JPH06506416A

JPH06506416A - 緘封フレームのコーナーを製造するための装置及び方法

Info

Publication number: JPH06506416A
Application number: JP5512851A
Authority: JP
Inventors: グラング，ジークフリート; グラーベ，ヴェルナー; グットシュミット，ホルガー; リュードマン，ユルゲン
Original assignee: フェニックス　アクチエンゲゼルシャフト
Priority date: 1992-01-28
Filing date: 1993-01-26
Publication date: 1994-07-21
Anticipated expiration: 2016-05-21
Also published as: WO1993014917A1; ATE130545T1; GR3018832T3; DE59300992D1; EP0578797A1; DK0578797T3; EP0578797B1; DE4301981A1; ES2082628T3; JP3168008B2

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるため要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】緘封フレームのコーナーを製造するための装置及び方法本発明は、ストランド形緘封プロファイルを多くの場合４個組合せて構成される緘封フレーム、特にトンネル緘封フレーム（ＤＥ−Ｃ−２８３３３４５，０Ｂ− Ｂ−２１７０５６１、ＧＢ−Ｂ−２１７８１１４、ＧＢ−Ｂ−２１８２９８７、ＥＰ−Ｂ−０２５５６００、ＥＰ−Ｂ−０３０６７９６、ＥＰ−Ａ−０３６８１７４、ＥＰ−Ｂ−０４１４１３７、ＥＰ−Ａ−０４４１２５０）であって、その各緘封プロファイルが、このプロファイルのベース側面に長手方向に延在するように設けられる開放及び／又は閉鎖した溝、及び、そのプロファイルのバック面と抜溝との間に同じく長手方向に延在するように設けられる追加のダクトを備えるようにして、射出成形プロセスによって作られる（ＧＢ−２１７８１１４）如き該緘封フレームの、コーナーを製造するための、内型、外型、及び、該外型の特にコーナーの型間隙に通じるように該外型に設けられる少なくとも一つの射出孔を備えて成る装置に関する。

緘封フレームのコーナーを射出成形法によって製造する場合、所定寸法に切断されたストランド形緘封ブロフアイルのダクトの両側部（両端面）がプラグによって閉鎖される。これによって、硬化可能ゴムの射出マス（ノズルで射出されたマス）がプロファイルのダクトに流入することが防止される。しかし従来、ゴム・プラグの取扱いに関して技術的な問題があった。更に、ゴム・プラグの再利用が不可能なことによってフレームの製造コストが高いものになっていた。

そこで本発明の課題は、特にトンネル・セグメントのための緘封フレームの、プラグを使用しない製造を可能にすることである。この課題は、請求の範囲の請求項１又は２に記述の如き特徴を備える装置によって達成される。

装置の第１と第■の２つの変化形の有効な展開が従属請求項３から９までに示される。従属請求項ＩＯから１２まではフレームの有効な製造方法に関し、そして従属請求項１３と１４は好適な使用範囲を示す。

以下、概略図面を参照に本発明のより詳細な説明を行う。

第１図は緘封フレームを示し、第２図と第８図は緘封プロファイルの断面図（第１図のＡ−Ｂ断面線における）であり、第３図は装置の基本的装備を示し、第４図はブリッジとビンをもった壓インサートを示し、第５図は第４図の型インサートを付けた内型を示し、第６図は型から取外されたフレーム・コーナーを示し、そして、第７図は爪をもった型インサートを付けた内型を示す。

第１図は、例えばゴム又はゴム様材料のようなエラストマ材料で作られたストランド形緘封プロファイル２゜３を４個組合せて構成される緘封フレームｌを示し、そしてこの緘封フレームのコーナー４が射出成形プロセスによって製造される。

第２図は、第１図のＡ−Ｂ断面線における緘封プロファイル５の断面図である。

この図面から解かるように、長手方向に延在する３つの開放した溝７，８がベース面６に設けられている。又同じく長手方向に延在する６個の追加のダクト１０，１１，１２．１３がプロファイルのバック面９と上記溝との間に備えられている。これらダクトは３つの溝の直接上方に（即ち溝に対してずれずに）、２列にして配置される。それらダクトはある程度までその断面積又は直径が相互に異なる。トンネル構造において、応力が掛かっていない状態での通常のプロファイル寸法としてそのプロファイルの幅ａが約３２ｍｍそして高さｂが約１２ｍｍである場合、溝７，８の直接上方に設けられる３つのダクト１０．１１は台形又は長円形の断面形状にされ、又プロファイルのベース面９の側の列の中央ダクト１３は長円形の断面形状にされ、そしてこれらダクトはいずれも＞２ｍｍの平均直径をもつものとされる。これに対して外側の２つのダクト１２は円形の断面形状にされ、そして＜２ｍｍの直径もつものとされる。

第３図に示されるように、本発明の装置１４は、コーナー１６と２つの銅分１７．１８をもった内型１５、及び外型１９によって構成され、そしてこの外型はこれのコーナー２１に、型間隙２２に通じる射出孔２０を備えている。２つのストランド型緘封プロファイル２．３又は５（第２図）が内型１５と外型１９と間の対応の型凹部（破線で示される）の中に置かれ、そしてフレーム・コーナー４（第１図）によって相互に連結される。フレーム・コーナーは又射出コーナーとも称される。ここで重要なことは、射出成形か行われる間ダクト１０．１１゜１２．１３（第２図）の全部又は少なくとも一部が、直接プロファイルの面２３の個所で、あるいはプロファイルの端部区域Ｘの個所で緘封されることである。このために本発明によれば装置の２つの変化形実施例が提供さ第４図は、３個のブリッジ２５．２６と４個のビン２７．２８．２９をもった型インサート２４を示す。ビンは４つのダクト＋０．１１．１３（第２図）に合わせた断面形状をもつように作られ、通常円錐形で３から５ｍｍの長さを有するものにされる。より小さな断面の外側の２つのダクト１２のための追加のビンはこの場合備えられず、又必ずしも必要なものてはない。

第５図に示されるように、内型１５は、これのコーナー１６から見てその両側部に追加の型インサート２４が備えられる。よく理解できるようにするため図示の場合、内側ブリッジ２６とこれのビン２８．２９が型側部１７に、そして２つの外側ブリッジ２５とこれのビン２７が型側部１８に示されている。

ビンは全てコーナー１６の反対の方向へ延出するようにされ、そして型インサート２４は通常そのコーナーから最小限２０ｍｍの距離Ｙのところに設定される。

更に、ブリッジ２５．２６は通常、内型１５の側部１７，１８に対して４５から９０°の角度アルファをもつようにされ、そこで〈９０°の角度アルファで、伸張方向が内型のコーナー１６へ延びる。

２つのストランド型緘封プロファイル２，３（第１図）又は５（第２図）が、その緘封プロファイルのベース面６（第２図）に適合する溝構造を有し、内型１５のコーナー１６まで延在する型凹部３０に挿入され、ここでビン２７，２８．２９かプロファイル面２３（第３図）において４つのダクト１０．１１．１３　（第２図）を閉鎖するようにされる。従ってこの場合型インサート２４はストップとして働く。次に外型１９（第３図）が装架される。それからノズルによってゴム混合物が射出孔２０を通して残っている型間隙２２（第３図）内へ射出又は注入される。そこでフレーム・コーナーは加熱成形プレス（図示せず）によって硬化される。それから装置は開かれ、そしてコーナーが型から取外される。

第６図は、射出コーナー４とこれに隣接する緘封ブロファイル５、即ち完成されたフレームの内側部３！を示す。同図に示されるように、型から取外された後に孔３２．３３がコーナー区域に残る。これら孔は型インサート２４（第４図、第５図）のブリッジ２５．２６によって形成されたものである。それら孔は溝７，８にあるので直線形区域（矢印方向）がエラストマ・プロファイルの強度に影響することがないので、その強度は損なわれ第７図において、内型１５は、これのコーナー１６から見てその両側部１７．１８に、追加の型インサート３４を備える。この変化形の場合の型インサートは、緘封プロファイル５（第５図）又は２．８の溝の個数に対応して３個の爪３５を有する。これら爪は普通、内型１５のコーナー１６の方へ斜めに上昇するランプの形にされる。このランプ形爪の、内型１５の側部１７，１８に対する角度アルファは５から３００、特に１０から２０’にされる。必要であれば、ランプ形爪の最高個所の区域（側部１７．１８から測って）は側部１７，１８と平行な端部（平面３６）にされる。コーナーからの盟インサートの最小限の距離Ｙはこの場合も２０ｍｍである。

第１変化形の装置の場合と同様に、２つのストランド形緘封プロファイルが型凹部３ｏ内に挿入される。しかしこの場合それらプロファイルは、これの面２３（第３図）が、内型１５のコーナー１６の方へ向いた爪３５の側部３７に少なくとも整合するか、好適には５１１１０１以下のオーバーハング２を以て設定されるようにして、内型１５に装架される。次いで外型が装架され、そこで、プロファイル端部区域Ｘ（第３図）において、ダクトの全部又は少なくとも一部、特にこの場合ダクト１０．１１゜１３（第２図、第８図）が押圧（加圧作用）により閉鎖される。これに続（プロセス段階については第１変化形の場合と同様である。

ここで、緘封プロファイル５の断面図を示す第８図を参照に爪３５（第７図）の操作態様を記述する。射出成形プロセスの間、外型１９（第３図）に取付けられた３個の爪が加圧作用（矢印の方向）によって３つのダクトを一緒に押圧する。

実施例（第２図、第６図、第８図）に示されるように溝は多くの場合開放している。溝が完全又は部分的に閉鎖している緘封プロファイルの場合、そのフレーム・コーナーを製造するためには第１変化形の装置を使用するのが好適である。その場合それら閉鎖した溝は、特にその平均直径が≧２ｍｍであれば、ダクトと同じように、射出成形が行われる間、対応する追加のビンによって閉鎖される。

卜−□　α フロントページの続き（７２）発明者　グツ１〜シユミツト、ホルガードイツ連邦共和国ディーイー　２１５３　ネウヴルムストルフ、クルト　シャウマへルストラーセ　７３エイ（７２）発明者　リュードマン、ユルゲンドイツ連邦共和国ディーイー　２１００　ハンブルグ　９０．ブックホルゼルベグ　５イ−

Claims

【特許請求の範囲】

１．エラストマ材料のストランド形緘封プロファイル（２，３，５）を多くの場合４個組合せて構成される緘封フレーム（１）、特にトンネル緘封フレームであって、その各緘封プロファイルが、このプロファイルのベース側面（６）に長手方向に延在するように設けられる開放及び／又は閉鎖した溝（７，８）、及び、そのプロファイルのバック面（９）と該溝との間に同じく長手方向に延在するように設けられる追加のダクト（１０，１１，１２，１３）を備える如き該緘封フレーム（１）のコーナー（４）を、射出成形プロセスによって製造するための、 −内型（１５）、 −外型（１９）、及び、 −該外型の特にコーナー（２１）の型間隙（２２）に通じるように該外型に設けられる少なくとも１つの射出孔（２０）を備えて成る装置において、該内型（１５）が、これのコーナー（１６）から見たその両側（１７，１８）に、該緘封プロファイルのストップとなる追加の型インサート（２４）を備え、これら型インサートがブリッジ（２５，２６）とピン（２７，２８，２９）を有し、これらピンが該内型のコーナー（１６）の反対方向へ延出し、そして、該フレーム・コーナー（４）の製造中、該プロファイルの面（２３）の側で該ダクト（１０，１１，１２，１３）の全部又は少なくとも一部を閉鎖することを特徴とする装置（装置の第Ｉ変化形）。
２．エラストマ材料のストランド形緘封プロファイル（２，３，５）を多くの場合４個組合せて構成される緘封フレーム（１）、特にトンネル緘封フレームであって、その各緘封プロファイルが、このプロファイルのベース側面（６）に長手方向に延在するように設けられる開放及び／又は閉鎖した溝（７，８）、及び、そのプロファイルのバック面（９）と該溝との間に同じく長手方向に延在するように設けられる追加のダクト（１０，１１，１２，１３）を備える如き該緘封フレーム（１）のコーナー（４）を、射出成形プロセスによって製造するための、 −内型（１５）、 −外型（１９）、及び、 −該外型の特にコーナー（２１）の型間隙（２２）に通じるように該外型に設けられる少なくとも１つの射出孔（２０）を備えて成る装置において、該内型（１５）が、これのコーナー（１６）から見たその両側（１７，１８）に、追加の型インサート（３４）を備え、これら型インサートが爪（３５）を有し、そしてこれら爪が、該フレーム・コーナー（４）の製造中、該プロファイルの端部区域（Ｘ）内で該ダクト（１０，１１，１２，１３）の全部又は少なくとも一部を押圧することによってそれらダクトを閉鎖することを特徴とする装置（装置の第ＩＩ変化形）。
３．該追加の型インサート（２４，３４）が該内型（１５）のコーナー（１６）から最小限２０ｍｍの距離（Ｙ）だけ離間されることを特徴とする請求項１又は２の装置。
４．該ピン（２７，２８，２９）が円錐形にされることを特徴とする請求項１又は３の装置。
５．該ピン（２７，２８，２９）の長さが３から５ｍｍにされることを特徴とする請求項１、３又は４の装置。
６．平均直径が≧２ｍｍの該ダクトだげが該ピン（２７，２８，２９）によって閉鎖されることを特徴とする請求項１、３、４、又は５の装置。
７．該ブリッジ（２５，２６）が該内型（１５）の側部（１７，１８）に対し４５から９０°の毎度アルファを有し、そこでく９０°の角度アルファで、伸張方向が該内憂のコーナー（１６）へ延びることを特徴とする請求項１、３、４、５又は６の装置。
８．該爪（３５）が該内型（１５）のコーナー（１６）の方へ高くなるように傾斜するランプの形にされ、そしてこのランプ形爪の端部が必要であれば該側部（１７，１８）と平行（平面３６）にされることを特徴とする請求項２又は３の装置。
９．該内型（１５）の側部（１７，１８）に対する該ランプ形爪（３５）の角度ベータが５から３０°、特に１０から２０°にされることを特徴とする請求項８の装置。
１０．請求項１、３、４、５、６又は７のいずれか１項の第Ｉ変化形の装置を適用して緘封フレーム（１）、特にトンネル緘封フレームのコーナーを製造するための方法において、 −該緘封プロファイル（２，３，５）を該内型（１５）上に装架し、ここで該ピン（２７，２８，２９）が該プロファイルの面（２３）の側で該ダクト（１０，１１，１２，１３）の全部又は少なくとも一部を閉鎖するようにすること、 −次いで該外型（１９）を装架すること（装置の閉鎖）、 −該射出孔（２０）からゴム混合物を残っている該型間隙（２２）内へ導入すること、 −加熱可能成形プレスによってフレーム・コーナー（４）を硬化すること、 −それから該装置を開くことのプロセス段階より成ることを特徴とする方法。
１１．請求項２、３、８又は９のいずれか１項の第ＩＩ変化形の装置を適用して緘封フレーム（１）、特にトンネル緘封フレームのコーナーを製造するための方法において、 −該緘封プロファイル（２，３，５）を該内型（１５）上に装架し、ここで該プロファイルの面（２３）が、該内型のコーナー（１６）の方に向いた該爪（３５）の側部（３７）に少なくとも整合し、好適にはオーバーハング（ｚ）だけその爪側部（３７）を越えるようにして設定されるようにすること、 −次いで該外型（１９）を装架し（装置の閉鎖）、これにより、該プロファイルの端部区域（Ｚ）で該ダクト（１０，１１，１２，１３）の全部又は少なくとも一部が該爪（３５）と外型（１９）との押圧作用により閉鎖されるようにすること、 −該射出孔（２０）からゴム混合物を残っている該型間隙（２２）内へ導入すること、 −加熱可能成形プレスによってフレーム・コーナー（４）を硬化すること、 −それから該装置を開くことのプロセス段階より成ることを特徴とする方法。
１２．該オーバーハング（ｚ）が５ｍｍ以下であることを特徴とする請求項１１の方法。
１３．請求項１から１２までのいずれか１項の、緘封フレーム（１）、特にトンネル緘封フレームのコーナーを製造するための装置又は方法が使用される場合において、該緘封プロファイル（２，３，５）のダクト（１０，１１，１２，１３）が該開放及び／又は閉鎖した溝（７，８）の直接上方に（即ち、ずれること無しに）設けられている、装置又は方法の使用。
１４．請求項１３の、緘封フレーム（１）、特にトンネル緘封フレームのコーナーを製造するための装置又は方法が使用される場合において、該緘封プロファイル（２，３，５）のダクト（１０，１１，１２，１３）が複数個の列、特に２列に配置されている、装置又は方法の使用。