JPH0646167A - ファクシミリ装置 - Google Patents

ファクシミリ装置

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Publication number
JPH0646167A
JPH0646167A JP4196732A JP19673292A JPH0646167A JP H0646167 A JPH0646167 A JP H0646167A JP 4196732 A JP4196732 A JP 4196732A JP 19673292 A JP19673292 A JP 19673292A JP H0646167 A JPH0646167 A JP H0646167A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
signal
voice
party
telephone
calling
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP4196732A
Other languages
English (en)
Inventor
Akio Shinagawa
明生 品川
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hitachi Ltd
Original Assignee
Hitachi Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Hitachi Ltd filed Critical Hitachi Ltd
Priority to JP4196732A priority Critical patent/JPH0646167A/ja
Publication of JPH0646167A publication Critical patent/JPH0646167A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】自動受信機,音声メッセージ・保留メロディ等
の送出中でも各種識別信号を受信可能とすることで、着
信後識別検出を行う無音期間(約5秒)を削除し、BT
信号も検出することで不要な回線補足を行わない。 【構成】各種音声メッセージ・保留メロディ等が録音さ
れている、音声LSiの再生内容から、予めファクスの
識別信号である周波数や、交換設備より送出されるBT
信号周波数や、音声として含まれる頻度の高い500〜
800Hz近辺の特定周波数成分を削除し録音して、再生
しながら同時に受信する制御にて構成。 【効果】ファクス着信後の信号検出用無音期間(約5
秒)が削除でき、スムーズな電話/ファクス自動識別機
能が実現できると共に、相手断時に交換設備から送出さ
れるBT信号も、素速く検出できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は電話/ファクス自動識別
機能付きファクシミリ装置に係り、受信時に発生するフ
ァクス識別信号の検出期間(無音期間)を削除すること
で、発呼相手が通話目的の場合には、不安感を与えずス
ムーズな切替を行う。又、ファクスの識別信号が送出さ
れた場合は即座に切り替わることで無駄な通話料金を削
減する機能に関する。
【0002】本発明の他の目的は、相手が途中で受信器
を置いた場合でも交換設備より送出されるBT信号を検
出し、不要な回線補足を可能な限り抑え、緊急な場合で
の着信を確実にする機能に関する。
【0003】
【従来の技術】現状の自動識別方式では、発呼側から送
信されるCNG信号等を識別する事で電話かファクスか
を判断するため、着信後約5秒間の無音期間を設け対応
していた。又、無音期間が無い装置の場合では、まず特
定メッセージを送出してその後識別信号を検出するため
相手が通話目的でも受話器を取ることを促す電話呼出し
の開始時間が遅れ無駄な時間を待たせていた。
【0004】着信後相手回線断によるBT信号受信中で
も、メッセージ等の送出中は検出不可能であり、相手の
応答を待つ無音期間等が発生するモードまでの特定期間
待たなければならなかった。なお関係技術として、特開
昭58−70681号公報がある。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】発呼相手が通話目的の
場合は、識別信号を受信する受信期間(約5秒間)の無
音期間が不安感を与えるため電話を切ってしまう(オン
フック)場合が有る。又この検出時間でも料金が加算さ
れている為不経済である。本発明では相手にかかわらず
即座に音声メッセージを送出し、その送出中に発呼側か
ら送信されるCNG信号等の識別信号を検出する事でス
ムーズな自動切替を実現すると共に識別信号を受信する
無音期間中の不要な通話料金を削減することに有る。
【0006】又、相手が途中で受話器を置いた場合など
では、交換設備よりBT信号が送出されるが音声メッセ
ージ等の送出中でも検出することで、不要な回線補足を
可能な限り抑え、緊急な場合での着信を確実にすること
に有る。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明では従来の電話/ファクス自動識別機能付き
ファクシミリ装置構成に、ファクスが信号を検出する為
に設定された識別用の特定周波数と、発呼側の音声識別
用で音声成分として頻度の高い特定周波数成分を除去し
た音声メッセージ・保留メロディ等を備える。更にそれ
ぞれのメッセージ、メロディ信号の送出中でも送出制限
とは独立して、相手から送出される信号の識別ができる
制御機能を備えたものである。
【0008】
【作用】本発明は上述の構成により、音声メッセージ・
保留音メロディ等送出中にも発呼側から送出される信号
がファクスか音声かを識別できることで、相手に無駄な
通話料金やファクス信号を検出するための無音期間で不
安感を与えずスムーズな電話/ファクス自動識別機能を
実現する制御手段である。
【0009】本発明の他の目的は、上述と同一構成によ
り音声メッセージ・保留音メロディ等送出中でも相手回
線断によるBT信号を検出することで不要な回線補足を
可能な限り抑え、緊急な場合での着信を確実にすること
が出来る。
【0010】
【実施例】以下、本発明の一実施例を図1により説明す
る。
【0011】図1に示すように、回線を接続する回線モ
ジュラージャック1と、電話機を接続する電話機モジュ
ラージャック2と、電話とファクスを切替るCMLリレ
ー3と、電話回線とループを形成し各種信号の授受を行
う絶縁トランス4と、2線/4線の変換を行うHYB5
と、音声メッセージや保留メロディ等を送出する音声L
Si6と、各種信号を検出し通信を制御するモデム7
と、回線からのベル信号を受信する呼出信号検出回路8
と、ファクスから電話を呼び出す為の切替回路9、擬似
ベル・給電回路10と、全体制御を行う制御部11から
構成される。
【0012】図1において、このシステムが自動受信、
電話/ファクス自動識別機能状態の時、相手から呼があ
り、回線からのベル信号で呼出信号検出回路8が検出す
るとCMLリレー3が絶縁トランス4側に接続され、音
声LSi6により即座に応答メッセージを送出する。こ
こで使用する音声LSi6の再生内容には、図2に示す
よう予めファクス識別信号である1100Hz,1300
Hz,2100Hz等や、交換設備より送出されるBT信号
の400Hzや、男性女性に係らず音声として含まれる頻
度の高い500〜800Hz近辺の特定周波数成分を偏差
を含めて、削除してあるので、モデム7は、音声LSi
6で削除された周波数成分で窓を開け検出することで、
装置内での回り込みや通信相手との反射(不整合減衰
量)に左右されずいつでも検出できる。
【0013】音声成分から特定の周波数成分を抜く場合
で問題になるのは、音声の明瞭度であるが、音声成分の
平均的エネルギーの約8割が800Hz以下の成分である
ことが知られているし、ブッシュボタン(PB)の周波
数成分(697〜941Hz;低群、1209〜1477
Hz;高群)を抜いても音声の明瞭度はあまり変わらない
事もしられている。今回抜く周波数成分は全体エネルギ
ーの約2割であり明瞭度には殆ど支障をきたさない。
【0014】ここで音声LSi6にて応答中にファクス
の識別信号だけが受信された場合は、即座にCCITT
勧告T30に準拠した手順信号の授受を行う。
【0015】交換設備より送出されるBT信号だけが検
出された場合には即座にCMLリレー3を電話機側に倒
し回線を断する。
【0016】特定期間に発呼側が通話目的で音声信号識
別用の500〜800Hz近辺の周波数を送出しそれを検
出した場合や、各種検出信号を2周波以上同時に送出し
受信した場合、又は相手が何も信号を出さず受信側が信
号を検出できなかった場合は、即座に相手が通話目的と
判断して切替回路9、擬似ベル・給電回路10、により
電話呼出しを行い電話機のオフフックを促す。
【0017】
【発明の効果】本発明によれば、通信相手間により発生
する反射(不整合減衰量)などに左右されず、装置内で
の回り込みを抑えるために使用していたハイブリッドト
ランスなども使用せず、単純な回路構成で従来必要だっ
た着信後の信号検出用無音期間(約5秒)が削除でき、
スムーズな電話/ファクス自動識別機能が実現できると
共に、相手断時に交換設備から送出されるBT信号も、
素速く検出できることに効果が有る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る一実施例を示す図である。
【図2】本発明に係る送出する音声メッセージ・保留音
メロディ等から除去する周波数成分とファクスが検出す
る周波数を示す一例である。
【符号の説明】
1…回線モジュラージャック、2…電話機モジュラージ
ャック、3…CMLリレー、4…絶縁トランス、5…H
YB(ハイブリッド)、6…音声LSi、7…モデム、
8…呼出信号検出回路、9…切替回路、10…擬似ベル
・給電回路、11…制御部。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】ファクシミリ装置の電話かファクスかを自
    動識別する機能を実現するに当たり、着信後相手から送
    出されるファクス識別信号を検出する為の無音期間を削
    除し、応答用としての音声メッセージ・保留メロディ等
    の送出中でも識別信号を受信可能とすることを特徴とし
    たファクシミリ装置。
  2. 【請求項2】発呼相手が受話器を置いた場合、交換設備
    より送出されるビジートーン(BT)信号を音声メッセ
    ージ・保留メロディ等の送出中でも識別・検出すること
    で、不要な回線補足を行わないことを特徴とした請求項
    1記載のファクシミリ装置。
JP4196732A 1992-07-23 1992-07-23 ファクシミリ装置 Pending JPH0646167A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4196732A JPH0646167A (ja) 1992-07-23 1992-07-23 ファクシミリ装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4196732A JPH0646167A (ja) 1992-07-23 1992-07-23 ファクシミリ装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH0646167A true JPH0646167A (ja) 1994-02-18

Family

ID=16362673

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP4196732A Pending JPH0646167A (ja) 1992-07-23 1992-07-23 ファクシミリ装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0646167A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH09294168A (ja) * 1996-04-26 1997-11-11 Matsushita Electric Works Ltd 拡声通話装置

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPH09294168A (ja) * 1996-04-26 1997-11-11 Matsushita Electric Works Ltd 拡声通話装置

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