JPH06510850A - Mhc−分子のペプチドモチーフの決定 - Google Patents

Mhc−分子のペプチドモチーフの決定

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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるため要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 M M C−分子のペプチドモチーフの決定本発明は、主要組織適合遺伝子複合 体(MHC)の分子のペプチドモチーフもしくは一エピトープの決定法、並びに 、これにより決定されたペプチドモチーフ、及び診断薬又は治療薬を製造するた めのその使用に関する。
細胞障害性Tリンパ球(CTL)は、MHC−コードされた分子と結合した抗原 ペプチドモチ−フを認識する。この現象を、MHC−拘束(MHC−Restr iktion)という(文献、1〜5)、ヒトMHCクラスI−分子、HL A  −2A w 68の結晶学は、重鎖のα1−及びα2−ドメインにより形成さ れるスリット(Spalt)を生じた(文献:3.6)、このスリットは、抗原 ペプチドエピトープに関する結合部位であると思われる。それというのも、この 双方の結晶は、MHC−配列と適合せずに、このスリットに接して存在している 大きさのペプチドの構造を有するからである(文献、6)。
細胞障害性Tリンパ球が、異常な特徴に関して細胞を試験することができるため には、これらのペプチドが細胞内タンパク質に由来し、かつ細胞表面に存在して いると考えられている。T−細胞エピトープを表出する、予めM HC−会合さ れた(assoziierte) ヘブチドを、普通の又はウィルス感染した細 胞から抽出した(文献:2.4.5.7.8)。相当する方法で、MHCクラス II拘束T細胞により認識される抗原も、合成ペプチドにより模倣され得(文献 ;9)、MHC−会合された抗原ペプチドが、MHCクラスII−分子から溶離 した(文献、10)。T−細胞受容体、ペプチド及びMMC−分子からなる3分 子複合体(文献;11)の真中のその位置に基づいて、T−細胞エピトープは、 特異的免疫系の中心点であり、がっ従って、その発生の法則性の理解並びに決定 法に対する多くの必要性がある(文献、12〜15)。
本発明による課題は、 (a)MHC−分子を含有する細胞の溶解により細胞抽出物を得、 (b)MMC−分子を、その上に存在するペプチド混合物と共に、免疫沈降によ り細胞抽出物から分離し、(C)ペプチド混合物を、MMC−分子及びその他の タンパク質成分から分離し、 (d)個々のペプチド又は/及びその混合物を配列決定し、かつ (e)得られた、殊に混合物の配列決定又は一連の個々のペプチドの配列決定の 情報から、対立遺伝子特異性ペプチドモチーフ(allespezifisch e Peptidmotiv)を引き出すことを特徴とする、 クラス■又はIIの主要組織適合遺伝子複合体(MHC)の対立遺伝子特異性ペ プチドモチーフを決定する方法により解決される。
本発明方法により、法則性を有し、そのMHC−分子に応じてペプチドを選択し 、かつ提示する、ペプチドモチーフが決定される。
本発明の方法は、クラスIのMHC−分子を用いても、クラスIIのMHC−分 子を用いても実施することができ、その際、クラス■のMMC−分子が有利であ る。H−2に’−5H−にゝ−1H−2D’−1H−2に’、H−2K”又i* HLA−A*0201又GtA*0205−分子は、殊に有利である。
本発明方法によるMHC−分子の免疫沈降の際に、それぞれ、所望のMHC−分 子に関して特異的である適当な抗体を使用する0本発明の使用のために有利なM HC−クラス■−分子は、分子A1、A2、A3、A9、Al01Al 1.A 28、A29、A w 19、B5、B7、B8、B12〜818、B21、B 35及びB37を包含するが、これらに限定されない0本発明による使用のため に有利なMMC−クラスII−分子は、分子DR1,DR2、DR3、DR4、 DR5、DRw6、DR7、Dwl、Dw2及びDw3を包含するが、これらに 限定されない。H−2に’−又はH−2D’−分子の決定のためには、例えば、 K’−特異性抗体(文献、25)又はDl−特異性抗体(文献:26)を使用す る。有利には、モノクロナール抗体を使用するが、相当する精製したポリクロナ ール抗血清の使用も可能である。本発明により使用することができる抗体は、当 業者によく知られた標準技術を用いて、新たに製造することができる0本発明で 使用することができる抗体の例は、A T CC(American rype  Cu1ture Co11ection、 12301 Parklawn  Drive、Rockville、 MD20852)の「カタログ・オブ・セ ル・ライング・バイブリド−マス(Catalogue of Ce1l Li nes and Hydridomas) J中に記載されているHLA−抗原 に対する全ての抗体を包含するが、これらに限定されない。
有利な例(ATCC−命名法)は、HB82.117.166.54.122. 164.95.120.116.118.94.152.178.56.115 .157.11.9.59.105.165.144.180.103.110 .109.151及び104を包含する。カタログ中に記載されているマウス− H−2−抗原に対する全ての抗体は、同様に、本発明で使用することができる。
固相結合した抗体による免疫沈降は、殊に有利に行なわれる。固相結合した抗体 は、当業者に公知の方法で、例えば抗体と、ブロムシアン活性化されたセファロ ース4B(ファルマシア(Pharmacia) L K B )とを結合させ ることにより製造することができる。本発明で使用するための抗体に結合させる ことができる他の固相の例は、アガロース、セルロース、セファデックス、プロ ティンA−セファロース及びプロティン−〇−セファロースを包含するが、これ らに限定されない、免疫沈降の有利な方法は、臭化シアン活性化されたセファロ ース4B(例1参照)から製造された小球に結合している抗体を用いる、吸着ク ロマトグラフィーである。
MHC−分子及びその他のタンパク質成分がらの、決定すべきペプチド混合物の 分離は、クロマトグラフィー法により、特に逆相−HPLCにより行なうのが有 利である。その際、トリフルオロ酢酸/ H20−トリフルオロ酢酸/アセトニ トリル−勾配で分離を行なうことは、有利であることが判明した。MMC−分子 からペプチド混合物を分離するための本発明により使用することができる他の方 法は、イオン交換、ゲル濾過、電気焦点泳動、高性能毛管電気泳動(HPCE) 及びゲル電気泳動(HPCE)を包含するが、これらに限定されない。分離を実 施するためのもう1つの方法は、超遠心分離であり、その際、3000Da又は 5000Da又は10000Daの透過性を有する膜を使用する。HPLCを用 いる分離が、有利に実施される。
ペプチド混合物のクロマトグラフィー分離の際に、多くの場合に、固有のペプチ ド種を単離することができる。従って、本発明方法の工程(d)は、ペプチド混 合物の配列決定(これにより、それぞれのMHC−分子のペプチドモチーフに関 する共通配列が決定される)又は/及び明確なペプチドの配列決定よりなる。
ペプチドモチーフの決定に関する出発物質として、正常細胞、腫瘍細胞も、ウィ ルス又はこのような病原体により感染した細胞も、並びに試験管内で培養したヒ ト又は動物の細胞も使用することができる0本発明で使用することができる正常 細胞は、新しい細胞、例えば抹消血液リンパ球、牌臓、肺、胸腺の細胞又はMM  C−分子を表現する他の組織の細胞を包含するが、これらに限定されるもので はない1本発明で使用した腫瘍細胞系には、腫瘍細胞EL4及びP815を包含 するが、同様に、これらに限定されるものではない。
本発明により使用することができるウィルス感染した細胞は、これらに限定され るものではないが、エプスタイン−バール−ウィルス(Epstein−Bar r−Virus)により形質転換されたヒトB−細胞であるJY−細胞を包含す る。本発明方法により決定されたペプチドモチーフは、次の基本原理に相当する ・ a)これらは、MHC−クラス■−分子の場合には、アミノ酸8.9.10又は 11個、並びにMHO−クラスII−分子の場合には、アミノ酸8〜15個の対 立遺伝子特異性ペプチドの長さを有する。
b)これらは、2個のアンカー位置(Ankerposition)(「アンカ ー位置」なる名称は、位置が固有のアミノ酸残基の強いシグナルを示すか、又は 位置が非常によく類似した側鎖を有する僅かなアミノ酸残基で占められる場合に 使用する)を有し、そのうち、1個のアンカー位置は、常にC−末端に存在し、 かつしばしば脂肪性であり、かつ C)ペプチドは、もちろん、正常の、ウィルス感染した、他の方法で感染した、 又は遺伝子を用いて形質転換したか、又は抗原を負荷した細胞のMHC−分子上 に提示される。
MMC−クラスニー分子H2に’、H2K”、H2D5及びHLA−A2からの 自己ペプチド混合物の配列決定は、クラスニー分子のそれぞれにより提示される 、それぞれ異なる対立遺伝子特異性ペプチドモチーフを示す、に6、Db及びA 2により提示されたペプチドは、9量体である一方、K5−提示ペプチドは8量 体であり、その際、相当するペプチドモチーフは、固有のアミノ酸残基又はよく 類似した側鎖を有する僅かな数のアミノ酸残基で占められている、2個のアンカ ー位置を含有する。これらのアンカー位置は、異なるモチーフの場合には、同じ 位置に存在せず、これらは、例えば位置5及び9 (D″)又は位置2及び8( K6、A2)又は位置5及び8(K1′)に存在しうる。全てのモチーフのC− 末端アンカー基は、疎水性アミノ酸である。
アンカー位置に存在しないアミノ酸残基は、かなり可変性であってよいが、いく つかは特に特定のアミノ酸で占められ、例えば、Kd−モチーフの位置4にPr o、K5−モチーフの位置3にTyrが見られ、かつ疎水性基は、D5−モチー フの位置3及びA2モチーフの位置6で優勢である。H−2L’のためには、ア ンカー基は、位置2のプロリンであった。
本発明方法により得られた結果は、MHC−クラスニー分子で結晶学的に見られ たスリットの構造に非常に良好に相当する(文献;3.6)。異なるMMC−ク ラスニ一対立遺伝子は、このスリットのところの、異なるポケット(Tasch en)の存在により異なっている。
このことは、おそらく、ポケットが、それぞれ異なるアミノ酸を収容しうろこと に起因する。従って、MHC−結晶中の対立遺伝子特異性ポケットと対立遺伝子 特異性アンカー基の側鎖とは、おそらく相補的構造を示す。
本発明のもう1つの課題は、診断薬又は治療薬の製法における、本発明によるペ プチドモチーフの使用である。このペプチドモチーフの可能な使用範囲は、MH C−分子の診断学的証明である。MHC−分子は、ペプチドのその個々の特異な 結合により特徴付けられるので、[2基のペプチドを介しての結合証明を行なう ことができ、その際、標識基として、例えばビオチン基又は蛍光基をペプチドと 結合させる。当業者に公知の他の標識は、同様に、本発明で使用することができ る。この標識は、これらに限定されるものではないが、例えばペプチドのチロシ ン基に結合したIll l又はIll l、又は3H又は1°C(双方は、合成 の間にペプチド中に取り込まれる)のような放射性標識を包含する。標識のペプ チドへの結合は、当業者に公知の方法により達成することができる。標識は、非 −アンカー位置で行なうのが有利である。このような方法で分かった、自己免疫 疾患の発生と、疾病特異性ペプチドモチーフを有するMHC−分子の表現との間 の相関関係を、診断学的に使用することができる0本発明のペプチド配列の試験 管内での診断学的使用の例は、これらに限定されないが、次のものを包含する。
MHC−分子の結合特異性の測定、MMC−分子の結合特異性と疾病との相関関 係付け、及び興味深いMHC−分子をペプチド−パンク(試験したモチーフに合 うペプチドの混合物)のHPLC−フラクションで表現する、適当な細胞のイン キュベーションによる未知の起源のT−細胞エピトープの配列の決定、及び天然 のT−細胞エピトープとT−細胞エピトープとして認識された合成ペプチドとの クロマトグラフィー比較により行なわれる、T−細胞により認識されたペプチド の決定(Nature 348:252−254(+990))。
本発明のもう1つの課題は、免疫系の障害又は腫瘍疾病を治療するための医薬の 製法における本発明によるペプチドモチーフの使用である。殊に、本発明のペプ チドモチーフは、自己免疫疾患における干渉(予防及び治療)のために、例えば 一定のMHC−分子の遮断並びにT−細胞のペプチド特異的非−反応性の誘導に より使用することができる。更に、移植拒絶反応及び移植片対宿主反応(Gra f t−versus−Host−Reakt 1onen)における干渉が、 同様の方法で可能である。更に、本発明によるペプチドは、腫瘍細胞に対するT −細胞の誘導又は強化もしくは増強のために、殊に腫瘍疾病に対するワクチン化 及び存在する腫瘍疾病の治療のために、試験管内及び生体内で使用することがで き、その際、殊に、いわゆる移植片対白血病作用(Graft−versus− Leukaem i a−Ef f ekt) (Su I l 1van等、 N、Eng1.J、Med、320:828〜834)を利用することができる 。本発明によるペプチドは、同様に、感染方法(infektioese Mi ttel)又は腫瘍に関して特異的であるMHC−結合ペプチドを生体内で使用 することにより、感染性又は悪性疾病に対するT−細胞応答を強化するために使 用することができる。三者選択的に、T−細胞は、動物から得ることができ、そ の数を、試験管内で、ペプチドの使用及びサイトカイン、例えばインターロイキ ン2、インターロイキン4又はインターロイキン6を包含する適当な成長条件の 使用により増加させ、かつ引き続き、患者に戻すことができる。本発明によるペ プチドは、更に、T−細胞により攻撃可能な抗原を発現する、次のものを包含す るがこれらに限定されない全ての腫瘍。
黒色腫、乳癌、ウィルス起源の腫瘍、例えばバーキットリンパ腫(Burkit tslymphom)、及びヒト乳頭腫ウィルスによるような腫瘍、例えば頚部 ガン腫及び他の生殖器(anogenitale)腫瘍を治療するために使用す ることができる。T−細胞受容体一分子又は抗体分子に起因するペプチドは、更 に、免疫調節的機構の、目的とする処置のために、殊に、自己免疫疾病及び移植 拒絶反応並びに移植片対宿主反応の治療のために使用することができる。予防の ための、本発明によるタンパク質の生体内使用において、その使用は、これらに 限定されるものではないが、次のものを包含する;感染性又は悪性疾病に対する ペプチドワクチンとして、及び組換え接種物質(ウィルス、例えばワクシニア菌 又はバクテリア、例えばサルモネラ又はマイコバクテリアを含む)及び組換えバ クテリア(例えばE、コリ)又は他の細胞(酵母−1昆虫−、マウス−又はヒト 細胞を含む)の使用により製造されたタンパク質を含む他の全ての種類の接種物 質中への本発明によるタンパク質の導入のための適当なT−細胞エピトープに関 する本発明で集められた情報の使用。
本発明のペプチドの用量又は濃度は、当業者により常法で決めることができる。
これらは、生体内で、lOμg〜1gの範囲で予想することができる。試験管内 濃度は、1フ工ムトモル〜1マイクロモルの範囲で予想することができる。生体 内投与は、これらに限定されないが、皮下、筋向、静脈内、腸管内及び経口法を 包含する。
治療的使用において、本発明によるペプチドモチーフに相当し、N−又は/及び C−末端が親油性もしくは両親媒性基、殊に親油性ペプチド−へソックスと共有 結合するペプチドが有利である。このような基の例は、トリバルミトイル−8− グリセリルシステイニル−セリルセリンである。
本発明を、次の例により、図1と結び付けて、明らかにする。
次のものを示す。
図1aは、P815ライゼート(Lyssat)からの抗−に6−抗体を用いて 分離した物質のHPLC−特徴、図1bは、1aからのクロマトグラムの1部拡 大部分(フラクション15〜35)、 図1cは、lb中の矢印を付した部分の自己ペプチドの再クロマトグラフィー。
例I P815−腫瘍細胞(H−2に’)10〜20×109をベレット化し、かつ0 .5%ノニデット(Nonidet)P2O250m1と共に、フェニルメチル スルホニルフルオリド(PMSF)O,1ミリモル/lを有するリン酸塩緩衝さ れた塩溶液(PBS)中で、30分間、4℃で撹拌した。上澄を、250gで5 分間及び150000g及び4°Cで30分間で遠心分離し、次いで、吸着クロ マトグラフィー装置に導いた。この吸着クロマトグラフィー装置は、それぞれ約 1mlの層容量を有するカラム3個からなった。カラム物質は、製造元の記録に よりブロムシアン−活性化されたセファロース4 B (Pharmacia  LKB)がら製造された、抗体−結合したもしくはグリシン−結合した小粒から なった。抗体としては、K6−特異性抗体2020−8−48(I 2a、ka ppa;25)又はD−一特異性抗体B22−249それぞれ5mgを小球1  m lに結合させた。細胞抽出物の上澄を、先ず、グリシン−結合した小球を有 するカラムに、次いで、抗−に6−小球を有するカラムに、かつ次いで、偽沈降 (Scheinpraezipitation)のために抗−D5−小球上に導 いた。
小球を、全ての3個のカラムがら除去し、がっ0゜1%トリフルオロ酢酸と共に 15分間渦動させた(文献、7)。上澄を真空遠心分離により乾燥させ、がっ逆 相HPLCにより、スーパーバック(Superpac) PepSカラム(C 2/Cl 8 ; 5μm粒子、4.OX250mm、7フルマシア(Phar macia) L K B )及びファルマシアLKB−装置の使用下で分離し た(文献:4)。溶離剤 溶液A H,0中のO,1%トリフルオロ酢酸(v/ v)、溶液B アセトニトリル中の0゜1%トリフルオロ酢酸。
図1a及びb中に示したクロマトグラフィー分離のために、次の勾配を使用した 。
0〜5分、A100% 5〜40分、860%まで直線的に増大40〜45分、B60% 45〜50分、BO3まで減少 流速: 1ml/分、フラクション量:1ml。
個々のフラクションを集め、がっ真空遠心分離により乾燥させた。
図1は、免疫沈降され、かつトリフルオロ酢酸処理されたに6−分子のHPLC −分離を示す9図1aは、抗−に’(実線)もしくは抗−D”(点線)を用いて P815−ライゼートから沈降させた、TFA処理した物質のHPLC−特徴を 示す、フラクション20〜28の間で、目標対立遺伝子特異性ペプチド混合物で ある不均一物質が、僅かな量溶離する。
フラクション20〜28は、K1−バッチ(Ansatz)からも、偽沈降によ っても集められた。双方のバッチを、エドマン分解法の使用下で自動的に配列決 定した( Edmann等、Eur、J、Biochem、l:8O−91(1 967)) 、このエドマン分解を、オンラインPTH−アミノ酸分析機120  A(Applied Biosystems、Foster (:ity、C :A、94404゜USA )を備えたタンパク質シークエンサー477A中で 実施した。ガラス繊維フィルターを、バイオブレーン・プラス(BioPren e Plus) 1 m gで被覆し、がっ前復環(praezyklisie rt)させなかった。この配列決定を、標準プログラム BEGIN−1及びN  ORM A L −1(Applied Biosystems)の使用下に 実施した。システィンは修飾されず、かつ従って確認されながった。
エドマン法は、それぞれクロマトグラフィーにより同定されるN−末端の逐次誘 導体化及びアミノ酸除去を包含する。ペプチドの錯体混合物を配列決定すること は異例であるので、配列決定結果がら直接得られたデータを提示する。第1a表 及びbは、K6−溶離したペプチドに関する、2種の配列決定試験がらの結果を 示す。第1c表は、P815−ライゼートのDb−特異性抗体での偽溶離の配列 決定結果を示す、Ka−溶離したペプチドは、1〜9の各位置に明らかなアミノ 酸形を1個有し、偽溶離した物質は、それぞれの基の吸収量を減少しながら、そ れぞれのサイクルにおいて、例外なく、同じ形のアミノ酸形を示している。に6 −溶離したペプチドにおいては、前又は前の前のサイクルと比較して50%より 多いピークが絶対量で示され、重要とみなされ、かつ下線を引いた。最初の位置 は、評価することが困難である。それというのも、前のサイクルが存在せず、が っ更に、HPLC−プール(Pool)中に存在する、全ての遊離アミノ酸がこ の位置で確認されるからである。第2の位置に関して、以前のサイクルと比較し てその頻度が明らかに高い固有の基は、チロシン(例えば第1a表で60.9p m。
lから875.6pmolに)である。(僅がな)ピークを示す他の固有の基は 、Tyrに類似した側鎖を有するフェニルアラニンである。このことは、天然の に6−拘束インフルエンザ−エピトープ(TYQRTRALVの配列を有する) と他のに6−拘束ペプチドとの比較から、位置2のチロシン基を考慮した場合に 得られる仮定を裏付けする。これに反して、続く位置3〜8に関して特徴的であ る、定義されたアミノ酸基は存在しない。個々の位置において、14個までの種 々異なる基が見つけられる。位置9には、Ile及びLeuが見つけられる。位 置10にシグナルピークはな(、このことは、多くのに6−結合した自己ペプチ ドが9個より長い基でないことを示唆している。従って、天然のに6−拘束イン フルエンザ−エピトープは、ノナペプチド(Nonapeptid) (文献: 4)である、この結果から、由来する共通配列形を、第1c表中に示す。
大抵、目に付くのは、位置2のTyr、及び位置9のTie又はLeuであり、 他の全ての位置には、より多数の基が見られる。このモチーフと、K6−拘束エ ピトープを含有するペプチド配列との比較は、そのほとんどかに6−拘束共通子 ツマーモチーフに良好に合致することを示す(第1d表)。
図1bのフラクション29中で矢印を付したピーク及び偽沈降の相当するフラク ションを、高い溶解性下に新たにクロマトグラフィーにかけたが、その際、ワラ クシ3ン容量は0.5mlであった(図1c)。急な特異的なピークは、直接配 列決定により決定されたアミノ酸配列5YFPEITHIを有するペプチドであ った。合成5YFPE ITH[−ペプチドとの天然細胞ペプチドの同一性は、 共溶層(Coelution)によりHPLCで証明された(図1c)。この配 列は、フラクション20〜28のプールがらの共通モチーフに合致しく図1a、 b)、このことにより、特異なに’−拘束ベブチドモチーフ(第1d表)の存在 が証明される。
〉ヨ;;it”¥i+;;−二=;二i1四市:;I:二’i”: :: j  F; :二=・バ電叶=;四;≧1;:′″:l::l:: ::::二本:: :・ミ=+:;;;’旨:t1ドコ::: :::::;:::ス:ニ第1d表 に6−拘束ペプチドモチーフ 位 置 優性アンカー基 Y I 強い NPMKT I FN 弱い K F A A V HP H A HENIHE RVSDMDK S RDIYEV V S HLVQV T FNSR3F 公知のエピトープ* タンパク賃源 文献箇所TYQRTRALV −1’ ン Vルxンザ PR8NP 147−154 4.29SYFPEITHI 自己 ペプチド P815IYATVAGSL インフルエンザ JAP HA 52 3−549 30,31VYQI LAIYA インフルエンザ JAP HA  523−549 30.311YSTVASSL インフルエンザ PR8H A 518−528 32LYQNVGTYV インフルxン41’ JAP  HA 202−221 30,31RYLENGKETL )IL^−^241 70−18233 33RYLKNGKETL )IL^−Cw3170−+8 6 34KYQAVTTTL P815 m瘍−抗体 35SYIPSAEKI  プラスモジウム・ペルゲイ(Plasmodium berghei)CSP  249−260 36 SYVPSAEQI プラスモジウム・ヨエリ(Plasmodium yoe li)CSP 276−288 37 *に6−拘束T−細胞エピトープを含有することで知られているペプチドを、そ のTyr−基により合致させた。自然にプロセシングされることが知られている ペプチドには下線を引いた。
例2 に′−及びD5−分子からのペプチドの溶離E L 4−1m瘍細胞(H−2″ ′)からのデタージェントーライゼート(Detergenz−Lysate) を、例えば例1で記載したようなに5−特異性及びDl−特異性抗体を用いて免 疫沈降させた。DI′−抗体としてはB22−249(例1参照)を、及びに5 −抗体としてはに9−178 (IgG 2a、K、27)を使用した0MHC −分子から解離したペプチドを、逆相HPLCにより分離した。Kb−もD5− 物質も、例1からのに’−物質にいくらか相当する特徴を有して溶離され、その 際、しかしながら、フラクション20〜28の間で溶離された不均一物質は明ら かな相違を生じた。
D5−拘束ペプチドモチーフ Db−パッチからの集めたフラクション20〜28を配列決定した(第2a、b 表)。位置2〜4は、多くの基を含有した。これに反して、サイクル5は、As nに関する強いシグナルを示した。従って、Db−溶離された自己ペプチドの位 置5の優勢基は、A s nである。A s pに関する弱いシグナルは、配列 決定条件下でAsnがAspへ加水分解することに起因する。
位置6〜8は、異なる証明可能な基5〜14個を含有した。位置9は、Metに 関する強いシグナルを有し、11eに関する中間のシグナル及びLeuに関する 弱いシグナルを有した(全て疎水性)。(D”−拘束エビトープ中のMet又は Ileの条件は、既に記載されている。17参照)、、位置IOにはシグナルが なく、このことは、DI′−提示された自己ペプチドがノナペプチドであること を示唆している。この結果により決定された共通モチーフを第2c表中に示す。
このモチーフと、天然のD5−拘束ペプチド及びDl−拘束エピトープを含有す る他のペプチドとの比較は、位置5のA S nが、Dl−拘束ペプチドモチー フの不変のアンカー基でありうることを示す、Dl−拘束エピトープの他の基は 、第2のアンカー位置のように見える(Met、Ile又はLeuを有する)位 置9以外、著しく異なっている。
−6’、::、、:1,1.1’;l::’ ご:::::l :lゴ:二−a ;’;”−;l:’;E’l::: 東::l:::I:;l:’l’;::、  : ; :: :コ″: 、;I : :’ ; 、: ; :; : :” l :’ ;l :’ :1≦: i+ ; ’l: ’il :i ::::  、m :’ :;l ’: ’; ;目:;ニー弓::::”、−::: ; :=:’::’l:l:=:’::; W: 5 ; : :ニー=に:’l: : ;:;:’:l;’l::’:F第2c表 Dl−拘束ペプチドモチーフ 位 置 優性アンカー基 N M 強い MIK L 1 弱い AAGD ADFL NQ T YEH 公知のエピトープ タンパク質源 文献箇所ASNENMETM インフルエン ザNP 366−374154 4,2SGPSNTPPE I アデノウィル ス(Adenovirus) EIA 38SGVENPGGYCL リンパ球 性脈絡髄膜炎ウィルス(lymphozytenChoriomeningit is Virus) GP 272−293 39SAINNY、、、 シミア ンウィルス(Simian Virus)40 T 193−211 40 に5−拘束ペプチドモチーフ に″′−バッチからの集めたフラクション20〜28を配列決定した(第3a、 b表)、位置3は、Tyrに関する強いシグナル及びProに関する弱いシグナ ルを有する0位置4は、5個の基に関する弱いシグナルを示した。Phe及びT yrに関する強いシグナルが、これらの双方の基を位置5で優勢にする1次の双 方の位置は、5個もしくは3個のシグナルを含有する。
位置8はLueに関する強いシグナル、Metに関する中間のシグナル及びIl e及びValに関する弱いシグナルを示した。位置9は、何かの基に関するピー クは示さず、このことは、8量体である(文献;5)公知のKb−拘束天然のペ プチドの長さと合致する。
Kゝ−拘束共通モチーフの分析及びエピトープとの比較は、2個のアンカー基を 示す 位置5のTyr又はPhe(双方とも蔑似の芳脣族側鎖を有する)及び位 置8のLeu、Met、I le又はVal(全て同様の疎水性側鎖を有する) 。
>ミ舅さ¥3!マ111 FI F; c; : ガー;=工:=に=>ξ2; ;;+;:+===″:::二;に;1に==:の謂り崗7 i cr: j  w e; e; :: e6とに1::コニ−N !− ・lt=某を、:: : =二に;l:”:::= * i ’; ’:j、  ;二::;呵=: ニニj j c; e; c;二(二:第3c表 に1′−拘束ペプチドモチーフ 位 置 優性アンカー基 F L 強pl Y M 弱い RNPRTNI 公知のエピトープ タンパク質源 文献箇所S I I NFEKL オバルブ ミン(Ovalbumin) 258−276 41APGNYPAL センダ イ・ウィルス(Sendai Virus)NP 321−332 42 例3 HLA−A2.1−拘束ペプチドモチーフHLA−A2.1−MHC−分子(文 献;45)を有するヒトJY−細胞のデタージェントーライゼートを、A2−特 異性抗体(BB7.2、IgG2b、文献箇所28)を用いて免疫沈降させた。
A2−分子から解離されたペプチドを、HPLCにより分離した。
フラクション20〜28を集め、かつ前記のように配列決定した(第4表)、第 2の位置は、Leuに関する強いシグナル及びMetに関する中間のシグナルを 有した。位置3〜5には、それぞれ6〜8個の基が見られた0位置6は、Val 、Leu、Ile及びThrを有した。引き続く2個の位置は、それぞれ3個の シグナルを示した0位置9は、強いVal−及び弱いL e u−シグナルを示 した。位置10は、1個の基のピークも示さず、このことは、A2−拘束エビト ープがノナペプチドであることを示唆している0位置2のLeu又はMet及び 位置9のVal又はLeuは、アンカー基であるように見える。A2−拘束エピ トープを有する公知のペプチドのいくつかが、モチーフと合致しうる一方、これ は、他のものにおいては部分的に可能であるに過ぎない(第4c表)、A2−分 子の多くの変法の現存は、いくつかのペプチドとモチーフとのこの劣悪な合致の 原因である。
・=i;;;;il;;;l; ;;;:;;l某1===じB−=;”i;l ”;l”柑;=二 :; :l: =l : :l:l二=IZ=[−a :、 l? ” ;1■;l=::;:”: :;::=”:二;==、 ; ; ;  : : :: :l : : ; : :l ::: :: :m :・;i ”;;lバ::=:: ;:’Fl−ff;;:::−Z ; Ha : :l :: :二:: 苫会1:;1−二::第4c表 HLA−A2.l−拘束ペプチド(HLA−A*0201 )位 置 優性アンカー基 L V 強い MEVK 弱い I AGIIAEL 公知のエピトープ タンパク質源 文献箇所ILKEPVHGV 旧■逆転写酵 素 461−485 43FLQSRPEPT HIVGagタンパク質 44 6−460 46AMQMLKE、、 H[VGagタンパク質 193−20 3 46P I APGQMRE HIV Gagタンパク質 219−233  46QMKDCTERQ HIVGagタンパク質 418−443 46第  5 表 HLA−A*0205−拘束ペプチドモチーフ位 置 a)A*0205 1 2 3 4 5 6 7 8 9第 6 表 H−2に’−掬束ペプチドモチーフ 位 置 優性アンカー基 61 強い K 第 7 表 H−2Kk’″゛−拘束されたペプチドモチーフ位 置 優性アンカー基 、 強い EK 弱い QNPA R 文献箇所 フラクション no・ フラクション n。
溶離時間[m1n1 1++++++++1n−11,++−、PCT/EP 9210IQ72、、 l++、++、、、、、、−−,PCT/EP 92101072国際調査報告 フロントページの続き (81)指定国 EP(AT、BE、CH,DE。
DK、ES、FR,GB、GR,IT、LU、MC,NL、SE)、0A(BF 、BJ、CF、CG、CI、CM、GA、GN、ML、MR,SN、TD、TG )、AT、 AU、 BB、 BG、 BR,CA、 CH,C5,DE。
DK、 ES、 FI、 GB、 HU、JP、 KP、 KR,LK、 LU 、 MG、 MN、 MW、 NL、 NO,PL、RO、RU、 SD、 S E、 US (72)発明者 レチュケ、オーラフ ドイツ連邦共和国 D−7400チュービンゲン フンツカプフクリンゲ 42 (72)発明者 ステファノヴイッチ、シュテファンドイツ連邦共和国 D − 7400チュービンゲン シュールシュトラーセ 18 (72)発明者 ユング、ギュンター ドイツ連邦共和国 D−7400チュービンゲン オプ デア グラーフェンハ ルデ

Claims (16)

    【特許請求の範囲】
  1. 1.クラスI又はIIの主要組織適合性遺伝子複合体(MHC)の分子の対立遺 伝子特異性ベブチドモチーフを決定する方法において、 (a)MHC−分子を含有する細胞の細胞溶解により細胞抽出物を得、 (b)MHC−分子を、その上に存在するベブチド混合物と共に、免疫沈降によ り細胞抽出物から分離し、 (c)MHC−分子及び他のタンパク質成分からのべブチド混合物を分離し、 (d)個々のベブチド又は/及びその混合物を配列決定し、かつ (e)得られた、殊に混合物の配列決定、又は−連の固有ベブチドの配列決定の 情報から、対立遺伝子特異性ベブチドモチーフを引き出すことを特徴とする、ク ラスI又はIIの主要組織適合性遺伝子複合体(MHC)の分子の対立遺伝子特 異性ベブチドモチーフを決定する方法。
  2. 2.クラスIのMHC−分子上のベブチドモチーフを決定する、請求項1記載の 方法。
  3. 3.H−2Ka−、H−Kb−、H−2Db−、H−2Kk、H−2Km又はH しA*0201又はHLA−A*0205−分子のベブチドモチーフを決定する 、請求項2記載の方法。
  4. 4.免疫沈降のために、MHC−分子に対して特異的である抗体を使用する、請 求項1から3のいずれか1項記載の方法。
  5. 5.固相結合した抗体を使用する、請求項4記載の方法。
  6. 6.MHC−分子及び他のタンパク質成分からのペプチド混合物の分離をクロマ トグラフィーにより行う、請求項1から5までのいずれか1項記載の方法。
  7. 7.分離を逆相−HPLCで行う、請求項6記載の方法。
  8. 8.分離を、トリフルオロ酢酸/H2O−トリフルオロ酢酸/アセトニトリル− 勾配で行う、請求項7記載の方法。
  9. 9.請求項1から8までのいずれか1項に記載の方法により得られる、ベブチド モチーフ。
  10. 10.診断薬又は治療薬の製法における、請求項9記載のベブチドモチーフの使 用。
  11. 11.MHC−分子の診断証明のための、請求項10記載の使用。
  12. 12.ベブチドモチーフに相当するベブチドを、標識基、殊にビオチン基又は蛍 光基と結合させる、請求項11記載の使用。
  13. 13.免疫系の障害又は腫瘍疾病の治療のための請求項11記載の使用。
  14. 14.自己免疫疾患、移植拒絶反応又は/及び移植片対宿主反応の治療のための 請求項13記載の使用。
  15. 15.ベブチドモチーフに相当し、N−又は/及びC−末端が、親油性もしくは 両親媒性基、殊に更に親油性ベブチドヘリックスと共有結合するベブチドの請求 項10又は14記載の使用。
  16. 16.親油性もしくは両親媒性基はトリパルミトイル−S−グリセリルシステイ ン−セリルセリンである、請求項15記載の使用。
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