JPH0650909A - ゴムベルトの外観検査装置 - Google Patents

ゴムベルトの外観検査装置

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JPH0650909A
JPH0650909A JP21206092A JP21206092A JPH0650909A JP H0650909 A JPH0650909 A JP H0650909A JP 21206092 A JP21206092 A JP 21206092A JP 21206092 A JP21206092 A JP 21206092A JP H0650909 A JPH0650909 A JP H0650909A
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昭裕 永田
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 ゴムベルトに付着しているゴミを除去して正
確な検査状態にし、そして小さな凹凸部や色の濃淡部を
検査する。 【構成】 ゴムベルト表面の割れ、欠け、へこみ等の凹
凸部や表面の色の濃淡を検出するゴムベルトの外観検査
装置1であり、ゴムベルト2を一定の張力下で走行させ
るベルト走行部3と、走行中のゴムベルト2の片寄りを
阻止するベルト位置決めロール4と、ゴムベルト2に付
着したゴミ等を除去するブラシ部5と、移動しながらゴ
ムベルト表面に向かって投光しかつ受光するレーザー部
7とこれによって判定値の範囲外の値を検出したときに
ゴムベルト表面に印を付けるマーク部8とを有するレー
ザー処理装置6と、そして移動しながらゴムベルト表面
の画像信号を画像処理によって逐次デジタル信号化しつ
つ色の濃淡を検出し、判定値の範囲外の値を検出したと
きにゴムベルト表面に印を付けるマーク部46とを有す
る画像処理装置9とから構成される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はゴムベルトの外観検査装
置に係り、詳しくはゴムベルト表面の割れ、欠け、へこ
み等の凹凸面の欠陥部や研磨不良、カーボン分散、カッ
ト糸分散、異物等の色の濃淡を検知するゴムベルトの外
観検査装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、Vリブドベルトの製造では加硫し
た円筒状のゴムスリーブを所定の幅に切断し、このゴム
スリーブを駆動ロールと従動ロールに一定の張力下で掛
架して走行させながら、回転中の研磨ホイールをゴムス
リーブに係合して、ゴムスリーブに複数のリブ部を設け
ていた。得られたゴムスリーブは、次の工程で所定の幅
に切断され個々のベルトに仕上げられた。そして、その
後、作業者は目視によって個々のベルトの研磨表面の割
れ、欠け、へこみ等の凹凸面の欠陥部や、あるいはベル
ト表面の研磨不良、カーボン分散、カット糸分散、異物
等の色の濃淡を検査していた。もしこのような欠陥部や
色の濃淡部がベルト表面に存在すると、ベルトを走行さ
せた場合、亀裂がこの欠陥部や濃淡部から成長して早期
にベルト破損を起こすことがあり、かかる検査はベルト
の品質を維持するうえで重要な工程になっていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、作業者の目視
による良否の判定は、一応の標準化が行われているもの
の、個人によって多少相違し、主として作業者の感に依
存するところが大きかった。しかも、迅速な良否の判定
には熟練の作業者が必要であった。このため、従来では
この外観検査を自動化することが試みられた。例えば、
被検査物に光を照射してこの反射光をPSD素子(半導
***置検出素子)を使用することによって異常箇所であ
る窪み部の深さを測定し、ある一定値以上になると異常
信号を発していた。しかし、この検査装置でも窪み部の
深さが小さくなると、検出できない大きな問題点があっ
て、検査の精度が悪くなっていた。従って、ゴムベルト
のような小さな窪み部のある製品の外観検査では困難で
あった。
【0004】しかも、表面を研磨した後のゴムスリーブ
の表面に研磨クズやゴミが付着していると、検査装置は
これを検知することがあり、正常な表面でも不良として
検出する問題もあった。本発明はこのような問題点を改
善するものであり、被検査物に付着しているゴミを除去
して正確な検査状態にし、そして小さな凹凸部や色の濃
淡部を検査して、比較的作業者の目視による判断に近い
状態の外観検査を可能にしたゴムベルトの外観検査装置
を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】即ち、上記目的に適合す
る本発明では、ゴムベルトからなる被検査物の表面の割
れ、欠け、へこみ等の凹凸部や表面の色の濃淡を検出す
るゴムベルトの外観検査装置であり、ゴムベルトを駆動
ロールと従動ロールに掛架してこれを一定の張力下で走
行させるベルト走行部と、走行中のゴムベルト表面に当
接してゴムベルトの幅方向の片寄りを阻止するベルト位
置決めロールと、走行中のゴムベルト表面に当接してゴ
ムベルトに付着したゴミ等を除去するブラシ部と、駆動
ロールと従動ロールに掛架したゴムベルトの幅方向に沿
って移動しながらゴムベルト表面に向かって投光しかつ
受光するレーザー部とレーザー部によって判定値の範囲
外の値を検出したときにゴムベルト表面に印を付けるマ
ーク部とを有するレーザー処理装置と、そして該ゴムベ
ルトの幅方向に沿って移動しながらゴムベルト表面の画
像信号を画像処理によって逐次デジタル信号化しつつ色
の濃淡を検出し、判定値の範囲外の値を検出したときに
ゴムベルト表面に印を付けるマーク部とを有する画像処
理装置とからなるゴムベルトの外観検査装置にある。
【0006】また本発明は、回転ブラシと固定ブラシの
2つからなるブラシ部や、レーザー部における光量レベ
ルと変位精度の関係において変位精度が急激に低下する
付近に光量レベルを設置するとともに、真値とのズレ代
を大きくするようにアンプのオフセット値を設定したレ
ーザー部を含む。
【0007】
【作用】本発明では、ゴムベルトを駆動ロールと従動ロ
ールに掛架して、これを一定の張力下で走行させなが
ら、ベルト位置決めロールによってゴムベルトの幅方向
の片寄りを阻止し、更にブラシ部の作動によって走行中
のゴムベルト表面に当接させてゴムベルトに付着したゴ
ミ等を除去しつつ、レーザー処理装置と画像処理装置と
を作動させて小さな凹凸部や色の濃淡部を検出すること
ができる。そして、レーザー処理装置と画像処理装置に
よってそれぞれ判定値の範囲外の値を検出したときにそ
れぞれのマーク部が作動してゴムベルト表面に印を付け
る。
【0008】ここにおいて、レーザー処理装置の受光部
には抵抗層があり、受光部で受けた光エネルギーは光電
流として抵抗層を流れて2つの電極に分割して取り出さ
れる。この時の、電極から取り出される電流をI1 、I
2 とすれば、光量=I1 +I2 となり、変位=(I1
2 )/(I1 +I2 +B)となる。 ただし、Bはア
ンプのオフセット値である。従って、ゴムベルトの正常
部からの反射光は常に抵抗層の中心に入射するため、電
流I1 とI2 は等しく、変位(距離)はゼロであり、一
方ゴムベルトの凹凸部からの反射光は抵抗層の中心から
離れて入射するため、I1 とI2 とは相違し、変位が発
生する。
【0009】本発明では、不良部分を検出するとレーザ
ー光量が低下する特性と、前記変位の関係式とを利用す
るもので、レーザー光量がある値より小さくなると、変
位データが真値よりも大きな値となってエラーを起こす
ようになり、これを利用して変位データの変化が小さい
欠陥を検出することが可能になる。また、画像処理装置
ではアナログ信号である画像信号の濃淡差をある境界線
で白黒の2値に分割してデジタル化し、境界線より大き
いデータをカウントして判定値と比較するもので、ゴム
ベルトのベースゴムに対して光沢の異なる、例えば研磨
不良、カーボン分散、カット糸分散、異物等の存在する
部分を検知することができる。
【0010】
【実施例】以下、添付図面を参照し、本発明の実施例を
説明する。図1は本発明に係るゴムベルトの外観検査装
置の正面図であり、図2は図1の側面図である。これに
よると、本発明のゴムベルトの外観検査装置1は、ゴム
ベルト2からなる被検査物の表面の微小な割れ、欠け、
へこみ等の凹凸部を自動的に検査する装置であり、被検
査物であるゴムベルト2を走行させるベルト走行部3
と、走行中のゴムベルト2の一方向の片寄りを阻止して
正確に走行させるベルト位置決めロール4と、ゴムベル
ト2の表面に付着したゴミ等を除去するブラシ部5と、
レーザー部7とこれによって判定値の範囲外の値を検出
したときにゴムベルト2表面に印を付けるマーク部8と
を有するレーザー処理装置6と、そして照明部、カメ
ラ、画像処理部、マーク部とを有する画像処理装置9と
から構成されている。
【0011】ここにおいて、ベルト走行部3は、駆動ロ
ール10と移動可能な従動ロール11からなっている。
駆動ロール10は軸受け12に支持され、その先端に装
着したプーリ16が上部支持台13に設置された原動機
14と伝動ベルト15を介して連結している。一方、従
動ロール11はその軸受け17が上部支持台13に設置
されたシリンダー18のロッド19の先端部に固定され
ている。そして、上記従動ロール11の軸受け17はこ
れに固着されたスライド部20が上部支持台13に固定
された一対のガイドレール21に嵌合している。従っ
て、該シリンダー18が作動すると、従動ロール11は
ガイドレール20に沿って水平に駆動ロール10から離
反し、また近接する。
【0012】ベルト位置決めロール4は、駆動ロール1
0のすぐ上に位置し、これを支持しているフレーム23
が上部支持台13に設けた一対のガイド棒24とこの間
に位置するシリンダー25に連結している。このベルト
位置決めロール4は、シリンダー25の作動によって上
下動し、駆動ロール10と従動ロール11に所定張力下
で掛架されたゴムベルト2の表面に当接する。これによ
って、心線を埋設したゴムベルト2は走行しても一方向
に片寄ることはない。特に、複数のリブを幅方向に有す
るゴムベルト2を検査する場合には、ベルト位置決めロ
ール4として該リブに嵌合させるものを使用すればよ
い。
【0013】ブラシ部5は回転ブラシ27と固定ブラシ
28の2つからなり、いずれのブラシ27、28も従動
ロール11に接触した位置にある。回転ブラシ27は原
動機29に伝動ベルト30を介して連結し、走行中のゴ
ムベルト2に付着しているゴム屑のようなゴミ等を落と
す。更に、固定ブラシ28は回転ブラシ27によって落
とされなかったゴミ等を確実に落とす機能がある。その
ため、固定ブラシ28は、ゴムベルト2の走行方向に対
して回転ブラシ27の後方に位置する必要がある。
【0014】レーザー処理装置6は、少なくとも1組の
レーザー部7とこれによって判定値の範囲外の値を検出
したときにゴムベルト2表面に印を付けるマーク部8と
からなっている。レーザー処理装置6は基台31の上に
設置され、原動機32によってレール33上をゴムベル
ト2の幅方向に移動する。また、レーザー処理装置6の
下部に設けた軸受け34が基台31に設置されたネジ部
35に嵌入し、ネジ部35の先端に設けたサーボモータ
36の稼働によって表面検査部6は駆動ロール10側へ
移動する。
【0015】レーザー部7は走行中のゴムベルト2表面
に向かってレーザー光を投光し、かつベルト表面から反
射した光を受光する。この受光部37には半導***置検
出素子(PSD)があり、PSDの抵抗層で受けた光エ
ネルギーを光電流へ変換して抵抗層から2つの電極へ分
割して取り出される。上記レーザー光は400〜100
0マノメータの波長を有するもので単色性、鋭い指向
性、そして集束度が高いためにゴムベルト2表面の状態
を正しく検知することができる。この時の、電極から取
り出される電流をI1 、I2 とすれば、光量=I1 +I
2 となり、変位=(I1 −I2 )/(I1 +I2 +B)
となる。ただし、Bはアンプのオフセット値である。従
って、ゴムベルトの正常部からの反射光が予め設定され
た抵抗層の中心に入射すると、電流I1 とI2 とが等し
くなって、変位はゼロとなる。一方、ゴムベルトの凹凸
部からの反射光は抵抗層の中心から離れて入射するた
め、I1 とI2 とは相違し、変位が発生する。かかる変
位データの変化を検出することによって欠陥部を見つけ
ることができる。
【0016】しかも、本発明では変位(距離)データの
変化が小さい場合でも欠陥部を検出することができる。
即ち、レーザー光量は欠陥部を検出すると低下するが、
図3に示すようにレーザー光量の絶対値がある値を割る
と、変位精度が極端に低下し、変位データは真値よりも
大きな値となってエラーを起こすようになる。これを利
用すると、変位データの変化が小さい部分を欠陥部とし
てを検出することが可能になる。このため、本発明では
光量のレベルを、変位精度が急激に低下し始める付近に
設定する必要がある。また、変位データの真値からのズ
レ代は、前記変位式のアンプのオフセット値であるBで
決定されるため、この値を固定する。尚、図3におい
て、レーザー光量(%)はアンプで増幅できる最高値が
100%になるようにして算出されている。
【0017】このようにして、割れ、欠け、へこみ等は
検出されるが、まず割れ、欠けは図4に示すように、ベ
ルト長さで1mmの間の変位データの振れ値を連続的に
検出し、その最大値(P−P値)を判定値と比較評価す
る。また、へこみ検出は、図5に示すように一定区間
(a)の変位データの平均値を算出し、距離Lだけ離れ
た同平均値と連続的に比較し、その測定値(差)の最大
値を判定値と比較評価する。
【0018】マーク部8は、レーザー部7が割れ、欠
け、へこみ等を検出した時に作動するものであり、異常
信号を検出するとこの中に内蔵しているシリンダーが作
動してペン38を突出させてゴムベルト2表面の欠陥部
に線状のマークを入れる。
【0019】画像処理装置9は、照明部40、カメラ4
1そして画像処理部42から構成されている。この画像
処理装置9は基台43の上に設置され、原動機44によ
ってレール45上をゴムベルト2の幅方向に移動する。
上記照明部40は、ゴムベルト2表面に光をあて、カメ
ラ41がゴムベルト2表面からの反射光によって画像を
とらえる。画像処理部42はカメラ41がとらえた画像
信号(アナログ信号)の濃淡差を任意に設定できる境界
線で白黒の2値に分割されデジタル化し、このデジタル
信号を利用してベースゴムよりも白い不良部分と黒い不
良部分との面積を測定し、良否判定値と比較評価する。
【0020】上記カメラ41として、例えばCCD素子
を有するビデオカメラを使用することができ、これによ
ってとらえることのできる白い不良部分と黒い不良部分
は、ゴムベルト2表面に存在するカーボンやカット糸の
分散、あるいは白色系のZuO、金属片や黒色系の異物
である。もし、画像処理装置9が研磨不良、カーボン分
散、カット糸分散、異物等の欠陥を検出すると、マーク
部46が作動し、この中に内蔵しているシリンダーが作
動してペン47を突出させてゴムベルト2表面の欠陥部
に線状のマークを入れることがきる。また、カーボンや
カット糸の塊は、画像処理部42にノイズフィルターを
かけることによって数画素連続するデータのみを有効と
して処理することができる。
【0021】次に、本発明のゴムベルトの外観検査装置
の動作について説明する。まずベルト走行部3の従動ロ
ール11を駆動ロール10側へ近づけて、ゴムベルト2
を2つのロール10、11に設置した後、従動ロール1
1を駆動ロール10から離反させてゴムベルト2に張力
を付与する。その後、ベルト位置決めロール4がシリン
ダー25の作動によって移動し、ゴムベルト2の表面に
当接し、またブラシ部5の回転ブラシ27と固定ブラシ
28は、ゴムベルト2に接触する。その後、駆動ロール
10が回転してゴムベルト2が走行する。
【0022】この時、レーザー処理装置6のレーザー部
7とマーク部8とは、ゴムベルト2の一端に位置し、他
端に向かって移動しながらレーザー部7を作動させてゴ
ムベルト2の表面の割れ、欠け、へこみ等の欠陥部を検
査する。レーザー部7が欠陥部を検出すると、マーク部
8のペン38が突出して、ゴムベルト2の表面に線状の
マークを入れる。この時、レーザー処理装置6の移動は
停止している。
【0023】更に、レーザー処理装置6と同様に、画像
処理装置9の照明部40とカメラ41もゴムベルト2の
一端に位置し、他端に向かって移動しながらゴムベルト
2の表面の画像処理を行いながら、研磨不良、カーボン
分散、カット糸分散、異物等の存在を検出する。これら
の存在を検出すと、マーク部46のペン47が突出し
て、ゴムベルト2の表面に線状のマークを入れる。この
時も、画像処理装置9の移動は停止している。検査が完
了すると、駆動ロール10の回転を停止させて、従動ロ
ール11を駆動ロール10側へ近づけるとともに、ベル
ト位置決めロール4をゴムベルト2から離なした後に、
ゴムベルト2を取り出す。
【0024】
【発明の効果】以上のように本発明ゴムベルトの外観検
査装置では、ゴムベルトを駆動ロールと従動ロールに掛
架して、これを一定の張力下で走行させながら、ベルト
位置決めロールによってゴムベルトの一方向への片寄り
を阻止し、更にブラシ部の作動によって走行中のゴムベ
ルト表面に当接してゴムベルトに付着したゴミ等を除去
することによってレーザー処理装置と画像処理装置を併
用することによってゴムベルトの表面の割れ、欠け、へ
こみ等の欠陥部や研磨不良、カーボン分散、カット糸分
散、異物等のベースゴムよりも白い不良部や黒い不良部
の存在を正しく精度よく検査することができ、また欠陥
部や白黒の不良部をマークすることによってその位置を
確認することができ、作業者の目視判断に近い状態の外
観検査を可能にする。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るゴムベルトの外観検査装置の正面
図である。
【図2】図1の側面図である。
【図3】レーザー光量のレベルと変位精度との関係を示
すグラフである。
【図4】ゴムベルト表面の割れ、欠けを検出する変位デ
ータを示す図である。
【図5】ゴムベルト表面のへこみを検出する変位データ
を示す図である。
【符号の説明】
1 ゴムベルトの外観検査装置 2 ゴムベルト 3 ベルト走行部 4 ベルト位置決めロール 5 ブラシ部 6 レーザー処理装置 7 レーザー部 8 マーク部 9 画像処理装置 10 駆動ロール 11 従動ロール 27 回転ブラシ 28 固定ブラシ 40 照明部 41 カメラ 42 画像処理部 46 マーク部
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成5年6月18日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0014
【補正方法】変更
【補正内容】
【0014】 レーザー処理装置6は、少なくとも1組
のレーザー部7とこれによって判定値の範囲外の値を検
出したときにゴムベルト2表面に印を付けるマーク部8
とからなっている。レーザー処理装置6は基台31の上
に設置され、原動機32によってレール33上をゴムベ
ルト2の幅方向に移動する。また、レーザー処理装置6
の下部に設けた軸受け34が基台31に設置されたネジ
部35に嵌入し、ネジ部35の先端に設けたサーボモー
タ36の稼働によってレーザー処理装置6は駆動ロール
10側へ移動する。

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ゴムベルトからなる被検査物の表面の割
    れ、欠け、へこみ等の凹凸部や表面の色の濃淡を検出す
    るゴムベルトの外観検査装置であり、ゴムベルトを駆動
    ロールと従動ロールに掛架してこれを一定の張力下で走
    行させるベルト走行部と、走行中のゴムベルト表面に当
    接してゴムベルトの幅方向の片寄りを阻止するベルト位
    置決めロールと、走行中のゴムベルト表面に当接してゴ
    ムベルトに付着したゴミ等を除去するブラシ部と、駆動
    ロールと従動ロールに掛架したゴムベルトの幅方向に沿
    って移動しながらゴムベルト表面に向かって投光しかつ
    受光するレーザー部とレーザー部によって判定値の範囲
    外の値を検出したときにゴムベルト表面に印を付けるマ
    ーク部とを有するレーザー処理装置と、そして該ゴムベ
    ルトの幅方向に沿って移動しながらゴムベルト表面の画
    像信号を画像処理によって逐次デジタル信号化しつつ色
    の濃淡を検出し、判定値の範囲外の値を検出したときに
    ゴムベルト表面に印を付けるマーク部とを有する画像処
    理装置とからなることを特徴とするゴムベルトの外観検
    査装置。
  2. 【請求項2】 ブラシ部が回転ブラシと固定ブラシの2
    つからなる請求項1記載のゴムベルトの外観検査装置。
  3. 【請求項3】 レーザー部における光量レベルと変位精
    度の関係において、光量レベルを変位精度が急激に低下
    する付近に設置するとともに、真値とのズレ代を大きく
    するようにアンプのオフセット値を設定する請求項1記
    載のゴムベルトの外観検査装置。
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