JPH0646384Y2 - ウエブスタイル・ローマンシエード - Google Patents

ウエブスタイル・ローマンシエード

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JPH0646384Y2
JPH0646384Y2 JP8175488U JP8175488U JPH0646384Y2 JP H0646384 Y2 JPH0646384 Y2 JP H0646384Y2 JP 8175488 U JP8175488 U JP 8175488U JP 8175488 U JP8175488 U JP 8175488U JP H0646384 Y2 JPH0646384 Y2 JP H0646384Y2
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JP
Japan
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hook
bag
lateral
length
tape material
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JP8175488U
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JPH022080U (ja
Inventor
満緒 曾根
Original Assignee
株式会社川島織物
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、特開昭54−89876、実公昭56−8536、実開昭6
1−126882、実開昭61−126883等に記載されているロー
マンシエードに関するものである。
〔従来の技術〕
実開昭61−126882、実開昭61−126883に図示されている
通り、ローマンシエードには、カーテン地の横幅方向に
所要の間隔をおいて縦長に縫着した数条の各補強用テー
プの長さ方向に所要の間隔をおいて横襞を付け、その横
襞が横幅方向に続く横襞模様形成したものがあり、通常
ウエブスタイル・ローマンシエードと称されている。
この種のウエブスタイル・ローマンシエードに縫着する
テープとして、絞用糸条をテープ地の長さ方向に所要の
間隔をおいて抜取可能に交絡させて取り付けたものが特
開昭60−114214に開示されている。
〔考案が解決しようとする課題〕
上記先願考案に係るテープは、それをカーテン地に縫着
してから、絞用糸条の一部をテープ地から引き出してテ
ープ地よりも短くし、その長短差に応じてテープ地に生
じる横皺を長さ方向に絞り集めて横襞を形成し、その折
目を縫い合わせて使用される。
然るに、その際表側に突き出た横襞が平らに縫い付けら
れてしまわないようにするために、カーテン地の裏側に
出来た折目をすくい上げる様に縫い合わせなければなら
ないので多大の労力を要した。
〔考案の目的〕
そこで本考案は、前記先願考案技術を応用して簡便にウ
エブスタイル・ローマンシエードを仕立てることを目的
とする。
〔考案の構成〕
本考案は、上記の目的を達成するものであり、カーテン
地11の横幅方向Mに所要の間隔Lをおいて縦長に縫着し
た数条の各補強用テープ12の長さ方向Nに所要の間隔l
をおいて横襞13を付け、その横襞13が横幅方向Mに続く
横襞模様14をカーテン地11に形成したウエブスタイル・
ローマンシエード15であって、そのテープ地16の一部を
すくい縫いする様に絞用糸条17が補強用テープ12の長さ
方向Nに真直ぐに抜取自由に装着されており、その紋用
糸条17がすくい縫いする様に交絡するテープ地16の交絡
箇所18の付近に横幅方向Mに貫通した袋条空胴19がテー
プ地16の長さ方向に所要の間隔pをおいて形成されてお
り、且つ、テープ地16の長さ方向Nに向けて昇降コード
20の挿通し得る挿通孔21を開いた輪奈22が交絡箇所18の
付近に形成さており、絞用糸条17の全長がテープ地16の
全長よりも短く、それらの長短差に応じてテープ地16に
生じる横襞23が所要の二つの交絡箇所24・25の間に絞り
集められて横襞13を形成しており、平行に並んだ鉤軸27
と鉤頭28の向き合う端部が折曲角部33に結ばれJ字乃至
U字状を成す二つの鉤26と26′を、それらの各鉤軸(2
7)と鉤頭(28)を横向きにし、それら二つの鉤26と2
6′の鉤軸(27)を外側に位置せしめ鉤頭(28)を内側
に位置せしめて上下に配置し、その上端に位置する鉤2
6′の鉤軸27の端部と下端に位置する鉤26の鉤軸27の端
部を連結部29で連結し、上側の鉤26′の鉤頭28′の先端
および下側の鉤26の鉤頭28と連結部29の間に隙間を開け
て構成されるフック30が、絞り集められた前記のテープ
の横襞13を上下に挟む上下二つの袋状空胴31と32の一方
の袋状空胴31にフック30の一方の鉤26′が差し込まれて
その鉤軸27′が当該一方の袋状空胴31に係合し、他方の
袋状空胴32にフック30の他方の鉤26が差し込まれてその
鉤軸27が当該他方の袋状空胴32に係合して前記テープ地
16に装着され、当該フック30によって上下の袋状空胴31
と32の間が連結され、それによって横襞13がセットされ
ており、そのフック30の上下の鉤軸26・26′を連結する
連結部29と鉤頭28の先端の間隔a、鉤軸27の突出長さ
b、鉤頭28の突出長さc、鉤軸27から鉤頭28までの外幅
d、及び、鉤軸27と鉤頭28の間の隙間eと、袋状空胴19
の広げられた状態での最大口径f、胴長g、及び、胴壁
厚みhとが、h<d<a<g<c<b、e<fなる関係
にあることを特徴とするものである。
この絞用糸条17がすくい縫いする様にテープ地16と交絡
する交絡箇所18の間隔qは2〜5cmとするとよく、その
間隔qは、例えば2cm、3cm、4cm、3cm、2cmと言う様
に、一定周期をもって2cmから4cmまで順次変わる様に変
化させてもよく、そうすることによって横襞13の高さが
順次変わる様にすることが出来る。
袋状空胴19の間隔pは交絡箇所18の間隔qよりも大きく
するものとし、その場合、繰り返し形成される袋状空胴
19の間隔pの間の数箇所で絞用糸条17をテープ地16に交
絡させる場合であって、その交絡間隔qを変えようとす
る場合には、その変化が繰り返される周期を袋状空胴19
の間隔pに一致(つまり、p=Σq)させるとよい。
テープ12をリボン織機により織製する場合には、太目の
経糸を絞用糸条17として長くテープ地16から浮き出る様
に織り込み、又、輪奈22は太目の緯糸を左右両耳端間で
テープ地16から浮き出る様に織り込み、そして又、袋状
空胴19は通風組織によりテープ地16の表面に小さい表地
が浮き上がる様に製織して形成するとよい。
フック30の二つの鉤26・26′の鉤軸27(27′)から鉤頭
28(28′)へと続き折曲角部33(33′)は、第3図及び
第5図に図示する様に左右同じ向きでもよいし、第4図
に図示する様に左右異なる方向に向く様にしてもよい。
二つの鉤26と26′の間隔Rは、その間に形成すべき横襞
13の数によって随時変更し得、その間隔Rの大きさによ
っては第3図や第4図に図示する如くそれらの隙間を埋
める様に連結部29を張り出させてもよい。
その場合、その張出部分34に鉤軸27と同じ横向きに切り
溝35を入れておくと、上下の鉤26・26′の間に加えられ
る張力が切れ溝35を挟みコ字状に折れ曲がった連結部29
の撓みにより緩和されるので好都合であり、又、第1図
に図示する如く切れ溝35に輪奈22を挟み込むことが出来
ると言う点でも好都合である。
〔考案の効果〕
横襞13はテープ地16と絞用糸条17の長短差として形成さ
れ、その横襞13は、横皺23を絞り集めたばかりの当初は
長さ方向Nに自由にずれ動かせるので不安定であるが、
これを挟む前後の袋状空胴31・32がフック30により連結
されると、その隣り合うフックとフックの間では絞用糸
条17とテープ地16との間に長短差が無くなるので、横襞
13は長さ方向に移動し得なくなってそのままセットされ
ずれ移動しない安定な状態になる。
この横襞13のセットは、ただフック30の両端の鉤26・2
6′を袋状空胴31・32に差し込んで鉤軸27で引っ掛ける
だけで済み、その後は鉤軸27が袋状空胴19と同様に横向
きになっているので袋状空胴19は常に幅方向Mに拡布さ
れることになり、而も、連結部29と鉤頭28間隔a、鉤軸
27の突出長さb、鉤頭28の突出長さc、鉤軸27から鉤頭
28までの外幅d、鉤軸27と鉤頭28の間の隙間e、袋状空
胴19の最大口径f、胴長g、及び、胴壁厚みhとの間が
h<d<a<g<c<b、且つ、e<fなる関係にある
ので、ウエブスタイル・ローマンシエード15の昇降使用
する過程にフック30がテープ12により離脱することがな
い。
一方、この袋状空胴19は指先で摘んで鉤軸27と鉤頭28の
間に導入してフック30が装着されるものであるから、そ
の逆順で袋状空胴19からフック30を離脱させることも出
来、従って、ウエブスタイル・ローマンシエード15が汚
れて洗濯したい場合には、カーテン地11からフック30を
取り外して横襞13のない元の平らな生地の状態にして洗
濯し、皺を伸ばし拡布してアイロン掛けをすることも出
来、その後再びフック30を装着してウエブスタイル・ロ
ーマンシエード15とすることが出来、そうすることによ
って常に美しく清潔に保つことが出来る。
この様に本考案に係るウエブスタイル・ローマンシエー
ド15は、それを仕立てる上でも、又、使用し或は手入れ
する上でも実用上頗る好都合である。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案に係るウエブスタイル・ローマンシエー
ドの裏面の横襞のある部分を示す要部拡大斜視図、第2
図は本考案に係るウエブスタイル・ローマンシエードに
使用される補強用テープの部分斜視図、第3図、第4図
及び第5図はそれぞれ本考案に係るウエブスタイル・ロ
ーマンシエードに使用される異なる形のフックの拡大正
面図、第6図はウエブスタイル・ローマンシエードの裏
面図、第7図は本考案に係るウエブスタイル・ローマン
シエードに使用されるフックの要部拡大正面図である。 11…カーテン地、12…テープ、13…横襞、14…横襞模
様、 15…ウエブスタイル・ローマンシエード、 16…テープ地、17…絞用糸条、18…交絡箇所、 19…袋状空胴、20…昇降コード、21…挿通孔、 22…輪奈、23…横皺、24・25…交絡箇所、 26…鉤、27…鉤軸、28…鉤頭、 29…連結部、30…フック、31・32…袋状空胴、 33…折曲角部、34…張出部分、35…切り溝。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】(a)カーテン地11の横幅方向Mに所要の
    間隔Lをおいて縦長に縫着した数条の各補強用テープ12
    の長さ方向Nに所要の間隔lをおいて横襞13を付け、そ
    の横襞が横幅方向Mに続く横襞模様14をカーテン地11に
    形成したウエブスタイル・ローマンシエード15であるこ
    と; (b)テープ地16の一部をすくい縫いする様に、紋用糸
    条17が補強用テープ12の長さ方向Nに真直ぐに抜取自由
    に装着されていること; (c)その紋用糸条17がすくい縫いする様に交絡するテ
    ープ地16の交絡箇所18の付近に、横幅方向Mに貫通した
    袋条空胴19が、テープ地16の長さ方向に所要の間隔pを
    おいて形成されていること; (d)テープ地16の長さ方向Nに向けて昇降コード20の
    挿通し得る挿通孔21を開いた輪奈22が、前記の交絡箇所
    18の付近に形成されていること; (e)紋用糸条17の全長がテープ地16の全長よりも短
    く、それらの長短差に応じてテープ地16に生じる横襞23
    が所要の二つの交絡箇所24・25の間に絞り集められて横
    襞13を形成していること; (f)平行に並んだ鉤軸27と鉤頭28の向き合う端部が折
    曲角部33に結ばれJ字乃至U字状を成す二つの鉤26と2
    6′を、それらの各鉤軸(27)と鉤頭(28)を横向きに
    し、それら二つの鉤26と26′の鉤軸(27)を外側に位置
    せしめ鉤頭(28)を内側に位置せしめて上下に配置し、
    その上端に位置する鉤26′の鉤軸27の端部と下端に位置
    する鉤26の鉤軸27の端部を連結部29で連結し、上側の鉤
    26′の鉤頭28′の先端および下側の鉤26の鉤頭28と連結
    部29の間に隙間を開けて構成されるフック30が、絞り集
    められた前記テープの横襞13を上下に挟む上下二つの袋
    状空胴31と32の一方の袋状空胴31にフック30の一方の鉤
    26′が差し込まれてその鉤軸27′が当該一方の袋状空胴
    31に係合し、他方の袋状空洞32にフック30の他方の鉤26
    が差し込まれてその鉤軸27が当該他方の袋状空胴32に係
    合して前記テープ地16に装着され、当該フック30によっ
    て上下の袋状空胴31と32の間が連結され、それによって
    横襞13がセットされていること; (g)フック30の上下の鉤26・26′を連結する連結部29
    と鉤頭28の先端の間隔a、鉤軸27の突出長さb、鉤頭28
    の突出長さc、鉤軸27から鉤頭28までの外幅d、及び、
    鉤軸27と鉤頭28の間の隙間eと、袋状空胴19の広げられ
    た状態での最大口径f、胴長g、及び、胴壁厚みhとが
    次の関係にあること; h<d<a<g<c<b、 e<f、 上記の技術的事項(a)、(b)、(c)、(d)、
    (e)、(f)及び(g)を具備することを特徴とする
    ウエブスタイル・ローマンシエード。
JP8175488U 1988-06-20 1988-06-20 ウエブスタイル・ローマンシエード Expired - Lifetime JPH0646384Y2 (ja)

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JP8175488U JPH0646384Y2 (ja) 1988-06-20 1988-06-20 ウエブスタイル・ローマンシエード

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JPH022080U JPH022080U (ja) 1990-01-09
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JP8175488U Expired - Lifetime JPH0646384Y2 (ja) 1988-06-20 1988-06-20 ウエブスタイル・ローマンシエード

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JPS5335621U (ja) * 1976-08-31 1978-03-29

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JPH022080U (ja) 1990-01-09

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