JPH0650824Y2 - Dat - Google Patents

Dat

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JPH0650824Y2
JPH0650824Y2 JP8534388U JP8534388U JPH0650824Y2 JP H0650824 Y2 JPH0650824 Y2 JP H0650824Y2 JP 8534388 U JP8534388 U JP 8534388U JP 8534388 U JP8534388 U JP 8534388U JP H0650824 Y2 JPH0650824 Y2 JP H0650824Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
tape
recording
time
subcode
signal processing
Prior art date
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Expired - Lifetime
Application number
JP8534388U
Other languages
English (en)
Other versions
JPH0211527U (ja
Inventor
高幸 松永
好一 藤田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Kenwood KK
Original Assignee
Kenwood KK
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Filing date
Publication date
Application filed by Kenwood KK filed Critical Kenwood KK
Priority to JP8534388U priority Critical patent/JPH0650824Y2/ja
Publication of JPH0211527U publication Critical patent/JPH0211527U/ja
Application granted granted Critical
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Expired - Lifetime legal-status Critical Current

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  • Indexing, Searching, Synchronizing, And The Amount Of Synchronization Travel Of Record Carriers (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この考案はDATに係り、とくに既に記録済みのテープの
途中からつなぎ録音する場合に好適なDATに関する。
〔従来の技術〕
DATでは、曲の始めや楽章の始めなどにS−IDを書き込
んでおき、このS−IDをサーチすることで高速の自動選
曲が可能になっている。
S−IDの規定記録時間は9秒間であり、市販のソフトテ
ープでは曲の始めに他のP-time等のサブコードとともに
メーカ側で記録されている。
また、ユーザがバージンテープに録音する場合、S−ID
キーをオンして曲の頭など好きな位置に9秒間のS−ID
を書き込むことができ、この際、S−IDの立ち上がりに
合わせてP-timeも零から立ち上がりながら記録されてい
く。
〔考案が解決しようとする課題〕
しかし、既に録音済みのテープの途中からつなぎ録音を
行う場合、録音が丁度S−IDの途中から始まるか否かに
関係なく従来はS−IDキーがオンさせたときだけS−ID
を書き込むようになっていたので、記録開始点のS−ID
は後半が消されてしまい、9秒間より短いS−IDとなっ
てしまう。
このため、録音終了後、自動選曲PLAYをしようとする
と、9秒より短いS−IDでは検出されたりされなかった
りするため、サーチミスが起きてしまう。
この考案はかかる従来技術の欠点に鑑みなされたもの
で、録音時に、S−IDのフォーマット違反が生じないよ
うにしたDATを提供することを、その目的とする。
〔課題を解決するための手段〕
この考案では、カセット挿入直後やテープの再生,録音
時にテープに対するサブコードの読み取り・書き込みを
行う信号処理手段を備えたDATにおいて、 録音開始前にテープの記録開始点から信号処理手段で読
み取られたS−IDが立っており、かつ、P−timeがS−
ID規定記録時間より短いときS−ID要記録と判別する判
別手段と、 判別手段がS−ID要記録と判別したとき、記録開始後、
S−ID規定記録時間からテープの記録開始点のP−time
を引いたS−ID残り記録時間の間、S−ID書き込み制御
信号を信号処理手段へ出力してテープにS−IDを書き込
ませるS−ID書き込み制御手段と、 を含むことを特徴としている。
〔実施例〕
この考案の1つの実施例を第1図に基づいて説明する。
第1図はこの考案に係るDATを示すブロック図である。
カセット10のテープに対する信号の記録・検出はヘッド
12で行われる。
ヘッド12には信号処理回路14が接続されており、再生時
はヘッド12の検出信号に所定の信号処理を施してサブコ
ードとオーディオサンプルデータ読み取り、外部に出力
する。
逆に録音時は外部からサブコードとオーディオサンプル
データを入力し、所定の信号処理を施して記録信号を形
成し、ヘッド12を介してテープに記録させる。
信号処理回路14にはマイクロコンピュータ16が接続され
ており、サブコードやコマンドの授受がなされる。
このマイクロコンピュータ16には操作部18、テープ走行
・メカ制御回路20が接続されている。
操作部18にはRECキー、PLAYキー、STOPキーなどが設け
られており、ユーザの操作に従いキー信号を出力する。
マイクロコンピュータ16はCPU、ROM、RAMがバス接続さ
れてなり、ROMに格納された所定のプログラムに基づ
き、カセット挿入後のサブコード読み取りや、ユーザの
キー操作に応じたREC制御、PLAY制御等を行う。
テープ走行・メカ制御回路20はマイクロコンピュータ16
から入力したコマンドに従い、REC、PLAY等のテープ走
行に必要な制御を各種モータサーボ系や、テープ走行メ
カ等に対して行う。
マイクロコンピュータ16のRAMにはサブコード記憶エリ
アが設けられており、テープから読み取られたサブコー
ドが格納されたり、また、テープに書き込むべきサブコ
ードが格納されたりする。
またRAMにはS−ID残り記録時間Sと、S−ID記録時間
Tを格納する記憶エリアも設けられている。
また、DATにはヘッド12の回転位置検出器や、テープエ
ンド検出器などが設けられており、検出信号がマイクロ
コンピュータ16に入力される。
マイクロコンピュータ16はヘッド12の回転位置検出信号
に基づきヘッド12の回転に同期して信号処理回路14に対
するサブコードの出力や入力を行う。
また、テープ走行中にテープエンドが検出されると所定
のSTOP制御を行う。
次に上記実施例の動作を第2図、第3図のフローチャー
トを参照して説明する。
まずユーザが既に録音済みのカセットをDATに挿入する
と、マイクロコンピュータ16は短時間だけ各部をPLAY制
御し、テープをPLAY走行させると同時に信号処理回路14
でサブコードを読み取らせ、RAMのサブコード記憶エリ
アに格納する(ステップ40、42)。
次に、マイクロコンピュータ16はテープをSTOP状態にし
たあと操作部18からの入力を待ち、例えばユーザがPLAY
キーをオンしたときは、PLAY制御を行い、テープをPLAY
走行させながら、信号処理回路14でヘッド検出信号から
オーディオサンプルデータを読み取らせ、外部のD/Aコ
ンバータ(図示せず)へ出力させる(ステップ44、4
6)。
D/Aコンバータの出力をアンプで増幅し、更に、スピー
カに送ることでデジタル録音の演奏を聴くことができ
る。
また、PLAY中、マイクロコンピュータ16は信号処理回路
14でヘッド検出信号からサブコードを読み取らせ、この
サブコードをヘッドの回転に同期した所定タイミングで
入力してRAMのサブコード記憶エリアを書き換えていく
(ステップ48)。
そしてサブコード記憶エリアのデータに基づきA,P−tim
e、曲番等を表示器(図示せず)に表示させる(ステッ
プ50)。
その後、ユーザがSTOPキーをオンしたりテープエンドが
検出されたりすると、マイクロコンピュータ16は各部に
STOP制御を行い、テープ走行を停止させるとともに、信
号処理回路14での読み取り動作も停止させる(ステップ
54,56、またはステップ52,56)。
この際、RAMのサブコード記憶エリアにはテープの停止
位置に係るサブコードが格納されている。
ここで、ユーザがテープ途中から録音を行うあめRECキ
ーをオンすると、マイクロコンピュータ16はまず、サブ
コード記憶エリアのS−IDを見てS−IDが立っている途
中か否か判定する(ステップ58、60)。
S−IDが立っていなければ(S−ID=「0」)、マイク
ロコンピュータ16はSをクリアしTを10として各部に対
しREC制御を行い、テープをREC速度で走行させるととも
に、外部から入力したオーディオサンプルデータを信号
処理回路14で所定の記録信号に変換させ、ヘッド12に送
ってテープに記録させる(ステップ62、64)。
この際、マイクロコンピュータ16はサブコード記憶エリ
アのA,P−timeをインクリメントしながら、ヘッド12の
回転に同期して所定タイミングで信号処理回路14へ出力
し、テープに書き込ませる(ステップ66〜78)。
このときS−IDは「0」のまま書き込まれる。
若しユーザがS−IDキーをオンしたとき、マイクロコン
ピュータ16はその時点からサブコード記憶エリアのS−
IDを「1」とし、かつ、A−timeはインクリメントする
がP−timeはS−IDキーオン時点で一旦クリアする(ス
テップ68、80)。
そしてTをクリアしたあとマイクロコンピュータ16はサ
ブコード記憶エリアのサブコードを所定タイミングで信
号処理回路14に送ってテープに書き込ませ、S−IDを立
ち上げさせる(ステップ82〜86、78)。
そしてヘッド12の回転に従い、サブコード記憶エリアの
A,P−timeをインクリメントし、テープに書き込ませる
とともに、Tもインクリメントしていく(ステップ66、
68、70、88、90、72〜78)。
Tが9秒を越えると、マイクロコンピュータ16はサブコ
ード記憶エリアのS−IDを「0」とし、テープに記録さ
れるS−IDを立ち下げさせる(ステップ90、92、72〜7
8)。
その後は前述と同様にA,P−timeだけインクリメントし
ながらテープに記録させていく。録音を停止するためユ
ーザがSTOPキーをオンするとマイクロコンピュータ16は
STOP制御を行う(ステップ74、94)。
この際、サブコード記憶エリアにはテープ停止位置にお
けるサブコードが格納されている。
若し、REC制御開始前のS−IDが立っているか否かの判
定で、S−IDが「1」になっており、YESと判断したと
きマイクロコンピュータ16はサブコード記憶エリアのP
−timeを見て9秒より短いか否か判定する(ステップ5
8、60、96)。
丁度9秒であれば、サブコード記憶エリアのS−IDを
「0」に落としたあと(ステップ98)、ステップ62側へ
移り前述と同様の録音動作を行う。
若し、テープ停止位置がS−IDの途中でありP−timeが
9秒より短ければ、マイクロコンピュータ16は、 S=9−(P−time) の計算を行ってS−ID残り記録時間Sを求める(ステッ
プ100)。
そして、サブコード記憶エリアのS−IDは立てたまま、
各部をREC制御して録音動作を開始させ、サブコード記
憶エリアのA,P−timeをインクリメントしながらヘッド1
2の回転に同期させてサブコード記憶エリアのサブコー
ドを信号処理回路14へ出力し、テープにPCM音声信号と
ともに記録させる(ステップ102、76、78)。
また、REC制御開始後、マイクロコンピュータ16はヘッ
ド12の回転に応じてSをデクリメントしていき(ステッ
プ66、104)、零になったところで、サブコード記憶エ
リアのS−IDを「0」とし、テープに記録されていった
S−IDを立ち下げるウステップ106、108、72〜78)。
これにより、録音開始点に既にテープに記録されていた
S−IDは全体で9秒間の記録時間が確保されることにな
り、フォーマットに合ったテープが作成される。
S−IDが立ち下がったあとは、テープに記録されるサブ
コードのA,P−timeだけインクリメントされていく(66
〜78)。
若し、ユーザがS−IDキーをオンすれば、前述と同様に
してその後9秒間S−IDがテープに書き込まれる。
また、STOPキーをオンすると録音動作が停止する(ステ
ップ86,94、または74,94)。この際、サブコード記憶エ
リアにはテープ停止位置に書き込まれたサブコードが格
納されていることになる。
この実施例によれば、テープの録音開始点がS−IDの途
中の場合、録音開始後、9秒から録音開始点のP−time
を引いた時間の間、S−IDを自動的にテープに書き込ま
せたことにより、つなぎ録りするとき最初にS−IDキー
をオンすることを忘れていても、テープの録音開始位置
に9秒より短いフォーマット違反のS−IDが残ることが
なく、録音終了後の自動選曲時にサーチミスを起こさず
に済む。
なお上記実施例では、S−ID残り記録時間Sを計算し、
ヘッドの回転とともにデクリメントしながら零になった
ところでS−IDを立ち下げたが、録音の進行とともにP
−timeをインクリメントしながらテープに書き込むよう
になっている場合、Sを計算する代わりにサブコード記
憶エリアのP−timeを参照し、これが9秒になるまでS
−IDを書き込ませ、9秒を過ぎたところからサブコード
記憶エリアのS−IDを「0」に落としてテープに記録す
るS−IDを立ち下げるようにしてもよい。
また、外部から入力したオーディオサンプルデータをテ
ープに録音する場合につき説明したが、アフタレコーデ
ィングでサブコードの録音だけ行うときでも、アフレコ
キーをオンしてアフタレコーディングを開始させるとS
−IDキーをオンしない限り予め記録された全てS-IDが消
去されるよういになっている場合には、前述と同様の処
理を実行することでアフタレコーディングがS−IDの途
中から始まるとき、アフタレコーディング開始後自動的
にS−IDを繋げて記録し、全体で9秒間の記録時間を確
保させることでフォーマット違反の発生を防止させるこ
とができる。
〔考案の効果〕
この考案に係るDATでは、録音開始前にテープの録音開
始点から信号処理手段で読み取られたS−IDが立ってお
り、かつ、P-timeがS−ID規定記録時間より短いときS
−ID要記録と判別する判別手段と、判別手段がS−ID要
記録と判別したとき、記録開始後、S−ID規定記録時間
からテープの記録開始点のP−timeを引いたS−ID残り
記録時間の間、S−ID書き込み制御信号を信号処理手段
へ出力してテープにS−IDを書き込ませるS−ID書き込
み制御手段と、を備えたことにより、テープの録音開始
点がS-IDの途中のとき、自動的にS−IDが記録されて全
体で所定の規定時間とされるので、録音済みのテープに
つなぎ録りしてもS−IDフォーマット違反のテープを作
らずに済み、サーチミスを未然に防止できる。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの考案の1つの実施例に係るDATの構成を示
すブロック図、第2図及び第3図は第1図のマイクロコ
ンピュータの動作を示すフローチャートである。 10:カセット、12;ヘッド14:信号処理回路、16:マイクロ
コンピュータ、18:操作部、20:テープ走行・メカ制御回
路。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】カセット挿入直後やテープの再生,録音時
    にテープに対するサブコードの読み取り・書き込みを行
    う信号処理手段を備えたDATにおいて、 録音開始前にテープの録音開始点から信号処理手段で読
    み取られたS−IDが立っており、かつ、P−timeがS−
    ID規定記録時間より短いときS−ID要記録と判別する判
    別手段と、 判別手段がS−ID要記録と判別したとき、記録開始後、
    S−ID規定記録時間からテープの記録開始点のP−time
    を引いたS−ID残り記録時間の間、S−ID書き込み制御
    信号を信号処理手段へ出力してテープにS−IDを書き込
    ませるS−ID書き込み制御手段と、 を含むことを特徴とするDAT。
JP8534388U 1988-06-28 1988-06-28 Dat Expired - Lifetime JPH0650824Y2 (ja)

Priority Applications (1)

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JP8534388U JPH0650824Y2 (ja) 1988-06-28 1988-06-28 Dat

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JP8534388U JPH0650824Y2 (ja) 1988-06-28 1988-06-28 Dat

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JPH0211527U JPH0211527U (ja) 1990-01-24
JPH0650824Y2 true JPH0650824Y2 (ja) 1994-12-21

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