JPH06510035A - 細胞を収容する生物学的適合性カプセルを製造する方法 - Google Patents

細胞を収容する生物学的適合性カプセルを製造する方法

Info

Publication number
JPH06510035A
JPH06510035A JP5504185A JP50418593A JPH06510035A JP H06510035 A JPH06510035 A JP H06510035A JP 5504185 A JP5504185 A JP 5504185A JP 50418593 A JP50418593 A JP 50418593A JP H06510035 A JPH06510035 A JP H06510035A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
method characterized
alginate
cells
water
concentration
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP5504185A
Other languages
English (en)
Inventor
クレイトン ヘザー アン
ジェイムズ ロジャー フランク レバー
ロンドン ニコラス ジョン ミルトン
Original Assignee
ユニバーシティ オブ レイセスター
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Priority claimed from GB919117980A external-priority patent/GB9117980D0/en
Priority claimed from GB929207143A external-priority patent/GB9207143D0/en
Application filed by ユニバーシティ オブ レイセスター filed Critical ユニバーシティ オブ レイセスター
Publication of JPH06510035A publication Critical patent/JPH06510035A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C12BIOCHEMISTRY; BEER; SPIRITS; WINE; VINEGAR; MICROBIOLOGY; ENZYMOLOGY; MUTATION OR GENETIC ENGINEERING
    • C12NMICROORGANISMS OR ENZYMES; COMPOSITIONS THEREOF; PROPAGATING, PRESERVING, OR MAINTAINING MICROORGANISMS; MUTATION OR GENETIC ENGINEERING; CULTURE MEDIA
    • C12N11/00Carrier-bound or immobilised enzymes; Carrier-bound or immobilised microbial cells; Preparation thereof
    • C12N11/02Enzymes or microbial cells immobilised on or in an organic carrier
    • C12N11/04Enzymes or microbial cells immobilised on or in an organic carrier entrapped within the carrier, e.g. gel or hollow fibres
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61KPREPARATIONS FOR MEDICAL, DENTAL OR TOILETRY PURPOSES
    • A61K9/00Medicinal preparations characterised by special physical form
    • A61K9/14Particulate form, e.g. powders, Processes for size reducing of pure drugs or the resulting products, Pure drug nanoparticles
    • A61K9/16Agglomerates; Granulates; Microbeadlets ; Microspheres; Pellets; Solid products obtained by spray drying, spray freeze drying, spray congealing,(multiple) emulsion solvent evaporation or extraction
    • A61K9/1605Excipients; Inactive ingredients
    • A61K9/1629Organic macromolecular compounds
    • A61K9/1652Polysaccharides, e.g. alginate, cellulose derivatives; Cyclodextrin
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61KPREPARATIONS FOR MEDICAL, DENTAL OR TOILETRY PURPOSES
    • A61K9/00Medicinal preparations characterised by special physical form
    • A61K9/48Preparations in capsules, e.g. of gelatin, of chocolate
    • A61K9/50Microcapsules having a gas, liquid or semi-solid filling; Solid microparticles or pellets surrounded by a distinct coating layer, e.g. coated microspheres, coated drug crystals
    • A61K9/5005Wall or coating material
    • A61K9/5021Organic macromolecular compounds
    • A61K9/5031Organic macromolecular compounds obtained otherwise than by reactions only involving carbon-to-carbon unsaturated bonds, e.g. polyethylene glycol, poly(lactide-co-glycolide)
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61KPREPARATIONS FOR MEDICAL, DENTAL OR TOILETRY PURPOSES
    • A61K9/00Medicinal preparations characterised by special physical form
    • A61K9/48Preparations in capsules, e.g. of gelatin, of chocolate
    • A61K9/50Microcapsules having a gas, liquid or semi-solid filling; Solid microparticles or pellets surrounded by a distinct coating layer, e.g. coated microspheres, coated drug crystals
    • A61K9/5073Microcapsules having a gas, liquid or semi-solid filling; Solid microparticles or pellets surrounded by a distinct coating layer, e.g. coated microspheres, coated drug crystals having two or more different coatings optionally including drug-containing subcoatings

Landscapes

  • Health & Medical Sciences (AREA)
  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Bioinformatics & Cheminformatics (AREA)
  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Life Sciences & Earth Sciences (AREA)
  • General Health & Medical Sciences (AREA)
  • Medicinal Chemistry (AREA)
  • Pharmacology & Pharmacy (AREA)
  • Epidemiology (AREA)
  • Animal Behavior & Ethology (AREA)
  • Public Health (AREA)
  • Veterinary Medicine (AREA)
  • Zoology (AREA)
  • Wood Science & Technology (AREA)
  • Organic Chemistry (AREA)
  • Genetics & Genomics (AREA)
  • Biochemistry (AREA)
  • Microbiology (AREA)
  • Dispersion Chemistry (AREA)
  • Biomedical Technology (AREA)
  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • Biotechnology (AREA)
  • Medicines Containing Material From Animals Or Micro-Organisms (AREA)
  • Medicinal Preparation (AREA)
  • Micro-Organisms Or Cultivation Processes Thereof (AREA)
  • Immobilizing And Processing Of Enzymes And Microorganisms (AREA)
  • Manufacturing Of Micro-Capsules (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるため要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 細胞を 7する生物党的i畦 カプセルを製造する 注水発明は、成る種の細胞 の正常な機能を欠いている身体に移植するための、その細胞を収容した生物学的 適合性カプセルを製造する方法に関する。
外部の細胞および組織を移植することによって生じる共通の問題は、免疫学的な 拒絶反応である。この問題を克服する試みでは、普通、免疫抑制薬で患者を治療 する。しかしながら、これがこの種の薬が多くの副作用を持っているために危険 であることは知られている。あるいは、組織を成る種の方法で処理して免疫反応 を誘発しないようにしてもよい。
後者の方法に関しては、比較的非抗原性の物質(I、im and Sum、  1990.5cience。
210、908−910; Lim、 US 4,409,331)を用いて、 細胞、特に島細胞をカプセルにつめる手段が免疫学的保護法として開発されてい る。この方法では、アルギン酸すトリウム溶液内に島細胞を浮遊させた懸濁液を 小滴に形成し、ポリ−1−リシンで被覆してグルコースやインスリンのような小 分子に対しては透過性であるが、免疫グロブリンや免疫系細胞のような大きい分 子にとっては不透過性である薄膜を形成している。
この方法は、0 ’ 5bea等(1984、Biochimica et B iophysica Acta、 804.133(36)によって修正さオ] た。この修正では、カプセルをアルギン酸ナトリウムの付加的な外層で被覆して 炎症反応をさらに抑えている。
カプセル収容細胞の成る種の移植には適度に成功している。たとえば、カプセル 収容島細胞の移植後2週間糖尿病のマウスが正常血糖値を示した(Calafi ore ef−al、 Diabetes Re5e、ych and C11 nical Practice、 1988.5.5uppL 1.5R34;  T ze and Tai、1982. Transplantation、33.  563−564; Ricker and Stockb■窒■■秩B 1986、 Diabetes、 35.5uppl L 61A) 。取り出 し時、カプセルは単核白血球およびマクロファージの浸潤、すなわぢ、激しい炎 症反応を示していた。
移植した空のカプセルに対するラットの免疫反応をテストする最近の研究((: 1ayton et al、 Diabetes Re5earch 1990 14127−132)では、カプセル外層の組成が反応の激しさに影響を与え、 M−アルギン酸塩(高マンヌロン酸アルギン酸ナトリウム)が免疫反応を最低に 抑えることを示している。しかしながら、反応は低下しても、はんの3週間後に はマクロファージと繊維芽細胞の浸潤が生じた。
本発明は、このような問題を克服あるいは少な(とも軽減する。
本発明によれば、細胞を収容する生物学的適合性カプセルを製造する方法は、1 )複数の陰イオン成分を有し、はぼ蛋白質がない予め透析した水溶性ガムを含有 する水性媒体内に細胞を浮遊させる段階と、ji) この懸濁液を細胞を収容し た小滴に形成する段階と、1ii1 これらの小滴を多価性の生理学的に適合性 のある陽イオンの溶液に触れさせて小滴をゲル化し、前記細胞をカプセルに収容 する段階と、iv) これらゲル化した小滴を、前記陽イオン・グループと架橋 結合する陰イオン・グループを含むポリマーに触れさせて半透膜を形成する段階 と、V) この半透膜を前記予め透析した水溶性ガムの層で被覆する段階とから なる。
水溶性ガムは、アルギン酸ナトリウムまたは他の水溶性アルギン酸塩(たとえば 、アルギン酸カリウム)であってもよい。
アルギン酸塩は、中に存在するジスルフィド結合を破壊することによって任意の 結合蛋白質を分解する助けをするジチオトレイトール(DTT)を含む燐酸緩衝 食塩水(PBS)で予め透析してもよい。アルギン酸塩は、結合蛋白質、たとえ ば、ジチオエリトリトール、2−メルカプトエタノール等のジスルフィド結合を 減らすことのできる任意の化学物質を含むPBSで予透析してもよい。
本明細書における「はぼ蛋白質がない」という表現は、アルギン酸塩その他のガ ムと結合した蛋白質を完全に除去するということを必ずしも意味しない。予想外 に、結合蛋白質のジスルフィド結合を壊せば充分であることがわかった。
ジチオトレイトール濃度は、0.1 mg/mlより大きく、好ましくは、0. 6 mg/mlより太き(、他の化学成分はそれ相当の量であるとよい。
アルギン酸塩は、1時間より長く、好ましくは、その二倍の時間透析するとよい 。DTTを含むPBSあるいはジスルフィド結合を減らすことのできる任意の化 学物質に対しては2時間、PBSのみの場合には65時間より長い時間にわたっ て透析して汚染源の抗原性蛋白質を効率よく除去してもよい。
細胞は精製アルギン酸塩を含むノーマルセーラインに浮遊させてもよい。
細胞!!!濁液は、予透析精製アルギン酸塩を1% w/vより多く、好ましく は、1.5% W/Vより多く含んでいてもよい。
カプセル収容しようとしている細胞は、糖尿病患者に移植するのに有用な、咄乳 動物細胞、たとえば、インスリン分泌ランゲルハンス島細胞であってもよい。
ランゲルハンス島細胞を移植に使用しようとする場合、1個または2個の全島細 胞をカプセルにつめてもよい。
細9包およびアルギン酸塩の懸濁液は、小滴をゲル化する陰イオンを含む溶液内 へ注射器から落下させることによって0.3mm〜L 0mm直径の小滴状に形 成し、前記細胞をカプセル収容するようにしてもよい。
陰イオ〉を含む溶液は、0.5% w/v、好ましくは、1.1% w/vより 大きい濃度の塩化カルシウムであってもよい。
ゲル化した小滴を触れさせる陰イオン・グループを含むポリマーはポリ−1−塩 化リシンであってもよい。
ポリ−1−塩化リシンの分子量は、3000より大きい、好ましくは、20,0 00より大きいとよい。
ポリ−1−塩化リジンは、001%w/vより大きい濃度、好ましくは、005 %W/Vの濃度でノーマルセーライン溶液に溶解させてもよい。
ゲル化小滴は、1分間以上に2つたって、好ましくは、6分間にわたってポリ− 1−塩化リシン消液に触れさせて半透膜を形成してもよい。
こうして形成した半透膜は、0.1% w/vより多いガムを含む溶液に1分間 よりも長い時間にわたって触れさせることによって子透析水溶性ガムの層で被覆 してもよい。
ン容液は、ノーマルセーライ〉内に0.15%w/vの予透析アルギン酸ナトリ ウムを含むものであってもよい。
半透膜は4分間にわたって溶液にさらしてもよい。
本発明は、また、ここに説明した方法によって作った細胞収容生物学的適合性カ プセルも包含する。
本発明は、また、水溶性アルギン酸塩(たとえば、アルギン酸ナトリウム、アル ギン酸カリウム)のような水溶性ガムを精製する方法であって、このガムをジス ルフィド結合低減剤を含む溶液で予透析することを特徴とする方法も包含し、さ らにまた、この方法で作ったガムも包含する。
本明細書における「精製」なる用語は、結合蛋白性物質による生物活性を排除ま たは実質的に低下させてガム(それ自体は見掛は上生物学的適合性である)に意 図した最終用途にとって充分な生物学的適合性を与えることを意味する。
糖尿病患者に移植するためのランゲルハンス島細胞をカプセルにつめるという用 途に加えて、本発明の方法で精製したアルギン酸塩(または他の生物学的適合性 水溶性ガム)は、アルギン酸塩が血液を含めて体液と直接接触する任意の状況で 使用できる。
包帯、綿棒、縫合材、縫合糸等を手術中に身体内へ導入し、術後そこに残す場合 、本発明の方法で精製したアルギン酸塩は特に有用である。包帯はアルギン酸塩 繊維で作った織成布または編成布であってもよい。また、掻き裂いたアルギン酸 塩繊維で作った不織布パッド、たとλば、脱脂綿、あるいは、アルギン酸塩ゲル またはアルギン酸塩フィルムで作った湿潤シートまたは成形スラブあるいは造形 品であってもよい。綿棒はアルギン酸塩繊維の不織組立体であってもよい。縫合 材および縫合糸はアルギン酸塩の単フィラメントまたは複フィラメント紡績糸で 作ったものであってもよい。
開放面創傷を覆うのに用いられる同様の包帯も、本発明の方法で精製したアルギ ン酸塩を用いて製作することができる。アルギン酸塩包帯は、湿潤創傷管理のた めに止血物質として用いられる。アルギン酸塩粉末も開放創傷の止血剤として使 用できる(たとえば、スポーツ用途で急速凝固を促進するために用いられる)皮 膚の下に移植される、活性成分を含む包帯およびパッチも、本発明の方法によっ て精製されたアルギン酸塩を用いて製作できる。
通常の消化器系を通して投与するのではなくて身体に移植あるいは注射する制御 放出装置または徐放装置も、本発明の方法によって精製したアルギン酸塩を用い て製作できる。
身体内へ移植する装置を含めて、アルギン酸塩が分子サイズをふるい分け、カプ セル内外への化学成分の流れを制御する薄膜を提供するアルギン酸塩含有カプセ ルその他の装置も本発明の方法によって精製されたアルギン酸塩を用いて作成で きる。
これらのアルギン酸塩は、患者に移植される人工血管移植片(たとえば、Dac ron (RTMI移植片)を被覆するのにも使用できる。
本発明は、ここに詳細に説明する実験に関連した以下の説明からさらに明らかと なろう。なお、この実験は、本発明を実施して細胞を収容した生物学的適合性カ プセルを製造する方法の一形態を例示するものである。
ランゲルハンス を4 する 生 −・′4 カプセルをパ告 るプロトコル1、アルギン酸ナトリウムの精製 アルギン酸ナトリウム(Kelco Internationalによって供給 されるJをノーマルセーライン(09%v/v塩化ナトリウム)の1.5%(W /V)溶液に調製した。この溶液、10m1を透析サック(Sigma、 fl :at、 No、 250−11)に入れた。この透析サックは12.000よ り大きい分子量の蛋白質を保持する。アルギン酸ナトリウムは、ジチオトレイト ール(DTT)を含有する燐酸緩衝生理食塩水(PBS; 140 mM Na C1,35mM K2PO4,pH7,3)に対して2時間透析し、新鮮なPB S+DTTに対してさらに2時間透析した。その後、PBSのみに対して全部で 約70時間透析し、新鮮なPBSを1時間と65時間で透析した。
アルギン酸ナトリウムをポリアクリルアミド・ゲル電気泳動法によって汚染源の 抗原性蛋白質の存在について分析した。この分析では、アルギン酸ナトリウムが 実際に無蛋白質であることが確認された。上述の方法と同じ方法でDTTのない PBSについて透析したときには蛋白質はアルギン酸ナトリウムから除去されな かった。このことは、アルギン酸ナトリウムから蛋白質を効果的に除去するには DTTが必須であることを示唆している。
2、カプセル詰めプロトコル 高細胞をラットあるいは人間から採取し、それをノーマルセーラインの精製(す なわち、無蛋白質)アルギン酸ナトリウム1.5%w/viI液に浮遊させた。
この溶液を混ぜ合わせてから、キルを経て2ml注射器に吸い上げ、注射ポンプ に取り付けた。注射ポンプは所望の率、通常、1 ml/minにセットし、ア ルギン酸ナトリウム/島細胞懸濁液の小滴を7cmの高さから塩化カルシウムの 1.1%w/v溶液に落下させた。小滴は塩化カルシウム溶液に入るときには球 形であった。溶液に入った際、アルギン酸ナトリウムのゲルが高細胞を包み込ん だ(通常、1カプセルあたり1.2個の高細胞である)。カプセルの直径は0. 3−1.0mmであった。ゲル化したカプセルは、25m1の体積の0.55% Ca11.; 0.27%CaC1z; 0.85%NaC1で洗浄した。次に 、カプセルを3分間にわたって0.1%(:HES (pH8,2in NaC 11内に置き、6分間にわたってNaC1に入れた0、05%のポリ−1−塩酸 リシン(D 20.0001の25m1に浮遊させ、撹拌した。ポリ−1−リシ ン上の陰イオン・グループがアルギン酸ナトリウム・カプセル上の陽イオン・グ ループと架橋結合して半透膜を形成する。ポリ−1−リシンの分子量は所望の透 過性を持つ半透膜を形成するように選ぶ。本件の場合、所望透過性とは、インス リンの通過は許すが、免疫グロブリンや免疫系の他の細胞の通過は許さない性質 である。
次に、カプセルは25m1の0.1%CHESで洗浄し、25m1の0.85% NaC1で洗浄してから、精製したアルギン酸ナトリウムの外側コートをカプセ ルに加えて生物学的適合性をさらに向上させた。これは、攪拌しながら4分間に わたって0.15%w/vアルギン酸ナトリウム溶液(ノーマルセーライン内) に洗浄済みのカプセルを浮遊させることによって行った。被覆したカプセルを次 に25m1の0.9%NaC,lで洗浄し、6分間10m1の55 mMクエン 酸ナトリウムに浮遊させ、再び25m1の0.9%NaC1で洗浄し、細胞培地 で2回洗浄してから移植前に細胞培地に浮遊させた。
ラットのカプセルにつめた高細胞を移植に用いた最初の結果は、「精製した」ア ルギン酸ナトリウムを用いてカプセルのかなり向上した生物学的適合性を確認し た。このことは、将来糖尿病患者への人間の高細胞の移植が可能となるという大 きな希望を与える。このことは、自分自身のインスリンを産生じ、毎日注射する 必要をな(し得るということを意味する。
注射インスIルに比して移植した高細胞によってグルコースの制御が高まること により、成る割合のインスリン依存性糖尿病患者を襲う失明や腎臓障害のような 合併症を避は得るという潜在性を得ることができる。
国際調査報告 。、ア、。。。?/n+r、H、 、、 PCT/GB 921 01511国際調査報告 フロントページの続き (81)指定国 EP(AT、BE、CH,DE。
DK、ES、FR,GB、GR,IE、IT、LU、MC,NL、SE)、0A (BF、BJ、CF、CG、CI、 CM、 GA、 GN、 ML、 MR, SN、 TD、 TG)、 AT、 AU、 BB、 BG、 BR,CA、  CH,C3゜DE、DK、ES、FI、GB、HU、JP、KP、KR,LK、  LU、 MG、 MN、 MW、 NL、 No、 PL、 RO,RU、S D、SE、 US (72)発明者 ロンドン ニコラス ジョン ミルトンイギリス国 レイセス タ−エルイー5 5エヌアール ハザレイ ロード 4

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1.細胞を収容する生物学的適合性カプセルを製造する方法であって、i)複数 の陰イオン成分を有し、ほぼ蛋白質がない予め透析した水溶性ガムを含有する水 性媒体内に細胞を浮遊させる段階と、ii)この懸濁液を細胞を収容した小滴に 形成する段階と、iii)これらの小滴を多価性の生理学的に適合性のある陽イ オンの溶液に触れさせて小滴をゲル化し、前記細胞をカプセルに収容する段階と 、iv)これらゲル化した小滴を、前記陽イオン・クループと架橋結合する陰イ オン・グループを含むポリマーに触れさせて半透膜を形成する段階と、v)この 半透膜を前記予め透析した水溶性ガムの層で被覆する段階とからなることを特徴 とする方法。 2.請求の範囲第1項に従った方法において、水溶性ガムがアルギン酸ナトリウ ムのような水溶性アルギン酸塩であることを特徴とする方法。 3.請求の範囲項に従った方法において、アルギン酸塩を、ジスルフィド結合低 減剤を含む燐酸緩衝生理食塩水で子透析することを特徴とする方法。 4.請求の範囲第3項に従った方法において、低減剤がジチオトレイトールから なることとを特徴とする方法。 5.請求の範囲第3項に従った方法において、低減剤がジチオエリトリトールか らなることを特徴とする方法。 6.請求の範囲第3項に従った方法において、低減剤が2−メルカプトエタノー ルからなることを特徴とする方法。 7.請求の範囲第4項に従った方法において、ジチオトレイトール濃度が0.1 mg/mlより大きいことを特徴とする方法。 8.請求の範囲第7項に従った方法において、ジチオトレイトール濃度が0.6 mg/mlであることを特徴とする方法。 9.請求の範囲第2項から第8項に従った方法において、アルギン酸塩を1時間 より長い時間にわたって少なくとも1回透析することを特徴とする方法。 10.請求の範囲第9項に従った方法において、アルギン酸塩は2回、各回2時 間にわたって透析することを特徴とする方法。 11.請求の範囲第1項に従った方法におし、て、細胞がノーマルセーラインに 浮遊していることを特徴とする方法。 12.請求の範囲第1項から第11項に従った方法において、細胞懸濁液が1% w/vより多い子透析アルギン酸塩を含有していることを特徴とする方法。 13.請求の範囲第12項に従った方法において、懸濁液が1.5%w/v予透 析アルギン酸塩を含有することを特徴とする方法。 14.請求の範囲第1項に従った方法において、カプセルにつめようとしている 細胞が哺乳動物細胞であることを特徴とする方法。 15.請求の範囲第14項に従った方法において、細胞がランゲルハンス島細胞 であることを特徴とする方法。 16.請求の範囲第15項に従った方法において、1つから2つの島細胞をカプ セルにつめるようにしたことを特徴とする方法。 17.請求の範囲第1項から第16項に従った方法において、懸濁液を0.3− 1.0mm直径の小滴に形成するために、注射器から小滴をゲル化する陰イオン を含有している溶液内へ落下させ、細胞をカプセルにつめることを特徴とする方 法。 18.請求の範囲第17項に従った方法において、陰イオンを含有する溶液が0 .5%w/vより大きい濃度の塩化カルシウムであることを特徴とする方法。 19.請求の範囲第18項に従った方法において、塩化カルシウム溶液が1.1 %w/vであることを特徴とする方法。 20.請求の範囲第1項に従った方法において、ゲル化小滴を触れさせる陰イオ ン・クループを含有するポリマーがポリ−1−塩化リシンであることを特徴とす る方法。 21.請求の範囲第20項に従った方法において、ポリ−1−塩化リシンの分子 量が3000より大きいことを特徴とする方法。 22.請求の範囲第21項に従った方法において、ポリ−1−塩化リシンの分子 量が20,000であることを特徴とする方法。 23.請求の範囲第20項から第22項に従った方法において、ポリ−1−塩化 リシンが0.01%w/vより大きい濃度のノーマルセーライン溶液内にあるこ とを特徴とする方法。 24.請求の範囲第23項に従った方法において、ポリ−1−塩化リシンの濃度 が0.05%w/vであることを特徴とする方法。 25.請求の範囲第1項から第24項に従った方法において、ゲル化小滴を1分 間より長い時間にわたってポリ−1−塩化リシン溶液に触れさせて半透膜を形成 することを特徴とする方法。 26.請求の範囲第25項に従った方法において、ゲル化小滴を6分間にわたっ てポリ−1−塩化リシン溶液に触れさせることを特徴とする方法。 27.請求の範囲第1項から第26項に従った方法において、0.1%w/vよ り多いガムを含有する溶液に1分間より長い時間にわたって半透膜を触れさせる ことによって、半透膜を子透析した水溶性ガムの層で被覆することを特徴とする 方法。 28.請求の範囲第27項に従った方法において、溶液が0.15%wt/v子 透析アルギン酸ナトリウムを含有することを特徴とする方法。 29.請求の範囲第27項、第28項に従った方法において、半透膜を4分間溶 液に触れさせることを特徴とする方法。 30.請求の範囲第1項から第29項に従った方法によって製造した細胞収容生 物学的適合性カプセル。 31.水溶性アルギン酸塩(たとえば、アルギン酸ナトリウムおよびアルギン酸 カリウム)のような水溶性ガムを精製する方法であって、ジスルフィド結合低減 剤を含有する溶液でガムを子透析することを特徴とする方法。 32.請求の範囲第31項に従った方法において、ジスルフィド結合低減剤が燐 酸緩衝生理食塩水に含有させてあることを特徴とする方法。 33.請求の範囲第31項に従った方法において、低減剤がジチオトレイトール であることを特徴とする方法。 34.請求の範囲第31項に従った方法において、低減剤がジチオエリトリトー ルからなることを特徴とする方法。 35.請求の範囲第31項に従った方法において、低減剤が2−メルカプトエタ ノールからなることを特徴とする方法。 36.請求の範囲第33項に従った方法において、ジチオトレイトール濃度が0 .1mg/mlより大きいことを特徴とする方法。 37.請求の範囲第36項に従った方法において、ジチオトレイトール濃度が0 .6mg/mlであることを特徴とする方法。 38.請求の範囲第31項に従った方法において、アルギン酸塩を1時間より長 い時間にわたって少なくとも1回透析されることを特徴とする方法。 39.請求の範囲第38項に従った方法において、アルギン酸塩は2回、各回2 時間にわたって透析されることを特徴とする方法。 40.請求の範囲第31項から第39項のうちいずれか1つに従った方法におい て、アルギン酸塩が無蛋白質であるかどうかを確認する分析を後に行うことを特 徴とする方法。 41.請求の範囲第40項に従った方法において、分析をポリアクリルアミド・ ゲル電気泳動法によって実施することを特徴とする方法。 42.請求の範囲第31項から第41項のうちいずれか1つに従った方法によっ て精製した水溶性アルギン酸塩(たとえば、アルギン酸ナトリウムまたはアルギ ン酸カリウム)のような水溶性ガム。
JP5504185A 1991-08-20 1992-08-14 細胞を収容する生物学的適合性カプセルを製造する方法 Pending JPH06510035A (ja)

Applications Claiming Priority (5)

Application Number Priority Date Filing Date Title
GB9117980.4 1991-08-20
GB919117980A GB9117980D0 (en) 1991-08-20 1991-08-20 A method of making biocompatible capsules containing cells
GB9207143.0 1992-04-01
GB929207143A GB9207143D0 (en) 1992-04-01 1992-04-01 A method of making biocompatible capsules containing cells
PCT/GB1992/001511 WO1993003710A1 (en) 1991-08-20 1992-08-14 A method of making biocompatible capsules containing cells

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH06510035A true JPH06510035A (ja) 1994-11-10

Family

ID=26299426

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP5504185A Pending JPH06510035A (ja) 1991-08-20 1992-08-14 細胞を収容する生物学的適合性カプセルを製造する方法

Country Status (13)

Country Link
US (1) US5529913A (ja)
EP (1) EP0599942B1 (ja)
JP (1) JPH06510035A (ja)
AT (1) ATE152616T1 (ja)
AU (1) AU2443392A (ja)
CA (1) CA2115664A1 (ja)
DE (1) DE69219606T2 (ja)
DK (1) DK0599942T3 (ja)
ES (1) ES2101863T3 (ja)
GR (1) GR3024007T3 (ja)
IL (1) IL102785A (ja)
MX (1) MX9204831A (ja)
WO (1) WO1993003710A1 (ja)

Families Citing this family (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
GB9414304D0 (en) * 1994-07-15 1994-09-07 C V Lab Ltd Fibres, manufacture and use
WO2000031267A1 (en) * 1998-11-20 2000-06-02 The Autonomous University Of Barcelona Insulin production by engineered muscle cells
US6921412B1 (en) 1999-05-18 2005-07-26 Cryolife, Inc. Self-supporting, shaped, three-dimensional biopolymeric materials and methods
AU3458301A (en) * 2000-01-25 2001-08-07 Edwards Lifesciences Corporation Bioactive coatings to prevent tissue overgrowth on artificial heart valves
CA2421036A1 (en) 2000-09-20 2002-03-28 Islet Sheet Medical Llc Fabrication of thin sheet bio-artificial organs
US7226615B2 (en) * 2000-11-07 2007-06-05 Cryolife, Inc. Expandable foam-like biomaterials and methods
US20060246111A1 (en) * 2005-04-19 2006-11-02 Smith Larry L Polysaccharides as ultrasound transmission media
US20140017304A1 (en) * 2011-03-29 2014-01-16 Myriam Bosmans Method for encapsulated therapeutic products and uses thereof

Family Cites Families (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
NO158284C (no) * 1981-03-13 1988-08-17 Damon Biotech Inc Fremgangsmaate for selektiv oppbrytning av en permeabel membran.
EP0301777A1 (en) * 1987-07-28 1989-02-01 Queen's University At Kingston Multiple membrane microencapsulation
US4923645A (en) * 1987-11-16 1990-05-08 Damon Biotech, Inc. Sustained release of encapsulated molecules

Also Published As

Publication number Publication date
MX9204831A (es) 1993-07-01
DK0599942T3 (da) 1997-11-03
CA2115664A1 (en) 1993-03-04
GR3024007T3 (en) 1997-10-31
ES2101863T3 (es) 1997-07-16
US5529913A (en) 1996-06-25
IL102785A (en) 1998-06-15
DE69219606T2 (de) 1997-09-04
DE69219606D1 (de) 1997-06-12
EP0599942A1 (en) 1994-06-08
AU2443392A (en) 1993-03-16
IL102785A0 (en) 1993-01-31
ATE152616T1 (de) 1997-05-15
WO1993003710A1 (en) 1993-03-04
EP0599942B1 (en) 1997-05-07

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US5429821A (en) Non-fibrogenic high mannuronate alginate coated transplants, processes for their manufacture, and methods for their use
US4673566A (en) Microencapsulation of living tissue and cells
US4689293A (en) Microencapsulation of living tissue and cells
US4806355A (en) Microencapsulation of living tissue and cells
JP4445589B2 (ja) 製薬的に許容しうる固定乾燥ヒト血液血小板
CA1215922A (en) Microencapsulation of living tissue and cells
EP0741550B1 (en) Multiple layer alginate coatings of biological tissue for transplantation
RU2349347C2 (ru) Повязки на рану, содержащие белковый полимер и полифункциональный спейсер
US20050180957A1 (en) Method of using fibrin-bound angiogenic factors to stimulate vascularization of transplant site of encapsulated cells
US20060127873A1 (en) Composition for cytocompatible, injectable, self-gelling chitosan solutions for encapsulating and delivering live cells or biologically active factors
JPH11501514A (ja) 新規の封入組成物及び封入方法
JPH0534946B2 (ja)
EP0127989A2 (en) Microencapsulation of living tissue and cells
JPH043949B2 (ja)
US6281341B1 (en) Hetero-polysaccharide conjugate and methods of making and using the same
CN109276577A (zh) 一种一氧化氮纳米复合水凝胶及其制备方法和应用
JPH06510035A (ja) 細胞を収容する生物学的適合性カプセルを製造する方法
US6262255B1 (en) Non-immunogenic, biocompatible macromolecular membrane compositions, and methods for making them
CN2920163Y (zh) 纳米止血贴
JPS6238327B2 (ja)
RO132850B1 (ro) Sisteme de cedare multipar- ticulate topice pe bază de biopolimeri cu eliberare controlată a unui medicament antiinflamator, şi procedeu de obţinere a acestora
JPH0723322B2 (ja) 液状骨形成剤からなる注射液
Paul et al. Biomedical Applications: Polysaccharides
Melville et al. Spare Parts