JPH06507413A - 酸安定ゲルスティック発汗抑制組成物及びそれらの製造方法 - Google Patents

酸安定ゲルスティック発汗抑制組成物及びそれらの製造方法

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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるため要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 酸安定ゲルスティック発汗抑制組成物 及びそれらの製造方法 技術分野 本発明は固体ゲルスティック形の発汗抑制組成物に関する。更に詳しくは、本発 明はジベンジリデンアルジトールゲル化剤を含有した発汗抑制ゲルスティックに 関する。本発明は更に発汗抑制ゲルスティック組成物の製造方法に関する。
発明の背景 主に3つのタイプの発汗抑制スティック処方:圧縮粉末スティック、ゲルスティ ック及びロウスティックがある。これら処方タイプの各々はある使用状況下で利 点を有するが、各々欠点も有する。例えば、圧縮粉末スティックはもろくて硬い ことが多く、適用時皮膚に美容上許容されない粉末を残してしまう。ロウベース 処方も硬さ、べとつき及び粘着性のようなファクターのせいで美容上許容しえな い製品を生じることがある。このようなロウスティックの不透明性及びそれらの 使用で生じる残留物も美観上望ましくない。
ゲルペーススティックは圧縮粉末及びロウスティックの双方にはないいくつかの 利点を有する。例えば、ゲルスティックは皮膚上に残留物又はダストをほとんど 又は全く残さない傾向がある。ゲルスティックは皮膚表面で容易にすべるビヒク ルも提供し、製品を非常に容易かつ快適に適用させる。
残念ながら、有効でかつ安定なゲルスティック形の発汗抑制組成物の形成は困難 である。発汗抑制ゲルスティックで1つの重要な成分はゲル化剤である。多くの 公知の化粧品ゲルスティックはゲル化アルコール溶液を含む。
ステアリン酸ナトリウムのようなゲル化剤がゲルを形成するために用いられた。
しかしながら、このようなゲル ・他剤は発汗抑制活性剤との相互作用のせいで 酸性発汗抑制活性剤塩の存在下で使用できない。
発汗抑制ゲルスティックの製造でもっと有用であるゲル化剤はジベンジリデンソ ルビトール(D B S)のようなジベンジリデンソルビトールである。例えば 、1979年5月15日付で発行されたRoehlらの米国特許第4.154. 816号、1989年3月28日付で発行されたLoebbeらの米国一特許第 4.816.261号;1988年5月10日付で発行されたMcCx l l の米国特許第4.743.444号明細書参照。様々な置換ジベンジリデンアル ジトールゲル化剤も発汗抑制ゲルスティックで使用できる。
1989年3月8日付で公開された花王の日本公開出願第64−62377号明 細書では広範囲の有機溶媒を含有した化粧品組成物で有効なゲル化剤であるフッ 素化ジベンジリデン多価アルコール誘導体について記載している。
1984年1月31日付で発行されたMatai らの米国特許第4,429. 140号明細書ではDBS及びその誘導体の製造方法について記載している。開 示されたDBS誘導体としてはベンゼン環が1〜3の低級アルキル基、低級アル コキシ基、ハロゲン原子又はニトロ基で置換されたものがある。
1983年1月1日付で発行されたMahalfBの米国特許第4,371.6 45号明細書では改善された透明性のためにDBS誘導体を含有したプラスチッ ク組成物について記載している。これらのDBS誘導体はメタ及び/又はパラ位 で塩素又は臭素置換基を含まねばならず、低級アルキル、ヒドロキシ、メトキシ 、モノもしくはジアルキルアミノ又はフッ素置換基も含んでよい。ジ(p−クロ ロ)DBS、ジ(p−フルオロ)DBS及びジ(p−メトキシ)DBSはすべて 具体的に開示されている。
1988年12月1日付で公開されたROquesCF+e+es の欧州特許 出願第0286522号明細書では高純度アルジトールジアセタールの製造方法 について記載している。p−クロロDBSが開示されている。
発汗抑制ゲルスティックにとり特に有用であるとわかったゲル化剤は1990年 4月6日付で出願されたOh、 Ioneja及びCannotの米国特許出願 第071505゜807号明細書で開示されている。この出願はベンゼン環のメ タ位で誘導された置換ジベンジリデンアルジトールについて開示している。例示 化合物としてはジ(m−フルオロ)DBS及びジ(m−クロロ)DBSがある。
これらのm−置換ジベンジリデンアルジトールは酸性条件下で改善された安定性 を有する。
ジベンジリデンアルジトールゲル化剤を含有した発汗抑制ゲルスティックの加工 及び製造に際しては、ゲル化剤を溶媒、典型的には一価又は多価アルコールに溶 解することが必要である。これを行うためには、可溶化を誘導する上で十分に高 くかつゲル化剤/溶媒溶液のゲル化点より上である温度まで諸成分を加熱するこ とが必要である。残念ながら、要求される比較的高い温度は発汗抑制活性剤又は 他の酸性物質の存在下でゲル化剤を分解させがちである。これは、パッケージ化 とその後でゲルを形成するための冷却が終了する前にゲル化点より上のこのよう な高い温度で組成物が保たれることを多く要求する加工時に現実的問題で悪化さ れることが多い。分解は製品の耐用期間中にわたりそれより低い温度であっても 続くことがある。したがって、改善されたゲル安定性を示す、ペンジリデンアル ジトールゲル化剤を含有する発汗抑制ゲルスティック組成物を提供する必要性が ある。
酸性物質の存在下におけるゲル化剤の分解が減少する発汗抑制ゲルスティック組 成物の製造方法を提供する必要性が更にある。
これらの目的を果たすことが過去に試みられた。例えば、1988年2月2日付 で発行されたSchampetらの米国特許第4,722,835号、1988 年1月12日付で発行されたRxndhavaらの米国特許第4,719,10 2号、1985年5月21日付で発行されたSchampetらの米国特許第4 .518.582号及び1988年2月16日付で発行されたSchamper らの米国特許第4,725.430号明細書において、ジベンジリデンモノソル ビトールアセタールゲル化剤を利用した発汗抑制スティック中に安定剤としであ る塩基性金属塩を配合することが特定組成物で提案されている。ゲル化剤安定剤 として加えられるある塩基性金属塩としては硫酸マグネシウム、酢酸亜鉛、酸化 亜鉛、酢酸カルシウム、酸化マグネシウム、炭酸カルシウム、水酸化カルシウム 、炭酸マグネシウム、炭酸ナトリウム、炭酸亜鉛及び炭酸カリウムがある。米国 特許第4.518.582号明細書ではゲル安定剤としてヘキサメチレンテトラ ミンの使用について開示し、米国特許第4,725.430号明細書ではN−( 2−ヒドロキシエチル)アセトアミドについて開示している。これらの組成物は ゲル化剤安定性を増加させると言われるが、開示された安定剤は異臭、(特に酸 性pHにおける)他成分との適合性、皮膚との適合性等のようなそれらの有効性 又は存立しつる消費者製品中に配合される能力について制限するある欠点を有す る。
本発明は加工及び貯蔵中に改善されたゲル化剤効力、組成物の改善されたゲル安 定性及び酸性物質、例えば発汗抑制活性剤との低いゲル化剤相互作用を発揮でき るジベンジリデンアルジトール含有発汗抑制ゲル組成物で用いられる特別なゲル 化剤安定剤を提供する。加えて、そのゲル化剤安定剤は望ましくない異臭を製品 に付与せず、組成物中における他成分と適合する。本発明はこのような組成物の 製造方法も提供する。
発明の要旨 本発明は: (a)発汗抑制活性剤的0.5〜約35%;(b)置換及び非置換ジベンジリデ ンアルジトール(例えば、ソルビトール、キシリトール及びリビトール)とそれ らの混合物からなる群より選択されるゲル他剤約0.5〜約10%; (cl好ましくは一価及び多価アルコールとそれらの混合物からなる群より選択 される溶媒物質を含めた上記ゲル化剤用の溶媒約5〜約98%:(d)ゲル他剤 安定剤約0.05〜約5重量%(その安定剤は25℃で約3.8〜約6.5のp Kaを有する酸の塩基性金属塩である;その塩は組成物に少くとも部分的に可溶 性である;上記安定剤はC−Cジカルボン酸塩、C−Cモノカルボン酸塩、置換 又は非置換安息香酸塩及びそれらの混合物からなる群より選択される二上記ゲル 化剤安定剤はアミノ又はアミド官能基を有しない); を含む、酸性pHを有したゲルスティック形の固体発汗抑制組成物について提供 する。
発明の詳細な説明 本発明に包含される固体発汗抑制組成物はゲルスティックの形である。これらの スティックはそれらが正常使用時に皮膚上に有効量の発汗抑制物質を沈着させる 一方で使用及び貯蔵時に寸法安定性を維持しうるような適切な硬度を有する。ス ティックの硬度はアメリカン・ソサエティ・フォア・テスティング・アンド番マ テリアルズ(ASTM)メソッドD−5(^me+1can 5ociet7  forTenting and Maje+ial+ (ASTM) Meth od D−5)を含めた様々な方法で調べることができる。この方法では特定重 量及び寸法の針又は艶出コーンを使用するが、これは既定時間にわたりスティッ ク物質中で下方に移動させられる。針又はコーンにより移動させられた距離はス ティック硬度の相対尺度である。重量50gのASTM−DI321矢じす型侵 入針〔フィッシャー・サイエンティフィック社(Fi+cbe+ 5cieli fic Co、)販売のモデル+3−401−101及びモデル13−399− 10針人度計(フィッシャー・サイエンティフィック社販売)でD−5法を用い たところ、本発明のスティック組成物は環境温度で5秒間にわたりIの171O の単位で測定した場合に好ましくは約60〜約200、更に好ましくは約100 〜約160の平均侵入値を有する。これらの値は、このような侵入値がバッチ内 でスティック毎に異るため、所定生産バッチ内におけるスティックの平均侵入度 を表す。
本発明のスティック組成物は発汗抑制活性剤のそれらへの配合のせいで性質上酸 性である。具体的には、それらは約1.5〜約4の見掛けpHを有する。“見掛 けpH”という用語はその組成物が通常非水性であるためにここでは用いられ、 したがって組成物のpHは非水性系で測定される。具体的には、pHはスティッ クを溶融させて標準pH計を用いて25℃でそのpHを測定することにより決定 される。スティックが(例えば、約120で約1時間かけて)比較的高い温度で 溶融されるならば、それは冷却時に再固化せず、25℃のpHが容易に測定でき る。これらの条件下で、本発明の組成物の見掛けpHは約1.5〜約4であるべ きである。
ここで明記されるすべての部、パーセンテージ及び比率は他で指摘されないかぎ り重量による。
本発明の必須及び任意成分は以下で詳細に記載されている。
ゲル化剤 本発明の組成物は約0.5〜約10%、好ましくは約2〜約5%、最も好ましく は約2〜約3.5%の具体的に規定されるゲル化剤成分を含有する。このゲル化 剤成分は置換又は非置換のジベンジリデンソルビトール(例えば、ソルビトール 、キシリトール又はリビトール)である。ジベンジリデンソルビトール(DBS )及びDBS誘導体が好ましい。
本発明を理解する上で役立つように、以下はオルト、メタ及びパラ位が示された ジベンジリデンソルビトール及びジベンジリデンキシリトールの式であるニジベ ンジリデンソルビトール ジベンジリデンキシリトール ジベンジリデンリビトールはジベンジリデンキシリトールと構造的に類似してい るが、但しそれはキシリトールよりもむしろリビトールに基づいている。
他の非置換ジベンジリデンソルビトールとしてはジベンジリデンキシリトール( D B X’)及びジベンジリデンリビトール(D B R)がある。
好ましい置換ジベンジリデンソルビトールは1以上の電子求引基で置換されてい る。それは置換基がメタ位に位置する電子求引基であるとき特に好ましいが、但 し置換基はパラ又はオルト位に位置してもよい。同様に、置換基はメタ及びパラ 、メタ及びオルト又はパラ及びオルト位の組合せで位置することができる。好ま しい電子求引置換基としては一〇)(2F、−CH2C1、−Fl −C1,− Br、−I及び−(:H=CHNO2がある。好ましくは、電子求引置換基のう ち少くとも1つはベンゼン環のメタ位に位置する。複数の置換基(そのリストに ないものを含む)はそのリストのうち少くとも1つがメタ位に位置するかぎりこ れらの好まし−いゲル化剤で利用してよい。
最も好ましくは、アルジトールはソルビトールである。
他の好ましいゲル化剤において、ある置換基のうち少くとも1つはベンゼン環の メタ又はパラ位に位置する。
更に同様に、これら置換基(又はリストにない置換基でもよい)のうち2以上は そのリストのうち少(とも1つがメタ又はパラ位に位置するかぎり特定分子中に 含まれていでもよい。これらの置換基としては−NO2、−CF C11−8o  H,−8o R,−Co2H。
−Co R,−CONH2、−CHol−COR及び−C三Nがあり、RはC− Cアルキルである。
本発明で使用上特に好ましい置換ゲル化剤はメタ位に下記置換基・−CHF、− CHC1,−F、−C1゜−Br、−I及び−CIl=CHN02を有する。− F及び−CI置換基が特に好ましい。このメタ置換はベンゼン環で唯一の置換で あることが好ましい。ここで記載された置換基は化合物の双方のベンゼン環で通 常みられる。ジ(m−フルオロペンジリデン)ソルビトール及びジ(m−クロロ ベンジリデン)ソルビトールが特に好ましい。
前記置換基は発汗抑制組成物の酸環境中で良好な安定性を示すゲル化剤を与える 。これら置換基の好ましく蕩サブグループはそれらがより強いゲルを通常与える 傾向があることからもつと小さな分子サイズを有するグループである。このため 、例えば、フッ素又は塩素置換化合物により得られるゲルはトリフルオロメチル 置換化合物により得られるものよりも強くなりがちである。本発明の組成物で利 用されるゲル化剤が高純度を有することも好ましい。例えば、それらはそれらの 合成で用いられるp−トルエンスルホン酸又はいずれか他の触媒と、これらゲル 化剤のいずれかの塩形(例えば、ナトリウム)とを実質上含有すべきでない。そ のような不純物の存在は形成されるゲルを弱める傾向がある。
ここで明記されたゲル化剤の混合物も本発明の組成物で用いてよい。
ここで使用できるゲル化剤は一般的に1972年10月4日付で公開された英国 特許第1,291,819号;1985年5月28日付で発行されたSchnm perらの米国特許第4,518.582号、1979年5月15日付で発行さ れたRoehl らの米国特許第4.154,816号: 1989年3月28 日付で発行されたLucbbeらの米国特許第4,816.261号、1988 年5月10日付で発行されたMcCallの米国特許第4,743.444号;  1984年1月31日付で発行されたMurai らの米国特許第4.429 .140号明細書で開示されているが、それらのすべては参考のためここに組み 込まれる。
好ましい非置換DBSは例えばゲル−オール=D (GELL−ALL−D)  (新日本化学(New Japan Chemical Co、、Lld、l製 〕及びミリチックス(MILLITI(IXI 925 (ミリケン社(Mil liken & Compan7)の一部門、ミリケン・ケミカル(Milli ken Chemical)製〕として市販されている。
好ましいメタ置換ゲル化剤は参考のためここに組み込まれる1988年12月1 日付で公開されたRoqt+ejteF+ensの欧州特許出願第028652 2号明細書で示されたような反応を用いてメタ置換ベンズアルデヒドを対応メタ 置換DBSに変換することにより通常形成される。具体例として、m−フルオロ DBS及びm−クロロDBSの合成が以下で記載されている。
蒸留水3000ml中D−ソにビトール(1000g;5、 52mol)、m −フルオロベンズアルデヒド(1240g;9.99mall及びp−)ルエン スルポン酸−水和物(1310g;6.87mol)の溶液が30℃で21時間 攪拌される。得られた懸濁液は1o%NaOH水溶液でpH7,0〜7.5に中 和され、白色沈澱物が濾取される。次いで固体物が試薬グレードアセト:/(3 X10.01)及び温(60℃)蒸留水(3xlO,Ol)中で連続的に懸濁及 び攪拌され、集められ、真空下50℃で乾燥され、精製ジ(m−フルオロ)DB S1113g (47%)を得る。
ジ(m−クロロ)DBSも同様の操作を用いて合成されるが、但しm−クロロベ ンズアルデヒドがm−フルオロベンズアルデヒドの代わりに用いられる。
本発明で用いられるパラ置換化合物も同様の操作を用いて合成されるが、但しp −置換ベンズアルデヒドが出発物質として利用される。置換ジベンジリデンキシ リトール及び置換ジベンジリデンリビトールの一般的合成方法は1989年3月 8日付で公開された花王の日本公開出願第64−62377号及び1984年1 月31日付で発行されたMu目1らの米国特許第4,429.140号明細書で 開示され、双方とも参考のためここに組み込まれる。オルト置換化合物も同様に 製造できる。
発汗抑制活性剤 本発明の組成物は約0.5〜約35%、好ましくは約5〜約35%、更に好まし くは約5〜約25%の発汗抑制活性剤も含有する。発汗抑制活性剤とはここでは 発汗抑制活性収斂金属塩及びこのような塩の収斂複合体である。その活性剤は可 溶化又は粒子形のいずれで配合してもよい。透明又は半透明スティック組成物が 望まれるときには、組成物は溶媒系に溶解した形で存在できる発汗抑制活性剤を 含まねばならない。この溶媒系はゲル化剤でベースマトリックスを形成するため に用いられる同じ溶媒でもよい。一方、他の溶媒もゲル化剤溶媒に加えて発汗抑 制活性剤溶媒として使用できる。これらの重量%は無水金属塩ベースで計算され る(グリシン、グリシンの塩又は他の錯体形成剤を除く)。粒子形で用いられる ときには、その物質は約1〜約100ミクロン、好ましくは約1〜約50ミクロ ンの粒度を有することが好ましい。それらは形状が微細でも又は微小球であって もよく、好ましくは高い嵩密度(例えば、約0.7g/ci以上)を有する。こ のような物質には例えば多くのアルミニウム又はジルコニウム収斂塩又は複合体 があり、これらは発汗抑制剤業界で周知である。
いかなるアルミニウム収斂発汗抑制剤塩又はアルミニウム及び/又はジルコニウ ム収斂複合体もここで使用できる。収斂発汗抑制剤塩又は収斂複合体の成分とし て有用な塩にはアルミニウムハライド、アルミニウムヒドロキシハライド、ジル コニルオキシハライド、ジルコニルヒドロキシハライド及びこれら物質の混合物 がある。
このタイプのアルミニウム塩としては塩化アルミニウム及び一般式AI (OH ) IQL XH20を有するアルミニウムヒドロキシハライドがあり、その場 合にQは塩素、臭素又はヨウ素である;Xは約2〜約5で、x+y=約6である が、X及びyは整数である必要はない;Xは約1〜約6である。このタイプのア ルミニウム塩は参考のためここに組み込まれる1975年6月3日付で発行され たGilmanの米国特許第3,887.692号及び1975年9月9日付で 発行された1anes及びRI+binoの米国特許第3,904,741号明 細書で更に詳細に記載されたようにして製造できる。
本発明で有用であるジルコニウム化合物にはジルコニウムオキシ塩及びジルコニ ウムヒドロキシ塩の双方があるが、これらはジルコニル塩及びジルコニルヒドロ キシ塩とも称される。これらの化合物は下記一般実験式で表される: 2+0(OH) B 2−n+ X 上記式中2は約0.9〜約2であり、整数である必要はない;nはBの原子価で ある; 2−nzは0以上である;Bはハライド、硝酸、スルファミン酸、硫酸 及びそれらの混合物からなる群より選択される。ジルコニウム化合物のみがこの 明細書で例示されるが、ハフニウムを含めた他のIVB族金属化合物も本発明で 使用できると理解されるであろう。
塩基性アルミニウム化合物の場合には、前記式はがなり簡略化され、様々な量で 配位結合及び/又は結合水を有する化合物と上記のポリマー、混合物及び複合体 を表し、それらを含むことが理解されるであろう。前記式かられかるように、ジ ルコニウムヒドロキシ塩は分子当たり約1.1〜0よりわずかに多い基の数で様 々な量のヒドロキシ基を有したある範囲の化合物について実際上表す。
前記発汗抑制剤塩を利用した数タイプの発汗抑制複合体が当業界で知られる。例 えば、1974年2月12日付で発行されたLuedde+sらの米国特許第3 .792.068号明細書ではアルミニウム、ジルコニウム及びグリシンのよう なアミノ酸の複合体について開示している。
Laeddersらの特許で開示されたような複合体及び他の類似複合体は一般 にZAGとして知られる。ZAG複合体はアルミニウム、ジルコニウム及び塩素 の存在に関して化学的に分析できる。ここで有用なZAG複合体はアルミニラム 対ジルコニウムのモル比(以下“Al : lr”比)及び全金属対塩素のモル 比(以下“金属:Cビ比)双方の特定化で同定される。ここで有用なZAG複合 体は約1.67〜約12. 5ノAl:2+比及び約0.73〜約1.93の金 属、C1比を有する。
好ましいZAG複合体は: (A) (1) 1部のAI (OH)61Q 、(Qは塩素、臭素及びヨウ素 からなる群より選択されるアニオンである;mは約0.8〜約2.0の整数であ る);(2)1部のXrO(Off) Q nHO(Qは塩素、臭素又は2−a  a 2 ヨウ素である;aは約1〜約2である;nは約1〜約8である;Xは約0.16 〜約1,2の値を有する);(3)グリシン、dl−)リプトファン、di−β −フェニルアラニン、dl−バリン、dl−メチオニン及びβ−アラニンからな る群より選択されるp部の中性アミノ酸(pは約0.06〜約0.53の値を有 する)を水に共溶解する。
(B)得られた混合液を脆い固体物に共乾燥する:及び(C)得られた乾燥無機 −有機発汗抑制複合体を粒子形にする; ことにより形成される。
このようなZAGタイプ複合体の製造上好ましいアルミニウム化合物は実験式A I2 (OH)s Cl・2H20のアルミニウムクロルヒドロキシドである。
このようなZAGタイプ複合体の製造上好ましいジルコニウム化合物は実験式2 rO(OH)CI・3H20を有するジルコニルヒドロキシクロリド及び実験式 zrO(0旧 C1・n[I Q2−a 2 2 (aは約1.5〜約1.87である;nは約1〜約7である)のジルコニルヒド ロキシハライドである。このようなZAGタイプ複合体の製造上好ましいアミノ 酸は式CI (NO3)COOHのグリシンである。このようなアミノ酸の塩も 発汗抑制複合体で使用できる。参考のためここに組み込まれる1977年4月1 2日付で発行されたRobinoの米国特許第4,017,599号明細書参照 。
様々な他のタイプの発汗抑制複合体も当業界で知られる。例えば、1975年9 月2日付で発行された5ieH1の米国特許第3.903,258号明細書では ジルコニルクロリドをアルミニウムヒドロキシド及びアルミニウムクロルヒドロ キシドと反応させることで製造されたジルコニウムアルミニウム複合体について 開示している。
1976年9月7日付で発行されたRubinoの米国特許第3.979,51 0号明細−書ではあるアルミニウム化合物、あるジルコニウム化合物及びある複 合体アルミニウム緩衝剤から形成された発汗抑制複合体について開示している。
1976年9月21日付で発行された米国特許第3,981.896号明細書で はアルミニウムポリオール化合物、ジルコニウム化合物及び有機緩衝剤から製造 された発汗抑制複合体について開示している。1976年7月20日付で発行さ れたMeCCaの米国特許第3゜970.748号明細書では大体の一般式%式 % ルヒドロキシグリシネート複合体について開示している。
これらすべての特許は参考のためここに組み込まれる。
上記タイプすべての発汗抑制活性剤のうち、好ましい化合物としては実験式AI 2 (OH)s C1・2H20の5/6塩基性アルミニウム塩(このような化 合物は一般にアルミニウムクロロ水和物(“ACH”)と称される);約0.5 以内のアルミニウムクロリド対アルミニウムヒドロキシドクロリド重量比を有す るAlCl3 ・6H20及びAl2(OH)5Cl・2H20の混合物;ジル コニウム塩が2+O(OH) Cl ・3H20であり、アルミニウム塩がAl 2(Off+5CI・2H20又はAlCl3@6820及びAl2(OHI5 C1−2H20〕前記混合物であるZAGタイプ複合体(複合体中における全金 属対クロリドモル比は約1.25以下である; Al : X+−11−ル比1 ;を約3 、 3 テアル;アミノ酸はグリシンである);ジルコニウム塩がi !+O(0旧 CI ・nil、、 0(aは約1.5〜約1.87で−a a ある;nは約1〜約7である)、アルミニウム塩がAl2 (Oft)s Cl ・21(20、アミノ酸がグリシンであるZAGタイプ複合体がある。
本発明で利用される可溶化発汗抑制活性剤も当業界で周知であり、これには前記 活性剤を含む。可溶化発汗抑制活性剤を含有した組成物はそれが製品中に配合さ れる前に発汗抑制活性剤を溶解させる上で一価もしくは多価アルコール又は水の ような溶媒を利用する。このような使用に関する活性剤の例は例えば1979年 1月30日付で発行されたRubinoの米国特許第4,137,306号、1 989年6月23日付で出願されたSa+ith及びWar+Iの米国特許出願 第370,559号及び1988年12月14日付で公開された欧州公開出願第 0295070号明細書で開示され、それらすべてが参考のためここに組み込ま れる。ACHが可溶化発汗抑制活性剤を含有した組成物にとり好ましいタイプの 活性剤である。
特に好ましい活性化剤の例としては改善された効力のACH(IACH)及び改 善された効力のZAG(IZAG)がある。高効力は改善された分子分布による 。このような物質はすべて参考のため全体としてここに組み込まれる1982年 11月16日付で発行されたGolfingらの米国特許第4,359.456 号;1980年1月9日付で公開されたU++1leye+ Lim1tedの 欧州特許出願公開第6739号、1986年6月4日付で公開されたArmou rPhgrmxceolicxl Compxn7の欧州特許出願公開第183 ,171号; 1980年12月10日付で公開されたG11leHe C++ mpxBの英国特許第2,048、’229号;1986年8月20日付で公開 されたLin1leyer PLCの欧州特許出願公開第191.628号;1 985年3月20日付で公開されたG11let+e Compan7の英国特 許第2,144.992号; 1980年1月23日付で公開されたUnile ve+ Li1Ilitedの欧州特許出願公開第7191号明細書と既に組み 込まれた1989年6月23日付で出願された米国出願第370,559号及び 欧州特許第0295070号明細書で記載されている。
本発明の組成物は約5〜約98%、好ましくは約7〜約90%、最も好ましくは 約60〜約85%のゲル化剤用溶媒も含有する。溶媒はゲル化剤と組み合わされ た場合に固体スティックのベースマトリ・ソクスを形成する。
当業者にとり明らかなように、具体的溶媒の選択は望まれるスティックの特徴に 依存する。例えば、溶媒は可溶化発汗抑制活性物質を有する処方で発汗抑制活性 成分も溶解させることができる。もう1つの例において、溶媒は皮膚に適用され た場合に皮膚軟化力のような美容効果を示すように選択してもよい。ここで有用 な溶媒としては例えば−価アルコール(特に、低級−価アルコール)、多価アル コール及びそれらの混合物がある。水も溶媒の一部として含有させてよい。しか しながら、溶媒は最終組成物の約5重量%以下のレベルで通常水を含む。
本発明で利用される溶媒の例としては液体ポリエチレングリコール(例えば、ジ エチレングリコール、トリエチレングリコール)、液体ポリプロピレングリコー ル(例えば、ジプロピレングリコール、トリプロピレングリコール)、液体ポリ プロピレンポリエチレングリコールコポリマー、水、エタノール、n−プロパツ ール、n−ブタノール、t−ブタノール、2−メトキシエタノール、2−エトキ シエタノール、エチレングリコール、1゜2−プロピレングリコール、1,3− プロピレングリコール、1,4−ブチレンゲリコール、1,2−ブチレングリコ ール、イソプロパツール、イソブタノール、ジエチレングリコールモノメチルエ ーテル、ジエチレングリコールモノエチルエーテル、1,3−ブチレングリコー ル、2,3−ブチレングリコール、2.4−ジヒドロキシ−2−メチルペンタン 、トリメチレングリコール、グリセリン、1,3−ブタンジオール、1.4−ブ タンジオール等及びそれらの混合物がある。ここで用いられるポリエチレングリ コール、ポリプロピレングリコール、ポリプロピレンポリエチレングリコールコ ポリマーにはこれら化合物のアルキルエーテル誘導体(例えば、エチル、プロピ ル及びブチルニー チル誘導体)を含む。このような化合物の例はPPG−5− ブテス(bleth) −7のようなポリプロピレンポリエチレングリコールコ ポリマーである。
これらの溶媒は例えば1985年5月21日付で発行されたSchampetら の米国特許第4,518.582号及び1984年5月2日付で公開されたLu ebbeらの欧州公開出願第107.330号明細書で詳細に記載され、双方と も参考のためここに組み込まれる。ここで使用上好ましい溶媒としては液体ポリ エチレングリコール、液体ポリプロピ1ソングリコール、液体ポリプロピレンポ リエチレングリコールコポリマー、プロピレングリコール、1.3−ブチレング リコール、2.4−ジヒドロキシ−2−メチルペンタン(時にはヘキシレングリ コールと称される)及びそれらの混合物がある。特に好ましい溶媒としてはプロ ピレングリコール、ジプロピレングリコール、トリプロピレングリコール、トリ エチレングリコール、ヘキシレングリコール及びそれらの混合物がある。
ゲル化剤安定剤 本組成物は発汗抑制組成物の酸性環境下でゲル化剤の安定性を高めるために有効 量のゲル化剤安定剤を必須成分きして含有する。一般に、その組成物は重量で約 0.05〜約5%、好ましくは約0.1.〜約3%、更に好ましくは約0.5〜 約2%の安定剤を含有する。
ゲル化剤安定剤はC−Cアルキルジカルボン酸、C−Cアルキルモノカルボン酸 と置換及び非置換安息香酸の塩基性金属塩である。C−Cアルキルシカルボン酸 塩及びC−Cアルキルモノカルボン酸塩のアルキル基は飽和かつ非置換であるべ きである。ここで有用なゲル化剤安定剤は環境温度で約3.8〜約6.5、好ま しくは約3.8〜約6.0のpKaを有する弱酸の塩基性金属塩である。このゲ ル化剤安定剤はアミノ及びアミド官能基の不存在で更に特徴化される。安定剤は 存在する強酸を中和するために発汗抑制組成物中で少くとも部分的に可溶化され た状態になければならない。このような強酸は典型的には溶媒もしくはゲル化剤 中に残留不純物として存在するか又は発汗抑制活性剤から形成される。いかなる 特定の理論にも制限されることなく、ゲルスティック中における強酸の存在はた とえ少量でも水と一緒になってジベンジリデンアルジトールゲル化剤の分解を触 媒すると考えられる。この安定剤は反応によりこのような強酸を中和して弱酸と 強酸の金属塩を形成する。
これらの弱酸は乏しいプロトンドブ〜−であり、ゲル化剤を有意に不安定化させ るとは考えられない。可溶化安定剤の正確なレベルは有効量がゲル化剤の分解を 妨げる上で存在するかぎり重要でない。組成物の高い安定性は本発明のゲル安定 剤で得られた製品対それなしで得られた製品との比較により経時的に調べること ができる。例えば、高性能(圧力)液体クロマトグラフィー(HP L C)に よる組成物中ゲル化剤の定量分析、ゲルの比較硬度及び液体状態へのゲル変換の 測定を含めて様々な適切な分析方法が当業界で知られている。これらの測定は組 成物の貯蔵温度を上げることで加速できる。安定剤は発汗抑制組成物全体にうま く分布することが好ましい。
透明又は半透明発汗抑制ゲルスティック組成物の場合、組成物中に存在するゲル 化剤安定剤は光の屈折を最少に抑えるため組成物中で十分に可溶性であるべきで ある。
粒子形で発汗抑制活性剤を含有する不透明発汗抑制ゲルスティック組成物の場合 、安定剤は組成物中で部分的に可溶性であるだけでよいが、但し組成物中で完全 に可溶性である安定剤が好ましい。
適切な塩形成カチオンとしてはナトリウム、カリウム、リチウム、マグネシウム 、カルシウム及び亜鉛がある。
ナトリウム、カリウム、マグネシウム及びカルシウムが好ましく、ナトリウム、 カリウム及びカルシウムが更に好ましい。カリウム及びナトリウムが最も好まし い。
ここでゲル化剤安定剤として有用なC−Cジカルボン酸塩及びC−Cモノカルボ ン酸塩としてはコノ1り酸塩、グルタル酸塩、アジピン酸塩、ヘキサン酸塩、ヘ プタン酸塩、オクタン酸塩及びそれらの混合物がある。
C6−08モノカルボン酸安定剤の更に具体的な例としてはn−ヘキサン酸塩、 n−へブタン酸塩及びn−オクタン酸塩がある。
非置換及び置換安息香酸安定剤の例としては安息香酸塩(非置換)及び安息香酸 塩の誘導体(置換)がある。
置換安息香酸塩としてはモノハロゲンー、モノ、ジ及びトリヒドロキシ−、メチ ル及びエチル−とモノ−及びジメトキン置換誘導体がある。安息香酸誘導体の具 体例としては3−フルオロ安息香酸塩、3−ヒドロキシ安息香酸塩、2−メチル 安息香酸塩、4−ブロモ安息香酸塩、4=クロロ安息香酸塩、2,5−ジメチル 安息香酸塩、2−メトキシ安息香酸塩、3−メトキシ安息香酸塩、4−フルオロ 安息香酸塩、2.4−ジメチル安息香酸塩、3−メチル安息香酸塩、3.5−ジ メチル安息香酸塩、3.4.5−トリヒドロキシ安息香酸塩、4−エチル安息香 酸塩、4−メチル安息香酸塩及び3.4−ジメチル安息香1酸塩がある。安息香 酸上で置換される置換基は前記範囲外に対応酸のIIKIを変えてはならず、更 に安息香酸塩を異臭化させてはならない。加えて、置換安息香酸塩は組成物中で 他成分と適合し、皮膚への適用に合わなければならない。
好ましい安定剤は非置換安息香酸塩、コノ1り酸塩及びオクタン酸塩である。安 息香酸塩及びオクタン酸塩、中でもそのナトリウム及びカリウム塩は特に好まし い。
任意成分 本発明の組成物は発汗抑制物質に加えて組成物の物理的特徴を変えるか又は皮膚 −に沈着したときに“活性”成分として役立つ他の任意成分も含有してよい。こ こで有用な任意成分はすべて参考のためここに組み込まれる下記文献で記載され ている:1977年9月20日付で発行されたHsnauの米国特許第4.04 9.792号;1984年3月27日付で発行されたBtckme7e+らのカ ナダ特許第1.164,347号、1984年8月29日付で公開されたMay の欧州特許出願第117.070号明細書: Ge+ia、’Formulation of 5tick Antipers pirants andDeodorants’ (スティック発汗抑制剤及び 脱臭剤の処方)。
Cosme+ic+ & Toi1et+ie+、99:55−60 (198 4)。
有用である特別な非活性成分は具体的なステイ・ツク組成物で望まれる特徴に依 存する。このような成分としては例えば皮膚軟化剤、保湿剤、硬化剤(例えば、 ロウ)、フィラー及び粒子物質、着色料、香料と乳化剤がある。
ここで用いられる“粒子物質”とは組成物成分に溶解しないばかりかスティック の製造時に溶融しないコロイド分散物を含めた物質である。
本発明の組成物は約1〜約40%の1種以上の皮膚軟化剤を含有してもよい。ア ジピン酸、フタル酸及びモノくシン酸のエチル、イソプロピル及びn−ブチルジ エステルのようなこれら皮膚軟化剤は中間極性を有する。このような皮膚軟化剤 の好ましい例としてはフタル酸ジn−ブチル、セバシン酸ジエチル、アジピン酸 ジイソプロピル及びカルボメチルフタル酸エチルがあり、これらすべてが参考の ためここに組み込まれる1977年8月30日付で発行されたLucddert らの米国特許第4,045゜548号明細書で開示されている。他の有用な皮膚 軟化剤にはC−Cアルコール安息香酸エステル〔ファインテックス社(Fine +et、 Inc、 lからフインソルブ(Finsolv)として市販〕があ る。有用な皮膚軟化剤としてはセチル及びステアリルアルコールのような脂肪ア ルコールもあり、これらは(使用するとすれば)好ましくは約1〜約10%、更 に好ましくは約1〜約5%のレベルで存在する。本発明の組成物は揮発性シリコ ーン油、非極性非揮発性皮膚軟化剤及びそれらの混合物のような非極性皮膚軟化 剤も含有してよい。ここで用いられる“揮発性”という用語は環境温度で測定し つる程度の蒸気圧を有する物質に関する。
本発明の化粧品スティック組成物で有用な揮発性シリコーン油は約3〜約9、好 ましくは約4〜約5のケイ素原子を有する環状又は直鎖ポリジメチルシロキサン であることが好ましい。下記式はここで開示された発汗抑制スティック組成物で 有用な環状揮発性ポリジメチルシロキサンについて示す: 上記式中nは約3〜約7である。直鎖ポリジメチルシロキサンは分子当たり約3 〜約9のケイ素原子を有し、下記一般式を育する: (C113) 35i−0−[Si (C113) 2−0コ 。 −5i(C H3) 3上記式中nは約1〜約7である。直鎖揮発性シリコーン物質は通常2 5℃で約5センチストークス以下の粘度を有し、−力源状物質は典型的には約1 0センチストークス以下の粘度を有する。様々な揮発性シリコーン油の記載はT oddら、’Volatile 5ilicone Fluids fat C osme+ic++(化粧品用の揮発性シリコーン液)、Cosmetic & Toilel+ies、 91:27−32(1976)でみられ、その開示は 参考のためここに組み込まれる。
ここで有用な好ましい揮発性シリコーン油の例としてはダウ・コーニング(Do t CoCo1n1n 344、ダウ・コーニング345及びダウ・コーニング 200(ダウ・コーニング社製):シリコーン7207及びシリコーン7158 〔ユニオン・カーバイド社(Llnion Carbide Corp、)製) ;5F1202 (ゼネラル・エレクトリ・ツク(General Elecl +icj製) ; 5WS−03314(S W Sシリコーンズ社製)がある 。
皮膚軟化剤物質として有用な非揮発性シリコーン油にはポリアルキルシロキサン 、ボリアリールシロキサン及びポリエーテルシロキサンコポリマーがある。ここ で有用な本質的に非揮発性のポリアルキルシロキサンとしては例えば25℃で約 5〜約100,000センチストークスの粘度を有するポリジメチルシロキサン がある。本組成物で有用な好ましい非揮発性皮膚軟化剤には25℃で約2〜約4 00センチストークスの粘度を有するポリジメチルシロキサンがある。このよう なポリアルキルシロキサンにはビスカシル(viscxsil)シリーズ(ゼネ ラル・エレクトリック社製)及びダウ・コーニング200シリーズ(ダウ・コー ニング社製)がある。ポリアルキルアリールシロキサンとしては25℃で約15 〜約65センチストークスの粘度を有するポリメチルフェニルシロキサンがある 。これらは例えば5F1075メチルフエニル液(ゼネラル・エレクトリック社 製)及び556コスメチツクグレード液(ダウ・コーニング社製)として入手で きる。有用なポリエーテルシロキサンコポリマーとしては例えば25℃で約12 00〜1500センチストークスの粘度を有するポリオキシアルキレンエーテル コポリマーがある。このような液は5F1066オルガノシロキサン界面活性剤 (ゼネラル・エレクトリック社製)として入手できる。ポリシロキサンエチレン グリコールエーテルコポリマーが本組成物で使用上好ましいコポリマーである。
本発明の組成物は加工助−剤を含有してもよい。これらの成分は組成物のゲル形 成温度を減少させるか又はゲル化剤の溶融温度を減少させるように作用する。こ のような物質の例は参考のためここに組み込まれる1988年1月12日付で発 行されたRandhayaらの米国特許第4゜719.102号明細書で開示さ れ、特に炭酸プロピレン、ブチロラクトン、カプロラクトン及びそれらの混合物 がある。更に好ましい加工助剤は前記溶媒(例えば、−価及び多価アルコール) と組合せて用いられる共溶媒であって、ヘテロ環の3位で置換されたC −Cア ルキル基を有する2−オキサゾリンノン化合物又はこのような化合物の混合物で ある。この共溶媒は溶媒と混和すべきである。ゲル化剤も組成物の加工温度を減 少させるために上記能の溶媒よりも共溶媒に可溶性であるべきである。2−オキ サゾリジノン共溶媒は典型的には組成物の重量で約0.5〜約40%、好ましく は約1〜約25%、更に好ましくは約5〜約15%のレベルで組成物中に存在す る。−価及び多価アルコール溶媒対上記2−オキサゾリジノンの重量比は好まし くは約1:1〜約50:1、更に好ましくは約3:1〜約20=1であり、ゲル 化剤対上記2−オキサゾリジノンの重量比は好ましくは約0.05・1〜約2. 1、更に好ましくは約0.1:1〜約11である。
一般に、2−オキサゾリジノン化合物は下記式を有する 上記式中3位の基RはC−Cアルキル、好ましくはC−C2アルキル、更に好ま しくはC1(即ち、メチル)である。好ましい化合物は4及び5位に水素を有し 、3−(C−C’ アルキル)−2−オキサゾリジノンとして同定される。3− (C−Cアルキル)−2−第キサゾリジノンが更に好ましい。3−メチル−2− オキサゾリジノンが最も好ましい。その化合物は水素の代わりにヘテロ環の4及 び5位に位置する置換基を有していでもよい。好ましくは、使用されるならば、 このような置換基は低級鎖アルキル、例えばC−Cアルキル、好ましくはC−0 2アルキル、更に好ましくはメチルである。化合物を他の溶媒と非混和性にさせ ないか又は−価及び多価アルコール溶媒の場合よりも少な(それへのゲル化剤の 溶解度を減少させない他の置換基も存在できる。更に、その化合物はゲルスティ ック組成物の加工時と典型的な貯蔵及び使用条件下で分解に対して安定なままで なければならない。
本発明の組成物は約0.5〜約10%の不活性フィラー物質も含有してよい。適 切なフィラー物質としてはコロイド性シリカ〔例えば、キャボット社(Cabo + Corp、)製のキャブ−0−シル(Cab−0−3il)] 、粘土(例 えば、ベントナイト)、疎水性(四級化)粘土、シリカ/アルミナ増粘剤、タル ク、ケイ酸アルミニウム及びケイ酸マグネシウムのようなケイ酸塩粉末、改質コ ーンスターチ、ステアリン酸金属とそれらの混合物がある。化粧スティック中安 定剤としてこのようなフィラーの使用は参考のためここに組み込まれる1987 年11月21日付で発行されたDavTらの米国特許第4,126.679号明 細書で開示されている。本発明の組成物は約0.1〜約5%のレベルで当業界で 周知の香料、乳化剤及び着色剤も含有してよい。
前記発汗抑制活性剤に加えて、本発明の発汗抑制スティックはヒト組織上に沈着 させるための1種以上の追加成分を安全有効量で含有してもよい。このような活 性成分としては収斂剤、静菌剤、静真菌剤、顔料、色素、着色料、香料、皮膚軟 化剤、紫外線吸収剤及びそれらの混合物がある。これらの成分は本発明の処方中 で安定でなければならない。このような活性成分の“安全有効”量はヒト使用向 けに妥当な利益/危険比で望ましい効果を示す量である。本発明で有用なものの 中で様々な活性成分が参考のためここに組み込まれる1980年10年子0月で 発行されたYaha+の米国特許第4,226.889号明細書で記載されてい る。
本発明はゲル化剤の分解が加工時に減少する発汗抑制ゲルスティック組成物の製 造方法を更に提供する。加えて、最終組成物の改善されたゲル安定性も得られる 。
更に詳しくは、酸性pHを有して、溶媒、置換又は非置換ジベンジリデンアルジ トールゲル化剤及び発汗抑制活性剤を含有した発汗抑制ゲルスティック組成物の 改善された製造方法が提供されるが、その方法は溶液を形成するために高温でゲ ル化剤を溶媒に溶解し、しかる後ゲルを形成するために溶液を冷却することから なり、その場合に改善はゲル化剤の安定性を高めるために有効量のゲル化剤安定 剤を溶媒中に配合することからなり、上記安定剤は環境温度で約3.8〜約6. 5のIIKkを有する酸の塩基性金属塩であり、上記塩はC−Cアルキルジカル ボン酸塩、C−Csアルキルモノカルボン酸塩、置換及び非置換安息香酸塩とそ れらの混合物からなる群より選択され、その場合にゲル安定剤はアミノ又はアミ ド官能基を有しない。
好ましくは、ゲル安定剤は溶媒を加熱してゲル化剤を溶解させる前に、しかも好 ましくは溶媒への発汗抑制活性剤の添加前に溶媒に加えられる。この加工関係で 用いられる“溶媒”という用語には、ゲル化剤を溶解できるか又はゲル化剤が可 溶化形で存在できる、前記のような共溶媒として使用できる加工助剤を含めたあ らゆる物質を包含する。
このプロセスは改善されたゲル貯蔵安定性を有する発汗抑制ゲルスティック組成 物を提供できる。加えて、このプロセスは加工時に改善されたゲル化剤安定性と ひいては改善された初期ゲルスティック組成及び改善されたゲル化剤効力を付与 することができる。このプロセスは、例えばパッケージ化した後で冷却してゲル を形成させることを見越して、高温、例えばゲル化点以上に組成物を保つことが 要求される条件下で特に有益である。
好ましいプロセスにおいて、発汗抑制ゲルスティック組成物は: (a)前記のような最終組成物の約0.5〜約10重量%の置換又は非置換ジベ ンジリデンアルジトールゲル化剤、ゲル化剤用の溶媒及び最終組成物の約0,0 5〜約5重量%のゲル化剤安定剤を含有した溶液を調製する(上記安定剤は溶媒 及びゲル化剤の溶液に少くとも部分的に可溶性である); (b1発汗抑制活性剤を上記溶液中にミックスする;及び(C)ゲルを形成させ るために上記溶液を冷却する;ことにより製造されるが、その場合に上記ゲルは 環境温度においてI/10mm単位で約60〜約200の平均侵入値を有する。
好ましくは、最終組成物中における溶媒、ゲル化剤安定剤及び発汗抑制活性剤の レベル及び選択は前記のとおりである。
一般に、ゲル化剤を溶解させるために好ましくは一価もしくは多価アルコール又 はそれらの混合物を含む溶媒を約70〜約150℃に加熱することが要求される 。
上記と一致して、本発明の組成物は当業者に通常知られる技術により製造しても よい。このような技術は参考のためここに組み込まれる’Ge1s acd N 1cks Formalar7′(ゲル及びスティック処方集)、Cosmet ics & ToileHies。
99ニア7−84(1984)で記載されている。発汗抑制活性剤及び任意成分 が加えられた後、溶液はスティック型に注がれる。固体ゲルは冷却時に生じる。
スティック組成物は冷却時に急速に固化するため、高温を維持しながら組成物を ミックス及び加工するような注意が払われるべきである。
本発明のゲル形発汗抑制スティック組成物は常法で用いられる。具体的には、そ の組成物は特に発汗しやすい体の領域(例えば、わきの下又は腋窩領域)に有効 量の組成物を1日1回以上局所適用することにより発汗湿気を予防及び/又は制 御するために用いられる。
下記非制限例は本出願で記載された組成物、製造方法及び使用方法について示す 。
例I −II+ 不透明発汗抑制ゲルスティック組成物がこれらの例で例示される。組成物は下記 操作に従い製造される。
相A−水を秤量してビーカーにいれる。安息香酸ナトリウム又はオクタン酸ナト リウムを加え、溶解するまで室温で攪拌してゲル安定剤溶液を形成する。
ゲル安定剤溶液及び相A溶媒(適用しつるだけ相A部分のジプロピレングリコー ル、プロピレングリコール及び3−メチル−2−オキサゾリジノン)を還流コン デンサー、温度計及び磁気撹拌棒装備の3首丸底フラスコ中に加える。加減抵抗 器に接続された加熱マントル中にそのフラスコをおく。
ゲル化剤を秤量し、それをそのフラスコに加える。ゲル化剤が完全に溶解するま で例Iの場合約110〜約132℃、例11の場合約120〜約142℃及び例 II+の場合約90〜約110℃で攪拌しながらフラスコを加熱する。攪拌しな がら適用しうる温度範囲内に保つ。
相B−相B部分のジプロピレングリコール及びエタノールを秤量して還流コンデ ンサー、温度計及び磁気スターシー装備の丸底フラスコ中に加える。発汗抑制活 性剤を加え、よく分散するまでミックスする。一方、ミックスは高剪断ミキサー で行ってもよい。適用しうるだけヒユームドシリカ、ヒユームド酸化アルミニウ ム及び七ノくシン酸ナトリウムをフラスコに加え、加減抵抗器に接続された加熱 マントル中にそのフラスコをおき、例Iの場合約65〜約90℃、例IIの場合 約70〜約95℃及び例゛I11の場合約45〜約70℃で攪拌しながらフラス コを加熱する。攪拌しながら適用しうる温度範囲内に保つ。
相Bを相Aフラスコに加え、均一になるまでミックスする。混合液をキャニスタ −中に注ぎ、揮発性物質を含有させるためにゆるくふたをかぶせる。組成物を室 温まで冷却する。
成分 例#(重量%) 安息香酸ナトリウム 1.00 − 2.00オクタン酸ナトリウム −1,0 0− 水 2.0G 2.0G 2.H ジプロピレングリコール 15.00 − 41.50プロピレングリコール  15.00 42.00 −3−メチル−2−オキサゾリジノン 10.00  − 5.00ジ(m−フルオロベンジリデン)ソルビトール 3.00 3.0 0 −ジベンジリデンソルビトール(非置釦−3,50相B ジプロピレングリコール 27.0G 30.00 2G、00エタノール 1 0.00 − 10.00ジルコニウムアルミニウムトリクロロヒトレツクスG ly (ZAG) ” 15.00 15.0G 15.00ヒユームドシリカ **1.67 1.00 1.00ヒユームド酸化アルミニウム*** 0.3 0 − −セバシン酸ジエチル −5,0− 8ウエストウツド・ケミカル社(Westvood C’hemicalCor p、)(ミドルタウン、NY、USA)からウェスl’ りOル(WESTC[ 1LOR) zR30B DM粉として入手0キャボット社(トラスコーラ、I L、USA)からキャボシル(CABOSIL+ として入手**8デグツサ社 (Degussa、Inc、) (テターボo、NJ。
USA)から酸化アルミニウムCとして入手不透明スティックは優れたゲル性質 を有し、貯蔵安定性であり、腋窩領域に適用されたときに優れた発汗抑制効力を 示す。
例IV−Vl 透明発汗抑制ゲルスティック組成物がこれらの例で例示される。組成物は下記操 作に従い製造される。
相A−相A部分の水を秤量してビーカーにいれる。ゲル安定剤を加え、溶解する まで室温で攪拌してゲル安定剤溶液を形成する。
ゲル安定剤溶液及び残りの相A溶媒を適用しつるだけ還流コンデンサー、温度計 及び磁気撹拌棒装備の3首丸底フラスコ中に加える。加減抵抗器に接続された加 熱マントル中にそのフラスコをおく。
ゲル化剤を秤量し、それをそのフラスコに加える。ゲル化剤が完全に溶解するま で例1vの場合約110〜約132℃、例Vの場合約120〜約142℃及び例 Mlの場合約90〜約110℃で攪拌しながらフラスコを加熱する。攪拌しなが ら適用しうる温度範囲内に保つ。
相B−プロピレングリコールを秤量してフラスコに加える。発汗抑制活性剤を加 え、均一になるまでミックスする。相B部分の水を加える。高エネルギーミキサ ーでミックスし、約45〜約85℃に加熱しながら活性剤が溶解するまでミック スする。脱気する。
可溶化活性剤とエタノール及びシリカを適用しつるだけ還流コンデンサー、温度 計及び磁気撹拌棒装備の丸底フラスコ中に加える。加減抵抗器に接続された加熱 マントル中にそのフラスコをおき、例+Vの場合約65〜約90℃、例Vの場合 約70〜約95℃及び例Vlの場合約45〜約70℃で攪拌しながらフラスコを 加熱する。
攪拌しながら適用しつる温度範囲内に保つ。
相Bを相Aフラスコに加え、均一になるまでミックスする。混合液をキャニスタ −中に注ぎ、揮発性物質を含有させるためにゆるくふたをかぶせる。組成物を室 温まで冷却する。組成物は透明又は半透明である。
成分 例#(重量%) 安息香酸ナトリウム 1.00 − 2.00オクタン酸ナトリウム −1,0 0− 水 2.GO2,002,00 ジプロピレングリコール 43.00 − 46.50プロピレングリコール  − 59.0G −3−メチル−2−オキサゾリジノン 10.H−5,00セ バシン酸ジエチル −5,00− ジ(m−フルオロベンジリデン)ソルビトール 3.00 3.00 −ジベン ジリデンソルビトール(非置換) −−3,5Q相B エタノール 10.00 − 10.(10プロピレングリコール 15.θ0  15.00 15.Oflアルミニウムクロロ水和物” 13.50 13. 50 13.50ヒユームドシリカ” 1.00 − 1.00水 1.50  1.50 1.50 1ウェストウッド−ケミカル社(ミドルタウン、NY。
USA)からウェストクロルDM 200粉として入手lキャホット社(トラス コーラ、IL、USA)からキャボシルとして入手 スティックは優れたゲル性質を有し、貯蔵安定性であり、腋窩領域に適用された ときに優れた発汗抑制効力を示す。
フロントページの続き (81)指定国 EP(AT、BE、CH,DE。
DK、ES、FR,GB、GR,IT、LU、MC,NL、SE)、0A(BF 、BJ、CF、CG、CI、CM、GA、GN、ML、MR,SN、TD、TG )、AU、 BB、 BG、 BR,CA、 C3,FI、 HU、JP。
KP、KR,LK、MG、 MN、MW、No、PL、R○、RU、SD

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 1.(a)発汗抑制活性剤0.5〜35%;(b)置換及び非置換ジベンジリデ ンアルジトールとそれらの混合物からなる群より選択されるゲル化剤0.5〜1 0%、好ましくは2〜5%;(c)上記ゲル化剤用溶媒5〜98%、好ましくは 60〜80%(上記溶媒は一価もしくは多価アルコール又はそれらの混合物であ ることが好ましい);及び(d)ゲル化剤安定剤0.05〜5重量%、好ましく は0.1〜3%(上記安定剤は環境温度で3.8〜6,5のpXaを有する酸の 塩基性金属塩である;その塩は組成物に少くとも部分的に可溶性である;上記安 定剤はC4−C6アルキルジカルボン酸塩、C6−C8アルキルモノカルボン酸 塩と置換及び非置換安息香酸塩からなる群より選択される;上記ゲル化剤安定剤 はアミノ又はアミド官能基を有しない); を含む、酸性pHを有したゲルスティック形の固体発汗抑制組成物。
  2. 2.安定剤が非置換安息香酸塩、オクタン酸塩、コハク酸塩及びそれらの混合物 からなる群より選択される塩である、請求項1に記載の固体発汗抑制剤。
  3. 3.ゲル化剤が置換もしくは非置換ジベンジリデンソルビトール又はそれらの混 合物、好ましくはジ(m−フルオロベンジリデン)ソルビトール、ジ(m−クロ ロベンジリデン)ソルビトール又はそれらの混合物である、請求項1又は2に記 載の固体発汗抑制組成物。
  4. 4.溶媒がプロピレングリコール、ジプロピレングリコール、トリプロピレング リコール、トリエチレングリコール、ヘキシレングリコール及びそれらの混合物 からなる群より選択される、請求項1、2又は3に記載の固体発汗抑制組成物。
  5. 5.発汗抑制活性剤が可溶化形である、請求項1、2、3又は4に記載の固体発 汗抑制組成物。
  6. 6.ヘテロ環の3位にC1−C4アルキル置換基を有する2−オキサゾリジノン 化合物又はその混合物0.5〜40%、好ましくは3−(C1−C2アルキル) −2−オキサゾリジノン5〜15%を更に含む、請求項1、2、3、4又は5に 記載の固体発汗抑制組成物。
  7. 7.請求項1、2、3、4、5又は6に記載された固体発汗抑制組成物の有効量 のわきの下領域への適用からなる、ヒトにおける発汗湿気の予防及び制御方法。
  8. 8.酸性pHを有し、溶媒、置換又は非置換ジベンジリデンアルジトールゲル化 剤及び発汗抑制活性剤を含有1した発汗抑制ゲルスティック組成物の改善された 製造方法であって、 上記方法が溶液を形成するために高温で上記ゲル化剤を上記溶媒に溶解し、しか る後ゲルを形成するために溶液を冷却することからなり、その場合に上記方法が ゲル化剤安定性を高めるため有効量のゲル化剤安定剤を上記溶媒中に配合するこ とで特徴付けられ、上記ゲル化剤安定剤が環境温度で3.8〜6.5のpKaを 有する酸の塩であり、その塩がC4−C6アルキルジカルボン酸塩、C6−C8 アルキルモノカルボン酸塩、置換及び非置換安息香酸塩とそれらの混合物からな る群より選択され、上記ゲル化剤安定剤がアミノ又はアミド官能基を有しないこ とからなる方法。
  9. 9.酸性pHを有し: (a)最終組成物の0.5〜10重量%の置換又は非置換ジベンジリデンアルジ トールゲル化剤、ゲル化剤用の溶媒及び最終組成物の0.05〜5重量%のゲル 化剤安定剤を含有した溶液を調製する(上記安定剤はその溶液に少くとも部分的 に可溶性であり、環境温度で3.8〜6.5のpKaを有する酸の塩である;そ の塩はC4−C6アルキルジカルボン酸塩、C6−C8アルギルモノカルボン酸 塩、置換及び非置換安息香酸塩とそれらの混合物からなる群より選択される;上 記ゲル化剤安定剤はアミノ又はアミド官能基を有しない); (b)発汗抑制活性剤を上記溶液中にミックスする;及び(c)ゲルを形成する ために上記溶液を冷却する;ステップで特徴付けられ、上記ゲルが環境温度にお いて1/10mm単位で約60〜約200の平坦侵入値を有する、発汗抑制ゲル スティック組成物の製造方法。
  10. 10.請求項8又は9の方法で製造された製品。
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