン酸が包含される0本発明 に包含されるその他の脂質およびリポ蛋白薬剤送達システムについてはさらに詳 細に、−Biological^pproaches to Controll ed Delivery of Drugs+、^nna撃■ of +he New York Academy of 5ciences、  50フ、755−88.98−103.および252−2V1に 記載されている。これらの開示は参考として本明細書に導入する。
組成物は、1種または2種以上の生理的に適合性の担体または賦形剤を含有し。
固体または液体の形セの、経口的に投与できる組成物に処方することもできる。
これらの組成物には、所望により、慣用の成分たとえば結合剤、たとえばシロッ プ、アラビアゴム、ゼラチン、ソルビトール、トラガントゴムまたはポリビニル ピロリドン;充填剤、たとえば乳糖、マンニトール、デンプン、リン酸カルシウ ム、ソルビトール、ンクロデキストランまたはメチルセルロース; 滑沢剤、た とえばステアリン酸マグネシウム1高分子量ポリマーたとえばポリエチレングリ コール、高分子量脂肪酸だと尤ばステアリン酸、またはンリヵ;崩壊剤、たとえ ばデンプン;許容されるffiIVIIMたとえばラウリル硫−ナトリウムを含 有させることができる。
経口用組成物は、任!の慣用の形態、たとえば錠剤、カプセル、ロゼンジ、水性 もしくは油性の¥濁液、乳化液、または使用前に水もしくは他の液体メジウムで 再構築するのに適した乾燥生成物とすることができる。液体経口用形聾には。
もちろん、フレーバー、甘味剤、防腐剤たとえばp−ヒドロキシ安息香酸メチル またはプロピルエステル;墾濁剤たとえばソルビトール、グルコースまたは他の 糖70ツブ、メチル、ヒドロキシメチルもしくはカルボキンメチルセルロース、 またはゼラチン;乳化剤、たとえばレンチンまたはソルビタンモノオレエートま たは増粘剤を添加することができる0食用油たとえば魚肝油または植物油からな る非水性組成物を処方することもできる。これらの液体M代物は、たとえば単位 用量でゼラチンカプセルに封入するのが便利である。
本発明の医薬組成物はまた。活性成分をコロイド状担体、たとえばリポゾームに 導入して投与することもできる。リポゾーム技術は本技術分野でよ(知られてい て、A11lsonら、Nmture 252: 252−254(1974) およびDaneFら、 J、lsmunol、 120:+109−1113( 1978>に記載されている。
また9本発明の活性成分の担体としては活性標的化小胞を使用することもできる 。すなわち、ある種の細胞たとえば癌細胞によってより急速に取り込まれるよ  。
うに、小胞上に、たとえば抗体からの認識配列を配置する(Pipahidjo poulouら。
Annals or the New York Academy of 5c lenee、50〕:67−14.1911?参照)1本発■■ ざらにたの実施態様として、活性成分は、それを適当なポリマー中に導入するこ とにより、持続放出製品の盟で投与することもできる。ステロイドの時間依存性 様式での送達に有用なことが見出されたポリマーシステムは本技術分野でよく知 られていて、これには長期間にわたりステロイドを放出する非分解ポリマーから なる皮下貯蔵移植体(Folkmanら、J、Surg、Ras、 4:139 .1964)およびラクチド−グリコリドコポリマーとポリカプロラクトンのよ うな分解性物質からなる皮下移植体または注射用ミクロスフェア(Langer 、5cience 249:152)−1532,1990)が包含される。
本発明の組成物が、少なくとも1種の他の治療剤と併用してまたは処方して投与 できることは、熟練した実務家には自明の通りである。すなわち1本発明は。
ある種のアンドロゲン依存性病態すなわち前立腺癌および良性前立腺過形成、ま たはエストロゲン依存性病態たとえば子宮、***もしくは卵巣癌の緩和に有効な 配合組成物および/または治療法が包含する。「併用」の語はこの場合1本発明 の組成物を最初に投与しついで他の化学療法剤を投与するか、またはその逆を意 味する。治療剤には、それらに限定されるものではないが、たとえば、LHRH アゴニスト/アンタゴニストたとえばロイプロリド酢酸ならびにアンドロゲン受 容体アンタゴニストたとえばクリブトテロン酢酸およびフルタミドがある。
本発明の特定の態様として1本発明は1本発明の化合物の有効単位用量剤形を包 含する。「有効単位用量」は所望の阻害効果をもたらすのに十分な既定量を意味 し、これは本技術分野の熟練者によれば容易に決定できる。
本発明の化合物またはそれらの医薬的に許容される塩もしくは誘導体の用量は。
もちろん、所望のテステステロン(またはエストロゲン)の阻害程度に依存する 。
本発明に開示されたような医薬的に活性な化合物の用量は1通常、装置される状 態(前立腺癌、良性前立腺過形成、早期の思春期、精巣癌、畢丸うイディフヒ細 胞腫瘍;卵巣、***もしくは卵巣癌)に関して所望のテストステロン(またはエ ストロゲン)の阻害をもたらすのに十分で、宿主に不当な負担を生しない量とし て与えられる。
特定の実施態様についての以上の記述により1本発明の一般的性質が完全に明ら かにされたので、現在の知識を適用することにより9本発明の一般的概念から逸 脱することな(、このような特定の実施態様への、様々な応用のための改変およ び/または適用が容易に可能であろう、したがって、このような適用および改変 は、開示された実施態様と均等の意味および範囲内に包含されることを意図する ものである0本明細書における術語および用i3は説明の目的で使用されたもの であり、限定を意図するものではないことを理解すべきである。
浄書(内容に変更なし) 阻害剤濃度(uM) C20406080100 阻害剤濃度(uM) 浄書(内容に変更なし) 阻害剤濃度(uM) 阻害剤濃度(uM) 浄書(内容に変更なし) FIG、5 ブレインキュベーション時間 (分) FIG、6 @ OuM、対照 △2uM 口5LM時間(分) FIG、7 ・OuM、C0NTR0L O2uM TIME (min、) TIME (min、1 補正書の写しく翻訳文)提出書(曲法組84%+Q8)平成 5 年 8 月  27 日1 ′#寺n乍If長官 設 置 特性量−の表示 PCT/US921014202、覧用の名称 抗テストステロン化合物およびその使用方法3、特性量−人 住所(居所) アメリカ合衆国+0016 ニューヨーク州、ニューヨーク、ル ーム氏名(名称) ニューヨーク ユニバーシティ4、代理人 居 所 〒100東京都T代田区大手町二丁目2111号新 大 手 町 と  ル ヂ ン グ 331電 話 (3211) 3651 (代表)を宵求の範 囲 l1式 (式中9Mは硫黄またはセレンであり、Rは環状もしくは非環状のc、−6アル キル+Cl−6アルケニル、ヒドロキシメチルまたは水素であり、Xは。または NHであり、nは0または1である。ただし、nがlである場合にはRは水素で はない)で示される化合物またはその医薬的に許容される塩2、Mは硫黄または セレンであり、Rは環状もしくは非環状のCl−4アルキル。
C1−4アルケニルまたはとドロキンメチルであり、Xは。またはNHであり、 nは0またはlである「請求項1」に記載の化合物3、Mは硫黄であり、Rは環 状もしくは非環状の01−4アルキル、cト4アルケニルまたはヒドロキシメチ ルであり、Xは0であり、nは0または!である「I青求項l」に記載の化合物 4、式 (式中、Rは環状もしくは非環状のcl−6アルキル+C1−。アルケニル、ヒ ドロキシメチルまたは水素である)で示される化合物またはその医薬的に許容さ れる塩5、式 (式中、R1!環状もしくは非環状のCl−6アルキル、Cトロアルケニル、ヒ ドロキシメチルまたは水素である)で示される化合物またはその医薬的に許容さ れる塩7、「請求項1」に記載の化合物の有効量を患者に投与する17.20リ アーゼ醇素の活性を阻害する方法 8、「請求項2」に記載の化合物の有効量を患者に投与する17.20リアーゼ 酵素の活性を阻害する方法 9、請求項3」に記載の化合物の有効量を患者に投与する17.20リアーゼ酵 素の活性を阻害する方法 10、「請求項4」に記載の化合物の有効量を患者に投与する17.20リアー ゼ酵素の活性を阻害する方法 11、「請求項5」に記載の化合物の有効量を患者に投与する17.20リアー ゼ酵素の活性を阻害する方法 12、「請求項6」に記載の化合物の有効量を患者に投与する17.20リアー ゼ酵素の活性を阻害する方法 13、「請求項1」に記載の化合物を医薬的に許容される担体中に含有する医薬 組成物 14、「請求項13」に記載の組成物のテストステロン形成阻害に有効な量を患 者に投与することからなるアンドロゲン依存性病態を有する患者の処置方法15 、アンドロゲン依存性病態は前立腺癌、良性前立腺過形成、早期の思春期。
精巣癌、I丸うイディ7ヒ細胞腫瘍からなる群より選択される「請求項14」に 記載の方法 16、「請求項13」に記載の組成物のテストステロン形成阻害に有効な量を前 立肺癌患者に投与することからなる前立腺癌患者の処置方法17、「請求項13 」に記載の組成物のテストステロン形成阻害に有効な量を良性前立腺過形成患者 に投与することからなる良性前立腺過形成患者の処置方法18、「請求項DJに 記載の組成物のエストラジオール形成阻害に有効な雪を患者に投与することから なるエストラジオール依存性病態を有する患者の処置方法+9.エストラジオー ル依存性病帖は子宮癌、卵巣癌およびエストラジオール依存性乳癌からなる群よ り選択される「請求項18」に記載の方法20、エストラジオール依存性乳癌を 有する患者の処置方法において、「請求項13」に記載の組成物のエストラジオ ール形成阻害に有効な量を患者に投与することからなる方法 21、子宮癌を有する患者の処置方法において、「請求項13」に記載の組成物 のエストラジオール形成阻害に有効な量を患者に投与することからなる方法22 、卵巣癌を有する患者の処置方法において、「請求項13」に記載の組成物のエ ストラジオール形成阻害に有効な量を患者に投与することからなる方法国際調査 報告 フロントページの続き (51) Int、 C1,5識別記号 庁内整理番号C07J 31100  9051−4CC12N 9/99 9359−4B I

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1.式 ▲数式、化学式、表等があります▼または▲数式、化学式、表等があります▼( 式中,Mは硫黄またはセレンであり,Rは環状もしくは非環状のC1−6アルキ ル,C1−6アルケニル,ヒドロキシメチルまたは水素であり,XはOまたはN Hであり,nは0または1である.ただし,nが1である場合にはRは水素では ない)で示される化合物またはその医薬的に許容きれる塩2.Mは硫黄またはセ レンであり,Rは環状もしくは非環状のC1−4アルキル,C1−4アルケニル またはヒドロキシメチルであり,XはOまたはNHであり,nは0または1であ る「請求項1」に記載の化合物3.Mは硫黄であり,Rは環状もしくは非環状の C1−4アルキル,C1−4アルケニルまたはヒドロキシメチルであり,XはO であり,nは0または1である「請求項1」に記載の化合物 4.式 または ▲数式、化学式、表等があります▼ で示される「請求項1」に記載の化合物5.式 ▲数式、化学式、表等があります▼または▲数式、化学式、表等があります▼で 示される「請求項1」に記載の化合物6.式 ▲数式、化学式、表等があります▼または▲数式、化学式、表等があります▼で 示される「請求項1」に記載の化合物7.「請求項1」に記載の化合物の有効量 を患者に投与する17,20リアーゼ酵素の活性を阻害する方法 8.「請求項2」に記載の化合物の有効量を患者に投与する17,20リアーゼ 酵素の活性を阻害する方法 9.「請求項3」に記載の化合物の有効量を患者に投与する17,20リアーゼ 酵素の活性を阻害する方法 10.「請求項4」に記載の化合物の有効量を患者に投与する17,20リアー ゼ酵素の活性を阻害する方法 11.「請求項5」に記載の化合物の有効量を患者に投与する17,20リアー ゼ酵素の活性を阻害する方法 12.「請求項6」に記載の化合物の有効量を患者に投与する17,20リアー ゼ酵素の活性を阻害する方法 13.「請求項1」に記載の化合物を医薬的に許容される担体中に含有する医薬 組成物 14.「請求項13」に記載の組成物のテストステロン形成阻害に有効な量を患 者に投与することからなるアンドロゲン依存性病態を有する患者の処置方法15 .アンドロゲン依存性病態は前立腺癌,良性前立腺過形成,早期の思春期,精巣 癌,睾丸ライディッヒ細胞種瘍からなる群より選択される「請求項14」に記載 の方法 16.「請求項13」に記載の組成物のテストステロン形成阻害に有効な量を前 立腺癌患者に投与することからなる前立腺癌患者の処置方法17.「請求項13 」に記載の組成物のテストステロン形成阻害に有効な量を良性前立腺過形成患者 に投与することからなる良性前立腺過形成患者の処置方法18.「請求項13」 に記載の組成物のエストラジオール形成阻害に有効な量を患者に投与することか らなるエストラジオール依存性病態を有する患者の処置方法19.エストラジオ ール依存性病態は子宮癌,卵巣癌およびエストラジオール依存性乳癌からなる群 より選択される「請求項18」に記載の方法20.エストラジオール依存性乳癌 を有する患者の処置方法において,「請求項13」に記載の組成物のエストラジ オール形成阻害に有効な量を患者に投与することからなる方法 21.子宮癌を有する患者の処置方法において,「請求項13」に記載の組成物 のエストラジオール形成阻害に有効な量を患者に投与することからなる方法22 .卵巣癌を有する患者の処置方法において,「請求項13」に記載の組成物のエ ストラジオール形成阻害に有効な量を患者に投与することからなる方法
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