JPH064758Y2 - ソファーベッド装置 - Google Patents

ソファーベッド装置

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JPH064758Y2
JPH064758Y2 JP6446488U JP6446488U JPH064758Y2 JP H064758 Y2 JPH064758 Y2 JP H064758Y2 JP 6446488 U JP6446488 U JP 6446488U JP 6446488 U JP6446488 U JP 6446488U JP H064758 Y2 JPH064758 Y2 JP H064758Y2
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base
frames
sofa
fixed
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久雄 松本
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France Bed Co Ltd
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Description

【考案の詳細な説明】 〔考案の目的〕 (産業上の利用分野) この考案はソファーあるいはベッドのいずれかに変換し
て利用することができるソファーベッド装置に関する。
(従来の技術) ソファーとベッドとの相互変換が可能なソファーベッド
装置には種々のタイプのものがあり、その1つとしてベ
ッドとして利用する場合に利用者が上半身を起こした姿
勢をとることができる、いわゆる背上げベッドとしても
利用することができるものがある。
このような背上げ式のソファーベッド装置は、ベースを
有し、このベース上にヒンジ機構によって互いに回動自
在かつ所定の回動角度で保持可能に連結された少なくと
も4つのフレームが設けられてなる。そして、4つのフ
レームを水平にしておけばベッドとして利用することが
でき、ベースの幅方向一端側に設けられた一対のフレー
ムを所定の角度で起立させればソファーとして利用する
ことができ、さらにベッドの状態でベースの長手方向一
端側に位置する一対のフレームを起立させれば、背上げ
ベッドとして利用することができるようになっている。
ところで、このような構成のソファーベッド装置におい
ては、4つのフレームのうちのいずれか1つをベースに
固定しておかなければ、ソファーあるいは背上げベッド
として利用するときに所定の角度で起立させたフレーム
に寄り掛ると、そのフレームが転倒し、ベースに接合し
たフレームが持上がってしまうことになる。
そこで、従来はベースの長手方向他端側に位置する一対
のフレームのうちの幅方向一端側に位置する一方のフレ
ームをベースに固定することによってソファーあるいは
背上げベッドとしても良好に使用することができるよう
にしている。
ところで、ソファーベッド装置を室内に設置する際、通
常はその幅方向一側を室内の壁面に沿わせて配置するよ
うにしている。その場合、ベースの長手方向他端側に位
置する一対のフレームのうち、壁面側に位置する一方の
フレームをベースに対して回動自在とし、壁面から離れ
た他方のフレームを上記ベースに固定しておかなけれ
ば、ソファーとして利用する場合に利用者が壁面を背に
して着座することができなくなる。
ところで、従来のソファーベッド装置においては、ベー
スの長手方向他端側に位置する一方のフレームがベース
に対してたとえばボルトなどによって固定されており、
その固定状態を簡単に解除したり、他方のフレームをベ
ースに固定するなどのことができなかった。
そのため、室内の模様替えをしたり、背上げの向きを変
えるためなどにソファーベッド装置の幅方向他側を壁面
に沿わせて配置したい場合、ベースに固定されたフレー
ムが壁面側に位置することになるから、ソファーとして
利用する場合に利用者が壁面を背にして着座することが
できない、つまりソファーとして利用することができな
いということがあった。
(考案が解決しようとする課題) このように、従来のソファーベッド装置においては、ベ
ースの幅方向一端側に位置するフレームが上記ベースに
ボルトなどによって固定され、その固定状態を簡単に解
除することができる構造になっていなかったので、ベー
スの設置状態を自由に変えると、ソファーとして良好に
使用することができなくなるということがあった。
この考案は上記事情にもとずきなされたもので、その目
的とするところは、ベースに対してフレームを簡単に固
定したり、固定状態を解除したりすることができるよう
にして、ベースの設置状態に係わらず、ソファーとして
良好に利用することができるようにしたソファーベッド
装置を提供することにある。
〔考案の構成〕
(課題を解決するための手段及び作用) 上記課題を解決するためにこの考案は、ベースと、この
ベース上に配置された少なくとも一対のフレームと、隣
合う一対のフレームの側辺を回動自在かつ所定の回動角
度で保持可能に連結したヒンジ機構と、上端に係合溝が
形成され下端にレバーが設けられ上記ベースとフレーム
とに対応して穿設された通孔に挿通された連結軸と、上
記フレームの上面に設けられこの上面に突出した上記連
結軸の係合溝に係合して上記フレームの回動を阻止する
とともに上記連結軸を上記レバーによって回動させると
弾性変形して上記係合溝との係合が外れるクリップとを
具備する。そして、上記レバーの回転操作によってフレ
ームをベースに対して固定したり、固定状態を解除した
りすることができるようにした。
(実施例) 以下、この考案の一実施例を図面を参照して説明する。
第4図はこの考案に係わるソファーベッド装置のフレー
ム構造の斜視図を示し、図中1は矩形板状をなしたベー
スである。このベース1の下面四隅部にはそれぞれキャ
スタ2が設けられ、また上面には第1乃至第4の4つの
フレーム3a〜3dが全体として平面形状が矩形状をな
す状態で配設されている。第1のフレーム3aと第2の
フレーム3bとは第3のフレーム3cと第4のフレーム
3dよりも長さ寸法が大きな矩形状に形成されている。
上記各フレームは木枠4を有する。この木枠4は矩形状
のすのこ部5と、このすのこ部5の2つの側辺に立設さ
れた側板6とからなる。そして、4つのフレーム3a〜
3dは側板6が設けられた2つの側辺を4つのフレーム
がなす矩形の外周に位置させ、しかも各フレーム3a〜
3dの残りの2つの側辺をそれぞれ所定の間隔で離間対
向させて上記ベース1上に配置されている。また、各フ
レーム3a〜3dのすのこ部5上には第5図に示すよう
にクッション体としてのスプリングユニット7が載置さ
れている。
上記第1のフレーム3aと第2のフレーム3bとの長手
方向一端側、すなわち4つのフレームがなす矩形の外周
に位置する側板6の対向する一端部は第1のヒンジ機構
8によって連結され、また第3のフレーム3cと第4の
フレーム3dとの長手方向一端側に位置する側板6の対
向する一端部は第2のヒンジ機構9によって連結されて
いる。さらに、第1のフレーム3aと第3のフレーム3
cとの幅方向一端側に位置する側板6の対向する一端部
は第3のヒンジ機構11によって連結され、第2のフレ
ーム3bと第4のフレーム3dとの幅方向一端側に位置
する側板6の対向する一端部は第4のヒンジ機構12に
よって連結されている。4つのフレーム3a〜3dのう
ち、この実施例では第1のフレーム3aと第2のフレー
ム3bとのいずれか一方が上記ベース1に後述する固定
機構20によって選択的に固定できるようになってい
る。
上記第1乃至第4のヒンジ機構8〜12は各フレーム3
a〜3dの厚さ方向上端側、すなわち各スプリングユニ
ット7の上面側を回動支点としている。また、上記ヒン
ジ機構9〜12は各フレーム3a〜3dを回動自在かつ
任意の回動角度で保持することができるようになってい
る。したがって、各ヒンジ機構がスプリングユニットの
厚さ方向上面側を回動支点としていることにより、連結
された各フレームを回動上昇させたときに、隣合うフレ
ームのスプリングユニット7の側端部がせり合うのが防
止されるようになっている。
なお、上記第3のフレーム3cと第4のフレーム3dと
の木枠4の長手方向中途部は分断され、その分断された
部分は第4図に示すようにそれぞれ補助ヒンジ13によ
って回動自在かつ任意の角度で保持可能に連結されてお
り、それによって第9図に示すように第3、第4のフレ
ーム3c,3dを上昇させたときに、さらにこれらフレ
ームの先端側だけを起こすことができるようになってい
る。なお、これらフレーム3c,3dの幅方向一端側に
立設された側板6は上記補助ヒンジ13の箇所で分断さ
れているとともに、その分断された箇所には、その箇所
から回動させることができるよう厚さ方向上端部に切欠
き14が設けられている。
上記第1のフレーム3aと第2のフレーム3bとの第1
のヒンジ機構8によって連結された側板6の一端部外面
には第4図に示すようにそれぞれ第1のワイヤ15と第
2のワイヤ16とが一端を固定している。これらワイヤ
15,16は側板6の上端とほぼ同じ高さで第1のフレ
ーム3aと第2のフレーム3cとの対向する側辺間の隙
間に沿って配置されて4つのフレーム3a〜3dの角部
が集合した箇所に導かれている。この箇所には第3図に
示すようにリング状の保持部材17が配設されている。
この保持部材17の通孔17aに上記第1のワイヤ15
と第2のワイヤ16とが上面側から挿通されている。上
記保持部材17の下面側に導出された第1のワイヤ15
は保持部材17の径方向外方へ所定の角度で屈曲されて
から第3のフレーム3cの木枠4の下面角部に設けられ
た第1のビス18に係合させられてターンしたのち、上
記保持部材17の通孔17aにその下面側から通されて
上面側に導出されている。そして、この第1のワイヤ1
5は第2のフレーム3bと第4のフレーム3dとの対向
する側辺の隙間に沿う方向に屈曲されてその隙間に沿っ
て導かれ、上記第4のフレーム3dの幅方向一端側に立
設された側板6の上端から外面に沿って折曲されて末端
がその側板6の外面に固定されている。
上記第2のワイヤ16は上記保持部材17の通孔17a
にその上面側から通されたのち、屈曲させられて第4の
フレーム3dの木枠4の角部下面に設けられた第2のビ
ス19に係合させてターンさせられている。そして、こ
の第2のワイヤ16は上記通孔17aに保持部材17の
下面側から再び通され、第1のフレーム3aと第3のフ
レーム3cとの対向する側辺間の隙間に沿う方向に屈曲
させられ、その隙間に沿って導かれて第3のフレーム3
cの幅方向一端側に立設されて側板6の上端から外面側
に折曲されて末端がその外面に固定されている。
上記第3のフレーム3cと第4のフレーム3dとの第2
のヒンジ機構9によって連結された側板6の一端部外面
にはそれぞれ第3のワイヤ21と第4のワイヤ22とが
一端を固定している。これらワイヤ21,22は第3の
フレーム3cと第4のフレーム3dとの対向する側辺間
の隙間に沿って上記側板6の上端とほぼ同じ高さで導か
れ、上記保持部材17の通孔17aに上面側から挿通さ
れている。保持部材17の下面側に導出された第3のワ
イヤ21は所定の角度で屈曲されたのち、第1のフレー
ム3aの木枠4の角部下面に設けられた第3のビス23
に係合させてターンさせられている。そして、上記保持
部材17の通孔17aに下面側から通されて上面側に導
出され、所定の角度で屈曲させられたのち、第2のフレ
ーム3bと第4のフレーム3dとの対向する側辺間の隙
間に沿って導かれ、末端は第2のフレーム3bの幅方向
一側に立設された側板6の外面に、その上端から屈曲さ
せられて固定されている。
上記第4のワイヤ22は保持部材17の下面側に導出さ
れてから第2のフレーム3bの木枠4の角部下面に設け
られた第4のビス24に係合させてターンさせられたの
ち、上記保持部材17の通孔17aに通されて下面側か
ら上面側へ導出され、第1のフレーム3aと第3のフレ
ーム3cとの隙間に沿う方向に屈曲させられ、その隙間
を通されて第1のフレーム3aの幅方向一端側に立設さ
れた側板6の上端から外面に導かれ、その外面に末端が
固定されている。
したがって、上記第1乃至第4のワイヤ15,16,2
1,22によって各フレーム3a〜3dの内側の互いに
隣合う側辺が連結されている。つまり、第1のワイヤ1
5によって第1のフレーム3aと第3のフレーム3cお
よび第3のフレーム3cと第4のフレーム3dとが連結
され、第2のワイヤ16によって第2のフレーム3bと
第4のフレーム3dおよび第4のフレーム3dと第3の
フレーム3cとが連結されている。また、第3のワイヤ
21によって第3のフレーム3cと第1のフレーム3a
および第1のフレーム3aと第2のフレーム3bとが連
結され、第4のワイヤ22によって第4のフレーム3d
と第2のフレーム3bおよび第2のフレーム3bと第1
のフレーム3aとが連結されている。すなわち、隣合う
各フレーム3a〜3dの側辺は、一端が上記ヒンジ機構
8,9,11,12によって連結され、他端が上記ワイ
ヤ15,16,21,22によって連結されている。
また保持部材17の通孔17aを通された各ワイヤが屈
曲されているので、これらワイヤによって上記保持部材
17が各フレーム間の隙間を走行させられているワイヤ
とはほぼ同じ高さで保持されている。
これら各フレーム3a〜3dの上面には第5図と第6図
とに示すようにウレタンフォームなどによって形成され
たシート状クッション材25が添設されている。このシ
ート状クッション材25の外面は外装地26によって被
覆されている。この外装地26は上記シート状クッショ
ン材25だけでなく、各フレーム3a〜3dの外周の側
面、下面および内側の側面も被覆している。
上記外装地26の上面には第7図あるいは第6図に示す
ように掛け布団27が設けられている。この掛け布団2
7は表地28と裏地29との間に綿などの保温材31を
介装してなり、これら三者の周縁部は縁部材32によっ
て縫合されている。この縁部材32の縫合箇所の内面に
は、垂れ布33の一端が一体に縫合されているととも
に、第1のファスナ34が設けられている。この第1の
ファスナ34は上記各フレーム3a〜3dを被覆した外
装地26の外周面に設けられた第2のファスナ35に着
脱自在に係着されている。
上記掛け布団27を使用しないときには、上記垂れ布3
3は第7図に実線で示すように掛け布団27の内面側に
折り込まれている。したがって、掛け布団27が外装地
26と一体となり、しかも垂れ布33が外部に露出しな
いため、外観的に体裁がよい。上記掛け布団27を使用
するときには、第1、第2のファスナ34,35を外
し、垂れ布33を第7図に鎖線で示すように垂らせば、
この垂れ布33によって隙間風が侵入するのを防ぐこと
ができる。
上記第1のフレーム3aあるいは第2のフレーム3bを
ベース1に固定する固定機構20は第1図と第2図とに
示すように構成されている。すなわち、ベース1の幅方
向両端側と、第1のフレーム3aと第2のフレーム3b
との木枠4の上記ベース1の両端に対応する幅方向一端
部にはそれぞれ対応して一対の通孔1a,4aが穿設さ
れている。木枠4の通孔4aはベース1の通孔1aより
も大径に形成されている。これら通孔1a,4aには連
結軸36が挿通されている。この連結軸36は各通孔1
a,4aに対応する小径部36aと大径部36bとを有
し、ベース1の通孔1aから突出した小径部36aの下
端にはレバー37がナット38によって一体的に固定さ
れている。上記木枠4の上面側に突出した大径部36b
の上端部には一対の係合溝39が接線方向に平行に形成
されている。この係合溝39にはU字状のクリップ42
が弾性的に係合している。このクリップ42は上記木枠
4の上面にねじ止め固定されたプレート41にその両端
部と屈曲部とが溶接固定されている。
上記係合溝39とクリップ42との係合によりベース1
に木枠4の自由端側が固定され、それによって木枠4、
つまり第1のフレーム3aあるいは第2のフレーム3b
が回動不能に固定されている。また、レバー37によっ
て連結軸36をほぼ90度回動させれば、第2図に示す
ように上記クリップ42の係合溝39に係合した平行な
一対の直線部42aが上記大径部36bの係合溝39が
形成されていない部分で押し広げられて矢印で示す離間
する方向に弾性変形する。それによって、上記クリップ
42の直線部42aは上記大径部36bの係合溝39が
形成されていない部分に乗上げ、これらの係合が解除さ
れるから、その状態で第1のフレーム3aを持上げれ
ば、その木枠4の通孔4aから連結軸36の大径部36
bを抜出することができる。したがって、第1のフレー
ム3aの木枠4の通孔4aに通された連結軸36の係合
溝39にクリップ42を係合させ、第2のフレーム3b
の木枠4の通孔4aに通された連結軸36とクリップ4
2との係合を外しておけば、ベース1に第1のフレーム
3aを回動不能に固定し、第2のフレーム3bを回動さ
せることができ、また逆に第1のフレーム3aを固定
し、第2のフレーム3bを回動自在とすることもできる
ようになっている。上記ベース1の上面の幅方向中央部
分には第1図あるいは第6図に示すように帯板を側面形
状がほぼエの字状となるように曲成した係止部材43が
一対のビス44によって固定されている。この係止部材
43の両側の上下端間には凹部45が形成されている。
そして、一方の凹部45に第1のフレーム3aの木枠4
の幅方向一端が係合保持され、他方の凹部45には第2
のフレーム3bをほぼ水平に倒したときにその木枠4の
幅方向一端が係合保持されるようになっている。それに
よって第1、第2のフレーム3a,3bの幅方向一端側
が上方へ浮上がったり、幅方向にガタ付くのが阻止され
ている。
このようなソファーベッド装置によると、ベース1に第
1のフレーム3aを固定すれば、第1のフレーム3a以
外の3つのフレーム3b〜3dを回動上昇させることが
できる。したがって、第9図に示すように第3、第4の
フレーム3c,3dを上昇させて背上げベッドとして利
用したり、第10図に示すように第2、第4のフレーム
3b,3dを上昇させてソファーとして利用するなどの
ことができる。ソファーとして利用する場合、第2、第
4のフレーム3b,3dが設けられたベース1の幅方向
一端側が室内の壁面に沿って配置され、それによって第
1、第3のフレーム3a,3c上に着座した利用者は壁
面を背にすることができるから、ソファーとして良好に
使用することができる。
一方、ベース1の第1のフレーム3aと第3のフレーム
3cとが設けられた幅方向他端側を壁面に沿わせて設置
する場合には、ベース1に第2のフレーム3bを固定
し、第1のフレーム3aの固定状態を解除する。する
と、壁面側に位置する第1のフレーム3aと第3のフレ
ーム3cとを上昇させることによって利用者は壁面を背
にして着座することができるから、ソファーとして良好
に利用することができる。
ところで、上記第1のフレーム3aと第2のフレーム3
bとのベース1に対する固定や固定状態の解除はレバー
37によって連結軸36をほぼ90度回動させ、この連
結軸36の係合溝38にクリップ42を係脱させるだけ
でよい。したがって、ベース1の設置状態の変更にとも
なう第1のフレーム3aと第2のフレーム3bとの上記
ベース1に対する固定状態の変更を簡単かつ迅速に行な
うことができるから、ベース1の設置状態を変更して
も、ソファーとして常に良好な状態で使用することがで
きる。
なお、上記一実施例では4つのフレームを有するソファ
ーベッド装置を挙げたが、2つあるいは6つのフレーム
を有するソファーベッド装置にもこの考案は適用するこ
とができること無論である。
〔考案の効果〕
以上述べたようにこの考案は、ベース上にヒンジ機構に
よって回動自在かつ所定の回動角度で保持可能に設けら
れた複数のフレームの内の1つを、連結軸とクリップと
の係合によって回動不能に保持することができるように
するとともに、その係合を上記連結軸をこれに設けられ
たレバーによって回動させれば、上記クリップとの係合
を解除することができるようにした。したがって、ベー
スの設置状態を変更する際などには、上記ベースに固定
されるフレームを変更することによりソファーとして良
好な状態で使用することができ、しかもベースに対する
フレームの固定や固定状態の解除はレバーによって連結
軸を回転させるだけであるから非常に簡単かつ迅速に行
なうことができる。
【図面の簡単な説明】
図面はこの考案の一実施例を示し、第1図はベースとフ
レームとの連結構造の断面図、第2図は第1図のII−II
線に沿う平面図、第3図は4つのフレームの角部が集合
した部分の平面図、第4図はベース上に設置されたフレ
ームの斜視図、第5図は全体の長手方向に沿う断面図、
第6図は同じく幅方向に沿う断面図、第7図は布団の取
付け構造の断面図、第8図はベッドの状態の斜視図、第
9図は背上げベッドにした状態の斜視図、第10図はソ
ファーにした状態の斜視図である。 1……ベース、3a〜3d……第1乃至第4のフレー
ム、8,9,11,12……第1乃至第4のヒンジ機
構、1a,4a……通孔、36……連結軸、37……レ
バー、39……係合溝、42……クリップ。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】ベースと、このベース上に配置された少な
    くとも一対のフレームと、隣合う一対のフレームの側辺
    を回動自在かつ所定の回動角度で保持可能に連結したヒ
    ンジ機構と、上端に係合溝が形成され下端にレバーが設
    けられ上記ベースとフレームとに対応して穿設された通
    孔に挿通された連結軸と、上記フレームの上面に設けら
    れこの上面に突出した上記連結軸の係合溝に係合して上
    記フレームの回動を阻止するとともに上記連結軸を上記
    レバーによって回動させると弾性変形して上記係合溝と
    の係合が外れるクリップとを具備したことを特徴とする
    ソファーベッド装置。
JP6446488U 1988-05-18 1988-05-18 ソファーベッド装置 Expired - Lifetime JPH064758Y2 (ja)

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