JPH0647801Y2 - 不正防止用シ−ル付き容器 - Google Patents
不正防止用シ−ル付き容器Info
- Publication number
- JPH0647801Y2 JPH0647801Y2 JP1229387U JP1229387U JPH0647801Y2 JP H0647801 Y2 JPH0647801 Y2 JP H0647801Y2 JP 1229387 U JP1229387 U JP 1229387U JP 1229387 U JP1229387 U JP 1229387U JP H0647801 Y2 JPH0647801 Y2 JP H0647801Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- mouth
- container
- lid
- seal
- tamper
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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- Closures For Containers (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】 ［産業上の利用分野］ 本考案は不正防止用シール付き容器、更に詳細には容器
体口部に不正開封を防止するシールを接着した容器に関
する。
体口部に不正開封を防止するシールを接着した容器に関
する。
［従来の技術］ 従来、化粧品、薬品、食料品等の容器は、店頭に於ける
陳列時等の不正開封行為を防止するため、一般に剥離状
態により開封の有無を直ちにチェックし得るシールに
て、容器本体の口部を接着閉塞せしめることが行われて
いる。
陳列時等の不正開封行為を防止するため、一般に剥離状
態により開封の有無を直ちにチェックし得るシールに
て、容器本体の口部を接着閉塞せしめることが行われて
いる。
而して、従来斯かるシールは正規使用時に於ける剥離操
作を容易にするため、一部を口部外周に突出せしめたつ
まみ片が形成せしめられていた。
作を容易にするため、一部を口部外周に突出せしめたつ
まみ片が形成せしめられていた。
然るとき、斯かるつまみ片を単に形成せしめた場合に
は、容器本体と蓋体との螺合時に当該つまみ片が螺子山
に巻き込まれ、破損してしまうため、従来は容器本体の
口部外周部と蓋体内壁部との間に巻き込み防止用のスペ
ースを設けることが一般におこなわれていた。
は、容器本体と蓋体との螺合時に当該つまみ片が螺子山
に巻き込まれ、破損してしまうため、従来は容器本体の
口部外周部と蓋体内壁部との間に巻き込み防止用のスペ
ースを設けることが一般におこなわれていた。
［考案が解決しようとする問題点］ 然しながら、斯かるスペースを設けた場合には必然的に
蓋体が大きくなりすぎると云う欠点があると共に、そも
そもつまみ片の大きさが当該スペースに左右され、然程
大きなつまみ片を形成し得なかったのが実状であった。
蓋体が大きくなりすぎると云う欠点があると共に、そも
そもつまみ片の大きさが当該スペースに左右され、然程
大きなつまみ片を形成し得なかったのが実状であった。
そこで、本考案者は斯かる従来の欠点を解消すべく種々
検討を重ねた結果、容器本体の口部螺子山を一部切欠
し、この切欠部に当該つまみ片を折曲収容せしめた状態
にて蓋体を螺合せしめれば、極めて良い結果が得られる
ことを見い出し、本考案を案出したものである。
検討を重ねた結果、容器本体の口部螺子山を一部切欠
し、この切欠部に当該つまみ片を折曲収容せしめた状態
にて蓋体を螺合せしめれば、極めて良い結果が得られる
ことを見い出し、本考案を案出したものである。
［問題点を解決するための手段］ すなわち、本考案は容器本体の口部外周に形設せられた
螺子山部に、当該口部上端縁より下方に一部切欠部を形
成すると共に、当該一部切欠部に折曲収容される突出片
を有するシール体にて当該口部を接着閉塞し、かつ当該
口部外周に蓋体を着脱自在に螺合せしめたことを特徴と
する不正防止用シール付き容器である。
螺子山部に、当該口部上端縁より下方に一部切欠部を形
成すると共に、当該一部切欠部に折曲収容される突出片
を有するシール体にて当該口部を接着閉塞し、かつ当該
口部外周に蓋体を着脱自在に螺合せしめたことを特徴と
する不正防止用シール付き容器である。
［実施例］ 以下一実施例を示す図面と共に、本考案を更に説明す
る。
る。
１は容器本体で、その口部11外周に螺子山部12が形設さ
れているものである。
れているものである。
13は一部切欠部で、当該螺子山部12を口部11上端縁より
下方に一部切欠して形成せられているものである。この
一部切欠部13の大きさは、後述のシール突出片21の大き
さに対応せしめて適宜選定される。
下方に一部切欠して形成せられているものである。この
一部切欠部13の大きさは、後述のシール突出片21の大き
さに対応せしめて適宜選定される。
２はシール体で、開封の際つまみ片となると共に、蓋体
螺合時前記一部切欠部13に折曲収容される突出片21が当
該側縁部に形成されているものである。尚、このシール
体２の材質としてはその種類の如何を問わないが、例え
ば塩化ビニル、ポリエチレン、ポリプロピレン等の弾性
フィルム材を用いれは、開蓋時当該突出片21が自然に起
立し、よりつまみ易くなるので有利である。
螺合時前記一部切欠部13に折曲収容される突出片21が当
該側縁部に形成されているものである。尚、このシール
体２の材質としてはその種類の如何を問わないが、例え
ば塩化ビニル、ポリエチレン、ポリプロピレン等の弾性
フィルム材を用いれは、開蓋時当該突出片21が自然に起
立し、よりつまみ易くなるので有利である。
このシール体２は、当該突出片21を前記一部切欠部13に
対応せしめた位置にて、前記容器本体１の口部11に接着
され、当該開口部を閉塞しているものである。尚、該接
着の方法は、ヒートシール等具体的手段の如何を問わな
い。
対応せしめた位置にて、前記容器本体１の口部11に接着
され、当該開口部を閉塞しているものである。尚、該接
着の方法は、ヒートシール等具体的手段の如何を問わな
い。
３は蓋体で、前記容器本体１の口部11外周に、着脱自在
に螺合せしめられているものである。
に螺合せしめられているものである。
［作用］ 本考案は以上の如く構成されているものであるため、蓋
体３にて容器本体１を閉蓋する場合、シール体２の突出
片21が蓋体３の下端部乃至内壁部により下方に折曲さ
れ、螺子山部12の一部切欠部13に収容された状態とな
る。
体３にて容器本体１を閉蓋する場合、シール体２の突出
片21が蓋体３の下端部乃至内壁部により下方に折曲さ
れ、螺子山部12の一部切欠部13に収容された状態とな
る。
而して、当該突出片21は何ら螺合の支障となることな
く、極めて円滑なる螺合蓋止作用が得られる。
く、極めて円滑なる螺合蓋止作用が得られる。
［考案の効果］ 以上したがって、本考案によれば螺合蓋止時に於けるつ
まみ用突出片21の破損を防止することができることはも
とより、本考案は容器本体１の口部11外周部と蓋体３の
内壁部とのスペースに何ら影響されないので、従来に比
し自由に大きなつまみ用突出片21を形成し得、シール体
２の剥離操作をより容易に行うことができ、つまみ用突
出片21の実際上の使用価値を頗る増大せしめるものであ
る。
まみ用突出片21の破損を防止することができることはも
とより、本考案は容器本体１の口部11外周部と蓋体３の
内壁部とのスペースに何ら影響されないので、従来に比
し自由に大きなつまみ用突出片21を形成し得、シール体
２の剥離操作をより容易に行うことができ、つまみ用突
出片21の実際上の使用価値を頗る増大せしめるものであ
る。
更にまた、本考案は口部に遊びをとることのできない容
器、換言すれば螺子山部が形設された口壁部内側がその
まま収容部となっている薄形容器にも極めて容易に適用
実施することができ、しかも特に有利な結果を得ること
ができる。
器、換言すれば螺子山部が形設された口壁部内側がその
まま収容部となっている薄形容器にも極めて容易に適用
実施することができ、しかも特に有利な結果を得ること
ができる。
図面は本考案の一実施例を示すもので、第１図はその分
解斜視図、第２図は蓋体を外した状態の斜視図、第３図
は蓋止した状態の要部断面図、第４図は蓋体を外した状
態の要部断面図である。
解斜視図、第２図は蓋体を外した状態の斜視図、第３図
は蓋止した状態の要部断面図、第４図は蓋体を外した状
態の要部断面図である。
Claims (1)
- 【請求項１】容器本体の口部外周に形設せられた螺子山
部に、当該口部上端縁より下方に一部切欠部を形成する
と共に、当該一部切欠部に折曲収容される突出片を有す
るシール体にて当該口部を接着閉塞し、かつ当該口部外
周に蓋体を着脱自在に螺合せしめたことを特徴とする不
正防止用シール付き容器。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1229387U JPH0647801Y2 (ja) | 1987-01-30 | 1987-01-30 | 不正防止用シ−ル付き容器 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1229387U JPH0647801Y2 (ja) | 1987-01-30 | 1987-01-30 | 不正防止用シ−ル付き容器 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS63120872U JPS63120872U (ja) | 1988-08-04 |
| JPH0647801Y2 true JPH0647801Y2 (ja) | 1994-12-07 |
Family
ID=30800287
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1229387U Expired - Lifetime JPH0647801Y2 (ja) | 1987-01-30 | 1987-01-30 | 不正防止用シ−ル付き容器 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0647801Y2 (ja) |
Families Citing this family (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP4679736B2 (ja) * | 2001-02-23 | 2011-04-27 | 三笠産業株式会社 | リサイクルスクリューキャップ |
| JP2007168805A (ja) * | 2005-12-19 | 2007-07-05 | S & B Foods Inc | シール容器 |
-
1987
- 1987-01-30 JP JP1229387U patent/JPH0647801Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS63120872U (ja) | 1988-08-04 |
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