JPH0649046B2 - 腰椎牽引機 - Google Patents

腰椎牽引機

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Publication number
JPH0649046B2
JPH0649046B2 JP4214123A JP21412392A JPH0649046B2 JP H0649046 B2 JPH0649046 B2 JP H0649046B2 JP 4214123 A JP4214123 A JP 4214123A JP 21412392 A JP21412392 A JP 21412392A JP H0649046 B2 JPH0649046 B2 JP H0649046B2
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JP
Japan
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seat
movable body
backrest
occupant
lumbar
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JP4214123A
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JPH0654871A (ja
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幸造 野田
正男 仁科
Original Assignee
幸造 野田
鈴木スプリング株式会社
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Publication date
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    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61BDIAGNOSIS; SURGERY; IDENTIFICATION
    • A61B17/00Surgical instruments, devices or methods, e.g. tourniquets
    • A61B17/56Surgical instruments or methods for treatment of bones or joints; Devices specially adapted therefor
    • A61B17/58Surgical instruments or methods for treatment of bones or joints; Devices specially adapted therefor for osteosynthesis, e.g. bone plates, screws, setting implements or the like
    • A61B17/60Surgical instruments or methods for treatment of bones or joints; Devices specially adapted therefor for osteosynthesis, e.g. bone plates, screws, setting implements or the like for external osteosynthesis, e.g. distractors, contractors
    • A61B17/64Devices extending alongside the bones to be positioned
    • A61B17/6408Devices not permitting mobility, e.g. fixed to bed, with or without means for traction or reduction

Landscapes

  • Orthopedics, Nursing, And Contraception (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はギックリ腰、年令や運動
等による背・腹筋力硬直症状等の腰椎系疾患の予防また
は広背筋を伸し背骨を支える筋力の増強治療に用いる腰
椎牽引機に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、むち打ち症の治療等に用いる頸部
牽引装置として実公昭43−6294号公報,特公昭5
4−36432号公報等に開示の技術が知られている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】前記従来の頸部牽引装
置は、支柱の基部に患者を座らせる椅子を固定し、前記
支柱の上方張出部に牽引索を案内する滑車を設け、頸顎
保持部を吊下げた牽引索を患者自身が操作し得るウイン
チで巻き上げて、椅子着座者の頸椎や脊椎を上方に牽引
するように構成されているので、ギックリ腰等の腰椎系
疾患を予防または治療する腰椎牽引機として使用できな
い問題があり、また腰椎牽引機としての変更使用が可能
であったとしても、上方のみの牽引では椅子上方に所定
の腰椎牽引ストローク(腰椎牽引の場合には使用者の座
高差等を考慮すると300mm程度の牽引ストロークが必
要である)を取らなければならないので、前記支柱の高
さが高くなり、牽引機全体が大型になるという問題があ
る。
【0004】本発明は前記従来の問題を解消するために
なされたもので、その目的は使用者(座席着座者)自身
のハンドル操作によって座席着座者の腰椎を上下方向に
同時に牽引して、ギックリ腰等の腰椎系疾患を効果的に
予防または治療することができる、支柱高さの低い小型
構造の腰椎牽引機を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】前記の目的を達成するた
めに、本発明の腰椎牽引機は、接床ベースの上に立設さ
れる支柱装置と、使用者が着座する座席及び座席着座者
の腰部と大腿部を固定するベルトを有し前記支柱装置に
所定高さの着座位置から下降移動できるように装備され
た昇降可能な座席可動体と、座席着座者の胸部と腹部を
固定するベルトを有し前記支柱装置に所定高さの胸腹部
固定位置から上昇移動できるように装備された昇降可能
な背当可動体と、この座席可動体と背当可動体を座席可
動体が下降した時に背当可動体が上昇し座席可動体が上
昇した時に背当可動体が下降するように連動させる前記
支柱装置に組込まれたチェーン方式の連動機構と、この
連動機構のチェーン駆動スプロケットを座席着座者のハ
ンドル操作によって一方向に回転させるラチェット機構
とを具備し、前記座席可動体の下降と背当可動体の上昇
による相対方向の移動で座席着座者の腰椎を上下方向に
牽引できるようにしたことを特徴とする。
【0006】前記支柱装置の好ましい構成は、接床ベー
スに設けられた軸受筐と、この軸受筐の上に立設固定さ
れる支柱と、前面に座席可動体及び背当可動体を昇降さ
せる縦長の開口部を有し前記支柱の外囲部を覆う装置カ
バーとからなり、この支柱装置に前記座席可動体,背当
可動体,連動機構及びラチェット機構に付加して、座席
可動体を所定高さの着座位置で受止め停止させ該座席可
動体の受止め停止状態を座席着座者のレバー操作によっ
て外すことができる座席下降防止用の係脱ストッパと、
この係脱ストッパが外されて座席可動体が着座荷重で下
降する時に圧縮され且つ座席着座者が前記座席から離席
した時に座席可動体を着座位置に上昇復帰させる座席上
昇用の圧縮スプリングとを装備することが望ましい。
【0007】
【作用】前記構成の腰椎牽引機によれば、使用者(座席
着座者)自身のハンドル操作によって座席着座者の腰椎
を上下方向に同時に牽引し、ギックリ腰や脊髄間狭搾症
等の腰椎系疾患を効果的に予防または治療することがで
きる。
【0008】また、座席可動体の下降と背当可動体の上
昇による相対方向の移動で座席着座者の腰椎を上下方向
に牽引するので、腰椎牽引に必要な牽引ストローク(例
えば300mmの牽引ストローク)を座席可動体の下降ス
トロークと背当可動体の上昇ストロークに二分すること
ができ、上方へのみ牽引する従来装置に比べて支柱装置
の高さを低くし、牽引機全体の小型化を図ることができ
る。
【0009】特に、前記支柱装置に座席可動体を所定高
さの着座位置で受止め停止させる座席下降防止用の係脱
ストッパと、座席可動体が着座荷重で下降する時に圧縮
される座席上昇用の圧縮スプリングとを設けた場合に
は、使用者が座り易い所定の座席高さを前記ストッパで
確保して楽に着座することができ、また前記ストッパを
座席着座者のレバー操作で外すことにより、座席可動体
を圧縮スプリングの弾力に抗して着座荷重で下降させ、
この座席可動体の下降状態(バネ支承状態)で着座者自
身がハンドル操作を行うことにより、座席着座者の腰椎
を上下方向に更に強く牽引することが可能となる。
【0010】
【実施例】以下、本発明の一実施例による腰椎牽引機の
構造を図面に従い具体的に説明する。図中1は軸受筐2
を有する接床ベースで、この接床ベース1の軸受筐2
と、この軸受筐2の上に取付部材3を介して垂直に立設
固定されたパイプ支柱4と、前面に縦長の開口部5aを
有し前記支柱4の外囲部を覆う装置カバー5とによっ
て、1200mm位の高さ寸法Hを有する支柱装置6が
構成されている。
【0011】7は使用者が着座する座席8及び座席着座
者Mの腰部と大腿部を固定するベルト9,10を有し、
前記支柱装置6に所定高さhの着座位置(使用者が座り
易い500mm程度の座席高さ位置)から下降移動できる
ように装備された昇降可能な座席可動体で、この座席可
動体7は前記支柱4の中間高さ位置に下降移動できるよ
うに振れ止めして摺嵌され後述する無端チェーン30の
支柱前側移動部に取付具11で固定された筒状の昇降ス
ライダー12と、この昇降スライダー12に図9の如く
溶着され前記カバー5の縦長開口部5aを介してカバー
前側に図2の如く露出する横断面がコ形状をなした腰受
ブラケット13と、この腰受ブラケット13の下端部に
直角になる状態に固着された座席フレーム14とから構
成され、この座席フレーム14には座板構成の座席8と
大腿部固定ベルト10が取付けられ、前記腰受ブラケッ
ト13には腰部固定ベルト9と腰当パット15が図2,
図3の如く取付けられている。
【0012】なお、前記スライダー12と軸受筐取付部
材3との間には、座席可動体7が着座荷重で下降する時
に圧縮され且つ座席着座者Mが前記座席8から離席した
時に座席可動体7を着座位置に上昇復帰させる座席上昇
用の圧縮スプリング16が支柱4に巻装して図2の如く
装備されている。
【0013】17は座席着座者Mの胸部と腹部を固定す
るベルト18,19を有し、前記支柱装置6に所定高さ
の胸腹部固定位置(図3に示す位置)から上昇移動でき
るように装備された昇降可能な背当可動体で、この背当
可動体17は前記支柱4の上方位置に振れ止めして摺嵌
され後述する無端チェーン30の支柱後側移動部に取付
具20で固定された筒状の昇降スライダー21と、この
昇降スライダー21に溶着され前記カバー5の縦長開口
部5aを介してカバー前側に図2の如く露出する横断面
がコ形状をなした背受ブラケット22とから構成され、
この背受ブラケット22には胸部固定ベルト18及び腹
部固定ベルト19と一対の背当パット23a,23bが
図2,図3の如く取付けられ、前記スライダー12,2
1の間には上下スライダー干渉防止用の圧縮スプリング
24が前記支柱4に巻装して図2の如く装備されてい
る。
【0014】25は座席可動体7と背当可動体17を座
席可動体7が下降した時に背当可動体17が上昇し座席
可動体7が上昇した時に背当可動体17が下降するよう
に連動させるチェーン方式の連動機構で、この連動機構
25は前記軸受筐2の中にハンドル回転軸26を中心と
して自由に回転するように設けられた駆動スプロケット
27と、前記支柱4の上方位置に横架支軸29を中心と
して自由に回転するように設けられた従動スプロケット
28と、この従動スプロケット28と駆動スプロケット
27との間に前記支柱4の前側部及び後側部を通るよう
に軸筐孔2a及び台板孔31aを介して図2の如く張架
された無端チェーン30とから構成されている。
【0015】なお、前記従動スプロケット28を支承す
る横架支軸29は、支柱上端ブラケット(図示せず)又
は装置カバー5の上端ボックス部に軸支させても良い
が、本実施例の場合には前記支柱4の上端部に台板31
を取付け、この台板31の上に2本の螺杆32,33を
左右方向に間隔をおいて図10の如く突設し、この両螺
杆32,33に前記支軸29の両端孔を嵌挿して螺杆螺
合の上下ナット32a,32b,33a,33bで締着
固定させる構造にしている。
【0016】このような構造にすれば、前記ナット32
a,32b,33a,33bを緩め横架支軸29を上げ
下げ調整することにより、駆動スプロケット27と従動
スプロケット28との間隔を調整し、このスプロケット
27,28間に張架される無端チェーン30の張り具合
を簡単に調整することができる。
【0017】前記ハンドル回転軸26は軸受筐両側板2
b,2cの中心孔に図4の如く挿通支承され、その両端
軸部に嵌着した左右一対のハンドル杆35,36を座席
着座者Mが倒し操作することにより回動されるようにな
っているが、このハンドル回転軸26には軸受筐一側板
2cの突出固定ピン37に図5の如く当接し前記ハンド
ル杆35,36の起立傾斜角α(実施例では15度の傾
斜角度)を規制するストッパ板38と、ハンドル復帰用
のネジリバネ40を取付ける離隔板39とが図4に示す
ように固着され、この離隔板39と軸受筐他側板2bと
の間に介装止着させた前記ネジリバネ40のバネ力によ
って前記ストッパ板38が前記突出固定ピン37に図5
の如く当接するようにハンドル回転軸26を図5におい
て右回り方向に回動付勢している。
【0018】41は前記連動機構25のチェーン駆動ス
プロケット27を座席着座者Mのハンドル操作によって
一方向に回転させるラチェット機構で、このラチェット
機構41は駆動スプロケット27のボス部27aの一端
部に図4の如く固着されハンドル回転軸26のめぐりを
駆動スプロケット27と一体に回転するラチェット歯車
42と、このラチェット歯車42に対し常時は図5の如
く係合離脱し前記ハンドル杆35,36を図2想像線で
示すように倒し操作した時に図6の如くラチェット歯車
42に爪係合するラチェット送り爪43と、軸受筐一側
板2cに中間部がピン45で枢支され先端部が前記スト
ッパ板38の下側部に図5の如く当接するようにスプリ
ング47で回動付勢された上下回動可能な回動レバー4
6と、この回動レバー46の内側部に一体的に設けられ
常時は図5の如くラチェット歯車42から係合離脱し前
記ハンドル杆35,36を図2想像線で示すように倒し
操作した時に図6の如くラチェット歯車42に爪係合す
るラチェット逆転防止爪48と、このラチェット逆転防
止爪48の爪係合状態を解除させる操作レバー49(前
記ハンドル杆36の手持操作部に設けられている)及び
牽引ロープ50とから構成されている。
【0019】なお、前記ラチェット送り爪43は前記ス
トッパ板38の先端部にピン44で図4,図5の如く枢
支され且つ図示しないネジリバネによって爪係合方向に
回動付勢されているが、前記ラチェット送り爪43のピ
ン支突出部43aが前記固定ピン37の先端に図5の如
く当接することにより、前記ラチェット送り爪43の図
5に示すような係合離脱状態が保持されるようになって
いる。前記牽引ロープ50は操作レバー49と回動レバ
ー46とを連結した可撓性のあるワイヤロープであっ
て、ハンドル杆36に沿うように沿設され前記軸受筐2
の上面部に止着されたロープガイド管51の中に挿通さ
れている。
【0020】52は座席可動体7を所定高さの着座位置
で受止め停止させる座席下降防止用の係脱ストッパで、
この係脱ストッパ52は軸受筐2の前側上面部に前後方
向へ回動できるように枢支された所定長さの座席支持棒
であって、この棒上端部で座席フレーム14のブラケッ
ト横架軸53を図8の如く受け止めて座席可動体7を所
定高さの着座位置で停止させ、前記横架軸53に回動可
能に取付けた起倒レバー54を座席着座者Mが右手で倒
し操作した時に、このレバー基端部に設けられているス
トッパ突起55が棒上端部を支柱4の方向へ押圧移動さ
せて、前記横架軸53に対する係脱ストッパ52(座席
支持棒)の掛止めを外すことができるようになってい
る。なお、この係脱ストッパ52は棒上端部が前記スト
ッパ突起55に押付けられるように図2に示す板バネ5
6で回動変位され、座席可動体7の受止め停止状態が座
席着座者Mのレバー操作によって解除された時には座席
可動体7の下降を許容するブラケット空洞通過位置(腰
受ブラケット13内の空洞が下降通過する位置)に回動
変位される。
【0021】図1及び図2は座席可動体7が前記係脱ス
トッパ52で所定高さの着座位置に受止め停止されてい
る通常の状態を示しており、この状態において前記ラチ
ェット機構41は無端チェーン30がフリー回転し得る
図5に示すような係合離脱の状態にある。
【0022】従って、図1及び図2の状態で使用者が座
席8に図3の如く座り、腰部固定ベルト9と大腿部固定
ベルト10及び胸部固定ベルト18と腹部固定ベルト1
9を締めてから、前記係脱ストッパ52を座席着座者M
のレバー操作で外すと、座席可動体7が圧縮スプリング
16の弾力に抗して着座荷重で下降し、この座席可動体
7の下降による無端チェーン30の回転連動で背当可動
体17が上昇し、座席着座者Mの腰椎が着座荷重によっ
て上下方向に牽引される。
【0023】この状態で、座席着座者Mがハンドル杆3
5,36を両手で把持して図2想像線で示すようなハン
ドル倒し操作を行うと、前記ラチェット機構41の図6
に示すような送り作動によって無端チェーン30が腰椎
牽引方向に強制的に駆動回転され、座席着座者Mの腰椎
を上下方向に更に強く牽引することができ、ギックリ腰
等の腰椎系疾患を効果的に予防または治療することが可
能となる。
【0024】なお、前記腰椎の牽引状態はラチェット機
構41のラチェット逆転防止爪48による掛止めで所望
時間持続させることが可能であり、この腰椎牽引の使用
後においてラチェット逆転防止爪48の掛止めを前記起
倒レバー54の操作によって外せば、腰椎牽引の状態が
解除され、前記ラチェット機構41は図5に示すような
係合離脱の状態に戻るので、圧縮スプリング16のバネ
力で座席8が少し上がった段階(背当可動体17が少し
下がる)で前記ベルト9,10,18,19を外し、着
座者Mが座席8から離席すれば、座席可動体7は圧縮ス
プリング16のバネ力で上昇されて元の位置(図1及び
図2に示す位置)に戻り、背当可動体17は無端チェー
ン30の回転連動によって下降されて元の位置(図1及
び図2に示す位置)に戻るようになる。
【0025】
【発明の効果】本発明の腰椎牽引機は、特許請求の範囲
に記載の構成を要旨とするものであるから、使用者(座
席着座者)自身のハンドル操作によって座席着座者Mの
腰椎を上下方向に同時に牽引し、ギックリ腰等の腰椎系
疾患を効果的に予防または治療することができる。
【0026】また、座席可動体7の下降と背当可動体1
7の上昇による相対方向の移動で座席着座者Mの腰椎を
上下方向に牽引するので、腰椎牽引に必要な牽引ストロ
ーク(例えば300mmの牽引ストローク)を座席可動体
7の下降ストロークと背当可動体17の上昇ストローク
に二分することができ、上方へのみ牽引する従来装置に
比べて支柱装置6の高さを低くし、牽引機全体の小型化
を図ることができる。特に、前記支柱装置6に座席可動
体7を所定高さの着座位置で受止め停止させる座席下降
防止用の係脱ストッパ52と、座席可動体7が着座荷重
で下降する時に圧縮される座席上昇用の圧縮スプリング
16とを設けた場合には、使用者が座り易い所定の座席
高さを前記ストッパ52で確保して楽に着座することが
でき、また前記ストッパ52を座席着座者Mのレバー操
作で外すことにより、座席可動体7を圧縮スプリング1
6の弾力に抗して着座荷重で下降させ、この座席可動体
7の下降状態(バネ支承状態)で着座者自身がハンドル
操作を行うことにより、座席着座者Mの腰椎を上下方向
に更に強く牽引することが可能となる等の優れた実用上
の効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例による腰椎牽引機の正面図。
【図2】図1のA−A線に沿う中央縦断面図。
【図3】本発明の腰椎牽引機を座席着座時のベルト締め
状態で示した側面図。
【図4】図2のB−B線に沿う横断平面図。
【図5】図4のC−C線に沿う矢視断面図。
【図6】図5に示すラチェット機構の作用説明図。
【図7】図2のD−D線に沿う横断平面図。
【図8】図7を前から見た要部側面図。
【図9】図2のE−E線に沿う横断平面図。
【図10】図2のF−F線に沿う縦断面図。
【符号の説明】
1…接床ベース、2…軸受筐、4…パイプ支柱、5…装
置カバー、6…支柱装置、7…座席可動体、8…座席、
M…牽引機使用者(座席着座者)、9…腰部固定ベル
ト、10…大腿部固定ベルト、11…チェーン取付具、
12…昇降スライダー、13…腰受ブラケット、14…
座席フレーム、16…座席上昇用の圧縮スプリング、1
7…背当可動体、18…胸部固定ベルト、19…腹部固
定ベルト、20…チェーン取付具、21…昇降スライダ
ー、22…背受ブラケット、24…上下スライダー干渉
防止用の圧縮スプリング、25…連動機構、26…ハン
ドル回転軸、27…駆動スプロケット、28…従動スプ
ロケット、30…無端チェーン、35,36…ハンドル
杆、40…ハンドル復帰用のネジリバネ、41…ラチェ
ット機構、42…ラチェット歯車、43…ラチェット送
り爪、46…回動レバー、48…ラチェット逆転防止
爪、49…操作レバー、50…牽引ロープ、52…座席
下降防止用係脱ストッパ、53…ブラケット横架軸、5
4…起倒レバー、55…ストッパ突起。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 接床ベースの上に立設される支柱装置
    と、使用者が着座する座席及び座席着座者の腰部と大腿
    部を固定するベルトを有し前記支柱装置に所定高さの着
    座位置から下降移動できるように装備された昇降可能な
    座席可動体と、座席着座者の胸部と腹部を固定するベル
    トを有し前記支柱装置に所定高さの胸腹部固定位置から
    上昇移動できるように装備された昇降可能な背当可動体
    と、この座席可動体と背当可動体を座席可動体が下降し
    た時に背当可動体が上昇し座席可動体が上昇した時に背
    当可動体が下降するように連動させる前記支柱装置に組
    込まれたチェーン方式の連動機構と、この連動機構のチ
    ェーン駆動スプロケットを座席着座者のハンドル操作に
    よって一方向に回転させるラチェット機構とを具備し、
    前記座席可動体の下降と背当可動体の上昇による相対方
    向の移動で座席着座者の腰椎を上下方向に牽引できるよ
    うにしたことを特徴とする腰椎牽引機。
  2. 【請求項2】 前記支柱装置が接床ベースに設けられた
    軸受筐と、この軸受筐の上に立設固定される支柱と、前
    面に座席可動体及び背当可動体を昇降させる縦長の開口
    部を有し前記支柱の外囲部を覆う装置カバーとから構成
    され、この支柱装置に座席可動体,背当可動体,連動機
    構及びラチェット機構に付加して、座席可動体を所定高
    さの着座位置で受止め停止させ該座席可動体の受止め停
    止状態を座席着座者のレバー操作によって外すことがで
    きる座席下降防止用の係脱ストッパと、この係脱ストッ
    パが外されて座席可動体が着座荷重で下降する時に圧縮
    され且つ座席着座者が前記座席から離席した時に座席可
    動体を着座位置に上昇復帰させる座席上昇用の圧縮スプ
    リングとが装備されていることを特徴とする請求項1に
    記載の腰椎牽引機。
JP4214123A 1992-08-11 1992-08-11 腰椎牽引機 Expired - Lifetime JPH0649046B2 (ja)

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JPH0654871A JPH0654871A (ja) 1994-03-01
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005074086A (ja) * 2003-09-02 2005-03-24 Minato Ikagaku Kk 牽引装置
JP2010005413A (ja) * 2009-08-12 2010-01-14 Minato Ikagaku Kk 牽引装置

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