JPH0650035Y2 - 高周波加熱装置 - Google Patents

高周波加熱装置

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Publication number
JPH0650035Y2
JPH0650035Y2 JP41492U JP41492U JPH0650035Y2 JP H0650035 Y2 JPH0650035 Y2 JP H0650035Y2 JP 41492 U JP41492 U JP 41492U JP 41492 U JP41492 U JP 41492U JP H0650035 Y2 JPH0650035 Y2 JP H0650035Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
heating device
microcomputer
inspection
frequency heating
input
Prior art date
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Expired - Lifetime
Application number
JP41492U
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English (en)
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JPH04114632U (ja
Inventor
文夫 湯浅
紘一 堀田
裕吉 矢沢
行宏 室屋
Original Assignee
株式会社日立ホームテック
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Filing date
Publication date
Application filed by 株式会社日立ホームテック filed Critical 株式会社日立ホームテック
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、マイクロコンピュータ
制御システムを有する高周波加熱装置に関するもので、
特にそのマイクロコンピュータ制御システムおける検査
機能を充実させたものである。
【0002】
【従来の技術】従来、高周波加熱装置のマイクロコンピ
ュータ制御システムの検査は制御基板を検査することで
行なわれてきたが、その手段は各種の検査装置に基板を
装着させ、動作時の電圧ならびに信号を観測することに
より回路状態の是非を診断するという形で行なわれてい
る。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】しかし、この手段では
上述のような機能を持った特定の検査装置が必要であ
り、容易に検査ができないという欠点があった。
【0004】また、検査が基板単品に対するものにとど
まり、制御システム全体の診断ができないという問題点
もあった。
【0005】
【課題を解決するための手段】本考案は、このような従
来の欠点を改善するためになされたもので、高周波加熱
装置のマイクロコンピュータ制御システムに自らを診断
する機能を設けるとともに、その診断機能を特殊なスイ
ッチつまり診断用プログラムを起動させるための専用ス
イッチを操作して実行させるのではなく、高周波加熱装
置を本来の加熱装置として動作させるのに必要なスイッ
チとして備えられているキーボードのスイッチのうちの
特定の複数個を規定された順序にしたがって入力操作し
て実行させるようにしたものである。
【0006】
【作用】キーボードのスイッチのうちの特定の複数個が
規定された順序にしたがって入力されると、マイクロコ
ンピュータの持つ診断機能が動作し、検査用のルーチン
が実行されて検査対象とする制御システムの各部分に応
じて個別の検査を行ない、検査内容に応じた判定を行な
って診断を実施する。
【0007】
【実施例】以下、本考案の一実施例を説明することにす
る。
【0008】制御システムの中心であるマイクロコンピ
ュータに新たに診断機能を設けるには、通常のプログラ
ムとは別に検査専用のプログラムを設けなければならな
いが、ここで考慮しなければならないのは安全性という
点から両プログラムの混乱を防止しなけらばならないと
いうことであり、通常の使用状態で検査用のプログラム
が動作しないことが必須条件である。このため検査用プ
ログラムの実行は通常状態では考えられないような入力
を用いて行なわなければならない。
【0009】本考案はキーボードスイッチのうちの高周
波加熱装置を本来の加熱装置として動作させるのに必要
なものとしてすでに備わっているスイッチのうちの特定
の複数個を規定された順序にしたがって入力することに
よりマイクロコンピュータの検査用プログラムを実行さ
せるという点に特徴を持つものである。
【0010】図1において1はマイクロコンピュータ、
2はこれに接続された複数のスイッチ群よりなるキーボ
ードスイッチを表す。マイクロコンピュータ1において
R1→R2→R3…→Rn→R1は通常の動作状態で実行さ
れているルーチンを簡易的に示したものであり、これに
よりマイクロコンピュータ1は蛍光表示管3へ表示信号
Dを出力、マグネトロン、ヒータ等の加熱装置の制御回
路4への制御信号Oの出力、ならびに温度センサ5から
の温度信号Tの入力判定等々の動作を行なっている。こ
れに対し、キーボードスイッチ2によってN個のキー入
力S(S1〜SN)が規定された順序で行なわれた場合、つ
まりキー読み取りルーチンR1がこれらのキーを順次読
み込んだ場合に限り、マイクロコンピュータ1は上記ル
ーチンを実行する状態よりDR1→DR2→DR3…→D
Rn→DR1で示される検査用ルーチンを実行する状態に
移行する。つまり、R1でキー入力SNを読み込んだ時点
でDR1に移行する。マイクロコンピュータ1は検査対
象とする制御システムの各部分に応じて個別の検査機能
を有しており、これら複数の検査機能には各々その選択
および実行を行なうキー入力が規定されている。これら
のキーをさらに入力することにより各個別の検査が実行
され、その検査内容に応じて表示信号Dあるいは制御信
号Oの出力または温度信号Tの入力判定を行ない、各部
の診断を実施するものである。
【0011】図2は本考案の原理を採用した高周波加熱
装置のパネル部の外観を、また図3はキーボードスイッ
チ2とマイクロコンピュータ1との接続を示しており、
キーボードスイッチ2のスイッチ群はマイクロコンピュ
ータ1のI1〜I6の6本の入力およびO1〜O6の同じく
6本の出力回路により構成される6×6のマトリックス
上に配置されている。これらのスイッチ群のうちマイク
ロコンピュータの状態を通常の動作状態から検査用のル
ーチンを実行する状態に移行させるために、図2におい
て斜線を施した5個のキーを用いることとし、これらの
キーを「取消」→「弱め」→「27」→「28」→「強
め」の順序に従って入力した場合に限り、状態の移行を
行なうこととする。なお、これらのキーはいずれも高周
波加熱装置を本来の加熱装置として動作させるために操
作されるものである。この際入力順序を誤ったり、異な
るキーを入力した場合はこれを不可能とする。このよう
な入力手段は通常では行なわれないので通常のプログラ
ムと混乱を生じることはない。
【0012】マイクロコンピュータ1はその検査対象に
応じて7通りの検査機能を有しており、これらの機能の
選択ならびに実行は「1」〜「7」までのキー入力でお
こなわれ、検査状態へ移行後これらのキーの入力により
直ちに各検査が実行される。
【0013】
【考案の効果】以上の説明から明らかなように、本考案
はキーボードスイッチのうちの高周波加熱装置を本来の
加熱装置として動作させるために操作されるスイッチの
うちの特定の複数個を規定された順序にしたがって入力
することによりマイクロコンピュータの持つ診断機能を
動作させるので、基板としての検査にとどまっていた従
来の外部装置による手段に比べ、検査の簡便さのみなら
ず、製品として完成された状態でも検査が可能であると
いう従来にない特徴を持ち、この点よりシステム全体の
診断が実現できるようになった。またサービス性を考え
ても特別な測定器を用いずに、また製品を分解すること
なしに故障箇所を解析することが可能であり、従来より
も一段と優れたシステムであると言える。特に複数個の
スイッチを規定された順序にしたがって入力して検査プ
ログラムを実行させるので、通常のプログラムと混乱を
生じることはない。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の原理図で、マイクロコンピュータの動
作を簡略化して説明したものである。
【図2】本考案の原理に基づく一実施例の高周波加熱装
置のパネル部の外観図である。
【図3】キーボードスイッチとマイクロコンピュータの
接続を示した説明図である。
【符号の説明】
1 マイクロコンピュータ 2 キーボードスイッチ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.5 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 H03M 11/08 H05B 6/68 360 9032−3K (56)参考文献 特開 昭54−142037(JP,A)

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 高周波加熱装置を加熱装置として動作さ
    せるために備えられた複数のスイッチからなるキーボー
    ドスイッチ(2)およびこのキーボードスイッチに接続
    されたマイクロコンピュータ(1)とで構成されたマイ
    クロコンピュータ制御システムを有したものにおいて、
    前記制御システムを診断するための検査用のプログラム
    を前記マイクロコンピュータに設け、この検査用のプロ
    グラムは高周波加熱装置を本来の加熱装置として動作さ
    せるために備えられた前記キーボードスイッチのうちの
    特定の複数個が規定された順序に従って入力されたとき
    に実行されるようにしたことを特徴とする高周波加熱装
    置。
JP41492U 1992-01-09 1992-01-09 高周波加熱装置 Expired - Lifetime JPH0650035Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP41492U JPH0650035Y2 (ja) 1992-01-09 1992-01-09 高周波加熱装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP41492U JPH0650035Y2 (ja) 1992-01-09 1992-01-09 高周波加熱装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH04114632U JPH04114632U (ja) 1992-10-09
JPH0650035Y2 true JPH0650035Y2 (ja) 1994-12-14

Family

ID=11473143

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP41492U Expired - Lifetime JPH0650035Y2 (ja) 1992-01-09 1992-01-09 高周波加熱装置

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JPH04114632U (ja) 1992-10-09

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