JPH0646468Y2 - 多槽式電気洗濯機 - Google Patents

多槽式電気洗濯機

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JPH0646468Y2
JPH0646468Y2 JP1260791U JP1260791U JPH0646468Y2 JP H0646468 Y2 JPH0646468 Y2 JP H0646468Y2 JP 1260791 U JP1260791 U JP 1260791U JP 1260791 U JP1260791 U JP 1260791U JP H0646468 Y2 JPH0646468 Y2 JP H0646468Y2
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JP
Japan
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washing
tub
washing machine
units
washing tub
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JP1260791U
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JPH055090U (ja
Inventor
伸子 岡崎
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伸子 岡崎
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Description

【考案の詳細な説明】
【考案の利用分野】本考案は一つの洗濯機ハウジングに
複数ユニットの全自動洗濯槽を配設した電気洗濯機に関
する。
【0002】
【考案が解決しようとする課題】従来の全自動洗濯機は
脱水槽と洗濯槽を内外同軸に組込んだ洗濯ユニットが洗
濯機のハウジング内に一槽しかないため次の様な不都合
がある。 (1) 洗濯から脱水に自動切換わる際にその都度洗剤溶液
が捨てられるため不経済である。 (2) 洗濯物は白ものと色ものを分けて洗う必要がある
が、全自動洗濯機では洗濯と脱水を併行して行うことが
できないので洗濯物が多いときは非常に時間がかかる。 (3) 洗濯効果を良くするには洗濯物の量に見合った容積
の洗濯槽が望ましい。しかしながら、洗濯槽には洗濯物
の量に関係なくその容積に応じた一定量の洗剤溶液が必
要になる。そうしないとパルセータの回転で洗濯物が損
傷するからである。 従って、洗濯ユニットが一つであると洗濯物が少量の場
合でも同じ洗濯槽を使用しなければならないため、洗濯
効果が低下し、洗剤も無駄になる。
【0003】本考案の第1の目的は洗剤溶液を有効に使
用し、且つ洗濯時間を短縮できる全自動洗濯機を提供す
ることにある。
【0004】本考案の第2の目的は洗濯物の量に適した
容積の洗濯槽を選択して使い分けることのできる上記洗
濯機を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記第1の目的を達成す
るために本考案の多槽式電気洗濯機は、洗濯機のハウジ
ング内に複数ユニットの全自動洗濯槽を配設し、各洗濯
槽に、排水弁を介装した排水路を設けるとともに、各々
の洗濯槽の排水路の排水弁上流側を、ポンプと逆止弁を
介装した枝管で接続したことを特徴とする
【0006】また、本考案の前記第2の目的は上記の多
槽式電気洗濯機において、複数の全自動洗濯槽ユニット
を、容積の異なる大小の洗濯槽で構成することによって
達成される。
【0007】
【考案の作用】洗濯機ハウジングに設置された複数の全
自動洗濯槽ユニットは独自の、あるいは共通のモーター
によって選択的に、あるいは同時に駆動される。共通の
モーターで駆動する場合は手動あるいは電磁式のクラッ
チ機構で各洗濯槽ユニットを単独に、あるいは同時に駆
動する。各洗濯槽ユニットは排水弁を開くことによって
独立に排水されるが、排水弁を閉じた状態で枝管のポン
プを作動させると一方の洗濯槽の水は捨てられることな
く他方の洗濯槽に供給され、洗濯に供される。
【0008】
【考案の実施例】以下、本考案の実施例を添付図面に基
づいて説明する。本考案の洗濯機は洗濯機ハウジング1
内に複数ユニット(図では2ユニット)の全自動洗濯槽
ユニット2,2を配設してある。各々の洗濯槽ユニット
2は洗濯槽2aの内部に脱水槽2bを回転可能に組付
け、脱水槽2bの底部に設けたパルセータ3の回転軸4
を洗濯槽2の下方へ突出させるとともに、この回転軸4
のプーリ5をモータ6によって回転駆動するようにした
もので、この構造自体は公知の全自動洗濯ユニットと同
様である。
【0009】各々の洗濯槽ユニット2,2は底部に排水
管路7を有し、各々の排水管7には排水弁8が設けられ
ている。尚、図の実施例では排水弁8の下流側を合流さ
せて共通排水路9から排水するようにしてある。各々の
排水管7,7は排水弁8の上流側において枝管10を介
して連通しているとともに、枝管10にはポンプ11と
逆止弁12が設けられており、これにより、ポンプ11
が作動すると一方の洗濯槽ユニットの水が他方の洗濯槽
ユニットに移送されるようになっている。
【0010】枝管10と逆止弁12とポンプ11からな
る上記移送手段は一系統でもよい。しかしながら、この
場合は洗濯槽2,2間の水の移送は一方通行となるので
より好ましくは図のように逆止弁の方向を逆にした二系
統の移送手段を設け、双方の洗濯槽ユニット2,2の水
を相互に他方へ移送できるようにする。尚、ここで云う
「二系統の移送手段」とは図のように、枝管10と逆止
弁12とポンプ11を独立に各一対づつ設ける構成に限
らず、図2のように、バイパス10′を有する枝管10
を用い、該枝管10とバイパス10′に逆方向に向けた
一対の逆止弁12,12を設ける構造を含む。後者の場
合は枝管10とバイパス10′の双方に、逆方向に回転
する一対のポンプ11,11を介装してもよく、また、
正転、逆転する共通のポンプを枝管10に設置してもよ
い。
【0011】図1では各洗濯槽ユニットをそれぞれ独立
のモーター6,6で駆動する実施例を示したが、図3の
ように、共通のモーター6で複数の洗濯槽ユニット2,
2を同時に、あるいは選択的に駆動するようにしてもよ
い。すなわち、図3の実施例では、図4に詳しく示すよ
うに、洗濯槽ユニット2,2の下方に突出させた回転駆
動軸4に、下面に噛み合い係合部13を形成した遊動プ
ーリ5を軸受14を介して独立回転可能に嵌装し、この
遊動プーリ5を共通のモーター6のプーリにベルト15
を介して連繋させるとともに、前記遊動プーリ5と係合
するクラッチ盤15を洗濯槽2の回転駆動軸4にスプラ
イン係合部16を介して上下変位自在に嵌合してある。
この構造により、クラッチ盤16を上方に移動させると
モーター6によって回転する遊動プーリ5に噛み合い洗
濯槽ユニット2の駆動軸4が回転し、他方、下方に移動
させると噛み合が解除されて洗濯槽の駆動が停止するよ
うになっている。クラッチ盤16の作動は電磁力による
電動操作、レバー等による手動操作のいずれでもよい。
図1、図5はコロ17を介してクラッチ盤16と係合
するレバー18によりクラッチ盤16をプーリ5に係合
−離脱させる実施例を示している。 また、クラッチ機
構は好ましくは双方の洗濯槽ユニットに設けるが、一方
のユニットだけに設けてもよい。この場合は他方のユニ
ットはプーリ5を回転軸4に固定し、常時使用槽とな
る。
【0012】
【考案の効果】本考案の洗濯機はハウジング内に複数の
全自動洗濯槽ユニツトを有しているので任意のユニット
を選択的に使用することもでき、また、二つのユニット
を同時に使用することもできる。従って、色ものと白も
のを別々のユニットで洗濯ができるので洗濯時間を著し
く短縮できるとともに、一方の洗濯槽の洗剤溶液を他方
の洗濯槽に移して再利用できるので洗剤及び水を大巾に
節約できる。
【0013】さらに、複数の洗濯槽ユニットを容積の異
なる大小の槽で構成することによって洗濯物の量に合っ
た大きさの洗濯槽を選択して使用することが可能にな
り、特に、少量の洗濯物は小さい容積の洗濯槽で洗える
ので洗濯効果が良く、また、洗剤、水を節約できる。
【0014】
【図面の簡単な説明】
【図1】 本考案による多槽式電気洗濯機の要部構造
図。
【図2】 本考案の他の実施例による洗濯水移送手段の
要部断面図。
【図3】 本考案の他の実施例による多槽式電気洗濯機
の要部構造図。
【図4】 クラッチ機構の拡大断面図。
【図5】 クラツチ機構の操作説明図
【符号の説明】
1…洗濯機ハウジング、 2a…洗濯槽、 2b…脱水
槽、 3…パルセータ、4…回転軸、 5…プーリ、
6…モーター、 7…排水管路、 8…排水弁、10…
枝管、 10′…バイパス、 11…ポンプ、 12…
逆止弁、 13…噛み合せ係合部、 14…軸受、 1
5…ベルト、 16…クラッチ盤。17・・・コロ、
18・・・レバー

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 洗濯機のハウジング内に複数ユニットの
    全自動洗濯槽を配設し、各洗濯槽に、排水弁を介装した
    排水路を設けるとともに、各々の洗濯槽の排水路の排水
    弁上流側を、ポンプと逆止弁を介装した枝管で接続した
    ことを特徴とする多槽式電気洗濯機。
  2. 【請求項2】 複数の全自動洗濯槽ユニットを、容積の
    異なる大小の洗濯槽で構成した請求項1記載の多槽式電
    気洗濯機。 【0001】
JP1260791U 1991-02-14 1991-02-14 多槽式電気洗濯機 Expired - Lifetime JPH0646468Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1260791U JPH0646468Y2 (ja) 1991-02-14 1991-02-14 多槽式電気洗濯機

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1260791U JPH0646468Y2 (ja) 1991-02-14 1991-02-14 多槽式電気洗濯機

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH055090U JPH055090U (ja) 1993-01-26
JPH0646468Y2 true JPH0646468Y2 (ja) 1994-11-30

Family

ID=11810046

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1260791U Expired - Lifetime JPH0646468Y2 (ja) 1991-02-14 1991-02-14 多槽式電気洗濯機

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS4849798U (ja) * 1971-10-11 1973-06-29
JPS5197994U (ja) * 1975-02-03 1976-08-05
KR100371325B1 (ko) * 2000-12-15 2003-02-07 엘지전자 주식회사 서랍식 세탁기의 급/배수장치 및 그 제어방법

Also Published As

Publication number Publication date
JPH055090U (ja) 1993-01-26

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