JPH06508185A - 紙および紙製品の製造 - Google Patents
紙および紙製品の製造Info
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるため要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
紙および紙製品の製造
発明の分野
本開示は、バルブスラリーから紙を製造する際に歩留り、排水、生成および他の
品質を増加する方法に関する。
発明の背景
歩留り、排水、生成および乾燥を最善化する製造の改良が常に要求されている。
閉ループの導入により、これらの紙製造システムが複雑になった。全ての操作因
子を同時に最善化し、作られる紙の性能を化学添加物により最善化しようと望む
ことは困難となった。
現状、多くの製紙メーカーは填料およびパルプ微粉の歩留りを高分子量の水溶性
ポリマー、例えばポリアクリルアミド誘導体の添加により最善化することを試み
ている。ポリアクリルアミド誘導体は、本質的にカチオンまたはアニオンとして
用いられてもよい。一般に、より高分子量の材料が用いられると、歩留りはより
高くなることが分かっている。一方、ポリアクリルアミドの分子量が増加すると
、シート生成は減少する。用いられるポリアクリルアミド量を増加する場合も同
様のことが言え、つまり、歩留りは増加するがシート生成は困難になる。
Br1tt(Tappi(1980)63.5,105〜108)はポリマーの
添加の結果として形成される繊維の凝集塊が重大な問題であり、望ましくない場
合、過度の凝集が起こることを認識した。Br1ttはまた、しかしながら、与
えられたポリマーのタイプまたは量が過度の凝集を引き起こすかどうかはポリマ
ー添加の間および後の乱流の広がりに依存することを述べている。Pum5er
(Papier (1973)27.10417〜422)は、ポリアクリルア
ミドが微粉粒子の過度の凝集を引き起こし、この結果、紙の光学的性質を低める
ということを以前に示している。
原料がシート生成される前に受けるエネルギー(例えば、乱流または剪断)およ
び必要な添加側が導入される位置の相互関係を理解することがより注目の的とな
った。 LunerおよびKei taaniew+t (TappiPape
r Maker Conference+ (1984) 95〜106)は、
試験されたポリアクリルアミドに対して、第一透過歩留りは増加し、最大に達し
、その後、エネルギー印加を増加するとともに減少するということを述べている
。
5tratton(Tappi(1983)3月141〜144)は同様の結論
を導きだし、ポリマーは吸収の前に均一に分配されなければならないので妥協が
必要であるが、一度吸収されたら、極度の乱流は避けることが重要であると述べ
ている。5trattonにより提案された妥協とは、高剪断要素(例えば、フ
ァンポンプまたは圧力スクリーン)の出口でポリマーを導入することであった。
ここで、ポリマーの分散のための乱流はなおも十分であるが、歩留りを落とすほ
ど極端ではない。
一連の紙は、紙製造工程における種々の要因および歩留りシステムに対する影響
に関連する剪断作用の課題に指示を与える。van deVenおよびMaso
n(Tal)Gli(1981)64,9,171〜175)は、支配する力は
コロイド的な力ではなく、流体力学的な力であると結論づけた。
Tam Dooら(J、Pu1p and paper 5cience(19
83) 7月、J80〜J83)は紙製造システムの種々の成分で繊維壁におけ
る流体の剪断速度および最大剪断応力を評価し、実験装置(即ち、Dynami
c Drainage Jar)の標準片から得られた値と比較した。この比較
は、ポリマーのタイプおよび添加点の両方のシミュレーションに関するポリマー
歩留りシステムのより現実的な評価を可能にする。
剪断および歩留りの間の関係はさらにHubbe(Tappi (1986)8
月116〜117)により調べられ、Br1tt 、 5trattonおよび
Masonの教示とはいくぶん異なるが、ポリアクリロニトリルは、十分な混合
を確保するためにファンポンプの上流に添加されるべきであると結論付けた。
Waech(Tappi Engineering Conference (
1982);Tappi(1983)、3月137〜139)はHubbeに同
意し、ポリマーをファンポンプの下流に添加する場合に比べ、ファンポンプの上
流に添加することは同様の歩留りを与え、生成を改善することを示した。これら
の実験は、ポリマーの後、全ての填料を添加し、実際の紙製造には幾分非現実的
なモデルであるシステムで行われた。
Booth(米国特許第2,368,635号)は歩留り助荊としてベントナイ
トを用いた最初の人で、ベントナイトは微小に分割された粒子の凝固剤および汚
染物質の吸収剤の両方として働くということを提案した。
Pye (米国特許第3,052,595号)は、実験室規模の紙製造装置の白
水中でより低い乱流性を達成するためにベントナイトおよびアニオンまたは中性
のポリアクリルアミドの組み合わせを用いた。添加の好ましい方法はポリアクリ
ルアミドの前にベントナイトを加えることである。
ベントナイトの使用は、Pusmer (ドイツ特許第2262906号)によ
っても調べられており、ポリエチレンイミン、ポリアミド−ポリアミンまたはポ
リエーテルアミンの添加の前に硫酸アルミニウムおよびベントナイトを原料に添
加することはポリマーの性能を向上することになると主張している。
Auhorn(Wochenblatt Fur Papierfabrika
tion (1979) 13.498〜502)は紙中の酸化性物質の量を減
少させ、また、紙製造原料に続いて加えるポリエチレンイミンの効果を向上させ
るためポリエチレンイミンの添加の前に、添加剤としてベントナイトを用いた。
Auhornは、後の仕事(Wet end Paper Technolog
y Symposium (1981)3月Mun 1ch)で、以前の仕事に
加えて、ポリエチレンイミンおよびポリアクリルアミドの両方を含めた。これら
の改善は紙製造機械での試行では十分に実現しなかったが、実験室規模での結論
は以前の仕事と同様であった。
LangleyおよびLitchfield(米国特許第4.305,781号
)は、ベントナイトおよび広く非イオン性の高分子量ポリマーを実質的に充填物
が存在しないセルロース懸濁液に用いることを利用したシステムを提案した。ベ
ントナイトを濃い原料、ハイドロパルパーまたは再循環の白水に加えることを提
案している。このポリマーは、理想的には高剪断作用の最終点の後に加えられ、
典型的にはセントリースクリーンの後およびヘッドボックスの前に加えられる。
ベントナイト−ポリマーシステムは「多成分または微粒子歩留りシステム」とし
て知られる唯一の例ではなかったし、いまもない。
1975年にAr1edter(Papier 29+ 10a、 32〜43
)は、ポリエチレンオキシドおよびメラミンホルムアルデヒド樹脂の組み合わせ
を歩留りを向上させるために用いた。ポリエチレンオキシドをマシンチェストま
たはヘッドボックスのいずれかに添加することはかなりの歩留りを与えた。
Svending(米国特許第4,385.961号および4,388.150
号)は、ある程度、付随して生成が減少することなく歩留りおよび排水の両方を
増加する歩留りシステムを記載している。このシステムは、カチオン性の芋の澱
粉およびコロイド状の珪酸を含む。最善の結果を得るためには、シリカの添加の
前に澱粉を原料に加える、または混合するべきであるということ以外には種々の
剪断作用の点に関するこれらの添加点についての記述はほとんどない、このシス
テムは、Proco+wpによるGo+aps i 1の名前で販売されたが、
EKAおよびduPont。
Marittaのジヨイントベンチャーである。しかしながら、このシステムは
の利用性は限定される。というのは、酸性の紙製造システムではあまり効果がな
いからである。また、澱粉およびシリカの両方の価格がかなり高価であり、この
両方のかなりの量を必要とするので、高価なシステムである。
Andersonは一086105826中でシリカの表面をアルミニウムイオ
ンで改質し、紙製造業者に使用される全pH4i域、つまりpH4〜8でその効
率を維持するコロイド状のシリカ粒子を製造することを記載している。このアル
ミニウム改質珪酸溶液をカチオン性ポリアクリルアミドとの組み合わせで用いる
0歩留りおよび排水の多くの改善の例が標準の実験室の試験を用いて与えられて
いる。与えられた全ての例において、ポリマーはアルミニウム改質珪酸溶液の前
に加えられている。
二つの刊行物は、ポリアクリルアミド、ポリエチレンイミン、ポリアミン、ポリ
アミドアミンまたはメラミンホルムアルデヒドを含むカチオン性ポリマーおよび
コロイド状珪酸、ベントナイト、カルボキシメチルセルロースまたはアニオン性
ポリアクリルアミドを含むアニオン性ポリマー結合剤を用いた紙のサイジングに
おける向上(フィンランド特許第67735号および67736号)に関してい
た。これらの紙はサイジングに対する効果のみに注目しているが、填料および微
小粒子の歩留りも改善することが確認される。
フィンランド特許第67735号および67736号は同様の化学添加物の使用
を支持するが、ただし、67735号において、サイズ剤は既に形成された紙の
シートに適用され、67736号において、紙のシートの形成の前に水の懸濁液
に適用される。混合物の歩留りの定義および適用の方法はこれらの特許の間で変
わらない。特許第67735号の請求項のカチオン性化合物は、0.2〜401
bg、/lonの間に存在でき、アニオン性化合物は、0.2〜121bs、/
lonの間に存在できる。
しorz (米国特許第4,749,444号)は、米国特許第4,305.7
81号および欧州特許第0017353号中でLangleyが、また、Pye
(米国特許第3.052,595号)が記載した方法は、両方とも同じ欠点、
即ちシートの過度の凝集に悩まされることを提案している。 1orzは、濃度
の高い原料(コンシスチンシー2.5〜5.0χ)にベントナイトを加える方法
について記載されており、次いで、攪拌および濃度の低い原料(コンシスチンシ
ー0.3〜2χ)に希釈し、次いで、カチオン性の高分子電解質を添加し、完全
に混合した後、高分子量(100万〜2000万の平均分子量)のアニオン性ま
たは陽イオンに荷電されたポリマーを加える。この方法は、排水を改善させるが
、生成についての記載がない。与えられている例は填料の存在しない原料懸濁液
である。
Lorzのこの仕事は、現在光は入れられている凝固−凝集理論(Coagul
ation−flocculation theory)である。カチオン必要
量、ζ電位、易動度またはコロイド滴定法により測定される紙料(furnis
h)の残留電荷は、凝固過程を最善化するために、ゼロに近づけるべきである。
効果的な凝固は、細かい、非常に剪断作用に敏感な凝集物となるが、これらの細
かい凝集物は高分子量ポリマーの使用により凝集されうる。この凝集は、しばし
ばLorzが記載したようにカチオン性高分子電解譬の使用により達成される。
これは、許容できる凝集の因子となり、十分な歩留りと排水を維持する一方、高
分子量ポリマーの使用を最小化する。
Langley(Tappi (1986) Paper makers Co
nference)はベントナイトおよびポリアクリルアミドの組み合わせを利
用する別のシステムを描き、懸濁液を剪断する前に過剰の高分子量直鎖合成カチ
オン性ポリマーを水性のセルロース懸濁液に加え、剪断の後にベントナイトを加
え、その後、純粋化された懸濁液を排水する。このうシステムは、(1)従来の
ポリマーの歩留り助剤の使用量に比較して5倍の量の高分子量ポリマーを用いる
ので、(2)ベントナイトの更なる消費があるので高価である。
欧州出願第0373306号は、低分子量の水溶性の高電荷密度の有機ポリマー
、例えば、ポリアクリル酸またはポリアミンと密に会合した水分散性のコロイド
状珪質材料を含む歩留り助剤組成物を開示しており、この珪質材料のイオン結合
度はポリマー上の電荷によって実質的に変更される。この組成物は、珪質材料お
よび有機ポリマーを水相の系にて反応させることにより製造される。この組成物
は紙の製造において歩留り/排水薬剤としての使用に適すると言われ、好ましく
は従来の高分子量の凝集剤の添加の後に加えられる。
発明の要旨
紙の製造において向上された歩留りを与えるために、本発明は合成の(即ち、天
然に発生しない)大まかに非晶性であるコロイド状の金属珪酸塩材料を利用する
。合成の経路は、製品の効果を最大化するように製品の特性を制御しうる。
これらの非晶性の金属珪酸塩材料は異物または汚染材料の存在しない純粋な形で
製造されることができ、さらさらした白色粉末として製造される。これらの材料
は、水中に完全に分散させると極端に微小の粒子を形成し、一度分散させるとア
ニオン性粒子の透明なコロイド状の分散液を形成する。このアニオン性の電荷の
大きさは、大まかにpH4〜8において、pHに独立である。
これらにユニークな特性は、他の製品に比べて優れている。同様の用途に好まし
いコロイド状の珪酸は15χの分散液までしか作らない。それは、決して乾燥さ
せられず、pHに依存するアニオン性の電荷を有する。乾燥された形のベントナ
イトは褐色から淡褐色であり、不透明で淡褐色の懸濁液を形成する。ベントナイ
トを用いる場合、この色は製造される紙の鮮度を減じる。
向上された祇および紙製品の製造は、本発明によりカチオン性ポリマーおよび非
晶性金属珪酸塩を別々に添加し、添加の際に十分な混合をさせることにより達成
される。最後の高剪断要素の前にポリマーを添加し、続いて、得られる混合物を
紙製造装置のヘッドボックスにフィードする前に、この混合物がさらにいかなる
実質的な剪断作用を受けないように添加する方法が望ましいが、これらの成分の
添加の順序は重要ではない。
この成分の組み合わせは、幾つかの利点があり、ポリマーおよび非晶性金属珪酸
塩の必要量を減する一方、改善された歩留り、排水および生成を与え、結合剤組
成物の総費用を減することを含む。
詳細な説明
結晶性金属珪酸塩において、均一なサイズおよび形状の金属イオンおよび珪酸イ
オンは固体の格子に規則正しく配列される。しかしながら、可溶性の珪酸のほと
んどの溶液は、均一なサイズの珪酸イオンを含まないが、代わりにポリ珪酸イオ
ンの混合物を含む、このように、ポリ珪酸イオンが金属イオンと化合すると、得
られる不溶性の沈殿物は、はとんどいつも非晶性である。一方、天然に発生する
珪酸塩はほとんどいつも結晶性であり、それらが形成される条件のため高度には
っきりした構造である。
非晶性の金属珪酸塩がカチオン交換能を有するように、少量の支配的な金属カチ
オンはより低い価のカチオンに置き換えられなけれる必要がある。例えば、この
ことは、支配的なAL″1をMg4tに置き換え、支配的なM g !−をLi
゛に置き換えることにより都合よく達成される。この電荷の欠乏は非晶性構造の
外の、しかし会合されているカチオンによりバランスされ、カチオン交換能を上
げる交換可能イオンであると言われる。
これらの非晶性の金属珪酸塩を合成する場合、さらにこれらの材料の特性を制御
できるような得られる生成物のカチオン交換能を制御することが可能である。こ
れらの非晶性材料は、通常、適切な金属イオンと珪酸ナトリウムを反応させ、適
切なアルカリ溶液を添加してpHを上げることにより合成される。得られた沈殿
物を簡単に濾過し、洗浄し、乾燥させる。金属珪酸塩の選択は、限定するわけで
はないが、アルミニウム、マグネシウムおよびリチウムを含む。LiFまたはH
Fを反応混合物に添加することによって、この系にフッ素イオンを導入すること
もできる。これらの反応は、95°C〜180°Cの温度領域で簡単に行うこと
ができるが、温度は300℃まで用いられうる。より低い温度、即ち、95°C
〜110°Cでは、非加圧システムを用いる常圧で行うことができ、このシステ
ムは設置および操作がより安価である。
これらの非晶性材料の金属珪酸塩は、市販品があり、“Lapon i te”
(Laporte Industries Ltd、から入手可能)および’D
AC3” (DeltaChe+wicalsより入手可能)を含む。
通常、これらの非晶性材料の金属珪酸塩は白色のさらさらした粉末である。しか
しながら、それらは水性の懸濁液としても与えられ、通常、1〜20重量%の濃
度である。これらの濃厚溶液は、紙料(paperfurnish)に添加する
前に、水を添加し、次いで、中庸に攪拌することにより使用濃度の約0.1〜0
.15重量%に希薄されなければならない。この材料は、水中で十分に分散され
、得られた分散液は、好ましくは40IIeg/gより大きいカチオン交換能お
よび200M”7gより大きい表面積を有すべきである。
本発明で有用なカチオン性ポリマーは、通常、5〜25d l/Hの範囲の固有
粘度を特徴とする分子量を有し、高分子電解質滴定により測定して0.01〜5
窒素陽イオン当量/キログラム(equivalents ofcationi
c nitrogen per kg)(0,1χ〜50モル2置換)の電荷密
度を有するポリマーである。このようなポリマーは、第四のマンニッヒポリアク
リルアミドに加え、第三アミンマンニッヒポリアクリルアミド、ジエチルアミノ
(またはメチル)アクリレートおよびアクリルアミドの第四および非第四コポリ
マー、ポリエチレンイミン、ジメチルアミンエピクロロヒドリンポリマー、ポリ
アミドアミン並びにジアリルジメチルアンモニウムクロリドのホモポリマーおよ
びコポリマー(アクリルアミドとの)を含む。固有粘度が6〜18dl/gの範
囲にあり、電荷密度が0.5〜3.5窒素陽イオン当量/キログラムポリマーで
ある直鎖ポリアクリルアミドの第三アミンおよび第四アミンの誘導体は、本発明
の実施において好ましい。
このポリマーおよび非晶性金属珪酸塩材料は、典型的に0.03〜30:1の重
量比で用いられ、好ましくは0.5〜4:1である。典型的に非晶性金属珪酸塩
は、紙原料中の非晶性金属珪酸塩の濃度が乾燥シート基準で0.2〜61bs/
lonの範囲、好ましくは0.5〜41bs/lonの範囲になるような量だけ
加えられる。ポリマーは、通常、乾燥シート基準で0.5〜4]bs/lonの
範囲、好ましくは0.6〜2.51bs/lonの範囲になるような量だけ加え
られる。
本発明の方法は、紙製造において填料の非存在下で排水助剤として用いられても
よい。これらの方法は、しばしば填料(および頗料)、例えば、カオリン、炭酸
カルシウム、滑石、二酸化チタン、硫酸バリウム、ベントナイトまたは硫酸カル
シウムとの組み合わせで用いらうる。このとき、排水助剤および填料のための結
合剤として働く。
本発明の方法は、しばしばサイズ剤、着色剤、光沢剤および他の商集的な紙製造
の紙料(furnishes)の成分との組み合わせで用いられうる。歩留り助
剤は、添加剤の存在下で、意図する目的の性能を発揮し続ける。
耐電荷性澱粉(例えば、1〜30、好ましくは2〜101bs/lonの紙料(
furnish))が、湿潤または乾燥強化剤として存在してもよい。即ち、澱
粉の非晶性金属珪酸塩に対する重量比は、0.25〜150:1 、好ましくは
0.5〜8:1となる量が用いられてもよい。このような澱粉は、便利には0.
03より大きい(0−15窒素当量八g澱粉)置換の度合いを有するカチオン性
の澱粉である。しかしながら、別の方法で両性の澱粉を用いてもよい。特に有用
な澱粉は、芋の澱粉であり、蝋質のトウモロコシの澱粉、トウモロコシの澱粉、
小麦の澱粉および米の澱粉である。澱粉は、通常、紙料(paper furn
ish)の種々の成分と反応する時間を与えるように早い段階でシステムに加え
られ、典型的にはマシーンチェストに加えられる。このシステムでは、澱粉がも
し用いられるならば、ポリマーおよび非晶性金属珪酸塩の添加の前に澱粉を添加
し、混合する必要がある。非晶性金属珪酸塩およびポリマーの添加は、紙料(f
urnish)中の他の成分が加えられ、良く混合される限りは、どの順序、ど
の位置であってもよい。
澱粉−ポリマー−非晶性金属珪酸塩錯体は、しかし、−皮形成したら過度の剪断
力を受けるべきではない。これを簡単に達成する方法は、澱粉をマシーンチェス
トに加え、最後の高剪断作用部分の前にポリマーを加え、非晶性金属珪酸塩を最
後の高剪断作用部分の後に加えることである。このことは、澱粉に十分な反応時
間を与え、ポリマーは十分に混合され、できた澱粉−ポリマー−非晶性金属珪酸
塩錯体は、最小の剪断作用を受ける。
本発明の方法は、化学的、熱機械的および機械的な処理をされた固いおよび柔ら
かい木の両方の原料からできたパルプを基礎とする紙料(furnish)を含
む種々の紙製造紙料(furnish)に使用されることができる。
本発明は、さらに次の実施例に記載され、種々の用途を示すが、添付された請求
の範囲に記載された発明を限定するものではない。
実施例1
粉砕された木材を含む酸性の紙料(paper furnish)をヘッドボッ
クスのコンシスチンシーが0.46X、 pHが4.51、導電率610 u
mho、cm−貫アルミニウムの濃度が160PPMのペーパーミルを運転して
得た。
中程度の分子量で低電荷密度の市販のカチオン性ポリアクリルアミドの歩留り剤
(216A)および中程度の電荷密度のPentford Products(
Astro X−101)の市販のカチオン性の芋の澱粉をこの試験に用いた。
ポリマーは0.05χを構成し、澱粉は1.0χを構成し、製造業者の推薦する
技術によって製造した。Delta Chemicalss、5eaport、
Maineから市販の非晶性金属珪酸塩、Dac 3を0.15χの水性コロイ
ド懸濁液として使用し、この3つの試験に使用した。
澱粉、ポリマーおよびコロイドの紙料(furnish)との混合を、Br1t
t Dynamic Drainage Jar中で行った。澱粉をBr1tt
Jarに攪拌速度11000rpで加え、この速度で30秒間保持した。次に
、ポリマーを速度1000rp−のままで加えた。ポリマーの添加後、この速度
を10秒間保持し、後に10秒間200Orpmに上げた。ここで、速度を11
00Orpに減少し、コロイドを加えた。この速度をさらに10秒間保持し、そ
の後、排水試料を収集し、濾過し、乾燥させた。この手順は、ファンポンプのよ
うな剪断装置の前にポリマーを添加し、最終の高剪断作用点の前に紙機械の湿潤
最終点にコロイドを加えることを疑似化したものである。
排水速度も、上記に記載され、用意された紙料(furnish)を排水チュー
ブに輸送することにより決定した。設定された容積を排水する時間を決定し、こ
れから排水速度を計算した。結果を表1に示す。
表■
PFXIOI 20 27.3 1.16PFXIOI 20 216A 1
45.7 1.74PFXIOI 20 216A I DAC3147,92
,17PFXIOI 20 216A I DAC3252,12,43PFX
IOI 20 216A I DAC3464,03,70これらのデータは、
DAC3が、澱粉およびポリマーの単独に比べて澱粉およびポリマーの存在下で
粒子の歩留りおよび排水速度において、明確な性能の向上が見られることを示す
。
実施例2
粉砕された木材を含む酸性の紙料(paper furnish)をペーパーミ
ルを運転して得た。ヘッドボックスの紙料(furnish)のコンシスチンシ
ーは0.43χ、pHは4.51、導電率670 μn+ho、cm−’であっ
た。
実施例1と同様の方法を用いた。これらの方法は、いかなる追加の澱粉をも存在
しないで行われた。用いたカチオン性ポリマーはCD31HL(Allied
Co11oids、Lim1ted、Bradford、Englandより入
手可能)であった。これは中庸の分子量で中庸のカチオン性電荷を有するポリア
クリルアミドである。この材料は50χ分散液として供給される。
2D5もA11ied Co11oidsから供給され、改質された白色顔料の
ベントナイトであり、乾燥粉末として供給される。ポリマーは濃度0.05χで
製造され、2D5およびDAC3はこの実験のために0.14χの濃度で製造さ
れた。成分を実施例1で記載されたように混合し、ただし、澱粉を加えず、続<
1100Orpでの30秒間の混合も省略した。結果を表IIに示す。
22.5
CD31HL O,527,8
CD31HL 1.0 30.l
CD31HL 2.0 33.l
CD31HL 2.0 2D5 0.5 42.5CD311(L 2.0 2
D5 1.0 48.4CD31HL 2.0 2D5 2.0 59.5CD
31HL 2.0 2D5 4.0 ?2.5CD311(L 2.0 [IA
C30,548,7CD31HL 2.ODAC31,060,9CD31HL
2.ODAC32,067,9CD31)IL 2.ODAC34,065,
9これらの結果をもとに、DAC3はポリマーの存在下で強い相互作用を示す。
性能は、2D5に比べ、DAC3が特に低いレベルでの良好な応答を与える。D
AC3はまた、澱粉が存在しない場合、性能が有利になることを示す。
実施例3
粉砕された木材を含む酸性の紙料(paper furnish)をペーパーミ
ルを運転して得た。ヘッドボックスの紙料(furnish)のコンシスチンシ
ーは0.40χ、導電率628 μsho、cr’、 pHは4.00であった
。
実施例1と同様の方法を用いた。用いたポリアクリルアミドはDealta C
hemicalsから供給された4240Aであった。それは高分子量で、高カ
チオン性電荷を有するポリアクリルアミドであり、0.051の濃度で用いた。
用いた澱粉は5t−Lok 400(Staley Manufacturin
gCompany、 Decatur、 l1linois)であり、カチオン
性の芋の澱粉であり、高い置換の程度を有していた。この澱粉をこれらの実験に
1χ溶液として用いた。3種の異なるコロイドを用い、第三のコロイドは、BM
A としてPropcosp、 Marietta、 Georgtaにより販
売されるコロイド状の珪酸溶液であった。BMAは15χ分散液として販売され
るが、他のコロイドと同様に0.14χの濃度にて実験に用いた。成分は実施例
1のように混合された。結果を表IIIに示す。
表lll
5TA−LOK 400 20 40.5 2.38STA−LOK400 2
0 4240A O,545,22,24STA−LOK400 20 424
OA 1.0 50.3 2.42STA−LOに400 20 4240A
2.0 50.4 2.68STA−LOに400 20 4240^ 4.0
53.4 2.54STA−LOK 400 20 4240A 2.0 珪
酸 0.5 55.1’ 3.413TA−L(IK 400 20 4240
A 2.0 珪酸 1.0 56.8 2.94STA−LOK 400 20
4240A 2.0 珪酸 2.0 56.1 3.33STA−LOK 4
00 20 4240A 2.0 珪酸 4.0 5?、8 3.75ST^−
LOK 400 20 4240^ 2.ODAC30,554,03,33S
TA−LOに400 20 4240A 2.0 11AC31,057,83
,75STA−LOに400 20 4240A 2.ODAC32,05B、
9 3.85STA−LOK400 20 4240A 2.0 0AC34,
069,94,41STA−LOに400 20 4240A 2.0 2D5
0.5 50.9STA−LOK400 20 4240A 2.0 2D5
1.0 51.7ST八−LOK400 20 42404 2.0 21)
5 2.0 49.7STA−LOK400 20 4240A 2.0 2D
5 4.0 50.1これらのデータは、DAC3が2D5および珪酸の両方と
比較して、優れていることを示す、2D5は微小粒子の歩留りおよびに関して最
小の応答を示し、結果的に排水についての試験を行わなかった。
実施例4
粉砕された木材を含む酸性の紙料(paper furnish)をペーパーミ
ルを運転して得た。ヘッドボックスの紙料(furnish)のコンシスチンシ
ーは0.45χ、pHは4.58、導電率649 μmho、cm−’であった
。ポリマー、コロイドおよび澱粉は、実施例3に記載したものを用いた。
成分は、実施例1に記載したように混合した。結果は(表IVに要約する)はD
AC3はポリアクリルアミド単独または澱粉と組み合わせたポリアクリルアミド
のいずれかの存在下で最も強い応答を示す。
表IV
27.9
STA−LOK 400 20 53.2STA−LOK 400 20 42
4OA 1.0 60.4STA−LOに400 20 4240A 2.0
59.4STA−LOK 400 20 4240A 4.0 59.7STA
−LOK400 20 42404 2.ODAC31,066,5STA−L
OK400 20 4240A 2.ODAC32,073,2STA−LOK
400 20 4240^ 2.ODAC33,080,05TA−LOK4
00 20 4240A 2.0 2D5 1.0 62.05TA−LOK4
00 20 424OA 2.0 2D5 2.0 61.5STA−LOに4
00 20 4240A2.0 2D5 3.0 62.05TA−LOK 4
00 20 4240A 2.0 珪酸 1.0 64.0STA−LOK 4
00 20 4240^ 2.0 珪酸 2.0 62.9STA−LOK 4
00 20 4240A 2.0 珪酸 3.0 65.84240^ 2.0
49.7
424OA 2.ODAC31,058,04240A 2.ODAC32,0
62,1424OA2.ODAC33,062,0424OA 2.0 205
1.0 49.0424OA 2.0 2D5 2.0 58.7424OA
2.0 2D5 3.0 60.8424OA 2.0 珪酸 1.0 49
.9424OA 2.0 珪酸 2.0 52.8424OA 2.0 珪酸
3.0 53.4実施例5
粉砕された木材が存在しないアルカリ性の紙料(furnish)を操作してい
るミルから得た。コンシスチンシーは0.76χ、導電率507μmho、c1
1−’、pHは7.88であった。この紙料(furnish)は、実施例1に
記載した手順を用いて試験された。ポリアクリルアミド、澱粉およびコロイドは
実施例3に記載されたものであった。結果を表Vに要5TA−LOK 400
20 35.6STA−LOK 400 20 424OA 2.0 52.9
STA−LOK400 20 4240A 2.ODAC30,560,6ST
A−LOK400 20 4240A 2.ODAC31,064,l5TA−
LOK400 20 4240A 2.ODAC32,068,5STA−LO
K400 20 424OA 2.ODAC33,074,3STA−LOK4
00 20 4240A 2.0 2D5 0.5 56.l5TA−LOK4
00 20 4240A 2.0 2D5 1.0 57.5STA−LOK4
00 20 424OA 2.0 2D5 2.0 59.8STA−LOK4
00 20 4240A 2.0 2D5 3.0 64.3これらの結果は、
DAC3はアルカリ性の紙料(furniSh)でもよく働き、2D5に対する
性能の優位性を維持することを示す。
実施例6
機械による試行をカチオン性ポリアクリルアミドおよびDAC3を用いて行った
。カチオン性ポリアクリルアミドは中庸の分子量の低い電荷密度の材料であった
(Allied Co11oidsよりPercol 292として市販)。D
AC3は前記の通りである。ポリアクリルアミドをファンポンプの上流に加え、
DAC3をスクリーンの下流で、ヘッドボックスのすぐ上流に加えた。以前に、
機械はポリアクリルアミド単独の添加としてポリアクリルアミドを用いなければ
利益がなかった。結果を表VIに示す。
表Vl
試行前 試行の間
ポリマー(1/T) 0 2
0AC3(1/T) 0 2
第−透過歩止まり(%) 63.9 71.3排水速度(mis / 5ec)
0.42 1.69剪断 7471
生成 11.2 11.2
DAC3との組み合わせでポリアクリルアミドを使用すると第一透過歩留りは増
加し、排水は速くなり、プレス部分でのスチーム使用量は減少した。しかしなが
ら、最終の紙のシートの特性は、いかなる実質的に悪い影響をも受けなかった。
フロントページの続き
(51) Int、 C1,5識別記号 庁内整理番号7199−3B
I
D 21 H3/28
Claims (15)
- 1.紙料(furnish)を紙製造の装置のヘッドボックスに導入することを 含む紙料から紙を製造する方法であって、ここで、前記紙料(furnish) を前記ヘッドボックスに導入する前にカチオン性ポリマーおよび非晶性金属珪酸 塩材料を前記紙料(furnish)に加え、前記紙料(furnish)が、 第二番目の前記カチオン性ポリマーまたは前記非晶性金属珪酸塩材料の前記紙料 (furnish)への添加の後にいかなる実質的な剪断作用をも受けない方法 。
- 2.前記カチオン性ポリマーが約5〜約25dl/gの固有粘度を有する請求項 1記載の方法。
- 3.前記カチオン性ポリマーが約0.01〜約5窒素当量/キログラムポリマー (equivalentsofnitrogenperkgpolymer)の 電荷密度を有する請求項1記載の方法。
- 4.前記カチオン性ポリマーがポリアクリルアミド誘導体の第三または第四アミ ンである請求項3記載の方法。
- 5.前記カチオン性ポリマーおよび前記非晶性金属珪酸塩材料が約0.03:1 〜約30:1の重量比で加えられる請求項1記載の方法。
- 6.前記重量比が約0.5:1〜約4:1である請求項5記載の方法。
- 7.前記非晶性金属珪酸塩材料が乾燥シート基準で約0.2〜約61bs/to nの量だけ存在する請求項1記載の方法。
- 8.前記非晶性金属珪酸塩材料が乾燥シート基準で約0.5〜約41bs/to nの量だけ存在する請求項7記載の方法。
- 9.前記紙料(furnish)中に填料が乾燥シート基準で約50〜約300 1bs/tonの量だけ存在する請求項1記載の方法。
- 10.前記填料がカオリン、炭酸カルシウム、滑石、二酸化チタン、硫酸バリウ ムおよび硫酸カルシウムからなる群から選ばれる請求項9記載の方法。
- 11.前記紙料(furnish)中に荷電された澱粉が存在する請求項1記載 の方法。
- 12.前記澱粉が約0.03より大きい置換の程度を有するカチオン性の澱粉で ある請求項11記載の方法。
- 13.前記の荷電された澱粉が両性である請求項12記載の方法。
- 14.結合剤として、非晶性金属珪酸塩およびカチオン性ポリマーの組み合わせ を含み、前記ポリマーが固有粘度による測定として約5〜約25d1/gの範囲 にある分子量を有する紙またはカードボード。
- 15.前記ポリマーは約0.01〜約5隔イオン窒素当量/キログラムポリマー の電荷密度を有する請求項14記載の紙またはカードボード。
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